JPH04302400A - 交差点の遠隔管制方式 - Google Patents

交差点の遠隔管制方式

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JPH04302400A
JPH04302400A JP6717291A JP6717291A JPH04302400A JP H04302400 A JPH04302400 A JP H04302400A JP 6717291 A JP6717291 A JP 6717291A JP 6717291 A JP6717291 A JP 6717291A JP H04302400 A JPH04302400 A JP H04302400A
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JP
Japan
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intersection
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block
route
control device
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Application number
JP6717291A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Miyamoto
宮本芳行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ROBOTEC KENKYUSHO KK
Original Assignee
ROBOTEC KENKYUSHO KK
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Publication date
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Priority to JP6717291A priority Critical patent/JPH04302400A/ja
Publication of JPH04302400A publication Critical patent/JPH04302400A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動体の運行を管制
室において遠隔管理する場合、交差点における移動体の
管制、特に交差点における衝突の回避のための管制方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の移動体の行動を遠隔制御によって
管制する場合の課題の1つとして、交差点における衝突
を回避することがあるが、この課題の解決策として確立
されたものは未だ知られていない。
【0003】なお、複数の移動体を遠隔制御する技術と
して、例えば、特開平2−110606号の発明又はこ
の発明に対応するU.S.PAT.No.498638
4の発明が既知であるが、これらの文献中には、交差点
での衝突を遠隔制御によって回避する技術は含まれてい
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、遠隔に制
御される複数の移動体が交差点で衝突しないように、管
制室において遠隔制御する新らたな方式を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(一般的前提)(1)交
差点について、次のことを管制室で把握している。 (イ)交差点の位置(ロードマップ上の所要交差点の管
制番号) (ロ)交差点の形状(枝路の数等)。
【0006】(2)各移動体について、次のことを管制
室で把握できる。 (イ)移動体の個体番号(管制上の番号)(ロ)現在位
置(どの交差点にいるか。所要交差点に進入前か、交差
点内に進入しているか、交差点を出た後か。) (ハ)所要交差点での予定進路(所要交差点でどの枝路
に抜けるか(左折、右折、直進等:予めの運行計画又は
必要都度移動体から管制室へ通報。))(ニ)同一の交
差点に複数の移動体が輻輳した場合、衝突を回避するに
ついて、その交差点を抜ける優先順位。
【0007】(3)管制室は次の設備を有する。 (イ)各移動体の運行を管理・制御するための通信・計
算・情報処理等のためのソフトウエア及びハードウエア
からなる管制装置。
【0008】(4)管制室と各移動体との間の通信手段
・伝達手段。これは次のことを行う。 (イ)各移動体から、現在位置、必要な場合予定進路を
管制室に通報すること(連続又は所定時間間隔又は管制
室からの随時呼出に応答。) (ロ)管制室から各移動体に対して、行動指示もしくは
運行制御(例えば、交差点への進入許可又は進入禁止等
)の指示を与えること。
【0009】(発明の主要部) (基礎事項) (1)交差点の内部を、各枝路に連続する管制用のブロ
ックに区分する。但し、1つの枝路について1つのブロ
ックとする。
【0010】(2)枝路を有しないブロックはない。但
し、ブロック相互で隣合うことは差し支えない。
【0011】(3)1つの枝路又は1つのブロックには
、移動体がいないか又は1つだけいる。
【0012】(4)移動体が交差点へ進入前の枝路にい
るか、又は交差点内のどのブロックにいるか、又は交差
点を出た後の枝路にいるかについて、枝路ごと又はブロ
ックごとに識別できる。これは通信手段により管制室に
通報し、管制装置に記憶しておく。
【0013】(5)移動体は同じ枝路、同じブロックを
1度しか通らない(後戻りしないことを含む)。
【0014】(6)各ブロックに対して、次の約束によ
り、論理閉塞信号(以下「閉塞信号」という。)及び論
理空き信号(以下「空き信号」という。)を付与する。 なお、閉塞信号及び空き信号を総合して論理信号とする
【0015】(イ)移動体が交差点に進入を予定して枝
路にいるとき(移動体が枝路にいて交差点に進入を予定
しているとき、その枝路を「進入枝路」という。)、移
動体が交差点に進入し且つその交差点を出るまでに通過
する予定の各ブロック(このようなブロックを「進路ブ
ロック」という。)に対して、その移動体に関して閉塞
信号。
【0016】(ロ)移動体が交差点内に進入していずれ
かのブロックにいるとき、その移動体のいるブロック及
びその後の進路ブロックに対して、その移動体に関して
閉塞信号。
【0017】(ハ)その交差点について(イ)、(ロ)
の条件に該当しないブロック(このようなブロックを「
非閉塞ブロック」という。)に対して、その移動体に関
して、空き信号。非閉塞ブロックは、実質は空いている
ブロックである。
【0018】(ニ)各ブロックについて、閉塞信号又は
空き信号のどちらかが必ず記録されている。
【0019】(ホ)1つのブロックについて、1つの移
動体に関して、閉塞信号の重複又は空き信号の重複又は
閉塞信号と空き信号との重複はない。
【0020】(進路コード) (1)交差点の進入枝路又はいずれかのブロックにいる
1つの移動体に関して、(6)(イ)〜(ハ)により付
与した論理信号を、その交差点の各ブロックについて総
合して、その交差点についての、その移動体に関する「
進路コード」という。
【0021】(2)進路コードは、1つの移動体に関し
て、1つのブロックについて論理信号の1つの桁が対応
し、ブロックの数と同じ桁数のものである。
【0022】(3)進路コードは管制室の管制装置で作
成し、そこに格納しておく。
【0023】(進路コードの個別作成)交差点に係属し
ている移動体が複数の場合、その各々の移動体ごとに個
別に進路コードを作成する。但し、移動体が「交差点に
係属している」とは、移動体が進入枝路にいるか又は交
差点内のブロックのいずれかにいる状態をいう。
【0024】
【発明の概要】(衝突するか否かの判定)(1)交差点
に係属している移動体が複数の場合、各移動体の進路コ
ードを用いて、ブロックごとに、管制装置において論理
積演算を行う。ブロックごとに論理積演算を行うことは
、各進路コードの同じ桁相互に且つ桁ごとに論理積演算
を行うことである。
【0025】(2)交差点に係属している移動体が3つ
以上の場合は、その2つずつによる全ての組合わせにつ
いて各組合わせごとに論理積演算を行う。
【0026】(3)この演算の結果、移動体の組合せが
2つ以上の場合はその全ての組合せの1つでも、いずれ
か同一のブロックについて複数の移動体の閉塞信号が重
畳した場合は、そのブロック(その交差点)において衝
突の可能性があると管制装置において判定する。
【0027】(4)この演算結果について、いずれのブ
ロックにおいてもどの移動体の閉塞信号も重畳すること
がない場合は、いずれのブロックにおいても(その交差
点において)衝突の可能性がないと管制装置において判
定する。
【0028】(5)交差点に係属する移動体の数が多い
場合、その一部だけの移動体について衝突の可能性があ
るか否かを判定すれば管制上の所要の要請を満すことが
ある。
【0029】(6)2つずつの進路コードの組合わせの
全てについての検証を終了しない段階でいずれかのブロ
ックについて異る移動体の閉塞信号が重畳し、この段階
で事実上、管制上の要請を満す判定が出ることがある。
【0030】(7)衝突の可能性があると判定した場合
は、管制装置は、所定の管制順位に従って回避のための
所要の指示を所要の移動体に対して行う。
【0031】(交差点の予約コード) (1)衝突の可能性がないと判定した場合、管制装置に
おいて各移動体の進路コードの論理和演算を行って、演
算結果として得られた各ブロックの論理値をその交差点
について総合して、その交差点についての、そのときそ
の交差点に係属する全移動体に関する予約コードとする
。ここで、「衝突の可能性がない場合」には、衝突の可
能性があると判定した場合において所定の回避措置によ
って衝突の可能性がないようにしたときを含む。
【0032】(2)この場合の論理和演算は、各進路コ
ードの同じ桁相互に、且つ桁ごとに行う。これは交差点
の各ブロックごとの論理和演算を行うことである。
【0033】(3)予約コードは管制装置に格納してお
く。
【0034】(4)交差点に係属する各移動体の論理演
算による閉塞信号が同じ桁で重複することがないとして
、一部の移動体の進路コードによって論理和コードを作
るだけで管制上の要請を満すことがある。このような論
理和コード(部分予約コード)は1つだけでなく作成で
きる。同じ移動体の進路コードを、異る組合わせによる
他の部分予約コードの作成に使用することもある。
【0035】(5)同じ移動体の進路コードを重複して
使用していない組合わせの部分予約コードを幾つか組合
わせた論理和コードも別の部分予約コードを作る。この
場合、1つの移動体だけの進路コードも1つの組合わせ
として認める。管制上の要請に見合う段階の部分予約コ
ードを使用する。移動体の重複がないような幾つかの組
合わせの部分予約コードを全て総合すると交差点に係属
する移動体全ての進路コードによる予約コードに帰着す
る。
【0036】(予約コードの更新:その1)(1)一旦
予約コードを作成した後、新らたな移動体がその交差点
に係属するに至った場合、既成の予約コードと新らたに
出現した移動体の進路コードとの論理積演算を行って閉
塞信号が重畳することがなければ、管制装置において既
成の予約コードとその後発の移動体の進路コードとの論
理和演算を行って予約コードを更新することができる。
【0037】(2)予約コードを更新するのは、新らた
に出現する移動体が1つの場合に限らず、複数の移動体
が同時に遅れて出現した場合でも同様にして予約コード
の更新をすることができる。
【0038】(3)更新された予約コードは、先発でそ
の交差点に係属している移動体の進路コードと後発で出
現した移動体の進路コードとを、閉塞信号が重畳するこ
とがないとして、当初から対等に論理和合成して作成し
た予約コードに等しい。その意味または、先発の各移動
体による部分予約コードと後発の各移動体による部分予
約コードとを加えて全体の予約コードを作ることに等し
い。
【0039】(予約コードの更新:その2)(1)移動
体が交差点を出たときは、その移動体の進路コードを消
去して、残りの各移動体の予約コードを作る。これには
、もとの予約コードと消去する進路コードとにより排他
論理和演算を行う。得られたものが更新された予約コー
ドである。
【0040】(2)一旦予約コードを作成した後、その
後に生じた管制上の都合によって、その移動体がその交
差点に係属したまゝであるがその移動体の状態をそのま
ゝ一時的に凍結(待機させるなど)してその移動体の管
制を留保する際、予約コードからその留保する移動体の
進路コードを取除く。この場合にも、予約コードと取除
くべき進路コードとの排他論理和コードを作る。得られ
たコードは、留保した移動体以外の残りの移動体の進路
コードによる論理和コードである。これも更新された予
約コードの1つである。
【0041】(3)排他論理和演算は、予約コードと取
除くべき進路コードとの同じ桁相互に桁ごとに行う。こ
れはブロックごとに論理的な減算を行うことに相当する
。この排他論理和演算は管制装置で行う。
【0042】(4)予約コードから取除く進路コードは
、管制上の都合によって1つの移動体に関するものだけ
に限らない。第1の移動体の進路コードを取除いた後に
さらに第2の移動体の進路コードを取除いた段階のもの
は、まず第1の移動体の進路コードと第2の移動体の進
路コードとの論理和コードを作成し(これは部分予約コ
ードの1つに相当する。)、当初の既成の予約コードか
らこの論理和コードを取除いたものに等しい。
【0043】(5)取除く進路コードが更に多くても同
様であり、予約コードから出発して交差点に係属する全
ての移動体の進路コードを取除くと、交差点が空きの状
態のコードに帰する。
【0044】(6)交差点に係属する移動体の1つ又は
幾つかのものの進路コードを既成の予約コードから取除
いて予約コードを更新することは、一般にその交差点の
状況・予約コードの点検を行うことになる。
【0045】(7)各移動体の進路コードを合成して作
成した予約コードも、既成の予約コードの中から交差点
を通過した移動体の進路コードを取除いて更新した予約
コードも、さらに一旦作成した予約コードの中から管制
を留保する都合で一時的に取除いて更新した予約コード
も、予約コードとしての意味は同等である。いずれの経
緯によって作られても、作成された予約コードは、その
後の管制の基礎として使用する。
【0046】(8)一旦留保して取除いた移動体の進路
コードをもう一度予約コードの中に戻す作業は、その移
動体がその状態で新らたに管制に加わるときに行う作業
と同等である。
【0047】(進路コード、予約コードの段階更新)(
1)進路コードの作成において、進路ブロックについて
閉塞信号を記憶した後移動体がブロックを順次に進んで
進路後方のブロックがその移動体に関しては事実として
空きになった場合でも、その移動体がその交差点を抜け
てしまうまで後方のブロックについて閉塞信号を記憶し
たまゝにしておくことは、管制上効率が悪い。
【0048】(2)この観点から、2つ以上のブロック
を経由して交差点を抜ける移動体に関しては、その移動
体が次のブロックに移るごとに、移動体後方の事実とし
て空になったブロックについての論理信号を、管制装置
において、閉塞信号からか空き信号に更新する。これは
、移動体が単に交差点に係属しているという程度で識別
するのでなく、交差点内のどのブロックにいるかという
程度まで、ブロックごとに移動体の在否を管制装置にお
いて識別でき、且つブロックごとに、閉塞又は空きを記
憶できるときに有効である。
【0049】(3)このようにする場合、(イ)まず、
移動体が進入枝路に入った時刻T1において、進路ブロ
ックのすべてについて閉塞信号を記憶する。
【0050】(ロ)次に時刻T2に、交差点内に入って
、その移動体が進路ブロックの第1のものに進んだとき
、その第1のブロックの閉塞信号を維持する他、その後
の進路ブロックの第2、第3…のものについての閉塞信
号も維持する。この場合、進入枝路についても閉塞・空
