JPH0428299Y2 - - Google Patents
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- JPH0428299Y2 JPH0428299Y2 JP1984006447U JP644784U JPH0428299Y2 JP H0428299 Y2 JPH0428299 Y2 JP H0428299Y2 JP 1984006447 U JP1984006447 U JP 1984006447U JP 644784 U JP644784 U JP 644784U JP H0428299 Y2 JPH0428299 Y2 JP H0428299Y2
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- JP
- Japan
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- cylinder
- restoring
- brake
- clutch body
- side clutch
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 61
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 4
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する技術分野の説明〕
本案は鉄道車輛のブレーキ装置に組み込む制輪
子隙間自動調整装置に関し、特に制輪子交換の際
に、伸長又は短縮した連杆の全長を復帰させる場
合の復元操作機構に関するものである。
子隙間自動調整装置に関し、特に制輪子交換の際
に、伸長又は短縮した連杆の全長を復帰させる場
合の復元操作機構に関するものである。
鉄道車輛のブレーキ装置に適用する制輪子隙間
自動調整装置には種々のタイプのものがある。そ
の一例を第1図に示す。第1図のタイプは車輪1
の前後面にそれぞれ圧接させる制輪子2a,2b
に連係させたブレーキてこ3a,3b間をつなぐ
下部連杆4に制輪子隙間自動調整装置を組み込ん
だものである。
自動調整装置には種々のタイプのものがある。そ
の一例を第1図に示す。第1図のタイプは車輪1
の前後面にそれぞれ圧接させる制輪子2a,2b
に連係させたブレーキてこ3a,3b間をつなぐ
下部連杆4に制輪子隙間自動調整装置を組み込ん
だものである。
この装置は出願人が先に開発したもので、実公
昭49−7420号公報にて開示してある。下部連杆4
は一方のブレーキてこ3aに連係させる外筒5
と、外筒5に支持させたねじ筒6と、他方のブレ
ーキてこ3bに連係させるとともにねじ筒6に螺
合させたブレーキ棒7とからなり、外筒5内に、
ブレーキシリンダ装置9の直線方向の往復動を、
一連のリンク機構8を介して回転運動に変換する
歯車機構と、ブレーキストロークが予じめ定めら
れた範囲を越えたときに前記ねじ筒6に一定角度
の転回送りを与え、ブレーキ棒7をねじ筒6内に
引き込んで下部連杆4の全長を次第に短縮させる
調整作用機構と、外筒5とねじ筒6との間に摩擦
拘束力を与えて車輛の走行中の振動などでねじ筒
6が勝手に回り出すのを防止する摩擦機構とが内
蔵されている。上記構造によるときには制輪子2
a,2bが摩耗限度に達して新品の制輪子と交換
する場合に調整機構を構成するクラツチ歯の噛み
合いを外してねじ筒6を手動で逆回転させればブ
レーキ棒7がねじ筒6より引き出されて下部連杆
4の全長を伸長させ、車輪1と制輪子2a,2b
との間に制輪子の交換に必要な空間を確保するこ
とができる。ところが、実公昭49−7420号公報に
記載された装置では、ねじ筒の端部に回転操作用
の切込みを設け、その端部を外筒にねじ込んだ蓋
板で施蓋したものであつたため、復元操作の際に
は、この蓋板を取り外して外部に臨ませたねじ筒
の切込み内に工具類を差し込んで回転操作を行わ
なければならない。したがつて、蓋板取外しに手
数を要するのみならず、取外した蓋板のねじ部分
を保護するために作業が終るまで清浄な場所を選
んでこれを保管しなければならず、また外筒が開
口されることによつて、作業中に雨水や砂塵など
が内部に進入するのを防止するために細心の注意
を必要とする。しかし、作業現場や調整装置をと
りまく環境は必ずしも良好な条件下にはなく、ま
た作業者が身につけている手袋や工具類を介して
調整装置内が汚染される虞れはさけることができ
ない。この点を解決するため、実公昭49−29851
