JPH04308950A - 通信メモリ管理装置 - Google Patents

通信メモリ管理装置

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JPH04308950A
JPH04308950A JP3101921A JP10192191A JPH04308950A JP H04308950 A JPH04308950 A JP H04308950A JP 3101921 A JP3101921 A JP 3101921A JP 10192191 A JP10192191 A JP 10192191A JP H04308950 A JPH04308950 A JP H04308950A
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JP
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memory
communication
memory area
area
cmem
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JP3101921A
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Inventor
Makoto Yasuda
誠 安田
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長時間にわたり無中断
でオンラインサービスをおこなう計算機システムに利用
する。特に、通信用メモリ領域の解放忘れによる未解放
メモリ量の増大を防止するメモリ領域の管理手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、メモリ領域の管理はオペレーテ
ィングシステムのメモリ管理システムが行っている。従
って通信制御プログラムを含むシステムプログラムが使
用するメモリ領域は、メモリ管理システムが管理する共
用メモリ領域内より確保、解放が行われる。交信パスの
生成要求、切断要求、完了通知、障害通知などの事象の
発生を処理の起動契機とする通信制御プログラムでは、
事象とメモリ領域を対応させて制御を行っており、事象
の発生が通信用メモリ領域の確保契機となり、事象の消
滅がメモリ領域の解放契機となる。また、通信制御では
非同期に複数の事象の発生が起こり得ることから通信制
御プログラムの誤りにより通信用メモリ領域の解放忘れ
が発生する場合があり、長時間にわたり無中断でサービ
スを行うオンラインシステムでは、解放忘れの通信用メ
モリ領域の増加によりメモリ管理システムの管理する共
用メモリ領域内の使用可能メモリ量を圧迫する。
【0003】従来の計算機システムでは、通信制御プロ
グラムの誤りによる解放忘れの通信用メモリ領域の解放
を行う手段は確立されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、通信用メ
モリ領域の解放忘れは、複数の事象の発生に対して処理
を保証できない通信制御プログラムの誤りにより発生す
る。従来の、オペレーティングシステムのメモリ管理シ
ステムでは、通信制御プログラム用に確保する通信用メ
モリ領域は、他システムプログラムと共用のメモリ領域
であり、通信制御プログラム用のメモリ領域を専用化し
ておらずメモリ領域の解放忘れに対する救済手段はなか
った。
【0005】そのため、オンラインサービスを長時間に
わたって無中断で行う通信制御システムでは、解放忘れ
の通信用メモリ領域量が増大した場合にシステム内での
メモリ不足が発生し、あらたな通信用メモリ領域の確保
ができないことがおこり、その結果としてシステムの信
頼性の低下を招く欠点があった。
【0006】本発明はこのような問題を解決するもので
、解放忘れによる未解放メモリ量の増大を防止すること
ができるシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、オンラインサ
ービスを行う通信制御プログラムからの要求にしたがっ
て、確保および解放が行われるメモリ領域の使用状態を
保持したメモリ管理表により通信用メモリ領域を管理す
る手段と、前記通信用メモリ領域の確保または解放の要