きの管理をしているならば、その進入枝路は空きになっ
たとして閉塞を解いて差支えない。
【0051】(ハ)さらに時刻T3に第2の進路ブロッ
クに進んだとき、後方に去った第1のブロックの閉塞を
解除して、そのブロックに対応する管制装置内の記憶を
空き信号に訂正する。この場合、進路ブロックの前方の
残りのものの閉塞信号は維持する。
【0052】(ニ)以下同様に、進路ブロックを1つず
つ前進する時刻T4,T5,‥‥ごとに、後方に去って
空いて行く各ブロッックの閉塞信号を順次空き信号に変
更する。
【0053】(4)このようにして、時刻T1,T2,
T3,T4,‥‥ごとに進路コードを更新することによ
り、衝突するか否かの判定、予約コードもしくは部分予
約コードの作成、予約コードもしくは部分予約コードの
点検、を時刻T1,T2,T3,T4,‥‥ごとに各別
にきめ細く行い得る。これは管制効率の向上をもたらす
【0054】(進路ブロックの部分閉塞)(1)移動体
が交差点を抜けるまでに経由する進路ブロックの数が多
い場合、最初の方のブロックにいる時刻T1に、その進
路前方のブロックの全てについて一時に閉塞信号を記憶
してしまうと、途中部分又は最終部分近くのブロッック
の閉塞時間が長くなって、管制効率が悪い。
【0055】(2)この観点から、進路前方に幾つかの
ブロックがある場合は、その全部を一時には閉塞してし
まわないで、移動体が存在するブロック及びそのブロッ
クに近いものだけについて閉塞信号を記憶し、他のブロ
ックは非閉塞ブロックとして空き信号を記憶する。ブロ
ックを1つずつ進んで時刻がT2,T3,T4,‥‥と
移るに従って、空き信号から閉塞信号に訂正する進路ブ
ロックを1つずつ前方に移して行く。
【0056】(3)これも、ブロックの1つずつについ
て、管制装置において個別に識別し且つ論理信号を記憶
することができる場合に適用できる。
【0057】(4)移動体が存在するブロックの他、前
方の進路ブロックの幾つを閉塞するかは、実施の都合に
よって設定する。
【0058】
【効果】(1)この発明は、描図を用いた可視表示を行
わなくても極めて簡単なデジタル論理演算を行うだけで
交差点における衝突の可能性有無をブロック単位で判定
でき、又移動体の交差点への係属状態を極めて簡単な論
理処理によって遠隔に管理できる。
【0059】(2)この発明の場合、交叉方向の一方の
すべてを遮断するのではなく、ブロック単位で衝突の有
無を判定できるので、交叉方向の移動体に交差点内への
進入を認める条件を許容できるから、きめの細い遠隔管
制を行うことができて、管制の効率が向上する。
【0060】
【実施例】移動体として車輌が道路の交差点において管
理される場合の例を説明する。
【0061】図1は、この実施例において管制装置と車
輌との配置関係の概念を示す図である。
【0062】この図で、STNは管制装置を含む通信局
であって管制室に相当し、ANT1はその通信用のアン
テナである。VCLは道路上の車輌でANT2はその通
信用のアンテナである。通信局STNと車輌VCLとは
、双方のアンテナANT1,ANT2を通じて相互に所
要の通信を行う。
【0063】図2は、通信局STNの管制装置CONT
の構成と車輌VCLの構成を示すものである。
【0064】通信局STNの中に管制装置CONTがあ
り、管制装置CONTの中に通信装置COM1,計算装
置COPT,記憶装置MEMがある。車輌VCLの中に
は、通信装置COM2がある。管制装置CONTは、固
定の舎屋に収容する場合だけでなく、実施の都合により
車載型で移動式のものとする(通信局STNが移動局と
なる)ことも差支えない。通信局STNと車両VCLと
の間の通信は適宜の中継局を経由する場合を含む。
【0065】図3は、交差点の例として4叉路における
管理用のブロックの概念を説明するものである。
【0066】この図で、g,h,j,kがそれぞれ交差
点内に設定した管理用のブロックである。またこの図で
、G,H,J,K:W,X,Y,Zがそれぞれ各ブロッ
クに連続する枝路である。この場合、例えばブロックg
に対しては枝路Gと枝路Wとがどちらも連続しているが
、車輌が左側通行の規則に従う限りは、ブロックgに対
しては枝路Gが進入枝路になり、枝路Wは進入枝路には
ならない。即ち、図3において、左側通行を前提として
、枝路G,H,J,Kはそれぞれ進入枝路となり得るが
、枝路W,X,Y,Zはそれぞれ進入枝路にはならない
【0067】各ブロックの交差点内における位置とその
各々の閉塞又は空きの状態を表現するのに、便宜上図4
の約束に従う。
【0068】図4において、(a)のg,h,j,kは
図3に示した交差点内のブロックg,h,j,kの再掲
であり、以下図10までの各図及びその説明においてこ
の配置関係に従う。又これを横一列に示すには(a)の
配置を(b)のように関係位置を保って転換する。
【0069】こゝで、ブロックgとブロックjが閉塞さ
れており、ブロックhとブロックkが空きである状態を
図で表現するには、閉塞されているブロックを黒く塗り
潰して(c)のように表わす。さらに、この状態を記号
で示すには、閉塞されていること、即ち黒く塗ってある
ことを論理記号「1」に転換し、且つ空きであること、
即ち白抜きの4角形であることを論理記号「0」に転換
して(d)のように表現し、(e)のようにコードとし
て表わす。従って、コード(1010)は図3のブロッ
クgとjが閉塞されていてブロックhとkが空きである
ことを示す。
【0070】因みに、論理記号「1」又は「0」を4個
用いた表現コードは、4桁の2進数表示に相当する。
【0071】図4の約束に従って、図3の交差点におけ
る各ブロックg,h,j,kの閉塞又は空きの状態の組
合わせを示すと、図5のようになる。図5に示した16
個の枡の各々において、上半分は各ブロックの閉塞又は
空きの状態の図示、下半分はその2進数表示のコードで
ある。4叉路の交差点で図3のようにブロックを設定し
た場合は、1又は複数の車輌について考察して図5の組
合わせが全てであり、この図5のどの場合も生じ得る。
【0072】(交差点が空きの場合)図3の進入枝路G
,H,J,Kのいずれにも及びブロックg,h,j,k
のいずれにも車輌がいない場合は、各ブロックg,h,
j,kに対応する記憶回路(記憶装置MEM内に有る)
はいずれも空き信号「0」が格納されており、図5の(
0000)のコードがこの場合の交差点の予約コードで
ある。
【0073】(車輌が1つの場合)図6は、車輌VCL
が現在進入枝路Gにいて、これからブロックg,h,k
を通って枝路Yに出るという経路で交差点を通過する場
合を示す。
【0074】管制装置CONTでは、車輌VCLが進入
枝路Gに入ったことを通信手段COM1,COM2によ
って認めると(図6(a))、その車輌VCLがその交
差点を右折して抜けることを、運行計画又はその車輌V
CLからの通報に基づいて知り、記憶装置MEM内のブ
ロックg,h,kに対応する所定の記憶回路に閉塞信号
の論理値「1」を格納し、又ブロックjに対応する所定
の記憶回路に空き信号「0」を格納し、図6(a)のよ
うにそのときのその交差点のその車輌VCLに関する進
路コード(1101)を計算装置COPTで作成する。 この場合、車輌VCLが1つなので、この進路コードは
この状態でのその交差点の予約コードである。
【0075】車輌VCLがブロックgに進入したことを
通信装置COM1,COM2を通して管制装置CONT
が知ると(図6(b))、管制装置CONTは記憶装置
MEMの中のブロックgに対応する記憶回路の閉塞信号
「1」を維持し、且つ車輌VCLの進路ブロックh,k
の記憶回路の閉塞信号「1」を維持する。又ブロックj
の空き信号「0」も維持する。即ちこの場合、進路コー
ド(1101)は、その車輌VCLが枝路Gにいたとき
のものと変らない。車輌VCLが図6(c),(d)の
ように、さらにブロックh,kと進んでも、その交差点
の閉塞状態即ち進路コードは、この場合変らない。
【0076】車輌VCLが、図6(e)のように、枝路
Yに入ったこと即ちその交差点の外に出たことを、通信
装置COM1,COM2によって知ると、管制装置CO
NTの指示によって計算装置COPTが所定の演算を行
い、記憶装置MEM内のブロックg,h,kに対応する
記憶回路に格納していた閉塞信号「1」を全て空き信号
「0」に転換する。
【0077】又、車輌VCLが進入枝路Gに入ってから
枝路Yに出るまでの間、ブロックjは使用されないので
、この間記憶装置MEM内のブロックjに対応する記憶
回路は空き信号「0」が維持される(既に格納してあっ
た空き信号「0」がそのまゝ維持される:図6(a)〜
(e)。)これによって、車輌VCLの進路コード(1
101)が消去される。この場合、車輌VCLが1つな
ので、その交差点の予約コードが(0000)に更新さ
れる。
【0078】(衝突しない例)図7は、複数の車輌が交
差点で衝突しない場合の例である。
【0079】この図で、(a)の場合、車輌VCL■(
以下、車輌■という。他の車輌も同様。)、車輌■の進
路コード、交差点の予約コードは、それぞれ次のように
なる。
【0080】   ■進路コード        1100  ■進路
コード        0011  ■×■     
         0000        (衝突の
可能性なし)  ■+■              
1111        (予約コード)但し、■、■
はそれぞれ車輌■、車輌■を示し、又■×■は車輌■の
進路コードと車輌■の進路コードとの論理積コード、■
+■は同様に論理和コードである。即ち、この場合、衝
突の可能性はなく、コード(1111)がその交差点の
予約コードである。
【0081】 図7(b)の場合、   ■進路コード        1100  ■進路
コード        0001  ■×■     
         0000        (衝突の
可能性なし)  ■+■              
1101        (予約コード)図7(c)の
場合   ■進路コード        1101  ■進路
コード        0010  ■×■     
         0000        (衝突の
可能性なし)  ■+■              
1111        (予約コード)図7(d)の
場合   ■進路コード        1000  ■進路
コード        0100  ■進路コード  
      0011  ■×■          
    0000        (衝突の可能性なし
)  ■×■              0000 
       (衝突の可能性なし)  ■×■   
           0000        (衝
突の可能性なし)  ■+■+■          
1111        (予約コード)図7(e)の
場合   ■進路コード        1000  ■進路
