JPH04311105A - 電力増幅装置 - Google Patents

電力増幅装置

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JPH04311105A
JPH04311105A JP3077752A JP7775291A JPH04311105A JP H04311105 A JPH04311105 A JP H04311105A JP 3077752 A JP3077752 A JP 3077752A JP 7775291 A JP7775291 A JP 7775291A JP H04311105 A JPH04311105 A JP H04311105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
signal
attenuation
voltage
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP3077752A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadaaki Ishizu
石津 忠明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は衛星通信その他に用い
られる高周波信号(数MHz〜数+GHz)の電力増幅
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置として図3に示すもの
があった。図において、1は信号入力端子、2は小信号
増幅部、3はステップ式可変減衰部、4は減衰値設定信
号入力端子、5は減衰値設定回路、6は電圧制御可変減
衰器、7は高出力増幅部、8は利得補償回路、9は誤差
増幅器、10は抵抗器、11はサーミスタ、12は直流
電圧印加端子、13は信号出力端子である。
【0003】次に動作について説明する。信号入力端子
1に印加された被増幅信号は、小信号増幅部2にて適当
なレベルまで線形増幅された後、1個又は複数個のステ
ップ式可変減衰器から成るステップ式可変減衰部3に送
られる。ステップ式可変減衰部3では、減衰値設定回路
5からの1/0バイナリ制御信号の組み合わせにより0
〜15dBの減衰量を1dB刻みで設定し、小信号増幅
部2から入力した信号レベルを減衰させることができ、
減衰値設定信号入力端子4より読み込んだ入力信号レベ
ルの変化に応じた減衰値設定情報に従って動作する。本
例は0/1dB、0/2dB、0/4dB、0/8dB
の4個のステップ式可変減衰器から成る場合である。さ
らに、ステップ式可変減衰部3の出力信号は電圧制御可
変減衰器6に入力する。利得補償回路8では抵抗器10
とサーミスタ11の接続点から直流電圧印加端子12に
印加された直流電圧の分割電圧を取り出し、誤差増幅器
9の反転入力端子に入力しているが、周囲温度が変動す
るとサーミスタ11の抵抗値が変化し誤差増幅器9の出
力もこれに応じて変化する。電圧制御可変減衰器6はマ
イクロ波帯の場合、例えばPINダイオードで構成され
ており、上記誤差増幅器9の出力をダイオードの順方向
バイアス電圧として取り込むことで、温度変化に応じて
入力信号を減衰させることができる。
【0004】電圧制御可変減衰器6の出力は更に高出力
増幅部7にて所望のレベルまで電力増幅された後、信号
出力端子13より出力する。上記のように、従来の装置
は入力信号レベルの変化に伴いステップ式可変減衰器3
の設定を変化させ、一定の出力電力を得るものであるが
、周囲温度の変化による小信号増幅部2、ステップ式可
変減衰部3及び高出力増幅部7での利得変動を相殺する
温度係数を持ったサーミスタを実装することで、装置全
体の利得を一定に保っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力増幅装置は
以上のように構成されているが、周囲温度変化によって
生じる装置各部の利得変動量を、予測もしくは実測によ
りあらかじめ算出し、これを補償するサーミスタの値を
数回に及ぶ温度試験により決定するため試験調整時間が
かかる、また、ステップ式可変減衰部3での設定値ごと
に利得変動量が異なるため、すべての設定減衰値におい
て最適な利得変動補償をすることができないという問題
点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、任意の減衰量設定値において周
囲温度変化により生じる装置の利得変動を正確に検出し
、逐次利得補償することのできる電力増幅装置を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる電力増
幅装置は、入力信号の一部から取り出した直流成分と減
衰値設定回路から送出するステップ式減衰器制御信号を
D/A変換し逆対数変換/√演算した信号とを掛け算し
たものを基準信号として、高出力増幅部出力信号の一部
から抽出した直流成分との比較を誤差増幅器にて行い、
利得変動にともなう誤差電圧にて電圧制御可変減衰器の
減衰量を制御するものである。
【0008】
【作用】この発明における電力増幅装置では、周囲温度
変化に伴い変化する出力レベルを誤差増幅器にて上記基
準信号と比較し、発生した誤差電圧にて電圧制御可変減
衰器の減衰量を増減させる。
【0009】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において1〜7、13は上記従来
例と全く同一のものである。14は入力カップラー、1
5は利得補償回路、16は第1の包絡線検波器、17は
第1のローパスフィルタ、18はD/A変換器、19は
逆対数変換/√回路、20は掛け算回路、21は出力カ
ップラー、22は第1の抵抗器、23は第2の抵抗器、
24は第2の包絡線検波器、25は第2のローパスフィ
ルタ、26は誤差増幅器である。
【0010】また図2は本実施例の説明を補足するため
の出力波形例で、a及びa´は入力カップラー出力波形
、b及びb´は第1の包絡線検波器出力波形、c及びc
´は第1のローパスフィルタ出力波形、d及びd´は逆
対数変換/√回路出力波形,e及びe´は掛け算回路出
力波形、f及びf´は第1及び第2の抵抗器による上記
出力カップラー出力波形の電圧変換波形、g及びg´は
第2の包絡線検波器出力波形、h及びh´は第2のロー
パスフィルタ出力波形である。
【0011】上記のように構成された電力増幅装置では
、信号入力端子1に印加された被増幅信号は入力カップ
ラー14を経由して小信号増幅部2にて適当なレベルま
で線形増幅された後、1個または複数個のステップ式可
変減衰器から成るステップ式可変減衰部3へ送られる。 ステップ式可変減衰部3では従来例と同様、減衰値設定
信号入力端子4より読み込んだ減衰値設定情報に従って
動作する減衰値設定回路5からの1/0バイナリ制御信
号により0〜15dBの減衰量を1dB刻みで設定し、
小信号増幅部2から入力した信号レベルを減衰させる。 ステップ式可変減衰部3の出力信号は電圧制御可変減衰
器6を通過後、高出力増幅部7にて所望のレベルまで電
力増幅され、更に出力カップラー21を経由して出力端
子13より出力する。
【0012】まず本装置への入力信号レベルが最大の場
合(入力信号レベル0dBとする)の利得補償について
説明する。利得補償は利得補償回路15にて行なわれる
が、まず入力カップラー14にて取り出した入力信号の
一部(図2波形a)は第1の包絡線検波器16にてピー
ク値が検出され(図2波形b)、第1のローパスフィル
タ17でリップル成分が除去された後、掛け算回路20
へ送出される(図2波形c)。このときの図2波形cの
電圧値を1Vとする。また入力信号レベルが最大の為、
減衰値設定信号入力端子4からは設定減衰量15dBの
命令が入力され、これに従い減衰値設定回路5はステッ
プ式可変減衰部3の各ステップ式可変減衰部へ1、1、
1、1のバイナリ制御信号を送出しているが、これらの
一部はD/A変換器18にて入力バイナリ信号に応じた
アナログ電圧に変換される。D/A変換器18の出力ア
ナログ電圧は逆対数変換/√回路19にて逆対数値に変
換後√演算処理がなされ、掛け算回路20へ送られる。 本実施例ではD/A変換器18は1、1、1、1のディ
ジタル入力に対応して−1.5Vを出力するものとし、
従って逆対数変換/√回路19の出力は0.18Vとな
る(図2波形d)。掛け算回路20では上記第1のロー
パスフィルタ17及び逆対数変換/√回路19からの信
号を掛け合わせ、誤差増幅器26の反転入力端子へ基準
電圧として送出する(図2波形e)。本例では第1のロ
ーパスフィルタ17の出力電圧1V、逆対数変換/√回
路19の出力電圧0.18Vのため基準電圧は0.18
Vとなる。一方出力カップラー21にて取り出した高出
力増幅部7出力信号の一部は第1の抵抗器22及び第2
の抵抗器23にて抵抗分圧された後(図2波形f)、第
2の包絡線検波器24にてピーク値が検出され(図2波
形g)、第2のローパスフィルタ26でリップル成分が
除去された後(図2波形h)誤差増幅器26の非反転入
力端子へ入力する。ここで、第1の抵抗器22及び第2
の抵抗器23による分圧比は、常温において上記誤差増
幅器26の反転入力端子へ印加されている基準電圧と等
しくなるように設定されているため、誤差増幅器26に
おいては誤差電圧は発生しない(図2波形eとhは等し
い値となる)。今、周囲温度変化により小信号増幅部2
、高出力増幅部7における利得またはステップ式可変減
衰部3での減衰量が増減すると高出力増幅部の出力信号
レベルが変動し、図2波形fは例えばf´のようになる
。これに従い第2の包絡線検波器24出力波形は図2波
形g´に、第2のローパスフィルタ25出力波形は図2
波形h´のように変化するため誤差増幅器26にて誤差
電圧が発生する(誤差電圧e−h´V)。電圧制御可変
減衰器6の電圧制御端子は誤差増幅器26の出力に接続
されており、上記誤差電圧に応じて減衰量が変化する制
御ループを形成しているため常に一定の利得が保持され
る。
【0013】次に本装置への入力信号レベルが最小の場
合の利得補償について説明する(本例において入力信号
レベルは最大入力時に比し−15dBとする)。入力信
号レベルが最小の場合、入力カップラー14にて取り出
した信号、第1の包絡線検波器16にて検出した信号、
第1のローパスフィルタ17でリップル成分が除去され
た後の波形はそれぞれ図2波形a´、b´、c´のよう
になる。上記図2波形c´は入力電力−15dBなので
電圧値で0.18Vとなる。また入力信号レベルが最小
の為、減衰値設定信号入力端子4からは設定減衰量0d
Bの命令が入力され、これに従い減衰値設定回路5はス
テップ式可変減衰部3の各ステップ式可変減衰器へ0、
0、0、0のバイナリ制御信号を送出しており、最大入
力時と同様これらの一部はD/A変換器18にてアナロ
グ電圧に変換される。D/A変換器18は0、0、0、
0のディジタル入力に対応して0Vを出力し、従って逆
対数変換/√回路19の出力は1Vとなる(図2波形d
