JPH04306576A - 多極電気コネクタ - Google Patents

多極電気コネクタ

Info

Publication number
JPH04306576A
JPH04306576A JP9267991A JP9267991A JPH04306576A JP H04306576 A JPH04306576 A JP H04306576A JP 9267991 A JP9267991 A JP 9267991A JP 9267991 A JP9267991 A JP 9267991A JP H04306576 A JPH04306576 A JP H04306576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
female
male
pinion
sliding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9267991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3117151B2 (ja
Inventor
Katsuhiko Yuasa
湯浅 勝彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMP Japan Ltd filed Critical AMP Japan Ltd
Priority to JP03092679A priority Critical patent/JP3117151B2/ja
Publication of JPH04306576A publication Critical patent/JPH04306576A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3117151B2 publication Critical patent/JP3117151B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等に使用する比較
的大型且つ多数のコンタクトを有する電気コネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】各種電子/電気機器又は
車両等の電子応用機器では、多機能化するにつれて使用
する電気コネクタの個数が増加すると共に、嵌合又は抜
去作業工数を低減する為に1個の電気コネクタに使用す
るコンタクト(又は端子)の数は益々増加する傾向にあ
る。最近の車両用電気コネクタにあっては、1個のコネ
クタ当り電源及び信号用コンタクトを含めて100 個
以上( 例えば120 個) のコンタクトを有する電
気コネクタも少なくない。この傾向は今後益々顕著にな
ると予想される。
【0003】このように電気コネクタが多極化する場合
の1つの問題点は、雌雄両コネクタの嵌合又は抜去作業
に大きな力が必要となり、従来の手作業により確実に嵌
合又は抜去するのが困難であるということである。コン
タクト数が数10個のオーダーであればボルト締付け構
造とし、エアードライバー等により嵌合又は抜去するこ
とも可能である。しかし、100 個以上のコンタクト
になると、雌雄コネクタハウジングも大型、特に相当な
長さとなる。このような長大の電気コネクタを中心位置
に配置した1個のボルトで締付け又は抜去するにはコネ
クタハウジングの強度が不十分となる。また、複数のボ
ルトを用いて締付け又は抜去すると、1対のコネクタハ
ウジングを相互に平行に嵌合又は抜去できず、コンタク
トを曲げ( こじり)て損傷したり、コンタクトの接触
抵抗、接触圧等の電気的特性を劣化するという問題があ
る。
【0004】そこで、多極電気コネクタの低挿入力及び
低抜去力を達成する為に、雄雌両コネクタに夫々ラック
とピニオンを使用し、ピニオンに回動レバーを設けるこ
とによりてこの原理を用いて比較的低い挿入力及び抜去
力の多極電気コネクタを実現することが提案されている
。斯るラック及びピニオン応用の多極電気コネクタの例
は実開昭53−73488号、実開昭63−99787
号、同99788 号公報、及び実願平2−87985
 号明細書等に開示されている。十分長いレバーを使用
すると、挿入力等の低減は可能であるが、それに対応す
るピニオン、ラック共に大型且つ高強度を必要とする。 更に、重要なことは、レバーを回転する為の空間が電気
コネクタの周囲に不可避的に必要となり最近のコンパク
トな機器には不適当である。 また、レバーは手動操作する為に1個に限られ、細長い
電気コネクタ全体を一様に押圧操作する為にカム等の別
の手段を必要とするという欠点があった。
【0005】従って、本発明は、レバー等の為の大きな
スペースを必要とせず全体をコンパクトに構成し且つ嵌
合及び抜去操作が容易である多極電気コネクタを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題解決のための手段】本発明の多極電気コネクタは
雌型コネクタ、雄型コネクタ、摺動部材( スライドバ
ー) 及び複数対のピニオンを具えている。雌型及び雄
型コネクタには相互に嵌合する多数のコンタクトを有す
ること従来の電気コネクタと同様である。雌型コネクタ
の前面( 嵌合面) には雄型コネクタ受容開口を有す
ると共にその壁面(上壁) には複数のピニオン受容開
口を有する。雄型コネクタはピニオン受容開口に対応し