号(制輪子隙間調節装置)が考案された。この装
置は、クラツチのラチエツト歯の結合、離脱の操
作に押送テコと、該テコの起倒動作を受けて進退
動する軸杆との組合せを用い、軸杆の進退動に関
連してクラツチの掛け外しを操作するようにした
ものである。
昭49−7420号公報にて開示してある。下部連杆4
は一方のブレーキてこ3aに連係させる外筒5
と、外筒5に支持させたねじ筒6と、他方のブレ
ーキてこ3bに連係させるとともにねじ筒6に螺
合させたブレーキ棒7とからなり、外筒5内に、
ブレーキシリンダ装置9の直線方向の往復動を、
一連のリンク機構8を介して回転運動に変換する
歯車機構と、ブレーキストロークが予じめ定めら
れた範囲を越えたときに前記ねじ筒6に一定角度
の転回送りを与え、ブレーキ棒7をねじ筒6内に
引き込んで下部連杆4の全長を次第に短縮させる
調整作用機構と、外筒5とねじ筒6との間に摩擦
拘束力を与えて車輛の走行中の振動などでねじ筒
6が勝手に回り出すのを防止する摩擦機構とが内
蔵されている。上記構造によるときには制輪子2
a,2bが摩耗限度に達して新品の制輪子と交換
する場合に調整機構を構成するクラツチ歯の噛み
合いを外してねじ筒6を手動で逆回転させればブ
レーキ棒7がねじ筒6より引き出されて下部連杆
4の全長を伸長させ、車輪1と制輪子2a,2b
との間に制輪子の交換に必要な空間を確保するこ
とができる。ところが、実公昭49−7420号公報に
記載された装置では、ねじ筒の端部に回転操作用
の切込みを設け、その端部を外筒にねじ込んだ蓋
板で施蓋したものであつたため、復元操作の際に
は、この蓋板を取り外して外部に臨ませたねじ筒
の切込み内に工具類を差し込んで回転操作を行わ
なければならない。したがつて、蓋板取外しに手
数を要するのみならず、取外した蓋板のねじ部分
を保護するために作業が終るまで清浄な場所を選
んでこれを保管しなければならず、また外筒が開
口されることによつて、作業中に雨水や砂塵など
が内部に進入するのを防止するために細心の注意
を必要とする。しかし、作業現場や調整装置をと
りまく環境は必ずしも良好な条件下にはなく、ま
た作業者が身につけている手袋や工具類を介して
調整装置内が汚染される虞れはさけることができ
ない。この点を解決するため、実公昭49−29851
号(制輪子隙間調節装置)が考案された。この装
置は、クラツチのラチエツト歯の結合、離脱の操
作に押送テコと、該テコの起倒動作を受けて進退
動する軸杆との組合せを用い、軸杆の進退動に関
連してクラツチの掛け外しを操作するようにした
ものである。
しかしながら、この装置によるときには、押送
テコを連杆の軸方向に起倒変位させることによつ
て行う方式のため、連杆の軸端に押送テコの変位
空間を必要とし、車体下面の限られたスペース内
では設置できない場合や、操作が困難となる場合
があり、更にその改良が必要となつた。もつと
も、この場合でも、押送テコが不測の事態で起倒
動作が行われないように保護する必要があり、こ
の装置では、押送テコを覆うキヤツプを設けてい
る。キヤツプを設けることはとりもなおさず、連
杆の軸長を増大させることになる。
テコを連杆の軸方向に起倒変位させることによつ
て行う方式のため、連杆の軸端に押送テコの変位
空間を必要とし、車体下面の限られたスペース内
では設置できない場合や、操作が困難となる場合
があり、更にその改良が必要となつた。もつと
も、この場合でも、押送テコが不測の事態で起倒
動作が行われないように保護する必要があり、こ
の装置では、押送テコを覆うキヤツプを設けてい
る。キヤツプを設けることはとりもなおさず、連
杆の軸長を増大させることになる。
本案の目的は、外筒の端部を開口させず、且つ
下部連杆の軸長を増大させずに復元操作機構を組
み込んだ制輪子隙間自動調整装置を提供すること
にある。
下部連杆の軸長を増大させずに復元操作機構を組
み込んだ制輪子隙間自動調整装置を提供すること
にある。
上記目的を達成するため、本案による制輪子隙
間自動調整装置においては、下部連杆4と、歯車
機構10と、調整作用機構11と、摩擦機構12
と、復元操作機構13とを内蔵した制輪子隙間自
動調整装置であつて、 下部連杆4は、ブレーキ棒7と、ねじ筒6と、
外筒5とを有し、 ブレーキ棒7とねじ筒6とは互いに螺合されて
それぞれ制輪子2a,2bを支えるブレーキてこ・・
3a,3bに連結されたものであり、 外筒5は、ねじ筒6の一部周上に外装され、該
ねじ筒6を回転可能に支持する筒であり、 歯車機構10は、ブレーキストロークの大きさ
に比例した回転送りをねじ筒6に与える機構であ