求元を識別することができる履歴情報を要求対象の前記
通信用メモリ領域に付加する手段と、前記通信用メモリ
領域への誤った要求を誤り履歴情報として専用域に蓄積
する手段とを備えた通信メモリ管理装置において、一定
周期で監視を実行し、要求により確保された前記通信用
メモリ領域のうち解放忘れとなったメモリ領域が発見さ
れるとこれを誤り履歴情報として蓄積後に解放するメモ
リ監視手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】通信制御プログラム内で使用している通信用メ
モリ領域を一定周期で監視し、要求により確保された通
信用メモリ領域のうち解放忘れの通信用メモリ領域が存
在した場合に、誤り履歴情報を蓄積した後にメモリ領域
を解放する。これにより、通信用メモリ領域の解放忘れ
によるオンラインシステム内の未解放メモリ量の増大を
防止することができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図2は本発明に係るシステムの全体構成を示すブロ
ック図である。
【0010】本発明に係るオンラインシステムは、入力
装置102、出力装置103、表示装置104、および
記憶装置105に接続されたデータ処理装置101が通
信制御装置106および通信回線108を介して複数の
端末装置107に接続される。
【0011】データ処理装置にはオンラインサービスシ
ステム(OSS)1−1が設けられ、このオンラインサ
ービスシステム(OSS)1−1に、通信メモリ管理装
置(MMS)1−2、システムタスク管理手段(STM
)1−5、通信制御プログラム(CSP)1−6、およ
び一般システムプログラム(SSP)1−7を備える。
【0012】また、通信メモリ管理装置(MMS)1−
2には、通信メモリ管理部(CMMS)1−3および一
般メモリ管理部(SMMS)1−4が備えられ、通信メ
モリ管理部(CMMS)1−3には、メモリ領域(ME
M)1−9と、通信用データを格納する通信用メモリ領
域(CMEM)1−10と、この通信用メモリ領域(C
MEM)1−10の確保および解放が行われるメモリ領
域(MEM)1−9の使用状況を保持するメモリ管理表
(MMT)1−8と、通信用メモリ領域(CMEM)1
−10の確保、解放要求元を識別する履歴情報を要求対
象の通信用メモリ領域(CMEM)1−10に付加する
メモリ確保手段(MAL)1−11およびメモリ解放手
段(MDA)1−12とを備え、メモリ管理表(MMT
)1−8には通信用メモリ領域(CMEM)1−10へ
の誤った要求を履歴情報として専用域に蓄積する手段を
含み、さらに、本発明の特徴として、要求により確保さ
れた通信用メモリ領域(CMEM)1−10のうち解放
忘れとなったメモリ領域(MEM)1−9を誤り履歴情
報(ERSTK)6−4の蓄積後に解放するメモリ監視
手段(MCT)1−13を備える。
【0013】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。ここでは、オンラインサービ
スシステム(OSS)1−1に備えられた通信メモリ管
理装置(MMS)1−2が管理するメモリ領域(MEM
)1−9を用いて処理を行う通信制御プログラム(CS
P)1−6のメモリ領域(MEM)1−9の管理例につ
いて説明する。
【0014】通信メモリ管理装置(MMS)1−2は通
信メモリ管理部(CMMS)1−3と一般メモリ管理部
(SMMS)1−4とからなり、通信メモリ管理部(C
MMS)1−3は通信制御プログラム(CSP)1−6
が使用する通信用メモリ領域(CMEM)1−10を管
理し、一般メモリ管理部(SMMS)1−4は一般シス
テムプログラム(SSP)1−7が使用するメモリ領域
(MEM)1−9を管理する。
【0015】また、通信メモリ管理部(CMMS)1−
3は管理対象であるメモリ領域(MEM)1−9とこれ
を管理するためのメモリ管理表(MMT)1−8をもち
、通信用メモリ領域(CMEM)1−10はメモリ確保
手段(MAL)1−11により確保され通信制御プログ
ラム(CSP)1−6に割当られ、通信制御プログラム
(CSP)1−6より返却された場合にはメモリ解放手
段(MDA)1−12により解放される。メモリ監視手
段(MCT)1−13はメモリ領域(MEM)1−9よ
り確保された通信用メモリ領域(CMEM)1−10の