´)。掛け算回路20では上記第1のローパスフィルタ
17及び逆対数変換/√回路19からの信号を掛け合わ
せ、誤差増幅器26の反転入力端子へ基準電圧として送
出する(図2波形e´)。
【0014】以上のように入力信号レベルが最小の場合
は第1のローパスフィルタ17の出力電圧0.18V、
逆対数変換/√回路19の出力電圧1Vのため基準電圧
は0.18Vとなり入力信号レベルが最大の場合と等し
い電圧値となる。以後の動作は入力信号レベルが最大の
場合と同様となり、周囲温度変動で発生した誤差増幅器
26からの誤差電圧に従い電圧制御可変減衰器6の減衰
量を制御するループにより常に一定の利得を保持してい
る。本実施例では入力信号レベルが最大の場合と最小の
場合について説明をおこなったが、他の入力信号レベル
についても掛け算回路20の出力電圧は常に一定(本例
では0.18V)となるため、ステップ式可変減衰器の
設定値にかかわらず、その設定条件での周囲温度変動に
よる小信号増幅部2、高出力増幅部7における利得また
はステップ式可変減衰部3での減衰量補償をおこなう。 また、ステップ式可変減衰器3を構成するステップ式可
変減衰器の段数を増やせば、上記説明と同様の制御を広
い入力信号レベル範囲において実施できる。尚、本説明
中の第1のローパスフィルタ17及び第2のローパスフ
ィルタ25の周波数特性は、各々の被ろ波信号中のリッ
プル除去率および温度変動に伴う本制御ループの応答速
度を考慮して決定されるため同一のものとならない場合
もある。
【0015】実施例2.上記実施例1では入力カップラ
ー14及び出力カップラー24の出力信号レベルの検出
に包絡線検波器を用いた場合を示したが、二乗検波器等
レベルを検出できるものならばいずれでもよく、本発明
の範囲を越えるものではない。
【0016】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0017】周囲温度変化による装置の利得変動に応じ
て誤差電圧を発生し、電圧制御可変減衰器の減衰量を制
御する自動利得制御ループとしたので、従来例における
温度試験での温度補償素子(サーミスタ)の最適値選定
作業が不要となり、人件費、設備費が削減できる。
【0018】自動利得制御ループにおいて、誤差増幅器
の基準電圧値はステップ式可変減衰器での設定減衰値に
係わらず常に一定となる回路としたので、どの設定減衰
値においても周囲温度変化による装置各部での利得・減
衰量の変動に精度良く追従し、利得補償をおこなうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】この発明の実施例1の動作説明を補う信号波形
図である。
【図3】従来の電力増幅装置を示す回路ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1  信号入力端子 2  小信号増幅部 3  ステップ式可変減衰部 4  減衰値設定信号入力端子 5  減衰値設定回路 6  電圧制御可変減衰器 7  高出力増幅部 13  信号出力端子 14  入力カップラー 15  利得補償回路 16  第1の包絡線検波器 17  第1のローパスフィルタ 18  D/A変換器 19  逆対数変換/√回路 20  掛け算回路 21  出力カップラー 22  第1の抵抗器 23  第2の抵抗器 24  第2の包絡線検波器 25  第2のローパスフィルタ 26  誤差増幅器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  1個又は複数個の小信号増幅器から成
    る小信号増幅部と、減衰値設定信号により動作する減衰
    値設定回路と、この減衰値設定回路の出力信号により制
    御される1個又は複数個のステップ式可変減衰器から成
    るステップ式可変減衰部と、印加電圧により減衰量を変
    化できる電圧制御可変減衰器と、1個又は複数個の高出
    力増幅器から成る高出力増幅部とで構成される電力増幅
    装置において、入力信号の一部を取り出す入力カップラ
    ーと、この入力カップラーの出力信号レベルを検出する
    第1のレベル検出器と、この第1のレベル検出器の出力
    信号の交流成分を除去する第1のローパスフィルタと、
    上記減衰値設定回路の出力信号の一部を入力しアナログ
    値に変換するD/A変換器と、このD/A変換器の出力
    を逆対数変換/√演算する逆対数変換/√回路と、上記
    第1のローパスフィルタの出力と逆対数変換/√回路の
    出力を掛け合わせる掛け算回路と、上記高出力増幅部の
    出力信号の一部を取り出す出力カップラーと、この出力
    カップラーの出力信号を複数の抵抗器にて分圧し、分圧
    したレベルを検出する第2のレベル検出器と、この第2
    のレベル検出器の出力信号の交流成分を除去する第2の
    ローパスフィルタと、この第2のローパスフィルタの出
    力を非反転入力端子へ、上記掛け算回路の出力を反転入
    力端子へ取り込み、出力電圧により上記電圧制御可変減
    衰器の減衰量を制御する誤差増幅器とを具備したことを
    特徴とする電力増幅装置。
JP3077752A 1991-04-10 1991-04-10 電力増幅装置 Pending JPH04311105A (ja)

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