JPH0427456Y2 - - Google Patents

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JPH0427456Y2
JPH0427456Y2 JP1988031479U JP3147988U JPH0427456Y2 JP H0427456 Y2 JPH0427456 Y2 JP H0427456Y2 JP 1988031479 U JP1988031479 U JP 1988031479U JP 3147988 U JP3147988 U JP 3147988U JP H0427456 Y2 JPH0427456 Y2 JP H0427456Y2
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gasket
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main
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、改良したパツキンを有する圧力調理
器に関する。
(従来の技術) 蓋体を本体容器に密接させ、調理中本体容器内
の圧を高める圧力調理器では、蓋体に収めるパツ
キンは大きな役割をもつ。即ち、パツキンは、本
体容器と蓋体との間のシールを確保する働きと、
内部圧が異常に高くなつたと時変形して内部圧を
外部に逃がす働きとを有す。たとえば、実開昭51
−47466号公報は、前述した機能を有するパツキ
ンを備えた圧力調理器を開示する。この公知のパ
ツキンは、断面矩形の本体部と、その本体部の上
下部から半径方向内方へ延出する上下舌片とから
なり、装着時、本体部の外周面と上面及び上舌片
が蓋体の内壁面に密接と、下舌片が本体容器の内
壁面に接触する。このパツキンは高い内部圧を受
けると、蓋体の側壁方向に移動しながら弾性変形
し、やがて、本体部及び下舌片の一部が蓋体の側
壁の穴内に入り、内部圧を外部へ逃がし、圧の上
昇を抑え安全を確保する。
(本考案が解決しようとする課題) 従来のパツキンは、蓋体にパツキンを予め密接
させているため、蓋体を本体容器に係合させた時
の弾力性に欠け、製作時のパツキンの高さ方向の
工作精度を高くする必要がある。さらに、パツキ
ンと蓋体の内壁面との摩擦力が大きく、高圧時の
パツキンの動きが円滑とならず、圧逃がしが成さ
れない場合があり危険である。
それ故に、本考案は前述した従来技術の不具合
を解消させることを解決すべき課題とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前述した課題を解決するために、パ
ツキンの本体部の上下面に本体容器及び蓋体の内
壁面に線接触とする環状又は凸状の壁部を設ける
手段を基本的に採用する。
さらに、該壁部がパツキンを半径方向内方へ押
圧可能な形とさせる。
(作用) 蓋体を本体容器に閉じる時、本体部の上下壁部
が蓋体並びに本体容器の内壁面に線又は点接触し
ているので、これを押し殺しながら蓋体を本体容
器に固定することになり、パツキンの弾性変形量
は大きくなる。又、パツキンは面接触していない
ので、圧力を受けた時の移動がスムーズであり、
異常高圧時の圧逃がしを確実にさせる。
(実施例) 圧力調理器1の組立状態を第1図に示すが、同
図より明らかな如く、本体容器2、蓋体3、本体
容器2の外周面に固定した下把手4、および蓋体
3に固定した上把手5を基本的に有す。本体容器
2は有底にして略円筒状をなし、その開口周縁に
は、複数個の離間した係合片6を設ける。第2図
より明らかな如く、本体容器2の開口周縁は、半
径方向外方に延出した形の環状の水平片7を有
し、係合片6は、この環状水平片7より半径方向
外方に延出し、その両端は、やゝ円弧状の滑らか
な曲線を持つ外形となつており、係合片の側縁を
有している。図示例は等間隔、等幅の6個の係合
片6を用いている。
蓋体3は、適所に穴9を有する環状の側壁8を
有し、この側壁8の下端に半径方向内向きの係止
片10を複数個離間して設ける。これら係止片1
0は、本体容器2の係止片6間に入り且つ本体容
器2に対して蓋体3を回動させた時係止片10が
係止片6の下側に入り蓋体3を本体容器2に固定
させることを可能にする。又、側壁8に内方へ突
起70を設けて回動を規制している。
蓋体3の側壁8の内側にパツキン11を配す。
パツキン11は、環状の肉厚部からなる本体部1
2と、該本体部12の内周側より上及び下向きに
延出している上下の舌片13,14を有す。第4
図の例では本体部12は断面略タマゴ形を有し、
その上下に円弧部15,16の環状凸状等の壁部
を有す。上下の舌片13,14は、断面略相似形
でハの字状に拡がつた形を有し、その先端の半円
形部の上下面に円弧状の膨出部17,18を形成
する。第5図に示す例は、第4図に示した例に用
いる膨出部17,18を省略し、上下舌片13,
14の先端を半円形とさせたもので、その他は第
4図に示す例と同じである。
第6図に示すパツキン19は、断面略丸状で弾
性力を有する壁部の本体部20と、該本体部20
の内周側中央部から半径方向内方へと延出する上
下舌片13,14を有す。本体部20と上下舌片
13,14の連結部は環状の上下凹部21,22
となつており、これら凹部21,22が上下舌片
13,14の弾力性を向上させる。第7図に示す
例は、本体部23を断面略矩形状にしてその外周
部に三角形の突部を環状又は凸状に配し且つその
上下面に複数個のエツヂ24を形成したもので、
これらエツヂ24が蓋体3の内壁面や、本体容器
2の水平片7に弾力的に接触可能とさせる。又、
第8図に示す例は、その本体部25を断面略矩形
状とし、その上下面に先細状の複数個の環状片2
6を設けたもので、これら片26が蓋体3の内壁
面や本体容器2の水平片7に弾力的に当接する。
尚、第6−8図に示すパツキンの上下舌片13,
14は、実質的に第4図及び第5図に示すパツキ
ンの上下舌片13,14とこれら膨出部17,1
8を有した部分と同形である。
これらパツキンは、第1図に示すように、蓋体
3の側壁8の内周面に本体部12,20,23,
25の外周面を当接させ、且つ上舌片13の先端
を蓋体3の内壁面に接触させるようにして、蓋体
3の内側に配す。蓋体3を本体容器2の開口縁に
着座させると、その水平片7の上面にパツキンの
本体部12,20,23,25の下面が接し、下
舌片14の先端が本体容器2の内壁面に接触す
る。これらパツキンの本体部や舌片が蓋体や本体
容器2への接触を、弾力的に成され且つ接触面積
も小さいので、容器本体2に対して蓋体3を回動
させても、その摺動抵抗を大きくすることはな
い。さらに、内部と外部との圧力差によるパツキ
ンの動きを容易にさせる。
蓋体3を容器本体2に対して正しくしめた後、
加熱すると、本体容器2内の圧が上る。このよう
な昇圧は上下舌片13,14を蓋体3の内壁面並
びに本体容器2の水平片7に圧接させ、圧の逃げ
を防止する。過度な昇圧は、パツキン11,19
を蓋体3の側壁8に圧接させ、その一部を穴19
に押込める。このようなパツキン11,19の本
体部の一部の動きは、下舌片14の一部を水平片
7の外側へと移動させ、内部と外部とを連通状態
にし、内部圧を外部へ逃がし、内部圧の異常な上
昇による爆発等の危険を防止する。これとは別
に、本体容器2内の圧が外部に対して過度な負圧
状態となると、係合片6間から、下舌片13に作
用する大気圧が下舌片13を押上げ、本体容器内
に入り、内部の異常な負圧を解消させる。
本体部12,20,23,25の上下面に設け
た円弧部15、エツヂ24、および環状片26等
の環状の壁部は、パツキンを蓋体3に装着した
時、パツキンを又は蓋体の内壁面に線接触に接触
する環状の壁部を半径方向へと弾性的に押す。従
つて、本体容器2内の負圧時には、外部の大気圧
の導入を容易にする。
下把手4はビスを用いて本体容器2に固定する
が、この下把手4の上面には上向きのストツパ片
27を設ける。上把手5は、第1図及び第9図に
示される如く、蓋体3の上面を覆うカバー部28
を有し、このカバー部28は、穴29と略矩形の
くぼみ30を有し、このくぼみ30からビスを蓋
体3にネジ込み且つ上把手5の横方向から側壁8
にビスをネジ込み、上把手5を蓋体3に固定す
る。
上把手5は下向きの主部31を有し、カバー部
28から主部31に亘つて延在する段付の溝32
を設ける。この溝32はカバー部28の下面に設
けた対のリブ33,34間、主部31に設け且つ
側内方に向いた部分とからなる。この溝32にス
ライド板35を配す。スライド板35は、第10
図に示す如く、L字状のロツクプレート36と、
該ロツクプレート36の下向きの片にリベツトに
より固定された爪37とからなる。爪37は、段
付きの半円形状の摺接面38を有す。ロツクプレ
ート36の張出部に半円状の切欠き39を設け
る。このスライド板35を、第1図、第11−1
