JPH04304735A - 多重伝送方式 - Google Patents

多重伝送方式

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JPH04304735A
JPH04304735A JP7002991A JP7002991A JPH04304735A JP H04304735 A JPH04304735 A JP H04304735A JP 7002991 A JP7002991 A JP 7002991A JP 7002991 A JP7002991 A JP 7002991A JP H04304735 A JPH04304735 A JP H04304735A
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node
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Hiroo Morigami
博夫 森上
Yutaka Matsuda
裕 松田
Kyosuke Hashimoto
恭介 橋本
Kei Inoue
圭 井上
Seiji Hirano
誠治 平野
Osamu Michihira
修 道平
Nobukazu Nobutoki
信時 宜和
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Furukawa Electric Co Ltd
Mazda Motor Corp
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Furukawa Electric Co Ltd
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるCSMA/C
D(Carrier Sense Multiple 
Access/Collision Detectio
n)伝送方式を用いた多重伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多重伝送方式では、ペア
電線等からなる多重伝送路(多重バス)に共通に接続さ
れた複数の端末(多重ノード)のうちの一つの多重ノー
ドがCSMA/CD 方式により、上記多重バスに、図
6に示すようなデータフレームを送信し、他の多重ノー
ドに同時にデータを伝えると共に、上記データフレーム
の後尾に受信確認信号(ACK信号)領域を設け、上記
データフレームを受信した各多重ノードが、上記ACK
信号領域の予め割り当てられたビット位置に、ACK信
号を返送するものが提案されている。
【0003】図6に示したデータフレームは、多重伝送
方式で通常授受されるメッセージフォーマットからなり
、メッセージの始まりを示すSOM(Start Of
 Message) 、複数の多重ノードが同時に多重
バスにデータを送出した時に、その優先順位を決定する
プライオリティ(PRI) 、後に続く各データ(DA
TA)の内容を示すメッセージID、データ長を示すデ
ータが含まれるコントロールデータ領域(CONT)、
CONTで示される長さ(可変長)のデータ領域(DA
TA1〜DATA4)、CRC 等のエラーチェックコ
ード、データの終了を示すEOD(EndOf Dat
a)、全ての多重ノードからビット対応でACK信号を
返送させるためのACK信号領域及びメッセージの終了
を示すEOM(End Of Message) とい
う構成になっている。
【0004】各多重ノードは、それぞれ通信用のコンピ
ュータを装備しており、上記コンピュータは、互いに独
立で動作するものであり、それぞれ任意のタイミングで
図6に示すデータフレームを多重バスに送信することが
できる。このため、多重バス上ではメッセージの衝突が
発生する場合があり、これを防止するために、従来では
メッセージに優先順位を設け、図7の伝送手順に示すよ
うに、各コンピュータは、メッセージを破壊することな
く優先制御を行い、優先順位の低いメッセージの送信を
自動的に中断し、優先順位の高いメッセージのみの送信
を続行させる非破壊調停型CSMA/CD アクセス方
式でデータ伝送を行っている。
【0005】ACK信号領域は、いろいろな伝送符号で
構成できるが、各多重ノードがACK信号を返送し、ま
た受信し易いように、図8に示すような、PWM(パル