コード        0100  ■進路コード  
      0010  ■進路コード       
 0001  ■×■              0
000        (衝突の可能性なし)  ■×
■              0000      
  (衝突の可能性なし)  ■×■        
      0000        (衝突の可能性
なし)  ■×■              000
0        (衝突の可能性なし)  ■×■ 
             0000        
(衝突の可能性なし)  ■×■          
    0000        (衝突の可能性なし
)  ■+■+■+■      1111     
   (予約コード)(衝突する可能性がある場合) 図8は車輌VCLが衝突する可能性がある場合の例であ
る。
【0082】 図8(a)の場合   ■進路コード        1100  ■進路
コード        0101  ■×■     
         0100        (衝突の
可能性あり)ブロックhで衝突の可能性があると判定し
たので、■+■は作成しない。
【0083】 図8(b)の場合   ■進路コード        1101  ■進路
コード        0011  ■×■     
         0001        (衝突の
可能性あり)  ■+■は作成しない。
【0084】 図8(c)の場合   ■進路コード        1101  ■進路
コード        1011  ■×■     
         1001        (衝突の
可能性あり)  ■+■は作成しない。
【0085】 図8(d)場合   ■進路コード        1000  ■進路
コード        0100  ■進路コード  
      1011  ■×■          
    0000        (衝突の可能性なし
)  ■×■              1000 
       (衝突の可能性あり)  ■×■   
           0000        (衝
突の可能性なし)  ■×■の結果が衝突の可能性あり
なので■+■+■は作成しない。
【0086】 図8(e)の場合   ■進路コード        1101  ■進路
コード        0101  ■進路コード  
      1110  ■進路コード       
 1011  ■×■              0
101        (衝突の可能性あり)  ■×
■              1100      
  (衝突の可能性あり)  ■×■        
      1001        (衝突の可能性
あり)  ■×■              010
0        (衝突の可能性あり)  ■×■ 
             0001        
(衝突の可能性あり)  ■×■          
    1010        (衝突の可能性あり
)  ■+■+■+■は作成しない。
【0087】(予約コードの更新)図9は一度作成した
予約コードを更新する場合のものである。
【0088】 図9(a)の場合   ■進路コード        1101  ■進路
コード        0010  ■×■     
         0000        (衝突の
可能性なし)  ■+■              
1111車輌■が交差点を通過したとき、(■+■)−
■        0010  ‥‥  ■の進路コー
ドに等しい。但し、「−」は排他論理和演算の記号であ
る。
【0089】図9(b)の場合 ■進路コード        1100■進路コード 
       0010■進路コード        
0001■+■+■          1111車輌
■が交差点を通過し終ったとき、これの進路コードを取
除くと(■+■+■)−■    0011  ‥‥ 
 ■+■のコードに等しい。
【0090】図9(c)の場合 当初時刻T1で車輌■と、車両■が交差点に係属してい
る。 ■の進路コード      1000 ■の進路コード      0100 ■+■              1100この状態
で時刻T2に車輌■が出現してその進路コードは(10
11)であるとする。車輌■と車輌■がブロックgで衝
突する可能性がある。
【0091】車輌■に優先通行権を与えるものとし、又
車輌■は車輌■と衝突する可能性がないのでそのまゝ進
行を許可し、車輌■の管制を留保してその進路コードを
除去する。(■+■)−■        0100 
 ‥‥  ■の進路コードに等しい。
【0092】この車輌■の進路コードを基礎にして、改
めて車輌■と車輌■の進路コードによって更新された予
約コードを作成する。 ■進路コード        0100■進路コード 
       1011■+■           
   1111  ‥‥更新された予約コード。
【0093】車輌■が交差点を通り抜けた後の時刻T3
において、車輌■の進路コードを消去し、改めて車輌■
と車輌■の進路コードによって予約コードを作る。この
例の場合、時刻T3のときに車輌■が交差点を通り抜け
ていれば、車輌■の進路コードが交差点の予約コードと
なる。
【0094】(後方ブロックの閉塞を解除する場合)図