6図に示す如く、溝32内に摺動自在に配す。
蓋3とスライド板35との間にナツトプレート
40を配す。このナツトプレート40は、ロツク
機構41の弁体42を蓋体3に固定するためのナ
ツトの働きをする。弁体42内にはロツクピン4
3を配す。ロツクピン43は、本体容器2内の圧
を受ける下部と、ピン43が圧を受けると上昇す
るが、ピン43の上部はスライド板36の水平片
を越えて上把手5の穴44内に入る。このような
ロツク機構41は公知であるが、本例では、ロツ
クピン43の下部と弁体42との間に配されるガ
スケツト45は新規なものである。
シリコンゴムからなるガスケツト45は、第1
7−22図に示す如く、その外周面にくぼみが設
けられている。第17図の例は、その外周面に三
角形状の切込み46を入れ、上下方向に拡がつた
リツプ47を作る。第18図の例は、半円の切込
み46と、その上下方向に延出するリツプ47を
有す。第19図の例は、その外周面を大きな円弧
面とし、その上下にリツプ47を形成させてい
る。第20図の例は、その外周面に半円形の切込
み46を入れ、その上下に断面半円状のリツプ4
7を設けている。第21図に示すガスケツト45
は、第17図の例に似ているが、内周面を円弧部
48とさせている。第22図の例は、上向きのリ
ツプ47と横向きのリツプ47とを作るように切
込み46を形成している。
ガスケツト45は、切込み46によつて上下の
リツプ47に大きな弾性力を付与できる。このた
め、ロツクピン43が上昇してガスケツト45が
弁体42に着座した時、シール性を高め、しか
も、ロツクピン43を弁体42から離す時の助力
を与え、ガスケツト45の弁体42へのくつつき
を無くす。即ち、ロツクピン43及び弁体42へ
のガスケツト45の接触は、弾性力を供つた線接
触に近い形で成され、このため、ガスケツト45
のくつつきが起り難く、又、ロツクピン43の弁
体42からの離れを容易にさせる。
第11−16図を参照してスライド板32の動
きを説明する。スライド板32のロツクプレート
36を、ナツトプレート40と上把手5との間に
配し且つ爪37を蓋体3の側壁8の穴に挿入し、
スプリング49にてスライド板32を半径方向内
方へ押す。ロツクプレート36の切欠き39の中
心をロツクピン43の中心線上にくるようにす
る。
第11−12図は、蓋体3の係止片10を、本
体容器2の係合片6間に配するように、蓋体3を
本体容器2の開口縁にのせた状態を示す。この状
態では、ロツクピン43が下がり、該ピン43の
大径部がロツクプレート36の切込み39の周辺
下面に対向する。爪37は側壁8の穴を介して、
パツキン11を内方へ押圧し、その摺接面38の
下部が本体容器2の開口周縁の水平片7の側縁に
摺接する。第11−12図に示す蓋体3を本体容
器2に単にのせた状態で、例に、火を入れても、
ロツクピン43がロツクプレート36によつて上
昇できず、又、パツキン11の下舌片14か本体
容器2から離れているので、内部の圧は外部へ逃
げ、内部の圧を高めることはなく、圧力調理器と
ならない。
第11−12図の状態から蓋体3を本体容器2
に対して回動させると、係止片10が係合片6の
下面に移動し、同時に、爪37の摺接面38が隣
りの係合片6の縁に接し、爪37とスライド板3
5をスプリング39の附勢力に抗して、第13−
14図の状態のように左右へ移動させる。この結
果、ロツクプレート36の切込み39の周辺をロ
ツクピン43の大径部から離し且つパツキン11
を蓋体3と本体容器2に接触させる。この状態
で、即ち蓋体3を正しく閉めた時に火を入れる
と、本体容器2内の圧を高め得る。内部圧の上昇
は、ロツクピン43を上昇させ、その大径部をロ
ツクプレート36の切込み39に対向させる。調
理后、内部圧が下がると、ロツクピン43も自重
で下がり、第12図の状態となり、蓋体3を本体
容器2に対して回動させると、爪37が係合片6
に入ると、スプリング49によりスライド板32
を左方へ押し、スライド板32のストツパ片27
への当接はなく、蓋体3を回動させ得る。
第15−16図は内部圧が高い状態の残圧時で
蓋体3を回動させた時を示す。本体容器2内の残
圧が高いと、ロツクピン43は依然として高い位
置を占めているので、その大径部が切欠き部39
に対向する。このため、蓋体3を回動させて、爪
37を係合片6間の水平片7に対向させても、ロ
ツクプレート36の内方への動きはなく、スライ
ド板35が把手のストツパ片27に当たり、蓋体
