JPH04264210A - 回転変位角検出装置 - Google Patents

回転変位角検出装置

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JPH04264210A
JPH04264210A JP4602091A JP4602091A JPH04264210A JP H04264210 A JPH04264210 A JP H04264210A JP 4602091 A JP4602091 A JP 4602091A JP 4602091 A JP4602091 A JP 4602091A JP H04264210 A JPH04264210 A JP H04264210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
rotating shaft
displacement angle
rotational displacement
annular magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP4602091A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemi Mori
毛利 武美
Eiji Shimomura
英二 霜村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4602091A priority Critical patent/JPH04264210A/ja
Publication of JPH04264210A publication Critical patent/JPH04264210A/ja
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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、回転軸の回転変位角を
非接触状態で検出する回転変位角検出装置に関する。
【0003】
【従来の技術】産業用ロボット等に用いられる回転軸の
回転変位角検出装置としては、従来より、回転軸に対し
て大きな負荷とならず故障も少ない非接触形のものが主
流となっており、例えば、ロータリエンコーダ等の光学
的方式或はレゾルバ等の電磁気的方式により検出するも
のがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成は、検出器から出力されるパルス信号を計数,演
算することにより回転軸の回転変位角を求める構成とな
っている。そのため、必然的にパルス信号計数回路,演
算回路が必要となり、回路構成が複雑化して、高価なも
のとなってしまう問題があった。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、複雑な回路を用いることなく回転
変位角を精度良く検出でき、簡単で安価な構成の回転変
位角検出装置を提供することにある。
【0006】[発明の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の回転変位角検出
装置は、回転軸の外周面に固定された磁石と、この磁石
を取り巻くように配置された磁歪を有する環状磁性体と
、この環状磁性体の近傍に配置され磁気弾性波を発生さ
せる励磁手段と、前記環状磁性体中を伝播する磁気弾性
波を検出する検出手段とを具備し、前記検出手段により
検出される磁気弾性波に基づいて前記回転軸の回転変位
角を検出することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、励磁手段にそれぞれ励磁電
流を与えると、環状磁性体に磁気弾性波が生起される。 この磁気弾性波は前記励磁電流を受けた位置でピークと
なり、それと反対側の位置で最小となるような指数関数
的分布状態になる。
【0009】そして、回転軸が回転すると、その外周の
磁石より発生した磁束が前記環状磁性体に作用して、そ
の作用位置における磁気弾性波を減衰させるように働く
。このため、検出手段により検出される磁気弾性波の大
きさ(検出電圧)は、回転軸の磁石の位置、つまり、回
転軸の回転変位角に応じて変化して行くので、この大き
さと励磁電流とを比較することにより、回転軸の変位角
度を検出するとができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1ないし
図3を参照して説明する。まず、全体の構成を示す図1
において、回転軸1の外周面には磁石2が接着等により
固定されており、この磁石2を取り巻くように第1、第
2の環状磁性体3、4が互いに対向して配置されている
