JPH0430253A - 計算機システム - Google Patents

計算機システム

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JPH0430253A
JPH0430253A JP13611690A JP13611690A JPH0430253A JP H0430253 A JPH0430253 A JP H0430253A JP 13611690 A JP13611690 A JP 13611690A JP 13611690 A JP13611690 A JP 13611690A JP H0430253 A JPH0430253 A JP H0430253A
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北井 克佳
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矢澤 茂子
Tadaaki Isobe
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、計算機システムに関し、特に、ベクトルデー
タの、主記憶アクセスの順序性を保証する技術に関する
ものである。
[従来の技術] 計算機システムにおける、従来の、ベクトル・データの
ベクトル要素間の順序性を保証する記憶制御技術として
は、特開昭63−155352号公報に記載された技術
が知られている。
この技術は、ベクトル・データ処理装置から主記憶への
ベクトルデータアクセスの各ベクトル要素についてアク
セス要求の主記憶への優先制御を行う優先制御回路にお
いて、ベクトル要素間の順序性保証を実現するものであ
り、この技術において、ベクトル・データ処理装置は、
ベクトルアクセスに対応して、該ベクトルを構成する複
数のベクトル要素に対する。アクセス要求を並列に処理
し、同時に発行する。
一方、優先制御回路は、ベクトル・データ処理装置が並
列に処理するアクセス要求と同数のスタックを備え、発
行された複数個のアクセス要求をそれぞれのスタックに
取込む。
続いて、優先制御回路は、並列にスタックからアクセス
要求を取比し、要素番号の小さいベクトル要素のアクセ
ス要求から順に選択し、主記憶装置へ送出する。
そして、優先制御回路は、並列にスタックから取出した
アクセス要求がすべて送出されると、その後に後続する
アクセス要求の優先制御を行ない、主記憶装置へ送出す
るという処理を繰り返す。
このようにして、ベクトル・データのベクトル要素間の
順序性を保証している。
また、ベクトル・データ間の順序性を保証するためのベ
クトル命令間の同期化の技術としては。
次の技術が知られている。
すなわち、ベクトル・データ処理装置は、主記憶参照の
順序性を保証するための同期化要素を、同期化を図りた
いベクトルアクセス命令の対応するアクセス要求間に挿
入して発行する。
優先制御回路は、各スタックの8口で同期用要素を検出
すると、後続のアクセス要求の主記憶装置への送出を停
止する。ベクトル・データ処理装置が発行したすべての
同期用要素が各スタックの出口で検出され、先行するア
クセス要求がすべて主記憶装置へ送出された後で、後続
のアクセス要求の送出を再開する。このようにして、ベ
クトル・データ間の順序性を保証している。
[発明が解決しようとする課題] 近年、高速処理の要請下、計算機システムにおいて、ベ
クトル・データ処理装置のマルチプロセッサ化が進んで
いるが、この場合、シングルプロセッサ構成の場合に比
べてベクトル・データ処理装置が主記憶をアクセスする
頻度が高くなるため、高速処理性を保持するためには、
各ベクトル・データ処理装置が同時に処理し、発行する
アクセス要求数を増加する必要がある。また、シングル
プロセッサ構成の場合においても、ベクトル・データ処
理装置が同時に処理し、発行するアクセス要求数を増加
することが、その高速化のためには、望ましい。
しかし、この場合、単純に優先制御を行おうとすれば、
優先制御回路への入力数が増加し、また、論理が複雑に
なるため、ピン数の制限等よりも、これを、集積回路化
するのは困難となる。
また、マルチプロセッサ構成の場合、プロセッサ間のア
クセス要求の優先制御を行う必要もある。
そこで、これらを解決するために、優先制御回路を多段
構成とすることが考えられる。
すなわち、たとえば、16個のアクセス要求を4等分し
て、それぞれ4個のアクセス要求について優先制御を行
い、さらに、4個のアクセス要求から、それぞれ選ばれ
た4個のアクセス要求間で優先制御を行う2段階の構成
によれば、論理が単純となり、また、各優先制御処理部
をそれぞれ集積回路化すれば、各集積回路のピン数は、
さほど。
増加することはない。
また、このような多段構成は、もっとアクセス要求が増
加した場合でも、更に段階を増やすことに対応できるメ
リットもある。
ここで、この多段構成の優先制御回路において、前記従
来技術を適用し、順序性保証を行おうとした場合、ベク
トル・データのベクトル要素間の順序性を保証するにあ
たって、各段の優先制御回路は、ベクトル・データ処理
装置が同時に発行した複数個のアクセス要求がすへて主
記憶装置へ送出され、送出されたことを示す信号を受取
るまで後続するアクセス要求を送出できないため、優先
制御回路が多段階になると主記憶装置へのアクセスの待
時間が増大し、性能の低下を招くという問題が生じる。
一方、ベクトル・データ間の順序性を保証するにあたっ
て、前記従来技術を適用すれば、各段の優先制御回路は
ベクトル・データ処理装置が発行したすべての同期用要
素がスタックの8口で検出され、先行するアクセス要求
がすべて主記憶装置へ送出されたことを示す信号を受取
るまで後続するベクトル・データのアクセス要求を送出
できないので、優先制御回路が多段階になると、後続の
アクセス要求の処理の開始が遅くなり性能の低下を招く
という問題が生じる。
そこで、本発明は、ベクトル・データ処理装置が同時に
発行するアクセス要求数が増大した場合にも、ベクトル
・データのベクトル要素間の順序性を保証する処理を、
高速に実行可能な計算機システムを提供することを第1
の目的とする。
また、ベクトル・データ処理装置が同時に発行するアク
セス要求数が増大した場合にも、ベクトル・データ間の
順序性を保証する処理を高速に実行可能な計算機システ
ムを提供することを第2の目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記第1の目的達成のために、本発明は、複数のバンク
より構成される主記憶装置と、ベクトル・データを構成
する各ベクトル要素に対する、複数個の主記憶アクセス
要求を同時に発行する、1以上のベクトルデータ処理装
置と、 ベクトル・データ処理装置が発行する主記憶アクセス要
求の、各バンクについての優先制御を段階的に行う、各
段について複数の優先制御回路よりなる優先制御部を備
え、 ベクトル・データを構成するベクトル要素間の順序性を
保証して、主記憶アクセスを行う場合に、優先制御部に
おいて、第1段階の優先制御を行う各優先制御回路は1
分担して受け付けたバク1−ル・データ処理装置よりの
主記憶アクセス要求を、ベクトル要素についての順序性
を保証して、それぞれ、次段の、アクセス先のバンクに
応じた優先制御回路に送出し、第n(n)1)段の各優
先制御回路は、複数の第n−1段の優先制御回路よりの
主記憶アクセス要求を、各第n−1段の優先制御回路に
ついての順序性を保証して送出することを特徴とする計
算機システムを提供する。
また、本発明は、複数のバンクより構成される主記憶装
置と、ベクトル・データを構成する各ベクトル要素に対
する、複数個の主記憶アクセス要求を同時に発行する、
1以上のベクトルデータ処理装置と、ベクトル・データ
を構成するベクトル要素の順序に従って、主記憶アクセ
ス要求を、それぞれ2以上のベクトル要素について分担
して受け付け、受け付けた主記憶アクセス要求間の優先
制御を行い、そのアクセス先のバンクに対応して設けら
れた第2優先制御回路に送出する、複数の第1優先制御
回路と、自身が対応するバンクへの、各第1優先制御回
路よりの主記憶アクセス要求を受け付け、受け付けた主
記憶アクセス要求間の優先制御を行う、前記複数のバン
クに対応して設けられた複数の第2優先制御回路とを備
え、ベクトル・データを構成するベクトル要素間の順序
性を保証して、主記憶アクセスを行う場合に、各第1優
先制御回路は、同時に受け付けた主記憶アクセス要求間
の順序性を保証して、そのアクセス先のバンクに対応し
た第2優先制御回路に送出し、 第2優先制御回路は、各第1優先制御回路について、受
け付けた主記憶アクセス要求の順序性を保証することに
より、対応するバンクについての、主記憶アクセスを、
ベクトル・データを構成するベクトル要素の順序に従っ
て行うことを特徴とする第2の計算機システムを提供す
る。
なお、この第2の計算機システムにおいては、ベクトル
・データを構成するベクトル要素間の順序性を保証して
、主記憶アクセスを行う場合に、前記ベクトルデータ処
理装置は、ベクトル要素の主記憶アクセス要求を、順序
性保証アクセス要求として発行し、 前記各第1優先制御回路は、順序性保証アクセス要求を
受け付けた場合に、各回毎に、順序性保証要素を全ての
第2優先制御回路に送出し、その後、同時に受け付けた
2以上の順序性保証アクセス要求を、ベクトル要素の順
序でそのアクセス先のバンクに対応した第2優先制御回
路に送出することにより、同時に受け付けた主記憶アク
セス要求間の順序性を保証し、 第2優先制御回路は、各第1優先制御回路よりの順序性
保証要素を用いて、各第1優先制御回路よりの順序性保
証アクセス要求間の同期を取り、順次、分担するベクト
ル要素の順序に従った第1優先制御回路の順序で、各第
1優先制御回路より受け付けた順序性保証アクセス要求
に応じた主記憶アクセス要求を送出することにより、各
第1優先制御回路について、受け付けた主記憶アクセス
要求の順序性を保証するようにしても良い。
また、ベクトル・データを構成するベクトル要素間の順
序性を保証して、主記憶アクセスを行う場合に、 前記ベクトルデータ処理装置は、順序性を保証する、最
終ベクトルデータのベクトル順序性保証アクセス要求を
最終順序性保証アクセス要求として発行し、前記第1優
先制御回路は、該最終アクセス要求の処理後に最終同期
用要素を全ての第2優先制御回路に送出し、 第2優先制御回路は、各第1優先制御回路について、最
終同期用要素に先行して受け付けた主記憶アクセス要求