うち解放忘れとなったものを監視し解放する処理を行う
もので、オペレーティングシステムのシステムタスク管
理手段(STM)1−5により一定周期で起動される。
【0016】次に、図3を参照してメモリ領域(MEM
)1−9の管理手段であるメモリ管理表(MMT)1−
8の構成について説明する。
【0017】メモリ管理表(MMT)1−8はメモリ管
理表共通部(MMT(C))2−2とメモリ管理表個別
部(MMT(n))2−3により構成される。(n)は
エントリを示す。メモリ管理表共通部(MMT(C))
2−2はメモリ管理表(MMT)1−8全体に関する情
報を保持しメモリ管理表個別部(MMT(n))2−3
の個数、大きさ、および誤り履歴情報(ERSTK)6
−4の管理を行う情報を保持する。メモリ管理表個別部
(MMT(n))2−3は通信制御プログラム(CSP
)1−6へ割当てる通信用メモリ領域(CMEM)1−
10の大きさおよびメモリ監視手段(MCT)1−13
が監視するメモリ領域(MEM)1−9中の通信用メモ
リ領域(CMEM)1−10の保持時間毎に複数個存在
し、対応するメモリ領域(MEM)1−9を管理するた
めの情報を保持する。
【0018】ここでの保持時間とは、通信制御プログラ
ム(CSP)1−6からの確保要求によりメモリ領域(
MEM)1−9より確保された通信用メモリ領域(CM
EM)1−10を通信制御プログラム(CSP)1−6
が使用可能な時間を意味し、通信制御プログラム(CS
P)1−6では使用する通信用メモリ領域の用途に従っ
て保持時間を選択できる。通信用メモリ領域(CMEM
)1−10確保時からこの保持時間を経過した場合には
、当該通信用メモリ領域(CMEM)1−10はメモリ
監視手段(MCT)1−13により解放される。また、
通信制御プログラム(CSP)1−6ではオンライン中
に必ず存在する必要のある制御表などは、保持時間をメ
モリ監視手段(MCT)1−13による監視の対象外と
するように指定する。交信用の事象を管理するための通
信用メモリ領域(CMEM)1−10では、当該通信用
メモリ領域(CMEM)1−10がメモリ領域(MEM
)1−9上に存在できる最大の保持時間が指定される。
【0019】また、メモリ領域(MEM)1−9は通信
メモリ管理装置(MMS)1−2が管理するための論理
的な大きさ(以下ページという)2−7を単位として構
成されメモリ管理表個別部(MMT(n))2−3は1
エントリで1ページ、または複数ページの領域を管理対
象とする。一つのメモリ管理表個別部(MMT(n))
2−3により管理されるページより確保される通信用メ
モリ領域(CMEM)1−10の大きさおよび保持時間
は一定であり、メモリ管理表個別部(MMT(n))2
−3が大きさおよび保持時間の情報を保持している。し
たがって、メモリ管理表個別部(MMT(n))2−3
が管理する単一ページメモリ領域2−8より確保される
通信用メモリ領域(CMEM)1−10と複数ページあ
るメモリ管理表個別部(MMT(n))2−3が管理す
るメモリ領域(MEM)1−9より確保される通信用メ
モリ領域(CMEM)1−10では、大きさかまたは保
持時間が異なる。通信制御プログラム(CSP)1−6
より通信用メモリ領域(CMEM)1−10の割り当て
を要求された場合に通信メモリ管理部(CMMS)1−
3では、要求された大きさおよび保持時間の要求を満足
する通信用メモリ領域(CMEM)1−10を管理する
メモリ管理表個別部(MMT(n))2−3より空きの
通信用メモリ領域(CMEM)1−10をメモリ領域(
MEM)1−9より探して確保する。解放時も同様の制
御を行う。
【0020】図4は本発明実施例におけるメモリ管理表
の個別部の詳細を示す図である。図4を参照してメモリ
管理表個別部(MMT(n))2−3の内容と管理の対
象であるメモリ領域(MEM)1−9との関連について
説明する。メモリ管理表個別部(MMT(n))2−3
の保持する情報はメモリ領域(MEM)1−9を管理す
るための複数のフィールドにより構成される。LOK3
−3はメモリ管理表個別部(MMT(n))2−3を通
信メモリ管理部(CMMS)1−3が排他制御するため
に使用し、SIZE3−4はメモリ領域(MEM)1−
9より確保される通信用メモリ領域(CMEM)1−1
0の大きさ3−13をもち、通信制御プログラム(CS
P)1−6からの通信用メモリ領域(CMEM)1−1
