JPH04260729A - 電気暖房器具 - Google Patents

電気暖房器具

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JPH04260729A
JPH04260729A JP2314791A JP2314791A JPH04260729A JP H04260729 A JPH04260729 A JP H04260729A JP 2314791 A JP2314791 A JP 2314791A JP 2314791 A JP2314791 A JP 2314791A JP H04260729 A JPH04260729 A JP H04260729A
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infrared lamp
heater
lamp heater
electric heating
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Tsugunori Okahara
岡原 嗣典
Kazutama Togawa
戸川 一玲
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線ランプヒータを
使用した電気暖房器に関するものであり、特に、本来の
暖炉で炎が燃えているような、視覚的な効果をも合わせ
て得るようにしたことに特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気暖房器具に、加熱に使用する
発熱体とは別に設けた電球と、薪炭を疑似した一部透光
性のある成型品とを組み合わせて、まるでその薪炭が燃
えているように見せるものがあった。
【0003】以下に、疑似的な炎を演出する従来の電気
暖房器具について、その縦断面図を示す図9を用いて説
明する。
【0004】図において、1は暖房器本体、2は暖房器
本体1の背面下部に設けた吸気口、3は暖房器本体1に
取り付けられた反射板、4は反射板3に設けた送風口、
5は互いに平行に伸びる2本の棒状発熱体、6は棒状発
熱体5を覆うように取り付けたガード、7はファン8を
回転させるモータをそれぞれ示している。また、9は暖
房器本体1の内部下方に設置された電球等の光源を、1
0は薪炭を疑似したパネル状成型品を、11はパネル状
成型品10の上端が接する当接部材をそれぞれ示してい
る。
【0005】さて、採暖時には、棒状発熱体5を加熱し
て輻射熱を得るとともに、ファン8により吸気口2から
吸引した空気を送風口4から送出することによって、そ
の空気を温風として得る。
【0006】この時、同時に、光源9を点灯してパネル
状成形品10を照らすと、その透明部や赤色を含む半透
明部から光がもれて、薪炭が燃えているように見える。 このようにして、実際の暖炉のような暖かな心象を採暖
射に与えようとしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、棒状発熱体5が直接目に見えるため、光源9
と成型品10により、せっかく作り出された薪炭が燃え
ているような視覚的な炎の効果が半減していた。そのう
え、電球9は、光量が一定で時間的な変化がないので、
チロチロとした、不規則に燃えるような炎を演出するこ
とはできず、本来の暖炉のようなイメージを与えにくか
った。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の電気暖房器具は、本体内に不規則に点滅を
繰り返す少なくとも一本の赤外線ランプヒータと、この
赤外線ランプヒータの光を様々な方向に反射するように
凹凸が形成された反射板と、赤外線ランプヒータの前面
を覆うよう取り付けた開口孔を有する不透光性のカバー
とを備え、本体の前面に可視光の赤色成分を、主に乱屈
折させて透過する耐熱結晶化ガラスを備えている。
【0009】
【作用】この構成によれば、採暖時には、赤くチロチロ
と揺らめく光を暖房器具の前面に映し出すことができる
。すなわち、カバーの開口孔よりじかに赤外線ランプヒ
ータの光が前面のガラスを照射する部分は、薪炭の着火
部のように見え、カバーの遮光部は薪炭等がまだ燃えて
いない部分のように見える。また、凹凸が形成された反
射板による反射光は赤く燃え上がった炎が揺らいでいる
ように見えるのである。このように、本来の暖炉で、薪
炭が燃えているようなイメージを採暖者に与えることが
できる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0011】図1は、本実施例における電気暖房器具の
縦断面図である。図において、12は暖房器本体、13
は本来の暖炉の炉枠をイメージして形成した前面板、1
4は暖房器本体12内に配置された炎効果を現出する箱
体を示している。この箱体14の前面には、可視光の赤
色を良く透過するとともに、内部から外部に透過する光
が乱屈折するように片面に凹凸(A部)を多数形成した
耐熱結晶化ガラス15を配置している。
【0012】この箱体14の内部には、取付金具17に
よって互いに平行して取り付けられた3本の赤外線ラン
