JPH04306164A - 連接台車の球面心皿装置 - Google Patents
連接台車の球面心皿装置Info
- Publication number
- JPH04306164A JPH04306164A JP6840691A JP6840691A JPH04306164A JP H04306164 A JPH04306164 A JP H04306164A JP 6840691 A JP6840691 A JP 6840691A JP 6840691 A JP6840691 A JP 6840691A JP H04306164 A JPH04306164 A JP H04306164A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center plate
- spherical
- center
- articulated
- bogie
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 230000004580 weight loss Effects 0.000 description 4
- 241001669679 Eleotris Species 0.000 description 3
- 241001247986 Calotropis procera Species 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、連接車両の連接台車の
球面心皿装置に関する。
球面心皿装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】連接車両では車両と車両との間に連接台
車が配置されるので、従来の連接台車の球面心皿装置は
、例えば、図６に示されるように、連接車両１，２から
それぞれ延出する連接梁３，４の連接部５，６を球面に
形成し、該連接部５，６を上下二段に重ねて上心皿７を
構成して、車両１，２の旋回を許容し、一方、前記上心
皿７を担持する枕梁８に設けられた下心皿９を平面状に
形成して、加速および制動時等に枕梁８が前後に転動し
ないようにしている。
車が配置されるので、従来の連接台車の球面心皿装置は
、例えば、図６に示されるように、連接車両１，２から
それぞれ延出する連接梁３，４の連接部５，６を球面に
形成し、該連接部５，６を上下二段に重ねて上心皿７を
構成して、車両１，２の旋回を許容し、一方、前記上心
皿７を担持する枕梁８に設けられた下心皿９を平面状に
形成して、加速および制動時等に枕梁８が前後に転動し
ないようにしている。
【０００３】〔発明が解決しようとする課題〕しかし、
上述の構造では、レールの不整が大きい場合には、輪重
抜け量が大きくなって規定値をクリアーできない虞れが
ある。
上述の構造では、レールの不整が大きい場合には、輪重
抜け量が大きくなって規定値をクリアーできない虞れが
ある。
【０００４】そこで本発明は、球面心皿装置が本来備え
るべき機能である台車の旋回、輪重抜け防止、縦カーブ
の吸収、荷重の負担、牽引等を損なうことなく、枕梁の
前後方向の回動のみを規制し、かつ、各部の摩耗が少な
くて長期間安定した機能を発揮できる連接台車の球面心
皿装置を提供することを目的としている。
るべき機能である台車の旋回、輪重抜け防止、縦カーブ
の吸収、荷重の負担、牽引等を損なうことなく、枕梁の
前後方向の回動のみを規制し、かつ、各部の摩耗が少な
くて長期間安定した機能を発揮できる連接台車の球面心
皿装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明は、連接車両の車端部からそれぞれ連接部を球面とす
る連接梁を延出して上下二段重ねの上心皿を形成し、該
上心皿を台車の枕梁に形成された下心皿にて担持する連
接台車の球面心皿装置において、前記上心皿の下面と、
下心皿の上面を球面に形成し、前記枕梁と前記連接車両
の少なくとも一方との間に、台車の旋回を許容し、枕梁
の前後方向の回動を規制するピッチング規制手段を設け
たことを特徴としている。
明は、連接車両の車端部からそれぞれ連接部を球面とす
る連接梁を延出して上下二段重ねの上心皿を形成し、該
上心皿を台車の枕梁に形成された下心皿にて担持する連
接台車の球面心皿装置において、前記上心皿の下面と、
下心皿の上面を球面に形成し、前記枕梁と前記連接車両
の少なくとも一方との間に、台車の旋回を許容し、枕梁
の前後方向の回動を規制するピッチング規制手段を設け
たことを特徴としている。
【０００６】
【作 用】このように構成することにより、上心皿の
下面と下心皿の上面が球面に形成されているので、レー
ルの不整が大きい場合でも輪重抜け量が大きくならず、
