JPH0428037Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0428037Y2 JPH0428037Y2 JP12298786U JP12298786U JPH0428037Y2 JP H0428037 Y2 JPH0428037 Y2 JP H0428037Y2 JP 12298786 U JP12298786 U JP 12298786U JP 12298786 U JP12298786 U JP 12298786U JP H0428037 Y2 JPH0428037 Y2 JP H0428037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infrared
- laser beam
- infrared laser
- beam detection
- detection card
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 28
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 28
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 22
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 22
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 9
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 claims description 7
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 claims description 5
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 4
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 claims description 3
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 claims description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 2
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- ZWEHNKRNPOVVGH-UHFFFAOYSA-N 2-Butanone Chemical compound CCC(C)=O ZWEHNKRNPOVVGH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- KFZMGEQAYNKOFK-UHFFFAOYSA-N Isopropanol Chemical compound CC(C)O KFZMGEQAYNKOFK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 2
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 229940105963 yttrium fluoride Drugs 0.000 description 2
- RBORBHYCVONNJH-UHFFFAOYSA-K yttrium(iii) fluoride Chemical compound F[Y](F)F RBORBHYCVONNJH-UHFFFAOYSA-K 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は赤外レーザ光を可視光に変換し検知な
らしめることを可能にする赤外レーザ光線検知カ
ードに関する。
らしめることを可能にする赤外レーザ光線検知カ
ードに関する。
一般に、可視光範囲外にある赤外レーザ光線の
存在を知るためには、赤外光を可視光に変換し、
目視にて直接確認できるようにする検知板が用い
られる。このような検知板は、通常、ガラスある
いはアルミニウム等の基板上の一部に、赤外−可
視変換蛍光体を設けることによつて得られる。し
かしながら、このような方法にて作製された赤外
レーザ光線検知板は、蛍光体が露出しているため
に、機械的損傷を受けやすいという欠点を有す
る。
存在を知るためには、赤外光を可視光に変換し、
目視にて直接確認できるようにする検知板が用い
られる。このような検知板は、通常、ガラスある
いはアルミニウム等の基板上の一部に、赤外−可
視変換蛍光体を設けることによつて得られる。し
かしながら、このような方法にて作製された赤外
レーザ光線検知板は、蛍光体が露出しているため
に、機械的損傷を受けやすいという欠点を有す
る。
このような欠点を改善するために、蛍光体又は
蛍光体と結合剤からなる混合物を2枚のプラスチ
ツクフイルムでサンドイツチ状に形成した赤外レ
ーザ光線検知カードが提案されている。
蛍光体と結合剤からなる混合物を2枚のプラスチ
ツクフイルムでサンドイツチ状に形成した赤外レ
ーザ光線検知カードが提案されている。
しかしながら、この提案された赤外レーザ光線
検知カードは、蛍光体が直接露出していないので
機械的損傷が受けにくくなるものの、基板自体に
実用上問題とならない程度の剛性を持たせるため
に蛍光体部分の厚みを余り薄くできない。それゆ
え、この赤外レーザ光線検知カードは、蛍光体材
料を多く必要とするという欠点を有する。又、膜
厚が厚いために、この赤外レーザ光線検知カード
は、反射光のみによつてしか赤外レーザ光線を検
知できない。
検知カードは、蛍光体が直接露出していないので
機械的損傷が受けにくくなるものの、基板自体に
実用上問題とならない程度の剛性を持たせるため
に蛍光体部分の厚みを余り薄くできない。それゆ
え、この赤外レーザ光線検知カードは、蛍光体材
料を多く必要とするという欠点を有する。又、膜
厚が厚いために、この赤外レーザ光線検知カード
は、反射光のみによつてしか赤外レーザ光線を検
知できない。
本考案の目的は、機械的強度に優れた赤外レー
ザ光線検知カードを提供することにある。
ザ光線検知カードを提供することにある。
本考案の他の目的は、蛍光体材料が少なくてす
む赤外レーザ光線検知カードを提供することにあ
る。
む赤外レーザ光線検知カードを提供することにあ
る。
本考案の別の目的は、反射光による検知はもち
ろんのこと透過光による検知をも可能な赤外レー
ザ光線検知カードを提供することにある。