。これら各環状磁性体3、4はそれぞれ磁歪を有する薄
板であり、例えばFe系アモルファス等により形成され
ている。
【0011】これら各環状磁性体3、4の周縁部の近傍
には、励磁手段たる励磁コイル5、6がそれぞれ配設さ
れており、その端末は交流電源7に接続されている。こ
の交流電源7によって、励磁コイル5、6が励磁される
と、前記環状磁性体3、4にはそれぞれ磁歪が生じ、こ
の磁歪がそれぞれ前記各環状磁性体3、4中を減衰しな
がら波のように進行して行く(これを磁気弾性波と言う
)。この場合、2個の励磁コイル5、6は軸方向から見
て例えば45°程度ずれた位置に設置されており、前記
2個の環状磁性体3、4内には、互いに位相が例えば4
5゜程度ずれた磁気弾性波が生じるようになっている。
【0012】また、これら各励磁コイル5、6の対向側
にはそれぞれ検出手段たる第1、第2の検出コイル8、
9が設置されている。これら各検出コイル8、9の設置
位置は、本構成から前記磁石2を取り除いたものにおい
て、前記各環状磁性体3、4から生起された磁気弾性波
の振幅が最小となる位置(励磁コイル5、6の180°
反対側の位置)に設定されている。更に、これら各検出
コイル8、9の検出のタイミングは前記交流電源7の周
波数に同期するように設定され、例えば、第1回目測定
時の交流電源7の位相をθ[rad]とすると、n回目
測定時の位相は、(2nπ+θ)[rad]である。 尚、図2は、上記構成を模式的に示したものであり、図
1を回転軸1の回りに帯状に展開したものである。
【0013】次に、上記構成の作用について説明する。 回転軸1が回転すると、磁石2から生じる磁束は環状磁
性体3、4に沿って回転する。
【0014】一方、励磁コイル5、6には交流電源7か
ら励磁電流が供給されて磁束が生じ、この磁束が対応す
る各環状磁性体3、4にそれぞれ作用する。すると、各
環状磁性体3、4には磁歪が生じ、この磁歪がそれぞれ
各環状磁性体3、4中を伝播して、磁気弾性波を生起さ
せる。これら磁気弾性波は、磁石2の影響がない場合に
は、各励磁コイル5、6の直近にてピークの振幅を示し
、それから遠ざかるに従って除々に減衰していき、それ
ぞれ対応する各検出コイル8、9の直近にて最小の振幅
値となる分布状態を示す。これら磁気弾性波は、回転軸
1の回転による磁石2の位置変化に応じて変化するので
、各検出コイル8、9に誘起される電圧も変化すること
になる。
【0015】この変化の様子を示したものが図3である
。図3は、各検出コイル8、9の出力電圧の検出を、交
流電源7の周波数に同期させて一定のタイミングで行っ
た時に得られる電圧特性図であり、縦軸は各検出コイル
8、9による検出電圧値を示し、横軸は回転軸1の回転
変位角を示している。
【0016】まず、図3の実線Aで示すグラフは、第1
の環状磁性体3から生起された磁気弾性波を第1の検出
コイル8により検出したものであり、励磁コイル5の設
置位置を0°(360°)とした時の、回転軸1の回転
変位角と第1の検出コイル8の検出電圧との対応関係を
示したものである。この第1の検出コイル8の検出電圧
Aは、180°を境にして指数関数的に変化している。
【0017】ところが、第1の検出コイル8の検出電圧
Aは、回転変位角が0°(360°)と180°の時は
、いずれも0Vである。従って、第1の検出コイル8の
みでは、その検出電圧Aが0Vのとき、回転軸1の回転
変位角が0°か180°であるのかを判別することがで
きない。
【0018】そこで、この場合には、図3の点線Bで示
すグラフを用いる。この点線Bは、第2の環状磁性体4
から生起された磁気弾性波を第2の検出コイル9により
検出したものであり、励磁コイル6の位置を0°(36
0°)とした時の、回転軸1の回転変位角と第2の検出
コイル9の検出電圧との対応関係を示したものである。 この図から明らかなように、回転軸1の回転変位角が0
°(360°)の時には、第2の検出コイル9の検出電
圧Bが−V2 となり、180°の時には、検出電圧B
が+V1 となる。従って、第1の検出コイル8の検出
電圧Aが0Vの時には、第2の検出コイル9の検出電圧
Bが+V1 か−V2 かを判断することにより、回転
軸1の回転変位角が0°か180°かを判別することに
なる。
【0019】一般的に言えば、図3に示すように、第1
の検出コイル8の検出電圧Aが例えば+Va になる回
転変位角は、θ1 とθ2 の2通りある。この場合も
、第2の検出コイル9の検出電圧Bが+V3 か−V4
 かを判断することにより、回転軸1の回転変位角がθ
1 かθ2 かを判別することになる。この場合の判別
方法は、例えば、予めマイクロコンピュータのROM(
図示せず)に、実線Aと点線Bのグラフのデータをテー
ブル化して記憶させておき、実際に測定された第1、第