また、ピッチング規制手段により枕梁の前後方向の回動
を防止できる。
下面と下心皿の上面が球面に形成されているので、レー
ルの不整が大きい場合でも輪重抜け量が大きくならず、
また、ピッチング規制手段により枕梁の前後方向の回動
を防止できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【０００８】図１乃至図３は本発明の第１実施例を示す
もので、球面心皿装置１０は、一方の車両１１から延出
する連接梁１２の連接部１３と、他方の車両１４の連接
梁１５の連接部１６とをそれぞれ球面に形成し、両連接
部１３，１６を上下二段に重ねて上心皿１７を構成し、
該上心皿１７の下面１７ａを球面に形成している。
もので、球面心皿装置１０は、一方の車両１１から延出
する連接梁１２の連接部１３と、他方の車両１４の連接
梁１５の連接部１６とをそれぞれ球面に形成し、両連接
部１３，１６を上下二段に重ねて上心皿１７を構成し、
該上心皿１７の下面１７ａを球面に形成している。
【０００９】また、枕梁１８に設けられた下心皿１９の
上面１９ａも球面に形成し、該下心皿１９にて前記上心
皿１７を担持し、上心皿１７と下心皿１９とを連結軸２
０で連結している。
上面１９ａも球面に形成し、該下心皿１９にて前記上心
皿１７を担持し、上心皿１７と下心皿１９とを連結軸２
０で連結している。
【００１０】さらに、他方の車両１４と枕梁１８との間
には、他方の車両１４の下面の車体中心に垂設されたカ
ムフォロア受２１に設けられた上下１組のカムフォロア
２２，２２と、枕梁１８に設けられて前記カムフォロア
２２，２２間に挿入される案内板２３とで構成されるピ
ッチング規制手段２４が配設されている。
には、他方の車両１４の下面の車体中心に垂設されたカ
ムフォロア受２１に設けられた上下１組のカムフォロア
２２，２２と、枕梁１８に設けられて前記カムフォロア
２２，２２間に挿入される案内板２３とで構成されるピ
ッチング規制手段２４が配設されている。
【００１１】案内板２３は、枕梁１８から延出するブラ
ケット２５に設けられた水平な板材で、該案内板２３が
挿入されるカムフォロア２２，２２の間隔は、案内板２
３の厚さよりもわずかに広く形成されている。
ケット２５に設けられた水平な板材で、該案内板２３が
挿入されるカムフォロア２２，２２の間隔は、案内板２
３の厚さよりもわずかに広く形成されている。
【００１２】このように構成することにより、枕梁１８
の前後方向の回動に対しては、カムフォロア２２，２２
と案内板２３とで荷重を分担して回動を防止できる。ま
た、車体中心にカムフォロア２２，２２を配設すること
によって車体のローリングを許容でき、さらに、カムフ
ォロア２２，２２の間隔を案内板２３の厚さよりもわず
かに広くすることにより、車体のローリングによる変位
、レールの縦カーブに対する逃げ、製作誤差等に対応で
きる。
の前後方向の回動に対しては、カムフォロア２２，２２
と案内板２３とで荷重を分担して回動を防止できる。ま
た、車体中心にカムフォロア２２，２２を配設すること
によって車体のローリングを許容でき、さらに、カムフ
ォロア２２，２２の間隔を案内板２３の厚さよりもわず
かに広くすることにより、車体のローリングによる変位
、レールの縦カーブに対する逃げ、製作誤差等に対応で
きる。
【００１３】また、台車の旋回時には、上側のカムフォ
ロア２２が荷重を負荷しながら案内板２３の上を転動す
るので、摩耗が低減されて長期間安定した機能が発揮で
きる。
ロア２２が荷重を負荷しながら案内板２３の上を転動す
るので、摩耗が低減されて長期間安定した機能が発揮で
きる。
【００１４】図４は、ピッチング規制手段３０を、カム
フォロア受２１に設けた１つのカムフォロア３１と、カ
ムフォロア３０の径よりもやや幅の広い案内溝３２ａを
形成した案内板３２とで構成した本発明の第２実施例を
示すもので、前記第１実施例と同様の作用、効果を奏す
る。
フォロア受２１に設けた１つのカムフォロア３１と、カ
ムフォロア３０の径よりもやや幅の広い案内溝３２ａを
形成した案内板３２とで構成した本発明の第２実施例を
示すもので、前記第１実施例と同様の作用、効果を奏す
る。
【００１５】図５は、ピッチング規制手段４０を、車両
１４の下面の車体中心に垂設されたピン４１と、該ピン
４１に連結される枕梁１８側のブラケット４２で構成し
た第３実施例を示すものである。
１４の下面の車体中心に垂設されたピン４１と、該ピン
４１に連結される枕梁１８側のブラケット４２で構成し
た第３実施例を示すものである。
【００１６】ピン４１は、コ字状のピン支持部材４３の
中央に垂設され、車両１４の下面に設けられた支持腕４
４に、車体幅方向の支持軸４５を介して取付けられる。
中央に垂設され、車両１４の下面に設けられた支持腕４
４に、車体幅方向の支持軸４５を介して取付けられる。
【００１７】支持軸４５は、支持腕４４に形成された車
体前後方向の長孔４４ａに挿通され、台車の旋回時には
、支持軸４５が長孔４４ａ内を移動する。
体前後方向の長孔４４ａに挿通され、台車の旋回時には
、支持軸４５が長孔４４ａ内を移動する。
【００１８】また、ピン４１は、ゴムブッシュ４６，４
６にて前記ブラケット４２を挾持して、ブラケット４２
に連結されている。
６にて前記ブラケット４２を挾持して、ブラケット４２
に連結されている。
【００１９】これにより、枕梁１８の前後方向の回動を
防止するとともに、車体のローリングによる変位、レー
ルの縦カーブに対する逃げ等は、ゴムブッシュ４６，４
６の撓みで対応する。
防止するとともに、車体のローリングによる変位、レー
ルの縦カーブに対する逃げ等は、ゴムブッシュ４６，４
６の撓みで対応する。
【００２０】
【発明の効果】本発明の連接台車の球面心皿装置は以上
のように、連接車両の車端部からそれぞれ連接部を球面
とする連接梁を延出して上下二段に重ねた上心皿の下面
と、台車の枕梁に形成された下心皿の上面を球面に形成
し、前記枕梁と前記連接車両の少なくとも一方との間に
、台車の旋回を許容し、枕梁の前後方向の回動を規制す
るピッチング規制手段を設けたので、レールの不整が大
きい場合でも輪重抜け量が大きくならず、また、ピッチ
ング規制手段により枕梁の前後方向の回動を規制でき、
球面心皿装置が本来備えるべき機能である台車の旋回、
輪重抜け防止、縦カーブの吸収、荷重の負担、牽引等を
損なうことなく、枕梁の前後方向の回動のみを規制し、
かつ、各部の摩耗が少なくて長期間安定した機能を発揮
できる。
のように、連接車両の車端部からそれぞれ連接部を球面
とする連接梁を延出して上下二段に重ねた上心皿の下面
と、台車の枕梁に形成された下心皿の上面を球面に形成
し、前記枕梁と前記連接車両の少なくとも一方との間に
、台車の旋回を許容し、枕梁の前後方向の回動を規制す
るピッチング規制手段を設けたので、レールの不整が大
きい場合でも輪重抜け量が大きくならず、また、ピッチ
ング規制手段により枕梁の前後方向の回動を規制でき、
球面心皿装置が本来備えるべき機能である台車の旋回、
輪重抜け防止、縦カーブの吸収、荷重の負担、牽引等を
損なうことなく、枕梁の前後方向の回動のみを規制し、
かつ、各部の摩耗が少なくて長期間安定した機能を発揮
できる。
【図１】 本発明の第１実施例を示す球面心皿装置の
断面図
断面図
【図２】 本発明の第１実施例を示す球面心皿装置の
平面図
平面図
【図３】 本発明の第１実施例を示す球面心皿装置の
側面図
側面図
【図４】 本発明の第２実施例を示す球面心皿装置の
断面図
断面図
【図５】 本発明の第３実施例を示す球面心皿装置の
断面図
断面図
【図６】 従来の球面心皿装置の断面図
１１…一方の車両、１２…連接梁、１３…連接部、１４
…他方の車両、１５…連接梁、１６…連接部、１７…上
心皿、１７ａ…上心皿の下面、１８…枕梁、１９…下心
皿、１９ａ…下心皿の上面、２１…カムフォロア受、２
２，３１…カムフォロア、２３，３２…案内板、２４，
３０，４０…ピッチング規制手段
…他方の車両、１５…連接梁、１６…連接部、１７…上
心皿、１７ａ…上心皿の下面、１８…枕梁、１９…下心
皿、１９ａ…下心皿の上面、２１…カムフォロア受、２
２，３１…カムフォロア、２３，３２…案内板、２４，
３０，４０…ピッチング規制手段
Claims (1)
- 【請求項１】 連接車両の車端部からそれぞれ連接部
を球面とする連接梁を延出して上下二段重ねの上心皿を
形成し、該上心皿を台車の枕梁に形成された下心皿にて
担持する連接台車の球面心皿装置において、前記上心皿
の下面と、下心皿の上面を球面に形成し、前記枕梁と前
記連接車両の少なくとも一方との間に、台車の旋回を許
容し、枕梁の前後方向の回動を規制するピッチング規制
手段を設けたことを特徴とする連接台車の球面心皿装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6840691A JPH04306164A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 連接台車の球面心皿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6840691A JPH04306164A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 連接台車の球面心皿装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04306164A true JPH04306164A (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=13372772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6840691A Pending JPH04306164A (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 連接台車の球面心皿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04306164A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5456185A (en) * | 1993-02-24 | 1995-10-10 | Linke-Hofmann-Busch Gmbh | Hinge connection for connecting vehicle parts of a multiple-unit rail-borne vehicle in an articulated manner |
| US5560503A (en) * | 1993-12-13 | 1996-10-01 | Westinghouse Air Brake Co. | Lubricating apparatus for articulated coupling arrangement |
| JP2002234433A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-20 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 鉄道車両の連接部用一軸台車 |
| JP2006315671A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-24 | Alstom Transport Sa | 関節接続式列車の連結体及びその連結体を構成する車両 |
| CN104118446A (zh) * | 2014-08-06 | 2014-10-29 | 南车株洲电力机车有限公司 | 一种摇枕与两节车体连接的铰接结构 |
| CN104787075A (zh) * | 2014-12-01 | 2015-07-22 | 金鹰重型工程机械有限公司 | 一种球形心盘牵引装置 |
-
1991
- 1991-04-01 JP JP6840691A patent/JPH04306164A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5456185A (en) * | 1993-02-24 | 1995-10-10 | Linke-Hofmann-Busch Gmbh | Hinge connection for connecting vehicle parts of a multiple-unit rail-borne vehicle in an articulated manner |
| US5560503A (en) * | 1993-12-13 | 1996-10-01 | Westinghouse Air Brake Co. | Lubricating apparatus for articulated coupling arrangement |
| JP2002234433A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-20 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 鉄道車両の連接部用一軸台車 |
| JP4618903B2 (ja) * | 2001-02-08 | 2011-01-26 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両の連接部用一軸台車 |
| JP2006315671A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-24 | Alstom Transport Sa | 関節接続式列車の連結体及びその連結体を構成する車両 |
| CN104118446A (zh) * | 2014-08-06 | 2014-10-29 | 南车株洲电力机车有限公司 | 一种摇枕与两节车体连接的铰接结构 |
| CN104787075A (zh) * | 2014-12-01 | 2015-07-22 | 金鹰重型工程机械有限公司 | 一种球形心盘牵引装置 |
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