0確保要求時には入力情報として指定される。KEEP
3−5は通信制御プログラム(CSP)1−6より確保
要求される通信用メモリ領域(CMEM)1−10のメ
モリ領域(MEM)1−9内での保持時間を区別するた
めの識別子であり通信制御プログラム(CSP)1−6
より通信用メモリ領域(CMEM)1−10確保要求時
にSIZE3−4の値と同様に入力情報として指定され
る。
【0021】メモリ確保手段(MAL)1−11は通信
制御プログラム(CSP)1−6からの入力情報とメモ
リ管理表個別部(MMT(n))2−3のSIZE3−
4とKEEP3−5の内容を比較し通信制御プログラム
(CSP)1−6の要求する条件に合致するメモリ管理
表個別部(MMT(n))2−3を探し通信用メモリ領
域(CMEM)1−10の割り当てを行う。STP3−
6はメモリ領域(MEM)1−9の開始アドレスを示し
、EDP3−7は終了アドレスを示す。USE3−8は
メモリ領域(MEM)1−9内から確保済みとなってい
る通信用メモリ領域(CMEM)1−10の総使用量を
示し、EMP3−9はメモリ領域(MEM)1−9内の
総未使用量を示す。
【0022】BMTP3−10はメモリ領域(MEM)
1−9上の領域の空きの有無を管理するビットマップ表
(BMT)3−2を差し示すポインタである。CHK3
−11はメモリ監視手段(MCT)1−13にてチェッ
ク対象のメモリ管理表個別部(MMT(n))2−3を
識別するためのチェック契機識別子であり、メモリ監視
手段(MCT)1−13はシステムタスク管理手段(S
TM)1−5より一定周期に起動されるが、このときの
起動時間間隔を示すタイマ契機識別子とチェック契機を
対応付けたものである。一般に起動時間間隔は複数個存
在するためメモリ監視手段(MCT)1−13において
監視対象の判断をするために使用する。CNT3−12
はメモリ監視手段(MCT)1−13による解放忘れの
通信用メモリ領域(CMEM)1−10を判断するため
のカウンタ情報の初期値であり、通信制御プログラム(
CSP)1−6が確保要求した通信用メモリ領域(CM
EM)1−10の履歴情報域に初期値として設定する値
である。
【0023】メモリ監視手段(MCT)1−13でチェ
ック契機識別子により監視対象と判断された場合には、
当該カウンタ情報は一つづつ減算される。減算結果が0
の場合には対象通信用メモリ領域(CMEM)1−10
は解放忘れと判断されメモリ監視手段(MCT)1−1
3により解放される。なお、通信制御プログラム(CS
P)1−6より確保要求のあった通信用メモリ領域(C
MEM)1−10のメモリ領域(MEM)1−9中の保
持時間はCHK3−11に対応するメモリ監視領域(M
CT)1−13の起動時間間隔にCNT3−12の値を
乗じて得られる値となる。
【0024】図5は本発明実施例の図3に示すビットマ
ップ表の詳細を示す図である。この図5を参照してメモ
リ領域(MEM)1−9の使用状況を管理するビットマ
ップ表(BMT)3−2について説明する。
【0025】ビットマップ表(BMT)3−2はメモリ
領域(MEM)1−9内の使用状況であるメモリ上の確
保済み、解放済みの情報をビット単位で保持するもので
、ビットの内容が1のときはそのメモリ領域(MEM)
1−9が確保済みであることを示し、ビットの内容が0
であるときはそのメモリ領域(MEM)1−9が解放済
みであることを示す。
【0026】メモリ領域(MEM)1−9では通信用メ
モリ領域(CMEM)1−10のエントリ0に対応する
ビット情報はビット4−3でありビット内容が1である
ことから確保済みであることを示しており、ビット4−
4の内容は1であることから対応する通信用メモリ領域
(CMEM)1−10のエントリ(1) は確保済みで
あることを示す。同様にビット4−5の内容は0であり
通信用メモリ領域(CMEM)1−10エントリ(15
)は解放済みであることを表す。ビットマップ表(BM
T)3−2のビット情報はメモリ領域(MEM)1−9
内の通信用メモリ領域(CMEM)1−10のエントリ
数分保持される。
【0027】図6は本発明実施例における通信用メモリ
領域の履歴情報域の内容を示す図である。この図6を参
照して通信用メモリ領域(CMEM)1−10の内容に
ついて説明する。
【0028】通信用メモリ領域(CMEM)1−10は
履歴情報を管理するLOG5−2と、実際に通信制御プ
ログラム(CSP)1−6が使用できるメモリ領域(M
EM)1−9であるUSE5−4より構成される。LO
G5−2内のMARK5−5は通信用メモリ領域(CM
EM)1−10を識別するための文字が設定され、メモ
リダンプより通信用メモリ領域(CMEM)1−10を
探し出すのに役立つ。ID5−6は通信メモリ管理部(
CMMS)1−3が通信制御プログラム(CSP)1−
6から要求される通信用メモリ領域、(CMEM)1−
10の種類に関する情報を保持し、CNT5−7はメモ
リ監視手段(MCT)1−13が解放忘れを判断するた
めのカウンタ情報であり、メモリ確保手段(MAL)1
−11が通信用メモリ領域(CMEM)1−10の確保
時にメモリ管理表個別部(MMT(n))2−3より設
定しメモリ監視手段(MCT)1−13により一つづつ
減算される。
【0029】また、GADR5−8は通信用メモリ領域
(CMEM)1−10の確保元のアドレスであり確保要
求時に設定され、FADR5−9は通信用メモリ領域(
CMEM)1−10の解放元のアドレスであり通信用メ
モリ領域(CMEM)1−10の解放要求時に設定され
る。通信用メモリ領域(CMEM)1−10の確保時に
メモリ確保手段(MAL)1−11が通信制御プログラ
ム(CSP)1−6に引き渡す通信用メモリ領域(CM
EM)1−10のアドレスはADDR5−3であり、通
信制御プログラム(CSP)1−6はADDR5−3の
指し示すUSE5−4より使用可能となる。通信用メモ
リ領域(CMEM)1−10解放時は、通信制御プログ
ラム(CSP)1−6よりADDR5−3が入力されメ
モリ解放手段(MDA)1−12は当該通信用メモリ領
域(CMEM)1−10の解放を行う。
【0030】図7は本発明実施例における誤り履歴情報
の収集を説明する図である。この図6を参照して誤り履
歴情報の収集方法について説明する。
【0031】通信用メモリ領域(CMEM)1−10で
は通信制御プログラム(CSP)1−6からのメモリ領
域(MEM)1−9の確保、解放に関する誤った要求に
対して誤り履歴情報(ERSTK)6−4を収集するこ
とで、トラブル発生時の解析を容易にしている。メモリ
監視手段(MCT)1−13にて監視される解放忘れの
誤りに関しても誤り履歴情報の(ERSTK)6−4の
収集を行う。
【0032】誤り履歴情報(ERSTK)6−4は誤り
情報を蓄積するための専用領域であるログ情報域(LO
GA)6−3に蓄積される。ログ情報域(LOGA)6
−3内には誤り履歴情報(ERSTK)6−4が先頭よ
り順次蓄積されていくが、ログ情報域(LOGA)6−
3の最終位置まで格納した場合には、先頭より再び蓄積
を行う。ログ情報域(LOGA)6−3はメモリ管理表
(MMT)1−8中のメモリ管理表共通部(MMT(C
))2−2が管理情報を保持している。メモリ管理表共
通部(MMT(C))2−2内の管理情報としてLEN
6−5はログ情報域(LOGA)6−3の大きさを示す
情報で、STADR6−6およびEDADR6−7はロ
グ情報域(LOGA)6−3に対する開始アドレスおよ
び終了アドレスを保持する。またCTADR6−8は次
に誤りが発生した場合に誤り履歴情報(ERSTK)6
−4を蓄積するアドレスを保持している。
【0033】解放忘れ時の履歴情報である誤り履歴情報
(ERSTK)6−4には誤りの種別を示すEID6−
9と、解放忘れとなった通信用メモリ領域(CMEM)
1−10のアドレスであるMADR6−10と、通信用
メモリ領域(CMEM)1−10の確保元アドレスであ
るGADR6−11の情報フィールドにより構成される
。通信制御プログラム(CSP)1−6での通信用メモ
リ領域(CMEM)1−10の解放忘れに対する誤り履
歴情報(ERSTK)6−4は、通信メモリ管理部(C
MMS)1−3内で発生する他の誤りを含めてログ情報
域(LOGA)6−3に蓄積されるので、本情報をもと
に通信制御プログラム(CSP)1−6の誤りへ対処が
実施できる。
【0034】図8は本発明実施例のメモリ確保手段の処
理の流れを示すフローチャートである。メモリ確保手段
(MAL)1−11は通信用メモリ領域(CMEM)1
−10の大きさとメモリ領域(MEM)1−9内での保
持時間を入力し確保した通信用メモリ領域(CMEM)