り、外筒5に内蔵されており、 調整作用機構11は、ブレーキストロークが予
め定められた範囲を超えたときにねじ筒6に転回
送りを与えて下部連杆4の全長を伸長又は短縮さ
せてストローク変動分を補償する機構であり、外
筒5に内蔵され、一方向回転クラツクを構成する
駆動側クラツチ体19及び従動側クラツチ体20
の組合せを有し、 駆動側クラツチ体19は、歯車機構に連動して
回転駆動されるものであり、 従動側クラツチ体20は、ねじ筒6にスプライ
ン結合され、駆動側クラツチ体19の回転角が一
定の値を超えたときに一方向回転してその回転角
をねじ筒6に伝えるものであり、 摩擦機構12は、外筒5とねじ筒6間に、一定
の摩擦抵抗を与えて回転方向の摩擦拘束力を生じ
させるものであり、 復元操作機構13は、復元筒27と、復元ばね
28と、復元カム29と角頭部30とを有し、外
筒5に装備され、 復元筒27は、外筒5の内周に沿つて軸方向を
移動可能に内装され、係止縁26とつの・・27aと
を有し、 係止縁26は、復元筒27の内端に形成され、
従動側クラツチ体20に突出形成された突縁25
に係止させるものであり、 つの・・27aは、復元筒27の外端に形成され、
復元カム29の内端面に形成された作用面29a
に当接させるものであり、 復元ばね28は、復元筒27を常時軸方向に付
勢し、その係止縁26が従動側クラツチ体20の
突縁25を押圧して駆動側及び従動側クラツチ体
19,20の噛み合せを離脱させる方向に力を作
用させるものであり、 復元カム29は、筒状で、外筒5の外端開口に
回転可能に支持されたものであり、内端面に作用
面29aを、外端に操作部29bを一体に有し、 作用面29aは、山部と谷部とからなり、前記
復元筒27のつの・・27aを山部で支えたときには
駆動側及び従動側クラツチ体19,20は噛み合
い状態を保ち、谷部につの・・27aが落し込まれた
ときに従動側クラツチ体20と駆動側クラツチ体
19との噛合いを離脱させるものであり、 操作部29bは、復元カム29に回転変位を与
えるための工具掛けであり、不使用時には回り止
め32が施され、 角頭部30は、伸長又は短縮した下部連杆4の
復元操作用の工具掛けであり、復元カム29の操
作部29aを通して外部からねじ筒6に一体に結
合されたものである。
間自動調整装置においては、下部連杆4と、歯車
機構10と、調整作用機構11と、摩擦機構12
と、復元操作機構13とを内蔵した制輪子隙間自
動調整装置であつて、 下部連杆4は、ブレーキ棒7と、ねじ筒6と、
外筒5とを有し、 ブレーキ棒7とねじ筒6とは互いに螺合されて
それぞれ制輪子2a,2bを支えるブレーキてこ・・
3a,3bに連結されたものであり、 外筒5は、ねじ筒6の一部周上に外装され、該
ねじ筒6を回転可能に支持する筒であり、 歯車機構10は、ブレーキストロークの大きさ
に比例した回転送りをねじ筒6に与える機構であ
り、外筒5に内蔵されており、 調整作用機構11は、ブレーキストロークが予
め定められた範囲を超えたときにねじ筒6に転回
送りを与えて下部連杆4の全長を伸長又は短縮さ
せてストローク変動分を補償する機構であり、外
筒5に内蔵され、一方向回転クラツクを構成する
駆動側クラツチ体19及び従動側クラツチ体20
の組合せを有し、 駆動側クラツチ体19は、歯車機構に連動して
回転駆動されるものであり、 従動側クラツチ体20は、ねじ筒6にスプライ
ン結合され、駆動側クラツチ体19の回転角が一
定の値を超えたときに一方向回転してその回転角
をねじ筒6に伝えるものであり、 摩擦機構12は、外筒5とねじ筒6間に、一定
の摩擦抵抗を与えて回転方向の摩擦拘束力を生じ
させるものであり、 復元操作機構13は、復元筒27と、復元ばね
28と、復元カム29と角頭部30とを有し、外
筒5に装備され、 復元筒27は、外筒5の内周に沿つて軸方向を
移動可能に内装され、係止縁26とつの・・27aと
を有し、 係止縁26は、復元筒27の内端に形成され、
従動側クラツチ体20に突出形成された突縁25
に係止させるものであり、 つの・・27aは、復元筒27の外端に形成され、
復元カム29の内端面に形成された作用面29a
に当接させるものであり、 復元ばね28は、復元筒27を常時軸方向に付
勢し、その係止縁26が従動側クラツチ体20の
突縁25を押圧して駆動側及び従動側クラツチ体
19,20の噛み合せを離脱させる方向に力を作
用させるものであり、 復元カム29は、筒状で、外筒5の外端開口に
回転可能に支持されたものであり、内端面に作用
面29aを、外端に操作部29bを一体に有し、 作用面29aは、山部と谷部とからなり、前記
