JPH0428425B2 - - Google Patents

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JPH0428425B2
JPH0428425B2 JP10743383A JP10743383A JPH0428425B2 JP H0428425 B2 JPH0428425 B2 JP H0428425B2 JP 10743383 A JP10743383 A JP 10743383A JP 10743383 A JP10743383 A JP 10743383A JP H0428425 B2 JPH0428425 B2 JP H0428425B2
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JP
Japan
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charging member
base
air
exterior frame
opposing
Prior art date
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JP10743383A
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English (en)
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JPS59230650A (ja
Inventor
Motoyasu Nakanishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Sogyo Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Sogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気中に混在する汚染粒子を静電気的
作用により集塵する集塵装置に関する。
従来此種の集塵装置として、例えば金属円筒の
中に放電電極を配置して、上記金属円筒と放電電
極に各別の電荷を印加すると共に上記放電電極の
コロナ放電によつて汚染粒子を帯電させ、以つて
上記金属円筒に付着せしめる型式のものが提供さ
れている。
しかしながら此種従来装置では、放電空間で広
くコロナ放電をさせるため高電圧を印加しなけれ
ばならないから製造コストが高価となる外、高電
圧発生装置の取扱いに危険性が伴うと云う欠点が
あつた。
本発明は以上の様な欠点を簡単安価な構成によ
り解消しうる集塵装置を提供せんとするものであ
る。以下に本発明装置を添付図面につき説明する
と、第1図は本発明集塵装置の縦断側面図を示
し、図中1は外装枠、2は空気流動手段としての
フアン、3は上記フアン2を駆動する駆動部とし
てのモーター、4,4は濾過部、5は補助濾過部
である。上記外装枠1には空気の吸引口11と、
空気の排出口12とが設けられており、上記吸引
口11は上記フアン2側に開口されると共に上記
排出口12は上記吸引口11と対向する面に開口
されている。従つて本発明集塵装置は、空気を上
記外装枠1の吸引口11から排出口12へ上記フ
アン2によつて流動させると共にその間に上記濾
過部4,5を通過させて空気中に混在する汚染粒
子、例えば塵埃を濾過する構成である。
上記吸引口11側にはフイルター、例えばメツ
シユフイルター11′を設ける事が望ましく、か
くすれば上記フアン2によつて吸引される空気中
の粗大な塵埃を事前に集塵する事ができるから上
記濾過部4,5と相俟つて集塵効率を良好にでき
る利点がある。
そして又上記フアン2として実施例では篭型フ
アンを使用しているがその他の手段を用いる事も
でき、更に上記フアン2を上記排出口12側に設
ける事もできる。
第2図は上記濾過部4,4の実施例を示す斜視
図であり、図中41は基台、42は帯電部材、4
3は誘電性材料又は導電性材料で作られた対向部
材である。
上記基台41は、上記外装枠1内壁の空気流動
方向に沿つた1面に設けられており、例えば金
属、合成樹脂等を板状に形成したものを用いれば
良く上記帯電部材42は誘電性材料、例えばポリ
エステルで線状に形成加工したナイロンやポリエ
ステル等の誘電体を上記基台41の内側に多数ブ
ラシ状に植設した構成であり、実施例では接着剤
で接着して形成されている。
上記対向部材43は、例えば銅を板状に形成し
た構成であり、上記帯電部材42の先端に、該先
端と所定距離の電界空間を隔てて対向状に配設さ
れている。
更に上記基台41の外側に電極として導伝性板
41a、例えば銅箔を附設すると共に上記対向部
材43と上記導伝性板41aとに各別に異なる電
圧を印加しこれによつて上記帯電部材42と対向
部材43の間に静電誘導作用で静電界を発生させ
る様構成してある。
従つて上記外装枠1内に吸引口11から空気と
共に流入せしめられた汚染粒子は上記静電界に於
いて帯電させられ上記帯電部材42若しくは上記
対向部材43に静電吸着するため、その結果上記
濾過部4で空気が濾過されるのである。