ろんのこと透過光による検知をも可能な赤外レー
ザ光線検知カードを提供することにある。
本考案によれば、2枚の第1のプラスチツク製
基板の間に、少なくとも赤外−可視変換蛍光体を
含む物質と第2のプラスチツク製支持体とを設け
てなる赤外レーザ光線検知カードが得られる。
基板の間に、少なくとも赤外−可視変換蛍光体を
含む物質と第2のプラスチツク製支持体とを設け
てなる赤外レーザ光線検知カードが得られる。
以下、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図及び第2図を参照すると、本考案の一実
施例による赤外レーザ光線検知カードは、2枚の
第1のプラスチツク製基板11,11の間に、赤
外−可視変換蛍光体層10と第2のプラスチツク
製支持体12とが設けられている。本実施例で
は、赤外−可視変換蛍光体層10が第2のプラス
チツク製支持体12の枠中に設置されている。
施例による赤外レーザ光線検知カードは、2枚の
第1のプラスチツク製基板11,11の間に、赤
外−可視変換蛍光体層10と第2のプラスチツク
製支持体12とが設けられている。本実施例で
は、赤外−可視変換蛍光体層10が第2のプラス
チツク製支持体12の枠中に設置されている。
次に、具体例を挙げて本実施例による赤外レー
ザ光線検知カードの製造方法について説明する。
ザ光線検知カードの製造方法について説明する。
まず、赤外−可視変換蛍光体層10は、一例と
して、次のようにして製造される。赤外−可視変
換蛍光体(9重量部)、酢酸ビニル−ビニルアル
コール共重合体(1重量部)、イソプロピルアル
コール(6重量部)及びメチルエチルケトン(2
重量部)なる組成を混練し、乾燥後の厚さが
250μmとなるように、テフロン板上に塗布する。
なお、赤外−可視変換蛍光体としては、フツ化イ
ツトリウム系を用いた。乾燥後、テフロン板より
剥離させる。その後、第2のプラスチツク製支持
体12に設けた枠の形に加工し、赤外−可視変換
蛍光体層10を得た。
して、次のようにして製造される。赤外−可視変
換蛍光体(9重量部)、酢酸ビニル−ビニルアル
コール共重合体(1重量部)、イソプロピルアル
コール(6重量部)及びメチルエチルケトン(2
重量部)なる組成を混練し、乾燥後の厚さが
250μmとなるように、テフロン板上に塗布する。
なお、赤外−可視変換蛍光体としては、フツ化イ
ツトリウム系を用いた。乾燥後、テフロン板より
剥離させる。その後、第2のプラスチツク製支持
体12に設けた枠の形に加工し、赤外−可視変換
蛍光体層10を得た。
このようにして得られた赤外−可視変換蛍光体
層10を第2のプラスチツクとしてポリエチレン
テレフタレートを用いた厚さ250μmの支持体12
の枠中に設置した。さらに、この両面に、第1の
プラスチツクとして第2のプラスチツクと同様に
ポリエチレンテレフタレートを用いた厚さ75μm
の基板11を接着して、赤外レーザ光線検知カー
ドを得た。
層10を第2のプラスチツクとしてポリエチレン
テレフタレートを用いた厚さ250μmの支持体12
の枠中に設置した。さらに、この両面に、第1の
プラスチツクとして第2のプラスチツクと同様に
ポリエチレンテレフタレートを用いた厚さ75μm
の基板11を接着して、赤外レーザ光線検知カー
ドを得た。
この様にして形成された赤外レーザ光線検知カ
ードの蛍光体部分に、発信出力10mwの赤外レー
ザ光を照射したところ、反射及び透過のどちらの
方法でも赤外レーザ光線の検知が可能であつた。
さらに、耐折曲げ性に関する試験を行つたとこ
ろ、カードの変形や蛍光体の損傷等は認められな
かつた。
ードの蛍光体部分に、発信出力10mwの赤外レー
ザ光を照射したところ、反射及び透過のどちらの
方法でも赤外レーザ光線の検知が可能であつた。
さらに、耐折曲げ性に関する試験を行つたとこ
ろ、カードの変形や蛍光体の損傷等は認められな
かつた。
次に、別の実施例による赤外レーザ光線検知カ
ードの製造方法について説明する。
ードの製造方法について説明する。
先ず、赤外−可視変換蛍光体層10を、例えば
フツ化イツトリウム系の赤外−可視変換蛍光体の
微粉末を厚さが250μmとなるように加圧型成して
得た。このようにして得られた赤外−可視変換蛍
光体層10を第2のプラスチツクとしてポリエチ
レンテレフタートを用いた厚さ250μmの支持体1
2の枠中に設置した。その後、さらに、この両面
に、第1のプラスチツクとしてポリイミドを用い
た厚さ50μmの基板11を接着して、赤外レーザ
光線検知カードを得た。
フツ化イツトリウム系の赤外−可視変換蛍光体の
微粉末を厚さが250μmとなるように加圧型成して
得た。このようにして得られた赤外−可視変換蛍
光体層10を第2のプラスチツクとしてポリエチ
レンテレフタートを用いた厚さ250μmの支持体1
2の枠中に設置した。その後、さらに、この両面
に、第1のプラスチツクとしてポリイミドを用い
た厚さ50μmの基板11を接着して、赤外レーザ
光線検知カードを得た。
この様にして形成された赤外レーザ光線検知カ
ードの蛍光体部分に、発信出力5wの赤外レーザ
光を照射したところ、反射及び透過のどちらの方
法でも赤外レーザ光線の検知が可能であつた。さ
らに、耐折り曲げ性に関する試験を行つたとこ
ろ、カードの変形や蛍光体の損傷等は認められな
かつた。
ードの蛍光体部分に、発信出力5wの赤外レーザ
光を照射したところ、反射及び透過のどちらの方
法でも赤外レーザ光線の検知が可能であつた。さ
らに、耐折り曲げ性に関する試験を行つたとこ
ろ、カードの変形や蛍光体の損傷等は認められな
かつた。
なお、上記実施例では、プラスチツクとしてポ
リエチレンテレフタレートやポリイミドを用いて
いるが、赤外線の吸収率の少ない他のプラスチツ
クでも良い。
リエチレンテレフタレートやポリイミドを用いて
いるが、赤外線の吸収率の少ない他のプラスチツ
クでも良い。
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、反射検知はむろんのこと透過検知も可能で、
機械的特性に優れた赤外レーザ光線検知カードが
得られる。又、製造に使用される蛍光体材料が少
なくてすむという利点もある。
ば、反射検知はむろんのこと透過検知も可能で、
機械的特性に優れた赤外レーザ光線検知カードが
得られる。又、製造に使用される蛍光体材料が少
なくてすむという利点もある。
第1図は本考案の一実施例による赤外レーザ光
線検知カードの構造を示す第2図−′の断面
図、第2図は第1図−′の断面図である。 10……赤外−可視変換蛍光体層、11……第
1のプラスチツク製基板、12……第2のプラス
チツク製支持体。
線検知カードの構造を示す第2図−′の断面