復元筒27のつの・・27aを山部で支えたときには
駆動側及び従動側クラツチ体19,20は噛み合
い状態を保ち、谷部につの・・27aが落し込まれた
ときに従動側クラツチ体20と駆動側クラツチ体
19との噛合いを離脱させるものであり、 操作部29bは、復元カム29に回転変位を与
えるための工具掛けであり、不使用時には回り止
め32が施され、 角頭部30は、伸長又は短縮した下部連杆4の
復元操作用の工具掛けであり、復元カム29の操
作部29aを通して外部からねじ筒6に一体に結
合されたものである。
以下に本案の実施例を図によつて説明する。
第1図、第2図において、制輪子隙間自動調整
装置が外筒5、ねじ筒6およびブレーキ棒7を組
合せた下部連杆4と、歯車機構10と、調整作用
機構11と、摩擦機構12と、復元操作機構13
とからなつている点は従来と同じである。また、
復元操作機構13を除いて他の機構部分の構造は
原則的に従来と同一である。次にこれら機構部分
の構造と作用を簡単に説明する。
装置が外筒5、ねじ筒6およびブレーキ棒7を組
合せた下部連杆4と、歯車機構10と、調整作用
機構11と、摩擦機構12と、復元操作機構13
とからなつている点は従来と同じである。また、
復元操作機構13を除いて他の機構部分の構造は
原則的に従来と同一である。次にこれら機構部分
の構造と作用を簡単に説明する。
(1) 下部連杆4
下部連杆4は両ブレーキてこ・・3a,3bを連結
するもので、ブレーキシリンダ装置9の駆動によ
りブレーキ引棒14が第1図の矢印にて示す右方
向に引かれると、ピン15によつて連結されたブ
レーキてこ・・3bの上端は右方に引かれ、制輪子2
bは車輪1の左側を押圧し、下部連杆4は左方に
引かれてブレーキてこ・・3aの下端を牽引し、その
回動変位により制輪子2aが車輪1の右側を押圧
してブレーキが緊締される。ブレーキ緩解時には
逆の動作によつて制輪子2a,2bが車輪1から
離れる。
するもので、ブレーキシリンダ装置9の駆動によ
りブレーキ引棒14が第1図の矢印にて示す右方
向に引かれると、ピン15によつて連結されたブ
レーキてこ・・3bの上端は右方に引かれ、制輪子2
bは車輪1の左側を押圧し、下部連杆4は左方に
引かれてブレーキてこ・・3aの下端を牽引し、その
回動変位により制輪子2aが車輪1の右側を押圧
してブレーキが緊締される。ブレーキ緩解時には
逆の動作によつて制輪子2a,2bが車輪1から
離れる。
下部連杆4の全長は制輪子の摩耗程度に応じ、
一連のリンク機構8を介して以下にのべる機構の
作用により自動的に調整され、制輪子隙間は、車
輛の走行中常に一定に保たれる。
一連のリンク機構8を介して以下にのべる機構の
作用により自動的に調整され、制輪子隙間は、車
輛の走行中常に一定に保たれる。
(2) 歯車機構10
歯車機構10はブレーキストロークの大きさに
比例して回転する機構である。外筒5の周面一部
に軸支された駆動側傘歯車16と、ねじ筒6の延
長部6aに遊嵌された従動側傘歯車17とからな
り、駆動側傘歯車16の支持軸16aには第1図
に示すリンク機構8の一部を構成する腕杆18が
取付けられている。
比例して回転する機構である。外筒5の周面一部
に軸支された駆動側傘歯車16と、ねじ筒6の延
長部6aに遊嵌された従動側傘歯車17とからな
り、駆動側傘歯車16の支持軸16aには第1図
に示すリンク機構8の一部を構成する腕杆18が
取付けられている。
(3) 調整作用機構11
調整作用機構11はブレーキストロークが一定
範囲を超えた場合に、ねじ筒6を一方向に回転さ
せてブレーキ棒7を引き込み、ストロークの変動
分を補償する機構である。従動側傘歯車17と一
体に形成した駆動側クラツチ体19と、ねじ筒6
にスプライン結合した従動側クラツチ体20とか
らなつている。各クラツチ体は一方向に回転送り
を与える鋸歯状歯を有しており、従動側クラツチ
体20の背面を戻しばね21で押圧して駆動側ク
ラツチ体19の方向に付勢してある。したがつ
て、歯車機構10の回転角がクラツチ歯の一ピツ
チを超えたときに、その超えた分の回転角が調整
作用機構11を通じてねじ筒6に伝えられる。通
常の場合、ブレーキ緩解時には両クラツチ体1
9,20は歯の山部で突き合され、ブレーキ緊締
時には歯間を滑るのみで回転は伝えられず、歯車
機構10の回転角がクラツチ歯の一ピツチを超え
たときに、駆動側クラツチ体19の歯が従動側ク
ラツチ体20の次の歯の谷へ落ちこみ、次のブレ
ーキ緊締時にねじ筒6と一体回転して自動調整を
行うようになつている。
範囲を超えた場合に、ねじ筒6を一方向に回転さ