尚、上記帯電部材42は上記フアン2によつて
流動する空気に先端が揺動させられる様に構成で
きるから、この場合にはその先端の揺動運動の結
果、相乗効果が生じ上記静電界の静電界強度が増
大する事も考えられる。
上記帯電部材42に発生する静電界は、静電気
が細長い形状の方により多く現われる性質から、
上記帯電部材42の先端の強度が強く、従つて汚
染粒子は上記帯電部材42の先端により多く吸引
されるが、更に上記帯電部材42の先端を尖鋭状
に形成して静電界強度をより大きくする事もで
き、かくすれば比較的低電圧の電源で集塵性能を
良好にする事ができる利点がある。
上記導電性板41aと上記対向部材43には通
常直流電源を接続する事が望ましいが、場合によ
つては交流電源又はパルス電源を用いる事もでき
る。更に又上記対向部材43には、既述の如く銅
等の導体を用いず例えばポリエステルの不織布な
どを用いても良く、この場合には上記不織布内に
導伝性板を電極として内設するなどして、この導
電性板と上記導伝性板41aとに各別の電荷を印
加する構成とすれば良い。
尚実施例では、上記濾過部4は2箇所に設けら
れているが、集塵性能を高度に要求される工場な
どで使用する場合には3箇所以上設ける事が望ま
しく、更に家庭用の場合には1箇所のみでも良
い。上記補助濾過部5は実施例では電気伝導性を
有する金属材料、例えば銅等を網状に形成加工し
て作つたメタルメツシユフイルターで構成されて
おりかくすれば上記補助濾過部5に正電圧又は負
電圧を印加する事により、上記濾過部4に捕集さ
れなかつた汚染粒子を上記補助濾過部5で捕集で
きると云う利点がある。
以上の処に於いて本発明装置は以下の様に構成
する事も出来る。
第3図に示す如く上記濾過部4には上記基台4
1と帯電部材42及び導伝性板41aを1対用い
ると共に上記対向部材43を挟んで対向状に構成
しても良く、かくすれば集塵性能の倍増を図る事
が出来るし、或は又第4図に示す如く上記導伝性
板41a,41aの外側に充填剤41b,41b
例えばウレタンフオームを配設する様に構成して
も良い。
更に又、第5図に示す如く上記対向部材43は
第2の基台41′と第2の帯電部材42′と及び導
伝性板41a′で構成して夫々の帯電部材42,4
2′の先端を所定距離、例えば20mm程度隔離した
構成を採る事もできる。
本発明装置の第1発明は以上の構成であるか
ら、下記の効果が期待出来る。
即ち、上記帯電部材42は線状に加工した誘電
性材料を多数植設したものであるから、上記基台
41と上記対向部材43に異極性の電圧を印加す
ると上記帯電部材42の先端に強度の大きい静電
界が発生する上、上記帯電部材42の多数の線状
部分を通過する汚染粒子は多くの吸着面を経る事
になるので吸着捕集効率が良く、従つて従来製品
より低電圧を使用して良好な集塵性能を得る事が
できると云う効果があり、更に低電圧で十分なた
め製造コストが安価に済み且つ危険性がないと云
う効果がある。
第2発明は上記基台41として絶縁体の多泡性
合成樹脂板、例えばポリウレタンフオームを用い
たものであり、かくすれば上記ポリウレタンフオ
ーム樹脂内に形成された微小空孔で空気中に混在
する汚染粒子を物理的に捕修する事ができると共
に基台41が帯電しているから濾過部4の集塵性
能を良好にする事ができる。
上記ポリウレタンフオームは、通常製品化され
たものに発泡膜が残存している場合が多く濾過材
としての性能が充分ではないと云う問題があつた
が近年に至り上記発泡膜を除去して三次元骨格構
造のみとしたポリウレタンフオームが提供されて
おり、此種の製品として例えば商品名「エバーラ
イトスコツト」(ブリヂスチンタイヤ株式会社製
造)がある。
尚、上記帯電部材42が帯電して静電界が発生
すると上記基台41も静電誘導によつて帯電する
と考えられるから上記基台41に既述の多泡性合
成樹脂板を用いた場合には、上記基台41に於い
て物理的集塵と静電気的集塵とを合せて行なう事
ができると云う利点がある。
そして又、第3発明は、第6図に示す如く、第
1の基台41と第1の帯電部材42及び導伝性板
41aと共に上記対向部材43として第2の基台
41′と第2の帯電部材42′及び導伝性板41
a′を用い、更に上記電界空間に板状又は布状の誘
電体44、例えばエボナイトの板又はポリエステ
ルの不織布を、上記第1、第2帯電部材42,4
2′の先端との間に所定の空隙を形成する様に配
設ししかる後上記導伝性板41a,41a′の夫々
に異極性の電圧を印加したものであり、かくすれ
ば上記濾過部4で発生する静電界強度を上記誘電
体44によつて増大する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明集塵装置を示す縦断側面図、第
2図は同上装置に使用する濾過部の実施例を示す
斜視図、第3図は同上濾過部の他の実施例を示す
斜視図、第4図乃至第6図は同上濾過部の更に他
の実施例を示す斜視図である。 図中1は外装枠、2は空気流動手段としてのフ
アン、3は駆動部としてのモーター、4は濾過
部、41,41′は基台、42,42′は帯電部
材、43は対向部材、44は誘電体、5は補助濾