て複数のラックが形成されている。各ピニオン受容開口
には相互に嵌合した1 対のピニオンが挿入固定される
。摺動部材は雌型コネクタの壁面に摺動自在に取付けら
れかつピニオンに対応して複数のラックが形成されてい
る。各対のピニオンの1方は雄型ハウジングのラックと
係合し、他方は摺動部材のラックと係合する。
【0007】摺動部材を一方向に摺動すると、そのラッ
クと係合する一方のピニオンが回転して他方のピニオン
を回転する。その結果、雌雄両コネクタを相互に嵌合す
る方向に移動させる。他方向へ摺動すると、両コネクタ
を抜去することが可能なる。複数のラックピニオン対を
使用することにより、比較的小型低強度の材料を用いて
、雌雄両コネクタ全体を略一様に移動することが可能に
なる。また、各ピニオン対の直径を選択することにより
、挿入及び抜去力を実用的な値に選定することが可能で
ある。
【0008】
【実施例】以下、添付図を参照して本発明の多極電気コ
ネクタの好適実施例を詳細に説明する。図1乃至図4は
本発明の多極電気コネクタ10の一連の嵌合操作を説明
する為の側面図である。図5は多極電気コネクタ10の
分解斜視図である。
【0009】図1乃至図5から理解される如く、本発明
の多極電気コネクタ10は雌型( 又はリセプタクル)
 ハウジング21及び多数の例えば雄型コンタクト22
を有する雌型コネクタ20と、この雌型コネクタ20の
上部に摺動可能に取付けられる摺動部材30と、雄型ハ
ウジング41及び多数の例えば雌型コンタクト42を有
する雄型コネクタ40と、これら両コネクタ20、40
及び摺動部材30間を連結するピニオン手段50とによ
り構成される。
【0010】図1は雌型コネクタ20に雄型コネクタ4
0を挿入嵌合前の状態を示す。この雌型コネクタ20の
前面( 図中右側) には雄型コネクタ40を受容する
開口23を有し、後壁24には例えば4列のコンタクト
が各列当り30個、合計120 個のコンタクト22を
有する。各コンタクト22の接触部は雄型コネクタ受容
開口23内に突出する。雌型コネクタ20のハウジング
21の上壁25には後壁24側から前面に向けて延びる
ロッキングレバー26が一体形成されると共にノッチ式
ロック部27が形成されている。後述の説明から理解さ
れる如く、雌型コネクタ20は更に上壁25に複数のピ
ニオン受容開口28が形成され、その中にピニオン対を
有するピニオン手段50が挿入保持される。図1中には
便宜上、1対の係合されたピニオン51、52のみを示
している。
【0011】雌型コネクタ20の上部には摺動部材30
が摺動可能に取付けられている。摺動部材30はロック
レバー31を有し、雌型コネクタ20に雄型コネクタ4
0が挿入嵌合される前、ロックレバー31を雌型コネク
タ20のコネクタハウジング21の上面に形成されたノ
ッチ式ロック部27の1個のノッチと係合する。摺動部
材30は雌型コネクタ20に対して摺動可能であり、左
方向に摺動するとき、雌型コネクタ20のロックレバー
26と係合するロック部32を有する。更に、摺動部材
30の上面中央には開口34を有し、ロック部32と係
合した雌型コネクタ20のロックレバー26を押圧して
ロック解除を可能にする。
【0012】次に、図2を参照して雄型コネクタ40を
雌型コネクタ20の開口23内に挿入し、雌雄両コネク
タ20、40の嵌合作業を説明する。先ず雄型コネクタ
40の嵌合面( 左端) を雌型コネクタ20の雄型コ
ネクタ受容開口23内に押圧( 矢印) して少し挿入
すると、ピニオン手段50の下側ピニオン51が雄型コ
ネクタ40のハウジング41に形成されたラック43と
係合する。しかし、ハウジング41内に配設された多数
の雌型コンタクト42と雌型コネクタ20の多数の雄型
コンタクト22とは図示の如く相互に離間しており、こ
の時の両コネクタハウジング21、41の係合には大き
な力を必要としないことに注目されたい。
【0013】更に、雌雄両コネクタ20、40を嵌合す
るには、図3中央印で示す如く、摺動部材30を押圧し
て左方向へ摺動する。このとき、摺動部材30のロック
レバー31の自由端の係合部は、雌型コネクタ20のハ
ウジング21の上面のノッチ式ロック部27との係合が
外れる。しかし、摺動部材30のラック33はピニオン
手段50の上側ピニオン52と係合を維持している。従
って、摺動部材30を左方向へ押圧することにより、ラ
ック33、ピニオン52、51及び雄型コネクタ40の
ラック43を介して雄型コネクタ40を同様に左方向へ
移動する。ここで、雌雄両コネクタ20、40のコンタ
クト22、42は相互に接触嵌合する。また、雌型コネ
クタ20のハウジング21の上部のロッキングレバー2
6の自由端26a は摺動部材30のロック部32のテ
ーパ面に当接して自由端26a を押し下げる。図 3
は丁度この状態を示し、雌雄両コネクタ20、40の完
全嵌合の直前の状態である。
【0014】摺動部材30を図 3の状態から更に左方
向へ押圧摺動すると、ロッキングレバー26の自由端2
6a は摺動部材30のロック部32を通過してその先
端面32a と係合する。この完全嵌合状態を図4に示
す。この完全嵌合状態では、雌雄両コネクタ20、40
のコンタクト22、42は完全に嵌合しており、ワイプ
作用により十分な低接触抵抗となる。雌型コネクタ20
のハウジング21のロッキングレバー26が摺動部材3
0のロック部と完全にロックされ、摺動部材30は最早