せてブレーキ棒7を引き込み、ストロークの変動
分を補償する機構である。従動側傘歯車17と一
体に形成した駆動側クラツチ体19と、ねじ筒6
にスプライン結合した従動側クラツチ体20とか
らなつている。各クラツチ体は一方向に回転送り
を与える鋸歯状歯を有しており、従動側クラツチ
体20の背面を戻しばね21で押圧して駆動側ク
ラツチ体19の方向に付勢してある。したがつ
て、歯車機構10の回転角がクラツチ歯の一ピツ
チを超えたときに、その超えた分の回転角が調整
作用機構11を通じてねじ筒6に伝えられる。通
常の場合、ブレーキ緩解時には両クラツチ体1
9,20は歯の山部で突き合され、ブレーキ緊締
時には歯間を滑るのみで回転は伝えられず、歯車
機構10の回転角がクラツチ歯の一ピツチを超え
たときに、駆動側クラツチ体19の歯が従動側ク
ラツチ体20の次の歯の谷へ落ちこみ、次のブレ
ーキ緊締時にねじ筒6と一体回転して自動調整を
行うようになつている。
(4) 摩擦機構12
摩擦機構12はねじ筒6に摩擦拘束力を与え、
車輛走行中の振動などで勝手に回り出すのを防止
する機構である。外筒5内にはクラツチヨーク2
2が固定され、クラツチヨーク22にはスプライ
ン結合した摩擦クラツチ板23aと、ねじ筒6に
スプライン結合した摩擦クラツチ板23bとを交
互に重ね合せ、この組合せをクラツチばね24で
付勢して両摩擦クラツチ板23a,23b間の摩
擦力により、ねじ筒6と外筒5との間に摩擦拘束
力を生じさせる。制輪子隙間の調整が実施される
ときには、ねじ筒6は、この摩擦拘束力をしのい
で回転することとなる。
車輛走行中の振動などで勝手に回り出すのを防止
する機構である。外筒5内にはクラツチヨーク2
2が固定され、クラツチヨーク22にはスプライ
ン結合した摩擦クラツチ板23aと、ねじ筒6に
スプライン結合した摩擦クラツチ板23bとを交
互に重ね合せ、この組合せをクラツチばね24で
付勢して両摩擦クラツチ板23a,23b間の摩
擦力により、ねじ筒6と外筒5との間に摩擦拘束
力を生じさせる。制輪子隙間の調整が実施される
ときには、ねじ筒6は、この摩擦拘束力をしのい
で回転することとなる。
(5) 復元操作機構13
復元操作機構13は制輪子の交換の際などのブ
レーキ調整時に短縮した下部連杆4を伸長させる
操作機構で、本案の主要部をなすものである。
レーキ調整時に短縮した下部連杆4を伸長させる
操作機構で、本案の主要部をなすものである。
第3図、第4図において、本案の復元操作機構
13は外筒5内に摺動可能に支持され、前記調整
作用機構11の従動側クラツチ体20の突縁25
に係止させる係止縁26を内周面の一部に備えた
復元筒27と、一端が外筒5に係止され、他端を
復元筒27の内端面に作用させた復元ばね28
と、復元筒27を進退制御する復元カム29と、
前記ねじ筒6に直結した角頭部30とからなつて
いる。
13は外筒5内に摺動可能に支持され、前記調整
作用機構11の従動側クラツチ体20の突縁25
に係止させる係止縁26を内周面の一部に備えた
復元筒27と、一端が外筒5に係止され、他端を
復元筒27の内端面に作用させた復元ばね28
と、復元筒27を進退制御する復元カム29と、
前記ねじ筒6に直結した角頭部30とからなつて
いる。
復元カム29は筒状で、外筒5の外端開口部に
ねじ36にて結合されたカム受筒37に回転可能
に支持させたものである。カム受筒37と復元カ
ム29との間には復元カム29を回転可能に支持
するつなぎころ38を介装させてある。
ねじ36にて結合されたカム受筒37に回転可能
に支持させたものである。カム受筒37と復元カ
ム29との間には復元カム29を回転可能に支持
するつなぎころ38を介装させてある。
復元ばね28で付勢された復元筒27の端面に
突出させたつの27aをカム29の作用面29a
の山部で支え、一体的に設けた操作部29bを外
筒5の外部へ突出させる。前記角頭部30はねじ
筒6と一体的に結合し、復元カム29の軸孔内を
通して前記操作部29bよりさらに外方に突出さ
せたものである。なお、角頭部30および操作部
29bの各支持部周面にはパツキング31を介装
して各々の支持部をシールするとともに回転に対
する摩擦抵抗を与える。一方、外筒5の端部外周
面には第5図に示すように操作部29bに跨らせ
てその自由回転を阻止する二叉状の回り止め32
を起倒可能に枢支させる。操作部29bには周面
に環状凹溝33を、また、対向周面には回り止め
の係止並びに工具掛けを兼ねた平坦面34を設
け、この平坦面34に回り止め32を係止させた
状態で、該回り止め32の両腕間に挿通させた割
