JPH0425922Y2 - - Google Patents

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JPH0425922Y2
JPH0425922Y2 JP1986000413U JP41386U JPH0425922Y2 JP H0425922 Y2 JPH0425922 Y2 JP H0425922Y2 JP 1986000413 U JP1986000413 U JP 1986000413U JP 41386 U JP41386 U JP 41386U JP H0425922 Y2 JPH0425922 Y2 JP H0425922Y2
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JP
Japan
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disk
soil
disc
curvature
tilling
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JP1986000413U
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JPS62111301U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、耕起、砕土用デイスクに関する。
(従来の技術) 近年、水田の地力が低下しており、その原因の
一つはロータリー耕による耕起であり、16cm以上
の深耕が困難であるうえ、反転性が悪いためであ
る。
また最近実用化されている駆動型デイスクプラ
ウは、反転性は良好であるが、深耕性が低いう
え、透水性が低下し、根系の生育不良による諸障
害が懸念されている。
この理由を更に詳述すると、駆動ハロー型デイ
スクプラウは所要動力が少ない利点を有するが、
デイスクの裏面及び刃先で耕土下面を鏝で壁土を
塗るが如く練り返すので耕土下への縦透水性が低
下しており、そのため耕土下層が酸素不足とな
り、根系の発達・生育の障害となつていた。
更に、深耕性を良くするため突起を設けたもの
もある。(実開昭60−141703号参照) このデイスクの形状としては、デイスクの外周
へ凹凸のない全円デイスクと、凹凸を有する花形
デイスクや突起板を設けたものが使用されてお
り、前者を使用すると癧土(耕起した土塊)が大
きくて連続状となり、後者では癧土がデイスクの
凹凸でその間隔に切断され、砕土性が良好である
が両者とも縦透水性の低下を来すうえ、深耕が出
来難いという欠点を有している。
また、駆動ハロー型デイスクプラウは、デイス
クを強制駆動するのでデイスクの摩滅が速く、し
かもデイスクの半径が3cm程度摩滅すると、耕深
が浅くなり耕土の反転性能が低下するので新たに
交換しなければならないという欠点があつた。
しかし、要交換デイスクの残存量は重量で80%
以上もあり、不経済であるとともに、その交換作
業が煩雑であり、多労を要していた。
(考案が解決しようとする問題点) そこでこの考案は、上記の欠点を除去するため
に考えられたものであり、深耕性が良好であつ
て、しかも透水性が低下せず、デイスクの取り替
えが不要であり、経済的でかつ取り替え作業のな
い耕起、砕土用デイスクを提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 以下、この考案の一実施例を図面に従つて説明
すると、耕起、砕土を目的とし、外周面に複数個
の突起を有するデイスクにおいて、該デイスク1
の外周面に4個の突起板2を放射状に突出して設
け、かつ、該デイスク1の基円の曲率延長線X上
の外部へ、それぞれ突起板の先端が位置するよう
に設けたものより構成される。
尚、突起板2は、デイスク1と一体に形成され
ていてもよく、市販のデイスクに突起板2を別個
に設け、溶接等の手段によつて固定してもよい。
尚、突起板2は、デイスク1と一体に成形して
も、別個に突起板2を設け、デイスク1に溶着し
てもよい。
(作用) 次にこの考案の作用を説明すると、突起板2を
デイスク1の曲率線の延長上の内・外へ取りつけ
使用すると、耕土下土壌面(耕土下土壌面とは、
膨軟になつた耕土の下側に位置する固い未耕土の
表面をいう)の粗孔隙が多くてポーラスとなるた
め、縦透水性(耕土下層への)は低下しないが、
突起板2の取りつけ方、即ち、曲率線の延長上の
内外では下記のように若干異なる。
即ち、曲率線の延長上に突起板を取りつける
と、耕土下土壌面の粗孔隙は少なくて緻密にな
り、鏝で壁面を塗つたようになるので縦透水性は
低下するのは全円や花形デイスクと同じである
が、曲率の延長線より内側へこれを設けると前記
関係で縦透水性は良好となるが、土壌への突起板
の食い込み角が小さくなるので耕深が浅くなる。
逆に、曲率の延長線より外側へこれを設けると
食い込み角が大きくなるので、適度な耕深を得や
すく、しかも前記耕土下土壌面の粗孔隙が多くて
ポーラスとなるから縦透水性もよい。
又、デイスクを逆転(アツプカツト)させると
残耕部が耕起するため正転(ダウンカツト)より
耕深しやすく、また、藁などの挟雑物があつても
デイスクの食い込みが良い。
(考案の効果) この考案によると、デイスクの基円の曲率延長
上の外へ突起板を設けたため、突起板の長さと同
等の深さの切削溝を螺旋状に耕土下面へつけ、し
かも基円と突起板円には半径の差と曲率差が存在
するので粗孔隙の多いポーラスな状態となり、透
水性に富み、しかも深耕性が良いので極めて有益
なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す正面図、
第2図は、この考案の一実施例を示す斜視図、第
3図は、この考案の一実施例を示す断面図、第4
図は、この考案の実施状態を示す説明図である。 1……デイスク、2……突起板、X……曲率延
長線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耕起、砕土を目的とし、外周面に複数個の突起
    を有するデイスクにおいて、該デイスク1の外周
    面に複数個の突起板2を放射状に突出して設け、
    かつ、該デイスク1の基円の曲率延長線X上の外
    部へ、それぞれ突起板の先端が位置するように設
    けたことを特徴とする耕起、砕土用デイスク。
JP1986000413U 1986-01-06 1986-01-06 Expired JPH0425922Y2 (ja)

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JPS62111301U JPS62111301U (ja) 1987-07-15
JPH0425922Y2 true JPH0425922Y2 (ja) 1992-06-23

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60141703U (ja) * 1984-02-29 1985-09-19 佐々木農機株式会社 耕耘装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62111301U (ja) 1987-07-15

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