JPH04269473A - コンタクトスペーサ付き電気コネクタ - Google Patents

コンタクトスペーサ付き電気コネクタ

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JPH04269473A
JPH04269473A JP3339483A JP33948391A JPH04269473A JP H04269473 A JPH04269473 A JP H04269473A JP 3339483 A JP3339483 A JP 3339483A JP 33948391 A JP33948391 A JP 33948391A JP H04269473 A JPH04269473 A JP H04269473A
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solder connection
solder
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detent
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ミカエル・アルバート・ヴィセリ
Jr Robert N Whiteman
ロバート・ニール・ホワイトマン・ジュニア
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    • H01R12/70Coupling devices
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタ、特に略直
角に曲がった半田接続部を有する複数のコンタクトを整
列して保持するコンタクトスペーサを具えた直角電気コ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】直角コネクタは一般に回路板(
プリント基板)に取付けて使用される。これと嵌合する
相手コネクタは、この回路板と平行方向に挿入嵌合する
。直角コネクタのコンタクトは回路板に平行な嵌合部と
コネクタが取付けられる回路板に垂直に形成された半田
接続部(ソルダテール)とを有する。この半田接続部は
回路板上の回路と相互接続される。半田接続部はSMT
(表面実装)型又はスルーホール型のいずれであっても
よい。スルーホール型半田接続部は回路板のめっき処理
したスルーホール内に挿入され、そこに半田付け接続さ
れる。回路板上のスルーホールやSMT用ランド(接続
パッド)のアレイはコネクタから延びる半田接続部と同
じパターン及び間隔を有する。
【0003】コネクタの半田接続部の水平位置は所定の
半田接続アレイパターンを有する量産されたコネクタが
対応するめっき処理スルーホール又はパッドのパターン
を有する量産された回路板と適合するよう保証すること
が長らく重要事項であった。半田接続部を所定アレイ状
に維持する為に従来種々の手段が講じられて来た。その
1つはコネクタハウジングを多数の部品で形成し、その
部品の1つに位置決め板を用い、コネクタの取付面から
突出する半田接続部のパターンと間隔に対応する開口ア
レイを有する。総てのコンタクトがコネクタハウジング
内に挿入された後、半田接続部の端部から位置決め板を
挿通してコネクタハウジングに固定する(米国特許第4
,080,041 号参照)。この典型的なスペーサ板
では、各半田接続部は位置決め板の対応する開口に収め
られる。
【0004】位置決め板がコネクタの絶縁ハウジングと
一体である場合には、スロット付き位置決め板が使用可
能であろう。この種の設計にも種々のものがある。コン
タクトをコネクタのコンタクト受容通路内に挿入して、
半田接続部は位置決め板のスロット内に曲げ、コンタク
トの嵌合(接触)部に対して直角に形成してもよい。米
国特許第4,210,376 号には下端近傍のコンタ
クトに保持ランスが設けられたこの種の直角コネクタが
開示されている。スペーサ板のチャンネルの側壁の凹部
にランスが挿入され、コンタクトをチャンネル内に保持
する。引き抜きワイヤコンタクトが使用される場合には
、交互に深いチャンネルと浅いチャンネルが使用可能で
ある。これらチャンネルは非常に狭い入口部と大きい内
端を有する。内端はワイヤ導体を収容する寸法であり、
狭い入口部は導体がチャンネル内に圧入される幅でなけ
ればならない。
【0005】米国特許第3,493,916 号は複数
の端子を有する直角コネクタを開示している。これら端
子の後端部は一連の比較的長い第1スロット又は比較的
短かくコネクタのフランジ部へ後方に延びる第2スロッ
トを介して後方へ延びる後端部を有する。米国特許第4
,491,676 号はスロット付き位置決め板を使用
し、各スロットの幅は半田接続部より狭い。2列のコン
タクト受容通路の各コンタクト受容通路と各スロットと
は位置合せされている。各スロットは位置決め板のスロ
ットの平行壁内の凹部により各スロットには2個のディ
テントが形成されている。下側列の半田接続部はアンビ
ルの回りに折り曲げられ位置決め板のスロットの前方デ
ィテントに押込まれる。その後、上側列の半田接続部が
折り曲げられ位置決め板のスロットの後方ディテントに
押込まれる。
【0006】また、米国特許第4,789,346 号
は半田ポスト位置決め及び保持装置を有する直角コネク
タを開示する。このコンタクトは1列のコンタクト受容
通路に総て同時に挿入される。これと同時に、半田接続
部が半田ポスト用スペーサ板のプロファイルチャンネル
内に交互に挿入される。半田ポストがチャンネル内に挿
入されるとき、隣接チャンネル間のポスト用スペーサ板
の一部が挿入されるコンタクトの列毎に異なる実効ビー
ム長で横方向に撓む。コンタクトは各チャンネルのディ
テント内に着座する。
【0007】重要な垂直位置はコネクタを回路板に取付
けて、総ての半田接続部が良好な半田付けを可能にする
よう回路板の底面から所定寸法突出していることを目視
検査していた。コネクタを回路板にロボットを使用して
自動組立てすることとなって、回路板への実装時のみな
らず運送及び取扱い時に半田接続部の垂直位置を維持す
ることが一層重要となった。ロボットによる自動組立に
はコネクタ組立体の基準点を基準としてその各特徴点を
正確に知る必要がある。各重要点の位置は半田接続部の
端部であって、回路板へコネクタを実装する際に半田接
続部の端部が回路板のめっき処理したスルーホールのア
レイに確実に挿入されることを保証する。半田接続部を
スルーホールのアレイに挿入中に、半田接続部とスルー
ホール間の衝突、摩擦又は半田接続部先端のテーパによ
り半田接続部をスルーホールの中心に強制的に位置合せ
することにより、良好な半田接続を可能にするに足る十
分な寸法の半田接続部が回路板の底面から突出しない虞
れがある。
【0008】例えば、厚さ約1.6mm の回路板の場
合には半田付けの為に半田接続部が回路板の底面から約
1.6mm 突出する必要がある。従って、コネクタの
組立中に、半田接続部の先端は、許容される半田接続を
行う為に回路板の底面から十分に突出するようハウジン
グ取付面の下方に最低約3.2mm 位置になければな
らない。
【0009】米国特許第4,842,528 号はスペ
ーサ板にコンタクトの半田接続部を受けるチャンネルを
