JPH0426224Y2 - - Google Patents

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JPH0426224Y2
JPH0426224Y2 JP1986185603U JP18560386U JPH0426224Y2 JP H0426224 Y2 JPH0426224 Y2 JP H0426224Y2 JP 1986185603 U JP1986185603 U JP 1986185603U JP 18560386 U JP18560386 U JP 18560386U JP H0426224 Y2 JPH0426224 Y2 JP H0426224Y2
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JP
Japan
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hollow
handle
openings
recessed step
base
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JP1986185603U
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JPS6391384U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 1 考案の目的 本考案はハンマーに関するものである。
従来、ハンマーといえば頭部全体が金属製であ
り、これに木製の柄を取付けているものが一般的
であるが、このように取付けにおいては頭部中央
に挿入した柄の頂面部にくさびを打ち込んで当該
部分を強力に連結していた。しかし、このような
従来工法によるハンマーの構造では、手数がかか
りコストを低下させることができないばかりでな
く、意匠面において斬新さを出すことができなか
つたのである。
そこで、本考案は従来のこのような欠点を一掃
した新しい構造から成るハンマーを提供すること
を目的とするものである。
2 考案の構成 本考案の構成および作用を図面の実施例につい
て説明する。
1は断面管形状になる柄体で、この柄体の下部
には異質材による把持部2を一体に設ける。3,
3は柄体1の上端部の左右側部に形成した切込片
部で、この切込片部は最初は前記柄体1の側面部
と同様の弧面で垂直形状に成る(第1図参照)。
4は全体が略T形に成る中空頭体で、この中空頭
体の垂直中空部5は前記柄体1の上端部の両切込
片部3,3が挿入する開口5′を有する中空形状
になる。中空頭体4の水平中空部6は、前記垂直
中空部5をはさんで左右側部に開口6′,6″する
が、一方の開口部6′は他方の開口部6″よりも短
い中空形状に成る。この水平中空部6の左右開口
部6′,6″の中間の前記垂直中空部5に連通する
部分には、やや隆起した垂直壁7,7を両側面に
形成している。8は釘抜体で、この釘抜体の基部
9には左右両側面の縦方向に垂直に切欠した凹段
部10,10を形成する。この凹段部10,10
は、釘抜体8の基部9を前記中空頭体4の水平中
空部6の短い一方の開口6′部から挿入係合した
とき、中空頭体4の垂直中空部5の開口5′部の
上面位置にくる。(図面では釘抜体8を表わして
いるが、殴打体を設置した場合にも同様の構成と
してもよい。)11は殴打体で、この殴打体の基
部12は前記中空頭体4の水平中空部6の長い他
方の開口6″部から挿入して係合するが、その基
部12の長さは一方の開口6′部から挿入した前
記釘抜体8(または他の殴打体)の基部9よりも
短い。
而して、いま第1図に示した各部材を組み立て
るときは、まず釘抜体8をその基部9を中空頭体
4の水平中空部6の一方の開口6′部に挿入する。
すると、この基部9に形成している左右側の凹段
部10,10が中空頭体4の水平中空部6の中間
部分の垂直中空部5に直面する部分にある左右の
垂直壁7,7の位置にくる。この状態では、垂直
壁7,7面と前記凹段部10,10との間には間
隙13,13が形成される。次に、殴打体11を
その基部12を前記水平中空部6の他方の開口
6″部に挿入する。しかる後に、柄体1の上端の
切込片部3,3を中空頭体4の垂直中空部5の開
口5′部に挿入する。すると、切込片部3,3は
前記凹段部10,10と水平中空部6の垂直壁
7,7との間隙13,13の入口にくるので、柄
体1の尾端部を強力に殴打し前記切込片部3,3
を間隙13、13内に深く打ち込むようにする。
これによつて、左右の切込片部3,3は内部の凹
段部10,10面による抵抗によつて外方に押し
拡げられるようになり、切込片部3,3の外側弧
面が拡開されながら垂直壁7,7面に接して固定
されるようになる。両切込片部3,3の拡開によ
つて柄体1の先端部と中空頭体4の中央部との間
にくさびが打ち込まれた状態になる。
3 考案の効果 本考案はこのように、管形状の柄体1の上端部
左右側に切込片部3,3を設け、全体が略T形に
成る中空頭体4の水平中空部6の左右開口部6′,
6″に殴打体や釘抜体などの用具8,11を挿入
し、一方の前記開口部6′に挿入する取付用具の
基部の左右両側部には凹段部10,10を形成
し、前記中空頭体4の水平中空部6の左右開口部
6′,6″の中間の垂直中空部5に連通する部分と
前記凹段部10,10との間に形成した間隙1
3,13に前記柄体1の切込片部3,3を強圧入
してその間隙13,13の周壁面に固定して成る
ことを特徴とするものであるため、柄体の上端部
が用具取付けの中空頭体の内部においてくさび状
態に圧着されることになるから、ハンマーの頭部
全体を確実かつ強固に固定することができるよう
になり、またその組立て構成は簡単であるから、
ハンマー製造のコストを低下させることができ、
さらにハンマーの意匠について種々に変えたもの
を提供することができるようになり、その実用的
効果は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は組立前
の全体の斜視図、第2図は組立後の要部の斜視
図、第3図は要部の平断面図、第4図は完成品の
斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管形状の柄体の上端部左右側に切込片部を設
    け、全体が略T形に成る中空頭体の水平中空部の
    左右開口部にそれぞれ取付用具を挿入し、一方の
    前記開口部に挿入する取付用具の基部の左右両側
    部には凹段部を形成し、前記中空頭体の水平中空
    部の左右開口部の中間の垂直中空部に連通する部
    分と前記凹段部との間に形成した間隙に前記柄体
    の切込片部を強圧入してその間隙の周壁面に固定
    して成ることを特徴とするハンマー。
JP1986185603U 1986-12-03 1986-12-03 Expired JPH0426224Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986185603U JPH0426224Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986185603U JPH0426224Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

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Publication Number Publication Date
JPS6391384U JPS6391384U (ja) 1988-06-13
JPH0426224Y2 true JPH0426224Y2 (ja) 1992-06-24

Family

ID=31134388

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JP1986185603U Expired JPH0426224Y2 (ja) 1986-12-03 1986-12-03

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619277B2 (ja) * 1978-07-04 1986-03-20 Yuni Ban Kunsutomesutofuaburiiken Bv

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60194484U (ja) * 1984-06-04 1985-12-25 オ−エツチ工業株式会社 ハンマ
JPS619277U (ja) * 1984-06-22 1986-01-20 井本刃物株式会社 パイプ柄ハンマ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619277B2 (ja) * 1978-07-04 1986-03-20 Yuni Ban Kunsutomesutofuaburiiken Bv

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Publication number Publication date
JPS6391384U (ja) 1988-06-13

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