JPH0429776Y2 - - Google Patents

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JPH0429776Y2
JPH0429776Y2 JP1988078194U JP7819488U JPH0429776Y2 JP H0429776 Y2 JPH0429776 Y2 JP H0429776Y2 JP 1988078194 U JP1988078194 U JP 1988078194U JP 7819488 U JP7819488 U JP 7819488U JP H0429776 Y2 JPH0429776 Y2 JP H0429776Y2
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JP
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shoe
shoes
portable
shape
central part
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、衣服等を汚すことなく靴を携帯す
ることのできる携帯用靴入れに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来から、携帯用靴入れとしては、子供が幼稚
園や学校等に上履きを持つていく際に使用する、
いわゆる「上履き入れ」と称されるものや、テニ
スシユーズ等のスポーツ靴を入れるような布袋が
知られている。上記上履き入れは、通常第7図に
示すように、上履きが1足入る程度の大きさの略
直方体状に厚地の生地を成形してなる本体部1
と、手提げ部2とからなり、上記本体部1の正面
中央に、裏面側まで延びる開閉用のフアスナー3
が取り付けられている。この上履き入れを使用す
る場合には、まずフアスナー3の金具3aを引き
下ろしてフアスナー3を開き、第8図に示すよう
な状態にする。そして、左右一対の上履き4を、
互いの靴底同士を合わせた状態でこの中に入れフ
アスナー3を閉じる。この状態で上履きを持ち運
ぶことができる。
また、前記スポーツ靴を入れる布袋は、通常第
9図に示すように、目的とする靴5が1足入る程
度の大きさに成形されてなる布袋で、上部開口に
紐7が通してあり開閉自在になつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、従来の靴入れは、いずれも左右両
方の靴を同一空間に収納するようになつているた
め、入れ方によつて、あるいは携帯中のずれによ
つて、片方の靴の汚れた靴底が他方の靴の側面や
前面等に押しつけられて靴を汚す場合がある。ま
た、両方の靴が同一空間内で接した状態で持ち運
ばれて動くため、靴同士が擦れ合つて柔らかい部
分が傷んでしまう場合がある。特に、フアスナー
3で開閉する上履き入れは、ズツク等の編み上げ
靴を入れて閉じる際、編み上げひもがフアスナー
3に噛みこまれる場合があり使い勝手が悪い。し
かも、上履き4を取り出して中が空洞になつても
小さく折り畳むことができず不便である。そし
て、靴入れの中が汚れても容易に洗濯できない。
これに対し、紐で開閉する布袋は、靴を取り出し
たあと小さく折り畳んだり洗濯したりすることが
できるという利点を有するものの、開口を閉じる
紐がほどけやすいため、この靴入れに靴を入れ、
さらに空間的に余裕のある大きな鞄等に入れる
と、運搬時の振動等で紐がほどけて上部開口が開
き中から靴が飛び出て鞄内を汚すことがあるとい
う難点を有する。
このように、従来の靴入れは、靴を充分に保護
するとはいえず、また使い勝手もいま一つよくな
いものである。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
ので、使い勝手がよく、しかも靴を汚したり傷め
たりすることのない、優れた携帯用靴入れの提供
をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案の携帯用
靴入れは、中央部が筒状もしくは帯状に形成さ
れ、この中央部から左右に延びる両端部が、それ
ぞれ伸縮素材によつて靴の片方の形状を模した靴
収容部に形成され、両靴収容部に、左右対称に靴
のはき口に対応する開口部を設けたという構成を
とる。
〔作用〕
すなわち、本考案者らは、新しいタイプの携帯
用靴入れを模索する過程で、従来の携帯用靴入れ
のように左右両方の靴を同一空間に収納するので
はなく、左右別々に収納するようにすれば靴の汚
れや痛みを回避できるのではないかと想起した。
そして、どのような形で靴を別々に収納すれば一
番使い勝手がよいかについて一連の研究を重ねた
結果、伸縮素材を用いて靴形状を模した靴収容部
を左右に振り分けてつくり、この靴収容部の靴の
はき口に対応する開口部から靴を出し入れするよ
うにすると、靴を左右別々にしつかりと保持する
ことができ、靴同士が互いに汚し合つたり傷め合
つたりすることがなく、しかも靴が外に飛び出す
こともなく、使い勝手がよいことを見いだしこの
考案に到達した。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳細に
説明する。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す外観斜視図
である。この携帯用靴入れ11は、全体が伸縮糸
で連続的に編み立てられた筒状体で、中央部12
が細径に形成され、この中央部12の左右に延び
る両端部が、その編み目の加減により向かい合う
靴形状に形成され、靴収容部になつている。この
左右の靴収容部13,14には、靴のはき口に対
応する開口部15,16が開けられており、その
開口縁部が他の部分よりも厚く編まれて2重に折
り返されている。したがつて、上記開口部15,
16は一定の保形性を有しており、特に力を加え
ない限り、丸く開口した状態になつている。な
お、上記靴収容部13,14の大きさは、この携
帯用靴入れ11が対象とする靴の大きさに合わせ
て形成されており、靴を締めつけ気味に保持する
ようになつている。
この携帯用靴入れ11を使用する場合は、ま
ず、第2図に示すように、靴17を、片方ずつ上
記靴状部13,14に入れる。そして、第3図に
示すように、上記靴収容部13,14の靴底に相
当する部分を合わせるようにして真ん中から2つ
に折り、中央部12を把持して手に下げたり鞄に
入れたりして携帯する。あるいは靴の未使用時
に、室内の壁や柱に掛けて吊り下げてもよい。
この携帯用靴入れ11を用いると、伸縮性編み
地で形成された靴収容部13,14において、靴
が左右別々にしつかりと保持されるため、靴同士
が互いに接触して汚し合つたり傷め合つたりする
ことがない。また、靴収容部13,14が中の靴
17を締めつけ気味に保持するため、携帯時に靴
17が中でがたついたり外に飛び出したりするこ
とがない。さらに、両靴収容部13,14は帯状
(筒が平たくなつて帯状になつている)の中央部
12によつて連結されているため、この中央部1
2の上部を把持して携帯する場合、靴底同士を合
わせて一体化した靴収容部13,14は、くるく
る回転したりせず、安定した状態で吊り下がるの
で携帯しやすい。また、全体が伸縮性編み地で形
成されているため、靴17を取り出したあと、小
さく折り畳むことができ嵩張らない。そして、靴
収容部13,14の内側が汚れた場合には容易に
洗濯することができ、長期にわたつて清潔に使用
することができる。全体が軽量かつコンパクトで
携帯しやすいという利点もある。
なお、上記実施例では、靴収容部13,14の
配置を、爪先を対峙させた形にしているが、第4
図に示すように、かかとを対峙させるようにして
もよい。ただし、一般的に靴はかかとの方が重た
い構造になつているため、2つに折つて把持した
場合、第3図に示すようにかかと側を下にする方
が、より安定的で持ちやすい。
また、全体を一体成形せず、左右の靴収容部1
3,14を別個に編み立て、両者を、別途に形成
した帯状体の両端に取りつけるようにしてもよ
い。このとき、上記帯状体の素材は、靴収容部1
3,14と同一の素材であつても異なつていても
よい。ただし、この部分を折り曲げて把持したり
鞄に入れたりするので、柔軟な素材であることが
必要である。
さらに、上記実施例では伸縮性の糸を編み立て
ているが、必ずしも糸を編み立てる必要はなく、
伸縮性の編み地や織り地、シート等を所定形状に
切断後、縫製もしくは貼着して同様の形状を得る
ようにしてもよい。
また、第5図に示すように、携帯用靴入れ11
を2つに折つた状態で中央部12に嵌合させるリ
ング状体18を組み合わせるようにしてもよい。
リング状体18を図示のように嵌合すると、中央
部12が輪になるので、この部分に手指を差し込
んで持つことができ便利である。また、リング状
体18が両靴収容部13,14の上端を押さえて
固定するため、両靴収容部13,14が携帯時に
左右にあまり開かないようになり、一層携帯しや
すくなるという効果が生じる。なお、上記リング
状体18は、携帯用靴入れ11の素材と同一の素
材で形成してもよいし、金属リングや木製リング
を用いるようにしてもよい。
さらに、第6図に示すように、靴下様の鞄カバ
ー19を組み合わせ、一旦靴17を靴カバー19
に入れてから携帯用靴入れ11に入れるようにし
てもよい。このようにすると、靴17がより一層
保護されるようになるとともに、靴17の汚れが
靴カバー19内で遮断されるため携帯用靴入れ1
1全体が汚れずにすむ。
なお、この考案の携帯用靴入れは、所定の靴の
専用品として靴と組み合わせて販売してもよい
し、携帯用靴入れ自体を単独品として販売しても
よい。そして、上記ベビー靴に限らず、子供靴、
婦人靴、紳士靴、スポーツ靴、上履き等、各種の
靴を対象にすることができる。しかし、左右両方
の靴を同一空間に入れると傷みやすいような柔ら
かい靴に対し特に効果が高いので、携帯の機会の
多いベビー靴等に最適といえる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の携帯用靴入れは、伸
縮素材によつて靴形状の靴状部が左右に振り分け
られて形成されているため、靴を左右突き合わせ
たコンパクトな形状で安定的に保持することがで
き、靴同士が接触して汚れたり傷んだりすること
がない。したがつて、携帯時に靴を大切に保護す
ることができる。そして、靴を取り出したあとは
小さく折り畳むことができ嵩張らず、また、簡単
に洗濯でき清潔感を保つことができるという利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図および第3図は上記実施例の使用態様を説明
する説明図、第4図は他の実施例を示す正面図、
第5図はさらに他の実施例の構成を示す説明図、
第6図は他の実施例の構成を示す説明図、第7図
は従来の上履き入れを示す斜視図、第8図はその
使用態様を説明する説明図、第9図は従来のスポ
ーツ靴用布袋を示す斜視図である。 11……携帯用靴入れ、12……中央部、1
3,14……靴収容部、15,16……開口部、
17……靴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央部が筒状もしくは帯状に形成され、この
    中央部から左右に延びる両端部が、それぞれ伸
    縮素材によつて靴の片方の形状を模した靴収容
    部に形成され、両靴収容部に、左右対称的に靴
    のはき口に対応する開口部を設けたことを特徴
    とする携帯用靴入れ。 (2) 全体が、伸縮糸の編み地によつて一体成形さ
    れている請求項(1)記載の携帯用靴入れ。
JP1988078194U 1988-06-13 1988-06-13 Expired JPH0429776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988078194U JPH0429776Y2 (ja) 1988-06-13 1988-06-13

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JPH01180911U JPH01180911U (ja) 1989-12-27
JPH0429776Y2 true JPH0429776Y2 (ja) 1992-07-20

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ID=31303138

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930969B2 (ja) * 1979-05-28 1984-07-30 東芝テック株式会社 焙焼器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930969U (ja) * 1982-08-21 1984-02-25 中嶋 一彦 仕切弁におけるゴムコ−テイング弁板

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930969B2 (ja) * 1979-05-28 1984-07-30 東芝テック株式会社 焙焼器

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JPH01180911U (ja) 1989-12-27

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