JPH04262504A - 電磁ソレノイド装置 - Google Patents

電磁ソレノイド装置

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Publication number
JPH04262504A
JPH04262504A JP2249091A JP2249091A JPH04262504A JP H04262504 A JPH04262504 A JP H04262504A JP 2249091 A JP2249091 A JP 2249091A JP 2249091 A JP2249091 A JP 2249091A JP H04262504 A JPH04262504 A JP H04262504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
core
bobbin
coil winding
electromagnetic solenoid
Prior art date
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Pending
Application number
JP2249091A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tominaga
努 富永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2249091A priority Critical patent/JPH04262504A/ja
Publication of JPH04262504A publication Critical patent/JPH04262504A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁ソレノイド装置に関
し、更に詳細には例えば車両の操舵装置やその他産業機
器などの油圧制御バルブに使用する電磁ソレノイド装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の電磁ソレノイド装置の断面
図であり、図5はその電磁ソレノイド装置を一部分解し
た状態で示す断面図である。図4および図5に示される
電磁ソレノイド装置は、中空円筒状のヨーク1の両端に
固定された第1のコア2および第2のコア3とを備えて
いる。ヨーク1の内側で軸方向中央部には、径方向に着
磁された永久磁石4が設けられ、この永久磁石4と第1
のコア2との間には第1のコイル5が巻装された第1の
ボビン6が装着され、永久磁石4と第2のコア3の間に
は第2のコイル7が巻装された第2のボビン8が装着さ
れている。
【0003】これら第1のコイル5と第2のコイル7は
電気的に直列に接続され、第1のコイル5の一端および
第2のコイル7の一端がそれぞれリード線9,10に接
続されている。第3のコア11は永久磁石4の内面に装
着され、この第3のコア11の内側には軸方向に移動可
能なプランジャ12が装着されている。ロッド13はプ
ランジャ12と同軸的に装着され、プランジャ12の動
作がソレノイド外部に取出される。このロッド13はプ
ランジャ12の両側で第1のコア2および第2のコア3
に装着されたリニアボール軸受14,15で支持されて
いる。
【0004】また、第1のコア2および第2のコア3の
プランジャ12の端部と径方向に対向する部分には同心
環状の吸引ギャップ16,17が形成され、第3のコア
11とプランジャ12の中央部と径方向に対向する部分
には同心環状の摺動ギャップ18が形成されている。非
磁性のスリーブ19,20は第1のコア2および第2の
コア3と第3のコア11を同軸的に保持している。
【0005】このように構成された従来の電磁ソレノイ
ド装置の組立てについては、図5に示されるように、ヨ
ーク1、第3のコア11、スリーブ19,20で形成さ
れる同心環状の空間21に第1のコイル5を巻装した第
1のボビン6、3個の円弧状セグメントからなる永久磁
石4、第2のコイル7を巻装した第2のボビン8を順次
挿入し、最後に第2のコア3を挿入してヨーク1の端部
をかしめていた。
【0006】次に、この従来の電磁ソレノイド装置の動
作について説明する。第1および第2のコイル5,7に
通電しないとき、図4の破線の磁束Φc がなく、永久
磁石4のN極から出た磁束はヨーク1、第1のコア2、
吸引ギャップ16、プランジャ12、および第3のコア
11の順に永久磁石4のS極に入る磁束Φm1の閉磁路
と、ヨーク1、第2のコア3、吸引ギャップ17、プラ
ンジャ12、および第3のコア11の順に永久磁石4の
S極に入る磁束Φm2の閉磁路とを形成する。磁束Φm
1により、吸引ギャップ16では左向きの吸引力が働き
、反対に磁束Φm2により吸引ギャップ17には右向き
の吸引力が働くが、左右の吸引力がほぼ等しくプランジ
ャ12は左右どちらかの方向へも移動しない。
【0007】次に、第1と第2のコイル5,7に図4の
破線で示す向きに磁束が発生するよう通電励磁すると、
ヨーク1、第1のコア2、吸引ギャップ16、プランジ
ャ12、吸引ギャップ17、および第2のコア3を磁路
とする磁束Φc が形成される。このとき、吸引ギャッ
プ16を通る磁束は永久磁石4による磁束Φm1と、第
1と第2のコイル5,7による磁束Φc の和となり、
プランジャ12に作用する左向きの吸引力が増大する。 反対に、吸引ギャップ17を通る磁束は永久磁石4によ
る磁束Φm2と、コイル5,7による磁束Φc の差と
なり、プランジャ12に働く右向きの吸引力が減少する
。プランジャ12は左向きの吸引力と右向きの吸引力の
差により左向きの駆動力が発生し、左方向に移動する。 また、第1,第2のコイル5,7に図4の磁束Φc と
逆向きの磁束が発生するよう通電方向を切換えた場合に
は、前記説明と逆の作動となるので、その説明は省略す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電磁
ソレノイド装置では、組立て時に第1のボビン、複数個
の円弧状永久磁石,第2のボビンを、分割された状態で
順次ヨーク内に組込んで行かなければならず、組立てが
非常に煩雑で作業性が悪いという問題があった。また、
第1のコイルが中間の永久磁石を通過して第2のコイル
およびリード線に接続されていたために永久磁石でコイ
ルの被覆が傷付けられたり、コイルが切断されたりする
という問題もあった。
【0009】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、構造を簡素化して組立て
の作業性向上を図ると共に断線防止を図った電磁ソレノ
イド装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁ソレノイド
装置は、中空円筒状のヨークと、該ヨークの両端部に接
続された第1のコアおよび第2のコアと、前記ヨーク内
に配置されるボビン組立体であって軸方向中央部に形成
された窓部の両側に筒部を形成したボビンの前記各筒部
にコイルを巻いて第1のコイル巻装部および第2のコイ
ル巻装部が形成され、前記ボビンの前記窓部に永久磁石
を配置してなるボビン組立体と、前記永久磁石の内側に
配設された第3のコアと、該第3のコアの内側を軸方向
に移動可能に配置されたプランジャとを含んで構成され
ていることを特徴とする。本発明は、更に前記第1のコ
イル巻装部と前記第2のコイル巻装部とを接続し且つ前
記窓部を形成している接続部材の外側部に軸方向に伸長
する溝部を形成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の電磁ソレノイド装置では、ボビンの両
端に形成された筒部にそれぞれコイルを巻装して第1お
よび第2のコイル巻装部を形成し、このボビンの軸方向
中央部に形成された窓部に永久磁石を装着して固定し、
ボビン組立体とする。その際、両コイル巻装部の各コイ
ルは接続部材外側部の溝部を通されたコイル端末で接続
される。このボビン組立体は、ヨーク,第3のコア,ス
リーブで形成される同心環状の空間に挿入され、最後に
第2のコアが挿入されてヨークの端部がかしめられて組
立てが完了する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の電磁ソレノイド装置を図に示
された実施例について更に詳細に説明する。図1は本発
明の一実施例に係る電磁ソレノイド装置を一部分解した
状態で示す断面図、図2はこの実施例におけるボビン組
立体を示す断面図、図3は図2のボビン組立体をIII
 −III 線に沿って示す断面図である。図1ないし
図3において、101はボビンを示し、該ボビン101
は軸方向中央部に窓部102a,102bを備え、この
窓部102a,102bの両側には第1のコイル巻装部
103,第2のコイル巻装部104が一体に形成されて
いる。
【0013】第1のコイル巻装部103は筒部103a
およびフランジ103a,103c,103dから構成
され、コイル5が巻装されている。第2のコイル巻装部
104は筒部104aおよびフランジ104b,104
c,104dから構成され、コイル7が巻装されている
。第1のコイル巻装部103のフランジ103dと第2
のコイル巻装部104のフランジ104bは接続部材1
05a,105bで接続されており、このフランジ10
3d,104dと接続部材105a,105bとで窓部
102a,102bを形成している。接続部材105a
,105bにはコの字状の溝部106a,106bが軸
方向に延びて形成されている。
【0014】このように構成された本実施例の電磁ソレ
ノイド装置において、ボビン101、コイル5,7、永
久磁石4の組立ては、ボビン101の筒部103aにコ
イル5を巻装し、筒部104aにコイル7を巻装する。 次にコイル5の端末5a,5bを接続部材105a,1
05bの溝部106a,106bに配設し、コイル5と
コイル7とを電気的に直列に接続し、コイル5の一端と
コイル7の一端とをリードワイヤ9,10に接続する。 その後、永久磁石4を窓部102a,102bに接着し
固定する。以上のようにして組立てられたボビン組立体
107は図1に示されるように、ヨーク1,第3のコア
11,スリーブ19,20で形成される同心環状の空間
21に挿入され、次に第2のコア3を挿入してヨーク1
の端部をかしめ、これにより電磁ソレノイド装置の組立
が完了する。この電磁ソレノイド装置の動作については
従来装置と同一のため、説明を省略する。
【0015】なお、前述の実施例では永久磁石が2個の
場合について述べたが、2個以上の場合についても同様
の効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電磁ソレ
ノイド装置によれば、1つのボビンの軸方向中央部に窓
部を形成して永久磁石を配置し、その両側に第1および
第2のコイル巻装部を形成したことにより、構造が簡素
化され、組立ての作業性向上が図れると共にコイルの端
末を接続部材外側部の溝部を通すことにより組立中のコ
イルの断線なども防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電磁ソレノイド装置の
一部分解した状態で示す断面図である。
【図2】図1の実施例における構成部分のボビン組立体
を示す断面図である。
【図3】図2に示されるボビン組立体をIII −II
I 線に沿って見た断面図である。
【図4】従来の電磁ソレノイド装置を示す断面図である
【図5】従来の電磁ソレノイド装置を一部分解して示す
断面図である。
【符号の説明】
1  ヨーク 2  第1のコア 3  第2のコア 4  永久磁石 5  コイル 7  コイル 11  第3のコア 12  プランジャ 19  スリーブ 20  スリーブ 21  同心環状の空間 101  ボビン 102  窓部 103  第1のコイル巻装部 104  第2のコイル巻装部 107  ボビン組立体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中空円筒状のヨークと、該ヨークの両
    端部に接続された第1のコアおよび第2のコアと、前記
    ヨーク内に配置されるボビン組立体であって軸方向中央
    部に形成された窓部の両側に筒部を形成したボビンの前
    記各筒部にコイルを巻いて第1のコイル巻装部および第
    2のコイル巻装部が形成され、前記ボビンの前記窓部に
    永久磁石を配置してなるボビン組立体と、前記永久磁石
    の内側に配設された第3のコアと、該第3のコアの内側
    を軸方向に移動可能に配置されたプランジャとを含んで
    なる電磁ソレノイド装置。
  2. 【請求項2】  前記第1のコイル巻装部と前記第2の
    コイル巻装部とを接続し且つ前記窓部を形成している接
    続部材の外側部に軸方向に伸長する溝部を形成したこと
    を特徴とする第1項記載の電磁ソレノイド装置。
JP2249091A 1991-02-18 1991-02-18 電磁ソレノイド装置 Pending JPH04262504A (ja)

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