JPH04272577A - 内燃機関のピストン - Google Patents
内燃機関のピストンInfo
- Publication number
- JPH04272577A JPH04272577A JP5038391A JP5038391A JPH04272577A JP H04272577 A JPH04272577 A JP H04272577A JP 5038391 A JP5038391 A JP 5038391A JP 5038391 A JP5038391 A JP 5038391A JP H04272577 A JPH04272577 A JP H04272577A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- internal combustion
- combustion engine
- ring
- ring groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関に装着される鋳
鉄系素材のピストンに関するものである。
鉄系素材のピストンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来からの内燃機関用ピストンの大部分
はアルミニュ−ム合金による鋳造品が用いられており、
特に高速ディ−ゼルエンジン用の高負荷高出力の場合は
、運転中に直接ピストンリングに接するリング溝及びそ
のランド部の耐磨耗性を向上するため、当該部分にリン
グインサ−トが鋳ぐるみされたピストンが使用されてい
る。
はアルミニュ−ム合金による鋳造品が用いられており、
特に高速ディ−ゼルエンジン用の高負荷高出力の場合は
、運転中に直接ピストンリングに接するリング溝及びそ
のランド部の耐磨耗性を向上するため、当該部分にリン
グインサ−トが鋳ぐるみされたピストンが使用されてい
る。
【０００３】このリングインサ−トの材料は一般には高
Ｎｉのオ−ステナイト系鋳鉄が利用され、アルミ合金ピ
ストンとはアルフィン法によりアルミと鋳鉄が溶着して
いる。
Ｎｉのオ−ステナイト系鋳鉄が利用され、アルミ合金ピ
ストンとはアルフィン法によりアルミと鋳鉄が溶着して
いる。
【０００４】更に最近は中、大型の高速ディ−ゼルエン
ジンでは、高過給化により高出力化が著しく進んでおり
、ピストン本体の耐熱性、耐食性の向上が要求されて来
ており、アルミニュ−ム合金からＦＣＤ機などの鋳鉄素
材へと移行されつつある。
ジンでは、高過給化により高出力化が著しく進んでおり
、ピストン本体の耐熱性、耐食性の向上が要求されて来
ており、アルミニュ−ム合金からＦＣＤ機などの鋳鉄素
材へと移行されつつある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、更なる
高出力化及び排気ガス規制等による燃焼改善要求は増長
されて来ており、トップリングを出来るだけピストンヘ
ッド部に近付けるハイトップリング化によるリング溝部
の熱負荷の増大及びオイル消費低減ニ−ズへの対応とし
て、リング溝の耐磨耗性向上が今以上に必要となって来
ており、前記のＦＣＤ機１体の鋳鉄製ピストンでも更に
リング溝部の耐磨耗性向上の改善が要求されて来ている
。
高出力化及び排気ガス規制等による燃焼改善要求は増長
されて来ており、トップリングを出来るだけピストンヘ
ッド部に近付けるハイトップリング化によるリング溝部
の熱負荷の増大及びオイル消費低減ニ−ズへの対応とし
て、リング溝の耐磨耗性向上が今以上に必要となって来
ており、前記のＦＣＤ機１体の鋳鉄製ピストンでも更に
リング溝部の耐磨耗性向上の改善が要求されて来ている
。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み本発明では内
燃機関本体に形成したシリンダ孔に内設し、ピストンピ
ン、コネクティングロッドを介してクランク軸に連接さ
れる内燃機関の鋳鉄系素材よりなるピストンにおいて、
ピストン外周のリング溝部に耐磨耗性合金を肉盛溶接し
、該耐磨耗性合金部にリング溝を凹設する。
燃機関本体に形成したシリンダ孔に内設し、ピストンピ
ン、コネクティングロッドを介してクランク軸に連接さ
れる内燃機関の鋳鉄系素材よりなるピストンにおいて、
ピストン外周のリング溝部に耐磨耗性合金を肉盛溶接し
、該耐磨耗性合金部にリング溝を凹設する。
【０００７】
【作用】ピストン外周部に肉盛溶接された耐磨耗性合金
部にリング溝を凹設することによりリング溝部の磨耗を
防止することができる。
部にリング溝を凹設することによりリング溝部の磨耗を
防止することができる。
【０００８】
【実施例】本発明を実施例の図１により説明する。ピス
トンは第１図に示すように鋳鉄製のピストン本体１にピ
ストンリング２及び３と、オイルリング４が遊嵌されて
おり、シリンダライナ５内で摺動する。作動時は第１図
のピストンヘッド部のリエントラント型の燃焼室６内で
の燃焼熱の１部はピストンヘッド部から上記ピストンリ
ング２及び３と、オイルシリンダ４を経て、シリンダラ
イナ５に熱伝導され、放熱される。
トンは第１図に示すように鋳鉄製のピストン本体１にピ
ストンリング２及び３と、オイルリング４が遊嵌されて
おり、シリンダライナ５内で摺動する。作動時は第１図
のピストンヘッド部のリエントラント型の燃焼室６内で
の燃焼熱の１部はピストンヘッド部から上記ピストンリ
ング２及び３と、オイルシリンダ４を経て、シリンダラ
イナ５に熱伝導され、放熱される。
【０００９】一方、ピストンリング２及び３とリング溝
７及び８との接触面では境界潤滑状態に近い高温で摩擦
を生じながら、高温の燃焼ガスの洩れ防止と焼付防止の
潤滑性を保持している。
７及び８との接触面では境界潤滑状態に近い高温で摩擦
を生じながら、高温の燃焼ガスの洩れ防止と焼付防止の
潤滑性を保持している。
【００１０】本発明の実施例では上記の如き苛酷な運転
条件に対処するため、ピストンヘッド部に最も近いピス
トンリング溝８に耐摩耗性合金の各種のステライト、又
はＮｉ合金等の肉盛溶接を行い当該肉盛溶接部９にリン
グ溝７を加工して形成している。
条件に対処するため、ピストンヘッド部に最も近いピス
トンリング溝８に耐摩耗性合金の各種のステライト、又
はＮｉ合金等の肉盛溶接を行い当該肉盛溶接部９にリン
グ溝７を加工して形成している。
【００１１】
【発明の効果】上記の如き構成とすることにより、高速
ディ−ゼルエンジンの高熱負荷、高出力の作動時におい
てもリング溝部の耐摩耗性の向上が図られ、耐久性、信
頼性に優れたピストンを提供することが出来る。
ディ−ゼルエンジンの高熱負荷、高出力の作動時におい
てもリング溝部の耐摩耗性の向上が図られ、耐久性、信
頼性に優れたピストンを提供することが出来る。
【００１２】
【図１】本発明によるピストンとリングを遊嵌した断面
図である。
図である。
１ ピストン本体
２，３ ピストンリング
４ オイルリング
５ シリンダライナ６
リエントラント燃焼室８，９ リン
グ溝 １０ 肉盛溶接部
リエントラント燃焼室８，９ リン
グ溝 １０ 肉盛溶接部
Claims (1)
- 【請求項１】 内燃機関本体に形成したシリンダ孔に
内設し、ピストンピン、コネクティングロッドを介して
クランク軸に連接される内燃機関の鋳鉄系素材よりなる
ピストンにおいて、ピストン外周のリング溝部に耐磨耗
性合金を肉盛溶接し、該耐磨耗性合金部にリング溝を凹
設したことを特徴とする内燃機関のピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5038391A JPH04272577A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 内燃機関のピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5038391A JPH04272577A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 内燃機関のピストン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04272577A true JPH04272577A (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=12857352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5038391A Pending JPH04272577A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 内燃機関のピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04272577A (ja) |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP5038391A patent/JPH04272577A/ja active Pending
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