ピン35を環状凹溝33内に係合させ、これによ
つて操作部29bからの回り止め32の離脱を防
止する。
突出させたつの27aをカム29の作用面29a
の山部で支え、一体的に設けた操作部29bを外
筒5の外部へ突出させる。前記角頭部30はねじ
筒6と一体的に結合し、復元カム29の軸孔内を
通して前記操作部29bよりさらに外方に突出さ
せたものである。なお、角頭部30および操作部
29bの各支持部周面にはパツキング31を介装
して各々の支持部をシールするとともに回転に対
する摩擦抵抗を与える。一方、外筒5の端部外周
面には第5図に示すように操作部29bに跨らせ
てその自由回転を阻止する二叉状の回り止め32
を起倒可能に枢支させる。操作部29bには周面
に環状凹溝33を、また、対向周面には回り止め
の係止並びに工具掛けを兼ねた平坦面34を設
け、この平坦面34に回り止め32を係止させた
状態で、該回り止め32の両腕間に挿通させた割
ピン35を環状凹溝33内に係合させ、これによ
つて操作部29bからの回り止め32の離脱を防
止する。
実施例において、ブレーキの作動により制輪子
が摩耗すると、その摩耗の程度に応じ、ブレーキ
の緊締、緩解動作に関連して調整作用機構11の
一方向回転送りにより、ねじ筒6が回転し、ブレ
ーキ棒7を引き込んで連杆4の全長を次第に短縮
させつつ、ブレーキストロークの変動を補償す
る。第3図はブレーキ緩解時と、緊締時との各部
の変化をあわせて示したものである。上段は緩解
時、下段は緊締時の状況を示している。制輪子が
摩耗限度に達し、これを新品の制輪子と交換する
ときには、まず、割ピン35を引き抜いて、第4
図に示すように操作部29bから回り止め32を
取り外し、操作部29bの平坦面34にスパナな
どの工具を掛けてこれを回転させる。復元カム2
9を90°転回させると、復元筒27のつの・・27a
がカム作用面29aの山から谷へ落ちこみ、復元
筒27は復元ばね28の押圧力を受けて軸方向へ
移動する。
が摩耗すると、その摩耗の程度に応じ、ブレーキ
の緊締、緩解動作に関連して調整作用機構11の
一方向回転送りにより、ねじ筒6が回転し、ブレ
ーキ棒7を引き込んで連杆4の全長を次第に短縮
させつつ、ブレーキストロークの変動を補償す
る。第3図はブレーキ緩解時と、緊締時との各部
の変化をあわせて示したものである。上段は緩解
時、下段は緊締時の状況を示している。制輪子が
摩耗限度に達し、これを新品の制輪子と交換する
ときには、まず、割ピン35を引き抜いて、第4
図に示すように操作部29bから回り止め32を
取り外し、操作部29bの平坦面34にスパナな
どの工具を掛けてこれを回転させる。復元カム2
9を90°転回させると、復元筒27のつの・・27a
がカム作用面29aの山から谷へ落ちこみ、復元
筒27は復元ばね28の押圧力を受けて軸方向へ
移動する。
この際、復元筒27の係止縁26が従動側クラ
ツチ体20の突縁25を右側に押して該クラツチ
体20を駆動側クラツチ体19から引き離し、両
クラツチ体19,20の連動関係が断たれ、以
後、ねじ筒6は自由に回転できる状態となる。そ
こで角頭部30にスパナなどの工具をはめ合せ、
その回転操作によりブレーキ棒7を引き出し、連
杆4の全長を伸長させ、制輪子2a,2bを車輪
1から十分に引き離してその交換を行う。制輪子
を交換したのち、ねじ筒6を逆回転させ、制輪子
隙間を調整した後、操作部29bを90°逆回転さ
せると、復元筒27は復元カム29の作用面29
aに押されて従動側クラツチ体20と離間し、従
動側クラツチ体20は戻しばね21の押圧力によ
り復帰して駆動側クラツチ体19と噛合可能な状
態に戻る。
ツチ体20の突縁25を右側に押して該クラツチ
体20を駆動側クラツチ体19から引き離し、両
クラツチ体19,20の連動関係が断たれ、以
後、ねじ筒6は自由に回転できる状態となる。そ
こで角頭部30にスパナなどの工具をはめ合せ、
その回転操作によりブレーキ棒7を引き出し、連
杆4の全長を伸長させ、制輪子2a,2bを車輪
1から十分に引き離してその交換を行う。制輪子
を交換したのち、ねじ筒6を逆回転させ、制輪子
隙間を調整した後、操作部29bを90°逆回転さ
せると、復元筒27は復元カム29の作用面29
aに押されて従動側クラツチ体20と離間し、従
動側クラツチ体20は戻しばね21の押圧力によ
り復帰して駆動側クラツチ体19と噛合可能な状
態に戻る。
その後、回り止め32を操作部29bに係止さ
せ、割ピン35を回り止め32に挿し込んで作業
を完了する。なお、両クラツチ体19,20の連
動関係が断たれた状態では回り止め32を操作部