いずれの方向にも摺動不可能であるので、雌雄両コネク
タ20、40はロック解除される迄この嵌合状態に維持
される。尚、使用中に摺動部材30に横方向の力が加わ
らない用途では、このロック機構は省略可能である。
【0015】雌雄両コネクタ20、40のロックを解除
するには、上述した嵌合動作の逆操作をすればよい。し
かし、上述したロック機構26、32を有する場合には
、先ず、摺動部材30と雌型コネクタ20のロックを解
除する必要がある。このロック解除操作を説明する。摺
動部材30の上部に形成されたアクセス用開口34を介
して指等により例えばロックレバー26を押下げてロッ
クレバー26とロック部32の係合を解除する。同時に
摺動部材30を右方向へ摺動する。
【0016】以下、摺動部材30を右方向へ移動するの
みで、ラック33、ピニオン50及びラック43の1 
対のラックピニオン機構により雄型コネクタ40が雌型
コネクタ20から抜去される。尚、嵌合時及び抜去時に
必要な力を低減するには、ピニオン51と52の直径比
を選択すればよい。 この特定実施例の直径比は2:1である(図中には1:
1で示す)。
【0017】図5は本発明の多極電気コネクタ10の分
解斜視図である。この特定実施例では長手方向を3分割
して、各区間に40個のコンタクト22、42を有する
。雄型コネクタ40は区間の境界、即ち両端と4分割位
置に合計4 個のラック43a −43d を有する。 コンタクト42はスタガ状の4列に配列されるが、その
詳細は省略する。各ラック43の下方には案内溝44を
形成して、雌型コネクタ20のハウジング21との嵌合
動作の円滑化を図っている。
【0018】雌型コネクタ20のハウジング21には雄
型コネクタ40のラック43a −43d に対応して
4 個のピニオン受容開口(又は凹部)28a −28
d が形成され、その中にピニオン軸受部53及び1 
対のピニオン51、52が挿入される。ピニオン軸受部
53はピニオン51、52の軸が挿入される軸穴54、
55を有すると共に雌型コネクタ20のハウジング21
の前後面に形成された開口29に弾性係合する1対の弾
性脚56を有する。尚、図示せずもこの特定実施例のピ
ニオン51の軸受の一部はピニオン受容開口28の内壁
に形成されている。ピニオン受容開口28の下方には雄
型コネクタ40のラック43が挿入される間隔を設け、
その下方に案内溝44を受けるT字状のレールを有する
【0019】摺動部材30も雄型コネクタ40と同様に
4 個の下向きラック33a −33d を有する。摺
動部材30は雄型コネクタ20のハウジング21の上面
と平行に摺動する如く、ロックレバー31の下面に末広
がりの溝35を有し、これと相補形状の雌型コネクタ2
0のハウジング21のノッチ式ロック部27を含む突条
とダブテール結合を形成する。 また、摺動部材30の上壁中央部にはアクセス用開口3
4を有し、一度ロックされた雌型コネクタ20と摺動部
材30とのロックを解除する。
【0020】以上、本発明の多極電気コネクタを好適実
施例に基づき説明したが、本発明は斯る実施例のみに限
定するべきではなく、必要に応じて種々の変形変更が可
能であることが理解できよう。例えば、ラックピニオン
対は4 個に限らず必要に応じて任意数に選定可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】上述から理解される如く、本発明の多極
電気コネクタは極めてコンパクト(低背構造)に構成さ
れ、しかも雌雄両コネクタ全体を平行に嵌合するので使
用する多数のコンタクトを破損することなく、多極電気
コネクタを比較的低挿入力、抜去力で操作できるので作
業性が良好である。また、嵌合抜去操作の為に周囲に広
い空間を必要としないのでコンパクトな電子機器の多極
電気コネクタに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1乃至図4】本発明の多極電気コネクタの嵌合動作
を説明する一部断面で示す側面図。
【図5】本発明の多極電気コネクタの好適実施例の詳細
を示す分解斜視図。
【符号の説明】
10        多極電気コネクタ20     
   雌型コネクタ 23        雄型コネクタ受容開口28   
     ピニオン受容開口30        摺動
部材 40        雄型コネクタ 22、42    コンタクト 33、43    ラック 51、52    ピニオン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  細長い雄型コネクタ受容開口及び複数
    のピニオン受容開口を有する雌型コネクタと、該雌型コ
    ネクタの前記ピニオン受容開口に対応する位置に複数の
    ラックを有する雄型コネクタと、前記雌型コネクタの壁
    面に摺動可能に取付けられ前記雌型コネクタの前記ピニ
    オン受容開口に対応して複数のラックを有する摺動部材
    と、前記雌型コネクタの前記各ピニオン受容開口内に挿
    入され夫々前記雄型コネクタ及び前記摺動部材の前記ラ
    ックと係合する1対のピニオンとを具え、前記摺動部材
    の摺動操作により前記雌型及び雄型コネクタを嵌合又は
    抜去することを特徴とする多極電気コネクタ。