10は、車輌が通過した後方のブロックの閉塞を解除す
る場合の例である。
【0095】(a)の場合 時刻T1で車輌■の進路コードは(1101)であり、
車輌■の進路コードは(1010)であるから、その論
理積は(1000)となってブロックgにおいて閉塞信
号が重畳し、衝突の可能性があると判定するので、車輌
■に優先通行権を与えるものとして、車輌■はそのまゝ
進入枝路Jに待機させる。
【0096】(b)の場合 時刻T2で車輌■がブロックgに進入し(この場合の状
態は図示していない。)、さらに時刻T3に車輌■がブ
ロックhに進んだとき、管制装置CONTはそのことを
知ってブロックgに対応するメモリーの記録を閉塞信号
「1」から空き信号「0」に変更する。この状態で車輌
■の進路コードは(0101)であり、車輌■が進入枝
路Jにいてその進路コードは(1010)であるから、
双方の論理積は(0000)となって、衝突の可能性は
ないと判定する。従って、管制装置は車輌■に対して交
差点に進入許可を与え得る。この状態で予約コード(1
111)を作成して、次の段階に備える。
【0097】(c)の場合 車輌■がブロックkに進み、車輌■がブロックjに進入
した時刻T4の状態で、車輌■の進路コードは(000
1)、車輌■の進路コードは(1010)であってその
論理積コードは(0000)であり、衝突の可能性があ
ると判定されることはない。この状態で新らしい予約コ
ード(1011)を作成して次の段階に備える。さらに
車輌■がブロックgに進んでも衝突の可能性があると判
定されることはなく、その段階についての予約コードを
作成することができる。
【0098】(ブロック・枝路の数が3の場合)以上の
4叉路の例は3叉路についての場合を含む。
【0099】(ブロック数が多い場合)ブロックの数及
びそれに連続する枝路が4より多くてもこの発明は適用
できる。
【0100】図11の場合 a,b,c,d,e,fはブロック、A,B,C,D,
E,Fはそれぞれ枝路である。この場合、各枝路は進入
枝路にもなるし、そのときの状況によって交差点を出る
枝路にもなる。車輌■は枝路Bから入って、ブロックb
,c,d,fを通って枝路Fに出る。車輌■は枝路Fか
ら入ってブロックf,c,b,aを通って枝路Aに抜け
る。
【0101】この例の場合、ブロック番号、a,b,c
,d,e,fの順にコードの桁を左側から取って、進路
ブロックの全てに一時に閉塞信号を与えると、車輌■の
進路コードは(011101)、車輌■の進路コードは
(111001)であり、これらの論理積コードは(0
11001)であるから、ブロックb,c,fにおいて
閉塞信号が重畳し、衝突の可能性ありと判定する。
【0102】図12の場合 不規則に配列したブロックでも適用できる。車輌■は枝
路Hから入ってブロックh,a,b,cを通って枝路C
に出る。車輌■は枝路Bから入ってブロックb,eを通
って枝路Eに出る。
【0103】この例の場合、コードの作り方を図11の
例の場合と同様に左の桁からブロックa,b,‥‥‥,
g,h,を使うと、進路ブロックの全てに一時に閉塞信
号を与えるとき、車輌■の進路コードは(111000
01)であり、車輌■の進路コードは(0100100
0)であって、ブロックbで閉塞信号が重畳する。
【0104】こゝで車輌■を優先し、且つ車輌■をブロ
ックaで待機させてそれより先の進路ブロックを車輌■
について閉塞しないものとし、且つその後方のブロック
の閉塞は解除するものとすると、車輌■の進路コードは
、(10000000)である。又車輌■は、同時刻T
1においてブロックb,eともに一時に閉塞するものと
するとその進路コードは(01001000)である。 この場合、衝突の可能性は判定されない。
【0105】車輌■がブロックeに入った時刻T2にそ
の後方のブロックbの閉塞を解除し、又車輌■の進路ブ
ロックのうちブロックbまでを閉塞することとすると、
この時刻T2において、車輌■の進路コードは(110
00000)であり、車輌■の進路コードは(0000
1000)である。この場合も衝突の可能性は判定され
ない。
【0106】
【まとめ】(1)管制装置としては、所定のプログラム
方式による自動的なものの他、人間の判断・操作・指示
が介在するものであっても差支えない。
【0107】(2)移動体・交差点としては、陸上走路
の移動体一般の他に、空港の誘導路・滑走路における航
空機、空中航空路における航空機、水上(水中)の航路
における船舶等の如く、通行レーンが交差部分を有する
場合一般に適用できる。
【0108】(3)論理演算は、桁数即ちブロック数の
多い場合、換言すれば枝路の数の多い場合も一般に実行
できる。
【0109】(4)移動体は無人で遠隔操縦するものの
他、操縦者がいてもその恣意による操縦をするのではな
くて管制室の指示に従って運行することを条件にこの発
明を適用できる。
【0110】(5)通信手段は、電波領域のものによる
他、光波領域のもでもよく、誘導方式のものでもよく、
さらに音波・超音波でもよく、またこれらを適宜混用す
るものでもよい。
【0111】(6)移動体の位置報知は、移動レーン・
ブロックに沿って敷設した発信器から直接に管制装置に
送信する他、移動体搭載の通信装置を中継する方式が適
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の説明図
【図2】実施例の説明図
【図3】実施例の説明図
【図4】実施例の説明図
【図5】実施例の説明図
【図6】実施例の説明図
【図7】実施例の説明図
【図8】実施例の説明図
【図9】実施例の説明図
【図10】実施例の説明図
【図11】実施例の説明図
【図12】実施例の説明図
【符号の説明】
(図1、図2について) ANT1,ANT2…通信用のアンテナ      S
TN…通信局 VCL…車輌                   
           CONT…管制装置 COM1,COM2…通信装置           
   COPT…計算装置 MEM…記憶装置 (図3、図4について) g,h,j,k…交差点内のブロック        
G,H,J,K…進入枝路 W,X,Y,Z    …進入枝路ではない枝路(図5
、について) 1…ブロックの閉塞を示す論理信号 0…ブロックの空きを示す論理信号 (図11について) A,B,C,D,E,F…枝路 a,b,c,d,e,f…ブロック (図12について) A,B,C,D,E,F,G,H…枝路a,b,c,d
,e,f,g,h…ブロック(図6〜図12について) ■,■,■,■…車輌

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  移動体の運行を通信手段を用いて遠隔
    に管理する方式において、交差点を進入枝路に連続する
    ブロックに区分し、上記移動体が上記進入枝路又は上記
    ブロックに在ることを上記通信手段を用いて管制装置が
    認識した場合、上記移動体の進路ブロックの全部又は一
    部について上記移動体に関する閉塞信号を上記全部又は
    一部のブロックごとに上記管制装置に記憶し、上記閉塞
    信号を記憶するブロック以外のブロック(以下「非閉塞
    ブロック」という。)の各々について上記移動体に関す
    る空き信号を上記管制装置に記憶し、上記管制装置にお
    いて上記閉塞信号及び上記空き信号によって上記交差点
    についての上記移動体に関する進路コードを作成し、上
    記管制装置が上記進路コードによって上記交差点に係属
    する上記移動体の管理を行うことを特徴とする交差点の
    遠隔管制方式。
  2. 【請求項2】  複数の移動体が交差点に係属する場合
    、上記移動体ごとに進路コードを作成することを特徴と
    する請求項1に記載の交差点の遠隔管制方式。
  3. 【請求項3】  複数の移動体が交差点に係属する場合
    、上記移動体ごとに進路コードを作成し、上記複数の移
    動体から2つずつを取る組合わせの各々ごとに、上記各
    々の組合わせを構成する上記各々の移動体の進路コード
    の論理積演算を管制装置が行うことを特徴とする請求項
    1に記載の交差点の遠隔管制方式。
  4. 【請求項4】  同一のブロックについて異る移動体の
    閉塞信号が重畳するときは、交差点において衝突の可能
    性があると管制装置が判定することを特徴とする請求項
    3に記載の交差点の遠隔管制方式。
  5. 【請求項5】  衝突の可能性があると判定した場合、
    管制装置が、通信手段を用いて交差点に係属する移動体
    を所定の管制方式に基づいて管制することを特徴とする
    請求項4に記載の交差点の遠隔管制方式。
  6. 【請求項6】  いずれのブロックについてもいずれの
    移動体の閉塞信号も重畳することがないときは、交差点
    において衝突の可能性がないと管制装置が判定すること
    を特徴とする請求項3に記載の交差点の遠隔管制方式。
  7. 【請求項7】  交差点に係属する移動体の全部又は一
    部のものの閉塞信号がいずれのブロックについても重畳
    することがないとき、管制位置において上記全部又は一
    部の移動体の進路コードの論理和コードを作成して上記
    全部又は一部の移動体に関する上記交差点の予約コード
    とし、上記管制装置が上記予約コードによって上記全部
    又は一部の移動体に関して上記交差点を管理することを
    特徴とする請求項6に記載の交差点の遠隔管制方式。
  8. 【請求項8】  移動体が通過を終ったブロックについ
    て閉塞信号を空き信号に変更して予約コードを更新する
    ようにしたことを特徴とする請求項7に記載の交差点の
    遠隔管制方式。
  9. 【請求項9】  交差点の予約コードが作成されている
    場合、管制装置において上記予約コードと上記予約コー
    ドの作成に係る一又は複数の進路コードとによる排他論
    理和コードを作成して上記交差点の更新された予約コー
    ドとし、上記管制装置が上記更新された予約コードによ
    って上記交差点を管理することを特徴とする請求項7に
    記載の交差点の遠隔管制方式。
  10. 【請求項10】  排他論理和コードの作成に係る進路
    コードが、交差点の通過を終了した移動体のものである
    ことを特徴とする請求項9に記載の交差点の遠隔管制方
    式。
  11. 【請求項11】  排他論理和コードの作成に係る進路
    コードが、管制を留保する移動体に関するものであるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の交差点の遠隔管制方式
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