の順序性を保証するようにしても良い。
また、本発明は前記第2の目的達成のために、複数のバ
ンクより構成される主記憶装置と、ベクトル・データを
構成する各ベクトル要素に対する、複数個の主記憶アク
セス要求を同時に発行する、1以上のベクトルデータ処
理装置と、ベクトル・データを構成するベクトル要素の
順序に従って、主記憶アクセス要求を、それぞれ2以上
のベクトル要素について分担して受け付け、受け付けた
主記憶アクセス要求間の優先制御を行い、そのアクセス
先のバンクに対応して設けられた第2優先制御回路に送
出する、複数の第1優先制御回路と、自身が対応するバ
ンクへの、各第1優先制御回路よりの主記憶アクセス要
求を受け付け、受け付けた主記憶アクセス要求間の優先
制御を行う、前記複数のバンクに対応して設けられた複
数の第2優先制御回路とを備え、 ベクトルデータ間の順序性を保証して、主記憶アクセス
を行う場合に、 前記ベクトルデータ処理装置は、先行するベクトルデー
タに対する主記憶アクセス要求の発行後、ベクトルデー
タを構成するベクトル要素に対する各主記憶アクセス要
求に対応して、それぞれ第1同期用要素を発行し、次に
、後続するベクトルデータのベクトル要素に対する主記
憶アクセス要求を発行し、 前記各第1優先制御回路は、受け付けた第1同期用要素
に先行して受け付けた主記憶アクセス要求の送出後しこ
、第2同期用要素を全ての第2優先制御回路に送出し、
次に、後続するベクトルデータに対する主記憶アクセス
要求をアクセス先のバンクに対応した第2優先制御回路
に送出し、第2優先制御回路は、順次、各第1優先制御
回路よりの第2同期用要素を用いて同期をとりつつ、同
一ベクトルデータのベクトル要素に対する主記憶アクセ
ス要求を送出することを特徴とする第3の計算機システ
ムを提供する。
また、本発明は、前記第1および第2の目的達成のため
に、前記第2の計算機システムであって、ベクトルデー
タ間の順序性を保証して、主記憶アクセスを行う場合に
、 前記ベクトルデータ処理装置は、先行するベクトルデー
タに対する主記憶アクセス要求の発行後、ベクトルデー
タを構成するベクトル要素に対する各主記憶アクセス要
求に対応して、それぞれ第1同期用要素を発行し、次に
、後続するベクトルデータのベクトル要素に対する主記
憶アクセス要求を発行し、 前記各第1優先制御回路は、受け付けた第1同期用要素
に先行して受け付けた主記憶アクセス要求の送出後に、
第2同期用要素を全ての第2優先制御回路に送出し、次
に、後続するベクトルデータに対する主記憶アクセス要
求をアクセス先のバンクに対応した第2優先制御回路に
送出し。
第2優先制御回路は、順次、各第1優先制御回路よりの
第2同期用要素を用いて同期をとりつつ。
同一ベクトルデータのベクトル要素に対する主記憶アク
セス要求を送出することを特徴とする計算機システムを
も提供する。
また、本発明は、前記第1の目的達成のために。
複数のバンクより構成される主記憶装置と、ベクトル・
データを構成する各ベクトル要素に対する。
複数個の主記憶アクセス要求を同時に発行する。
1以上のベクトルデータ処理装置とを備えた計算機シス
テムにおいて、 ベクトル・データ処理装置が同時に発行する複数の主記
憶アクセス要求を複数のグループに分割し。
第1ステップにおいて、各グループ内における、主記憶
アクセス要求の、ベクトル要素についての順序性を保証
し、 第2ステップにおいて、第1ステップにおけるグループ
間について、各バンクについての主記憶アクセス要求の
順序性を保証することにより、主記憶アクセス要求のベ
クトル要素間の順序性を保証することを特徴とする記憶
制御方式を提供する。
[作 用] 本発明に係る第1の計算機システムによれば、ベクトル
・データを構成するベクトル要素間の順序性を保証して
、主記憶アクセスを行う場合に、優先制御部において、
第1段階の優先制御を行う各優先制御回路は、分担して
受け付けたベクトル・データ処理装置よりの主記憶アク
セス要求を。
ベクトル要素についての順序性を保証して、それぞれ1
次段の、アクセス先のバンクに応じた優先制御回路に送
出し、第n(n)1)段の各優先制御回路は、複数の第
n−1段の優先制御回路よりの主記憶アクセス要求を、
各第n−1段の優先制御回路についての順序性を保証し
て送出することにより、各バンクについての、ベクトル
・データを構成するベクトル要素間のアクセスの順序性
を保証する。
また、本発明に係る第2の計算機システムによれば、 ベクトル・データを構成するベクトル要素間の順序性を
保証して、主記憶アクセスを行う場合に、各第1優先制
御回路は、同時に受け付けた主記憶アクセス要求間の順
序性を保証して、そのアクセス先のバンクに対応した第
2優先制御回路に送出し、 第2優先制御回路は、各第1優先制御回路について、受
け付けた主記憶アクセス要求の順序性を保証することに
より、対応するバンクについての、主記憶アクセスを、
ベクトル・データを構成するベクトル要素の順序に従っ
て行う。
このように、第2の計算機システムにおいて、第1優先
制御回路は、ベクトル・データ処理装置が同時に発行し
た複数個のアクセス要求が主記憶装置へ送出されていな
くても、第2優先制御回路へ送出されていれば、次に、
ベクトル・データ処理装置が同時に発行した複数個のア
クセス要求の処理を行うことができる。
すなわち、第1優先制御回路は、第2優先制御回路とは
独立して処理を行なうことができるため、高速にベクト
ル・データのベクトル要素間の順序性を保証する処理を
実現することができる。
また、本発明に係る第3の計算機システムによれば、 ベクトルデータ間の順序性を保証して、主記憶アクセス
を行う場合に、 前記ベクトルデータ処理装置は、先行するベクトルデー
タに対する主記憶アクセス要求の発行後、ベクトルデー
タを構成するベクトル要素に対する各主記憶アクセス要
求に対応して、それぞれ第1同期用要素を発行し、次に
、後続するベクトルブタのベクトル要素に対する主記憶
アクセス要求を発行し、 前記各第1優先制御回路は、受け付けた第1同期用要素
に先行して受け付けた主記憶アクセス要求の送出後に、
第2同期用要素を全ての第2優先制御回路に送出し、次
に、後続するベクトルデータに対する主記憶アクセス要
求をアクセス先のバンクに対応した第2優先制御回路に
送出し、第2優先制御回路は、順次、各第1優先制御回
路よりの第2同期用要素を用いて同期をとりつつ。
同一ベクトルデータのベクトル要素に対する主記憶アク
セス要求を送出する。
このように、第1優先制御回路は、第1の同期用要素に
先行するアクセス要求が主記憶装置へ送出されていなく
ても、処理を続行することができ、第2優先制御回路が
同期化の処理を行なっている時にも、独立して処理を行
うことができるため、高速にベクトル・データ間の順序
性を保証する処理を実現することができる。
また、本発明に係る記憶制御方式によれば、第1ステッ
プにおいて、各グループ内における。主記憶アクセス要
求の、ベクトル要素についての順序性を保証し、第2ス
テップにおいて、第1ステップにおけるグループ間につ
いて、各バンクについての主記憶アクセス要求の順序性
を保証することにより、主記憶アクセス要求のベクトル
要素間の順序性を保証するので、各ステップにおける各
順序性保証処理の負担を、ベクトルデータ処理装置が同
時に発行する主記憶アクセス要求に応じて適正化するこ
とができる。
(以下余白) [実施例コ 以下、本発明の一実施例について説明する。
第1図に、本実施例に係る計算機システムの構成を示す
図中、100A、100Bはベクトル・データ処理装置
を示し、図示するように、それぞれ、ベクトル・データ
処理装置は、複数のベクトル演算器100A1a〜10
0A1d (総称する場合100AIという) 、 1
00B1e〜100B1h (総称する場合100BI
という)、ベクトルレジスタ100A2a〜100A2
d (総称する場合100A2という) 、100B2
e 〜100B2h (総称する場合100B2という
)、アクセス要求を生成、発行しアドレス計算を行なう
アクセス要求制御装置100A3a〜100A3d (
総称する場合100A3という) 、10083e〜1
00B3h (総称する場合100B3という)を備え
ている。
200A〜200Dは、ベクトル・データ処理装置から
のアクセス要求とそのアクセス要求に付加されているア
ドレス情報等をスタックし、アドレス情報をデコードし
対応する記憶バンクグループ対応にアクセス要求を送出
する第一の優先制御回路を示し、300A〜300Hは
、第一の優先制御回路から送出されたアクセス要求をス
タックするアクセス要求保持手段を示し、400A、4
00Bは、スタックされたアクセス要求の優先順位を決
定し該当記憶バンクに選択したアクセス要求を送出する
第二の優先制御回路を示す。
また、500は、アクセス要求を受付け、処理を行い、
読み呂し時には読み出しデータを返送する主記憶装置を
示し、600a〜600h (総称する場合600とい
う)は、主記憶装置の各記憶バンクグループ500A、
500Bから読み出されたデータを各々アクセス要求発
行のベクトル・データ処理装置に対応するようデータの
並び換えを行なうデータバッファ6008〜600h 
(総称する場合600という)を示す。
次に、主記憶装置からの読み呂し演算、書き込み動作を
例にとり、この計算機システムにおける動作の概要を説
明する。
まず、主記憶装置500から、ベクトルデータを読み呂
し、ベクトルレジスタ100A2または100B2に格
納する動作の場合、ベクトルの各要素を、各アクセス要
求制御装置に。
100A3a/ 100B3e−第O14,8、・・・
、4n  要素100a3b/ 100B3f・−第1
.5.9.−・・、4n+1要素100A3c/ 10
10O83第2,6.10、・・・、4n+2要素10
0A3d/100B3h−・・第3.7.11.−・・
、4n+3要素(nは0または正の整数) のように、割り当てアクセス要求を生成させる。
アクセス要求制御装置100A3a〜100A3dまた
は100B3e〜1OOB3hは同時に発行されるアク
セス要求のアドレスを計算し、対応する第一の優先制御
回路200A〜200Bまたは200C〜200Dにア
クセス要求を送出する。
各々の第一の優先制御回路200A〜200Bまたは2
000〜200Dは、アクセス要求に付加されたアドレ
スに基づき、アクセス要求を目的のアクセス要求保持手
段300A〜300Hに送出する。
アクセス要求保持手段300A〜300Hはアクセス要
