JPH04302918A - 発熱体ユニット - Google Patents

発熱体ユニット

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JPH04302918A
JPH04302918A JP6447491A JP6447491A JPH04302918A JP H04302918 A JPH04302918 A JP H04302918A JP 6447491 A JP6447491 A JP 6447491A JP 6447491 A JP6447491 A JP 6447491A JP H04302918 A JPH04302918 A JP H04302918A
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JP
Japan
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temperature
protective net
heater
heating element
element unit
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JP6447491A
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Shigeki Yokota
横田 茂樹
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はやぐらこたつの発熱体ユ
ニットに関し、特に保護網の温度変化に応じてヒータと
保護網の間隔を変化させることにより、薄型で安全な発
熱体ユニットを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、やぐらこたつの発熱体ユニットは
、やぐら内の空間を広げたり、デザインを良くしたりす
るために薄型化の傾向にある。以下、従来の発熱体ユニ
ットについて説明する。
【0003】図9は従来の発熱体ユニット12の構成を
示すものである。図において、1は反射板、2はヒータ
支持金具3により反射板1に固定されたヒータ、4はヒ
ータ2の輻射熱量を規制するヒータカバー、5はヒータ
2やヒータカバー4等の部品を外力から保護するととも
に、採暖者を火傷やけがから守る保護網、9は温度ヒュ
ーズ、10は電源コードと接続する外部接続ターミナル
をそれぞれ示している。
【0004】使用時には図10に示すように、やぐら1
1に取り付けた上記の発熱体ユニット12へ、制御用コ
ントロール13によって制御された制御電力を供給する
。このときの制御電力は、外部接続ターミナル10に接
続した器具用差込みプラグ内に取り付けた、温度センサ
14により検出した温度によって制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、やぐら内の温度
と保護網5の温度とは図11のように変化する。すなわ
ち、ヒータ2の加熱開始直後、こたつ内温度が低いとき
には、ヒータ2へ最大電力が供給されるので、時間の経
過とともに温度センサ14の検出温度及び保護網5の温
度は上昇し始める。そして、温度センサ14の温度が予
め設定した温度に達すると、ヒータ2への供給平均電力
は徐々に少なくなり、こたつ内を一定の温度に保つ。
【0006】しかしながら、温度センサ14が検出する
こたつ内の温度上昇率と、保護網5の温度上昇率との間
には食い違いがあり、保護網5の上昇率の方が大きくな
っている。そして、これに伴う温度差は期間s1〜s2
の間で最も大きくなり、平行温度t1に移行する前に、
保護網5の温度はピーク値t2を持つようになる。この
ピーク値t2を使用上安全な温度以下にするためには、
ヒータ2と保護網5との間に一定以上の間隔を設ける必
要があり、発熱体ユニットの薄型化の妨げとなっていた
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の発熱体ユニットは、熱可逆変形材料である
2方向性の形状記憶合金により、ヒータの下方を覆う保
護網を上下方向に移動可能に支持し、保護網の温度に応
じてヒータと保護網の間隔を変えるようにしている。
【0008】
【作用】上記の構成において形状記憶合金は、ヒータの
加熱時に保護網の温度が過度に上昇し危険温度以上にな
りそうな時には、保護網の温度を下げるためにヒータと
保護網との間隔を広くする。そして、それ以外の低温時
にはヒータと保護網との間隔を狭くするように保護網を
上下方向に移動させる。したがって、薄型でかつ安全性
を兼ね備えた発熱体ユニットを実現することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0010】(実施例1)図1〜図4は、本発明の第一
の実施例における発熱体ユニットを示すものである。図
1と図2は、低温時の発熱体ユニット12の断面図及び
側面図を示しており、図3と図4は高温時の断面図と側
面図である。図1において、1は反射板、2はヒータ、
3はヒータ支持金具、4はヒータカバー、5はヒータ2
の下方を覆う保護網をそれぞれ示している。
【0011】そして、6は保護網の危険温度を境に異な
る2つの形状に示す保護網支持金具を示している。これ
は、TiNi系または銅系の形状記憶合金等を用いて形
成したものであり、低温時には湾曲部6aを持ち、高温
時にはその湾曲部6aが伸びる2方向性の特性を持つも
のである。この保護網支持金具6を複数枚用いて、一端
を反射板1に、他端を保護網5にネジ止めして、保護網
5を上下方向に移動可能に反射板1に取り付けている。
【0012】以上のように構成した発熱体ユニットにお
いて、以下その動作について説明する。まず、ヒータ2
の非加熱時や加熱開始直後などのこたつ内の温度が低い
状態では、図2の側面図にも示すように発熱体ユニット
12の薄型の状態にある。この時、ヒータ2と保護網5
との間隔は従来のものに比べ狭くしている。
【0013】そして、加熱開始後のヒータへの最大電力
の供給によって、保護網5の温度が所定の危険な温度に
近づくと、保護網支持金具6はその付近の温度で曲がっ
た状態からまっすぐに変形する。すなわち、図3の断面
図及び図4の側面図に示すように、保護網支持金具6は
変形するので、保護網5墓ほうに移動し、発熱体ユニッ
ト12は従来と同じくらいの非薄型の形状に変形する。 このため、ヒータ2と保護網5との間隔は広くなるので
、保護網5の温度の上昇は抑えられる。
【0014】その後、こたつ内温度が設定した温度に達
すると、ヒータへの供給電力がコントローラにより制御
され、こたつ内温度は一定に保たれる。すると、保護網
5の温度は下降し、保護網支持金具6の温度も下がり図
1のもとの形状にもどり、薄型の状態で採暖することが
できる。
【0015】また、本実施例では、薄型の時に保護網支
持金具6をヒータ側に膨らむような湾曲部6aを持つ形
状にしてあるので、ヒータ2の熱に速く反応でき、保護
網5の温度上昇と保護網支持金具6の温度上昇時の温度
差を少なくしているので、正確な温度で保護網5を移動
させることができる。
【0016】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図5〜図8は
本発明の第2の実施例における発熱体ユニット12を示
すものである。図5と図6はこたつ内が低温時の発熱体
ユニットの断面図と一部を切欠した要部平面図、図7と
図8は高温時の発熱体ユニットの断面図と一部を切欠し
た要部平面図を示している。図5の断面図において、1
は反射板、2はヒータ、3はヒータ支持金具、4はヒー
タカバー、5は保護網をそれぞれ示している。
【0017】7は、1方向性すなわち非可逆的特性を持
つ細長い板状の形状記憶合金を下方に湾曲させて形成し
た保護網支持金具であり、高温時に硬く低温時には軟ら
かい性質を示すものである。8は保護網引き付けバネを
示している。前記保護網5は、この保護網支持金具7に
より上下方向に移動可能に支持され、保護網引き付けバ
ネ8により常時上方に引き付けられている。
【0018】このように構成された発熱体ユニット12
において、非加熱時や加熱開始当初はこたつ内の温度は
低いため、図5の断面図及び図6の一部欠平面図に示す
ように、保護網5は保護引き付けバネ8により引き上げ
られている。
【0019】そして、保護網の温度が上昇すると、保護
網支持金具7は記憶した形状に変形しようとするため、
その湾曲部は次第にまっすぐになり、保護網引き付けバ
ネ8が保護網5を引き上げるよりも強い力で保護網5を
押し下げるようになる。そして危険温度付近では、発熱
体ユニット12は図7及び図8のように、非薄型の形状
に変形し、保護網の温度の上昇を抑える。
【0020】その後、こたつ内温度が設定温度に達する
と、コントローラの制御によりヒータ供給電力が徐々に
下げられる。すると、保護網5の温度も下がるため、こ
れに応じて保護網支持金具7のまっすぐに伸びようとす
る力は弱くなり、保護網引き付けバネ8が引き上げられ
る力に負ける。その結果、発熱体ユニット12は薄型に
変形し、こたつ内空間を広く保つようになる。
【0021】また、本実施例においても、保護網支持金
具7の湾曲部の形状をヒータ側に膨らむようにしてある
のでヒータ2の熱に速く反応でき、保護網5の温度上昇
と保護網支持金具7の温度差を少なくすることができる
。そのため、保護網5の温度に応答して、素早く保護網
5を移動させることができる。
【0022】なお、以上説明した第1及び第2の実施例
において、形状記憶合金に代えて、2方向性の温度作動
素子であるバイメタルにより保護網支持金具6及び7を
形成することもできる。さらに、この発熱体ユニットは
ファンを取り付けた温風式のものにも適用できる。
【0023】また、保護網5をヒータ2からより遠くへ
移動するよう構成すれば、より長期間高電力を供給する
ことができるので、こたつ内温度の立ち上がりを速くす
ることができ、より快適なこたつを提供することができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように、保護網の温度が過度に上
昇しそうなときだけ、ヒータと保護網との間隔を広げ、
それ以外の時にはヒータと保護網との間隔を狭くするよ
うに構成したので、薄型で安全な発熱体ユニットを実現
することができる。よって、こたつ内の採暖空間を広げ
ることができ、快適なやぐらこたつを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例における発熱体ユニットの
保護網が低温時の断面図
【図2】同発熱体ユニットの保護網が低温時の側面図

図3】同発熱体ユニットの保護網が高温時の断面図
【図
4】同発熱体ユニットの保護網が高温時の側面図
【図5
】本発明第2の実施例における発熱体ユニットの保護網
が低温時の断面図
【図6】同発熱体ユニットの保護網が低温時の一部切欠
平面図
【図7】同発熱体ユニットの保護網が高温時の断面図

図8】同発熱体ユニットの保護網が高温時の一部切欠平
面図
【図9】従来のやぐらこたつに使用される発熱体ユニッ
トの一部切欠斜視図
【図10】従来のやぐらこたつの使用時の断面図
【図1
1】従来の発熱体ユニットにおける温度変化を示す図
【符号の説明】
1      反射板 2      ヒータ 4      ヒータカバー 5      保護網 6      保護網支持金具 7      保護網支持金具 8      保護網引き付けバネ 10    外部接続ターミナル 11    やぐら 12    発熱体ユニット 13    制御用コントローラ 14    温度センサ 15    こたつ布団 16    食卓台

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2方向性の形状記憶合金により、ヒー
    タの下方を覆う保護網を上下方向に移動可能に支持し、
    保護網の温度に応じてヒータと保護網の間隔を変えるよ
    うにした発熱体ユニット。
  2. 【請求項2】  1方向性の形状記憶合金と、引張ばね
    とにより、ヒータの下方を覆う保護網を上下方向に移動
    可能に支持し、保護網の温度に応じてヒータと保護網の
    間隔を変えるにうよした発熱体ユニット。
  3. 【請求項3】  形状記憶合金に代えて、バイメタルを
    用いた請求項1または2に記載の発熱体ユニット。
JP6447491A 1991-03-28 1991-03-28 発熱体ユニット Expired - Fee Related JP2797743B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008148769A2 (en) * 2007-06-04 2008-12-11 Arcelik Anonim Sirketi A cooking range
CN109738430A (zh) * 2019-03-02 2019-05-10 福建集成伞业有限公司 酸碱指示功能伞

Cited By (3)

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WO2008148769A3 (en) * 2007-06-04 2009-11-05 Arcelik Anonim Sirketi A cooking range
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