29bに係止できないため、戻し忘れを防止でき
る。以上実施例では制輪子隙間の調整を連杆の短
縮によつて行う形式の調整装置について説明した
が、逆に伸長させつつ調整を行う装置であつても
同様に適用できる。
せ、割ピン35を回り止め32に挿し込んで作業
を完了する。なお、両クラツチ体19,20の連
動関係が断たれた状態では回り止め32を操作部
29bに係止できないため、戻し忘れを防止でき
る。以上実施例では制輪子隙間の調整を連杆の短
縮によつて行う形式の調整装置について説明した
が、逆に伸長させつつ調整を行う装置であつても
同様に適用できる。
以上のように本案によるときには、両クラツチ
の掛け外しを行う復元筒の進退動操作用に、端面
カムである復元カムを用い、この復元カムを外筒
の外端に回転可能に取付けたものであるために、
下部連杆の復元操作に際しては、蓋板を取外す必
要はなく、また、下部連杆の軸端に操作のための
空間を必要とせず、軸心に対し、直角方向からス
パナなどの工具類を差し込んで容易に復元操作を
実施することができる。また、本案によるときに
は、ねじ筒の周上に復元カムを外装できるため、
ひいては連杆の全長を短縮して小型化が可能とな
り、車体下面の限られたスペース内に有効に設置
できる効果を有する。
の掛け外しを行う復元筒の進退動操作用に、端面
カムである復元カムを用い、この復元カムを外筒
の外端に回転可能に取付けたものであるために、
下部連杆の復元操作に際しては、蓋板を取外す必
要はなく、また、下部連杆の軸端に操作のための
空間を必要とせず、軸心に対し、直角方向からス
パナなどの工具類を差し込んで容易に復元操作を
実施することができる。また、本案によるときに
は、ねじ筒の周上に復元カムを外装できるため、
ひいては連杆の全長を短縮して小型化が可能とな
り、車体下面の限られたスペース内に有効に設置
できる効果を有する。
第1図はブレーキ装置の一例を示す略示図、第
2図は本案の復元操作機構を適用した制輪子隙間
自動調整装置の一実施例を示す要部の断面平面
図、第3図は制輪子隙間自動調整装置の作動状況
を示すもので、X1−X1線の上部はブレーキ緩解
時、下部はブレーキ緊締時又は調整作用機構のク
ラツチ体の噛合い時を表わした要部断面側面図、
第4図は復元操作機構の操作時の状況を示すもの
で、X2−X2線の上部は操作部を90°転回させた状
態の断面側面図、下部は同断面平面図、第5図は
外筒の正面図である。 1……車輪、2a,2b……制輪子、3a,3
b……ブレーキてこ・・、4……下部連杆、5……外
筒、6……ねじ筒、7……ブレーキ棒、11……
調整作用機構、12……摩擦機構、13……復元
操作機構、19……駆動側クラツチ体、20……
従動側クラツチ体、25……突縁、26……係止
縁、27……復元筒、28……復元ばね、29…
…復元カム、29a……操作部、30……角頭
部、32……回り止め。
2図は本案の復元操作機構を適用した制輪子隙間
自動調整装置の一実施例を示す要部の断面平面
図、第3図は制輪子隙間自動調整装置の作動状況
を示すもので、X1−X1線の上部はブレーキ緩解
時、下部はブレーキ緊締時又は調整作用機構のク
ラツチ体の噛合い時を表わした要部断面側面図、
第4図は復元操作機構の操作時の状況を示すもの
で、X2−X2線の上部は操作部を90°転回させた状
態の断面側面図、下部は同断面平面図、第5図は
外筒の正面図である。 1……車輪、2a,2b……制輪子、3a,3
b……ブレーキてこ・・、4……下部連杆、5……外
筒、6……ねじ筒、7……ブレーキ棒、11……
調整作用機構、12……摩擦機構、13……復元
操作機構、19……駆動側クラツチ体、20……
従動側クラツチ体、25……突縁、26……係止
縁、27……復元筒、28……復元ばね、29…
…復元カム、29a……操作部、30……角頭
部、32……回り止め。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 下部連杆4と、歯車機構10と、調整作用機構
11と、摩擦機構12と、復元操作機構13とを
内蔵した制輪子隙間自動調整装置であつて、 下部連杆4は、ブレーキ棒7と、ねじ筒6と、
外筒5とを有し、 ブレーキ棒7とねじ筒6とは互いに螺合されて
それぞれ制輪子2a,2bを支えるブレーキてこ
3a,3bに連結されたものであり、 外筒5は、ねじ筒6の一部周上に外装され、該
ねじ筒6を回転可能に支持する筒であり、 歯車機構10は、ブレーキストロークの大きさ
に比例した回転送りをねじ筒6に与える機構であ
り、外筒5に内蔵されており、 調整作用機構11は、ブレーキストロークが予