求を第二の優先制御回路400A〜400Bに送出する
各々の第二の優先制御回路400A〜400Bは、複数
のアクセス要求が競合した場合、所定の優先順位に従っ
て一つのアクセス要求を選択し、それぞれ対応する記憶
バンクグループ500A〜500Bに対してアクセス要
求を送出する。
各々の記憶バンクグループ500A〜500Bに送出し
たアクセス要求に対応する読み出しデータは、固定時間
(通常、主記憶装置を構成するRAMのアクセス時間に
相当)後にデータバッファ装置600に送出され、それ
ぞれアクセス要求制御装置100A3a 〜100A3
dまたは100B3e 〜100B3hに対応した読み
出しデータバッファ6008〜600hにセットされる
この読み出しデータは、アクセス要求制御装置100A
3a 〜100A3dまたは100B3e ” 100
B3hが同時に発行した4個のアクセス要求のデータが
全て読み出された時点で、発行順に各々ベクトルレジス
タ100Aha ” 100A2dまたは100B2e
 〜100B2hに格納される。
ベクトルレジスタ100A2a 〜100A2dまたは
100B2e〜100B2hと各要素の割り当てを次に
示す。
ベクトルレジスタ 100A2a/ 10100B2第O14,8、・・・
、4n  要素100A2b/100B2f−・・第1
.5.9、・・・、4n+1要素100A2c/ 10
100B2第2.6.1o、・・・、4nヰ2要素10
0A2d/100B2h−・・第3.7.11、・・・
、4n+3要素次に、ベクトルレジスタ100A2a〜
100A2dまたは100B2e〜100B2hに格納
されたデータを演算する場合、ベクトルの各要素を次の
ようにベクトル演算器100A1a 〜100A1dま
たは100B1e 〜100B1hに割り当て、演算結
果を再びベクトルレジスタに格納する。
ベクトル演算器 100A1a/ 10100B1第0.4.8、・・・
、4n  要素100A1b/100B1f=−・第1
.5.9、・・・、4n+1要素100A1c/ 10
10O81第2.6.1o、・・・、4n+2要素10
0Ald/100B1h=・・第3.7.11、・・・
、4n+3要素この演算動作では、4個のベクトル演算
器L(lOAla −LOOAldまたは1(lOBI
e 〜1(lOBlhは、完全に同期して演算を実行し
、同時刻に演算結果がベクトルレジスタ100A2a 
〜100A2dまたは100B2e 〜100B2hに
格納される。
最後に、ベクトルレジスタ100A2a〜100A2d
または100B2e −100B2hに格納さtたデー
タを主記憶装置500に書き込む場合、前述した読み出
し動作と同様に要素を分割してアクセス要求制御装置1
00A3a−100A3dまたは100B3e〜100
B3hに割り当て、対応する第一の優先制御回路200
A〜200Bまたは200C〜200Dにアドレス情報
と共にアクセス要求が送出される。以降の主記憶装置j
500へのアクセス要求送出までの処理は、読み出し動
作と同様である。
ここで、第2図に、第一の優先制御回路20OAの構成
を示す。
図示するように、第1の優先制御回路200Aは、アク
セス要求スタック回路250aおよび250b、スタッ
ク入力制御回路208aおよび208b、スタック呂力
制御回路210aおよび210b、第1の同期用要素検
出回路212aおよび212b、順序性保証アクセス要
求検出回路214aおよび214b、送出制御回路21
6aおよび216b、第1の同期用要素制御回路218
、順序性保証アクセス要求制御回路220、バンク選択
回路222aおよび222b、第2の同期用要素発行手
段224aおよび224e、第1のアクセス要求優先制
御回路226aおよび226e、順序性保証要素発行手
段228aおよび228eから成る。
第1の優先制御回路200B〜200Dも同様の構成で
ある。
次に、第3図に、アクセス要求保持手段30OAおよび
300Bと第二の優先制御回路400Aの構成を示す。
図示するように、アクセス要求保持手段300Aは、ア
クセス要求スタック回路350a、スタック入力制御回
路308a、スタック出方制御回路310aから成る。
アクセス要求保持手段300B〜300Hも同様の構成
である。
以下、本実施例に係るデータ処理装置における順序性保
証について説明する。
まず、ベクトル要素間の順序性保証について説明する。
(1)ベクトル要素間の順序性保証。
A、ベクトル要素間の順序性保証動作の概要。
第1図において、ベクトル・データ処理装置100Aお
よび100Bは、各々同時に4個ずつベクトル・データ
のアクセス要求を発行する。
すなわち、たとえば、ベクトル・データ処理装置100
Aは、第0要素から第3要素のアクセス要求を同時に発
行し、第O要素および第1要素のアクセス要求を線18
aおよび18bを通して第1の優先制御回路200Aへ
、第2要素および第3要素のアクセス要求を線18cお
よび18dを通して第1の優先制御回路200Bへ送出
する。
そして、その後に、ベクトル・データ処理装置100A
は、第4要素から第7要素のアクセス要求を同時に発行
し、第4要素および第5要素のアクセス要求を線18a
および18bを通して第1の優先制御回路200Aへ、
第6要素および第7要素のアクセス要求を線18cおよ
び18dを通して第1の優先制御回路200Bへ送出す
る。
以下、同様にアクセス要求を要素番号の順番に発行し、
第1の優先制御回路200Aまたは200Bへ送出する
ここで、ベクトル・データ処理装置1100Aがベクト
ル要素をか順序性を守ってアクセスしたい場合、それら
のベクトル要素へのアクセス要求は順序性保証アクセス
要求として発行される。ただし、順序性を守ってアクセ
スしたい最後の要素については、最終順序性保証アクセ
ス要求として発行される。
なお、後述するように、先行ベクトル命令と後続ベクト
ル命令の主記憶参照順序の保証を望む場合は、ベクトル
・データ処理装置100Aは、ベクトル・データへのア
クセス要求間に、ベクトル・データ間の同期をとる第1
の同期用要素を発行し。
線18aないし18dを通して第1の優先制御回路20
0Aないし200Bへ送出する。
ここで、第4図に、このベクトル・データ処理装置が第
1の優先制御回路に発行する命令種と、第1の優先制御
回路が、アクセス要求保持手段を介して第2の優先制御
回路に発行する命令種を示す。
第4図Aが、ベクトル・データ処理装置100Aおよび
100Bが発行するアクセス要求を示す。
図中、ビット0はアクセス要求が有効が無効かを示すv
ビットで、ビット1.2は命令の種類を示すコードであ
る。
命令はアクセス要求はビット0が′1′のとき有効で、
′0′のとき無効である。
命令の種類はビット1.2がtoo・のとき通常アクセ
ス要求、ビット1.2が′o1′のとき順序性保証アク
セス要求、ビット1.2が10′のとき第1の同期用要
素、ビット1.2が′11′のとき最終順序性保証アク
セス要求であることを示す。
なお、アクセス要求には、アクセス先を示すアドレスと
ストアすべきデータがオペランドとして付加されるが、
第1の同期要素には付加されない。
第4図Bは、第1の優先制御回路20OAないし200
Dから発行または送出される命令で、図中、ビットOは
アクセス要求が有効か無効かを示すVビットで、ビット
1.3は命令の種類を示すコードである。
命令は、ビットOが′1′のとき有効で、′O′のとき
無効である。アクセス要求の種頭はビット1〜3が’o
 o o’のとき通常アクセス要求、ビット1〜3が0
01’のとき順序性保証アクセス要求、ビット1〜3が
’010’のとき第2の同期用要素、ビット1〜3が0
11’のとき順序性保証要素、ビット1〜3が′101
″のとき最終順序性保証要素である。
たとえば、ベクトル処理装置100aより、同一ベクト
ルデータを構成する第1要素および第2要素に対する2
つの順序性保証アクセス要求を受け取った第1の優先制
御回路200aは、アクセス要求保持手段300aおよ
び300bに、順序性保証要素を、それぞれ格納し、そ
の後に、対象とする要素番号の小さいものより順序性保
証アクセス要求を、そのアクセス先に応じてアクセス要
求保持手段300aまたは300bに格納する。
以下以降のベクトルデータに対する順序性保証アクセス
要求に対しても同様に処理を行う。
第1の優先制御回路200bも同様に処理を行い、アク
セス要求保持手段300b、300fに順序性保証要素
、第3.4の要素に対する順序性保証アクセス要求を格
納する。
第2の優先制御回路400aにおいては、アクセス要求
保持手段300a、300bに格納されたアクセス要求
を、順次、記憶バンク500aに送出するが、順序性保
証要素を検品すると、アクセス要求保持手段300a、
300bの両方に順序性保証要素がそろうのを待つ、こ
のとき、300aの順序性保証要素は第1.2の順序性
保証アクセス要求に対応するものであり、アクセス要求
保持手段300bの順序性保証要素は第1.2の順序性
保証アクセス要求に対応するものである。
アクセス要求保持手段300a、300bの両方に順序
性保証要素がそろったら、先行するアクセス要求が主記
憶装置に送出されたことを確認した後、アクセス要求保
持手段300aより、次の順序性保証要素までの間の順
序性保証アクセス要求およびアクセス要求を送出し、次
に、アクセス要求保持手段300bより、次の順序性保
証要素までの間の順序性保証アクセス要求およびアクセ
ス要求を送出する。
その後は、最終順序性保証要素が検品されるまで同様の
処理を行う。
結果、第2優先制御回路より主記憶装置へは、まず、ア
クセス要求保持手段300aよりの第1.2要素への順
序性保証アクセス要求のうちのバンク0に対するものが
送られ、次に、アクセス要求保持手段300bよりの第
3.4要素への順序性保証アクセス要求のうちのバンク
0に対するものが送られることになり、その順序性が保
証される。
(以下余白) B、第1優先制御回路の詳細について(第2図参照)。
第1優先制御回路の詳細について説明する。
まず、通常時の動作について説明する。
ベクトル・データ処理装置floOAは、アクセス要求
を発行し、線18aおよび18bを通してアクセス要求
をアクセス要求スタック回路250aおよび250bへ
送品する。
アクセス要求スタック回路250aは、スタック入力制
御回路208aが示すスタック5O(250aA)  
、 Sl  (250aA)  、  52(250a
C)  、 S3  (250aD)  、 54(2
50aE)のいづれか、たとえば5O(250aA)へ