JP03092679A 1991-04-01 1991-04-01 多極電気コネクタ Expired - Fee Related JP3117151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03092679A JP3117151B2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 多極電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03092679A JP3117151B2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 多極電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04306576A true JPH04306576A (ja) 1992-10-29
JP3117151B2 JP3117151B2 (ja) 2000-12-11

Family

ID=14061171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03092679A Expired - Fee Related JP3117151B2 (ja) 1991-04-01 1991-04-01 多極電気コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3117151B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3117151B2 (ja) 2000-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2420961C (en) Mate assist assembly for connecting electrical contacts
US7232324B2 (en) Electrical connector bridge arrangement with release means
CA1213954A (en) Connector having means for positively seating contacts
US7572140B2 (en) Cable clamping electrical plug
EP0624922B1 (en) Connector
EP0631347B1 (en) Electrical connector having improved sliding latch
US4178051A (en) Latch/eject pin header
US7686631B1 (en) Electrical connector with a latch mechanism
EP0669679B1 (en) Cam-equipped connector
US6036509A (en) Low insertion force connector
US6241547B1 (en) Half-fitting prevention connector and method of producing same
JP2627357B2 (ja) ダブルロック型電気コネクタ
US5775957A (en) Electrical connector
US7837485B2 (en) Electrical plug connector having a slider which connects with a cap upon the slider being inserted into a housing to latch the cap to the housing
US5468156A (en) Locking system for interconnection of daughter board and mother board assemblies
EP1211752A3 (en) Low insertion force type connector
US5454740A (en) Connector with terminal locking spacer
US6767231B1 (en) Electrical connector with flexible blocking feature
JPH04319271A (ja) スライド嵌合型電気コネクタ
US6666728B2 (en) Divided connector and a connection method of a divided connector with a mating connector
US5975930A (en) Slide fit connector
US4950182A (en) Secondary lock mechanism for an environmentally sealed cable assembly
US6056570A (en) Low coupling force connector
JPH04306576A (ja) 多極電気コネクタ
US6422887B1 (en) High durability, low mating force electrical connectors

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees