JPH04278845A - 剛体電車線の絶縁セクション構造 - Google Patents

剛体電車線の絶縁セクション構造

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JPH04278845A
JPH04278845A JP4034491A JP4034491A JPH04278845A JP H04278845 A JPH04278845 A JP H04278845A JP 4034491 A JP4034491 A JP 4034491A JP 4034491 A JP4034491 A JP 4034491A JP H04278845 A JPH04278845 A JP H04278845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
approach
rigid
plate
contact line
width
Prior art date
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Pending
Application number
JP4034491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yakuharu Nakamura
弥久晴 中村
Masaru Okamoto
勝 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、剛体電車線の電気回路
を区分するための絶縁セクショクの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】新交通システムにおける剛体電車線路で
は、駅間で1箇所の絶縁セクショクを設け、例えばある
区間内で事故が発生したならば、その区間だけ電気を遮
断し、他の区間における電車の運転に支障を来さないよ
うにしている。
【0003】ところで、従来の剛体電車線の絶縁セクシ
ョンは、強化木や繊維強化プラスチック(FRP)等の
絶縁材料で製作されたセクション部材を剛体電車線の中
間に介在配置した構造であった。(必要であれば、実公
昭57−43700号公報を参照されたい。)
【000
4】
【発明が解決しようとする課題】上記のような絶縁物製
のセクション部材では、集電用すり板の摺動による摩耗
が著しく、短期間で交換を余儀無くされ、メンテナンス
が大変である。
【0005】また、局部的に摩耗した場合には、すり板
がジャンプして離線等を起こし電車線摺動面をアーク等
で荒らしてしまう。
【0006】さらに、セクション部材の表面にすり板が
付着したり塵埃等が堆積し而も雨が振ったりすると表面
リークが発生し、回路を遮断しても数百ボルトの電圧が
帯電し、人体への感電の危険がある。
【0007】本発明は、以上の従来技術の問題点に鑑み
、耐摩耗性の向上が図れ且つ安全性の向上を図れる剛体
電車線の絶縁セクション構造を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する剛
体電車線の絶縁セクション構造は、金属または金属と繊
維強化プラスチックの複合材からなるアプローチ板を、
離間して相対向する剛体トロリーの各端部の柱部に添設
固定して互いに対向するように突き出させ、前記アプロ
ーチ板の付け根側で剛体電車線の頭部摺動面に幅を一致
して連ねられるアプローチ面を形成し、且つ該アプロー
チ板の突き出し端側の板幅を剛体電車線の頭部摺動面幅
の半分以下にして前記アプローチ面と連なる渡り面を形
成してなり、それら突き出し端側同志を渡り面が並行す
るように対向しさらにそれらの板面間に空隙を保有させ
たものである。
【0009】
【作用】アプローチ板が金属を主体とするものの、突き
出し端側の板面間で空隙を保有して対向するので電気回
路の区分を行える。
【0010】集電用すり板は、剛体電車線の頭部におい
て形成されている摺動面から一方のアプローチ板のアプ
ローチ面に移り、そして、双方の渡り面を摺動してから
相手側のアプローチ板のアプローチ面を経由して再び剛
体電車線の摺動面を摺動するものとなる。集電用すり板
が双方の渡り面を摺動するとき、相対向するアプローチ
部材がすり板を介して電気的に導通し、この時電気回路
の区分がない状態になるが、その状態は瞬間的なもので
あって直ぐに元の区分状態に復帰するので実用上問題は
ない。
【0011】
【実施例】図1及び図2は本発明にかかる剛体電車線の
絶縁セクション構造の好ましい実施例を示す。
【0012】剛体電車線1は、アルミニウム押出型材の
ような導電性型材により本体を形付けており、断面Iの
字状にして、膨大化された頭部1aと基部1bが相対向
しそれらの間に柱部1cが備わり、頭部1aにはステン
レス製帯材2が一体結合して耐摩耗性の摺動面3が形成
されている。4は支持碍子で、クランプ部分4aで剛体
電車線の基部1bを掴持することにより剛体電車線の支
持に供する。
【0013】しかして、剛体電車線1には、絶縁区分設
定箇所において、所定長さ分だけ分断され、その前後で
支持碍子4で支持されることにより、離間して相対向す
る各端部が同一軸線上に位置するようにしてある。
【0014】そして、剛体電車線の各端部間には、絶縁
セクションの主体となるアプローチ板5、5が備わって
いる。アプローチ板5、5は、耐摩耗性に優れる金属ま
たはそのような金属と繊維強化プラスチックとの複合材
で製作されていて、付け根側から延長する連結板6の剛
体電車線1の柱部1cの側面に添設し、ボルト・ナット
7等の締結手段により固定することにより、剛体電車線
1の分断された各端部から対向するように突き出されて
いる。
【0015】各アプローチ板5、5は、付け根8側で剛
体電車線の頭部における摺動面3に幅を一致して連ねら
れるアプローチ面9を形成しているとともに突き出し端
10側で板幅を剛体電車線の頭部における摺動面3の幅
の半分以下にしてかかるアプローチ面9に連ねられる渡
り面11が形成されている。そして、突き出し端10、
10側同志は、それらの渡り面11、11が並行するよ
うに対向し、さらに板面間において空隙12を保有させ
てある。付け根8側から突き出し端10側にかけては、
傾斜13を付けていて、集電用すり板が引っ掛かるよう
な要因を排除してある。
【0016】さて、以上のようにした絶縁セクション構
造によれば、アプローチ板5、5が金属を主体とするも
のの、突き出し端10、10側の板面間で空隙12を保
有して対向するので電気回路の区分を行える。そして、
集電用すり板は、剛体電車線1の頭部において形成され
ている摺動面3から一方のアプローチ板のアプローチ面
9に移り、そして、双方の渡り面11、11を摺動して
から相手側のアプローチ板のアプローチ面を経由して再
び剛体電車線の摺動面を摺動するものとなる。集電用す
り板が双方の渡り面11、11を摺動するとき、相対向
するアプローチ部材5、5がすり板を介して電気的に導
通し、この時電気回路の区分がない状態になるが、その
状態は瞬間的なものであって直ぐに元の区分状態に復帰
するので実用上問題はない。
【0017】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の剛体電車線
の絶縁セクション構造によれば、セクションの主体とし
て、金属または金属と繊維強化プラスチックとの複合材
からなるアプローチ板を用いているので、耐摩耗性の向
上が図れ、摩耗寿命を大幅に遅らせることができる。そ
のことは、メンテナンス周期も長くなるので、保守点検
の省力化が図れる。
【0018】またアプローチ板の突き出し端側同志が空
隙を保有して対向するので、電気的に完全に遮断でき、
安全性の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる剛体電車線の絶縁セクションの
一実施例を示す斜視図。
【図2】同セクションの一実施例の正面図。
【符号の説明】
1  剛体電車線 1a  頭部 1b  基部 1c  柱部 3  摺動面 4  支持碍子 5  アプローチ板 6  連結板 7  ボルト・ナット 8  付け根 9  アプローチ面 10  突き出し端 11  渡り面 12  空隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面Iの字状にして、摺動面を有する頭部
    とそれに相対向する基部とそれら頭部と基部との間に有
    する柱部とを有した剛体電車線の絶縁セクショク構造に
    おいて、金属または金属と繊維強化プラスチックの複合
    材からなるアプローチ板を、離間して相対向する剛体ト
    ロリーの各端部の柱部に添設固定して互いに対向するよ
    うに突き出させ、前記アプローチ板の付け根側で剛体電
    車線の頭部摺動面に幅を一致して連ねられるアプローチ
    面を形成し、且つ該アプローチ板の突き出し端側の板幅
    を剛体電車線の頭部摺動面幅の半分以下にして前記アプ
    ローチ面と連なる渡り面を形成してなり、それら突き出
    し端側同志を渡り面が並行するように対向しさらにそれ
    らの板面間に空隙を保有させたことを特徴とする剛体電
    車線の絶縁セクション構造。
JP4034491A 1991-03-07 1991-03-07 剛体電車線の絶縁セクション構造 Pending JPH04278845A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013023134A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Sumitomo Electric Ind Ltd 電車線セクション部
JP2014225956A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 公益財団法人鉄道総合技術研究所 離線発生予測装置、離線発生予測プログラム及び離線発生判定装置
KR20150018548A (ko) 2012-08-24 2015-02-23 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 절연섹션, 급전레일 및 궤도계 교통시스템

Cited By (4)

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