ベクトル・データ処理装置100Aからのアクセス要求
を保持する。
スタック入力制御回路208aは、アクセス要求を格納
すべきスタック位置SO〜S4をスタックに対して線2
0aを通して指示する回路で、アクセス要求が1個格納
されるごとに、次に格納すべきスタック位置を示す信号
を、線20aを通してsO−+S1−+S2→S3−+
S4−+SOのように送る。
アクセス要求スタック回路250aは、スタックSOな
いしS4に格納されたアクセス要求を。
スタック出力制御回路210aが示すスタック位置、例
えばスタックSoから送品制御回路216aの制御に従
い、バンク選択回路222aへ線32aを通して送出す
る。
スタック出力制御回路210aは、アクセス要求を取出
すべきスタック位置sO〜s4をスタックニ対シて線2
1aを通して指示する回路で、アクセス要求が1個取出
されると、次に取出すべきスタック位置を示す信号を、
送出制御回路216aの制御により線21aを通してs
o→S1→S2→S3→S4→soのように送る。アク
セス要求スタック回路250b、スタック入力制御装置
208b、スタック出方制御装置210bについても同
様である。
アクセス要求スタック回路250aおよび250bは、
送品制御回路216aおよび216bから線24aおよ
び24bを通して送出抑止信号が送られている間は、ア
クセス要求の送出を停止し、線25aおよび25bを通
して送出許可信号が送られている間は、アクセス要求を
送出する。
バンク選択回路222aおよび222bは、アクセス要
求のアドレスがバンクOの場合にはアクセス要求を、第
1のアクセス要求優先制御回路226aへ送出し、アド
レスがバンク1の場合にはアクセス要求を、第1のアク
セス要求優先制御回路226eへ送出する。
第1のアクセス要求優先制御回路226aおよび226
eは、バンク選択回路222aおよび222bから送ら
れてくるアクセス要求の優先制御を行ない、アクセス要
求を1つずつ順に線27aおよび27eを通して送出す
る。
この時、第1のアクセス要求優先制御回路226aある
いは226eのどちらか一方で、バンク選択回路222
aおよび222bの両方からアクセス要求が競合した場
合は、バンク選択回路222aからのアクセス要求を優
先させる。
第1のアクセス要求優先制御回路226aおよび226
eは、アクセス要求を線27aおよび27eを通して送
出したことを示す信号を送出制御回路216aおよび2
16bへ線28aおよび28eを通して送る。
送出制御回路216aおよび216bは信号を受取ると
、スタック出力制御回路210aおよび210bに対し
て、次に取出すべきアクセス要求を保持するスタック位
置を、スタックに通知するよう指示する信号を線22a
および22bを通して送る。
スタック出力制御回路210aおよび210bは、次に
アクセス要求を取出すべきスタック位置を示す信号を線
21aおよび21bを通してスタックへ送る。
アクセス要求スタック回路250aおよび250bは、
送出制御回路216aおよび216bからアクセス要求
を送出させる信号を線25aおよび25bより受取って
いる間は、スタック出力制御回路210aおよび210
bの示すスタックからアクセス要求を送出する。
次に、ベクトル要素間の順序性保証時の動作について、
第O要素から第15要素の16個の要素から成るベクト
ル・データの要素間の順序性を保証する場合を例にとっ
て説明する。
この場合には、16個の順序性保証アクセス要求のうち
、線18aおよび18bを通してベクトル・データ処理
装置100Aよりアクセス要求スタック回路250aお
よび250bへ送出されるのは以下の順序性保証アクセ
ス要求である。
線18aを通してアクセス要求スタック回路250aへ
送出される順序性保証アクセス要求・・第0.4.8.
12要素。
線18bを通してアクセス要求スタック回路250bへ
送出される順序性保証アクセス要求・・・第1.5.9
.13要素。
この場合、第1の優先制御回路において、順序性保証ア
クセス要求検出回路214aおよび214bは、アクセ
ス要求スタック回路250aおよび250bの、スタッ
ク出力制御回路210aおよび210bの示すスタック
に保持されたアクセス要求を、線19aおよび19bを
通して受取り、これが順序性保証アクセス要求であるか
どうかを検査する。
つまり、アクセス要求のビット1.2が′o1′である
かどうかを検査する。
今、順序性保証アクセス要求検出回路214aは、アク
セス要求スタック回路250aにおいて、スタック出力
制御回路210aの示すスタックに保持されたアクセス
要求が順序性保証アクセス要求(第○要素)であること
を検出すると、送出制御回路216aと、順序性保証ア
クセス要求制御回路220に対して順序性保証アクセス
要求が現われたことを示す信号を線23aを通して送る
送出制御回路216aは信号を受取ると、アクセス要求
スタック回路250aに対してアクセス要求の送出を停
止させる信号を線24aを通して送る。
次に、順序性保証アクセス要求検出回路214bは、ア
クセス要求スタック回路250bにおいて、スタック出
力制御回路210bの示すスタックに保持されたアクセ
ス要求が順序性保証アクセス要求(第1要素)であるこ
とを検出すると、送出制御回路216bと順序性保証ア
クセス要求制御回路220に対して、順序性保証アクセ
ス要求が現われたことを示す信号を線23bを通して送
る。
送出制御回路216bは、信号を受取るとアクセス要求
スタック回路250bに対してアクセス要求の送出を停
止させる信号を線24bを通して送る。
順序性保証アクセス要求制御回路220は、線23aお
よび23bの両方の順序性保証アクセス要求が現われた
ことを示す信号を受取ると、順序性保証要素発行手段2
28aおよび228eに対して、順序性保証要素を発行
させる信号を線29を通して送る。
順序性保証要素発行手段228aおよび228eは順序
性保証要素を発行する信号を受取ると、順序性保証要素
を発行し線27aおよび27eを通して送出する。その
際、順序性保証要素であることを示すコード’011’
を付加する。
順序性保証要素発行手段228aおよび228eは、順
序性保証要素を線27aおよび27eを通して送出する
と、順序性保証アクセス要求制御回路220に対して順
序性保証要素を送出したことを示す信号を線30aおよ
び30eを通して送る。
順序性保証アクセス要求制御回路220は、順序性保証
要素発行手段228aおよび228bが順序性保証要素
を送出したことを示す信号を両方とも受取ると、送出制
御回路216aおよび216bに対して、アクセス要求
スタック回路からアクセス要求の送出を再開させる信号
を発行させる信号を線26を通して送る。
送出制御回路216aおよび216bは、信号を受取る
とアクセス要求スタック回路250aおよび250bに
対してアクセス要求の送出を再開させる信号を線25a
および25bを通して送る。
アクセス要求スタック回路250aおよび250bは、
送出制御回路216aおよび216bから信号を受取る
と、スタック出力制御回路210aおよび210bが示
すスタックからアクセス要求(第0要素および第1要素
の順序性保証アクセス要求)を、バンク選択回路222
aおよび222bへ線32aおよび32bを通して送出
する・。
バンク選択回路222aおよび222bは、アクセス要
求のアドレスに従い、第1のアクセス要求優先制御回路
226aまたは226eヘアクセス要求を送出する。
第1のアクセス要求優先制御回路226aまたは226
eはアクセス要求の優先制御を行い、アクセス要求を線
27aまたは27eを通して送出する。
このとき、第O要素の順序性保証アクセス要求と第1要
素の順序性保証アクセス要求のアドレスが同一のバンク
、たとえば、バンク0ならば、共に、第1のアクセス要
求優先制御回路226aへ送出されるが、第1のアクセ
ス要求優先制御回路226aでは、前述したように、バ
ンク選択回路222aからのアクセス要求が優先される
ので第0要素の順序性保証アクセス要求から先に送出さ
れ、次に第1要素の順序性保証アクセス要求が送出され
ることになる。
そして、第1のアクセス要求優先制御回路226aまた
は226eはアクセス要求を送出すると、その旨を示す
信号を送出制御回路216aおよび216bへ線28a
および28bを通して送る。
送出制御回路216aおよび216bは信号を受取ると
、スタック出力制御回路210aおよび210bに対し
て、次に取出すべきアクセス要求を保持するスタック位
置を示す信号を線21aおよび21bを通してスタック
へ送らせる信号を線22aおよび22bを通して送る。
スタック出力制御回路210aおよび210bは、信号
を受取ると次にアクセス要求を取出すべきスタック位置
を示す信号を線21aおよび21bを通してスタックへ
送る。
そして、順序性保証アクセス要求検出回路214aまた
は214bは、スタック出力制御回路210aおよび2
10bの示すスタックに保持されたアクセス要求(第4
要素および第5要素)が順序性保証アクセス要求である
かどうかを検出し、検出したならば、以上の処理を繰り
返す。
今、順序性保証アクセス要求検出回路214aが、アク
セス要求スタック回路250aにおいて、スタック出力
制御回路210aの示すスタックに保持されたアクセス
要求が最終順序性保証アクセス要求(第12要素)であ
ることを検出すると。
順序性保証アクセス要求検品回路214aは、送出制御
回路216aと順序性保証アクセス要求制御回路220
に対して最終順序性保証アクセス要求(第12要素)に
現れたことを示す信号を31aを通して送る。
送出制御回路216aは、信号を受取るとアクセス要求
スタック回路250aに対してアクセス要求の送出を停
止させる信号を線24aを通して送る。
次に、順序性保証アクセス要求検品回路214bは、ア
クセス要求スタック回路250bにおいて、スタック出
力制御回路210bの示すスタックに保持されたアクセ
ス要求が最終順序性保証アクセス要求(第13要素)で
あることを検出すると、送出制御回路216bと順序性
保証アクセス要求制御回路220に対して最終順序性保
証アクセス要求(第13要素)が現れたことを示す信号
を線31bを通して送る。
送出制御回路216bは、信号を受取るとアクセス要求
スタック回路250bに対してアクセス要求の送出を停
止させる信号を線24bを通して送る。
順序性保証アクセス要求制御回路220は、線31aお
よび31bの両方より、最終順序性保証アクセス要求(
