JPH0428759Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0428759Y2 JPH0428759Y2 JP11518886U JP11518886U JPH0428759Y2 JP H0428759 Y2 JPH0428759 Y2 JP H0428759Y2 JP 11518886 U JP11518886 U JP 11518886U JP 11518886 U JP11518886 U JP 11518886U JP H0428759 Y2 JPH0428759 Y2 JP H0428759Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air blowing
- printing
- holes
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims description 57
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 40
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 37
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000003287 bathing Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007645 offset printing Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004945 emulsification Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はオフセツト印刷機などの平版印刷機に
おいて、版面の両端非画線部周辺にエアを吹き付
ける給水エア吹き装置に関するものである。
おいて、版面の両端非画線部周辺にエアを吹き付
ける給水エア吹き装置に関するものである。
オフセツト印刷機などの平版印刷機において、
給水装置の水舟内に蓄えられた湿し水は、複数個
のローラ群を経て水着ローラにより版胴上の版面
に供給される。この水着ローラから版面への給水
に際しては、水着ローラの全長に付着する全ての
水が版面へ転移するので、給水しなくともよい版
面の両端非画線部にまで水が転移してこの水が版
面に残り、集積された結果これが印刷中に飛散し
印刷物に付着してその品質を低下させたり、ある
いはこの水がインキに侵入して乳化現象を起こす
ことにより印刷障害が発生したりする。そこで従
来、版面の非画線部周辺へエアを吹き付けて印刷
物に水が飛散しないようにする給水エア吹き装置
が設けられている。
給水装置の水舟内に蓄えられた湿し水は、複数個
のローラ群を経て水着ローラにより版胴上の版面
に供給される。この水着ローラから版面への給水
に際しては、水着ローラの全長に付着する全ての
水が版面へ転移するので、給水しなくともよい版
面の両端非画線部にまで水が転移してこの水が版
面に残り、集積された結果これが印刷中に飛散し
印刷物に付着してその品質を低下させたり、ある
いはこの水がインキに侵入して乳化現象を起こす
ことにより印刷障害が発生したりする。そこで従
来、版面の非画線部周辺へエアを吹き付けて印刷
物に水が飛散しないようにする給水エア吹き装置
が設けられている。
第5図は従来におけるこの種給水エア吹き装置
の斜視図であつて、この装置は版面の両端各非画
線部にそれぞれ対応して機幅方向に延びるエア吹
き管1を備えており、このエア吹き管1は、図示
しないエア源に接続された内管2と、これに嵌装
された回動自在な複数個のシヤツタ3とで形成さ
れている。内管には、複数個のエア吹き孔2a
が、最小紙の非画線部に対応する数だけ稜線上に
並列して穿設されており、またシヤツタ3は各エ
ア吹き孔2aに対応してその数だけ設けられてい
る。このように構成されていることにより、最小
紙の場合にはシヤツタ3を全部開いてエア源を始
動すると、エアが版面の非画線部周辺に吹き付け
られ印刷物への水の飛散が防止される。そして紙
サイズが大きくなるにしたがつて版面の非画線部
が小さくなるので、紙サイズに合わせてその非画
線部に対応するようにシヤツタ3を閉じ、一部の
エア吹き孔2aを遮蔽して紙サイズに対応する。
の斜視図であつて、この装置は版面の両端各非画
線部にそれぞれ対応して機幅方向に延びるエア吹
き管1を備えており、このエア吹き管1は、図示
しないエア源に接続された内管2と、これに嵌装
された回動自在な複数個のシヤツタ3とで形成さ
れている。内管には、複数個のエア吹き孔2a
が、最小紙の非画線部に対応する数だけ稜線上に
並列して穿設されており、またシヤツタ3は各エ
ア吹き孔2aに対応してその数だけ設けられてい
る。このように構成されていることにより、最小
紙の場合にはシヤツタ3を全部開いてエア源を始
動すると、エアが版面の非画線部周辺に吹き付け
られ印刷物への水の飛散が防止される。そして紙
サイズが大きくなるにしたがつて版面の非画線部
が小さくなるので、紙サイズに合わせてその非画
線部に対応するようにシヤツタ3を閉じ、一部の
エア吹き孔2aを遮蔽して紙サイズに対応する。
このように従来の装置においては、紙サイズが
変わるたびにシヤツタ3を開閉しなければなら
ず、多色刷機で紙サイズが大きく変わつた場合に
は多数のシヤツタ3の開閉と固定のために多大の
時間と労力を要していた。また機構上、自動化が
難しく自動化の障害となつていた。
変わるたびにシヤツタ3を開閉しなければなら
ず、多色刷機で紙サイズが大きく変わつた場合に
は多数のシヤツタ3の開閉と固定のために多大の
時間と労力を要していた。また機構上、自動化が
難しく自動化の障害となつていた。
このような問題点を解決するために本考案では
版面の非画線部に近接して設けるエア吹き管を、
固定状の外管と、回動自在な内管との二重管構造
とするとともに、外管にはその版面対向稜線上に
最小紙用非画線部の長さ分だけ並列する複数個の
エア吹き孔を穿設し、内管にはその回動により外
管のエア吹き孔と順次対応する複数列のエア吹き
孔を穿設して各列のエア吹き孔の個数を、円周方
向に列が変わるごとに外管のエア吹き孔個数と同
数からほぼ1個へと外側へ向かつて順次階段状に
減るように設定した。
版面の非画線部に近接して設けるエア吹き管を、
固定状の外管と、回動自在な内管との二重管構造
とするとともに、外管にはその版面対向稜線上に
最小紙用非画線部の長さ分だけ並列する複数個の
エア吹き孔を穿設し、内管にはその回動により外
管のエア吹き孔と順次対応する複数列のエア吹き
孔を穿設して各列のエア吹き孔の個数を、円周方
向に列が変わるごとに外管のエア吹き孔個数と同
数からほぼ1個へと外側へ向かつて順次階段状に
減るように設定した。
最小紙の場合には、非画線部が長いので内管を
回動させてエア吹き孔の最も多い列を外管のエア
吹き孔と対応させたのちエア源を始動すると、版
面の非画線部方向へエアが吹き付けられる。紙サ
イズが小さくなるにしたがつてエア吹き孔の少な
い列が外管のエア吹き孔と対応するように内管を
回動させると、外管のエア吹き孔が内管の孔無し
部で一部を遮蔽されてエア吹き範囲が狭くなり、
大きい紙サイズに対応する。
回動させてエア吹き孔の最も多い列を外管のエア
吹き孔と対応させたのちエア源を始動すると、版
面の非画線部方向へエアが吹き付けられる。紙サ
イズが小さくなるにしたがつてエア吹き孔の少な
い列が外管のエア吹き孔と対応するように内管を
回動させると、外管のエア吹き孔が内管の孔無し
部で一部を遮蔽されてエア吹き範囲が狭くなり、
大きい紙サイズに対応する。
第1図ないし第4図は本考案に係る給水エア吹
き装置の実施例を示し、第1図はその横断面図、
第2図は内管周面の展開図、第3図は外管周面の
展開図、第4図は本考案を実施した印刷ユニツト
の概要構成図である。図において、印刷ユニツト
11に軸架された版胴12の周面には、印刷用の
版が装着されており、この版は、印刷用の絵柄が
施された画線部と絵柄が施されていない両側の非
画線部とで形成されている。13はインキ装置で
あつて、インキ14が蓄えられたインキ壺15を
備えており、このインキ壺15内で回転する壺ロ
ーラ16とその側方の振りローラ17との間には
移しローラ18が配設されている。このように構
成されていることにより、壺ローラ16の回転に
よりインキ壺15から引き上げられたインキ14
は、アーム19の揺動によつて両ローラ16,1
7へ交互に対接する移しローラによつて振りロー
ラ17へ転移するように構成されている。振りロ
ーラ17と版胴12との間には、複数個のローラ
群20とインキ着ローラ21とが配設されてお
り、振りローラ17に付着したインキ14は、ロ
ーラ群20を転移する間に各方向へ均一に均らさ
れて練られ、インキ着ローラ21によつて版面の
画線部に供給される。一方、給水装置22は湿し
水23(以下水23という)を蓄えた水舟24を
備えており、水23内で回転する水元ローラ25
と版胴12との間には複数個のローラ群26が配
設されていて、水元ローラ25によつて水舟から
引き上げられた水23は、ローラ群26間を転移
しながら調量されて均らされ、版面の画線部と非
画線部との全長にわたつて供給される。そして版
面には、画線部に供給されたインキ14と水23
とで画像が形成され、版面両端の非画線部には、
余分な水23が付着したまま残される。
き装置の実施例を示し、第1図はその横断面図、
第2図は内管周面の展開図、第3図は外管周面の
展開図、第4図は本考案を実施した印刷ユニツト
の概要構成図である。図において、印刷ユニツト
11に軸架された版胴12の周面には、印刷用の
版が装着されており、この版は、印刷用の絵柄が
施された画線部と絵柄が施されていない両側の非
画線部とで形成されている。13はインキ装置で
あつて、インキ14が蓄えられたインキ壺15を
備えており、このインキ壺15内で回転する壺ロ
ーラ16とその側方の振りローラ17との間には
移しローラ18が配設されている。このように構
成されていることにより、壺ローラ16の回転に
よりインキ壺15から引き上げられたインキ14
は、アーム19の揺動によつて両ローラ16,1
7へ交互に対接する移しローラによつて振りロー
ラ17へ転移するように構成されている。振りロ
ーラ17と版胴12との間には、複数個のローラ
群20とインキ着ローラ21とが配設されてお
り、振りローラ17に付着したインキ14は、ロ
ーラ群20を転移する間に各方向へ均一に均らさ
れて練られ、インキ着ローラ21によつて版面の
画線部に供給される。一方、給水装置22は湿し
水23(以下水23という)を蓄えた水舟24を
備えており、水23内で回転する水元ローラ25
と版胴12との間には複数個のローラ群26が配
設されていて、水元ローラ25によつて水舟から
引き上げられた水23は、ローラ群26間を転移
しながら調量されて均らされ、版面の画線部と非
画線部との全長にわたつて供給される。そして版
面には、画線部に供給されたインキ14と水23
とで画像が形成され、版面両端の非画線部には、
余分な水23が付着したまま残される。
以上のように構成された印刷ユニツト11の例
えば4箇所には、エア吹き装置30が設けられて
いる。すなわち、外側の各インキ着ローラ21の
外側には、それぞれ2組ずつのエア吹き装置30
が、版面の両側非画線部に対応して設けられてい
る。各エア吹き装置30はフレーム側のホルダ3
1に固定支持されて機幅方向に延びる外管32を
備えており、この外管32の版面対向側稜線上に
は、複数個のエア吹き孔33が、最小紙用非画線
部の長さ分に対応するだけ並列して穿設されてい
る。34は外管32の内孔に回動自在に嵌合され
た内管であつて、その一端に小径部を嵌着固定さ
れた端軸35は、外管32の内孔端部に回動自在
に嵌合されており、また内管34の他端は、外管
32の他端ねじ部に螺合されたキヤツプ36にほ
ぼ当設している。端軸35に設けた環状溝35a
には、外管32のねじ孔に螺入された蝶ねじ37
の先端が係入されており、蝶ねじ37を締めたり
弛めたりすることにより外管32と内管34とが
固定されたり回動可能になつたりするように構成
されている。またキヤツプ36には内管34の内
孔と連通するエア孔36aが設けられており、こ
のエア孔36aに開口するボート36bは、口金
とホースを介して図示しないエア源に接続されて
いる。内管34には、これを回動させることによ
り外管32のエア吹き孔33と順次対応する複数
列、例えば本実施例では10列のエア吹き孔38が
穿設されており、各列のエア吹き孔38の個数
は、円周方向に列が変わるごとに外管32のエア
吹き孔33と同数から1個へと外側へ向かつて順
次階段状に減るように設定されている。各列にお
けるエア吹き孔38のピツチPは、外管32にお
けるエア吹き孔33のピツチP1と同じである。
39と40は内管34の回転角度を表示する目盛
板と指針であり、また41は内管34回動用のス
パナを挿入する孔である。第2図において42A
は最小紙の画線部の外端線を示しており、42B
は最大紙の画線部の外端線を示している。
えば4箇所には、エア吹き装置30が設けられて
いる。すなわち、外側の各インキ着ローラ21の
外側には、それぞれ2組ずつのエア吹き装置30
が、版面の両側非画線部に対応して設けられてい
る。各エア吹き装置30はフレーム側のホルダ3
1に固定支持されて機幅方向に延びる外管32を
備えており、この外管32の版面対向側稜線上に
は、複数個のエア吹き孔33が、最小紙用非画線
部の長さ分に対応するだけ並列して穿設されてい
る。34は外管32の内孔に回動自在に嵌合され
た内管であつて、その一端に小径部を嵌着固定さ
れた端軸35は、外管32の内孔端部に回動自在
に嵌合されており、また内管34の他端は、外管
32の他端ねじ部に螺合されたキヤツプ36にほ
ぼ当設している。端軸35に設けた環状溝35a
には、外管32のねじ孔に螺入された蝶ねじ37
の先端が係入されており、蝶ねじ37を締めたり
弛めたりすることにより外管32と内管34とが
固定されたり回動可能になつたりするように構成
されている。またキヤツプ36には内管34の内
孔と連通するエア孔36aが設けられており、こ
のエア孔36aに開口するボート36bは、口金
とホースを介して図示しないエア源に接続されて
いる。内管34には、これを回動させることによ
り外管32のエア吹き孔33と順次対応する複数
列、例えば本実施例では10列のエア吹き孔38が
穿設されており、各列のエア吹き孔38の個数
は、円周方向に列が変わるごとに外管32のエア
吹き孔33と同数から1個へと外側へ向かつて順
次階段状に減るように設定されている。各列にお
けるエア吹き孔38のピツチPは、外管32にお
けるエア吹き孔33のピツチP1と同じである。
39と40は内管34の回転角度を表示する目盛
板と指針であり、また41は内管34回動用のス
パナを挿入する孔である。第2図において42A
は最小紙の画線部の外端線を示しており、42B
は最大紙の画線部の外端線を示している。
以上のように構成された給水エア吹き装置の動
作を説明する。版胴12に装着された版の画線部
に、インキ装置13と給水装置22とでインキ1
4と水23とが供給されると画像が形成される
が、このとき水23は版面の非画線部にも供給さ
れて付着する。この非画線部の水23が集積する
と、前述したように障害が発生するので、エア吹
きを行う。すなわち、紙のサイズが、例えば符号
42Aで画線部が終わる最小紙の場合には、蝶ね
じを弛めたのち孔41へスパナを挿入し、目盛板
39と指針40とを見ながら内管34を回動させ
る。そして例えば目盛1に指針40が合つた所で
止めると、1列目のエア吹き孔38と外管32の
エア吹き孔33とが合い、10個の孔33,38全
部が内管34の内孔と連通する。そこでこの状態
でエア源を始動すると、ホースとポート36a、
エア通路36aを経て内管34内へ導かれたエア
は、エア吹き孔33から、版面の最小紙非画線部
対応箇所の周辺部へ吹き付けられる。この結果、
版面の非画線部に付着した水23が飛散すること
がない。
作を説明する。版胴12に装着された版の画線部
に、インキ装置13と給水装置22とでインキ1
4と水23とが供給されると画像が形成される
が、このとき水23は版面の非画線部にも供給さ
れて付着する。この非画線部の水23が集積する
と、前述したように障害が発生するので、エア吹
きを行う。すなわち、紙のサイズが、例えば符号
42Aで画線部が終わる最小紙の場合には、蝶ね
じを弛めたのち孔41へスパナを挿入し、目盛板
39と指針40とを見ながら内管34を回動させ
る。そして例えば目盛1に指針40が合つた所で
止めると、1列目のエア吹き孔38と外管32の
エア吹き孔33とが合い、10個の孔33,38全
部が内管34の内孔と連通する。そこでこの状態
でエア源を始動すると、ホースとポート36a、
エア通路36aを経て内管34内へ導かれたエア
は、エア吹き孔33から、版面の最小紙非画線部
対応箇所の周辺部へ吹き付けられる。この結果、
版面の非画線部に付着した水23が飛散すること
がない。
紙サイズが例えば最大紙に変わつた場合には、
10列目のエア吹き孔38が外管32のエア吹き孔
32と合うまで内管34を回動させると、エア吹
き孔33,38は1個のみが内管34の内孔と連
通するので、エアは版面の最大紙非画線部対応箇
所すなわち第2図に符号42Bで示す線よりも外
側へ吹き付けられる。このように紙サイズにした
がつてエア吹き孔38の列を選択してエア吹き孔
33と対応させることにより紙サイズに合つたエ
ア吹きを行うことができる。
10列目のエア吹き孔38が外管32のエア吹き孔
32と合うまで内管34を回動させると、エア吹
き孔33,38は1個のみが内管34の内孔と連
通するので、エアは版面の最大紙非画線部対応箇
所すなわち第2図に符号42Bで示す線よりも外
側へ吹き付けられる。このように紙サイズにした
がつてエア吹き孔38の列を選択してエア吹き孔
33と対応させることにより紙サイズに合つたエ
ア吹きを行うことができる。
以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば平版印刷機の給水エア吹き装置において、版
面の非画線部に近接して設けられるエア吹き管
を、固定状の外管と、回動自在な内管との二重管
構造にするとともに、外管にはその版面対向稜線
上に最小紙非画線部の長さだけ並列する複数個の
エア吹き孔を穿設し、内管にはその回動により外
管のエア吹き孔と順次対応する複数列のエア吹き
孔を穿設して各列のエア吹き孔の個数を、円周方
向に列が変わるごとに外管のエア吹き孔個数と同
数からほぼ1個へと外側へ向かつて順次階段状に
減るように設定したことにより、紙サイズが変わ
つた場合、1個の内管を回動操作するだけでエア
吹き範囲を調整することができるので、従来と比
べて調整時間が大幅に短縮され、生産性の向上と
労力の軽減を計ることができる。また内管にサー
ボモータなどを連結することにより多数のエア吹
き装置を1箇所で遠隔操作することができ自動化
が可能になる。
れば平版印刷機の給水エア吹き装置において、版
面の非画線部に近接して設けられるエア吹き管
を、固定状の外管と、回動自在な内管との二重管
構造にするとともに、外管にはその版面対向稜線
上に最小紙非画線部の長さだけ並列する複数個の
エア吹き孔を穿設し、内管にはその回動により外
管のエア吹き孔と順次対応する複数列のエア吹き
孔を穿設して各列のエア吹き孔の個数を、円周方
向に列が変わるごとに外管のエア吹き孔個数と同
数からほぼ1個へと外側へ向かつて順次階段状に
減るように設定したことにより、紙サイズが変わ
つた場合、1個の内管を回動操作するだけでエア
吹き範囲を調整することができるので、従来と比
べて調整時間が大幅に短縮され、生産性の向上と
労力の軽減を計ることができる。また内管にサー
ボモータなどを連結することにより多数のエア吹
き装置を1箇所で遠隔操作することができ自動化
が可能になる。
第1図ないし第4図は本考案に係る平版印刷機
の給水エア吹き装置の実施例を示し、第1図はそ
の横断面図、第2図は内管周面の展開図、第3図
は外管周面の展開図、第4図は本考案を実施した
印刷ユニツトの概要構成図、第5図は従来におけ
る平版印刷機の給水エア吹き装置の斜視図であ
る。 12……版胴、13……インキ装置、22……
給水装置、23……湿し水、30……給水エア吹
き装置、32……外管、33,38……エア吹き
孔、34……内管、35……端軸、37……蝶ね
じ、39……目盛板、40……指針、42A……
最小紙の画線部外端線、42B……最大紙の画線
部外端線。
の給水エア吹き装置の実施例を示し、第1図はそ
の横断面図、第2図は内管周面の展開図、第3図
は外管周面の展開図、第4図は本考案を実施した
印刷ユニツトの概要構成図、第5図は従来におけ
る平版印刷機の給水エア吹き装置の斜視図であ
る。 12……版胴、13……インキ装置、22……
給水装置、23……湿し水、30……給水エア吹
き装置、32……外管、33,38……エア吹き
孔、34……内管、35……端軸、37……蝶ね
じ、39……目盛板、40……指針、42A……
最小紙の画線部外端線、42B……最大紙の画線
部外端線。
Claims (1)
- 版面の両端非画線部周辺にエアを吹付ける平版
印刷機の給水エア吹き装置において、前記エアが
吹き付けられる両側の各非画線部に近接して機幅
方向に延びる一対のエア吹き管を支架し、このエ
ア吹き管を、固定状の外管と、回動自在でエア源
に接続された内管との二重管構造にするととも
に、前記外管にはその版面対向稜線上に最小紙用
非画線部の長さ分だけ並列する複数個のエア吹き
孔を穿設し、前記内管にはその回動により前記外
管のエア吹き孔と順次対応する複数列のエア吹き
孔を穿設して各列のエア吹き孔の個数を、円周方
向に行が変わるごとに外管のエア吹き孔個数と同
数からほぼ1個へと外側へ向かつて順次階段状に
減るように設定したことを特徴とする平版印刷機
の給水エア吹き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11518886U JPH0428759Y2 (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11518886U JPH0428759Y2 (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6323034U JPS6323034U (ja) | 1988-02-16 |
JPH0428759Y2 true JPH0428759Y2 (ja) | 1992-07-13 |
Family
ID=30998604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11518886U Expired JPH0428759Y2 (ja) | 1986-07-29 | 1986-07-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428759Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-29 JP JP11518886U patent/JPH0428759Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6323034U (ja) | 1988-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5046416A (en) | Printing unit for rotary printing presses | |
US6082257A (en) | Printing unit with anilox roller bearer positioning | |
US2733654A (en) | Inking and repellent system for plano- | |
JP4652517B2 (ja) | 平版印刷機の湿し装置、および、この湿し装置を有する平版印刷機 | |
US4809606A (en) | Oscillating form roller and apparatus and method for controlling the oscillation thereof | |
JPH07195677A (ja) | 凹版印刷用のインキ装置 | |
US20060191438A1 (en) | Method of operation of a printing unit and printing unit for offset machine | |
US4524689A (en) | Dehydration apparatus for printing press inking system | |
JPH0428759Y2 (ja) | ||
JPH10119235A (ja) | オフセット印刷用の版を湿す方法 | |
CA1066130A (en) | Ink ductor system | |
US4945830A (en) | Off-set printing machine for printing continuous web | |
US2949851A (en) | Means adjusting cylinders in printing press | |
US6868781B2 (en) | Color printing press | |
JPS6225046A (ja) | 湿し装置 | |
US4656940A (en) | Metering roll system for printing press | |
JPH0734671Y2 (ja) | 巻紙輪転印刷機における紙幅方向見当調整装置 | |
JPH0258108B2 (ja) | ||
CA1225275A (en) | Dehydration apparatus and method for printing press inking system | |
JP4400776B2 (ja) | オフセット印刷機の湿し水調整装置 | |
JPH0439003Y2 (ja) | ||
JP4935237B2 (ja) | 間欠送風装置 | |
JPS6013642Y2 (ja) | B−b型のオフセツト輪転機 | |
JPH0346908Y2 (ja) | ||
JPH03243351A (ja) | オフセット印刷装置 |