有する直角コネクタを開示している。この半田接続部は
スペーサ板の下方又は上下両方から外方へ延びる停止手
段(ストッパ)を有し、半田接続部がスペーサ板を介し
て軸方向へ移動するのを阻止している。これにより、半
田接続部は所定位置に保持される。
【0010】半田接続部をスペーサ板に対して予定位置
に維持し且つその先端の正確な位置を保証するコンタク
トの半田接続部保持装置を得るのが好ましい。
【0011】また、多数のチャンネルを有するスペーサ
板の両端のチャンネルが他(中央部)のチャンネルと同
様特性を有するのが好ましい。
【0012】更にまた、コンタクトの半田接続部がスペ
ーサ板に対して所定位置に維持され、コンタクトがコネ
クタに組立てられた後は半田接続部が垂直方向に移動し
ないようにするのが好ましい。
【0013】
【課題解決の為の手段】本発明は上述した従来の電気コ
ネクタの課題を解決する新規なスペーサ付き電気コネク
タを提供するものである。即ち、上述した課題を解決す
る為に、本発明は絶縁ハウジング内に2列に配列した複
数のコンタクトを有する直角コネクタであって、次のよ
うに構成される。
【0014】先ず、第1の発明によると、絶縁ハウジン
グの後部に複数のコンタクトの半田接続部を保持する複
数の平行チャンネルが形成されたスペーサ板を設け、こ
のスペーサ板の各チャンネルにコンタクトの半田接続部
を複数個挿入保持するよう構成し、各チャンネルに挿入
される複数の半田接続部のうち挿入端から離れた半田接
続部の幅を挿入端近傍の半田接続部の幅より狭くする。 これにより、複数のコンタクトが挿入されても先に挿入
されるコンタクトによりチャンネルが変形し、後に挿入
されるコンタクトの保持力が低下するのを阻止する。換
言すると、同一チャンネルに順次挿入される複数のコン
タクトの半田接続部が総て確実にスペーサ板に挿入保持
されるようにする。また、総てのコンタクトに略均一な
保持力が作用する。
【0015】次に、第2の発明によると、複数のチャン
ネルが平行に形成されたスペーサ板には、両端のチャン
ネルの外側に略平行にスロットを形成し、各スロットは
その長手方向に連結された連結部を有する。このスロッ
トにより中央部のチャンネルも両端のチャンネルも共に
実質的に等しい特性を有し、コンタクトを円滑且つ確実
に挿入保持するようにする。
【0016】また、第3の発明によると、各コンタクト
のスペーサ板のチャンネルと対応位置の両側に幅広部を
形成し、且つチャンネルに微小テーパを形成することに
より各コンタクトの半田接続部が軸方向へ移動するのを
自動的に阻止するよう構成している。
【0017】
【実施例】以下、添付図を参照して本発明によるコンタ
クトスペーサ付き電気コネクタを詳細に説明する。
【0018】先ず図1を参照する。本発明のコンタクト
スペーサ付き電気コネクタ(以下単にコネクタという)
20はコンタクトスペーサ板(以下単にスペーサ板とい
う)22及び複数のコンタクトの半田接続部40を有す
る。 このスペーサ板22にはテーパ付き側壁を有する多数の
チャンネル42が形成されている。また、半田接続部4
0には後述する如くテーパが設けられている。コネクタ
20は適当なプラスチック材料でモールドされた誘電体
(絶縁)ハウジング(以下単にハウジングという)24
を有する。 また、このハウジング24は嵌合面26、これと反対の
後面28及び嵌合面26と直角の取付面30を含んでい
る。複数のコンタクト受容通路32が嵌合面26から後
面28に向って延び、その内部にコンタクト34が固定
される。コンタクト34はハウジングの後面28からコ
ンタクト受容通路32内に延びる嵌合(又は接触)部3
6及び取付部38を有する。このコンタクト34はピン
又はソケットのいずれでもよい。 取付部38は典型的に半田接続部40であり、ハウジン
グ後面28から後方に延びた後下方へ直角に形成され、
スペーサ板22内のチャンネル42を通過して下方へ延
びる。好適実施例では、スペーサ板22はハウジング2
4と一体モールドされるが、本発明はこれに限定するも
のではない。
【0019】コネクタ20のシールド(遮蔽)型のもの
は、図3に示す如くダイキャスト部材44及びドロンシ
ェル46等でハウジング24の少なくとも一部分を導電
部材で包囲している。また図3に示す如く、スペーサ板
22はコンタクト受容通路32と略平行であり、下側通
路56よりも下側に位置し、ハウジング24の後面28
から後方へ延びる。
【0020】導電性シェル46はハウジング24の隆起
部48と同様形状である。シュラウド50は極性(方向
付け)付与の為に台形又はサブミニチュアD字状であっ
てもよい。
【0021】コンタクト34は所望中心線間隔のストリ
ップ状に形成される。コンタクトは2列のコンタクト受
容通路54、56内に挿入され、半田接続部40はスタ
ガ状として4列58、60、62及び64に形成される
。コネクタ20の製造中に、取付部38が形成されたコ
ンタクト34は略米国特許第4,789,346 号に
開示する如くハウジング後面28からコンタクト受容通
路32内に挿入される。ここで、この米国特許第4,7
89,346 号は従来技術として引用する。嵌合部3
6が通路32内に挿入されると、半田接続部34はスペ
ーサ板22の後面52から対応するチャンネル42内に
挿通される。嵌合部36は側壁68に摩擦係合するバー
ブ66により通路32内に保持される。
【0022】図2はコンタクト34を取り除いたコネク
タ20の上面図を示し、これによりスペーサ板22を見
易くしている。この好適実施例のチャンネル42は1対
の離間したディテント70、即ち前方ディテント72と
後方ディテント74を有するが、本発明はこれに限定す
るものではない。チャンネル42のディテント70はチ
ャンネル42と横方向に位置合せされている列54、5
6のコンタクト受容通路内に取付けられているコンタク
ト34の対応する半田接続部を受ける。半田接続部40
のスタガ構成は、交互のチャンネル42のハウジング後
面28に近づけて離間したディテント70を配置するこ
とにより達成している。即ち、チャンネル42a のデ
ィテントをチャンネル42b のディテントよりもハウ
ジング後面28に近づける。これらディテント72は4
列を形成する。各ディテント列の総てのディテントはハ
ウジング後面28から一定距離だけ離れている。また、
後面52はハウジング後面28と平行であるので、各デ
ィテント列のディテントは総て後面52からも等距離で
ある。
【0023】コンタクト34、特に列58に挿入される
べき半田接続部を有するコンタクト34a は通路の下
側列56の交互(1個おき)のコンタクト受容通路32
内に押込まれ、同時にコンタクト34a の半田接続部
40は通路32と位置合せされた対応チャンネル42a
 内に押込まれ、最前方のディテント72内に保持され
る。コンタクト34a の半田接続部が列58を形成す
る。
【0024】次に、コンタクトのうち指定コンタクト3
4b は通路の下側列56内の残りのコンタクト受容通
路32に押込まれる。同時に、コンタクト34b の半
田接続部40は通路32と位置合せされた対応チャンネ
ル42b 内に押し込まれ前方ディテント72内に挿入
される。コンタクト34b の半田接続部が列60を形
成する。
【0025】その後、コンタクトのうち指定コンタクト
34c は通路の上側列54にある交互のコンタクト受
容通路32内に押込まれ、同時にコンタクト34c の
半田接続部40は通路32と位置合せされた対応チャン
ネル42a 内に挿通され後方ディテント74に挿入さ
れる。コンタクト34c の半田接続部は列62を形成
する。
【0026】最後に、コンタクトのうち指定コンタクト
34d は通路の上側列54の残りのコンタクト受容通
路32に挿通されて後方ディテント74に挿入される。 コンタクト34d の半田接続部が列64を形成する。
【0027】各チャンネル42は後面52に開口を有し
、その入口は広がり半田接続部40の挿入を容易にする
。チャンネル42間には、スペーサ板22の前端78と
一体にビームが形成され、後面52近傍に自由端が延び
る。後方ディテント74がチャンネル42b よりチャ
ンネル42a が更に深く凹んでいるので、チャンネル
42a はチャンネル42b よりもチャンネル42に
沿ってより長く幅広に形成されている。
【0028】図4はスペーサ板22のチャンネル42a
 又は42bの典型的な中間チャンネルディテント70
を示す。図5はチャンネル42a の最前方ディテント
72の典型例を示す。図6はスペーサ板22の上面76
位置での半田接続部の断面図である。前面80はテーパ
面82、84を有し、半田接続部の挿入時にチャンネル
の側壁と係合する。これによりチャンネル間のビームを
撓ませて、その間に半田接続部40が通過可能にする。 後面94の角86、88は鋭く形成している。
【0029】各半田接続部40は僅かな圧縮係合でディ
テント70内に固定してもよい。小さい横方向の力をデ
ィテント内の半田接続部に維持し、半田接続部が内部に
保持されるようにする。ディテント70は図4及び図5
を図6を比較すると明らかな如く、半田接続部の断面と
略同じ形状とする。
【0030】図7及び図8は夫々図4及び図5のディテ
ント70内に挿入された半田接続部40を示す。テーパ
面82、84はディテント70を挿通してチャンネル4
2に沿って半田接続部40がチャンネル側壁面96、9
8と係合する。半田接続部40の側面90、92はディ
テント70の側壁100 、102 と実質的に係合す
る。半田接続部40の後面94の角86、88は製造工
程で僅かに丸味を帯びた後方の隅(コーナー)104 
、106 と摩擦係合する。半田接続部40の後面94
は実質的に後壁108 、110 と当接する。
【0031】図2に最もよく示す如く、スペーサ板22
は隣接チャンネル42a 、42b 間にビームを形成
し、半田接続部40をチャンネル42内に挿通するとデ
ィテント70内に保持するべく実効ビーム長で横方向に
撓む。各ビームは後面52に遠端を有し、チャンネルの
深さに応じて前方へ延び、前端78でスペーサ板22と
一体形成されている。ビームにはビーム120 と12
2 の2種があり、隣接チャンネル42間に形成される
【0032】コンタクト34a はハウジング24に最
初に挿入される。図2、図9及び図10を参照して説明
すると、コンタクト34a が最初にチャンネル42a
 内に挿入されるとき、ビーム122 は左にビーム1
20 は右となる。半田接続部40が挿入口のテーパ面
124 を通過するとき、ビーム122 は弾性的に左
側へ撓められ、他方ビーム120 は弾性的に右側へ撓
められ、両ビーム120 、122は有効ビーム長12
6 となる(図9)。次に、半田接続部40は略平行な
壁面を有するチャンネル42a の第1領域128 に
入る。その後、半田接続部40は後方ディテント74に
入り、そこでビーム120 、122 は弾性的に撓み
のない位置に復帰する。
【0033】嵌合部36を通路32内に向って移動し続
け且つ半田接続部40がチャンネル42a を通過する
と、テーパ付き角82、84が後方ディテント74のテ
ーパ面96、98と接触してビーム120 及び122
 を夫々左側及び右側へ弾性的に撓ませる。これらビー
ムも実効ビーム長126 である。 半田接続部40は略平行壁面を有するチャンネル42a
 の第2領域130 に入り且つ通過する。
【0034】次に、半田接続部40はその挿入方向に広
がるチャンネル42a の第1過渡領域132 を通過
する。この第1過渡領域132 でビーム120 及び
122 は撓みのない位置に復帰する。次に、半田接続
部40は略平行な壁面を有する。チャンネル42a の
第3領域134 へ入り、これを通過する。半田接続部
40がこの第3領域134 を通過すると、ビーム12
0 、122 は略撓みのない位置にとどまる。
【0035】次に、半田接続部40はその挿入方向に狭
くなるチャンネル42a の第2過渡領域136 を通
過する。テーパ付き角82、84と過渡領域136 の
側壁間の作用により、ビーム120 は左側へビーム1
22 は右側へ弾性的に撓み、この場合の実効ビーム長
は両方共に126 である。
【0036】次に、半田接続部40は略平行な壁面を有
するチャンネル42a の第4領域138 内に入り、
ここを通過する。次に、コンタクト34a の半田接続
部40はチャンネル42a の前方ディテント72に入
り、ここでビーム120 、122 は弾性的に撓みの
ない位置に復帰させ、半田接続部40を前方ディテント
72内に保持する。
【0037】ハウジング24内に挿入される次のコンタ
クトはコンタクト34b であり、チャンネル42b 
に挿入される。図2、図9及び図11を参照すると、コ
ンタクト34b がチャンネル42b 内に挿入され始
めると、ビーム120 は左側にビーム122 は右側
にある。組立のこの段階で、コンタクト34a の半田
接続部40はチャンネル42a のディテント72内に
保持済である。
【0038】半田接続部40が入口のテーパ面144 
間を通過すると、ビーム120 はビーム左側へ弾性的
に撓められ、他方ビーム122 は右側へ撓められる。 ここで、コンタクト34a の半田接続部40が隣接チ
ャンネル42a 間の前方ディテント72内にあるので
、これら両ビームの実効ビーム長は146 である。次
に、半田接続部40は略平行な壁面を有するチャンネル
42b の第1領域148 に入り、ここを通過する。 次に、半田接続部40は後方ディテント74に入り、こ
こでビーム122 、120 は弾性的に撓みのない位
置に復帰する。
【0039】嵌合部36を通路32内に移動し続け且つ
半田接続部40がチャンネル42b を通過すると、テ
ーパ付き角82、84が後方ディテント74のテーパ面
96、98と作用してビーム122 、120 を夫々
左側及び右側へ実効ビーム長146 で弾性的に再度撓
ませる。
【0040】次に、半田接続部40は略平行な壁面を有
するチャンネル42b の第2領域150 に入り、こ
こを通過する。次に、半田接続部40はその挿入方向に
広がるチャンネル42b の第1過渡領域152を通過
する。ここで、ビーム122 及び120 は再度撓み
のない位置に弾性的に復帰する。半田接続部40はその
後略平行な壁面を有するチャンネル42b の第3領域
154 に入り且つこれを通過する。
【0041】次に、半田接続部40をその挿入方向に狭
くなるチャンネル42b の第2過渡領域156 を通
過させる。 テーパ付き角82、84と第2過渡領域156 の側壁
間の作用により、ビーム120 、122 を夫々実効
ビーム長146 で左側及び右側へ弾性的に再度撓める
【0042】次に、半田接続部40は略平行な壁面を有
するチャンネル42b の第4領域158 に入り且つ
通過する。 コンタクト34b の半田接続部40はチャンネル42
b の前方ディテント72に入り、ビーム122 、1
20 は撓みのない位置へ弾性的に復帰し、半田接続部
40を前方ディテント72内に保持する。
【0043】ハウジング24内に挿入される次のコンタ
クトはコンタクト32c であり、チャンネル42a 
に挿入される。図2、図9及び図12を参照すると、コ
ンタクト34c がチャンネル42a に挿入されると
き、ビーム122 は左に、他方ビーム120 は右に
ある。
【0044】半田接続部40が入口のテーパ面144 
間を通過すると、チャンネル42a に隣接するチャン
ネル42b の前方ディテント72内には既にコンタク
ト34b の半田接続部40があるので、ビーム122
 及び120 は実効ビーム長166 で夫々左及び右
側に弾性的に撓められる。半田接続部40はチャンネル
42a の第1領域128 に入り、前方ディテント7
4内に挿通され、ここでビーム120 、122 は共
に撓みのない状態に弾性的に復帰してコンタクト34c
 の半田接続部40をチャンネル42a の後方ディテ
ント74内に保持する。
【0045】ハウジング24内に最後に挿入されるコン
タクトはコンタクト34d であり、チャンネル42b
 内に挿入される。図2、図9及び図13を参照して、
コンタクト34b がチャンネル42b に挿入される
とき、ビーム120 は左側に、他方ビーム122 は
右側にある。半田接続部40が入口のテーパ面144 
間を通過するにつれて、実効ビーム176 でビーム1
20 及び122 は夫々左側及び右側に弾性的に撓め
られる。半田接続部40がチャンネル42b の第1領
域148 を通過して後方ディテント74に入ると、ビ
ーム120 、122 は撓みのない位置に弾性的に復
帰して、コンタクト34d の半田接続部40をチャン
ネル42b の後方ディテント74内に保持する。
【0046】図2に最もよく示す如く、チャンネル42
a の前方ディテント72は横方向に整列され列58を
形成する。同様に、チャンネル42b の前方ディテン
ト72は横方向に整列され列60を形成する。また、チ
ャンネル42a の後方ディテント74は横方向に整列
されて列62を形成する。同様に、チャンネル42b 
の後方ディテント74も横方向に整列され列64を形成
する。この方法により、コンタクト34の嵌合部の2列
54、56は半田接続部40がスタガ配列されて、4列
に変更される。
【0047】図2から明らかな如く、スペーサ板22は
最終(両端の)横チャンネル42と実質的に硬質のフラ
ンジ202 間にスロット200を有する。フランジと
一体且つ垂直の端壁198 があるとフランジ202 
の硬質性を強化する。スロット200 はその隣のチャ
ンネルがチャンネル42a であるか42b であるか
により、上述したビーム120 又は122 とみなせ
るビーム204 を形成する。図2に示す如く、チャン
ネル42b がスロット200 に隣接して、その間に
ビーム204 を形成する。ビーム204 はビーム1
22 の特性を有する。スロット200 がないと、ビ
ーム204 はフランジ202 の一部となり、フラン
ジ202 と同様に実質的に硬質となってしまう。
【0048】ビーム204 はブリッジ部材(連結部)
206 でフランジ202 にブリッジされて、スロッ
ト200 を前方スロット208 と後方スロット21
0 に2分割し且つビーム204 を前方ビーム212
 と後方ビーム214 に分割する。ブリッジ部材20
6 はスロット200 に沿って隣接するチャンネル4
2の前方ディテント74の前方に配置され、スロット2
00 に隣接するチャンネル42の近傍のチャンネル4
2内の後方ディテント74と横方向に整列されている。 説明の都合上、スロット200 の隣のチャンネル42
はチャンネル242 とする。このチャンネル242 
の隣のチャンネルを244 という。よって、ブリッジ
部材206 はスロット200 に沿ってチャンネル2
42 の後方ディテント74の前方にあり、チャンネル
244 の後方ディテント74と横方向に整列されてい
る。好適実施例では、ブリッジ部材206 はスロット
200 に沿ってチャンネルの1つがディテンント内に
受入れられる。半田接続部40の厚さと略同じ幅を有す
る。また、好適実施例では、スロット200 はスペー
サ板22中に後面52からチャンネル42と略平行且つ
略同一距離まで延びる。ビーム204 はビーム122
 と同じマス(体積)を有し、且つビーム204 はス
ペーサ板22にコンタクト34c 、34d の半田接
続部40を挿入するときビーム122 と同様特性を呈
する。
【0049】コンタクト34a の半田接続部40をス
ロット242内に挿入するとき、ビーム120 は上述
の如く作用する。半田接続部40は入口のテーパ面12
4 間及び第1領域128 間を通過し、ビーム204
 及び特に後方ビーム214 は、ビーム204 がブ
リッジ部材206 によりフランジ202 にブリッジ
されている為に、実効ビーム長166 で左側へ弾性的
に撓められる。半田接続部40は、後方ディテント74
内に受入れられ、後方ビーム214 は弾性により撓み
のない位置に復帰する。半田接続部40が更にチャンネ
ル242 内から第2領域130 及び第1過渡領域1
32 へ移動すると、後方ビーム214 は実効ビーム
長166 で左側へ撓み、その後撓みのない位置に復帰
する。ここで、チャンネル242 の前方ディテント7
0内にはコンタクトがないので、前方ビーム212 は
チャンネル242 に向って撓んでもよい。半田接続部
40が更にチャンネル242 内へ移動すると、半田接
続部40は第3領域134 を自由に通過する。
【0050】半田接続部40が第2過渡領域136 及
び第4領域138 に入り、これを通過すると、前方ビ
ーム212 は前方スロット208 内に弾性的に反る
。コンタクト34a の半田接続部がチャンネル242
 の前方ディテント72内に移動すると、前方ビーム2
12は撓みのない位置に弾性復帰して、半田接続部40
をディテント72内に保持する。小さな横方向の力をコ
ンタクト34a の半田接続部46に維持して半田接続
部40がディテント72内に保持されることを保証する
【0051】コンタクト34c の半田接続部40をチ
ャンネル242 に挿入中に、チャンネル242 の一
側のビーム120 は上述の如く作用し、チャンネル2
42 の他側のビーム204 は、チャンネル244 
の前方ディテント72にコンタクト34b の半田接続
部40がある為に、上述したビーム122 の如く作用
する。ビーム204 は同じマス及び形状であること及
びスロット200 中にブリッジ部材206 が所定位
置に存在する為に、ビーム122 と同様の弾性特性を
有する。 図12に示す如く、コンタクト34c の半田接続部4
0が入口部のテーパ面124 間に受入れられ第1領域
128 を通過すると、ビーム120 は実効ビーム長
160 で右側に弾性的に撓められる。同時に、ビーム
204 は実効ビーム長166 で左側に弾性的に撓め
られる。前方ビーム212 はコンタクト34a の半
田接続部40及びチャンネル242 の前方ディテント
72の存在の為に反ることが効果的に阻止される。よっ
て、チャンネル242 の一側のビーム204 はチャ
ンネル242 の他側のビーム120 と同じビーム長
で撓められる。 ここで、ビーム204 の実効ビーム長はブリッジ部2
06 の位置及び存在により決定される。
【0052】コンタクト34c の半田接続部40がチ
ャンネル242 のディテント74内に受入れられると
、ビーム120 、240 が撓みのない位置に弾性復
帰してコンタクト34c の半田接続部40をチャンネ
ル242 の後方ディテント74内に保持する。コンタ
クト34c の半田接続部40を所定位置に保持するビ
ーム204の実効長は他方のコンタクト34c の半田
接続部40のいずれかをチャンネル42a の後方ディ
テント74に保持するビーム120 、122 の実効
長と同じであるので、各半田接続部を列62のディテン
ト74内に保持する為に印加されるノーマルフォース(
法線方向の力)は実質的に等しい。
【0053】これにより、スロット200 内のブリッ
ジ部材206 は後部半田接続部40に関しては隣接チ
ャンネル間に挿入され、また半田接続部の保持に関して
はスペーサ板22の隣接チャンネル242 のブリッジ
部材206 の後方のディテントに保持されているかの
如く機能する。ここで、隣接チャンネルはスロット20
0 に隣接する。更に、ブリッジ部材206 の存在に
より、スペーサ板22に保持されるとき、半田接続部の
列内の各半田接続部に等しいノーマルフォースが作用す
るよう保証する。
【0054】以上、フランジ202 にブリッジしてス
ロット200 を分断した好適実施例につきビーム20
4 を説明したが、フランジ202 からビーム204
 への突出又はビーム204 がフランジ202 から
突出するか或はこれらの組合せ等により実質的にコンタ
クトが存在するかの如く機能させ、ビーム204 とフ
ランジ202 間の突出によるビームへの実質的な横方
向移動を阻止させることが可能である。
【0055】また、図2に最もよく示す如く、スペーサ
板22は端部のチャンネル42と実質的に硬質であるフ
ランジ302 間にスロット300 を有する。このフ
ランジ302 に一体且つ垂直である端壁298の存在
により、フランジ302 の硬質性を強化する。スロッ
ト300 はこれに隣接するチャンネル42がチャンネ
ル42a 又は42b いずれであるかに応じて上述し
たビーム120 又は122 として作用する。 図2に示す如く、チャンネル42a がスロット300
 に隣接するので、この特定実施例ではビーム304 
はビーム120 の特性を有する。スロット300 が
なければ、ビーム304 はフランジ302 の一部と
なり実質的に硬質のフランジ302 と同様になる。
【0056】ビーム304 は、スロット300 を前
方スロット308 と後方スロット310 に分断する
と共にビーム304 を前方ビーム312 及び後方ビ
ーム314 に分割するブリッジ部材306 によりフ
ランジ302 にブリッジされている。 ブリッジ部材306 は後方ディテント74の前方にス
ロット300 に沿って配置され、後面52から隣接チ
ャンネル42内を嵌合面26に向って後面52から離間
しており、スロット300 に隣接するチャンネル42
の後方ディテント74と横に整列されている。説明上の
都合上、スロット300 に隣接するチャンネル42を
チャンネル342 とし、更にこれに隣接するチャンネ
ル42をチャンネル344 とする。チャンネル342
 はチャンネル42b と類似し、チャンネル344 
はチャンネル42a に類似する。よって、ブリッジ部
材306 はスロット300 に沿ってチャンネル34
2 の後方ディテント74の前方に配置され且つチャン
ネル344 の後方ディテント74と横方向に整列して
いる。好適実施例では、ブリッジ部材306 のスロッ
ト300 に沿う幅はチャンネルの1つのディテントに
受入れられる半田接続部40の厚さと略同じである。好
適実施例では、スロット300 は後面52からチャン
ネル42と略平行、且つ略等距離でスペーサ板22内に
延びている。ビーム304 はビーム120 と同じマ
スを有し、これによりチャンネル342 内にコンタク
ト34c 、34d の半田接続部40の挿入中及びチ
ャンネル342 のディテント70にコンタクト34c
 、34d の半田接続部40の保持中にビーム120
 と同じ弾性特性を呈する。
【0057】コンタクト346 の半田接続部40をチ
ャンネル342 に挿入中にビーム120 は上述の如
く作用する。他方、半田接続部40が入口のテーパ面1
44 間及び第1領域148 を通過するとき、ビーム
304 、特に後方ビーム314 は、ビーム304 
がブリッジ部材306 によりフランジ302 にブリ
ッジされているので、実効ビーム長176 で右側に弾
性的に撓められる。半田接続部40が後方ディテント7
4内に受入れられると、後方ビーム314 は撓みのな
い位置に弾性復帰する。半田接続部40がチャンネル3
42 内から第2領域150 及び第1過波領域152
 内に更に移動すると、後方ビーム314 は実効長1
76 で再度右側へ弾性的に撓められ、その後撓みのな
い位置に弾性復帰する。また、半田接続部40が第2領
域150 及び第1過渡領域152 を通過するとき、
チャンネル342 の前方ディテント72内には半田接
続部40がないので、前方ビーム312 はチャンネル
342 に向って撓むことができることに注目されたい
。半田接続部40がチャンネル342 内に更に移動す
ると、半田接続部40は第3領域154 を自由に通過
する。
【0058】半田接続部40がチャンネル352 の第
2過渡領域156 及び第4領域158 に入り、これ
を通過するとき、前方ビーム312 は前方スロット3
08 内に弾性的に反る。コンタクト34b の半田接
続部40がチャンネル342 の前方ディテント72内
に移動すると、前方ビーム312 は撓みのない位置に
弾性復帰して半田接続部40をディテント72内に保持
する。小さな横方向の力をコンタクト346 の半田接
続部40に維持して半田接続部40がディテント70内
に保持されるのを保証する。
【0059】コンタクト34d の半田接続部40をチ
ャンネル342 に挿入中に、チャンネル342 の一
側のビーム120 は上述の如く作用し、且つ他側のチ
ャンネル342 のビーム304 は、チャンネル34
4 の後方ディテント74内にコンタクト34c の半
田接続部40が入っているので、上述のビーム122 
と同様に作用する。ビーム304 はビーム122 と
同じマス及びばね特性を有するようスロット300 内
のブリッジ部306 を所定位置及び形状に設計される
。図13に示す如く、コンタクト34d の半田接続部
40が入口テーパ面144 に入れられ、第1領域14
8 を通過すると、ビーム120 は実効ビーム長17
6 で左側に弾性的に撓む。同時にビーム304 は同
じ実効ビーム長176 で右側に弾性的に撓む。コンタ
クト34b の半田接続部40がチャンネル342 の
前方ディンテント72内に存在するので、前方ビーム3
12 が実質的に反るのを阻止する。よって、チャンネ
ル342 の一側のビーム304 は同チャンネル34
2 の他側のビーム122 と同じ実効ビーム長で撓む
。ここで、ビーム304 の実効ビーム長はブリッジ部
材306 の存在及び位置により決まる。コンタクト3
4d の半田接続部40がチャンネル342 の後方デ
ィテント74に受入れられると、ビーム120 及び3
04 は撓みのない位置に弾性復帰し、コンタクト34
d の半田接続部40をチャンネル342 の後方ディ
テント74内に保持する。コンタクト34d の半田接
続部40に小さい横方向の力を維持して、半田接続部4
0をディテント74内に保持するよう保証する。コンタ
クト34d の半田接続部40をディテント74内に保
持するビーム304 の実効長はコンタクト34d の
他の半田接続部40をチャンネル42b の後方ディテ
ント内に保持するビーム120 又は122 の実効長
と同じであるので、各半田接続部40を後方ディテント
内に保持する為にビームに印加されるノーマルフォース
は実質的に等しい。
【0060】これにより、スロット300 内のブリッ
ジ部材306 はスロット300 に隣接するスペーサ
板22のチャンネルのブリッジ部後方の後方ディテント
に半田接続部40を保持する点で半田接続部40が存在
するのと同様の作用をする。更に、ブリッジ部材306
 の存在により、スペーサ板22内に保持されている半
田接続部の列内の各半田接続部に等しいノーマルフォー
スを保証する。
【0061】以上、ビーム304 はフランジ302 
にブリッジされてスロット300 を分断する好適実施
例につき説明したが、フランジ302 からビーム30
4 への突起又はビーム304 からフランジ302 
への突起或はこれらの組合せを用いることによりコンタ
クトが存在するのと同様効果を生じさせ、ビーム304
 とフランジ302 間に突起が存在する為にビームの
横方向の移動を実質的に阻止する。
【0062】ビーム204 、304 はスペーサ板2
2内のビーム120 又は122 と同じマスを有する
として説明した。好適実施例におけるビーム204 、
304 はスロット200 又は300 を形成するそ
の側部にビーム120 又は122 の如き複雑な断面
(プロファイル)を有しないが、必要に応じて斯るプロ
ファイルを形成し、これによりビーム120 又は12
2 と同様のマス及びばね特性を有するようにしてもよ
い。同じマスを得る為に、ビーム204 、304 を
形成するスロットの側壁は対応するビーム204 又は
304 のマスがそれに代るビーム120 又は122
 のマスと等しくなるようにシフトさせてもよい。
【0063】図14はスペーサ板22内にコンタクトの
半田接続部の総てを有するコネクタの上面図(但しコン
タクトは断面で示す)を示す。
【0064】尚、スペーサ板22の他の実施例を図15
を参照して説明する。図15は図2と同様なコネクタ2
0’ の上面図である。スロット200’は後方ビーム
214’  をフランジ202’にブリッジするブリッ
ジ部材206’により前方スロット208’と後方スロ
ット210’に2分割される。この他の実施例では、前
方ビーム212’は後方ビーム214’と一体形成でな
い。同様に、図15は後方ビーム310’をフランジ3
02’にブリッジするブリッジ部材306’により前方
スロット308’と後方スロット310’に2分割され
たスロット300’を示す。この他の実施例では、前方
ビーム312’も後方ビーム314’  と一体形成で
はない。
【0065】図16は図2中の線16−16に沿うディ
テント70からチャンネル42を後方に見るチャンネル
42の部分断面図である。この図から明らかな如く、チ
ャンネル42の側壁400 、402 は上面76から
下面404 にかけ厚さ方向にテーパが形成されている
。側壁400 又は402 と図16中の垂直線とのな
す角406 は5°である。
【0066】ディテント70の側壁100 、102 
は側壁400 、402 と必ずしも同じ角度である必
要はない。図16に示す如く、ディテント領域を通過す
る側壁100 、102 は縦線に対して2.5 °の
角度410 を形成する。
【0067】図17は中央部を除き、半田接続部40が
線412 近傍で嵌合部36に対して略垂直に形成され
る前の典型的なコンタクト34a 、34b を示す。 折曲げ加工されたコンタクト34a 、34b は図1
に示し、図17に示す如く紙面から手前に半田接続部4
0を折曲げることにより形成される。
【0068】コンタクト34a 、34b は末端41
8 から離間する停止突起(ストッパ)414 、41
6 を有する。停止突起414 、416 は夫々側部
90、92から横方向に延び、尖端部間の幅が側壁で規
定されるチャンネル42の間隔より大きい幅を有する。 側壁はディテントがあると側壁100 、102 であ
り、ディテントがないと側壁400 、402 である
。ここで、半田接続部40は組立てられたコネクタ20
内に配置される。このようにして、各突起は図18に最
もよく示す如くディテントの対応する側壁100 、1
02 を超えて突出する。
【0069】図17及び図18を参照して、半田接続部
40はスペーサ板22のチャンネル42に受入れられる
領域420 においてテーパが形成されている。図18
に示す組立てられたコネクタにおいて、領域420 は
コンタクト34a 、34b がハウジング内に挿入さ
れるとき底面404 の下方に位置する停止突起414
 、416の上方である。領域420 の半田接続部4
0の側部テーパ90、92は半田接続部が受入れられる
ディテントの側壁100 、102 のテーパと一致す
る。
【0070】これにより、領域420 の側部90、9
2はスペーサ板22の全板厚にわたり夫々側壁100 
、102 と係合する。更に、チャンネル42、特にそ
の中のディテントの側壁100 、102 にスペーサ
板22の底面404 で大きなスペース424を有しそ
の上面76で小さいスペース426 のテーパを形成す
ることにより、コンタクト34a 、34b の半田接
続部の上方への移動は半田接続部40をディテント内に
止められる。半田接続部40が上方へ変位しようとする
と、側部90、92は側壁100 、102により大き
なノーマルフォースで係合することとなり、半田接続部
40が更に上方へ変位するのを阻止することとなる。い
ずれにしろ、停止突起416、418 は米国特許第4
,842,528 による上方への移動を実質的に阻止
する。
【0071】図19は典型的なコンタクト34c 、3
4d を示す。同図ではコンタクトの中間部を省略し、
半田接続部40が嵌合部36に略直角に線436 の近
傍で折曲げ加工される前の図である。折曲げ加工された
コンタクト34c 、34d は図1に示され、図19
中紙面から手前に半田接続部40が折曲げ加工される。
【0072】コンタクト34c 、34d には下側停
止突起438、440 が末端442 から離れて形成
される。下側停止突起はコンタクト34c 、34d 
の各半田接続部側部90、92から略上方停止突起41
4 、416 がコンタクト34a 、34b に対し
