JPH04290063A - フィルタゲイン自動調整機能付ファクシミリ装置 - Google Patents

フィルタゲイン自動調整機能付ファクシミリ装置

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Publication number
JPH04290063A
JPH04290063A JP3054372A JP5437291A JPH04290063A JP H04290063 A JPH04290063 A JP H04290063A JP 3054372 A JP3054372 A JP 3054372A JP 5437291 A JP5437291 A JP 5437291A JP H04290063 A JPH04290063 A JP H04290063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
frequency component
signal
band
gain
Prior art date
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Pending
Application number
JP3054372A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Fujisaki
藤 崎  信 夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP3054372A priority Critical patent/JPH04290063A/ja
Publication of JPH04290063A publication Critical patent/JPH04290063A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回線の特性などによる
受信信号の特定周波数成分の減衰を補正することのでき
るフィルタゲイン自動調整機能付ファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置における受信信号処理
系は、図4に示すように、ファクシミリで用いられる周
波数帯域の信号のみを通過させるためのバンドパスフィ
ルタ(BPF)31と、これを通過したアナログ信号の
レベルを所定の値に増幅するオートゲインコントローラ
(AGC)32と、このオートゲインコントローラ32
を経たアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変
換器33と、このA/D変換器33を経た信号のレベル
を検出してこのレベルデータを前記オートゲインコント
ローラ32に出力する電力計算部34と、前記A/D変
換器33を経た信号を復調する復調装置35とを備えて
構成されている。
【0003】ところで、アナログ回線の交信において、
各国の交換機の特性上の相違により、受信信号の特定周
波数成分が減衰されることがある。例えば、送信時の波
形が、図5の(a)に示すようであったとすると、回線
を経て得られる受信信号の波形は、同図の(b)に示す
ように、高周波成分が減衰されることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のファ
クシミリ装置は、上記の特定周波数成分の信号減衰に何
ら対処し得ないものであるために、良好な受信ができな
いという欠点を有していた。本発明は、受信信号の特定
周波数成分の減衰を補正して良好な受信が行えるフィル
タゲイン自動調整機能付ファクシミリ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るフィルタゲ
イン自動調整機能付ファクシミリ装置は、受信信号の特
定周波数成分を取り出して信号レベルを検出する手段と
、この信号レベルから減衰している周波数成分を判断し
て当該周波数成分の減衰を補正するようにフィルタのゲ
イン特性を変更する手段とを備えていることを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、受信信号の特定周波数成
分の減衰が補正され、良好な受信が行えることになる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を、図1ないし図3に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。図1は、本発明に
係るフィルタゲイン自動調整機能付ファクシミリ装置の
受信信号処理系の概略構成を示すブロック図である。図
において、1はバンドパスフィルタ(BPF)、2はオ
ートゲインコントローラ(AGC)、3はA/D変換器
、5は乗算器(デジタルフィルタ)、6は復調装置、7
は第1電力計算部、8・9・10はそれぞれ特定周波数
成分を取り出すための第1バンドパスフィルタ(BPF
1)・第2バンドパスフィルタ(BPF2)・第nバン
ドパスフィルタ(BPFn)、11はスイッチング手段
、12は第2電力計算部、13はフィルタ特性設定部で
ある。
【0008】バンドパスフィルタ1は、ファクシミリで
用いられる周波数帯域の信号のみを通過させるものであ
り、オートゲインコントローラ2は、バンドパスフィル
タ31を通過したアナログ信号のレベルを所定の値に増
幅するものである。A/D変換器3は、オートゲインコ
ントローラ32を経たアナログ信号をデジタル信号に変
換するものであり、第1電力計算部7は、A/D変換器
33を経た信号のレベルを検出してこのレベル情報を前
記オートゲインコントローラ32に出力するものである
【0009】第1バンドパスフィルタ8と第2バンドパ
スフィルタ9と第nバンドパスフィルタ10とは、互い
に異なる周波数通過特性を有しており、例えば、第1バ
ンドパスフィルタ8の周波数通過特性は、キャリヤの周
波数である1700Hz(勧告V.29ter)に設定
され、第2バンドパスフィルタ9の周波数通過特性は、
制御信号PIS(手順終了信号)の周波数である462
Hzに設定され、第nバンドパスフィルタ10の周波数
通過特性は、制御信号CED(被呼端末識別信号)の周
波数である2100Hzに設定されている。
【0010】スイッチング手段11は、上記の各バンド
パスフィルタ8・9・10の何れかと第2電力計算部1
2とを接続させるものであり、その切替えは、図示しな
い制御部からの指令により行われるようになっている。 制御部は、ファクシミリ装置における交信手順を実行す
るに際して、送信側から次にどの信号が送られてくるか
を事前に判断できるので、例えば、送信側から次に制御
信号CEDが送られてくると判断したときには、第nバ
ンドパスフィルタ10を選択してこれを第2電力計算部
12に接続させることになる。
【0011】第2電力計算部12は、前記の切替え操作
で選択されたバンドパスフィルタを経た信号のレベルを
検出してこのレベル情報をフィルタ特性設定部13に出
力するようになっている。フィルタ特性設定部13は、
第2電力計算部12から得られた各周波数成分のレベル
情報に基づいてフィルタゲイン特性を設定するようにな
っている。即ち、第2電力計算部12から得られた各周
波数成分のレベル情報により、受信時の周波数特性が、
例えば、図2の(a)に示すように、500Hz付近と
3400Hz付近において減衰の著しいものであったと
する。かかる場合には、同図の(b)に示すように、5
00Hz付近の信号および3400Hz付近の信号のゲ
インを上げるフィルタゲイン特性を設定し、当該フィル
タゲイン特性に応じた乗算処理を乗算器5に実行させる
ことにより、同図の(c)に示すように、500Hz付
近の信号および3400Hz付近の信号成分の減衰を補
正させる。
【0012】乗算器5は、以上のように設定されたフィ
ルタゲイン特性に応じた乗算処理を実行するものである
が、例えば、受信信号のどの周波数成分にも減衰がなけ
れば受信信号に“1”を乗算し、前記のように500H
z付近と3400Hz付近において減衰があるときには
、当該周波数成分の信号に“1”よりも大きな値を乗算
することになる。
【0013】図3は、フィルタゲイン自動調整処理を示
すフローチャートである。まず、送信側から次に送られ
てくる信号を判断して当該信号の周波数に対応するフィ
ルタ特性を有するバンドパスフィルタを第1,第2,…
第nバンドパスフィルタのなかから選択する(S1)。 そして、その周波数成分のレベルを検出し、そのレベル
データを保持する(S2)。次に、トレーニング終了か
否かを判断し(S3)、トレーニング終了でないならス
テップ1に進む一方、トレーニング終了なら、前記のス
テップ2で保持されている各周波数のレベルデータに基
づいてフィルタゲイン特性を設定し(S4)、このフィ
ルタゲイン特性に応じた乗算処理を開始して(S5)、
画データ受信処理(S6)を行って終了する。
【0014】上記の構成によれば、トレーニング中にお
いて受信信号の特定周波数レベルのサンプリングおよび
このサンプルデータによるフィルタゲイン特性の設定が
完了し、画データを受信する際には、当該フィルタゲイ
ン特性に応じた乗算処理が行われて特定周波数成分の減
衰が補正されることになり、良好な画データ受信が行え
ることになる。
【0015】なお、本実施例では、ゲイン特性の変更を
可能にする手段としてフィルタ特性設定部13と乗算器
5とからなるものを示したが、ゲイン特性の変更を可能
とするものであれば、以上の実施例で示したものに限定
されるものではない。また、特定周波数成分の取り出し
のために第1バンドパスフィルタ8,第2バンドパスフ
ィルタ9,第nバンドパスフィルタ10を設ける構成と
したが、ファクシミリ装置自身が制御信号検出手段を備
えていることから、これらを特定周波数成分の取り出し
に用いてもよいことは勿論である。さらに、サンプリン
グする制御信号の周波数として、462Hz、2100
Hzのものを示したが、その他、1080Hz、290
0Hzなどの周波数成分の信号がサンプリングされる。 好ましくは、ファクシミリ通信で用いる周波数帯域の略
500〜3400Hzのうち最大のものと最小のものに
加えてこれらの間の二,三の周波数の信号をサンプリン
グするようにする。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、受信信
号の特定周波数成分の減衰が補正され、良好な受信が行
えるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのファクシミリ装置の
受信信号処理系を示す構成図である。
【図2】同図の(a)は補正前の受信信号の周波数特性
を示し、同図の(b)はフィルタのゲイン特性を示し、
同図の(c)は補正後の受信信号の周波数特性を示した
ものである。
【図3】フィルタゲイン自動調整処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】従来のファクシミリ装置の受信信号処理系を示
す構成図である。
【図5】同図の(a)は回線を経る前の信号の周波数特
性を示し、同図の(b)は回線を経た後の信号の周波数
特性を示したものである。
【符号の説明】
5      乗算器 8      第1バンドパスフィルタ9      
第2バンドパスフィルタ10    第nバンドパスフ
ィルタ 11    スイッチング手段 12    第2電力計算部 13    フィルタ特性設定部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  受信信号の特定周波数成分を取り出し
    て信号レベルを検出する手段と、この信号レベルから減
    衰している周波数成分を判断して当該周波数成分の減衰
    を補正するようにフィルタのゲイン特性を変更する手段
    とを備えていることを特徴とするフィルタゲイン自動調
    整機能付ファクシミリ装置。
JP3054372A 1991-03-19 1991-03-19 フィルタゲイン自動調整機能付ファクシミリ装置 Pending JPH04290063A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3054372A JPH04290063A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 フィルタゲイン自動調整機能付ファクシミリ装置

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JP3054372A JPH04290063A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 フィルタゲイン自動調整機能付ファクシミリ装置

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Publication Number Publication Date
JPH04290063A true JPH04290063A (ja) 1992-10-14

Family

ID=12968843

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3054372A Pending JPH04290063A (ja) 1991-03-19 1991-03-19 フィルタゲイン自動調整機能付ファクシミリ装置

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JP (1) JPH04290063A (ja)

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