JPH04256923A - 薄膜トランジスタ型液晶表示装置 - Google Patents
薄膜トランジスタ型液晶表示装置Info
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- JPH04256923A JPH04256923A JP3018848A JP1884891A JPH04256923A JP H04256923 A JPH04256923 A JP H04256923A JP 3018848 A JP3018848 A JP 3018848A JP 1884891 A JP1884891 A JP 1884891A JP H04256923 A JPH04256923 A JP H04256923A
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- liquid crystal
- glass substrate
- axis
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- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims abstract description 49
- 239000010409 thin film Substances 0.000 title claims description 22
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 54
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- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims abstract description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 239000010408 film Substances 0.000 description 3
- 239000004988 Nematic liquid crystal Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
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- 238000005457 optimization Methods 0.000 description 1
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜トランジスタ型液
晶表示装置に関するものである。
晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薄膜トランジスタ型液晶表示装置
における液晶表示モードは、例えば、「ID88−17
“フルカラーアクティブマトリックスLCD用液晶表示
モードの選定と最適化”シャープ、船田文明他P19〜
P25」に記載されているように、TN型でノーマリブ
ラック方式(以下、NB方式という)又はノーマリホワ
イト方式(以下、NW方式という)が表示品質の良さか
ら多く採用されている。
における液晶表示モードは、例えば、「ID88−17
“フルカラーアクティブマトリックスLCD用液晶表示
モードの選定と最適化”シャープ、船田文明他P19〜
P25」に記載されているように、TN型でノーマリブ
ラック方式(以下、NB方式という)又はノーマリホワ
イト方式(以下、NW方式という)が表示品質の良さか
ら多く採用されている。
【0003】そして、上記文献によれば、NW方式が色
純度の良さ、色相の視角依存性の無さからNB方式より
優れているいわれている。図6は従来のNW方式薄膜ト
ランジスタ型液晶表示装置の配向軸と偏光軸の関係を示
す構成図である。図6の第1ガラス板21と第2ガラス
基板22内にはカラーフィルタ、TFT等の薄膜が形成
されており、両基板間には液晶が狭持されている。
純度の良さ、色相の視角依存性の無さからNB方式より
優れているいわれている。図6は従来のNW方式薄膜ト
ランジスタ型液晶表示装置の配向軸と偏光軸の関係を示
す構成図である。図6の第1ガラス板21と第2ガラス
基板22内にはカラーフィルタ、TFT等の薄膜が形成
されており、両基板間には液晶が狭持されている。
【0004】NW方式とは第1ガラス基板21側に形成
された配向膜をラビングする方向を図2に示す方向25
にとり、その25の方向とほぼ平行になるように第1偏
板偏光軸26を設置し、一方第2ガラス基板22側に形
成された配向膜をラビングする方向を、図に示す方向2
7にとり、その27の方向とほぼ平行になるように第2
偏光板偏光軸28を設置し、液晶に電圧無印加時におい
て白色表示がなされるような表示モードのことある。こ
こで、液晶は右旋性のTN液晶を用いている。
された配向膜をラビングする方向を図2に示す方向25
にとり、その25の方向とほぼ平行になるように第1偏
板偏光軸26を設置し、一方第2ガラス基板22側に形
成された配向膜をラビングする方向を、図に示す方向2
7にとり、その27の方向とほぼ平行になるように第2
偏光板偏光軸28を設置し、液晶に電圧無印加時におい
て白色表示がなされるような表示モードのことある。こ
こで、液晶は右旋性のTN液晶を用いている。
【0005】以下に、NW方式の動作を説明する。図6
では液晶分子のねじれ方向は右施性であり、ツイスト角
はほぼ90°であるから、第2ガラス基板22の側から
入射した光は第2偏光板24により直線偏光となり、そ
の直線偏光の偏光軸は第2基板側のラビング方向27に
ほぼ一致する。そのため、前記入射直線偏光は液晶分子
の右ねじれに沿って90°施光し、液晶層通過後第1偏
光板偏光軸26とはほぼ平行になるので、そのまま第1
偏光板23を通過する。したがって、白色が得られる。
では液晶分子のねじれ方向は右施性であり、ツイスト角
はほぼ90°であるから、第2ガラス基板22の側から
入射した光は第2偏光板24により直線偏光となり、そ
の直線偏光の偏光軸は第2基板側のラビング方向27に
ほぼ一致する。そのため、前記入射直線偏光は液晶分子
の右ねじれに沿って90°施光し、液晶層通過後第1偏
光板偏光軸26とはほぼ平行になるので、そのまま第1
偏光板23を通過する。したがって、白色が得られる。
【0006】一方、液晶に電圧が印加されると、液晶分
子はねじれ構造をなくすため、前記入射偏光光は施光さ
れることなく第1偏光板偏光軸26と直交する。したが
って、入射偏光光は第1偏光板23に遮断されるので、
黒色表示が得られる。
子はねじれ構造をなくすため、前記入射偏光光は施光さ
れることなく第1偏光板偏光軸26と直交する。したが
って、入射偏光光は第1偏光板23に遮断されるので、
黒色表示が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の薄膜トラン
ジスタ型液晶表示装置においては、NW方式はNB方式
に比べると、色純度が良く、かつ色相の視角依存性がな
いという特徴を有する。しかしながら、階調表示をする
場合、斜めから見た時に電圧を増大するにつれ一様に透
過率が下がらず、所定の電圧で透過率が最小となるため
、ある低レベルの階調時には極端に暗くなり、高レベル
の階調時の方が明るくなってしまうという階調反転現象
が発生するという問題があった。
ジスタ型液晶表示装置においては、NW方式はNB方式
に比べると、色純度が良く、かつ色相の視角依存性がな
いという特徴を有する。しかしながら、階調表示をする
場合、斜めから見た時に電圧を増大するにつれ一様に透
過率が下がらず、所定の電圧で透過率が最小となるため
、ある低レベルの階調時には極端に暗くなり、高レベル
の階調時の方が明るくなってしまうという階調反転現象
が発生するという問題があった。
【0008】ここで、階調反転現象の発生する理由につ
いて説明する。図7は従来の薄膜トランジスタ型液晶表
示装置の上下方向の視角特性図である(視角の定義は後
述する)。これは、上下方向視角に対するコントラスト
を示しており、パラメータは電圧である。V90以上の
十分な電圧の時に得られる曲線は16であり、電圧をV
50程度に下げた場合は17に、V10程度に下げた場
合は18になる。このように上下方向では階調反転はな
い。
いて説明する。図7は従来の薄膜トランジスタ型液晶表
示装置の上下方向の視角特性図である(視角の定義は後
述する)。これは、上下方向視角に対するコントラスト
を示しており、パラメータは電圧である。V90以上の
十分な電圧の時に得られる曲線は16であり、電圧をV
50程度に下げた場合は17に、V10程度に下げた場
合は18になる。このように上下方向では階調反転はな
い。
【0009】しかし、左右方向においては図8から明ら
かなように著しく階調反転生じるのである。図8は従来
の薄膜トランジスタ型液晶表示装置左右方向の視角特性
を示しており、この図より左右30°においては、電圧
がV90以上の十分な電圧を印加した場合より、V50
程度の電圧の方がコントラストは高くなってしまう。す
なわち斜めから見ると、ある階調レベルでは異常に暗い
表示となり、階調反転現象が起きてしまうのである。
かなように著しく階調反転生じるのである。図8は従来
の薄膜トランジスタ型液晶表示装置左右方向の視角特性
を示しており、この図より左右30°においては、電圧
がV90以上の十分な電圧を印加した場合より、V50
程度の電圧の方がコントラストは高くなってしまう。す
なわち斜めから見ると、ある階調レベルでは異常に暗い
表示となり、階調反転現象が起きてしまうのである。
【0010】本発明は、上記従来の問題点を解決して斜
めから見たときでも画像が自然さを有し、かつNW方式
の特長である色純度の良さ、色相の視角度依存性を損な
うことなく、表示品質の優れた薄膜トランジスタ型液晶
表示装置を提供することを目的とする。
めから見たときでも画像が自然さを有し、かつNW方式
の特長である色純度の良さ、色相の視角度依存性を損な
うことなく、表示品質の優れた薄膜トランジスタ型液晶
表示装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、所定の方向に配向軸を有する第1ガラ
ス基板と、その方向とほぼ90°異なる方向に配向軸を
有する第2ガラス基板と、第1及び第2ガラス基板間に
配置されたツイスト角がほぼ90°であるTN液晶とを
備えた薄膜トランジスタ型液晶表示装置において、第1
ガラス基板側に設置され、その偏光軸と前記第1ガラス
基板の配向軸のなす角がほぼ45°である第1偏光板と
、第2ガラス基板側に設置され、その偏光軸と第2ガラ
ス基板の配向軸のなす角がほぼ45°である第2偏光板
とを有することを特徴とするものである。
めに、本発明は、所定の方向に配向軸を有する第1ガラ
ス基板と、その方向とほぼ90°異なる方向に配向軸を
有する第2ガラス基板と、第1及び第2ガラス基板間に
配置されたツイスト角がほぼ90°であるTN液晶とを
備えた薄膜トランジスタ型液晶表示装置において、第1
ガラス基板側に設置され、その偏光軸と前記第1ガラス
基板の配向軸のなす角がほぼ45°である第1偏光板と
、第2ガラス基板側に設置され、その偏光軸と第2ガラ
ス基板の配向軸のなす角がほぼ45°である第2偏光板
とを有することを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、以上のように薄膜トランジス
タ型液晶表示装置を構成したので、第2ガラス基板側か
ら入射した光は第2偏光板により直線偏光となる。そし
て、その直線偏光の偏光軸と第2ガラス基板のラビング
方向とのなす角が45であるため、液晶層において複屈
折をおこし、常光成分と異常光成分が液晶分子のねじれ
に沿って90°旋光し、各々の第1偏光板方向の成分が
第1ガラス基板に到達する。
タ型液晶表示装置を構成したので、第2ガラス基板側か
ら入射した光は第2偏光板により直線偏光となる。そし
て、その直線偏光の偏光軸と第2ガラス基板のラビング
方向とのなす角が45であるため、液晶層において複屈
折をおこし、常光成分と異常光成分が液晶分子のねじれ
に沿って90°旋光し、各々の第1偏光板方向の成分が
第1ガラス基板に到達する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
薄膜トランジスタ型液晶表示装置の配向軸と偏光軸の関
係を示す構成図である。図において、第1ガラス基板1
と第2ガラス基板2に液晶が狭持されており、各々の基
板には、カラーフィルタ、TFT等の薄膜が形成されて
いる。また、液晶を配向させるための配向膜が両基板に
形成されており、ラビング方向は第1基板側は5、第2
基板側は7であり、右施性ネマチック液晶を用いること
により90°ツイストのTN液晶モードが得られる。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例における
薄膜トランジスタ型液晶表示装置の配向軸と偏光軸の関
係を示す構成図である。図において、第1ガラス基板1
と第2ガラス基板2に液晶が狭持されており、各々の基
板には、カラーフィルタ、TFT等の薄膜が形成されて
いる。また、液晶を配向させるための配向膜が両基板に
形成されており、ラビング方向は第1基板側は5、第2
基板側は7であり、右施性ネマチック液晶を用いること
により90°ツイストのTN液晶モードが得られる。
【0014】この時、一般的によく知られている最も見
やすい方向は図中イ側から見た方向(第1ガラス基板1
の垂直方向から観察者の手前側に傾けた方向)であり、
これを明視方向と呼ぶ。一方、第1偏光板偏光軸と第2
偏光板偏光軸8はほぼ90°であり、各々第1基板ラビ
ング方向5、第2基板ラビング方向7とはほぼ45°の
関係にある。
やすい方向は図中イ側から見た方向(第1ガラス基板1
の垂直方向から観察者の手前側に傾けた方向)であり、
これを明視方向と呼ぶ。一方、第1偏光板偏光軸と第2
偏光板偏光軸8はほぼ90°であり、各々第1基板ラビ
ング方向5、第2基板ラビング方向7とはほぼ45°の
関係にある。
【0015】図2は上記各角度を分かりやすくするため
に示した平面図である。液晶のツイスト角は、第1基板
側ラビング方向5と第2基板側ラビング方向7のなす角
9によって決まる。図1に示した構成では第1偏光板設
置角10を45°、第2偏光板設置角11を45°とし
ている。明視方向をイ方向にとるためには、イ方向を決
定付ける両ラビング方向5,7はこの方向から動かすこ
とはできず、両偏光板偏光軸6,8を前記両ラビング方
向5,7に対して回転させることになるのである。
に示した平面図である。液晶のツイスト角は、第1基板
側ラビング方向5と第2基板側ラビング方向7のなす角
9によって決まる。図1に示した構成では第1偏光板設
置角10を45°、第2偏光板設置角11を45°とし
ている。明視方向をイ方向にとるためには、イ方向を決
定付ける両ラビング方向5,7はこの方向から動かすこ
とはできず、両偏光板偏光軸6,8を前記両ラビング方
向5,7に対して回転させることになるのである。
【0016】図3は視野角特性を示す場合に用いられる
視野方向及び視角の定義を示す説明図である。図におい
て、液晶パスル15に対する法線14の方向が正面方向
となっており、前記明視方向イから見るとは図中A側に
傾けた方向から見ることに対応する。前記正面方向より
明視方向A側に傾けた時を下から見ると定義すると、そ
の反対方向は上から見るとなり、正面からの傾き角を上
下方向視角θ12とし、明視方向である下方向をマイナ
ス、上方向をプラス側とする。一方、左右方向視角φは
上下方向と法線に直交する方向とし、正面からの傾き角
とする。そして、左方向をマイナス、右方向をプラス側
とする。
視野方向及び視角の定義を示す説明図である。図におい
て、液晶パスル15に対する法線14の方向が正面方向
となっており、前記明視方向イから見るとは図中A側に
傾けた方向から見ることに対応する。前記正面方向より
明視方向A側に傾けた時を下から見ると定義すると、そ
の反対方向は上から見るとなり、正面からの傾き角を上
下方向視角θ12とし、明視方向である下方向をマイナ
ス、上方向をプラス側とする。一方、左右方向視角φは
上下方向と法線に直交する方向とし、正面からの傾き角
とする。そして、左方向をマイナス、右方向をプラス側
とする。
【0017】図4は本発明の実施例における液晶表示装
置の上下方向の視角特性図である。図より、下方向にお
いては、さらに高コントラストが得られることが分かる
。図5は本発明の実施例における液晶表示装置の左右方
向の視角特性図である。斜めから見て異常に暗くなるよ
うな視角・電圧は存在しないため、従来例に見られるよ
うな階調反転現象はなく、ごく自然な階調表示の画像が
得られることが分かる。
置の上下方向の視角特性図である。図より、下方向にお
いては、さらに高コントラストが得られることが分かる
。図5は本発明の実施例における液晶表示装置の左右方
向の視角特性図である。斜めから見て異常に暗くなるよ
うな視角・電圧は存在しないため、従来例に見られるよ
うな階調反転現象はなく、ごく自然な階調表示の画像が
得られることが分かる。
【0018】また、本発明の実施例においては、液晶の
屈折率異方性Δnとセル厚d(μm)の積Δn・dを従
来例に対し変更し、0.3〜0.45の範囲内に設定し
ている。その理由は、本発明の構成では配向軸と偏光軸
が45°であるので複屈折効果を伴い、従来例における
NB方式でのΔn・d条件をそのまま用いると白色表示
が黄色っぽくなる。そして、実験の結果、ツイスト角が
ほぼ90°の場合、Δn・dは0.4あたりが白色に近
いことが分かったので、Δn・dを0.3〜0.45の
範囲内に設定した。
屈折率異方性Δnとセル厚d(μm)の積Δn・dを従
来例に対し変更し、0.3〜0.45の範囲内に設定し
ている。その理由は、本発明の構成では配向軸と偏光軸
が45°であるので複屈折効果を伴い、従来例における
NB方式でのΔn・d条件をそのまま用いると白色表示
が黄色っぽくなる。そして、実験の結果、ツイスト角が
ほぼ90°の場合、Δn・dは0.4あたりが白色に近
いことが分かったので、Δn・dを0.3〜0.45の
範囲内に設定した。
【0019】なお、図2における第1偏光板偏光軸6を
第2偏光板偏光軸8の方向に設定し、第2偏光板偏光軸
8を第1偏光板偏光軸6の方向に設定してもよいし、第
1偏光板偏光軸6と第2偏光板偏光軸8とを平行に設定
してもよい。また、液晶が左施性のネマチック液晶の場
合は、図2における第1基板側ラビング方向5を第2基
板側ラビング方向7の方向に設定し、第2基板側ラビン
グ方向7を第1基板側ラビング方向5の方向に設定すれ
ばよい。その他、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可
能であり、それらを本発明の範囲から排除するものでは
ない。
第2偏光板偏光軸8の方向に設定し、第2偏光板偏光軸
8を第1偏光板偏光軸6の方向に設定してもよいし、第
1偏光板偏光軸6と第2偏光板偏光軸8とを平行に設定
してもよい。また、液晶が左施性のネマチック液晶の場
合は、図2における第1基板側ラビング方向5を第2基
板側ラビング方向7の方向に設定し、第2基板側ラビン
グ方向7を第1基板側ラビング方向5の方向に設定すれ
ばよい。その他、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可
能であり、それらを本発明の範囲から排除するものでは
ない。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、第2ガラス基板側から入射した光は第2偏光板に
より直線偏光となり、液晶層において複屈折をおこし、
常光成分と異常光成分が液晶分子のねじれに沿って90
°旋光し、各々の第1偏光板方向の成分が第1ガラス基
板に到達するので、階調反転現象が発生しない。したが
って、斜めから見ても異常に暗くなる階調レベルがなく
なり、明視方向には極めて高いコントラストの画像が得
られるので、自然な階調表示画像が得られる。
れば、第2ガラス基板側から入射した光は第2偏光板に
より直線偏光となり、液晶層において複屈折をおこし、
常光成分と異常光成分が液晶分子のねじれに沿って90
°旋光し、各々の第1偏光板方向の成分が第1ガラス基
板に到達するので、階調反転現象が発生しない。したが
って、斜めから見ても異常に暗くなる階調レベルがなく
なり、明視方向には極めて高いコントラストの画像が得
られるので、自然な階調表示画像が得られる。
【図1】本発明の実施例における薄膜トランジスタ型液
晶表示装置の配向軸と偏光軸の関係を示す構成図である
。
晶表示装置の配向軸と偏光軸の関係を示す構成図である
。
【図2】本発明の実施例における配向軸と偏光軸の関係
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図3】視野方向及び視角の定義を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例における薄膜トランジスタ型液
晶表示装置の上下方向の視角特性図である。
晶表示装置の上下方向の視角特性図である。
【図5】本発明の実施例における液晶表示装置の左右方
向の視角特性図である。
向の視角特性図である。
【図6】従来の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の配向
軸と偏光軸の関係を示す構成図である。
軸と偏光軸の関係を示す構成図である。
【図7】従来の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の上下
方向の視角特性図である。
方向の視角特性図である。
【図8】従来の薄膜トランジスタ型液晶表示装置の左右
方向の視角特性図である。
方向の視角特性図である。
1 第1ガラス基板
2 第2ガラス基板
3 第1偏光板
4 第2偏光板
5 第1基板側ラビング方向6
第1偏光板偏光軸 7 第2基板側ラビング方向8
第2偏光板偏光軸
第1偏光板偏光軸 7 第2基板側ラビング方向8
第2偏光板偏光軸
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の方向に配向軸を有する第1ガラ
ス基板と、該方向とほぼ90°異なる方向に配向軸を有
する第2ガラス基板と、前記第1及び第2ガラス基板間
に配置されたツイスト角がほぼ90°であるTN液晶と
を備えた薄膜トランジスタ型液晶表示装置において、(
a)前記第1ガラス基板側に設置され、その偏光軸と前
記第1ガラス基板の配向軸のなす角がほぼ45°である
第1偏光板と、(b)前記第2ガラス基板側に設置され
、その偏光軸と前記第2ガラス基板の配向軸のなす角が
ほぼ45°である第2偏光板とを有することを特徴とす
る薄膜トランジスタ型液晶表示装置。 - 【請求項2】 第1偏光板の偏光軸と第2偏光板の偏
光軸のなす角がほぼ90°である請求項1に記載の薄膜
トランジスタ型液晶表示装置。 - 【請求項3】 液晶の屈折率異方性Δnとセル厚d(
μm)の積が0.3以上0.45以下の間の値をとる請
求項1に記載の薄膜トランジスタ型液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018848A JPH04256923A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 薄膜トランジスタ型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018848A JPH04256923A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 薄膜トランジスタ型液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04256923A true JPH04256923A (ja) | 1992-09-11 |
Family
ID=11982977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3018848A Withdrawn JPH04256923A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | 薄膜トランジスタ型液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04256923A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008158503A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Samsung Electronics Co Ltd | 液晶表示装置 |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP3018848A patent/JPH04256923A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008158503A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Samsung Electronics Co Ltd | 液晶表示装置 |
US8665400B2 (en) | 2006-12-22 | 2014-03-04 | Samsung Display Co., Ltd. | Display device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |