JPH04294316A - ホログラフィックイメ−ジコンバイナ - Google Patents

ホログラフィックイメ−ジコンバイナ

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Publication number
JPH04294316A
JPH04294316A JP8365191A JP8365191A JPH04294316A JP H04294316 A JPH04294316 A JP H04294316A JP 8365191 A JP8365191 A JP 8365191A JP 8365191 A JP8365191 A JP 8365191A JP H04294316 A JPH04294316 A JP H04294316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflection hologram
display
diffuse reflection
holographic image
image combiner
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8365191A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Eguchi
江口 伸
Masayuki Kato
雅之 加藤
Takakazu Aritake
敬和 有竹
Takeshi Matsumoto
剛 松本
Junji Tomita
順二 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04294316A publication Critical patent/JPH04294316A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホログラフィックイメ
ージコンバイナに関し、更に詳しく言えば、飛行機、自
動車等のヘッドアップディスプレイなどに用いられるホ
ログラフィックイメージコンバイナに関する。
【0002】
【従来の技術】図4〜図7は、従来例を示した図であり
、図4はヘッドアップディスプレイの構成例、図5はヘ
ッドアップディスプレイの使用例、図6は拡散反射型ホ
ログラムの作製方法説明図、図7は、ヘッドアップディ
スプレイにおける使用時の説明図である。
【0003】図中、1はホログラフィックイメージコン
バイナ、2は表示器、3は外界風景、4は操縦者、5は
結像レンズ、6はフロントガラス、2Aはスピードメー
タ、1Aは拡散反射型ホログラム、7は感光材料、8は
スリガラス、9は太陽を示す。
【0004】ヘッドアップディスプレイは、図4に示す
ように、表示器2の情報を、外界風景3に重畳して表示
できるため、飛行機や自動車等に用いられていた。
【0005】このようなヘッドアップディスプレイを備
えた飛行機や自動車の運転者4は、表示器2から目を逸
さずに前方を向いたまま操縦(あるいは運転)をするこ
とができる。
【0006】この場合、表示器2の情報を、外界風景3
に重畳するためのホログラフィックイメージコンバイナ
(光学素子)1として、反射型ホログラムが使われる。
【0007】反射型ホログラムは、特定の波長のみを反
射し、他のほとんどの波長は透過するため、表示器2の
情報を明るく、かつ外界風景を暗くすることなく表示す
ることができる。
【0008】上記のようなヘッドアップディスプレイの
具体的な構成例を、図5に示す。この例では、ホログラ
フィックイメージコンバイナとして、拡散反射型ホログ
ラム1Aを用いる。
【0009】拡散反射型ホログラム1Aは、飛行機ある
いは自動車のフロントガラス6に取り付けられると共に
、例えばスピードメータ2A(表示器)からの像を結像
させるために、結像レンズ5を設ける。
【0010】このようにすると、操縦者4は、スピード
メータ2Aの情報を、外界風景に重畳して見ることがで
きる、この例で用いた拡散反射型ホログラム1Aは、図
6のようにして作製する。
【0011】拡散反射型ホログラム1Aを作製するには
、図6に示したように、感光材料7の直後に、スリガラ
ス8(治具として使用)を置いて、感光材料7上にレー
ザ光を照射する。
【0012】このようにすると、レーザ光は、感光材料
7を透過し、スリガラス8の表面で乱反射し、再び感光
材料7に入射する。この場合の反射光と干渉させること
により、感光材料7に、干渉縞を記録する。
【0013】スリガラス8は、無数の点光源の集合体で
あるため、参照光側から再生すると、感光材料面が拡散
面となり、あらゆる方向に光を拡散する。
【0014】従って、表示器からの実像を、上記の感光
材料7上に結像させれば、表示器の情報が感光材料面に
収差なく観察される。
【0015】すなわち、操縦者の目の位置によらず、収
差なく表示器の情報が観察でき、また外界風景もほとん
ど暗くならずに見ることができる。
【0016】ところが、上記のヘッドアップディスプレ
イも、使用状態によっては問題が生じる。その例を図7