2の検出コイル8、9の検出電圧を、上記記憶データと
比較することで回転軸1の回転変位角を判別すれば良い
【0020】この様に、第2の検出コイル9の検出電圧
Bを参考にすることにより、第1の検出コイル8の検出
電圧Aと回転軸1の回転変位角との関係が0〜360°
の全周にわたって一義的に定まり、各検出コイル8、9
の検出電圧A、Bから直ちに回転軸1の回転変位角を0
〜360°の全周にわたって正確に求めることができる
。このため、従来のような、パルス信号計数回路や演算
回路を用いずとも、回転変位角を精度良く検出すること
が可能になり、回路構成を簡単化できて、コスト安にな
し得る。
【0021】尚、上記実施例においては、環状磁性体3
、4としてFe系アモルファスからなる薄板を用いたが
、これに限らず、磁歪を有する磁性体であれば導線等の
ワイヤーを用いても良い。
【0022】また、上記実施例においては、励磁手段と
して励磁コイル5、6を用いたが、これに限らず、磁気
ヘッド等を用いても良い。更に、検出手段としても、検
出コイル8、9に限らずホール素子、磁気ヘッド等を用
いる構成としても良い。
【0023】更に、上記実施例では、第1の検出コイル
8の検出電圧が0Vであった時、第2の検出コイル9の
検出電圧によって回転変位角を判別する構成としたが、
逆に、第2の検出コイル9の検出電圧を主として、第2
の検出コイル9の検出電圧が0であった時、第1の検出
コイル8の検出電圧によって回転変位角を求める構成と
しても良い。
【0024】また、上記実施例では、第1、第2の検出
コイル8、9の検出電圧A、Bの位相のずれを45°程
度に設定したが、このずれ角は180°以外であればい
ずれの角度であっても良い等、本発明は種々の変形が可
能である。
【0025】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように本発明の
回転変位角検出装置によれば、回転軸の外周に固定され
た磁石を取り巻くように、環状磁性体を設けると共に、
この環状磁性体の近傍に励磁手段を配置して、前記環状
磁性体中に磁気弾性波を発生させるよう構成したので、
この磁気弾性波の検出により回転変位角を精度良く測定
できると共に、回路構成を簡単化できて、コスト安にな
し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を概略的に示す回転変位角検
出装置の斜視図
【図2】図1を回転方向に展開した模式図
【図3】検出
コイルの検出電圧の変化特性図
【符号の説明】
1は回転軸、2は磁石、3、4は第1、第2の環状磁性
体、5、6は励磁コイル(励磁手段)、7は交流電源、
8は第1の検出コイル(検出手段)、9は第2の検出コ
イル(検出手段)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転軸の外周面に固定された磁石と、
    この磁石を取り巻くように配置された磁歪を有する環状
    磁性体と、この環状磁性体の近傍に配置され磁気弾性波
    を発生させる励磁手段と、前記環状磁性体中を伝播する
    磁気弾性波を検出する検出手段とを具備し、前記検出手
    段により検出される磁気弾性波に基づいて前記回転軸の
    回転変位角を検出することを特徴とする回転変位角検出
    装置。
JP4602091A 1991-02-19 1991-02-19 回転変位角検出装置 Pending JPH04264210A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4602091A JPH04264210A (ja) 1991-02-19 1991-02-19 回転変位角検出装置

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JP4602091A JPH04264210A (ja) 1991-02-19 1991-02-19 回転変位角検出装置

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JPH04264210A true JPH04264210A (ja) 1992-09-21

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ID=12735370

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JP4602091A Pending JPH04264210A (ja) 1991-02-19 1991-02-19 回転変位角検出装置

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