第12要素および第13要素)が現れたことを示す信号
を受取ると、順序性保証要素発行手段228aおよび2
28eに対して、順序性保証要素を発行させる信号を線
27を通して送る。
順序性保証要素発行手段228aおよび228eは、順
序性保証要素を発行する信号を受取ると、順序性保証要
素を発行し線27aおよび27eを通して送出する。ま
た、その際、順序性保証要素であることを示すコード’
011’ を付加する。
順序性保証要素発行手段228aおよび228eは、順
序性保証要素を発行し線27aおよび27eを通して送
出すると、順序性保証アクセス要求制御回路220に対
して順序性保証要素を送出したことを示す信号を線30
aおよび30eを通して送る。
順序性保証アクセス要求制御回路220は、順序性保証
要素発行手段228aおよび228bが順序性保証要素
を送出したことを示す信号を両方とも受取ると、送出制
御回路216aおよび216bに対して、アクセス要求
スタック回路からアクセス要求の送出を再開させる信号
を発行させる信号を線26を通して送る。
送出制御回路216aおよび216bは、信号を受取る
とアクセス要求スタック回路250aおよび250bに
対してアクセス要求の送出を再開させる信号を線25a
および25bを通して送る。
アクセス要求スタック回路250aおよび250bは、
送出制御回路216aおよび216bから信号を受取る
とスタック出力制御回路210aおよび210bが示す
スタックからアクセス要求(第12要素および第13要
素の順序性保証アクセス要求)をバンク選択回路222
aおよび222bへ線32aおよび32bを通して送出
する。
バンク選択回路222aおよび222bは、アクセス要
求のアドレスに従い第1のアクセス要求優先制御回路2
26aまたは226eヘアクセス要求を送出する。
第1のアクセス要求優先制御回路226aまたは226
eはアクセス要求の優先制御を行い、アクセス要求を線
27aまたは27eを通して送出する。
なお、前記したように、第12要素の順序性保証アクセ
ス要求と第13要素の順序性保証アクセス要求のアドレ
スが同一のバンク例えばバンク0ならば、共に第1のア
クセス要求優先制御回路226aへ送出されるが、第1
のアクセス要求優先制御回路226aではバンク選択回
路222aからのアクセス要求が優先されるので第12
要素の順序性保証アクセス要求から先に送出され、次に
第13要素の順序性保証アクセス要求が送出される。
第1のアクセス要求優先制御回路226aまたは226
eは、アクセス要求を送出したら、その旨を示す信号を
送出制御回路216aおよび216bへ線28aおよび
28bを通して送る。
送出制御回路216aおよび216bは、第1のアクセ
ス要求優先制御回路226aまたは226eがアクセス
要求を送出したことを示す信号を受取ると、アクセス要
求スタック回路250aおよび250bへ次のアクセス
要求の送出を停止させる信号を線24aおよび24bを
通して送出し、また順序性保証アクセス要求制御回路2
20に対して、第1のアクセス要求優先制御回路226
aまたは226eから信号を受取ったことを示す信号を
線39aおよび39bを通して送る。
アクセス要求スタック回路250aおよび250bは、
信号を受取ると次のアクセス要求の送出を停止し、順序
性保証アクセス要求制御回路220は、送出制御回路2
16aおよび216bの両方から信号を受取ると、順序
性保証要素発行手段228aおよび228eに対して最
終順序性保証要素を発行させる信号を線33を通して送
る。
順序性保証要素発行手段228aおよび228eは、信
号を受取ると、最終順序性保証要素を線27aおよび2
7bを通して送出する。また、その際、最終順序性保証
要素であることを示すコード’101’ を付加する。
そして、また、順序性保証アクセス要求制御回路220
に対して最終順序性保証要素を送出したことを示す信号
を線34aおよび3.4 eを通して送る。
順序性保証アクセス要求制御回路220は、順序性保証
要素発行手段228a、228bが最終順序性保証要素
を送出したことを示す信号を両方とも受取ると、送出制
御回路216aおよび216bに対して、アクセス要求
スタック回路からアクセス要求の送出を再開させる信号
を発行させる信号を線26を通して送る。
送出制御回路216aおよび216bは、信号を受取る
とスタック出力制御回路210aおよび210bに対し
て、次にアクセス要求を取呂すべきスタック位置を示す
信号を送らせる信号を線22aおよび22bを通して送
り、かつアクセス要求スタック回路250aおよび25
0bに対してアクセス要求の送出を再開させる信号を線
25aおよび25bを通して送る。
スタック出方制御回路210aおよび210bは、信号
を受取ると次にアクセス要求を取呂すべきスタック位置
を示す信号を線21aおよび21bを通してスタックへ
送る。
アクセス要求スタック回路250aおよび250bは、
送出制御回路216aおよび216bから信号を受取る
とスタック出方制御回路210aおよび210bが示す
スタックからアクセス要求をバンク選択回路222aお
よび222bへ線32aおよび32bを通して送出する
以下、順序性保証アクセス要求が検出されるまで、通常
の処理を繰り返す。
なお、これらの処理においてアクセス要求スタック回路
250aおよび250bのどちらへ先に順序性保証アク
セス要求が現れても、第1優先制御回路より送出される
命令は同様となる。また、こにことは、第1図に示す、
他の第1の優先制御回路200Bないし200Dにおい
ても同様である。
ここで、第5図に前記送出制御回路216aの詳細論理
回路を示す。
500A〜500Dはリセット優先のフリップ・フロッ
プであり、S入力に′1′が与えられると1′を保持し
、R入力に1′が与えられると保持している値は0′に
なる。同時にS入力とR入力に1′が与えられた時は、
リセット優先で10′になる。
なお、図中の出力端子に附されたO印は反転出力を意味
する。
500E、500G、500H150ONはORゲート
であり、500F、500J〜500MはANDゲート
である。
なお、送出制御回路216bの回路構成も同様である。
次に、第7図に順序性保証アクセス要求制御回路220
の詳細論理回路を示す。
図中、700A、700B、700D、700E、70
0GはANDゲートであり、700C1700FはOR
ゲートである。
(以下余白) C5第1の優先制御回路以降の詳細について(第3図参
照)。
次に、第1の優先制御回路以降の動作について説明する
まず、通常時の動作を説明する。
第1図において、第1の優先制御回路20OAより線2
7aを通して送出される順序性保証要素およびアクセス
要求は、アクセス要求保持手段300Aで保持され、線
27eを通して送出される順序性保証要素およびアクセ
ス要求は、アクセス要求保持手段300Eで保持される
第1の優先制御回路200Bより線27bを通して送出
される順序性保証要素およびアクセス要求は、アクセス
要求保持手段300Eで保持され、線27fを通して送
出される順序性保証要素およびアクセス要求は、アクセ
ス要求保持手段300Fで保持される。
第1の優先制御回路200Cより線27Cを通して送出
される順序性保証要素およびアクセス要求は、アクセス
要求保持手段300Cで保持され、g27gを通して送
出される順序性保証要素およびアクセス要求は、アクセ
ス要求保持手段300Gで保持される。
第1の優先制御回路200Dより線27dを通して送出
される順序性保証要素およびアクセス要求は、アクセス
要求保持手段300Dで保持され、線27hを通して送
出される順序性保証要素およびアクセス要求は、アクセ
ス要求保持手段300Hで保持される。
したがい、線27aから27dを通して送られてくるア
クセス要求は、アクセス要求スタック回路350aから
340dで保持される。
アクセス要求スタック回路350aは、スタック入力制
御回路308aが示すスタックT。
(35QaA)  、 TI  (350aB)  、
  T2(350aC)、T 3 (350aD)、T
 4 (350’aE)のいずれかにアクセス要求を保
持する。
スタック入力制御回路308aは、アクセス要求を格納
すべきスタック位置To−T4を、スタックに対して線
40aを通して指示する回路で。
アクセス要求が1個格納されるごとに、次に格納すべき
スタック位置を示す信号を線41aを通しテT O−+
 T 1−+ T 24 T 3−+ T 4−+ T
 O(7)ように送る。
アクセス要求スタック回路350aは、スタックToか
らT4に格納されたアクセス要求を、スタック出力制御
回路310aが示すスタック位置、たとえば、スタック
Toから送出制御回路416aの制御に従い、アクセス
要求優先制御回路440へ、線52aを通して送出する
スタック出力制御回路310aは、アクセス要求を取出
すべきスタック位置TO〜T4をスタックに対して線4
1aを通して指示する回路で、アクセス要求が1個取呂
されると、次に取呂すべきスタック位置を示す信号を送
出制御回路416aの制御により線41aを通してTO
→T1→T2→T3→T4→TOのように送る。
アクセス要求スタック回路350b、スタック入力制御
装置308b、スタック出力制御装置310bについて
も同様である。
第2のアクセス要求優先制御回路440は、アクセス要
求スタック回路350aないし350bから送出された
アクセス要求を、早く到着した順に主記憶装置500A
へ送出する。
このとき、第2のアクセス要求優先制御回路440へ同
時にアクセス要求が到着した場合は、アクセス要求スタ
ック回路350a、350b、350c、350dから
送出されたアクセス要求の順に主記憶装置500Aへ送
出する6また、第2のアクセス要求優先制御回路440
は、たとえば、アクセス要求スタック回路350aから
送出されたアクセス要求を主記憶装置1500Aへ送出
すると、送出制御回路416aに対してアクセス要求を
主記憶装置500Aへ送出したことを示す信号を線48
aを通して送る。
送出制御回路416aは信号を受取ると、スタック出力
制御回路310aに対して、次に取出すべきアクセス要
求を保持するスタック位置を示す信号を線41aを通し
てスタックへ送らせる信号を線42aを通して送る。
スタック出力制御回路310aは、次にアクセス要求を
取出すべきスタック位置を示す信号を線41aを通して
スタックへ送る。
アクセス要求スタック回路350aは送出制御回路41
6aからの線45aを通してのアクセス要求の送出する
