JPH04301530A - デンタルカラーメータ - Google Patents
デンタルカラーメータInfo
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- JPH04301530A JPH04301530A JP6654891A JP6654891A JPH04301530A JP H04301530 A JPH04301530 A JP H04301530A JP 6654891 A JP6654891 A JP 6654891A JP 6654891 A JP6654891 A JP 6654891A JP H04301530 A JPH04301530 A JP H04301530A
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Links
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 12
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 2
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
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- 230000016776 visual perception Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、歯牙の色を測定するデ
ンタルカラーメータに関する。
ンタルカラーメータに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、義歯を製作するに際して、歯科医
師や歯科技工士による義歯の色合いの決定は段階的に色
の異なる、例えば１６種類の義歯の歯牙色見本（シェー
ドガイド）を用い、該シェードガイドと近隣の歯牙の色
とを視感評価をすることで行っていた。そして、近隣の
歯牙の色に最も近いと思われるシェードガイドのガイド
名や義歯に用いる材料の型名等を特定していた。
師や歯科技工士による義歯の色合いの決定は段階的に色
の異なる、例えば１６種類の義歯の歯牙色見本（シェー
ドガイド）を用い、該シェードガイドと近隣の歯牙の色
とを視感評価をすることで行っていた。そして、近隣の
歯牙の色に最も近いと思われるシェードガイドのガイド
名や義歯に用いる材料の型名等を特定していた。
【０００３】ところが、上記視感評価は照明光や視覚の
個人差等の影響を受け易いため、評価結果がばらついて
信頼性のある決定を行なうことができず、この結果、製
作された義歯の色と近隣の歯牙の色との色違いが生じる
虞れがあった。このため、客観的に歯牙の色を評価すべ
く歯牙色測定用の色彩計、測色計あるいは濃度計等が市
販されている。
個人差等の影響を受け易いため、評価結果がばらついて
信頼性のある決定を行なうことができず、この結果、製
作された義歯の色と近隣の歯牙の色との色違いが生じる
虞れがあった。このため、客観的に歯牙の色を評価すべ
く歯牙色測定用の色彩計、測色計あるいは濃度計等が市
販されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記市販さ
れている色彩計等は色彩値や反射光の濃度値を表示出力
するのみであり、上記表示からシェードガイドのガイド
名や義歯に用いる材料の型名等を適正に判断することは
困難であった。また、義歯材料メーカ独自の色体系に基
づくシェードガイドもあり、係る場合、色彩計等による
測定値と上記色体系との対応が正確にできず、特に色の
同定が困難であった。
れている色彩計等は色彩値や反射光の濃度値を表示出力
するのみであり、上記表示からシェードガイドのガイド
名や義歯に用いる材料の型名等を適正に判断することは
困難であった。また、義歯材料メーカ独自の色体系に基
づくシェードガイドもあり、係る場合、色彩計等による
測定値と上記色体系との対応が正確にできず、特に色の
同定が困難であった。
【０００５】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
歯牙の色の測定結果からシェードガイドのガイド名や義
歯に用いる材料の型名等を直接表示するデンタルカラー
メータを提供することを目的とする。
歯牙の色の測定結果からシェードガイドのガイド名や義
歯に用いる材料の型名等を直接表示するデンタルカラー
メータを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、歯牙の色を測
定するデンタルカラーメータにおいて、複数種類の歯牙
色見本をそれぞれの基準色データと対応付けて記憶する
記憶手段と、測定された歯牙の色データと上記各基準色
データとを比較する比較手段と、該比較手段による比較
の結果に基づいて上記測定された歯牙の色に一致する基
準色データに対応する歯牙色見本名を表示する表示手段
とを備えたものである。
定するデンタルカラーメータにおいて、複数種類の歯牙
色見本をそれぞれの基準色データと対応付けて記憶する
記憶手段と、測定された歯牙の色データと上記各基準色
データとを比較する比較手段と、該比較手段による比較
の結果に基づいて上記測定された歯牙の色に一致する基
準色データに対応する歯牙色見本名を表示する表示手段
とを備えたものである。
【０００７】
【作用】本発明のデンタルカラーメータによれば、複数
種類の歯牙色見本がそれぞれの基準色データと対応付け
て記憶され、測定された歯牙の色データと各基準色デー
タとが比較され、測定された歯牙の色に一致する基準色
データに対応する歯牙色見本名が表示される。
種類の歯牙色見本がそれぞれの基準色データと対応付け
て記憶され、測定された歯牙の色データと各基準色デー
タとが比較され、測定された歯牙の色に一致する基準色
データに対応する歯牙色見本名が表示される。
【０００８】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。図１はこの実施例のブロック図、図２は光電
変換部のタイミングチャート、図３はデンタルカラーメ
ータの外観図、図４は試料の三刺激値のデータの光電変
換部からの取り込みを示すフローチャートである。
説明する。図１はこの実施例のブロック図、図２は光電
変換部のタイミングチャート、図３はデンタルカラーメ
ータの外観図、図４は試料の三刺激値のデータの光電変
換部からの取り込みを示すフローチャートである。
【０００９】このデンタルカラーメータは、図１に示す
ように、光電変換部１００とデータ処理部２００を備え
る。上記光電変換部１００には６つの光センサであるフ
ォトダイオードＰ１〜Ｐ６があり、その内、３つのフォ
トダイオードＰ１〜Ｐ３は試料（歯牙）１の測定に、残
り３つのフォトダイオードＰ４〜Ｐ６は光源２の測定用
に使われ、（試料の測定値）／（光源の測定値）を計算
することにより光源２のゆらぎをキャンセルし、常に一
定の状態の測定を可能にしている。試料１もしくは光源
２からの光を、光学フィルタＦ１〜Ｆ６により、それぞ
れ基本色成分に分解し、フォトダイオードＰ１〜Ｐ６で
それを検知し、それぞれの光電変換回路Ｅ１〜Ｅ６によ
り電気信号に変換され、増幅され、光の信号に応じた電
気量がゲートＧ１〜Ｇ６を通してそれぞれのサンプルホ
ールド回路Ｈ１〜Ｈ６に蓄えられ、さらにゲートＧ７〜
Ｇ１２を介して順次Ａ／Ｄ変換回路３へ送られ、データ
処理部２００の制御部である中央処理装置（ＣＰＵ）５
にデジタル値として取り入れられる。
ように、光電変換部１００とデータ処理部２００を備え
る。上記光電変換部１００には６つの光センサであるフ
ォトダイオードＰ１〜Ｐ６があり、その内、３つのフォ
トダイオードＰ１〜Ｐ３は試料（歯牙）１の測定に、残
り３つのフォトダイオードＰ４〜Ｐ６は光源２の測定用
に使われ、（試料の測定値）／（光源の測定値）を計算
することにより光源２のゆらぎをキャンセルし、常に一
定の状態の測定を可能にしている。試料１もしくは光源
２からの光を、光学フィルタＦ１〜Ｆ６により、それぞ
れ基本色成分に分解し、フォトダイオードＰ１〜Ｐ６で
それを検知し、それぞれの光電変換回路Ｅ１〜Ｅ６によ
り電気信号に変換され、増幅され、光の信号に応じた電
気量がゲートＧ１〜Ｇ６を通してそれぞれのサンプルホ
ールド回路Ｈ１〜Ｈ６に蓄えられ、さらにゲートＧ７〜
Ｇ１２を介して順次Ａ／Ｄ変換回路３へ送られ、データ
処理部２００の制御部である中央処理装置（ＣＰＵ）５
にデジタル値として取り入れられる。
【００１０】このような光源２のゆらぎがキャンセルさ
れた一定状態での試料１の三刺激値データ（Ｘ，Ｙ，Ｚ
）の演算はＣＰＵ５にて図４中のステップＳ１〜Ｓ１２
，Ｓ１４を経て、ステップＳ１３にて行われる。ステッ
プＳ１３中のＡ（１），Ａ（２），…，Ａ（６）はフォ
トダイオードＰ１，Ｐ２，…，Ｐ６の出力に相当する。 上記フォトダイオードＰ１，Ｐ２，…，Ｐ６よりの信号
を取り込む際に、ゲートＧ１〜Ｇ１２は図２に示すタイ
ミングで開く。
れた一定状態での試料１の三刺激値データ（Ｘ，Ｙ，Ｚ
）の演算はＣＰＵ５にて図４中のステップＳ１〜Ｓ１２
，Ｓ１４を経て、ステップＳ１３にて行われる。ステッ
プＳ１３中のＡ（１），Ａ（２），…，Ａ（６）はフォ
トダイオードＰ１，Ｐ２，…，Ｐ６の出力に相当する。 上記フォトダイオードＰ１，Ｐ２，…，Ｐ６よりの信号
を取り込む際に、ゲートＧ１〜Ｇ１２は図２に示すタイ
ミングで開く。
【００１１】一方、データ処理部２００には、制御や演
算処理を行なう上述のＣＰＵ５と、システム制御や色変
換等のプログラムを記憶したリードオンリー・メモリ（
ＲＯＭ）６と、校正定数や色情報等を記憶するメモリ手
段であるランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）７と、クロ
ック８と、Ｉ／Ｏポート９と、表示部１０と、本デンタ
ルカラーメータの操作を行なうためのキーボード１１と
、デコーダ１２がある。さらに、デコーダ１２が設けら
れている。
算処理を行なう上述のＣＰＵ５と、システム制御や色変
換等のプログラムを記憶したリードオンリー・メモリ（
ＲＯＭ）６と、校正定数や色情報等を記憶するメモリ手
段であるランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）７と、クロ
ック８と、Ｉ／Ｏポート９と、表示部１０と、本デンタ
ルカラーメータの操作を行なうためのキーボード１１と
、デコーダ１２がある。さらに、デコーダ１２が設けら
れている。
【００１２】上記表示部１０は、図３に示すように、コ
ントローラ１３に配設された液晶表示装置（あるいはＬ
ＥＤ表示装置）１０１やプリンタ１０２等からなり、測
定された歯牙１に適合するシェードガイドのガイド（以
下、適合ガイドという）名や義歯に用いる材料の型名等
を表示あるいは印字表示等するものである。なお、図３
では、デンタルカラーメータは上記表示部１０とキーボ
ード１１とを備えたコントローラ１３及び測定部１４か
らなり、これらのコントローラ１３及び測定部１４はケ
ーブル１５により連結されるようにしている。
ントローラ１３に配設された液晶表示装置（あるいはＬ
ＥＤ表示装置）１０１やプリンタ１０２等からなり、測
定された歯牙１に適合するシェードガイドのガイド（以
下、適合ガイドという）名や義歯に用いる材料の型名等
を表示あるいは印字表示等するものである。なお、図３
では、デンタルカラーメータは上記表示部１０とキーボ
ード１１とを備えたコントローラ１３及び測定部１４か
らなり、これらのコントローラ１３及び測定部１４はケ
ーブル１５により連結されるようにしている。
【００１３】次に、本デンタルカラーメータによる適合
ガイド表示の動作を示す一例について図５及び図６のフ
ローチャートを用いて説明する。なお、義歯の歯牙色見
本（基準色データ）であるシェードガイドはＡ１，Ａ２
，Ａ３，Ａ３．５，Ａ４，Ｂ１，Ｂ２，Ｂ３，Ｂ４，Ｃ
１，Ｃ２，Ｃ３，Ｃ４，Ｄ２，Ｄ３，Ｄ４の１６種類の
ガイドからなっているものとする。また、Ｌ＊値は明度
を、Ｃ＊値は彩度を、Ｈ０値は色相角を示している。 ただし、本実施例ではＬ＊，Ｃ＊，Ｈ０を用いて条件判
断を行なうが、必ずしもＬ＊，Ｃ＊，Ｈ０である必要は
なく、Ｘ，Ｙ，ＺやＬ＊，ａ＊，ｂ＊等の様々な表色系
であってもよい。
ガイド表示の動作を示す一例について図５及び図６のフ
ローチャートを用いて説明する。なお、義歯の歯牙色見
本（基準色データ）であるシェードガイドはＡ１，Ａ２
，Ａ３，Ａ３．５，Ａ４，Ｂ１，Ｂ２，Ｂ３，Ｂ４，Ｃ
１，Ｃ２，Ｃ３，Ｃ４，Ｄ２，Ｄ３，Ｄ４の１６種類の
ガイドからなっているものとする。また、Ｌ＊値は明度
を、Ｃ＊値は彩度を、Ｈ０値は色相角を示している。 ただし、本実施例ではＬ＊，Ｃ＊，Ｈ０を用いて条件判
断を行なうが、必ずしもＬ＊，Ｃ＊，Ｈ０である必要は
なく、Ｘ，Ｙ，ＺやＬ＊，ａ＊，ｂ＊等の様々な表色系
であってもよい。
【００１４】先ず、上記シェードガイドの各ガイドの色
彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の許容範囲が設定される。こ
こで、この許容範囲は、例えばシェードガイドの測色値
の統計的なバラツキから標準偏差値σ等を求めてもよい
し、また、シェードガイド全体が占める色空間を１６分
割した場合の色彩値をそれぞれの上限、下限から求めて
もよい。本実施例においては前者によって説明し、許容
範囲を（平均値±σ）とする。すなわち、上記シェード
ガイドが用意されて各ガイドについて、例えば複数回測
定され、測定毎の三刺激値（Ｘ，Ｙ，Ｚ）が図４のフロ
ーチャートの処理により求められ、これらの三刺激値（
Ｘ，Ｙ，Ｚ）から各ガイドの色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０
）の平均値及び標準偏差値σがそれぞれ演算される。
彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の許容範囲が設定される。こ
こで、この許容範囲は、例えばシェードガイドの測色値
の統計的なバラツキから標準偏差値σ等を求めてもよい
し、また、シェードガイド全体が占める色空間を１６分
割した場合の色彩値をそれぞれの上限、下限から求めて
もよい。本実施例においては前者によって説明し、許容
範囲を（平均値±σ）とする。すなわち、上記シェード
ガイドが用意されて各ガイドについて、例えば複数回測
定され、測定毎の三刺激値（Ｘ，Ｙ，Ｚ）が図４のフロ
ーチャートの処理により求められ、これらの三刺激値（
Ｘ，Ｙ，Ｚ）から各ガイドの色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０
）の平均値及び標準偏差値σがそれぞれ演算される。
【００１５】そして、これらの平均値及び標準偏差値σ
から各ガイドの色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の許容範囲
（平均値±σ）が、図７〜図９に示すように、それぞれ
設定され、各ガイドの比較ガイドデータとして上記平均
値及び許容範囲のデータが色情報等格納部６に記憶され
る。なお、図７〜図９において、＋は各ガイドの色彩値
（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の平均値を、△は各ガイドの色彩
値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の許容範囲の上限値（平均値＋
σ）を、□は各ガイドの色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の
許容範囲の下限値（平均値−σ）を示している。
から各ガイドの色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の許容範囲
（平均値±σ）が、図７〜図９に示すように、それぞれ
設定され、各ガイドの比較ガイドデータとして上記平均
値及び許容範囲のデータが色情報等格納部６に記憶され
る。なお、図７〜図９において、＋は各ガイドの色彩値
（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の平均値を、△は各ガイドの色彩
値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の許容範囲の上限値（平均値＋
σ）を、□は各ガイドの色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の
許容範囲の下限値（平均値−σ）を示している。
【００１６】この後、歯牙１の先端部、中央部あるいは
歯頸部等が測定される。すなわち、歯牙１が、例えば複
数回測定されて三刺激値（Ｘ，Ｙ，Ｚ）が求められ、こ
の三刺激値（Ｘ，Ｙ，Ｚ）により色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，
Ｈ０）が演算される（ステップＳ２１，Ｓ２２）。続い
て、歯牙１の色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）と各ガイドの
色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）とを順次比較して歯牙１の
色に一致する適合ガイドを検出すべく、先ず、色情報等
格納部６からガイドＡ１の色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）
の許容範囲のデータが読み出される（ステップＳ２３）
。
歯頸部等が測定される。すなわち、歯牙１が、例えば複
数回測定されて三刺激値（Ｘ，Ｙ，Ｚ）が求められ、こ
の三刺激値（Ｘ，Ｙ，Ｚ）により色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，
Ｈ０）が演算される（ステップＳ２１，Ｓ２２）。続い
て、歯牙１の色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）と各ガイドの
色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）とを順次比較して歯牙１の
色に一致する適合ガイドを検出すべく、先ず、色情報等
格納部６からガイドＡ１の色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）
の許容範囲のデータが読み出される（ステップＳ２３）
。
【００１７】そして、歯牙１の各色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，
Ｈ０）が上記ガイドＡ１の各色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０
）の許容範囲内かどうかが判別され、ガイドＡ１の色彩
値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の全ての許容範囲内であれば（
ステップＳ２４〜ステップＳ２６の全てでＹＥＳ）、ガ
イドＡ１を適合ガイド候補としてガイド名が記憶される
（ステップＳ２７）。
Ｈ０）が上記ガイドＡ１の各色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０
）の許容範囲内かどうかが判別され、ガイドＡ１の色彩
値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の全ての許容範囲内であれば（
ステップＳ２４〜ステップＳ２６の全てでＹＥＳ）、ガ
イドＡ１を適合ガイド候補としてガイド名が記憶される
（ステップＳ２７）。
【００１８】一方、上記ガイドＡ１の色彩値（Ｌ＊，Ｃ
＊，Ｈ０）のいずれか一つでも許容範囲外であれば（ス
テップＳ２４〜ステップＳ２６のいずれかでＮＯ）、あ
るいは上記ステップＳ２７の処理後に、歯牙１の色彩値
（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）と比較するガイドが変更される（
ステップＳ２８）。ここでは、ガイドＡ１からガイドＡ
２に変更されるので、ステップＳ２９でＮＯになってス
テップＳ２４に戻り、ステップＳ２４〜ステップＳ２９
の処理が行われる。そして、歯牙１の色彩値（Ｌ＊，Ｃ
＊，Ｈ０）と最終ガイドであるＤ４との比較が終了する
までステップＳ２４〜ステップＳ２９の処理が繰り返さ
れる。
＊，Ｈ０）のいずれか一つでも許容範囲外であれば（ス
テップＳ２４〜ステップＳ２６のいずれかでＮＯ）、あ
るいは上記ステップＳ２７の処理後に、歯牙１の色彩値
（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）と比較するガイドが変更される（
ステップＳ２８）。ここでは、ガイドＡ１からガイドＡ
２に変更されるので、ステップＳ２９でＮＯになってス
テップＳ２４に戻り、ステップＳ２４〜ステップＳ２９
の処理が行われる。そして、歯牙１の色彩値（Ｌ＊，Ｃ
＊，Ｈ０）と最終ガイドであるＤ４との比較が終了する
までステップＳ２４〜ステップＳ２９の処理が繰り返さ
れる。
【００１９】そして、歯牙１の色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ
０）と最終ガイドＤ４との比較が終了すると、上記記憶
されている適合ガイド候補数が読み出され（ステップＳ
３０）、該適合ガイド候補数が無ければ、適合ガイドが
無い旨が表示部１０に表示される（ステップＳ３１）。 一方、上記適合ガイド候補数が１個であれば、上記記憶
されている適合ガイド候補のガイド名が表示部１０に表
示される（ステップＳ３２）。
０）と最終ガイドＤ４との比較が終了すると、上記記憶
されている適合ガイド候補数が読み出され（ステップＳ
３０）、該適合ガイド候補数が無ければ、適合ガイドが
無い旨が表示部１０に表示される（ステップＳ３１）。 一方、上記適合ガイド候補数が１個であれば、上記記憶
されている適合ガイド候補のガイド名が表示部１０に表
示される（ステップＳ３２）。
【００２０】一方、上記適合ガイド候補数が複数であれ
ば、記憶されている各適合ガイド候補の各色彩値（Ｌ＊
，Ｃ＊，Ｈ０）の平均値から各適合ガイド候補の色彩値
（Ｌ＊，ａ＊，ｂ＊）が求めらるとともに、歯牙１の色
彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）から歯牙１の色彩値（Ｌ＊，
ａ＊，ｂ＊）が求められ、更に上記各適合ガイド候補の
色彩値（Ｌ＊，ａ＊，ｂ＊）と歯牙１の色彩値（Ｌ＊，
ａ＊，ｂ＊）との色差ΔＥが下式から求められる（ステ
ップＳ３３）。
ば、記憶されている各適合ガイド候補の各色彩値（Ｌ＊
，Ｃ＊，Ｈ０）の平均値から各適合ガイド候補の色彩値
（Ｌ＊，ａ＊，ｂ＊）が求めらるとともに、歯牙１の色
彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）から歯牙１の色彩値（Ｌ＊，
ａ＊，ｂ＊）が求められ、更に上記各適合ガイド候補の
色彩値（Ｌ＊，ａ＊，ｂ＊）と歯牙１の色彩値（Ｌ＊，
ａ＊，ｂ＊）との色差ΔＥが下式から求められる（ステ
ップＳ３３）。
【００２１】
【数１】
【００２２】なお、数１では色差ΔＥを数値で求める方
法として広く使われているＬ＊，ａ＊，ｂ＊を用いてお
り、適合ガイド候補の色彩値（Ｌ＊，ａ＊，ｂ＊）と歯
牙１の色彩値（Ｌ＊，ａ＊，ｂ＊）との各差分をそれぞ
れΔＬ＊，Δａ＊，Δｂ＊としている。
法として広く使われているＬ＊，ａ＊，ｂ＊を用いてお
り、適合ガイド候補の色彩値（Ｌ＊，ａ＊，ｂ＊）と歯
牙１の色彩値（Ｌ＊，ａ＊，ｂ＊）との各差分をそれぞ
れΔＬ＊，Δａ＊，Δｂ＊としている。
【００２３】そして、上記色差ΔＥの最小値の適合ガイ
ド候補が第１候補として抽出される（ステップＳ３４）
。続いて、該第１候補の色差ΔＥが１．０以下かどうか
が判別され（ステップＳ３５）、色差ΔＥが１．０以上
（ΔＥ＞１．０）であれば（ステップＳ３５でＮＯ）、
適合ガイド候補と歯牙１との色差が大きく適合性が低い
ため、適合ガイドが無い旨が表示部１０に表示される（
ステップＳ３６）。一方、色差ΔＥが１．０以下（ΔＥ
≦１．０）であれば（ステップＳ３５でＹＥＳ）、上記
第１候補のガイド名が表示部１０に表示される（ステッ
プＳ３７）。
ド候補が第１候補として抽出される（ステップＳ３４）
。続いて、該第１候補の色差ΔＥが１．０以下かどうか
が判別され（ステップＳ３５）、色差ΔＥが１．０以上
（ΔＥ＞１．０）であれば（ステップＳ３５でＮＯ）、
適合ガイド候補と歯牙１との色差が大きく適合性が低い
ため、適合ガイドが無い旨が表示部１０に表示される（
ステップＳ３６）。一方、色差ΔＥが１．０以下（ΔＥ
≦１．０）であれば（ステップＳ３５でＹＥＳ）、上記
第１候補のガイド名が表示部１０に表示される（ステッ
プＳ３７）。
【００２４】このように、シェードガイドの各ガイドの
色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）と歯牙１の色彩値（Ｌ＊，
Ｃ＊，Ｈ０）とが比較されて歯牙１の色に適合するガイ
ド名が表示部１０に表示されるので、該表示結果に基づ
いて製作される義歯の色を正確に決定することができる
。
色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）と歯牙１の色彩値（Ｌ＊，
Ｃ＊，Ｈ０）とが比較されて歯牙１の色に適合するガイ
ド名が表示部１０に表示されるので、該表示結果に基づ
いて製作される義歯の色を正確に決定することができる
。
【００２５】なお、上記図５及び図６のフローチャート
では、シェードガイドの各ガイド及び歯牙１の色彩値（
Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の平均値及び標準偏差値σを求める
ための測定回数はキーボード１１により設定することに
なる。すなわち、例えばキーボード１１のＡＶＲキーを
押し、アベレージモードにして上記測定回数を設定する
ことになる。
では、シェードガイドの各ガイド及び歯牙１の色彩値（
Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の平均値及び標準偏差値σを求める
ための測定回数はキーボード１１により設定することに
なる。すなわち、例えばキーボード１１のＡＶＲキーを
押し、アベレージモードにして上記測定回数を設定する
ことになる。
【００２６】また、義歯材料メーカ独自の色体系に基づ
くシェードガイド等の各ガイドの色彩値、例えば（Ｌ＊
，Ｃ＊，Ｈ０）のデータ等は測定して各ガイド名と対応
付けて記憶する必要があるが、これは各歯牙色見本の色
データと型名とをキーボード１１で入力すればよく、こ
の場合測定が不要となる。さらに、シェードガイド等の
各歯牙色見本の色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）のデータ及
び対応する歯牙色見本名等を予めフロッピ、ＲＯＭ等の
記憶媒体に記憶させ、この記憶媒体を装着することによ
り上記各歯牙色見本の色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）のデ
ータ及び対応する歯牙色見本名等を入力するようにして
もよい。
くシェードガイド等の各ガイドの色彩値、例えば（Ｌ＊
，Ｃ＊，Ｈ０）のデータ等は測定して各ガイド名と対応
付けて記憶する必要があるが、これは各歯牙色見本の色
データと型名とをキーボード１１で入力すればよく、こ
の場合測定が不要となる。さらに、シェードガイド等の
各歯牙色見本の色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）のデータ及
び対応する歯牙色見本名等を予めフロッピ、ＲＯＭ等の
記憶媒体に記憶させ、この記憶媒体を装着することによ
り上記各歯牙色見本の色彩値（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）のデ
ータ及び対応する歯牙色見本名等を入力するようにして
もよい。
【００２７】また、シェードガイドの各ガイドの色彩値
（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の許容範囲を平均値±標準偏差値
σとしたが、この許容範囲を平均値±２σあるいは平均
値±２．５σとしてもよい。この場合、許容範囲を広げ
すぎると適合ガイド候補が多くなって判別精度が低下し
、一方、許容範囲を狭くしすぎると適合ガイド無しと判
別する可能性が高くなって判別確率が低下する。従って
、上記許容範囲は上記判別精度と判別確率を考慮して設
定する必要がある。
（Ｌ＊，Ｃ＊，Ｈ０）の許容範囲を平均値±標準偏差値
σとしたが、この許容範囲を平均値±２σあるいは平均
値±２．５σとしてもよい。この場合、許容範囲を広げ
すぎると適合ガイド候補が多くなって判別精度が低下し
、一方、許容範囲を狭くしすぎると適合ガイド無しと判
別する可能性が高くなって判別確率が低下する。従って
、上記許容範囲は上記判別精度と判別確率を考慮して設
定する必要がある。
【００２８】また、上記図５及び図６のフローチャート
では、歯牙色見本としての基準色データをシェードガイ
ドの各ガイドの色としたが、義歯に用いる材料の各型の
色を基準色データとして用いてもよい。この場合、表示
部１０には義歯に用いる材料の各型名が表示されること
になる。さらに、表示部１０での表示に代えて、あるい
は表示とともに音声等でガイド名等を報知するようにし
てもよい。
では、歯牙色見本としての基準色データをシェードガイ
ドの各ガイドの色としたが、義歯に用いる材料の各型の
色を基準色データとして用いてもよい。この場合、表示
部１０には義歯に用いる材料の各型名が表示されること
になる。さらに、表示部１０での表示に代えて、あるい
は表示とともに音声等でガイド名等を報知するようにし
てもよい。
【００２９】また、図３では、デンタルカラーメータは
コントローラ１３及び測定部１４に分かれていたが、図
１０に示すように、一体型であってもよい。
コントローラ１３及び測定部１４に分かれていたが、図
１０に示すように、一体型であってもよい。
【００３０】
【発明の効果】本発明は、測定された歯牙の色に一致す
る基準色データに対応する歯牙色見本名が表示されるの
で、該表示結果に基づいて義歯の色を正確に決定するこ
とができ、適正な色の義歯を製作することができる。
る基準色データに対応する歯牙色見本名が表示されるの
で、該表示結果に基づいて義歯の色を正確に決定するこ
とができ、適正な色の義歯を製作することができる。
【図１】本発明に係るデンタルカラーメータの一実施例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】本デンタルカラーメータの光電変換部のタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図３】本デンタルカラーメータの外観構成の一実施例
を示す外観図である。
を示す外観図である。
【図４】本デンタルカラーメータの試料の三刺激値のデ
ータの光電変換部からの取り込みを示すフローチャート
である。
ータの光電変換部からの取り込みを示すフローチャート
である。
【図５】本デンタルカラーメータの適合ガイド表示動作
の一例を示すフローチャートである。
の一例を示すフローチャートである。
【図６】本デンタルカラーメータの適合ガイド表示動作
の一例を示すフローチャートである。
の一例を示すフローチャートである。
【図７】本発明に係るシェードガイドの各ガイドの明度
Ｌ＊の許容範囲を示すグラフである。
Ｌ＊の許容範囲を示すグラフである。
【図８】本発明に係るシェードガイドの各ガイドの彩度
Ｃ＊の許容範囲を示すグラフである。
Ｃ＊の許容範囲を示すグラフである。
【図９】本発明に係るシェードガイドの各ガイドの色相
角Ｈ０の許容範囲を示すグラフである。
角Ｈ０の許容範囲を示すグラフである。
【図１０】本デンタルカラーメータの外観構成の他の実
施例を示す外観図である。
施例を示す外観図である。
１ 歯牙
２ 光源
３ Ａ／Ｄ変換回路
４ 照明回路
５ 制御部（ＣＰＵ）
７ 色情報等格納部
１０ 表示部
１１ キーボード
１０１ 液晶表示装置（ＬＥＤ表示装置）１０２
プリンタ Ｅ１〜Ｅ６ 光電変換回路 Ｆ１〜Ｆ６ フィルタ Ｇ１〜Ｇ１２ ゲート Ｈ１〜Ｈ６ サンプルホールド回路 Ｐ１〜Ｐ６ 光電変換素子
プリンタ Ｅ１〜Ｅ６ 光電変換回路 Ｆ１〜Ｆ６ フィルタ Ｇ１〜Ｇ１２ ゲート Ｈ１〜Ｈ６ サンプルホールド回路 Ｐ１〜Ｐ６ 光電変換素子
Claims (1)
- 【請求項１】 歯牙の色を測定するデンタルカラーメ
ータにおいて、複数種類の歯牙色見本をそれぞれの基準
色データと対応付けて記憶する記憶手段と、測定された
歯牙の色データと上記各基準色データとを比較する比較
手段と、該比較手段による比較の結果に基づいて上記測
定された歯牙の色に一致する基準色データに対応する歯
牙色見本名を表示する表示手段とを備えたことを特徴と
するデンタルカラーメータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6654891A JPH04301530A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | デンタルカラーメータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6654891A JPH04301530A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | デンタルカラーメータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04301530A true JPH04301530A (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=13319073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6654891A Pending JPH04301530A (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | デンタルカラーメータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04301530A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5766006A (en) * | 1995-06-26 | 1998-06-16 | Murljacic; Maryann Lehmann | Tooth shade analyzer system and methods |
| US6007332A (en) * | 1996-09-26 | 1999-12-28 | O'brien; William J. | Tooth color matching system |
| US6210159B1 (en) | 1998-05-20 | 2001-04-03 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | System and methods for analyzing tooth shades |
| US6575751B1 (en) | 1998-11-03 | 2003-06-10 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Interactive dental restorative network |
| US7118374B2 (en) | 2003-06-09 | 2006-10-10 | Ivoclar Vivadent Ag | Enhanced tooth shade guide |
| US7341450B2 (en) | 2003-10-03 | 2008-03-11 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Tooth shade scan system and method |
| JP2017072521A (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 株式会社キーエンス | 光電スイッチ |
| JP2017072522A (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 株式会社キーエンス | 光電スイッチ |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP6654891A patent/JPH04301530A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7946845B2 (en) | 1995-06-26 | 2011-05-24 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Tooth shade analyzer system and methods |
| US5766006A (en) * | 1995-06-26 | 1998-06-16 | Murljacic; Maryann Lehmann | Tooth shade analyzer system and methods |
| US6832913B2 (en) | 1995-06-26 | 2004-12-21 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Tooth shade analyzer system and methods |
| US5961324A (en) * | 1995-06-26 | 1999-10-05 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Tooth shade analyzer system and methods |
| US6358047B2 (en) | 1995-06-26 | 2002-03-19 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Tooth shade analyzer system and methods |
| US7393209B2 (en) | 1995-06-26 | 2008-07-01 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Tooth shade analyzer system and methods |
| US6007332A (en) * | 1996-09-26 | 1999-12-28 | O'brien; William J. | Tooth color matching system |
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| US6575751B1 (en) | 1998-11-03 | 2003-06-10 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Interactive dental restorative network |
| US6786726B2 (en) | 1998-11-03 | 2004-09-07 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Interactive dental restorative network |
| US7581953B2 (en) | 1998-11-03 | 2009-09-01 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Interactive dental restorative network |
| US8105084B2 (en) | 1998-11-03 | 2012-01-31 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Interactive dental restorative network |
| US8851893B2 (en) | 1998-11-03 | 2014-10-07 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Interactive dental restorative network |
| US7118374B2 (en) | 2003-06-09 | 2006-10-10 | Ivoclar Vivadent Ag | Enhanced tooth shade guide |
| US7341450B2 (en) | 2003-10-03 | 2008-03-11 | Shade Analyzing Technologies, Inc. | Tooth shade scan system and method |
| JP2017072521A (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 株式会社キーエンス | 光電スイッチ |
| JP2017072522A (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 株式会社キーエンス | 光電スイッチ |
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