ス幅変調)信号によって構成されるものがある。上記P
WM信号は、1論理ビットを3つの小ビット区間(以下
、「位相」という。)に分割されており、第1位相をア
クティブな信号レベルで、第3位相をパッシブな信号レ
ベルで固定して表し、第2位相をアクティブな信号レベ
ル又はパッシブな信号レベルで表すことにより、論理“
0”と論理“1”の状態を構成している。
【0006】各多重ノードは、データの受信が正常に終
了した場合、各ノードに割り当てられた固有のアドレス
に応じた場所にACK信号を返送するようになっている
。従って、ACK信号領域では、図7に示すように、デ
ータフレームの送信元である送信多重ノードがACK信
号領域の各ビットの第1位相目で多重バス上にアクティ
ブな信号を送出しており、他の受信多重ノードは、送信
されたデータフレームからそれぞれ自局に割り当てられ
たビット領域(ACK信号領域)の第1位相の立ち上が
りエッジを検出して、同時に多重バスをアクティブにし
て第2位相までアクティブ状態を継続し、当該ビットが
論理“0”を示すようにする。また、データの受信が正
常に行われなかった場合には、該当するビット領域の第
1位相の立ち上がりエッジを検出しても、多重バスをア
クティブにすることなく、第2位相はパッシブ状態で当
該ビットが論理“1”を示すようにする。
【0007】ここで、ネットワーク上にローカルエラー
が発生し、所定の多重ノードで受信データにエラーがあ
った場合には、上記所定多重ノードは、ACK信号を返
送しないので、送信多重ノードは、異常と判断してデー
タの再送を行う。上記送信多重ノードは、登録された全
ての多重ノードがACK信号を返送するまで、例えば最
大3回までデータの再送を繰り返す。なお、従来例では
、全ノードがACK信号を返送しているかどうかを判定
して再送する機能は、全ノードが持っている。上記機能
を実現するためには、例えば24ビット分のメモリを持
ち、ACK信号の数が増えた場合には、そのACK信号
に該当するノードを新たに追加し、3回再送してもAC
K信号を返送しないノードがある場合には、上記ノード
は故障したものと見なして登録から削除するというAC
K管理機能が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記多重伝
送方式では、ネットワーク上の全てのノードが上記AC
K管理機能を有しているので、通信制御回路の規模が大
きくなり、また通信相手以外の受信状態も判断しなけれ
ばならないので、多重バスの専有時間が長くなると共に
、システムの製作コストが高くなるという問題点があっ
た。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、ネットワーク上に、該ネットワーク全体のACK管
理を行う多重ノードを少なくとも1つ配置し、他の多重
ノードの通信制御回路からACK管理機能を排除して小
規模化を図ると共に、通信相手の受信状態のみを判断し
て、多重バスの専有時間を短くすることができる多重伝
送方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明では、共通の多重伝送路を介して相互に接続
された複数の多重ノードを備え、前記多重ノードは互い
にフレーム毎にデータの伝送を行う多重伝送方式におい
て、所定多重ノードから送信されるデータを受信すると
、予め定められた通信相手の基本多重ノードは該受信デ
ータに応じて所定の照合データを生成して当該照合デー
タを送信し、前記所定多重ノードは自局の前記送信デー
タに応じて所定の照合データを生成すると共に、前記基
本多重ノードからの照合データを受信し、かつ当該生成
した照合データと前記基本多重ノードからの照合データ
とを比較し、該比較結果に応じて相互のデータの授受が
正常に行われたか否か判断する多重伝送方式が提供され
る。
【0011】
【作用】所定多重ノードは、送信データに応じて生成し
た照合データと、通信相手の基本多重ノードで上記送信
データに応じて生成された照合データとの比較によって
、相互のデータの授受状態を判断する。従って、所定多
重ノードの通信制御回路からACK管理機能を排除でき
ると共に、通信相手の受信状態のみを判断することがで
きる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図5の図面に基づ
き説明する。図1は、本発明に係る破壊調停型CSMA
/CD アクセス方式を用いた自動車用多重伝送方式の
システム構成図である。図において、メータ多重ノード
11、車内の空調を制御するエアコンユニット多重ノー
ド12、エアコンの操作スイッチを制御するエアコンス
イッチ多重ノード13、ドアFL(フロントレフト)多
重ノード14、ドアFR(フロントライト)多重ノード
15等の複数の多重ノードは、多重バス16を介して接
続されてネットワークを構成しており、データフレーム
毎に車両運転情報の信号をシリアルで多重伝送している
。これらの多重ノードのうち、エアコンスイッチ多重ノ
ード13は、計算や判断機能を持たず、エアコンユニッ
ト多重ノード12のみと通信を行うもので、スイッチの
状態信号をエアコンユニット多重ノード12に送信し、
エアコンユニット多重ノード12から送信された信号に
従って図示しないLEDを点灯する機能を持つ、エアコ
ンユニット多重ノード12に従属したノードである。
【0013】なお、図1は以下の示す各実施例において
共通のシステム構成とする。また、上記ネットワークで
伝送されるデータフレームのメッセージフォーマットは
、図6と同様なので、ここでは説明を省略する。次に、
上記システムにおけるエアコンユニット多重ノード12
とエアコンスイッチ多重ノード13との通信動作につい
て図2の伝送手順に基づき説明する。なお、各多重ノー
ド11〜15は、データの受信が正常に終了した場合、
各ノードに割り当てられた固有のアドレス1〜5に応じ
た場所にACK信号を返送するようになっており、実施
例では、各ノードは、固有のアドレス1〜5に割り当て
られ、メータ多重ノード11はACK1で、エアコンユ
ニット多重ノード12はACK2で、エアコンスイッチ
多重ノード13はACK3で、ドアFL多重ノード14
はACK4で、ドアFR多重ノード15はACK5で、
それぞれACK信号を返送するものとする。
【0014】まず、エアコンスイッチ多重ノード13は
、SOM 、PRI 、ID、CONT、DATA1 
〜DATA4 からなるフレームを多重バス16を介し
て送信すると共に、送信したSOM〜DATA4 を計
算してエラーチェックコードであるCRC を得る。エ
アコンユニット多重ノード12は、受信した上記フレー
ムのID−aから各データの内容を判断し、受信したS
OM 〜DATA4 を計算し、得られたCRC を送
信する。
【0015】次に、エアコンスイッチ多重ノード13は
、上記エアコンユニット多重ノード12から送信された
CRC を受信すると、自局で計算したCRC と、受
信したCRC とを比較して、合致すればACK信号で
あるACK3を返送して、データ伝送を終了する。また
、合致しない場合には、エアコンスイッチ多重ノード1
3は、ACK3を返送せずに上記フレームの再送を行う
【0016】この場合の伝送用の符号としては、PWM
信号を用いており、エアコンユニット多重ノード12が
送信する領域においては、エアコンスイッチ多重ノード
13が第1位相にアクティブな信号レベルを送出し、エ
アコンユニット多重ノード12がこれに同期して少なく
とも第2位相でデータを送出する。これにより、エアコ
ンユニット多重ノード12とエアコンスイッチ多重ノー
ド13とは、極めて同期が取り易くなる。
【0017】エアコンユニット多重ノード12は、上記
ACK3を受信すると、データ伝送が正常に行われたも
のと判断して、データ伝送を終了する。また、所定の取
り込みタイミングでACK3を受信できない場合には、
フレームの再送を待つ。上記データ伝送の場合、エアコ
ンユニット多重ノード12は他の多重ノード11,14
,15が正常にエアコンスイッチ多重ノード13からの
データを受信したかどうかACK信号によって判断でき
、またエアコンスイッチ多重ノード13は他の多重ノー
ド11,14,15が正常にデータを受信したかどうか
判断できないが、エアコンスイッチ多重ノード13の通
信相手はエアコンユニット多重ノード12のみであるの
で問題はない。
【0018】なお、上記実施例では、各多重ノード11
,14,15は、ACK信号を返送する必要がないので
、IDがID−aであった場合には、EOD でフレー
ムを終了することも可能である。また、上記実施例では
、CRC の計算の対象をSOM 〜DATA4 とし
たが、本発明はこれに限らず、例えばPRI 〜DAT
A4 とすることも可能である。図3は、エアコンユニ
ット多重ノード12とエアコンスイッチ多重ノード13
との通信動作における他の伝送手順の実施例を示す図で
ある。また、ネットワーク上で伝送されるデータフレー
ムのメッセージフォーマットは、図6と同様なので、こ
こでは説明を省略する。
【0019】図において、エアコンスイッチ多重ノード
13は、SOM 、PRI 、ID、CONT、DAT
A1 、DATA2からなるフレームを多重バス16を
介して送信する。エアコンユニット多重ノード12は、
受信した上記フレームのID−bから各データの内容を
判断し、受信したSOM 〜DATA2 と、これから
送信するDATA3、DATA4とを計算し、得られた
CRC とDATA3 、DATA4 とを送信する。
【0020】次に、エアコンスイッチ多重ノード13は
、上記エアコンユニット多重ノード12から送信された
DATA3 、DATA4 とCRCとを受信すると、
自局で送信したSOM〜DATA2 と受信したDAT
A3 、DATA4 とを計算し、得られたCRC と
、受信したCRCとを比較して、合致すればACK信号
であるACK3を返送して、データ伝送を終了する。ま
た、合致しない場合には、エアコンスイッチ多重ノード
13は、ACK3を返送せずに上記フレームの再送を行
う。
【0021】なお、伝送用の符号としては、図2に示し
た実施例と同様に、PWM信号を用いるので、エアコン
ユニット多重ノード12とエアコンスイッチ多重ノード
13とは、極めて同期が取り易くなる。エアコンユニッ
ト多重ノード12は、上記ACK3を受信すると、デー
タ伝送が正常に行われたものと判断して、データ伝送を
終了する。また、所定の取り込みタイミングでACK3
を受信できない場合には、フレームの再送を待つ。
【0022】なお、上記実施例では、DATA1 、D
ATA2 をエアコンスイッチ多重ノード13から送信
し、DATA3 、DATA4 をエアコンユニット多
重ノード12から送信するようにしたが、本発明はこれ
に限らず、例えばエアコンスイッチ多重ノード13から
は、DATA1 を送信し、これに対してエアコンユニ
ット多重ノード12からは、DATA2 〜DATA4
 を送信するように、伝送手順を設定することも可能で
ある。
【0023】図4は、ネットワーク上で伝送されるデー
タフレームのメッセージフォーマットの他の実施例を示
す図である。図において、メッセージフォーマットは、
図6に示したフォーマットとほぼ同様であるが、異なる
のはACK信号領域の後尾に、登録された全ノードから
ACK信号が返送されてデータ伝送が終了したことを示
す1ビットのACK確認領域を設けた点である。
【0024】図5は、図4に示したデータフレームを用
いて、上記ACK管理を行う基本ノードであるエアコン
ユニット多重ノード12と、ACK管理を行わない入出
力ノードであるエアコンスイッチ多重ノード13との間
でデータ伝送を行う、他の伝送手順の実施例を示す図で
ある。なお、この実施例では、エアコンスイッチ多重ノ
ード13は、エアコンユニット多重ノード12に従属し
たノードである必要はなく、エアコンユニット多重ノー
ド12及び他のノードとも通信を行うことができるもの
とする。また、この実施例では、ACK管理機能を有す
る基本ノードは、エアコンユニット多重ノード12の他
に、ドアFR多重ノード15がある。
【0025】エアコンスイッチ多重ノード13は、SO
M 〜EOD からなるデータフレームを多重バス16
を介して送信すると、各ノードは、定められたACK信
号領域にACK信号を返送する。エアコンユニット多重
ノード12は、ACK管理機能によって、登録された全
ノードからACK信号(実施例では、ノード11〜15
のACK1〜ACK5)が返送されたことを確認すると
、ACK確認領域に所定信号を送出する。
【0026】エアコンスイッチ多重ノード13は、この
ACK確認領域を見て、データ伝送が正常に行われたか
どうか判断する。ここで、ACK確認領域に所定信号が
存在する場合には、エアコンスイッチ多重ノード13は
、データ伝送が正常に行われたと判断して、上記データ
伝送を終了し、また、上記ACK確認領域に所定信号が
存在しない場合には、エアコンスイッチ多重ノード13
は、SOM 〜EOD からなるデータフレームの再送
を行い、ACK確認領域の所定信号の存在から上記デー