過部を夫々示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空気の吸引口と排出口とを有する外装枠と、
    上記吸引口から排出口へ空気を流動させる流動手
    段と、上記外装枠内に設けられると共に空気を濾
    過する少なくとも1箇の濾過部とを備え、上記濾
    過部には上記外装枠の空気流動方向に沿い配設さ
    れる基台と、この基台の内側に多数植設されると
    共に誘電性材料で作られた線状の帯電部材と、こ
    の帯電部材の先端に、該先端と所定距離の電界空
    間を隔てて対向状に設けられる対向部材とを有
    し、上記基台と上記対向部材に夫々異極性の電圧
    を印加して上記帯電部材と上記対向部材との間に
    静電界を発生させ、これにより帯電部材と上記対
    向部材が空気中に混在する汚染粒子を静電気的に
    吸着捕集する様に構成した事を特徴とする集塵装
    置。 2 上記対向部材を上記外装枠の空気流動方向に
    沿い配設される第2の基台と、この基台の内側に
    多数植設されると共に誘電性材料で作られた第2
    の線状帯電部材とで構成した事を特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の集塵装置。 3 上記帯電部材の先端を尖鋭状に形成して、上
    記帯電部材の静電界強度を増大させる様に構成し
    た事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の集
    塵装置。 4 空気の吸引口と排出口とを有する外装枠と、
    上記吸引口から排出口へ空気を流動させる流動手
    段と、上記外装枠内に設けられると共に空気を濾
    過する少なくとも1箇の濾過部とを備え、上記濾
    過部には、空気中に混在する汚染粒子を多数の微
    小空孔で捕集すると共に上記外装枠の空気流動方
    向に沿い配設される基台と、この基台の内側に多
    数植設されると共に誘電性材料で作られた線状の
    帯電部材と、この帯電部材の先端に、該先端と所
    定距離の電界空間を隔てて対向状に設けられる対
    向部材とを有し、上記基台と上記対向部材に夫々
    異極性の電圧を印加して上記帯電部材と上記対向
    部材との間に静電界を発生させ、これにより上記
    帯電部材と上記対向部材が空気中に混在する汚染
    粒子を静電気的に吸着捕集する様に構成した事を
    特徴とする集塵装置。 5 上記対向部材を上記外装枠の空気流動方向に
    沿い配設される第2の基台と、この基台の内側に
    多数植設されると共に誘電性材料で作られた第2
    の線状帯電部材とで構成した事を特徴とする特許
    請求の範囲第4項記載の集塵装置。 6 上記帯電部材の先端を尖鋭状に形成して、上
    記帯電部材の静電界強度を増大させる様に構成し
    た事を特徴とする特許請求の範囲第4項記載の集
    塵装置。 7 空気の吸引口と排出口とを有する外装枠と、
    上記吸引口から排出口へ空気を流動させる流動手
    段と、上記外装枠内に設けられると共に空気を濾
    過する少なくとも1箇の濾過部とを備え、上記濾
    過部には、上記外装枠の空気流動方向に沿い配設
    される第1の基台と、この基台の内側に多数植設
    されると共に誘電性材料で作られた第1の線状帯
    電部材と、この帯電部材の先端に、該先端と所定
    距離の電界空間を隔てて対向状に設けられる対向
    部材とを有し上記第1の基台と上記対向部材に
    夫々異極性の電圧を印加して上記第1の帯電部材
    と上記対向部材との間に静電界を発生させ、これ
    により上記第1の帯電部材と上記対向部材が空気
    中に混在する汚染粒子を静電気的に吸着捕集する
    様に構成した集塵装置において、上記対向部材は
    上記外装枠の空気流動方向に沿い配設される第2
    の基台と、この基台の内側に多数植設されると共
    に上記線状の帯電部材と対向する様に配設された
    第2の線状帯電部材とで構成し、上記電界空間に
    は、板状又は布状の誘電体を該誘電体と上記第
    1、第2の帯電部材の先端との間に所定空隙が形
    成される様に配設した事を特徴とする集塵装置。 8 上記帯電部材の先端を尖鋭状に形成して、上
    記帯電部材の静電界強度を増大させる様に構成し
    た事を特徴とする特許請求の範囲第7項記載の集
    塵装置。
JP58107433A 1983-06-14 1983-06-14 集塵装置 Granted JPS59230650A (ja)

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KR101094413B1 (ko) * 2005-12-29 2011-12-15 인바이런멘탈 메니지먼트 컨피더레이션, 인크. 액티브 전계 분극 매체 공기 청정기를 위한 전도성 비드

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