て作用するのと同様に横方向に突出し、コンタクト34
c 、34d に対し同様の機能を果す。
【0073】半田接続部34c 、34d は下側停止
突起から半田接続部に沿って少なくともスペーサ板22
の厚さ分だけ上方に離間している上側停止突起444 
、446 を有する。上方停止突起444 、446 
は側面90、92から夫々横方向に延び、突起尖端部間
の幅は、半田接続部40が組立てられたコネクタ内に配
置された側壁で定められるチャンネルの間隔を超えるよ
うにする。上方停止突起444 、446 は半田接続
部40がスペーサ板22中を下方へ移動するのを実質的
に阻止する。コンタクト34c 、34d は、ハウジ
ング後面28の後方に露出されるときコンタクト34a
 、34b よりもスペーサ板22内で下方へ移動しよ
うとする。
【0074】図3及び図20から明らかな如く、下側停
止突起438 、440 はスペーサ板22の底面40
4 の下方に配置され、他方上方停止突起444 、4
46 はコンタクト34c 、34d がコネクタに挿
入され保持されるときスペーサ板22の上面76の上方
に配置される。
【0075】コンタクト34c 、34d の側面90
、92は領域448 全体でスペーサ板22の略全板厚
にわたり夫々側壁100 、102 と係合する。更に
、テーパ付きチャンネル42、特にその中のディテント
の側壁100 、102 がスペーサ板22の底面40
4 で大きな間隔424 を有し、上面76で小さい間
隔426 を有することにより、コンタクト34c 、
34d の半田接続部が上方へ移動しようとすると、デ
ィテント内に半田接続部40を押下げるように作用する
。また、半田接続部40が上方へ移動しようとすると、
側部90、92は側壁100 、102 と係合してノ
ーマルフォースを増加させ、半田接続部40が更に上方
へ移動するのを阻止する。いずれにしろ、下側停止突起
438 、440 はスペーサ板22を介して半田接続
部40が上方へ大幅に移動しようとするのを阻止する補
助(バックアップ)ストッパとして作用する。他方、上
側停止突起444 、446 は米国特許第4,842
,528 号に開示する如く半田接続部40がスペーサ
板22を介して下方へ移動するのを実質的に阻止する。
【0076】スペーサ板22のビームは上述した如く弾
性限界内で作用する。半田接続部40がスペーサ板22
に受入れられずビームが撓まなければ、上面76のディ
テント70の側壁100 、102 間の小さい間隔4
26 は列58、60、62及び64の総てに対して等
しい。換言すると、スペーサ板22は各ディテントの幅
が同じになるようモールドされている。
【0077】図21に示す如く、チャンネル426 の
少なくとも後方ディテント74即ちディテント64の最
後列に受入れられたコンタクト34d’の半田接続部4
0’ はテーパ領域448 全体にわたり幅が広く、ビ
ームは撓みのない位置であり、且つディテント62、6
0及び58のより前列に受入れられた半田接続部40よ
りも幅広である。
【0078】列64のディテント74に半田接続部40
’ を保持する各ビームは僅かに変形可能であり、チャ
ンネル426 の後方ディテント74に受入れられる半
田接続部40がディテントと同じ幅であるか、ディテン
トの他の列に受入れられた場合よりも実効ビーム176
 でより撓ませられる。これにより、コンタクト34d
’の半田接続部40’ は摩擦係合により対応するディ
テント内に受入れられ、ここで側面90、92への横方
向の力はコンタクト34c 、34b 又は34a の
半田接続部の側面への横方向の力より大きい。 このように、最後方列64の半田接続部40により大き
い横方向の力を加えることにより、運送中又は取扱中に
半田接続部がディテント又はチャンネルから外れること
がないように列64のディテント内の半田接続部に強い
保持力を付与する。このように横方向の力が大きいと、
列64の半田接続部40の総てを等しく押圧して末端4
42 を真の位置に維持する。
【0079】半田接続部をディテント内に保持しその末
端を真正位置に維持する為に半田接続部40により大き
な横方向の力を加えた効果はディテント62の列内のチ
ャンネル42a の後方ディテント74内のコンタクト
にビームに撓みのない位置でディテントよりも幅広のも
のを使用し、且つディテント60、58のより前列に受
入れられた半田接続部40より幅広とすることにより一
層強化することが可能である。これにより、コンタクト
34c’の半田接続部40’ がチャンネル42内に挿
入され且つチャンネル42a の後方ディテント74内
に着座させると、ビームは実効ビーム長166 で撓む
。列62内のディテントに半田接続部を着座させ、半田
接続部がその挿入前よりも幅広であれば、ビームは僅か
に変形し、列62内から半田接続部40’ を曲げる。 これにより、コンタクト34d’の半田接続部40’ 
の挿入直前の列64内のディテント74の幅がビームに
撓みのない位置でのディテントの幅より小さくなる。
【0080】よって、コンタクト34d’の半田接続部
40’ がチャンネル426 内を通過し、後方ディテ
ント74内に着座されるとき、列64のディテント74
内にコンタクト34d’の半田接続部が保持される各ビ
ームはチャンネル42a のディテント74内に着座さ
れるコンタクト34c’の幅広の半田接続部40’ の
存在により、上述よりも変形が大きくなる。
【0081】受入れられるディテント内の列62、64
の半田接続部40間の摩擦係合により、ビームを弾性限
界内で弾性変形させて列62、64内のディテントの半
田接続部の両側に横方向の力を増大させることとなる。 その間に半田接続部が保持されたビーム構造により、硬
質又は固体部材となり、半田接続部40の末端をより真
正位置に維持させる。このように横方向の力が増加する
と、ディテントが存在するとき、ディテント領域のチャ
ンネルの側壁間に確実に係合させて半田接続部の側縁を
内部に受入れる。増加した横方向の力は列内の総ての半
田接続部に等しく作用し、半田接続部を保持し、それら
の末端を真正位置に維持する。
【0082】スペーサ板22の前方列のディテントと略
同一幅であり、スペーサ板22の後方2列の半田接続部
より幅広の半田接続部と均一な幅のディテントを使用す
ると十分であることが判明したが、半田接続部はスペー
サ板の前方から後方にかけて順次広くしてもよい。或は
、より前方列に受入れられる半田接続部と同じ幅の半田
接続部と協働するスペーサ板の1以上の列のより狭いデ
ィテントは上述した如くスペーサ板内に配置されると最
後列の半田接続部により大きな横方向の力が生じる。
【0083】好適実施例では、スペーサ板22の上面7
6のディテント70の側壁100 、102 間の小さ
い間隔426 は0.58mmである。チャンネル42
はスペーサ板22の上面76又は底面404 の垂直に
対して5°の角度にテーパを付与する。
【0084】好適実施例では、面76、404 は略平
行である。ディテント70は上面76の垂線に対し2.
5 °である。 チャンネル42とディテント74は上面76から底面4
04 にかけてスペーサ板22の板厚1.19mm  
全体にわたり幅が広がっている。コンタクト34a 、
34b の半田接続部40の側面90、92は長さ1.