3のそれ以上の回動を阻止させる。即ち、残圧が
高い時に蓋体3を開けることによる調理物の噴出
を防止させる。尚、残圧が高い状態ではロツクピ
ン43の先端を上把手より少し突出させ、残圧が
高いことを調理者に予知させている。
対のリブ33,34にその両端を保持させるピ
ン50を配し、このピン50をナツトプレート4
0の溝に入れ、ナツトプレート40へ弁体42を
ねじ込む時のナツトプレート40のつれ回りを防
止し、又、ピン50によりスライド板35を動き
を円滑にさせる。
蓋体3の適所にガラス窓体51を付設する。ガ
ラス窓体51は、第1図に示すように、円形の耐
熱・耐圧ガラス52を2枚合せの透明体にして、
その周縁をシール材53で覆い、このシール材5
3を上下カバー54,55でガラス52の透明体
に固定する。上下カバー54,55はその環状フ
ランジ部を突き合せしてスポツト熔接等で固定、
又は図示していないが上下カバーの側縁部に凹凸
状の係合部で係止し、上下カバー54,55を一
体とすると共に、環状の溝56を形成する。この
溝56は、ガラス窓体51を蓋体3の穴29に下
方より挿入した時、蓋体3の裏面に対接する。上
カバー54の3ケ所にボルト57を熔接して止め
る。又は、図示していないが一体の成形体の止部
を設けてもよい。蓋体3の上面にガラス窓止め金
具58を配す。止め金具58は、ガラス52の透
明体を通して容器内部がみれるように円形の中央
穴を有し、その周縁は下向きの側壁と水平フラン
ジ59を有す。溝56にパツキン60を配した状
態で蓋体3の穴29にガラス窓体51を挿入し、
パツキン60を蓋体3の下面に接触させる。止め
金具58をボルト57を受けるようにして蓋体3
の上面に配す。次いで、ボルト57にナツト61
をかけて締めると、先ずは、止め金具58のフラ
ンジ59が蓋体3の上面に強く接触する。さら
に、ナツト61を締めると、ボルト61が止め金
具58に対して相対的に上昇する形となつて、パ
ツキン60が蓋体3の下面に押し付けられる。か
くして、シールを確保した形で、強固にガラス窓
体51を蓋体3に固定可能となる。
第1図に示す例は、上把手3とガラス窓体51
を組合せたが、第23図に示すように、上把手3
とは無関係にガラス窓体51を取付けても良い。
第23図に示す例は、基本的には第1図の例と同
じであるので、同部品には同符号を記し、その説
明を省略した。第23図に示す例では、ナツト6
1として袋ナツトを用い、ナツト61からボルト
57の先端が見えないようにする。
シール材53の別の例を第24図に示す。断面
コの字状のシール材23の内外側壁にノコ刃状の
突片62を多数延出させ、ガラス52の透明体端
面との当り及び上下カバー54,55との当りを
強力的に行ないシール性を向上させている。
図示例ではガラス52の透明体として、平面体
を用いたが、凸レンズを用いてもよい。この場
合、容器内の物を拡大した形で見えると共に、水
滴が中央に集まり、雲り止めの効果がいる。又、
凹レンズを用いた時は、容器内の視野を拡大して
内部を多くみせ、又、水滴が周縁に流れ、雲り止
めに有効である。図示しないが、これらレンズ状
のガラスを組合せて用いた透明体でもよい。
図示例では、ガラスを2枚用いたが、勿論1枚
でもよい。好ましくは、積層してその間に透明で
耐熱性を有した接着剤又は透明フイルムを入れて
積層のガラス等を密着状にして強化し、衝撃等に
よるガラスの破損、飛散を防止させる。
次に、ガラス窓体51の蓋体への取付例を第2
5〜28図に示す。第25図に示す例は、上下カ
バー54,55の合せ面を側外方に延出させ、そ
の端にパツキン60を配す、上把手3の穴29を
画定する周縁を蓋体3の穴の周縁に延在させ、上
下カバー54,55の合せ面からビス62をこの
周縁にねじ込み、ガラス窓体51を蓋体3に固定
したものである。上カバー54を上把手5の穴2
9の周囲に当接させる。第26図に示す例は、第
25図に示す例とパツキン69の取付位置を変え
たのみで他は第25図に示す例と同じであるので
その説明を省略する。
第27図に示す例は、上カバー54の適所に複
数個のナツト部材63を固着し、上把手5の穴2
9を画定する周縁部64がこのナツト部材63を
覆うようにする。周縁部64からビス62をナツ
ト部材63にねじ込み、ガラス窓体51を蓋体3
に固定する。この際、パツキン60が蓋体3の下
面に強く接し、シール性を確保する。
第28図に示した例は、上把手5のカバー部2
8が蓋体3の穴の周縁にない例で上下カバー5
4,55を一体とせず、しかも、蓋体3の穴の周
縁とシール材53との間に位置するよう複数個の
ナツト部材63を上カバー54に熔接したもので
ある。取付に際しては、上カバー54の水平片に
ガラス52の透明体の周縁のシール材53を当
て、上カバー54の外周縁を蓋体3の上面に当て
る。次いで、下カバー55をシール材55とその
外周縁が蓋体3の内面に当接するよう蓋体3の内
側に配す。ビス62を下カバー55を介してナツ
ト部材63にねじ込み、ガラス窓体51を蓋体3
に固定させる。
第29図に示す例は、ガラス窓体51を、トル
クリミツター付きのハンドル65を備える蓋体3
に固定したものである。この例は、ハンドル65
を回転させると、アーム66が上昇して止具67
にその端部が当接する。アーム66の動きの停止
は、それ以降のハンドル65の回転力を反力とし
て蓋体3に伝え、蓋体3と本体容器に押し付け
る。さらに、ハンドル65を回転させると、トル
クリミツターが働き、ハンドル65を空転させ
る。
尚、おもり弁68並びにフロート弁69は公知
のものを用いるのでここではその説明を省略す
る。
(効果) 本考案の本体部の壁部は、蓋体の本体容器に対
する回動力を軽減させるので、扱いがきわめて容
易となる。又、パツキンはその全周面で圧を受け
て半径方向外方へと等しく移動し、パツキンと蓋
体並びに本体容器との接触を全周で均一とさせ
て、接触圧のムラを無くす。パツキンを仮りに蓋
体のパツキン収納部に対して傾けて誤つて配して
も、環状の円弧状外壁部が、その対向壁面に対し
て、常に線接触して気密を確保すると共に、圧を
受けたパツキンの動きを円滑のままとすることが
でき、正しいパツキンの姿勢に戻すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例の横断面図、第2図は容
器本体の平面図、第3図は蓋体の底面図、第4−
8図はパツキンの夫々の実施例を示す断面図、第
9図は上把手の平面図、第10図はスライド板の
斜視図、第11−16図はスライド板の動きを示
す平面図と側断面図、第17−22図は種々のガ
スケツトの例を示す断面図、第23図はガラス窓
体の別の例を示す断面図、第24図はシール材の
別の例を示す部分断面図、第25−28図はガラ
ス窓体の蓋体への取付例を示す各部分断面図、第
29図は本考案の別の例を示す断面図である。 図中:2……本体容器、3……蓋体、4,5…
…把手、6……係合片、10……係止片、11…
…パツキン、13,14……舌片、19……パツ
キン、27……ストツパ片、35……スライド
板、36……ロツクプレート、40……ナツトプ
レート、41……ロツク機構、43……ロツクピ
ン、45……ガスケツト、51……ガラス窓体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 本体容器の開口周縁に形成した複数個の離間
    した係合片に、蓋体の側壁に設けた複数個の離
    間した係止片を、前記蓋体と前記容体との相対
    的回動により、重ね合せ且つ前記蓋体の側壁の
    内側に、パツキンを配して前記蓋体と前記本体
    容器とを密閉する圧力調理器において、前記パ
    ツキンが環状の本体部と、該本体部から半径方
    向内方に延出する上下舌片とを有し、前記パツ
    キンの本体部が円環体形にして且つその上下壁
    を前記本体容器及び前記蓋体の内壁面に線接触
    する環状の円弧状外壁部としたことを特徴とす
    る圧力調整器。 (2) 前記環状の壁部が前記パツキンを半径方向内
    方へ押圧し、前記パツキンの一部が前記蓋体の
    側壁に設けた穴内へ移動可能である請求項(1)の
    圧力調整器。
JP1988031479U 1988-03-09 1988-03-09 Expired JPH0427456Y2 (ja)

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JP1988031479U JPH0427456Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09

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Citations (1)

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