JPH04277448A - カラーブラウン管用シャドウマスク構体 - Google Patents

カラーブラウン管用シャドウマスク構体

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JPH04277448A
JPH04277448A JP3963791A JP3963791A JPH04277448A JP H04277448 A JPH04277448 A JP H04277448A JP 3963791 A JP3963791 A JP 3963791A JP 3963791 A JP3963791 A JP 3963791A JP H04277448 A JPH04277448 A JP H04277448A
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bow
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Takeshi Sasaki
健 佐々木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーブラウン管用シ
ャドウマスク構体に関し、特にアパーチャグリル方式シ
ャドウマスク構体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアパーチャグリル方式シ
ャドウマスク構体は、図5(a),(b),(c)に示
す如く、対向して配置された弓状支持部材1と、この弓
状支持部材を平行を保ったままその間隔を広げようと作
用する一対の弾性支持部材2によって構成されたフレー
ム構体及び複数のグリッド条帯3が平行に配列されたア
パーチャグリル方式シャドウマスクにより構成されてい
る。グリッド条帯3の両端は、それぞれ一対の弓状支持
部材1間にまたがるように溶接等の方法で固定されてお
り、各グリッド条帯にはそれぞれ所定の荷重で架張され
るように弾性支持部材2によって一対の弓状支持部材1
の間隔を押し広げようとする応力が加えられている。
【0003】しかしながら、弓状支持部材1自体も完全
剛体では作られていないので、グリッド条帯3の張力荷
重及び弾性支持部材2からのバネ荷重を受けて弾性変形
し、弓状支持部材1の各部分でその変位比(変位量/荷
重)に差が生じるため、グリッド条帯が電子ビームの衝
突による発熱で熱膨張した際、各グリッド条帯にかかる
荷重分布曲線の平衡状態がくずれ一部のグリッド条帯に
「たるみ」を生じるという不具合がある。
【0004】この問題点を解決する従来技術としては、
弾性支持部材による荷重を弓状支持部材のベッセル点及
びその近傍で支持することにより、弓状支持部材各部分
での変位比の差を最小におさえるという技術がある(例
えば特公昭45−65255公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の支持方
法は、弓状支持部材自体の弾性変形による不具合は解決
できるが、図2(a)に示すような弓状支持部材1全体
の倒れ込みによる変位については考慮されていない。し
かるに、この倒れ込みによる変位においても、弓状支持
部材の弾性変形と全く同様に、各部分で変位比に差がで
きるため、グリッド条帯に「たるみ」を生じる原因とな
る。
【0006】更に、この倒れ込みによる変位比の最大点
は、弓状支持部材の中央又は両端となるため、弓状支持
部材の弾性変形による変位比の最大点と一致し、それぞ
れの影響が加算されてグリッド条帯の「たるみ」を増長
するという欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、アパーチャグ
リル方式シャドウマスク構体において、グリッド条帯の
張力荷重と弾性支持部材のバネ荷重によって弓状支持部
材に作用し、弓状支持部材の倒れ込みを引き起こす回転
モーメントが理論上零となるようなゼロモーメント軸上
及びその近傍で弓状支持部材を弾性支持部材によって支
持することを特徴としている。
【0008】
【作用】上記ゼロモーメント軸は、図3において、
【0
009】
【0010】となるべき軸4で表わされる。ここでhi
 はi番目のグリッド条帯のゼロモーメント軸からの距
離、wi はi番目のグリッド条帯の張力荷重である。 具体的にはその一例として、各グリッド条帯が全て同一
張力で架張され、更に個々のグリッド条帯の間隔が横軸
方向で一定の場合、そのゼロモーメント軸は
【0011
【0012】となる軸である。上記2式において、Zm
 は図3における弓状支持部材の頂点からゼロモーメン
ト軸までの距離、Rは弧の曲率半径、lは多数配置され
たグリッド条帯の両最外列間の距離を表わす。
【0013】上式で表わされるゼロモーメント軸上又は
その近傍で弓状支持部材を弾性支持部材によって支持す
ると、弓状支持部材の倒れ込みを生じる回転モーメント
が零又はそれに近くなるので、グリッド条帯に「たるみ
」を生じることがなくなる。
【0014】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。図1は本発明の第1の実施例を示しており、(a)は
平面図、(b)は側面図、(c)は弓状支持部材と弾性
支持部材の結合部の拡大図である。グリッド条帯3の両
端は弓状支持部材1に溶接等の方法で固定され、弾性支
持部材2のバネ荷重によってグリッド条帯3が所定の張
力をもって架張されている。この時、弾性支持部材2の
バネ荷重が弓状支持部材1に作用する点,すなわち、弾
性支持部材2の弓状支持部材1への接合点をゼロモーメ
ント軸4上に設定している。
【0015】これにより、図2(b)に示すように、グ
リッド条帯3を架張した時の弓状支持部材1の倒れ込み
がなく、逆にグリッド条帯3が熱膨張した場合もその変
位比は各グリッド条帯で一様となり、グリッド条帯3に
「たるみ」を生じることはない。
【0016】なお、弾性支持部材2と弓状支持部材1の
接合点はむしろ曲げ応力に対して弱い方が、弓状支持部
材1に対して弾性支持部材の変形が及ぼす影響も少なく
てすむ。
【0017】図4は、本発明の第2の実施例を表わす図
であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は弓
状支持部材と弾性支持部材の結合部を表わす拡大断面図
である。本実施例は、弓状支持部材1の内側を弾性支持
部材2が押す構造であるので弓状支持部材1と弾性支持
部材2を溶接等で固定する必要がなく、しかも倒れ込み
方向に対して弾性支持部材の拘束を受けないので、グリ
ッド条帯3の架張力分布の熱膨張による変化が極めて小
さくできるという利点がある。
【0018】上記の実施例では、ゼロモーメント軸上に
弾性支持部材を取り付けた場合について述べたが、弓状
支持部材長手方向に対する弾性支持部材の取り付け位置
は、ゼロモーメント軸上に限らず、その近傍であれば弓
状支持部材幅に規制される範囲で任意の位置に取り付け
られる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、弓状支持
部材と弾性支持部材の取り付け位置を、多数のグリッド
条帯の張力による回転モーメントが零になる軸上及びそ
の近傍に設定することにより弓状支持部材の倒れ込みを
防ぎ、その結果グリッド条帯の熱膨張による変位量に対
して、弓状支持部材各位置での応力変化の差を最小にお
さえ、グリッド条帯の「たるみ」を防止する効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図であり、(a)
は平面図,(b)は側面図,(c)は弓状支持部材と弾
性支持部材の結合部の拡大断面図である。
【図2】弓状支持部材の変形を示す図で、(a)は従来
例を示す断面図、(b)は本発明の場合を示す断面図で
ある。
【図3】本発明のシャドウマスク構体におけるゼロモー
メント軸の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図であり、(a)
は平面図,(b)は側面図,(c)は弓状支持部材と弾
性支持部材の結合部の拡大断面図である。
【図5】従来例を示す図で、(a)は平面図,(b)は
側面図,(c)は弓状支持部材と弾性支持部材の結合部
の拡大断面図である。
【符号の説明】
1    弓状支持部材 2    弾性支持部材 3    グリッド条帯 4    ゼロモーメント軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定の間隔をおいて対向して配置され
    た一対の弓状支持部材と、前記弓状支持部材のゼロモー
    メント軸上あるいはその近傍を支持する一対の弾性支持
    部材と、前記一対の弓状支持部材間に所定の張力分布を
    よって架張されたグリッド条帯型シャドウマスクとを有
    するカラーブラウン管用シャドウマスク構体。
JP3963791A 1991-03-06 1991-03-06 カラーブラウン管用シャドウマスク構体 Expired - Lifetime JP2701559B2 (ja)

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JP3963791A JP2701559B2 (ja) 1991-03-06 1991-03-06 カラーブラウン管用シャドウマスク構体

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04277448A true JPH04277448A (ja) 1992-10-02
JP2701559B2 JP2701559B2 (ja) 1998-01-21

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ID=12558608

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5610473A (en) * 1994-09-09 1997-03-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Color cathode-ray tube
US6812629B2 (en) * 1999-12-10 2004-11-02 Samsung Sdi Co., Ltd. Shadow mask frame assembly for flat CRT with slot groups

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5610473A (en) * 1994-09-09 1997-03-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Color cathode-ray tube
US6812629B2 (en) * 1999-12-10 2004-11-02 Samsung Sdi Co., Ltd. Shadow mask frame assembly for flat CRT with slot groups

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JP2701559B2 (ja) 1998-01-21

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Effective date: 19970902