1−10のアドレスを出力する。ステップS01で通信
制御プログラム(CSP)1−6より入力情報を入力す
る。ステップS02では以降のステップをメモリ管理表
個別部(MMT(n))2−3のエントリが存在する間
繰り返すことを示す。全エントリを検索した場合には条
件を満足するエントリが無いということで、ステップS
04により“空き領域なし”を返却する。通信制御プロ
グラム(CSP)1−6の入力情報の条件を満足するメ
モリ管理表個別部(MMT(n))2−3のエントリを
検索する処理がステップS03、S06で行われ、条件
を満足するエントリを検索した場合にはメモリ管理表個
別部(MMT(n))2−3内の総未使用量より通信用
メモリ領域(CMEM)1−10確保の可否をステップ
S06により判断する。
【0035】確保可能の場合には、確保した通信用メモ
リ領域(CMEM)1−10に対応するビットマップ表
(BMT)3−2中の対応するビットをステップS07
により確保済みとし、確保不可能の場合には通信制御プ
ログラム(CSP)1−6への返却情報として“空き領
域なし”をステップS04により返却する。また、確保
した通信用メモリ領域(CMEM)1−10中には履歴
情報として確保元アドレスとメモリ監視手段(MCT)
1−13で用いるカウンタの設定をステップS08によ
り行う。確保した通信用メモリ領域アドレスは通信制御
プログラム(CSP)1−6に出力情報として引き渡さ
れる。
【0036】図9は本発明実施例のメモリ解放手段の処
理の流れを示すフローチャートである。メモリ解放手段
(MDA)1−12は、通信用メモリ領域アドレスを入
力としており出力情報はない。ステップS11では通信
制御プログラム(CSP)1−6より解放要求のある通
信用メモリ領域アドレスを入力情報として入力している
。解放する通信用メモリ領域アドレスよりこれを管理し
ているメモリ管理表個別部(MMT(n))2−3をス
テップS12より検索する。対応するメモリ管理表個別
部(MMT(n))2−3の検索後はステップS13に
よりビットマップ表(BMT)3−2の該当するビット
内容を1から0に変更し、メモリ管理表個別部(MMT
(n))2−3内の総使用量、総未使用量を更新し、さ
らに通信用メモリ領域(CMEM)1−10の履歴情報
である解放元アドレス情報の設定を行う。
【0037】図10は本発明実施例のメモリ監視手段の
処理の流れを示すフローチャートである。メモリ監視手
段(MCT)1−13はシステムタスク管理手段(ST
M)1−5よりタイマ契機識別子を入力する。ステップ
S21ではシステムタスク管理手段(STM)1−5か
らの起動時にタイマ契機識別子を入力している。ステッ
プS22では監視対象となるメモリ管理表個別部(MM
T(n))2−3を検索する処理であるステップS23
をメモリ管理表個別部(MMT(n))2−3のエント
リが存在する間繰り返す。また、該当するメモリ管理表
個別部(MMT(n))2−3を検索する条件はステッ
プS23よりシステムタスク管理手段(STM)1−5
からの入力であるタイマ契機識別子と対応するチェック
契機識別子を保持するメモリ管理表個別部(MMT(n
))2−3が監視の対象となる。ステップS24は当該
メモリ管理表個別部(MMT(n))2−3が監視対象
外だった場合で次のメモリ管理表エントリへの移行を示
す。
【0038】ステップS23により監視対象となるメモ
リ管理表個別部(MMT(n))2−3があった場合に
は、その中の確保済みとなっている通信用メモリ領域(
CMEM)1−10をステップS25によりビットマッ
プ表(BMT)3−2より判断し、確保済み状態の通信
用メモリ領域(CMEM)1−10の履歴情報域をステ
ップS28により求める。ステップS29では履歴情報
中のカウンタより1減算した結果が0、またはそれ以外
かで解放忘れ通信用メモリ領域(CMEM)1−10か
どうかの判断を行っている。ここで解放忘れと判断され
た通信用メモリ領域(CMEM)1−10はステップS
210、S212により誤り履歴情報収集後に図8に示
したメモリ解放手段(MDA)1−12をもちいて解放
される。また、解放忘れと判断されなかった通信用メモ
リ領域(CMEM)1−10ではステップS211に示
すように減算したカウンタを履歴情報域に設定し直して
次の確保済み状態の通信用メモリ領域(CMEM)1−