信号と、線44aを通してのアクセス要求の送出を停止
する信号との、どちらかを受取ると、受け取った信号に
応じて、アクセス要求を、送出あるいは停止する。
同様に、アクセス要求スタック回路350bから送出さ
れたアクセス要求を主記憶装置500Aへ送出すると、
送出制御回路416bに対してアクセス要求を主記憶装
置500Aへ送出したことを示す信号線48bを通して
送る。
そして、同様の処理を繰りかえす。
以下、要素間順序性保証時の動作について説明する。
第3図において、アクセス要求保持手段300Aおよび
300Bは、線27aおよび27bを通して第1の優先
制御回路20OAおよび200Bから送出されてきたア
クセス要求をアクセス要求スタック回路350aおよび
350bを保持する。
順序性保証要素検出回路414aおよび414bは、ア
クセス要求スタック回路350aおよび350bのスタ
ック出力制御回路310aおよび310bの示すスタッ
クに保持されたアクセス要求を、線59aおよび59b
を通して受取り、順序性保証要素であるかどうかを検査
する。
すなわち、アクセス要求のビット1.2.3が“O11
′であるかどうかを検査する。
今、アクセス要求スタック回路350aにおいて、スタ
ック出力制御回路310aの示すスタックに保持された
アクセス要求が順序性保証要素であることを検出すると
、順序性保証要素検出回路414aは、送出制御回路4
16aおよび416bに対して順序性保証要素が現れた
ことを示す信号を線43aを通して送る。
送出制御回路416aは、信号を受取るとアクセス要求
スタック回g 350 aに対してアクセス要求の送出
を停止させる信号を線44aを通しで送る。
次に、アクセス要求スタック回路350bにおいて、ス
タック出力制御回路310bの示すスタックに保持され
たアクセス要求が順序性保証要素であることを検出する
と、順序性保証要素検出回路414bは、送出制御回路
416aおよび416bに対して順序性保証要素が現れ
たことを示す信号を線43bを通して送る。
送出制御回路416bは、アクセス要求スタック回路3
50eに対してアクセス要求の送出を停止させる信号を
線44bを通して送る。
送出制御回路416aおよび416bは、線43aと4
3bの両方から信号を受取り、順序性保証要素がそろっ
たことを検出すると、スタック出力制御回路310aお
よび310bに対してアクセス要求を取出すべきスタッ
ク位置を更新させる信号を線42aおよび42bを通し
て送る。
スタック出力制御回路310aおよび310bは、スタ
ック位置を更新する信号を線41aおよび41bを通し
てスタックへ送る。
以下の処理は、アクセス要求スタック回路350aおよ
び350bの、スタック出力制御回路310aおよび3
10bの示すスタックに保持されたアクセス要求の種類
によって異なる。
(a)  アクセス要求スタック回路350aのスタッ
ク呂力制御回wi310 aの示すスタックに保持され
たアクセス要求が順序性保証アクセス要求の場合。
送出制御回路416aは、第2のアクセス要求優先制御
回路440から、先行するアクセス要求を主記憶装置5
00Aへ送出したことを示す信号を線48aおよび48
bを通して受取ると、アクセス要求スタック回路350
aヘアクセス要求の送出を再開する信号を4! 45 
aを通して送る。
アクセス要求スタック回路350aは、これを受け、送
出制御回路416aからアクセス要求の送出を停止させ
る信号が線44aを通して送られてくるまで、スタック
位置が更新される毎にアクセス要求を送出する。
順序性保証要素検出回路414aは、次の順序性保証要
素を横比すると、送出制御回路416aおよび416b
へ、次の順序性保証要素が現れたことを示す信号を線4
3aを通して送る。
送出制御回路416aは、信号を受取るとアクセス要求
スタック回路350aに対してアクセス要求の送出を停
止する信号を1944 aを通して送る。
一方、送出制御回路416bは、アクセス要求スタック
回路350bのスタック出力制御回路310bの示すス
タックに保持されたアクセス要求の種類によって異なる
処理を行う。
(a、i)  アクセス要求スタック回路350bのス
タック出力制御回路310b の示すスタックに保持されたアクセ ス要求が順序性保証アクセス要求の 場合。
送出制御回路416bは、順序性保証要素検出回路41
4aから信号を受取ると、アクセス要求スタック回路3
50bに対してアクセス要求の送出を再開する信号を線
45bを通して送る。
アクセス要求スタック回路350bは、送出制御回路4
16bからアクセス要求の送出を停止させる信号が線4
4bを通して送られてくるまでアクセス要求を送出する
順序性保証要素検出回路414bは、次の順序性保証要
素を検出すると、送出制御回路416aおよび416b
へ、次の順序性保証要素が現れたことを示す信号を線4
3bを通して送る。
送出制御回路416bは、信号を受取るとアクセス要求
スタック回路350bに対してアクセス要求の送出を停
止する信号を線44bを通して送り、さらにスタック出
力制御回路310bに対してアクセス要求を取出すべき
スタック位置を更新させる信号を線42bを通して送る
また、送出制御回路416aは、信号を受取るとスタッ
ク呂力制#回路310aに対して、アクセス要求を取出
すべきスタック位置を更新させる信号を線42aを通し
て送る。
スタック出力制御回路310aおよび 310bは、スタック位置を更新する信号を線41aお
よび41bを通してスタックへ送る。
(a、ii)   アクセス要求スタック回路350b
のスタック出力制御回路 310bの示すスタックに保持された アクセス要求が順序性保証要素の場 合。
この場合は、順序性保証アクセス要求の場合と異なり、
スタック出力制御回路310bが、スタック位置を更新
するとすぐに順序性保証要素検出回路414bが、次の
順序性保証要素であることを検出する。
したがい、アクセス要求スタック回路 350bは、アクセス要求の送出を再開しない。
また、順序性保証要素検出回路414bは、送出制御回
路416aおよび416bへ、次の順序性保証要素が現
れたことを示す信号を線43bを通して送る。
送出制御回路416aおよび416bは、信号を受取る
とスタック出力制御回路 310aおよび310bに対して、アクセス要求を取出
すべきスタック位置を更新させる信号を線42aおよび
42bを通して送る。
スタック出力制御回路310aおよび 310bは、スタック位置を更新する信号を線41aお
よび41bを通してスタックへ送る。
(b) アクセス要求スタック回路350aのスタック
出力制御回路310aの示すスタックに保持されたアク
セス要求が順序性保証要素の場合。
この場合は、(a)の順序性保証アクセス要求の場合と
異なり、スタック出力制御回路310aのスタック位置
を更新するとすぐに順序性保証要素検出回路414aが
順序性保証要素であることを検出する。
したがい、アクセス要求スタック回路 350aからアクセス要求を送出しない。
また、順序性保証要素検出回路414aは、送出制御回
路416aおよび416bへ次の順序性保証要素が現れ
たことを示す信号を線43aを通して送る。
送出制御回路416aは信号を受取ると、アクセス要求
スタック回路350aに対して、そのままアクセス要求
の送出を停止する信号を線44aを通して送り続ける。
以下の処理は、前記(a)の場合と全く同様であるので
説明を省略する。
以上の処理を、順序性保証要素検出回路414aで最終
順序性保証要素を検出するまで、繰り返すが、最終順序
性保証要素を検出されると、順序性保証要素検出回路4
14aは、送出制御回路416aおよび416bに最終
順序性保証要素が現れたことを示す信号を線49bを通
して送る。
送出制御回路416aは、信号を受取るとアクセス要求
スタック回路350aに対してアクセス要求の送出を停
止する信号を$ 44 aを通して送る。
送出制御回路416bは、アクセス要求スタック回路3
50bのスタック出力制御回路410bの示すスタック
に保持されたアクセス要求が順序性保証アクセス要求な
らば、順序性保証要素検出回路414aからの検品信号
を受取るとアクセス要求スタック回路350bに対して
アクセス要求の送出を再開する信号を45bを通して送
る。
アクセス要求スタック回路350bは、送出制御回路4
16bからアクセス要求の送出を停止させる信号が線4
4bを通して送られてくるまでアクセス要求を送出する
順序性保証要素検出回路44bが、最終順序性保証要素
を検出した場合は、送出制御回路416aおよび416
bへ最終順序性保証要素が現れたことを示す信号を線4
9bを通して送る。
送出制御回路416bは、信号を受取るとアクセス要求
スタック回路350bに対してアクセス要求の送出を停
止する信号を1lj44bを通して送り、さらにスタッ
ク出力制御回路310bに対してアクセス要求を取出す
べきスタック位置を更新させる信号を線42bを通して
送る。
送出制御回路416aも、信号を受取るとスタック出力
制御回路310aに対してアクセス要求を取出すべきス
タック位置を更新させる信号を線42aを通して送る。
スタック出力制御回路310aおよび310bは、スタ
ック位置を更新する信号を線41aおよび42bを通し
てそれぞれアクセス要求スタック回路350aおよび3
50bへ送る。
送出制御回路416aおよび416bは、第2のアクセ
ス要求優先制御回路440から先行するアクセス要求を
主記憶装置500Aへ送出したことを示す信号をMA 
48 aおよび48bから受取ると、アクセス要求スタ
ック回路350aおよび350bに対してアクセス要求
の送出を再開させる信号を線45aおよび45bを通し
て送る。
アクセス要求スタック回路350aおよび350bは、
信号を受取るとアクセス要求の送出を再開し通常の処理
に戻る。
以上の処理は、アクセス要求保持手段300Cおよび3
00Dとアクセス要求送出制御手段430bにおいても
同様であり、またアクセス要求保持手段300Eないし
300Hと第2の優先制御回路400Bにおいても同様
である。
ここで、以上の第1の優先制御回路以降の処理の動作の
具体的な例を示す。
ベクトル・データ処理装[100Aが発行する第O要素
から第15要素の順序性保証アクセス要求が以下のよう
に第1の優先制御回路200Aおよび200Bから送出
されアクセス要求保持手段300Aおよび300Bおよ
び300E、300Fで保持されるとする。
300A・・・第O11,8,12要素300B・・・
第2,3.6.14要素300E・・・第4.5.9.