タ伝送が正常に行われたかどうか判断する。
【0027】本実施例では、ドアFR多重ノード15も
、ACK確認領域に所定信号を送出することができ、メ
ータ多重ノード11、ドアFL多重ノード14も、AC
K確認領域の所定信号の存在から上記データ伝送が正常
に行われたかどうか判断することができる。なお、本実
施例では、基本ノードが2つ存在する場合について説明
したが、本発明はこれに限らず、1つのネットワーク上
に基本ノードは1つ以上存在すれば、多重伝送を行うこ
とができる。また、本実施例では、登録された全ノード
からACK信号の返送があった場合に、ACK確認領域
に所定信号を送出する肯定応答方式が用いられているが
、これに限らず、登録された全ノードからACK信号の
返送がなかった場合に、ACK確認領域に所定信号を送
出する否定応答方式も考えられる。しかし、この場合は
、全基本ノードが故障するとACK管理が行えなくなり
、伝送エラーが発生しても再送が行われない。上記肯定
応答方式であれば、全基本ノードが故障するとACK確
定信号がないので、再送が必ず行われ、安全側に働くと
いう利点がある。
【0028】また、上記3つの実施例では、正常受信時
に、全ての受信ノードから1ビットのACK信号の返送
させる多重伝送方式を説明したが、これに限らず、ある
特定の多重ノードからノードアドレスをコード化し、該
コード化されたアドレスによって示されるACK信号領
域に、ACK信号を返送させる多重伝送方式にも適用す
ることが可能である。
【0029】従って、本実施例では、エアコンスイッチ
多重ノード13は、各ノードからACK信号が送信され
ているかどうか判断する必要がなくなり、ACK管理機
能を省くことができるので、多重伝送システムの製作コ
ストを低減することができ、またエアコンユニット多重
ノード12がデータを送信する場合には、自局がACK
管理機能を行うので、全ノードからACK信号が返送さ
れたかどうか判断して、データの再送を行うか判断する
ことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、共通
の多重伝送路を介して相互に接続された複数の多重ノー
ドを備え、前記多重ノードは互いにフレーム毎にデータ
の伝送を行う多重伝送方式において、所定多重ノードか
ら送信されるデータを受信すると、予め定められた通信
相手の基本多重ノードは該受信データに応じて所定の照
合データを生成して当該照合データを送信し、前記所定
多重ノードは自局の前記送信データに応じて所定の照合
データを生成すると共に、前記基本多重ノードからの照
合データを受信し、かつ当該生成した照合データと前記
基本多重ノードからの照合データとを比較し、該比較結
果に応じて相互のデータの授受が正常に行われたか否か
判断するので、所定多重ノードの通信制御回路からAC
K管理機能を排除して小規模化を図ると共に、通信相手
の受信状態のみを判断して、多重バスの専有時間を短く
することができる多重伝送方式を提供することを目的と
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る破壊調停型CSMA/CD アク
セス方式を用いた自動車用多重伝送方式のシステム構成
図である。
【図2】本発明に係る多重伝送システムにおける伝送手
順の一実施例を説明するためのデータフレームの各状態
を示す図である。
【図3】本発明に係る多重伝送システムにおける伝送手
順の他の実施例を説明するためのデータフレームの各状
態を示す図である。
【図4】本発明に係るデータフレームのメッセージフォ
ーマットの一実施例を示す図である。
【図5】本発明に係る多重伝送システムにおける伝送手
順の他の実施例を説明するためのデータフレームの各状
態を示す図である。
【図6】データフレームのメッセージフォーマットの一
例を示す図である。
【図7】多重伝送システムにおける従来の伝送手順の一
例を説明するためのデータフレームの各状態を示す図で
ある。
【図8】多重伝送システムの伝送用の符号として用いら
れるPWM信号の構成を示す図である。
【符号の説明】
11  メータ多重ノード 12  エアコンユニット多重ノード 13  エアコンスイッチ多重ノード 14  ドアFL多重ノード 15  ドアFR多重ノード 16  多重バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  共通の多重伝送路を介して相互に接続