55mm最大幅0.61mm、最少幅0.51mmの上
側停止突起414 の領域420 の半田接続部の中心
線に平行で2.5 °の角度のテーパを有する。このテ
ーパはディテント壁面のテーパと一致する。コンタクト
34c’、34d’の半田接続部の側面90、92のテ
ーパは下側停止突起348 、440 及び上壁停止突
起444 、446 間の長さ1.55mm、幅0.7
1mm乃至0.61mmである領域448 にわたり2
.5 °の角度である。このテーパはディテントと壁面
のテーパと一致する。
【0085】以上、本発明のコンタクトスペーサ板付き
電気コネクタを好適実施例を示す添付図を参照して説明
したが、本発明は斯る実施例のみに限定するものではな
く、必要に応じて種々の変形変更が可能である。
【0086】
【発明の効果】第1発明の電気コネクタによると、嵌合
面で例えば2列に配置されたコンタクトの直角に折曲げ
られた半田接続部をスペーサ板の複数の平行チャンネル
内の例えば4列にスタガ配置されたディテントに各列の
チャンネル内の位置(深さ)に関係なく、実質的に等し
い横方向の力(ノーマルフォース)を与えて正確に位置
決めして組立作業性よく保持することが可能である。
【0087】第2発明の電気コネクタによると、スペー
サ板の複数のチャンネルの両端部にあっても、ブリッジ
部材を有するスロットの形成により、チャンネル間と実
質的に同様のコンタクト挿入作業性及びばね特性が得ら
れる。
【0088】また、第3発明の電気コネクタによると、
スペーサ板の各チャンネル側壁及びコンタクトの半田接
続部に対応するテーパを形成すると共に上下両方に停止
突起を設けることにより、コンタクトの半田接続部を常
時真正位置に位置決め保持することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスペーサ板付き電気コネクタの好
適一実施例の斜視図。
【図2】図1の電気コネクタからコンタクトを除いた上
面図。
【図3】本発明を実施するシールド型電気コネクタの側
断面図。
【図4】図1のスペーサ板のチャンネル中央部のディテ
ントを示す部分平面図。
【図5】図1のスペーサ板のチャンネルの最前方ディテ
ントを示す部分平面図。
【図6】図1のスペーサ板の上面におけるコンタクトの
半田接続部の断面図。
【図7】図4のディテントと図6の半田接続部とを示す
図。
【図8】図5のディテントと図6の半田接続部とを示す
図。
【図9】図1のスペーサ板のチャンネルを示す部分拡大
平面図。
【図10】図1のスペーサ板と最前列のコンタクト用半
田接続部とを示す平面図。
【図11】最前列のコンタクトの半田接続部が挿入保持
された図1のスペーサ板に第2列の半田接続部を挿入し
ている平面図。
【図12】第1及び第2列の半田接続部が挿入保持され
た図1のスペーサ板に第3列の半田接続部を挿入してい
る平面図。
【図13】第1乃至第3列の半田接続部が挿入保持され
た図1のスペーサ板に第4(最後)列の半田接続部を挿
入している平面図。
【図14】第1乃至第4列の総ての半田接続部がチャン
ネルのディテントに挿入保持された図1のスペーサ板の
平面図。
【図15】本発明の電気コネクタに使用するスペーサ板
の他の実施例の平面図。
【図16】図2の線16−16に沿うスペーサ板のチャ
ンネル及びディテントの拡大断面図。
【図17】ハウジング内の下側用コンタクト受容通路の
コンタクトを示す図。
【図18】図16のスペーサ板のチャンネルに図17の
コンタクトの半田接続部を挿入保持した状態を示す部分
断面図。
【図19】ハウジング内の上側列用コンタクト受容通路
のコンタクトを示す図。
【図20】図16のスペーサ板のチャンネルに図19の
コンタクトの半田接続部を挿入保持した状態を示す部分
断面図。
【図21】スペーサ板のチャンネルの前方2列ディテン
トと後方2列ディテントに異なる幅のコンタクトの半田
接続部を挿入保持した状態を示す平面図。
【符号の説明】
20          コンタクトスペーサ板付き電
気コネクタ22          スペーサ板 46          チャンネル 70、72、74  ディテント 34          コンタクト 40          半田接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  絶縁ハウジングの嵌合面に少なくとも
    2 列に配列された複数のコンタクトを有し、前記絶縁
    ハウジングの後部で前記コンタクトが略直角に曲げられ
    た半田接続部を有する電気コネクタにおいて、前記絶縁
    ハウジングの後部に前記複数のコンタクトの前記半田接
    続部を保持する複数の平行チャンネルが形成されたスペ
    ーサ板を設け、該スペーサ板の前記各チャンネルに前記
    コネクタの複数の半田接続部を挿入保持するよう構成し
    、前記各チャンネルに挿入される前記複数の半田接続部
    のうち挿入端に近い半田接続部を挿入端から遠い半田接
    続部より幅広にすることを特徴とするコンタクトスペー
    サ付き電気コネクタ。
  2. 【請求項2】  絶縁ハウジングの嵌合面に少なくとも
    2 列に配列された複数のコンタクトを有し、前記絶縁
    ハウジングの後部で前記コンタクトが略直角に曲げられ
    た半田接続部を有する電気コネクタにおいて、前記絶縁
    ハウジングの後部に前記複数のコンタクトの前記半田接
    続部を保持する複数の平行なチャンネルが形成され、該
    各チャンネルに沿ってディテントを有するスペーサ板を
    設け、該スペーサ板の前記チャンネルの両端に該チャン
    ネルと略平行にスロットを形成し、該スロットはその長
    手方向に連結部で連結されていることを特徴とするコン
    タクトスペーサ付き電気コネクタ。
  3. 【請求項3】  絶縁ハウジングの嵌合面に少なくとも
    2 列に配列された複数のコンタクトを有し、前記絶縁
    ハウジングの後部で前記コンタクトが略直角に曲げられ
    た半田接続部を有する電気コネクタにおいて、前記絶縁
    ハウジングの後部に前記複数のコンタクトの前記半田接
    続部を保持する複数の平行なチャンネルが形成され、該
    各チャンネルに沿ってテーパ付きディテントを有するス
    ペーサ板を設け、前記各コンタクトの前記半田接続部の
    前記スペーサ板との対応部分の両側に幅広部を設け、前
    記スペーサ板の前記チャンネルに挿入された前記コンタ
    クトの前記半田接続部を前記チャンネル内に保持するこ
    とを特徴とするコンタクトスペーサ付き電気コネクタ。
JP3339483A 1990-11-30 1991-11-29 コンタクトスペーサ付き電気コネクタ Expired - Fee Related JP2816435B2 (ja)

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US07/620602 1990-11-30
US7/620605 1990-11-30
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US6428332B1 (en) 1999-06-02 2002-08-06 Yazaki Corporation Connector for use on board
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