JPH04295721A - セラミック電磁流量計 - Google Patents
セラミック電磁流量計Info
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- JPH04295721A JPH04295721A JP6060191A JP6060191A JPH04295721A JP H04295721 A JPH04295721 A JP H04295721A JP 6060191 A JP6060191 A JP 6060191A JP 6060191 A JP6060191 A JP 6060191A JP H04295721 A JPH04295721 A JP H04295721A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- electromagnetic flowmeter
- abnormality
- lining
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセラミックをライニング
(腐蝕防止層)とした電磁流量計に関し、特に、防爆上
の安全性を確保する技術に関する。
(腐蝕防止層)とした電磁流量計に関し、特に、防爆上
の安全性を確保する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は電磁流量計の機能を説明するため
の図である。図示されるように、電磁流量計は、励磁コ
イル6により磁束を与え、測定菅31内の導電性流体の
速度に比例して生じる電位勾配を電極3a,3bにより
検出するものである。この例では測定菅31の内壁に、
腐蝕防止のためにライニング32が設けられているが、
セラミックの耐蝕性に着目してセラミックにより測定菅
を構成したものがある。すなわち、セラミックがライニ
ングとなっているものであり、このようなセラミック電
磁流量計の防爆上の基本的な構成が、図3,図4に示さ
れる(図4は図3をより簡略化して見易くした図である
)。
の図である。図示されるように、電磁流量計は、励磁コ
イル6により磁束を与え、測定菅31内の導電性流体の
速度に比例して生じる電位勾配を電極3a,3bにより
検出するものである。この例では測定菅31の内壁に、
腐蝕防止のためにライニング32が設けられているが、
セラミックの耐蝕性に着目してセラミックにより測定菅
を構成したものがある。すなわち、セラミックがライニ
ングとなっているものであり、このようなセラミック電
磁流量計の防爆上の基本的な構成が、図3,図4に示さ
れる(図4は図3をより簡略化して見易くした図である
)。
【0003】セラミック電磁流量計は端子箱部20と検
出部21とからなり、その防爆品は、電極3a,3b
部分は本質安全防爆,コイル6部分(コイル室24)
は耐圧防爆または特殊防爆構造で構成されているのが一
般的である。このため、流体の菅路を構成するセラミッ
クの菅壁4は、コイルが収納されている防爆容器(コイ
ル室)24の隔壁になっている。
出部21とからなり、その防爆品は、電極3a,3b
部分は本質安全防爆,コイル6部分(コイル室24)
は耐圧防爆または特殊防爆構造で構成されているのが一
般的である。このため、流体の菅路を構成するセラミッ
クの菅壁4は、コイルが収納されている防爆容器(コイ
ル室)24の隔壁になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】セラミック菅路の強度
設計は十分になされてはいるが、万一、セラミックの菅
壁にひび割れ等が発生した場合には防爆容器の機能が損
なわれる。この点が防爆形のセラミック電磁流量計の最
大の欠点である。本発明はこのような考察に基づいてな
されたものであり、その目的は、セラミック電磁流量計
の防爆上の安全性を確保することにある。
設計は十分になされてはいるが、万一、セラミックの菅
壁にひび割れ等が発生した場合には防爆容器の機能が損
なわれる。この点が防爆形のセラミック電磁流量計の最
大の欠点である。本発明はこのような考察に基づいてな
されたものであり、その目的は、セラミック電磁流量計
の防爆上の安全性を確保することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、測定菅のライ
ニングにセラミックを用い、このセラミックライニング
が耐圧防爆容器の境界をなす構造のセラミック電磁流量
計であって、前記セラミックライニングの外周に設けら
れた導電性膜と、この導電性膜を流れる電流の有無や電
流量の変化等の電気的パラメータを測定してセラミック
ライニングの異常を判定する異常判定手段とを有するこ
とを特徴とするものである。
ニングにセラミックを用い、このセラミックライニング
が耐圧防爆容器の境界をなす構造のセラミック電磁流量
計であって、前記セラミックライニングの外周に設けら
れた導電性膜と、この導電性膜を流れる電流の有無や電
流量の変化等の電気的パラメータを測定してセラミック
ライニングの異常を判定する異常判定手段とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】例えば、セラミック菅路が破損してその割れ目
に導電性の測定液が浸透すると、セラミック外周に設け
られている導電性膜と測定液との間で漏れ電流が生じる
ようになる。この漏れ電流の発生を、例えば、抵抗の電
圧降下として検知し、そのような異常が検出された場合
には電源をオフしたり、警報を発する等の対策処置を自
動的に実行させる。これにより、万一のセラミック破損
事故にも対応でき、安全性が向上する。
に導電性の測定液が浸透すると、セラミック外周に設け
られている導電性膜と測定液との間で漏れ電流が生じる
ようになる。この漏れ電流の発生を、例えば、抵抗の電
圧降下として検知し、そのような異常が検出された場合
には電源をオフしたり、警報を発する等の対策処置を自
動的に実行させる。これにより、万一のセラミック破損
事故にも対応でき、安全性が向上する。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示す図で
ある。本実施例は、電磁流量計検出器1と、電磁流量計
変換器2と、対策回路10と、警報器11と、電源12
と、出力回路13とを具備している。電磁流量計検出器
1において注目すべき点は、セラミックパイプ(ライニ
ング)4の外周に金属ペーストからなる異常検出膜5が
設けられ、この異常検出膜5とコイル6の端子EX1
とが抵抗R1を介して接続されている点である。
て説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示す図で
ある。本実施例は、電磁流量計検出器1と、電磁流量計
変換器2と、対策回路10と、警報器11と、電源12
と、出力回路13とを具備している。電磁流量計検出器
1において注目すべき点は、セラミックパイプ(ライニ
ング)4の外周に金属ペーストからなる異常検出膜5が
設けられ、この異常検出膜5とコイル6の端子EX1
とが抵抗R1を介して接続されている点である。
【0008】一方、電磁流量計変換器2には、コンパレ
ータ7と、電磁,励磁回路8と、信号変換器9が設けら
れ、コンパレータ14は、端子EX1 の電位と、異常
検出膜5と抵抗R1の共通接続点の電位を比較し、所定
量の差が検出された場合、対策回路10に異常を通知す
るものである。対策回路10は、異常の通知を受けると
、電磁,励磁回路8に制御信号(電源オフ信号)を送出
して電源を遮断するとともに、警報器11を駆動するよ
うになっている。なお、抵抗R1は本質安全防爆回路を
構成するための安全保持素子でもあり、他の抵抗R2,
R3も同様である。
ータ7と、電磁,励磁回路8と、信号変換器9が設けら
れ、コンパレータ14は、端子EX1 の電位と、異常
検出膜5と抵抗R1の共通接続点の電位を比較し、所定
量の差が検出された場合、対策回路10に異常を通知す
るものである。対策回路10は、異常の通知を受けると
、電磁,励磁回路8に制御信号(電源オフ信号)を送出
して電源を遮断するとともに、警報器11を駆動するよ
うになっている。なお、抵抗R1は本質安全防爆回路を
構成するための安全保持素子でもあり、他の抵抗R2,
R3も同様である。
【0009】次に、異常検出方法について説明する。コ
イル6には直流の励磁電流が流れ所定の電位となってお
り、正常時には、異常検出膜5とセラミック菅路4を流
れる液体との絶縁性が保たれているため、抵抗R1の両
端には電位差が生じない。しかし、セラミックパイプ4
に破損が生じて割れ目から測定液が浸透すると、異常検
出膜5と測定液との間に導電性が生じ、抵抗R1を介し
て微小な電流が流れるようになる。これにより発生する
電圧降下をコンパレータ14で検出して異常を検知する
。 本実施例では、異常の検出用にコイル6の励磁線の一部
を利用しているため、配線本数の増大を抑制できる。た
だし、別個の配線を利用して異常検出を行うことも可能
である。
イル6には直流の励磁電流が流れ所定の電位となってお
り、正常時には、異常検出膜5とセラミック菅路4を流
れる液体との絶縁性が保たれているため、抵抗R1の両
端には電位差が生じない。しかし、セラミックパイプ4
に破損が生じて割れ目から測定液が浸透すると、異常検
出膜5と測定液との間に導電性が生じ、抵抗R1を介し
て微小な電流が流れるようになる。これにより発生する
電圧降下をコンパレータ14で検出して異常を検知する
。 本実施例では、異常の検出用にコイル6の励磁線の一部
を利用しているため、配線本数の増大を抑制できる。た
だし、別個の配線を利用して異常検出を行うことも可能
である。
【0010】図2は異常検出の他の方法を説明するため
の図である。この例では、異常検出膜6上の所定距離を
隔てた2点に電極を接続し、常時、微小電流を流してお
く。セラミックパイプ4に割れ目が生じ、異常検出膜5
も破損すると2点間のインピーダンスが増大して微小電
流が流れなくなる。これを電流検出回路30で検出して
異常を検知するものである。
の図である。この例では、異常検出膜6上の所定距離を
隔てた2点に電極を接続し、常時、微小電流を流してお
く。セラミックパイプ4に割れ目が生じ、異常検出膜5
も破損すると2点間のインピーダンスが増大して微小電
流が流れなくなる。これを電流検出回路30で検出して
異常を検知するものである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、セラミッ
クパイプの破損を検出して電源の遮断等の対策を自動的
に実行する機構を設けたため、万一の事故が発生した場
合でも、セラミック電磁流量計の防爆上の安全を確保す
ることができる効果がある。
クパイプの破損を検出して電源の遮断等の対策を自動的
に実行する機構を設けたため、万一の事故が発生した場
合でも、セラミック電磁流量計の防爆上の安全を確保す
ることができる効果がある。
【図1】本発明のセラミック電磁流量計の一実施例の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図2】セラミック破損異常の検出方法の他の例を示す
図である。
図である。
【図3】セラミック電磁流量計の防爆上の基本的な構成
を示す図である。
を示す図である。
【図4】図3をより簡略化して見易くした、防爆上の基
本的な構成を示す図である。
本的な構成を示す図である。
【図5】セラミック電磁流量計の機能を説明するための
図である。
図である。
1 電磁流量計検出器
2 電磁流量計変換器
3a,3b 電極
4 セラミックパイプ(ライニング)5 異常検出
膜 6 コイル 7 コンパレータ 8 電源,励磁回路 9 信号変換器 10 対策回路 11 警報器 12 電源 13 出力回路 30 電流検出回路
膜 6 コイル 7 コンパレータ 8 電源,励磁回路 9 信号変換器 10 対策回路 11 警報器 12 電源 13 出力回路 30 電流検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】測定菅のライニングにセラミックを用い、
このセラミックライニングが耐圧防爆容器の境界をなす
構造のセラミック電磁流量計であって、前記セラミック
ライニングの外周に設けられた導電性膜(5)と、この
導電性膜(5)を流れる電流の有無や電流量の変化等の
電気的パラメータを測定してセラミックライニングの異
常を判定する異常判定手段(14) とを有することを
特徴とするセラミック電磁流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6060191A JPH04295721A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | セラミック電磁流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6060191A JPH04295721A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | セラミック電磁流量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04295721A true JPH04295721A (ja) | 1992-10-20 |
Family
ID=13146931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6060191A Pending JPH04295721A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | セラミック電磁流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04295721A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003534543A (ja) * | 2000-05-23 | 2003-11-18 | ローズマウント インコーポレイテッド | 電磁流量計における漏電診断法 |
DE102006018728A1 (de) * | 2006-04-20 | 2007-10-25 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Vorrichtung zum Messen des Volumen- oder Massestroms eines Mediums |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP6060191A patent/JPH04295721A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003534543A (ja) * | 2000-05-23 | 2003-11-18 | ローズマウント インコーポレイテッド | 電磁流量計における漏電診断法 |
DE102006018728A1 (de) * | 2006-04-20 | 2007-10-25 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Vorrichtung zum Messen des Volumen- oder Massestroms eines Mediums |
US7891255B2 (en) | 2006-04-20 | 2011-02-22 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Apparatus for measurement of volume-or-mass-flow of a medium |
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