図、第2図は第1図−′の断面図である。 10……赤外−可視変換蛍光体層、11……第
1のプラスチツク製基板、12……第2のプラス
チツク製支持体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 2枚の第1のプラスチツク製基板の間に、内
部に、少なくとも赤外−可視変換蛍光体を含む
物質を、該物質を囲むように、第2のプラスチ
ツク製支持体を、それぞれ設け、前記第1及び
第2のプラスチツクは、少なくとも赤外線吸収
率の少ない素材であることを特徴とする赤外レ
ーザ光線検知カード。 2 前記第1及び第2のプラスチツクがポリエチ
レンテレフタレートである実用新案登録請求の
範囲第1項記載の赤外レーザ光線検知カード。 3 前記第1のプラスチツクがポリイミドで、前
記第2のプラスチツクがポリエチレンテレフタ
レートである実用新案登録請求の範囲第1項記
載の赤外レーザ光線検知カード。 4 前記少なくとも赤外−可視変換蛍光体を含む
物質が赤外−可視変換蛍光体と有機結合剤の混
合物である実用新案登録請求の範囲第1項記載
の赤外レーザ光線検知カード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12298786U JPH0428037Y2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12298786U JPH0428037Y2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6329734U JPS6329734U (ja) | 1988-02-26 |
JPH0428037Y2 true JPH0428037Y2 (ja) | 1992-07-07 |
Family
ID=31013684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12298786U Expired JPH0428037Y2 (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428037Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110248908A (zh) * | 2017-03-29 | 2019-09-17 | 积水化学工业株式会社 | 激光检测工具 |
-
1986
- 1986-08-12 JP JP12298786U patent/JPH0428037Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6329734U (ja) | 1988-02-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS57205192A (en) | Optical information recording medium | |
DK0611213T3 (da) | Glassubstrater belagt med en stak af tynde lag, og anvendelse heraf i ruder med reflektionsegenskaber i det infrarøde område og/eller med egenskaber i solstrålingsområdet | |
GB2152078A (en) | Laminate for production of printed circuit boards | |
MY113596A (en) | Barrier composite films and method of producing the same | |
WO2003095193A1 (fr) | Matériau de film mince et procédé de préparation associé | |
CA2040631A1 (en) | Infrared ray sensor and method of manufacturing the same | |
US4426437A (en) | Imageable material with radiation absorbing microstructured layers overcoated with photoresist layer | |
US3520758A (en) | Laminated photographic identification card | |
JPH0428037Y2 (ja) | ||
ATE259506T1 (de) | Für infrarotstrahlung durchsichtige struktur, die eine für infrarotstrahlung durchsichtige polymerschicht enthält | |
EP0960901A3 (en) | Gas-barrier laminate film and method for producing same | |
EP0366241A3 (en) | Device with adsorbent surface and method | |
EP1122540A3 (en) | Method for production of a test surface for use in optical detection of a biological binding event | |
CN211367456U (zh) | 一种用于碘化铯平板探测器中的复合膜 | |
NO954922L (no) | AHUK - Isolerende laget | |
US3654022A (en) | Method of making a laminated photographic identification card | |
JP2881460B2 (ja) | 熱線遮蔽板 | |
JPS60167142A (ja) | レ−ザ−記録材料 | |
JPH03105300A (ja) | 軟x線透過窓 | |
JPS63105142U (ja) | ||
JPS538150A (en) | Heat sensitive recording type magnetic sheet | |
JPS5771835A (en) | Manufacturing of mirror | |
JPS5782094A (en) | Optical information recording medium | |
JPS6454345A (en) | Biosensor | |
JPS628001Y2 (ja) |