    された複数の多重ノードを備え、前記多重ノードは互い
    にフレーム毎にデータの伝送を行う多重伝送方式におい
    て、所定多重ノードから送信されるデータを受信すると
    、予め定められた通信相手の基本多重ノードは該受信デ
    ータに応じて所定の照合データを生成して当該照合デー
    タを送信し、前記所定多重ノードは自局の前記送信デー
    タに応じて所定の照合データを生成すると共に、前記基
    本多重ノードからの照合データを受信し、かつ当該生成
    した照合データと前記基本多重ノードからの照合データ
    とを比較し、該比較結果に応じて相互のデータの授受が
    正常に行われたか否か判断することを特徴とする多重伝
    送方式。
  2. 【請求項2】  共通の多重伝送路を介して相互に接続
    された複数の多重ノードを備え、前記多重ノードは互い
    にフレーム毎にデータの伝送を行う多重伝送方式におい
    て、所定多重ノードから送信されるデータを受信すると
    、予め定められた通信相手の基本多重ノードは所定のデ
    ータ送信を行うと共に、該所定多重ノードからの受信デ
    ータと自局の送信データとに応じて所定の照合データを
    生成して当該照合データを送信し、前記所定多重ノード
    は自局の前記送信データと前記他の多重ノードからの受
    信データとに応じて所定の照合データを生成すると共に
    、前記基本多重ノードからの照合データを受信し、かつ
    当該生成した照合データと前記他の多重ノードからの照
    合データとを比較し、該比較結果に応じて相互のデータ
    の授受が正常に行われたか否か判断することを特徴とす
    る多重伝送方式。
  3. 【請求項3】  前記所定多重ノードからの送信データ
    は前記基本多重ノードに対して照合データの送信要求を
    示すデータを有することを特徴とする請求項1及び請求
    項2記載の多重伝送方式。
  4. 【請求項4】  前記所定多重ノードは前記基本多重ノ
    ードとのみデータの伝送を行うことを特徴とする請求項
    1、請求項2及び請求項3記載の多重伝送方式。
  5. 【請求項5】  前記フレームには受信確認信号領域が
    設けられ、各多重ノードはデータの授受が正常に行われ
    た際に、予め定められた順序で該受信確認信号領域に受
    信確認信号を返送すると共に、前記基本多重ノードは該
    返送された受信確認信号に応じてデータの授受が正常に
    行われたか判断することを特徴とする請求項1、請求項
    2及び請求項3記載の多重伝送方式。
  6. 【請求項6】  共通の多重伝送路を介して相互に接続
    された複数の多重ノードを備え、前記多重ノードは互い
    にフレーム毎にデータを伝送し、当該データの授受が正
    常に行われた際には、各多重ノードは当該各多重ノード
    に対応して前記フレームに設けられた受信確認信号領域
    に、データ伝送が正常に終了したことを示す受信確認信
    号を返送する多重伝送方式において、前記フレームに受
    信確定領域を設け、基本多重ノードは各多重ノードから
    受信確認信号が返送されると、前記受信確定領域に確定
    信号を送信し、データ伝送の正常終了を示すことを特徴
    とする多重伝送方式。
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EP98103322A EP0851623B1 (en) 1991-04-02 1992-04-02 Multiplex transmission system
DE69232686T DE69232686T2 (de) 1991-04-02 1992-04-02 Multiplex-Übertragungssystem
DE69229612T DE69229612T2 (de) 1991-04-02 1992-04-02 Multiplexübertragung zwischen Knoten mit Berechnung der zyklischen Blockprüfung
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