13要素300F・・・第7.10.1ユ、15要素こ
の場合、第1の優先制御回路により、アクセス要求スタ
ック回路350aには、順序性保証要素、第0要素の順
序性保証アクセス要求、第1要素の順序性保証アクセス
要求、順序性保証要素、順序性保証要素、第8要素の順
序性保証アクセス要求、順序性保証要素、第12要素の
順序性保証アクセス要求、最終順序性保証要素の順にス
タックされていく。
アクセス要求スタック回路350bには順序性保証要素
、第2要素の順序性保証アクセス要求、第3要素の順序
性保証アクセス要求、順序性保証要素、第6要素の順序
性保証アクセス要求、順序性保証要素、順序性保証要素
、第14要素の順序性保証アクセス要求、最終順序性保
証要素の順にスタックされていく。
結果、アクセス要求スタック回路300A、300Bに
は、 300A ・Syl、0.1、syl、8、syl、1
2要素、5y2 300B ・・・Syl、 2、3、 Syl、 6、
 Syl、Syl、 14.Sy2 のように格納されていく。ここで、Sylは順序性保証
要素を、Sy2は最終保証要素を示す。
第2の優先制御回路400Aでは、最初の順序性保証要
素がそろい、先行するアクセス要求が主記憶装[500
Aへ送出されると、第0要素の順序性保証アクセス要求
が送出され、次に第1要素の順序性保証アクセス要求が
送出される。
この時、第0要素が主記憶装置1500Aへ送出された
ことを示す信号が線48aを通して送られてから第1要
素を送出するので、必ず第0要素の方が第1要素より先
に主記憶をアクセスする。
また1次にアクセス要求スタック回路350aから取出
すべきアクセス要求は、順序性保証要素であるので送出
は停止され、アクセス要求スタック回路350bから第
2要素、そして第3要素が順に送出される。
この場合も、同じく第2要素の方が第3要素より先に主
記憶をアクセスする。
また、先に述べたように、第2のアクセス要求優先制御
回路440は、早く到着した順にアクセス要求を主記憶
装置!1500Aへ送出する。したがって、第1要素が
第2要素より先にアクセス要求優先制御回路440に送
出されているため、第1要素の方が先に主記憶をアクセ
スする。
以下、同様に前に述べたように、順序性保証要素で同期
をとりながら、かつ、アクセス要求スタック回路350
aよりの送出を優先させることにより、第O11,2,
3,6,8,12,14要素の順に主記憶をアクセスす
る。
アクセス要求保持手段300Eおよび300Fへ送出さ
れたアクセス要求も同様に、第4.5.7.9.10.
11.13.15要素の順に主記憶をアクセスする。
このように、本実施例によれば、ベクトル要素間の順序
性を守って主記憶をアクセスしなければならないベクト
ル・データのアクセス要求は、アクセス要求間に順序性
保証要素を発行し、優先制御を行うことにより実現され
る。
二二で、第8図に、送8制御回路416aの回路を示す
図中、800A、800Bはリセット優先のフリップ・
フロップである。5ooc、800D。
800F〜800HはORゲートであり、800E、8
00JはANDゲートテアル。
第9図には、送出制御回路416bの詳細論理回路を示
す。
図中、900Aはセット優先のフリップ・フロップであ
る。S入力とR入力に同時に′1′が与えられると、フ
リップ・フロップの90OAの出力は′1′ となる。
900B、900Cはリセット優先のフリップ・フロッ
プである900D、900E、900に〜900MはO
Rゲート、900F−H,900J、90ONはAND
ゲートである。
(以下余白) (2)ベクトル・データ間の順序性保証について。
先行するベクトル・データと後続するベクトル・データ
の間で主記憶へのアクセス順序を保証する場合には、ベ
クトル・データ処理装置100Aは(第1図参照)、ベ
クトル・データ間の同期をとる第1の同期用要素を同時
に4個発行し線18aないし18dを通して、第1の優
先制御回路20OAおよび200Bへ送出する。
ベクトル・データ処理装置100Aが発行した4個の第
1の同期用要素のうち2個は、線18aおよび18bを
通してアクセス要求スタック回路250aおよび250
bへ送出される(第2図参照)。
アクセス要求スタック回路250aおよび250bにお
いて、第1の同期用要素検出回路212aおよび212
bは、スタック出力制御回路210aおよび210bの
示すスタックに保持されたアクセス要求が第1の同期用
要素であるかどうかを検査する。
つまり、アクセス要求のビット1,2が′1o′である
かどうかを検査する。
今、第1の同期用要素検出回路212aは、アクセス要
求スタック回路250aのスタック出力制御回路210
aの示すスタックに保持されたアクセス要求が第1の同
期用要素であることを検出すると、送出制御回路216
aと第1の同期用要素制御回路218に対して、第1の
同期用要素が現れたことを示す信号を線35aを通して
送る。
送出制御回路216aは、信号を受取るとアクセス要求
スタック回路250aに対してアクセス要求の送出を停
止させる信号を線24aを通して送る。
次に第1の同期用要素検出回路212bは、アクセス要
求スタック回路250bにおいてスタック出力制御回路
210bの示すスタックに保持されたアクセス要求が第
1の同期用要素であることを検出すると、送出制御回路
216bおよび第1の同期用要素制御回路218に対し
て第1の同期用要素が現れたことを示す信号を線35b
を通して送る。
送出制御回路216bは、信号を受取ると、アクセス要
求スタック回路250bに対して、アクセス要求の送出
を停止させる信号を線24bを通して送る。
第1の同期用要素制御回路218は、線35aおよび3
5bの両方から、第1の同期用要素が現れたことを示す
信号を受取り、さらに第1のアクセス要求優先制御回路
226aおよび226eがら、先行するアクセス要求を
すべて線27 a オヨび27eを通して送出したこと
を示す信号を線28aおよび28bを通して受取ると、
第2の同期用要素発行手段224aおよび224bに対
して第2の同期用要素を発行させる信号を線36を通し
て送る。
第2の同期用要素発行手段224aおよび224bは、
信号を受取ると第2の同期用要素を発行し線27aおよ
び27eを通して送出する。
そして送出したことを示す信号を線37aおよび37e
を通して第1の同期用要素制御回路218へ送る。
第1の同期用要素制御回路218は、線37aおよび3
7eの両方から信号を受取ると送出制御回路216aお
よび216bに対して、後続するアクセス要求の処理を
再開させることを示す信号を線38を通して送る。
送出制御回路216aおよび216bは、スタック出力
制御回路210aおよび210bに対してアクセス要求
を取出すべきスタック位置を更新させる信号を線22a
および22bを通して送る。
スタック出力制御回路210aおよび210bは、スタ
ック位置を更新する信号を線21aおよび21bを通し
てスタックへ送る。
さらに、送出制御装置216aおよび216bは、アク
セス要求スタック回路250aおよび250bに対して
アクセス要求を送出させる信号を線25aおよび25b
を通して送る。
アクセス要求スタック回路250aおよび250bは、
アクセス要求を送出し通常の処理に戻る。
第3図において、アクセス要求保持手段300Aおよび
300Bでは、第1の優先制御回路200Aおよび20
0Bから線27aおよび27bを通して送出されてきた
第2の同期用要素とアクセス要求をアクセス要求スタッ
ク回路350aおよび350bで保持する。
今、第2の同期用要素検出回路412aは、アクセス要
求スタック回路350aにおいて、スタック出力制御回
路310aの示すスタックに保持されたアクセス要求が
第2の同期用要素であることを検出すると、送出制御回
路416aと第2の同期用要素制御回路418に対して
第2の同期用要素が現れたことを示す信号を線55aを
通して送る。
送出制御回路416aは、信号を受取るとアクセス要求
スタック回路350aに対してアクセス要求の送出を停
止させる信号を@ 44 aを通して送る。
次に第2の同期用要素検出回路412bは、アクセス要
求スタック回路350bにおいてスタック出力制御回路
310bの示すスタックに保持されたアクセス要求が第
2の同期用要素であることを検品すると、送出制御回路
416bおよび第2の同期用要素制御回路418に対し
て第2の同期用要素が現れたことを示す信号を線55b
を通して送る。
送出制御回路416bは、信号を受取るとアクセス要求
スタック回路350bに対してアクセス要求の送出を停
止させる信号を線44bを通して送る。
第2の同期用要素制御回路418は、l1A55aおよ
び55bの両方を通して第2の同期用要素が現れたこと
を示す信号を受取り、さらに第2のアクセス要求優先制
御回路440から、先行するアクセス要求を、すべて線
47を通して主記憶装置500Aへ送出したことを示す
信号を線48aおよび48bを通して受取ると、送出制
御回路416aおよび416bに対して、後続するアク
セス要求の処理を再開させることを示す信号を線58を
通して送る。
送出制御回路416aおよび416bは、スタック出力
制御回路310aおよび310bに対してアクセス要求
を取出すべきスタック位置を更新させる信号を線42a
および42bを通して送る。
スタック出力制御回路310aおよび310bは、スタ
ック位置を更新する信号を線41aおよび41bを通し
てスタックへ送る。
さらに送出制御回路416aおよび416bは、アクセ
ス要求スタック回i8350 aおよび350bに対し
て、アクセス要求を送出させる信号を線45aおよび4
5bを通して送る。アクセス要求スタック回路350a
および350bは、アクセス要求を送出し通常の処理に
戻る。
このように、本実施例によれば、多段階で主記憶アクセ
スの優先制御を行う構成において、たとえば、第1図に
おいてアクセス要求が第1の優先制御回路200Aから
アクセス要求保持手段300Aを通って第2の優先制御
回路400Aへ送出される時、第2の同期用要素を発行
することによって、第1および第2の優先制御回路20
0Aおよび400Aがそれぞれ独立に動作できるため、
ベクトル・データ間のアクセス順序の高速処理が実現で
きる。
すなわち、第1の優先制御回路200Aは、第2の優先
制御回路400Aから第2の同期用要素に先行するアク
セス要求が主記憶装置500Aへ送出されるのを待たず
に、第2の同期用要素に後続するアクセス要求の処理が
でき、第2の優先制御回路400Aも第2の同期用要素
に後続するアクセス要求がアクセス要求保持手段300
Aへ送出されているので、すぐに処理を再開できる。
ここで、第6図に第1の同期用要素制御回路218の詳
細論理回路を示す。600Aは入力に反転機能が付いた
ANDゲート、600B。
600CはANDゲートである。
第10図に、第2の同期用要素制御回路418の詳細論
理回路を示す。100OAは入力反転機能付ANDゲー
ト、100OBはANDゲートである。
なお、以上の実施例は、ベクトル・データ処理装置10
0Aが、同時に同一のベクトル・データに対するアクセ
ス要求を発行する場合における同期化の処理について説
明したが、ベクトル・データ処理装W100Aが、同時
に異なる2つのベクトル・データに対するアクセス要求
を発行する場合におけるベクトル・データ間の順序性を
保証処理に対しても、本実施例は適用することができる
すなわち、第1図において、ベクトル・データ処理装置
100Aが、1つのベクトル・データのアクセス要求を
2個ずつ線18aおよび18bを通して順次発行し、別
のベクトル・データのアクセス要求を2個ずつ線18c