に示す。図7は、例えば図5のように、フロントガラス
に拡散反射型ホログラム1Aを設けた例である。
【0017】この場合、図7に示したように、拡散反射
型ホログラム1Aに対して表示器2からの光の入射方向
と反対側から、例えば太陽9の光が照射したとすると、
拡散反射型ホログラム1Aでは、図示点線のように光が
散乱する。
【0018】このため、拡散反射型ホログラム1Aが全
体的に明るくなり、表示情報のコントラストが著しく低
下する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1)ホログラフィックイメージコンバイナを、飛行機
や自動車等のヘッドアップディスプレイに用いた場合、
太陽光の影響で、表示情報のコントラストが著しく低下
することがある。
【0020】(2)太陽光以外の他の同等な光(例えば
外界にある電灯など)によっても、コントラスト低下が
発生し、表示情報が見ずらくなる。
【0021】本発明は、このような従来の課題を解決し
、ホログラフィックイメージコンバイナを、ヘッドアッ
プディスプレイに使用した場合、外乱光の影響を受けに
くくすることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
あり、図中、図4〜図7と同符号は同一のものを示す。 また10はノイズ反射用ホログラムを示す。
【0023】本発明は、上記の課題を解決するため、次
のように構成したものである。 (1)拡散反射型ホログラム1Aを用いたヘッドアップ
ディスプレイ用のホログラフィックイメージコンバイナ
において、上記拡散反射型ホログラム1Aへの外乱光の
入射を防止する光学的手段を、該拡散反射型ホログラム
1Aに付加した。
【0024】(2)上記構成(1)において、光学的手
段として、反射型ホログラム10を用いた。
【0025】(3)上記構成(2)において、反射型ホ
ログラム10として、上記拡散反射型ホログラム1Aと
、同じ入射角の光によって作製されたホログラムを用い
た。
【0026】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1を参照
しながら説明する。拡散反射型ホログラム1Aに、反射
型ホログラム10を付加して一体化した、ホログラフィ
ックイメージコンバイナをヘッドアップディスプレイに
用いる。
【0027】このホログラフィックイメージコンバイナ
は、例えば飛行機や自動車のフロントガラス等に設けら
れる。この場合拡散反射型ホログラム1Aが室内側で、
反射型ホログラム10が室外側とする。
【0028】このようにして、表示器2の表示情報を拡
散反射型ホログラム1A上に結像させれば、操縦者4は
、外界風景と、表示器2の表示情報とを重ねて見ること
ができる。
【0029】この場合、例えば太陽9からの光が、ホロ
グラフィックイメージコンバイナに入射したとする。こ
の光は、先ず反射型ホログラム10に入射するが、図示
矢印の方向へ反射され、拡散反射型ホログラム1Aには
入射しない。
【0030】従って、表示器の情報は、太陽9からの光
によって影響を受けることがなく、常にコントラストの
高い表示情報となる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (1実施例の説明)図2〜図3は、本発明の1実施例を
示した図であり、図2はホログラフィックイメージコン
バイナの作製方法説明図、図3はヘッドアップディスプ
レイを示した図である。
【0032】図中、図1及び図4〜図7と同符号は同一
のものを示す。また、11はミラーを示す。
【0033】ホログラフィックイメージコンバイナを作
製するには、図2のようにして作製する。図2(A)は
拡散反射型ホログラムの作製方法、図2(B)は反射型
ホログラム(ノイズ反射用)の作製方法を示す。
【0034】拡散反射型ホログラムは、図6に示した方
法と同じように、スリガラス8を重ね合わせた感光材料
7を露光して作製する。この場合、露光に用いるレーザ
光の波長をλ1 、その入射角θ1 とした時、例えば
λ1 =514nm、θ1 =40度に選定して露光を
行う。
【0035】また、ノイズ反射用の反射型ホログラムは
、感光材料7の裏面にミラー11を配置し、入射角θ1
 、(θ1 =40度)。波長λ1 (λ1 =514
nm)のレーザ光を用いて露光し、感光材料7の表面に
平行な干渉縞を記録する。
【0036】上記のように、拡散反射型ホログラムの作
製時と、反射型ホログラムの作製時において、入射角θ
1 と波長λ1 を一致させた状態でレーザ光を照射し
て露光を行うことが必要である。
【0037】露光した感光材料7は、現像した後、それ
ぞれ拡散反射型ホログラム、あるいは反射型ホログラム
となる。これらのホログラムは、例えば図3に示したよ
うに、垂線よりθ2 (例えばθ2 =20度)の角度
で背中合わせにして保持する。
【0038】表示器2は、例えば拡散反射型ホログラム
1Aから200mm離れた場所に設置すると共に、その
入射角度をθ1 (この例ではθ1 =40度)となる
ように調節する。
【0039】また、焦点距離が100mmの球面結像レ
ンズ5を、表示器2からの距離が100mmの位置に設
ける。このようにすれば、表示器2の実像が、丁度拡散
反射型ホログラム1Aに等倍結像する。
【0040】操縦者4は、拡散反射型ホログラム1A上
に収差なく表示情報を観察することができる。また、上
方より、ホログラフィックイメージコンバイナへの入射
角がθ1 になる位置に、例えば太陽9が存在しても、
ほとんどの光は前段の反射型ホログラム10で反射され
、拡散反射型ホログラム1Aには入射しない。
【0041】このため、表示情報のコントラストは低下
せず、常に良好な表示品質を維持できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1)ホログラフィックイメージコンバイナに太陽光な
どの外乱光が入射しても、ノイズ反射用の反射型ホログ
ラムによって反射し、拡散反射型ホログラムにはほとん
ど入射しない。従って、外乱光の影響を受けない。
【0043】(2)表示情報のコントラストが向上し、
ノイズに埋もれることが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明1実施例におけるホログラフィックイメ
ージコンバイナの作製方法説明図である。
【図3】1実施例におけるヘッドアップディスプレイを
示した図である。
【図4】ヘッドアップディスプレイの説明図である。
【図5】従来のヘッドアップディスプレイの構成例であ
る。
【図6】従来例における拡散反射型ホログラムの作製方
法説明図である。
【図7】従来のヘッドアップディスプレイにおける使用
時の説明図である。
【符号の説明】
1A  拡散反射型ホログラム 2  表示器 4  操縦者 9  太陽 10  反射型ホログラム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  拡散反射型ホログラム(1A)を用い
    たヘッドアップディスプレイ用のホログラフィックイメ
    ージコンバイナにおいて、上記拡散反射型ホログラム(
    1A)への外乱光の入射を防止する光学的手段を、該拡
    散反射型ホログラム(1A)に付加したことを特徴とす
    るホログラフィックイメージコンバイナ。
  2. 【請求項2】  上記光学的手段として、反射型ホログ
    ラム(10)を用いたことを特徴とする請求項1記載の
    ホログラフィックイメージコンバイナ。
  3. 【請求項3】  上記反射型ホログラム(10)として
    、上記拡散反射型ホログラム(1A)と、同じ入射角の
    光によって作製されたホログラムを用いたことを特徴と
    する請求項2記載のホログラフィックイメージコンバイ
    ナ。
JP8365191A 1991-03-22 1991-03-22 ホログラフィックイメ−ジコンバイナ Withdrawn JPH04294316A (ja)

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JP8365191A JPH04294316A (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ホログラフィックイメ−ジコンバイナ

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ID=13808358

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JP8365191A Withdrawn JPH04294316A (ja) 1991-03-22 1991-03-22 ホログラフィックイメ−ジコンバイナ

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JP (1) JPH04294316A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0603092B1 (fr) * 1992-11-27 1997-10-22 Sextant Avionique S.A. Système de visualisation monté sur casque
EP0599759B1 (fr) * 1992-11-27 1997-10-22 Sextant Avionique S.A. Dispositif de visualisation monté sur casque
US6369920B1 (en) * 1999-08-10 2002-04-09 Zebra Imaging, Inc. Reference beam deflecting element for recording a hologram
US6894815B1 (en) 2001-05-25 2005-05-17 Zebra Imaging, Inc. Reference beam absorbers-blockers

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514