め定められた範囲を超えたときにねじ筒6に転回
送りを与えて下部連杆4の全長を伸長又は短縮さ
せてストローク変動分を補償する機構であり、外
筒5に内蔵され、一方向回転クラツチを構成する
駆動側クラツチ体19及び従動側クラツチ体20
の組合せを有し、 駆動側クラツチ体19は、歯車機構に連動して
回転駆動されるものであり、 従動側クラツチ体20は、ねじ筒6にスプライ
ン結合され、駆動側クラツチ体19の回転角が一
定の値を超えたときに一方向回転してその回転角
をねじ筒6に伝えるものであり、 摩擦機構12は、外筒5とねじ筒6間に、一定
の摩擦抵抗を与えて回転方向の摩擦拘束力を生じ
させるものであり、 復元操作機構13は、復元筒27と、復元ばね
28と、復元カム29と角頭部30とを有し、外
筒5に装備され、 復元筒27は、外筒5の内周に沿つて軸方向を
移動可能に内装され、係止縁26とつの27aと
を有し、 係止縁26は、復元筒27の内端に形成され、
従動側クラツチ体20に突出形成された突縁25
に係止させるものであり、 つの27aは、復元筒27の外端に形成され、
復元カム29の内端面に形成された作用面29a
に当接させるものであり、 復元ばね28、復元筒27を常時軸方向に付勢
し、その係止縁26が従動側クラツチ体20の突
縁25を押圧して駆動側及び従動側クラツチ体1
9,20の噛み合せを離脱させる方向に力を作用
させるものであり、 復元カム29は、筒状で、外筒5の外端開口に
回転可能に支持されたものであり、内端面に作用
面29aを、外端に操作部29bを一体に有し、 作用面29aは、山部と谷部とからなり、前記
復元筒27のつの27aを山部で支えたときには
駆動側及び従動側クラツチ体19,20は噛み合
い状態を保ち、谷部につの27aが落し込まれた
ときに従動側クラツチ体20と駆動側クラツチ体
19との噛合いを離脱させるものであり、 操作部29bは、復元カム29に回転変位を与
えるための工具掛けであり、不使用時には回り止
め32が施され、 角頭部30は、伸長又は短縮した下部連杆4の
復元操作用の工具掛けであり、復元カム29の操
作部29aを通して外部からねじ筒6に一体に結
合されたものであることを特徴とする制輪子隙間
自動調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP644784U JPS60118563U (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 制輪子隙間自動調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP644784U JPS60118563U (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 制輪子隙間自動調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60118563U JPS60118563U (ja) | 1985-08-10 |
JPH0428299Y2 true JPH0428299Y2 (ja) | 1992-07-08 |
Family
ID=30483893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP644784U Granted JPS60118563U (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | 制輪子隙間自動調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60118563U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4929851U (ja) * | 1972-06-15 | 1974-03-14 |
-
1984
- 1984-01-20 JP JP644784U patent/JPS60118563U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4929851U (ja) * | 1972-06-15 | 1974-03-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60118563U (ja) | 1985-08-10 |
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