および18dを通して順次発行する場合、第1の優先制
御回路200Aおよび200Bは、それぞれ独立して各
々のベクトル命令の同期化の処理を上述した方法によっ
て行う。また、第2の優先制御回路400Aは線27a
および27bを通して送られてきたアクセス要求の処理
を上述した方法によって行う。
これによって、ベクトル・データ間の順序性を保証する
ためのベクトル命令間の同期化の処理が同様に実現でき
る。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、ベクトル・データ処理
装置が同時に発行するアクセス要求数が増大した場合に
も、ベクトル・データのベクトル要素間の順序性を保証
する処理を、高速に実行可能な計算機システムを提供す
ることができる。
また、本発明によれば、ベクトル・データ処理装置が同
時に発行するアクセス要求数が増大した場合にも、ベク
トル・データ間の順序性を保証する処理を高速に実行可
能な計算機システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る計算機システムの構成
を示すブロック図、第2図は第1の優先制御回路の構成
例を示すブロック図、第3図は第1図のアクセス要求保
持手段および第2の優先制御回路の構成を示すブロック
図、第4図は命令の構成を示す説明図、第5図は第1の
優先制御回路中の送出制御回路の構成を回路図、第6図
は第1の同期用要素制御回路の構成示す回路図、第7図
は順序性保証アクセス要求制御回路の構成を示す回路図
、第8図および9図は第2の優先制御回路中の送出制御
回路の構成を示す回路図、第10図は第2の同期用要素
制御回路の構成を示す回路図である。 100A〜100B・・ベクトル・データ処理装置、2
50a〜250b  ・アクセス要求スタック回路、2
18・・・第1の同期用要素制御回路。 220・・・順序性保証アクセス要求制御回路、224
a、224e・・第2の同期用要素発行手段。 226a、226e・・・第1のアクセス要求優先制御
回路、228a、228e・・順序性保証要素発行手段
、418・・第2の同期用要素制御回路、420・・・
順序性保証要素制御回路、440・・・第2のアクセス
要求優先制御回路、500A〜500B・・・主記憶装
置。 呂願大 株式会社 日 立 製 作 所代理人 弁理士
  富 1)和子 修    区 腑    や 区    ぐ 区      解 1% や 緘    島 第 図 第 ア 図 4a 5a 第 図 1Q

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のバンクより構成される主記憶装置と、ベクト
    ル・データを構成する各ベクトル要素に対する、複数個
    の主記憶アクセス要求を同時に発行する、1以上のベク
    トルデータ処理装置と、ベクトル・データ処理装置が発
    行する主記憶アクセス要求の、各バンクについての優先
    制御を段階的に行う、各段について複数の優先制御回路
    よりなる優先制御部を備え、 ベクトル・データを構成するベクトル要素間の順序性を
    保証して、主記憶アクセスを行う場合に、 優先制御部において、第1段階の優先制御を行う各優先
    制御回路は、分担して受け付けたベクトル・データ処理
    装置よりの主記憶アクセス要求を、ベクトル要素につい
    ての順序性を保証して、それぞれ、次段の、アクセス先
    のバンクに応じた優先制御回路に送出し、第n(n>1
    )段の各優先制御回路は、複数の第n−1段の優先制御
    回路よりの主記憶アクセス要求を、各第n−1段の優先
    制御回路についての順序性を保証して送出することを特
    徴とする計算機システム。 2、複数のバンクより構成される主記憶装置と、ベクト
    ル・データを構成する各ベクトル要素に対する、複数個
    の主記憶アクセス要求を同時に発行する、1以上のベク
    トルデータ処理装置と、ベクトル・データを構成するベ
    クトル要素の順序に従って、主記憶アクセス要求を、そ
    れぞれ2以上のベクトル要素について分担して受け付け
    、受け付けた主記憶アクセス要求間の優先制御を行い、
    そのアクセス先のバンクに対応して設けられた第2優先
    制御回路に送出する、複数の第1優先制御回路と、自身
    が対応するバンクへの、各第1優先制御回路よりの主記
    憶アクセス要求を受け付け、受け付けた主記憶アクセス
    要求間の優先制御を行う複数の第2優先制御回路とを備
    え、 ベクトル・データを構成するベクトル要素間の順序性を
    保証して、主記憶アクセスを行う場合に、 各第1優先制御回路は、同時に受け付けた主記憶アクセ
    ス要求間の順序性を保証して、そのアクセス先のバンク
    に対応した第2優先制御回路に送出し、 第2優先制御回路は、各第1優先制御回路について、受
    け付けた主記憶アクセス要求の順序性を保証することに
    より、対応するバンクについての、主記憶アクセスを、
    ベクトル・データを構成するベクトル要素の順序に従っ
    て行うことを特徴とする計算機システム。 3、請求項2記載の計算機システムであって、ベクトル
    ・データを構成するベクトル要素間の順序性を保証して
    、主記憶アクセスを行う場合に、 前記ベクトルデータ処理装置は、ベクトル要素の主記憶
    アクセス要求を、順序性保証アクセス要求として発行し
    、 前記各第1優先制御回路は、順序性保証アクセス要求を
    受け付けた場合に、各回毎に、順序性保証要素を全ての
    第2優先制御回路に送出し、その後、同時に受け付けた
    2以上の順序性保証アクセス要求を、ベクトル要素の順
    序でそのアクセス先のバンクに対応した第2優先制御回
    路に送出することにより、同時に受け付けた主記憶アク
    セス要求間の順序性を保証し、 第2優先制御回路は、各第1優先制御回路よりの順序性
    保証要素を用いて、各第1優先制御回路よりの順序性保
    証アクセス要求間の同期を取り、順次、分担するベクト
    ル要素の順序に従った第1優先制御回路の順序で、各第
    1優先制御回路より受け付けた順序性保証アクセス要求
    に応じた主記憶アクセス要求を送出することにより、各
    第1優先制御回路について、受け付けた主記憶アクセス
    要求の順序性を保証することを特徴とする計算機システ
    ム。 4、請求項2または3記載の計算機システムであって、 ベクトル・データを構成するベクトル要素間の順序性を
    保証して、主記憶アクセスを行う場合に、 前記ベクトルデータ処理装置は、順序性を保証する、最
    終ベクトルデータのベクトル順序性保証アクセス要求を
    最終順序性保証アクセス要求として発行し、前記第1優
    先制御回路は、該最終アクセス要求の処理後に最終同期
    用要素を全ての第2優先制御回路に送出し、 第2優先制御回路は、各第1優先制御回路について、最
    終同期用要素に先行して受け付けた主記憶アクセス要求
    の順序性を保証することを特徴とする計算機システム。 5、複数のバンクより構成される主記憶装置と、ベクト
    ル・データを構成する各ベクトル要素に対する、複数個
    の主記憶アクセス要求を同時に発行する、1以上のベク
    トルデータ処理装置と、ベクトル・データを構成するベ
    クトル要素の順序に従って、主記憶アクセス要求を、そ
    れぞれ2以上のベクトル要素について分担して受け付け
    、受け付けた主記憶アクセス要求間の優先制御を行い、
    そのアクセス先のバンクに対応して設けられた第2優先
    制御回路に送出する、複数の第1優先制御回路と、自身
    が対応するバンクへの、各第1優先制御回路よりの主記
    憶アクセス要求を受け付け、受け付けた主記憶アクセス
    要求間の優先制御を行う複数の第2優先制御回路とを備
    え、 ベクトルデータ間の順序性を保証して、主記憶アクセス
    を行う場合に、 前記ベクトルデータ処理装置は、先行するベクトルデー
    タに対する主記憶アクセス要求の発行後、ベクトルデー
    タを構成するベクトル要素に対する各主記憶アクセス要
    求に対応して、それぞれ第1同期用要素を発行し、次に
    、後続するベクトルデータのベクトル要素に対する主記
    憶アクセス要求を発行し、 前記各第1優先制御回路は、受け付けた第1同期用要素
    に先行して受け付けた主記憶アクセス要求の送出後に、
    第2同期用要素を全ての第2優先制御回路に送出し、次
    に、後続するベクトルデータに対する主記憶アクセス要
    求をアクセス先のバンクに対応した第2優先制御回路に
    送出し、 第2優先制御回路は、順次、各第1優先制御回路よりの
    第2同期用要素を用いて同期をとりつつ、同一ベクトル
    データのベクトル要素に対する主記憶アクセス要求を送
    出することを特徴とする計算機システム。 6、請求項2または3記載の計算機システムであって、 ベクトルデータ間の順序性を保証して、主記憶アクセス
    を行う場合に、 前記ベクトルデータ処理装置は、先行するベクトルデー
    タに対する主記憶アクセス要求の発行後、ベクトルデー
    タを構成するベクトル要素に対する各主記憶アクセス要
    求に対応して、それぞれ第1同期用要素を発行し、次に
    、後続するベクトルデータのベクトル要素に対する主記
    憶アクセス要求を発行し、 前記各第1優先制御回路は、受け付けた第1同期用要素
    に先行して受け付けた主記憶アクセス要求の送出後に、
    第2同期用要素を全ての第2優先制御回路に送出し、次
    に、後続するベクトルデータに対する主記憶アクセス要
    求をアクセス先のバンクに対応した第2優先制御回路に
    送出し、 第2優先制御回路は、順次、各第1優先制御回路よりの
    第2同期用要素を用いて同期をとりつつ、同一ベクトル
    データのベクトル要素に対する主記憶アクセス要求を送
    出することを特徴とする計算機システム。 7、複数のバンクより構成される主記憶装置と、ベクト
    ル・データを構成する各ベクトル要素に対する、複数個
    の主記憶アクセス要求を同時に発行する、1以上のベク
    トルデータ処理装置とを備えた計算機システムにおいて
    、 ベクトル・データ処理装置が同時に発行する複数の主記
    憶アクセス要求を複数のグループに分割し、 第1ステップにおいて、各グループ内における、主記憶
    アクセス要求の、ベクトル要素についての順序性を保証
    し、 第2ステップにおいて、第1ステップにおけるグループ
    間について、各バンクについての主記憶アクセス要求の
    順序性を保証することにより、主記憶アクセス要求のベ
    クトル要素間の順序性を保証することを特徴とする記憶
    制御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63155352A (ja) * 1986-12-19 1988-06-28 Hitachi Ltd 記憶制御方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63155352A (ja) * 1986-12-19 1988-06-28 Hitachi Ltd 記憶制御方式

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