JPH04284539A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH04284539A
JPH04284539A JP4946891A JP4946891A JPH04284539A JP H04284539 A JPH04284539 A JP H04284539A JP 4946891 A JP4946891 A JP 4946891A JP 4946891 A JP4946891 A JP 4946891A JP H04284539 A JPH04284539 A JP H04284539A
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JP
Japan
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program
function
memory
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programs
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JP4946891A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Tomioka
富岡 一幸
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプログラムのリ
ンクを、メモリ上にロードされた実行形式プログラムを
起動する際に行う情報処理装置のプログラムリンク方式
に関する。
【0002】近年、プログラムを開発するに際し、その
優れた記述性、生産性、互換性等の理由により高級言語
であるC言語が多く用いられている。
【0003】かかるC言語を用いて記述されたプログラ
ムは、「関数」と呼ばれるサブルーチンの集合で成り立
っている。したがって、プログラムをメモリにロードし
て実行するにあたって、これらサブルーチンをリンクし
て実行可能な形式に変換する必要がある。
【0004】ところで、上記関数サブルーチンは、1つ
のプログラム中の複数の箇所でコールされる場合が多い
ので、これらをリンクして実行形式に変換した場合に同
じ関数プログラムがメモリ上の複数箇所に配置されるこ
とになる。また、複数プログラムを同時に動作させるよ
うな場合には、メモリ上に同じ関数プログラムが更に多
数配置されることになり、メモリの使用効率が良くない
【0005】一方、コンピュータが備えるメモリの容量
にも制限があり、また、多数のプログラムをメモリ上に
同時に配置して並列に実行したいという要請もあること
から、各プログラムの容量を極力小さくすることが望ま
れている。
【0006】
【従来の技術】従来のC言語で記述されたプログラムを
コンパイル、リンクして実行形式のプログラムにに変換
する構成及び処理過程を図9に示す。
【0007】図において、50a,50bはソースファ
イルであり、プログラマが例えばC言語で作成したソー
スプログラムが記憶される。51a,51bはオブジェ
クトファイルであり、コンパイルされて中間言語に変換
されたオブジェクトプログラムが記憶される。52a,
52bはロードモジュールファイルであり、必要なサブ
ルーチンがリンクされ、且つ機械語に変換された実行形
式プログラムが記憶される。また、53は関数ファイル
であり、システムで標準的に用意された種々の関数プロ
グラムがオブジェクトプログラムの形式で記憶される。
【0008】上記ソースファイル50a,50b、オブ
ジェクトファイル51a,51b、ロードモジュールフ
ァイル52a,52b、及び関数ファイル53は、例え
ばシステムが具備するディスク装置等に構築されるもの
である。
【0009】また、54a,54bはコンパイラであり
、ソースプログラムをコンパイルして例えば中間言語で
あるオブジェクトプログラムに変換するものである。
【0010】また、55a,55bはリンカーであり、
オブジェクトファイル51a,51bに記憶されている
オブジェクトプログラムと関数ファイル53に記憶され
ているオブジェクトプログラムをリンクし、さらに機械
語に変換して実行形式プログラムを生成するものである
【0011】このような構成において、プログラムAと
プログラムBとをコンパイル、リンクして実行形式のプ
ログラムを作成する場合の動作について説明する。
【0012】先ず、プログラムAの処理においては、コ
ンパイラ54aは、ソースファイル50aからソースプ
ログラムを取り出してコンパイルする。このコンパイル
は、C言語で記述されたソースプログラムを、例えばア
センブラ言語程度の中間言語で記述されたプログラムに
変換する処理である。ここで得られるオブジェクトプロ
グラムには、例えば関数プログラムが組み込まれておら
ず、また、該オブジェクトプログラムが記述される中間
言語はコンピュータで直接実行することはできない。こ
のオブジェクトプログラムは、オブジェクトファイル5
1aに記憶される。
【0013】次いで、リンカー55aが起動される。こ
のリンカー55aは、オブジェクトファイル51aから
、先のコンパイルにより中間言語に変換されたオブジェ
クトプログラムを取り出し、さらに該オブジェクトプロ
グラムで参照している関数プログラムを関数ファイル5
3から取り出して、これらを結合する。そして、中間言
語を機械語に翻訳し、実行形式のプログラムを得る。
【0014】プログラムBについても上記と同様の処理
が行われる。この場合、プログラムAとプログラムBと
の間で相互に参照する部分があれば、リンク時に参照ア
ドレスが組み込まれる(このようなリンク方式を、以下
、「スタティックリンク方式」という)。
【0015】このようにして生成された実行形式プログ
ラムがメモリにロードされて、逐次実行される。
【0016】図10は、上記プログラムA及びBを実行
形式プログラムに変換してメモリ上に配置した状態を示
す図である。図示するように、プログラムA及びBには
、それぞれ関数Cが組み込まれており、したがって、全
く同一の関数プログラムがメモリ上に存在することにな
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のス
タティックリンク方式では、複数箇所で同一関数プログ
ラムを参照したり、複数のプログラムモジュールを作成
し、これらを結合して1本のプログラムを作成するよう
な場合は、各プログラムモジュールにいくつもの同一の
関数プログラムがリンクされることになり、プログラム
自体が大きくなる。
【0018】このことは、メモリ上に同じ関数が複数存
在しメモリ使用効率が良くないことを意味する。特に、
同時に動作させるプログラム数が多い場合は、メモリ不
足を招き大きな問題となる。
【0019】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、メモリ上にプログラムが配置された状態で同じ関
数プログラムが複数箇所にリンクされることを排除して
実行形式のプログラムを小さくし、メモリの使用効率を
高めることのできるプログラムリンク方式を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置の
プログラムリンク方式は、図1に原理的に示すように、
メモリの所定位置に配置された第1のプログラム10の
制御の下に、該メモリの他の位置に配置された第2のプ
ログラム11が動作して情報を処理する情報処理装置に
おいて、前記メモリのさらに他の位置に前記第2のプロ
グラム11が共通に参照する第3のプログラム12を備
え、前記第2のプログラム11と前記第3のプログラム
12とをリンクする際は、該第2のプログラム11に、
少なくとも前記第3のプログラム12の位置情報を記憶
することのできる共通モジュール13を付加しておき、
前記第1のプログラム10は、前記第2のプログラム1
1を起動する際に、該第2のプログラム11に付加され
た共通モジュール13の所定領域に前記第3のプログラ
ム12のメモリ上の位置情報を与えてリンクを行い、前
記第2のプログラム11における前記第3のプログラム
12の参照は、その共通モジュール13の所定領域に記
憶された前記位置情報に基づいて行なうことを特徴とす
る。
【0021】
【作用】本発明では、第2のプログラム11と第3のプ
ログラム12とをリンクする際は、上記第3のプログラ
ム12を第2のプログラムに取り込んでリンクするので
はなく、該第2のプログラム11に共通モジュール13
を付加して位置情報の格納領域を確保しておくのみに止
めておき、前記第1のプログラム10の制御により、該
第2のプログラム11がメモリ上にロードされて起動さ
れる際に、第3のプログラム12が記憶されている位置
情報を上記共通モジュール13の所定領域に書き込む。
【0022】そして、第2のプログラム11の実行が開
始され、その内部で第3のプログラム12を例えば関数
コール等により参照する際は、該共通モジュール13の
所定領域に格納された位置情報を、例えば間接アドレス
として用いて第3のプログラム12を参照する。
【0023】これにより、リンク時に第2のプログラム
11には第3のプログラム12を取り込んで置く必要は
なく、したがって、メモリ上には複数の第3のプログラ
ムが同時に存在することはなくなり、メモリの使用効率
を高めることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
【0025】図2は本発明が適用される情報処理装置の
一例である。図において、1はCPU(中央処理装置)
であり、演算、制御、その他該情報処理装置の種々の処
理の中枢をなすものである。このCPU1にはメインメ
モリ2、ディスク装置3、入出力制御装置4が接続され
るようになっている。
【0026】メインメモリ2は、CPU1を動作させる
プログラムが記憶される他、CPU1のステータスデー
タを記憶し、また、バッファエリアとして用いられるも
のである。このメインメモリ2は、CPU1により高速
にアクセスされる。
【0027】ディスク装置3は、種々のプログラム、デ
ータ等を記憶する大容量の記憶装置であり、アクセス速
度は、上記メインメモリ2に比較して遅い。このディス
ク装置3に、上述したソースファイル、オブジェクトフ
ァイル、ロードモジュールファイル、或いは関数ファイ
ル等が形成され、記憶される。そして、これらは、一旦
メインメモリ2にロードされCPU1により参照される
ことになる。
【0028】入出力制御装置4は、外部に設けられる入
出力装置との情報の送受を制御するものである。入出力
装置は、当該情報処理装置が適用されるシステムに依存
して決められる。例えば、POSシステムの制御装置と
して該情報処理装置が用いられる場合は、入出力装置と
しては、例えばレジスタが接続される。
【0029】図3は、この発明にかかる情報処理装置の
プログラムリンク方式の一実施例を示す図である。
【0030】図において、10はシステム制御プログラ
ム(第1のプログラム)であり、メインメモリ2に常駐
し、当該プログラムリンク方式を採用する情報処理装置
の全体の制御を司るものである。
【0031】11は上記システム制御プログラム10の
制御の下に動作するプログラム(第2のプログラム)で
あり、必要に応じてディスク装置3からメインメモリ2
にロードされるものである。図においては、実行形式の
プログラムA,B,Dの3つがメインメモリ2に存在し
ている場合を示している。
【0032】各プログラム11は、リンク時に付加され
る共通モジュールとしてのプログラム情報域13を有し
ており、このプログラム情報域には共通ルーチンアドレ
スを有している。この共通ルーチンアドレスは、後述す
る共通ルーチン12の先頭アドレスを示すものである。
【0033】12は共通ルーチンであり、多数の関数プ
ログラムを集めて関数ライブラリとしてメインメモリ2
上に記憶されるものである。
【0034】図4にこの共通ルーチンの構造を示す。共
通ルーチン12は、大別してジャンプテーブルと関数プ
ログラム本体とにより構成されている。ジャンプアドレ
スは、該ジャンプアドレスに対応する関数プログラムが
記憶されている領域の先頭アドレスである。例えば、ジ
ャンプアドレスAには関数Aのプログラムが記憶されて
いる先頭アドレス(A番地)が記憶されるようになって
いる。同様に、ジャンプアドレスBには関数Bのプログ
ラムが記憶されている先頭アドレス(B番地)が記憶さ
れるようになっている。以下、同様である。
【0035】関数プログラム領域は、関数プログラムが
実行可能な形式で記憶されている領域である。
【0036】かかる構成の共通ルーチン12は、ジャン
プテーブルに格納するジャンプアドレスに対応して任意
の位置に関数プログラムを配置することができるような
構成となっている。したがって、各関数プログラムの大
きさに応じて、これら各関数プログラムを一連の領域に
纏めて配置したり、或いはメインメモリ2の空き領域に
配置することができ、メインメモリ2を効率よく使用す
ることができる。
【0037】かかる共通ルーチン12を作成するための
フローチャートを図5に示す。先ず、ライブラリ用関数
を抽出する(ステップS10)。即ち、オブジェクトフ
ァイルとしてディスク装置3に記憶されている中間言語
で記述された多種類の関数プログラムの中から、必要に
応じて共通ルーチン12としてメインメモリ2に記憶さ
せるべき関数プログラムを選択し、抽出する。
【0038】次いで、共通ルーチン12の先頭に配置す
るジャンプテーブルを作成する(ステップS11)。こ
の際、ジャンプテーブルを構成する各ジャンプアドレス
は、例えば各関数プログラムの先頭に付されたラベルが
記述される。
【0039】次いで、リンク処理を行って共通ルーチン
12を作成する(ステップS12)。つまり、この共通
ルーチン12がメインメモリ2上に配置されるアドレス
を決定するとともに、各関数プログラムを機械語に翻訳
してCPU1が実行可能な形式に変換する。さらに、ジ
ャンプテーブルに、各関数プログラムがメインメモリ2
上で配置される実際のジャンプアドレスを入れる。これ
により、共通テーブル12は、メインメモリ2上にロー
ドされ、実行され得る状態になる。
【0040】次に、アプリケーションプログラム(以下
、「APL」と略する場合もある)側の準備について、
図6を参照して説明する。このアプリケーションプログ
ラムは、図3のプログラムA,B又はD等が相当する。
【0041】先ず、アプリケーションプログラム(AP
L)をコーディングする時に、共通ルーチン12の呼出
しを間接コールで行うように記述する(ステップS20
)。この際、間接アドレスとしては、当該APLの先頭
にリンクされたプログラム情報域13の共通ルーチンア
ドレスが用いられる。
【0042】例えば、印刷を指示する関数であるプリン
ト関数をコーディングするときは、 ××.Printf(A,B) の如く記述する。ここで、「Printf」は関数の種
類を示すものであり、「A,B」は印刷動作に付随する
各種動作を指示するパラメータであり、「××.」は共
通ルーチン12内での呼出し名である。
【0043】ちなみに、従来のコーディングは、Pri
ntf(A,B) と記述するようになっている。
【0044】このようにしてコーディングされたソース
データは、ディスク装置3内のソースファイルに記憶さ
れる。
【0045】次いで、アプリケーションプログラムをコ
ンパイルする(ステップS21)。即ち、ソースファイ
ルから取り出したソースプログラムを中間言語に翻訳す
る。そして、翻訳の結果は、ディスク装置3内のオブジ
ェクトファイルに記憶される。
【0046】次いで共通モジュール、つまりプログラム
情報13を先頭にしてリンク処理を行う(ステップS2
2)。即ち、プログラム情報域13内の所定領域に、シ
ステム制御プログラム10が必要とする各種情報をセッ
トする。そして、該アプリケーションプログラムを実行
可能形式に変換する。このリンク処理で実行可能な機械
語に翻訳されたプログラムは、ディスク装置3内のロー
ドモジュールファイルに記憶される。
【0047】以上の構成、及び準備の下、各プログラム
は次のように動作する。
【0048】先ず、システム制御プログラム10の動作
を図3及び図7を参照しながら説明する。
【0049】システム制御プログラム10は予めメイン
メモリ2にロードされているものとする。かかるシステ
ム制御プログラム10は、先ず、リンク処理が行われ、
ディスク装置3内のロードモジュールファイルに記憶さ
れている共通ルーチン12を読み出し、メインメモリ2
に常駐させる(ステップS30)。
【0050】次いで、共通ルーチン12を起動し、該共
通ルーチン12の先頭アドレス(共通ルーチンアドレス
)を該システム制御プログラム10の所定領域内に取り
込む(ステップS31)。
【0051】次いで、既にリンク処理が行われてディス
ク装置3内のロードモジュールファイルに記憶されてい
るアプリケーションプログラム11を読み出し、メイン
メモリ2にロードする(ステップS32)。
【0052】次いで、アプリケーションプログラムに初
期情報をセットする(ステップS33)。つまり、シス
テム制御プログラム10が有している共通ルーチンアド
レスを、アプリケーションプログラムの先頭にリンクさ
れたプログラム情報域13の所定領域にセットする。こ
の際、後述するように共通ルーチン12の他にアプリケ
ーション(APL)用の関数ライブラリを参照する場合
は、その先頭アドレスであるAPLルーチンアドレスも
セットする。
【0053】次いで、アプリケーションプログラムを起
動する(ステップS33)。即ち、CPU1の実行がア
プリケーションプログラムに移る。
【0054】このように、システム制御プログラム10
は、アプリケーションプログラムを呼び出す度に、該プ
ログラムの先頭に定義されているプログラム情報域13
に共通ルーチンアドレスをセットする処理を行う。した
がって、複数のプログラムがメインメモリ2にロードさ
れて並列実行を行うような場合は、上記一連の処理が複
数回行われることになる。
【0055】一方、アプリケーションプログラムでは、
システム制御プログラム10から制御が渡されるとエン
トリアドレスから順次実行を開始し、関数コールの命令
が出現すると、間接コールの形式で共通ルーチン12を
呼び出し、該当関数プログラムを実行する。即ち、関数
コールの命令が出現すると、そのアプリケーションプロ
グラムのプログラム情報域13の共通ルーチンアドレス
を取り出し、該アドレスを共通ルーチンの先頭アドレス
と認識する。そして、その共通ルーチンアドレスに命令
で指定された変位(コーディング時に「××.」で記述
されている)を加算し、その加算結果のアドレスに記憶
されているデータを分岐アドレスとして所定の関数プロ
グラムに分岐する。つまり、目的とする関数プログラム
の実行を開始する。
【0056】なお、該共通ルーチン12からのリターン
は、通常のサブルーチンリターンのように、関数コール
時にセーブされたアドレスにより行うことができる。
【0057】このように、アプリケーションプログラム
11と共通ルーチン12とをリンクする際は、上記共通
ルーチン12をアプリケーションプログラムに取り込ん
でリンクするのではなく、該アプリケーションプログラ
ム11にプログラム情報域13を付加して共通ルーチン
アドレスの格納領域を確保しておくのみに止めておき、
前記システム制御プログラム10の制御により、該アプ
リケーションプログラム11がメインメモリ2上にロー
ドされて起動される際に、共通ルーチン12が記憶され
ている共通ルーチンアドレスを上記プログラム情報域1
3の所定領域に書き込む。そして、アプリケーションプ
ログラム11の実行が開始され、その内部で共通ルーチ
ン12を、例えば関数コール等により参照する際は、該
プログラム情報域13の所定領域に格納された共通ルー
チンアドレスを、例えば間接アドレスとして用いて共通
ルーチン12を参照するようにしたので、リンク時にア
プリケーションプログラム11には共通ルーチン12を
取り込んで置く必要はなく、したがって、メインメモリ
2上には複数の同一関数プログラムが同時に存在するこ
とはなくなり、メインメモリ2の使用効率を高めること
ができる。
【0058】上記実施例では、関数ライブラリとしての
共通ルーチンを1つだけ備えた場合について説明したが
、上記共通ルーチンを複数設けるように構成することも
できる。
【0059】例えば図8に示すように、システムプログ
ラムで使用する関数ライブラリとしの共通ルーチン、及
びアプリケーションプログラムで使用する関数ライブラ
リとしてのAPL共通ルーチンを別々に設け、システム
制御プログラムは、共通ルーチンアドレスをシステムプ
ログラムの共通モジュールに、APL共通ルーチンアド
レスをアプリケーションプログラムの共通モジュールに
与えるように構成する。
【0060】かかる構成とすることにより、全ての関数
プログラムを共通ルーチンに準備しておく必要がなくな
る。例えばアプリケーションプログラムがメインメモリ
2にロードされない場合は、APL共通ルーチンもメイ
ンメモリ2上にロードする必要がなく、よりメモリの使
用効率を向上させることができる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
メモリ上にプログラムが配置された状態で同じ関数プロ
グラムが複数箇所にリンクされることを排除して実行形
式のプログラムを小さくし、メモリの使用効率を高める
ことのできるプログラムリンク方式を提供できる。
【0062】また、関数プログラムに不具合が発生した
場合には、その関数がリンクされている全てのプログラ
ムの修正を行う必要があるが、この発明によれば、該当
関数プログラムのみを修正すれば良く、保守作業が格段
に容易になるという効果がある。
【0063】さらに、関数を使用する各プログラムの容
量が小さくなるので、メモリ上に同時に配置できるプロ
グラム数が増加し、したがって、スワップ等のためのデ
ィスク装置へのアクセス回数が減少し、当該情報処理装
置の性能を向上させることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明が適用される情報処理装置の一例を示す
図である。
【図3】本発明のプログラムリンク方式の一実施例を説
明するための図である。
【図4】本発明の共通ルーチン(関数ライブラリ)の構
造を示す図である。
【図5】本発明の共通ルーチンの作成過程を説明するた
めのフローチャート図である。
【図6】本発明のアプリケーションプログラム側の準備
過程を説明するためのフローチャート図である。
【図7】本発明のシステム制御プログラムの処理を説明
するためのフローチャート図である。
【図8】本発明の他の実施例を説明するための図である
【図9】従来の関数のリンク動作を説明するための図で
ある。
【図10】従来のリンクによるメモリ上のプログラム配
置を説明するための図である。
【符号の説明】
2    メモリ(メインメモリ) 10  第1のプログラム(システム制御プログラム)
11  第2のプログラム(アプリケーションプログラ
ム)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  メモリの所定位置に配置された第1の
    プログラム(10)の制御の下に、該メモリの他の位置
    に配置された第2のプログラム(11)が動作して情報
    を処理する情報処理装置において、前記メモリのさらに
    他の位置に前記第2のプログラム(11)が共通に参照
    する第3のプログラム(12)を備え、前記第2のプロ
    グラム(11)と前記第3のプログラム(12)とをリ
    ンクする際は、該第2のプログラム(11)に、少なく
    とも前記第3のプログラム(12)の位置情報を記憶す
    ることのできる共通モジュール(13)を付加しておき
    、前記第1のプログラム(10)は、前記第2のプログ
    ラム(11)を起動する際に、該第2のプログラム(1
    1)に付加された共通モジュール(13)の所定領域に
    前記第3のプログラム(12)のメモリ上の位置情報を
    与えてリンクを行い、前記第2のプログラム(11)に
    おける前記第3のプログラム(12)の参照は、その共
    通モジュール(13)の所定領域に記憶された前記位置
    情報に基づいて行なうことを特徴とする情報処理装置の
    プログラムリンク方式。
  2. 【請求項2】  前記第3のプログラム(12)は、複
    数のプログラムから共通に参照される所定の機能を実現
    した関数プログラムであることを特徴とする請求項1記
    載の情報処理装置のプログラムリンク方式。
  3. 【請求項3】  前記第3のプログラム(12)は、参
    照される頻度に応じて複数グループに分類して設けられ
    ることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置のプロ
    グラムリンク方式。
  4. 【請求項4】  前記第3のプログラム(12)は、複
    数の関数プログラムを含み、その所定部位に、各関数プ
    ログラムへ分岐するためのジャンプテーブルを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報処理装置のプログラ
    ムリンク方式。
  5. 【請求項5】  前記第2のプログラム(11)は、共
    通モジュール(13)に記憶された位置情報を前記第3
    のプログラム(12)の先頭位置を示すポインタとして
    、間接アドレスドレッシングにより前記第3のプログラ
    ム(12)を参照することを特徴とする請求項1記載の
    情報処理装置のプログラムリンク方式。
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