JPH0426006Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0426006Y2
JPH0426006Y2 JP1989135044U JP13504489U JPH0426006Y2 JP H0426006 Y2 JPH0426006 Y2 JP H0426006Y2 JP 1989135044 U JP1989135044 U JP 1989135044U JP 13504489 U JP13504489 U JP 13504489U JP H0426006 Y2 JPH0426006 Y2 JP H0426006Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recess
sheet
beads
fitting member
spherical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1989135044U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0372711U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989135044U priority Critical patent/JPH0426006Y2/ja
Publication of JPH0372711U publication Critical patent/JPH0372711U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0426006Y2 publication Critical patent/JPH0426006Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、数珠を形成するための数珠玉に関す
る。
従来の技術及びその問題点 仏像、文字等が描かれた透明性シート及び凸レ
ンズを内蔵し、該凸レンズ部を通して拡大された
上記仏像、文字等の模様を覗き見得る数珠玉が知
られている。該数珠玉は、第7図及び第8図に示
すように、一端側に小径部51aを有し他端側に
大径部51bを有する貫通孔51を中央に備え且
つ該貫通孔51に対し垂直方向に連結用紐3が通
される通し孔54を有する球状本体55を備えて
いる。貫通孔51の大径部51b内には、小径部
51aと大径部51bとの間の段部51cに球状
面が当接された平凸レンズ56、及び該平凸レン
ズ56の平面との間で透明性シート57を挾持し
た透明性嵌入部材58が圧入されている。
このように構成された従来の数珠玉は、連結用
紐3の通し孔54が、球状本体55中央の貫通孔
51と交差しないように設けられていたため、貫
通孔51及びこれに挿入される前記平凸レンズ及
び前記嵌入部材は小径のものに限定されていた。
これに対応し、前記平凸レンズ及び前記嵌入部材
の間に配置される透明性シート57も小さな形状
に限定され、該透明性シートに付された写真、文
字等(以下、模様と記す)を十分に拡大して見る
には、前記平凸レンズの曲率を大きくすることが
必要であつた。このように小径且つ曲率大に形成
された平凸レンズ56は、前記模様を見る方向が
該レンズの光軸付近に限られる。したがつて、模
様全体を見るには、第8図に示すように小径部5
1aに目8を近付けて覗き、透明性シート57裏
面を明るくするために、大径部51bを光の来る
方向に向ける必要があつた。
本考案の目的は、上記問題点を解決し、内蔵さ
れた凸レンズに目を近付けることなく、またシー
ト状部材の裏面に対する採光を要せず該シート状
部材に付された模様の拡大された全体像を広範囲
から明確に観ることができる数珠玉を提供するこ
とにある。
問題点を解決するための手段 本考案の上記目的は、底面が平面状とされた凹
所、及び該凹所に交差して延びる連結用紐通し孔
を有する透明性の球状本体と、前記凹所に嵌入さ
れる嵌入部材と、仏像、文字等の模様が付され前
記凹所の底面と嵌入部材との間に配置されるシー
ト状部材とを備え、前記嵌入部材には、前記連結
用紐通し孔に連通する連通部が設けられているこ
とを特徴とする数珠玉により達成される。
前記凹所の底面は、平滑な平面に形成されてい
るのが好ましいが、若干の凹凸が存していてもよ
い。
本明細書において、「透明性」なる語は、無色
透明に限られるものではなく、着色透明をも含む
ものとする。
実施例 以下に、本考案の実施例を、添付図面を参照し
つつ説明する。
第1図は、本考案の1実施例にかかる数珠玉を
示す。該数珠玉は、平面視正六角形状とされ且つ
平らな底面を有する凹所2を備える透明性の球状
本体1と、仏像、文字等の模様が付され凹所2の
底面に配置されるシート状部材5と、凹所2に圧
入されて該凹所2内に保持され凹所2の底面との
間でシート状部材5を挾持する正六角柱状の嵌入
部材6とを備え、数珠の母珠として形成されてい
る。球状本体1には、該球状本体1の中心部に向
かつて凹所2に連通する2つの小径の紐通し孔4
a及び1つの大径の紐通し孔4bが形成されてい
る。また、球状本体1は、第3図に示すように、
凹所2の底面を一方の面とし、該底面に対向する
球状本体1の球状外周面を他方の面とする平凸レ
ンズ7を形成している。第4図に示すように、嵌
入部材6には、球状本体1の小径通し孔4a及び
大径通し孔4bに連なる切欠き部(連通部)6′
が形成されており、各小径通し孔4aから通され
た2本の連結用紐3が、第5図に示すように、切
欠き部6′を通つて大径通し孔4bに通されるよ
うになつている。
このように構成された数珠玉は、透明性の球状
本体1の一部が平凸レンズ7として構成されてい
るため、第3図に示すように、平凸レンズ7に目
8を近付けて数珠玉の内部を覗き見ることなく、
比較的遠方の広範囲の位置からシート状部材5に
付された模様の拡大された全体像を観ることがで
きる。また、球状本体1が透明性であるため、該
球状本体の周囲からシート状部材に光を採り込む
ことができ、シート状部材5の裏面からの採光を
要せず模様を観ることができる。このため、数珠
玉を光源側へ向ける必要もない。従つて、シート
状部材5を、透明性フイルムの他、不透明性の
紙、布、着色合成樹脂フイルム等で形成すること
ができる。嵌入部材6を透明性材料で形成するこ
とも可能であり、この場合、数珠玉内に進入する
光をシート状部材5の裏面側からも採り入れるこ
とができ、シート状部材5の模様をより明確に観
ることができる。更にまた、連結用通し孔に連通
させて、嵌入部材6に切欠き部6′を形成してい
るため、比較的大きなシート状部材保持面を該嵌
入部材6に形成することができ、シート状部材5
を大きくすることが可能である。従つて、球状本
体1の球面と凹所2の底面とにより構成される平
凸レンズ7は、従来の数珠玉本体内に収容された
凸レンズ体に比し、曲率がかなり小さいが、前述
のように大きなシート状部材5を使用することが
できるので、これらにより、十分な大きさで模様
を見ることができる。しかも、平凸レンズ7のレ
ンズ球面は球状本体自身により極めて広く形成さ
れているので、シート状部材5の模様を見る方向
が広範囲であり、且つ数珠玉本体から離れた位置
から見ることも可能である。第6図に示すよう
に、透明性球状本体11の中心部を通つて該球状
本体11に設けられた凹所12を垂直に貫通する
連結具挿通孔13を形成し、該挿通孔13に連通
する貫通孔(連通部)14を嵌入部材15に設け
ることにより、連結用紐が中心部を通る数珠の主
珠、四天珠等とすることも可能である。従つて、
数珠の任意の位置にある数珠玉を本考案の数珠玉
とすることができ、例えば数珠の全ての数珠玉、
若しくは複数の数珠玉を本考案数珠玉とすること
も可能である。
なお、上記実施例においては、嵌入部材の球状
本体に対する固定保持が、該球状本体の凹所に対
する圧入によりなされていたが、これに限定され
るものではなく、例えば接着により行われてもよ
い。また、嵌入部材を凹所に嵌め入れた後、球状
本体の紐通し孔及び嵌入部材の連通部に連結用紐
を通し、該連結用紐で嵌入部材を球状本体に保持
してもよい。いずれの場合においても、球状本体
及び嵌入部材の双方に連結用紐が挿通されている
ため、偶発的な衝撃等による嵌入部材の抜け落ち
を防止し得る。
更にまた、上記実施例における平凸レンズの球
状面を非球面として、収差補正を行つてもよい。
考案の効果 以上から明らかなように、本考案の数珠玉は、
シート状部材に対向する透明性の球状本体の一部
をシート状部材の模様を見るための平凸レンズと
して利用し得る。且つ球状本体の凹所に嵌入され
る嵌入部材には連結用紐通し孔に連通する連通部
が設けられているため、嵌入部材及び該嵌入部材
と共に前記凹所に嵌入されるシート状部材の径を
大きく形成することができる。したがつて、平凸
レンズの曲率は従来に比し小さいがシート状部材
は大きいので、十分な大きさで模様を見ることが
できる。更に、球状本体自身により広いレンズ面
が形成されているので、模様全体を数珠玉に目を
近付けることなく広範囲から観察することができ
る。また、透明性の球状本体周囲からシート状部
材に光を採り込むことができ、従来のように数珠
玉を光の来る方向に向ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例にかかる数珠玉を示
す斜視図、第2図はその分解斜視図、第3図はそ
の縦断側面図、第4図はその嵌入部材の1例を示
す斜視図、第5図は第1図に示した本考案数珠玉
の横断平面図、第6図は本考案の他の実施例にか
かる数珠玉を示す横断平面図、第7図は凸レンズ
及び透明性シート状部材を内蔵した従来の数珠玉
を示す平面図、第8図は第7図のI−I線に沿う
断面図である。 1,11……透明性球状本体、2,12……凹
所、3……連結用紐、4a……小径の紐通し孔、
4b……大径の紐通し孔、5……シート状部材、
6,15……嵌入部材、6′……切欠き部(連通
部)、7……平凸レンズ、13……紐通し孔、1
4……貫通孔(連通部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面が平面状とされた凹所、及び該凹所に交差
    して延びる連結用紐通し孔を有する透明性の球状
    本体と、前記凹所に嵌入される嵌入部材と、仏
    像、文字等の模様が付され前記凹所の底面と嵌入
    部材との間に配置されるシート状部材とを備え、
    前記嵌入部材には、前記連結用紐通し孔に連通す
    る連通部が設けられていることを特徴とする数珠
    玉。
JP1989135044U 1989-11-20 1989-11-20 Expired JPH0426006Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989135044U JPH0426006Y2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989135044U JPH0426006Y2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0372711U JPH0372711U (ja) 1991-07-23
JPH0426006Y2 true JPH0426006Y2 (ja) 1992-06-23

Family

ID=31682336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989135044U Expired JPH0426006Y2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0426006Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH085398Y2 (ja) * 1991-04-26 1996-02-14 株式会社日研工作所 回動軸部のクランプ装置
US7076160B2 (en) * 2001-07-04 2006-07-11 Dbk Espana, S.A. Dispensing indicator for an active substance dispenser

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039020B2 (ja) * 1977-09-14 1985-09-04 東レ株式会社 複合フイルム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426240Y2 (ja) * 1977-03-04 1979-08-30
JPS6039020U (ja) * 1983-08-22 1985-03-18 小林 繁二 連珠用のレンズ入り親玉

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039020B2 (ja) * 1977-09-14 1985-09-04 東レ株式会社 複合フイルム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0372711U (ja) 1991-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2413541A (en) Plastic bracelet
US2670569A (en) Eye for mannequins and dolls
JPH0426006Y2 (ja)
US5688567A (en) Segmented spherical display device for displaying visible indicia and images
US6338558B1 (en) Spectacle lenses and a pair of spectacles using the same
JPH047777Y2 (ja)
JPH03504282A (ja) 移動中に高速読取り可能な信号機
CN109360487A (zh) 光学防伪识别卡
JP7059238B2 (ja) 人形用眼ユニット、および人形
ES2212894B1 (es) Dispositivo proyector interno de imagenes sobre poliedros con caras de cristal polarizable y procedimiento de proyeccion.
JP2021016417A (ja) 表示装置
JP3056922U (ja) 見る人の方向を見る人形の目
JPH0525634Y2 (ja)
JP3020686U (ja)
JPH0435940U (ja)
JPH0389416U (ja)
JPH0479U (ja)
JPH0672107U (ja) 車両用灯具
JPH02126108U (ja)
JPS62145657U (ja)
JPH01152331U (ja)
CZ190193A3 (en) Optical element
JPH0386320U (ja)
JPS6445887U (ja)
JPH035117U (ja)