10を検索するステップS26への繰り返しとなる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信制御プログラムで解放忘れとなった通信用メモリ領域
を解放することができるためにメモリ不足によるオンラ
インシステム運転の中断を防止することができ、また、
解放忘れの誤り履歴情報をもとに通信制御プログラムへ
の解放忘れに対する対処が可能となり信頼性の向上に役
立つ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明実施例の構成を示すブロック図。
【図2】  本発明に係る全体構成を示すブロック図。
【図3】  本発明実施例におけるメモリ管理表とメモ
リ領域の対応を示す説明図。
【図4】  本発明実施例におけるメモリ管理表の個別
部詳細を示す図。
【図5】  本発明実施例の図3に示すビットマップ表
の詳細を示す図。
【図6】  本発明実施例における通信用メモリ領域の
履歴情報域の内容を示す図。
【図7】  本発明実施例における誤り履歴情報の収集
を説明する図。
【図8】  本発明実施例のメモリ確保手段の処理の流
れを示すフローチャート。
【図9】  本発明実施例のメモリ解放手段の処理の流
れを示すフローチャート。
【図10】  本発明実施例のメモリ監視手段の処理の
流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1−1  オンラインサービスシステム(OSS)1−
2  通信メモリ管理装置(MMS)1−3  通信メ
モリ管理部(CMMS)1−4  一般メモリ管理部(
SMMS)1−5  システムタスク管理手段(STM
)1−6  通信制御プログラム(CSP)1−7  
一般システムプログラム(SSP)1−8  メモリ管
理表(MMT) 1−9  メモリ領域(MEM) 1−10  通信用メモリ領域(CMEM)1−11 
 メモリ確保手段(MAL)1−12  メモリ解放手
段(MDA)1−13  メモリ監視手段(MCT)2
−2  メモリ管理表共通部(MMT(C))2−3 
 メモリ管理表個別部(MMT(n))2−7  ペー
ジ 3−2  ビットマップ表(BMT) 6−3  ログ情報域(LOGA)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  オンラインサービスを行う通信制御プ
    ログラムからの要求にしたがって、確保および解放が行
    われるメモリ領域の使用状態を保持したメモリ管理表に
    より通信用メモリ領域を管理する手段と、前記通信用メ
    モリ領域の確保または解放の要求元を識別することがで
    きる履歴情報を要求対象の前記通信用メモリ領域に付加
    する手段と、前記通信用メモリ領域への誤った要求を誤
    り履歴情報として専用域に蓄積する手段とを備えた通信
    メモリ管理装置において、一定周期で監視を実行し、要
    求により確保された前記通信用メモリ領域のうち解放忘
    れとなったメモリ領域が発見されるとこれを誤り履歴情
    報として蓄積後に解放するメモリ監視手段を備えたこと
    を特徴とする通信メモリ管理装置。
JP3101921A 1991-04-05 1991-04-05 通信メモリ管理装置 Pending JPH04308950A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8114891B2 (en) 2007-10-01 2012-02-14 Comentis, Inc. 4-substituted quinuclidine derivatives, methods of production, pharmaceutical uses thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8114891B2 (en) 2007-10-01 2012-02-14 Comentis, Inc. 4-substituted quinuclidine derivatives, methods of production, pharmaceutical uses thereof

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