プヒータ16と、その赤外線ランプヒータ16の後方に
位置し、不均一な凹凸を全体に形成した金属反射板18
と、前記耐熱結晶化ガラス15と赤外線ランプヒータ1
6との間に位置し、開口孔27を有するカバー19とを
設けている。そして、耐熱結晶化ガラス15側が開口し
たセラミック系の断熱材ケース29内に、Fe−Cr−
Al計線のコイリングヒータ28を配置している。
【0013】20と21は、前面板13の前面上部の吸
気口22より吸引した空気を、箱体14の上面開口孔2
3から下面開口孔24を通して、前面板13の前面下部
の吹き出し口25より出すためのモータとファンとを示
している。そして、26は前記空気の通路とするための
ファン21の案内カバーを示している。また、30は前
記コイリングヒータ28に対向する耐熱結晶化ガラス1
5の部分に直接手等を触れなくするため保護ガード、3
1は操作部を示している。
【0014】図2は、保護ガード30を有する前面板1
3と耐熱結晶化ガラス15とを取り外した暖房器本体1
2の内部構成を示す正面図である。図に示すように、カ
バー19の開口孔27は、赤外線ランプヒータ16が点
灯したとき、燃えている薪炭の着火部にイメージされる
ように、不規則な形で小さな物を多数形成している。
【0015】また、3本の赤外線ランプヒータ16は、
図3の暖房器本体12の横断面図に示すように、赤外線
ランプヒータ16−aは中央部が、赤外線ランプヒータ
16−bは中央より左側が、赤外線ランプヒータ16−
cは中央より右側のハッチングで示す部分Lがそれぞれ
発光するように予め設定してある。
【0016】以上のように構成された電気暖房器におい
て、赤外線ランプヒータ16の点灯を制御する回路につ
いて、図4を用いて説明する。図において、電源端子間
a及びb間には、この回路全体のON,OFFを行うス
イッチ32を設け、赤外線ランプヒータ16−a,16
−b及び16−cは互いに並列に接続してある。そして
、それぞれの赤外線ランプヒータには、双方向性サイリ
スタ33,34及び35をそれぞれ直列に接続している
。これらの双方向性サイリスタ33,34及び35の制
御極には、マイクロコンピュータ37からの出力を、そ
れぞれ発熱体出力回路38,39及び40を介し接続し
ている。またマイクロコンピュータ37には電源電圧波
形の零点検出回路36を接続している。
【0017】このマイクロコンピュータ37が赤外線ラ
ンプヒータ16を制御する方法について、図5を参照し
ながら説明する。図は、交流電源10サイクルを一周期
とした場合において、赤外線ランプヒータ16への電力
の供給状態を示すものである。図中の斜線部が赤外線ラ
ンプヒータ16に供給される電力を表し、左側の数字が
一周期における電力の供給率を表している。つまり、こ
の図は交流電源の電圧波形の1サイクルを最小の単位と
して、10%ごとに異なる10通りの供給率を示してお
り、マイクロコンピュータ37は3本の赤外線ランプヒ
ータ16への電力の供給率が、上記の10通りで不規則
に変化するように制御する。実際には、マイクロコンピ
ュータ37は、以下に説明するように、赤外線ランプヒ
ータ16−a,16−b及び16−cのそれぞれを個別
に制御する。
【0018】図6は、縦軸に赤外線ランプヒータ16−
a,16−b及び16−cへの電力の供給率を、横軸に
時間をとったものである。図中のg,h及びiは、18
0秒を一周期として、3本の赤外線ランプヒータの電力
の供給率の推移を表している。gは、発光位置が中央に
ある赤外線ランプヒータ16−aへの電力供給率の推移
を示し、h及びiは、それぞれ発光位置が左側及び右側
にある赤外線ランプヒータ16−b及び16−cのそれ
を示している。図に示すように、赤外線ランプヒータ1
6−a,16−b及び16−cに供給される電力は、そ
れぞれ独立して変化している。すなわち、マイクロコン
ピュータ37は、赤外線ランプヒータ16のそれぞれが
、独自に不規則な時間間隔で点滅を繰り返すようなパル
スを与えるようにプログラムされているのである。
【0019】さて、採暖時には、図1に示すように、暖
房器本体12の前面では、赤外線ランプヒータ16及び
耐熱結晶化ガラス15からの輻射熱を、その下部では、
ファン21によって温風を得ることができる。なお、こ
のファン21は温風を得とともに箱体14内を冷却する
ようにも作用するので、箱体14内は高温になり過ぎな
い。また、すぐに暖まりたい時などには、必要に応じて
コインリングヒータ28を使用すればよい。
【0020】このとき、赤外線ランプヒータ16の光は
、その赤色成分がおもに、耐熱結晶化ガラス15によっ
て乱屈折して透過している。この時の耐熱結晶化ガラス
15に映る箱体14の内部は、図7に示すように、まる
で薪炭が燃えるているように浮かび上がって見える。 すなわち、開口孔27を通して赤外線ランプヒータ16
からの光が耐熱結晶化ガラス15をじかに照射する部分
は、赤く浮かび上り薪炭等の着火部おように見える。そ
して、カバー19の遮光部は黒く薪炭等がまだ燃えてい
ない部分のように見える。また、金属反射板18の乱反
射光は、赤外線ランプヒータ16の発光中心に近いほど
明るく離れるほど暗くみえ、B部のごとく、薪炭等に疑
似したカバー19が赤く燃え上がった炎のように見える
【0021】さらに、位置をずらして配置された赤外線
ランプヒータ16−a,16−b及び16−cは、上記
の回路に制御されて、不規則に合成された点滅を繰り返
している。したがって、B部の明るさは変化し、チロチ
ロと揺らめく自然の炎のように見えるのである。
【0022】なお、耐熱結晶化ガラス15の凹凸(図2
のA部)は、箱体14内部の構造を不鮮明にし、光の輝
きを乱屈折により幻想的にするものであれば、実施例の
形状に限られることはない。また、金属反射板18の代
わりに、箱体14の裏面に凹凸を形成してもよく、その
形状も赤外線ランプヒータ16の光を乱反射するもので
あればよい。
【0023】また、赤外線ランプヒータ16が点灯して
いないときには、図8に示すように、箱体14内は通常
の室内照明の下では見ることができない。これは箱体1
4内の周囲が遮光されていて暗いことと、前記耐熱結晶
化ガラス15が可視光の透光量を減少する性質を持って
いるためである。
【0024】さらに、本実施例においては、零クロス点
に位相同期する1サイクルの交流電圧の波形を最小の単
位として制御する場合を示したが、この単位は零クロス
に同期した1/2サイクルの整数倍であってもよい。ま
た、図5の電力の供給率及び図6における各赤外線ラン
プヒータへの供給率の推移と180秒のサイクルは可変
であり、設計者の希望に応じ自由に設定することができ
る。
【0025】このほか、赤外線ランプヒータ16につい
ても、同じ発光位置のものをずらして取り付けても同じ
効果を得ることができる。また、同じ発光位置のものを
1本あるいは複数本を用いてずらさないで取り付けた場
合でも、ある程度の炎の効果を現出することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、耐熱結晶化ガラ
スと、赤外線ランプヒータと、この赤外線ランプヒータ
を覆う開口孔を有するカバー、金属反射板を組み合わせ
て配置することにより、従来の電気ストーブのイメージ
を排除し、まるで本来の暖炉で自然の炎がチロチロと燃
えているかのように演出することができる。
【0027】また、赤外線ランプヒータそのもので、視
覚的な効果を作り出すようにしたので経済的でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における電気暖房器具の縦断面
【図2】同電気暖房器具の内部構成を示す正面図
【図3
】同電気暖房器具の横断面図
【図4】同電気暖房器具を制御するための回路図
【図5
】同電気暖房器具の赤外線ランプヒータへの電力の供給
率を示す図
【図6】同電気暖房器具の3本の赤外線ランプヒータへ
の電力の供給率の推移を示す図
【図7】同電気暖房器具の点灯時の正面図
【図8】同電
気暖房器具の不点灯時の正面図
【図9】従来の電気暖房
器具の縦断面図
【符号の説明】
12    暖房器本体 13    前面板 14    箱体 15    耐熱結晶化ガラス 16    赤外線ランプヒータ 18    金属反射板 19    カバー 27    開口孔 A部    耐熱結晶化ガラスの凹凸部B部    金
属反射板に映し出された反射光33    双方向性サ
イリスタ 34    双方向性サイリスタ 35    双方向性サイリスタ 36    零点検出回路 37    マイクロコンピュータ 38    発熱体出力回路 39    発熱体出力回路 40    発熱体出力回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  本体内の下方に不規則な点滅を繰り返
    す少なくとも一本の赤外線ランプヒータと、その赤外線
    ランブヒータの後方に位置するように前記本体内に配置
    された表面に凹凸を形成した反射板と、前記精外線ラン
    プヒータの前方に位置し、その赤外線ランプヒータの前
    面を覆うよう取り付けた多数の開口孔を有する非透光性
    のカバーを有し、前記本体の前面を、少なくとも一方の
    面に多数の凹凸を形成した透光性の耐熱結晶化ガラスで
    覆ったことを特徴とする電気暖房器具。
  2. 【請求項2】  本体内の下方に、発光位置が互いに異
    なるとともに、互いに不規則な点滅を繰り返す複数の赤
    外線ランプヒータを配置したことを特徴とする請求項1
    に記載の電気暖房器具。
  3. 【請求項3】  赤外線ランプヒータと、その導通を制
    御する双方向性サイリスタを直列に接続し、交流電源の
    電圧波形の零クロス点に位相が同期し、この波形の1/
    2サイクルの整数倍を単位として、ある周期内で不規則
    なパターンを有するパルス信号を、双方向性サイリスタ
    の制御極に供給するようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の電気暖房器具。
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