JPH04255231A - バイポーラトランジスタの製造方法 - Google Patents

バイポーラトランジスタの製造方法

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JPH04255231A
JPH04255231A JP3196922A JP19692291A JPH04255231A JP H04255231 A JPH04255231 A JP H04255231A JP 3196922 A JP3196922 A JP 3196922A JP 19692291 A JP19692291 A JP 19692291A JP H04255231 A JPH04255231 A JP H04255231A
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JP
Japan
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oxide
mask
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dopant
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JP3196922A
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English (en)
Inventor
George E Ganschow
ジョージ イー. ガンショウ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Semiconductor Corp
Original Assignee
National Semiconductor Corp
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Publication date
Application filed by National Semiconductor Corp filed Critical National Semiconductor Corp
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Pending legal-status Critical Current

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/326Application of electric currents or fields, e.g. for electroforming

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  • Power Engineering (AREA)
  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置及びその製
造方法の技術分野に関するものである。更に詳細には、
一実施形態においては、本発明は、バイポーラ接合トラ
ンジスタ(BJT)の性能を改善するために例えばボロ
ン等のようなP型ドーパントの選択的注入を提案するも
のである。
【0002】
【従来の技術】BJT(即ち、バイポーラ接合トランジ
スタ)及びその半導体ウエハ上への製造は公知である。 寸法を減少させてBJTを製造するためには、このよう
なトランジスタを壁型エミッタと共に製造することが望
ましいことが多い。「壁型エミッタ」BJTとは、トラ
ンジスタのエミッタが分離酸化物と交差するBJTのこ
とである。通常、壁型エミッタを有するトランジスタは
、トランジスタ当たり減少させた量のレイアウト面積を
必要とする。比較のために、非壁型エミッタBJTにお
いては、エミッタは分離酸化物から離隔されており、そ
の結果得られる構造は、全てのエッジ上においてほぼ一
様なエミッタ−ベース端部プロファイルを持ったもので
ある。このタイプのトランジスタは、通常、壁型エミッ
タBJTよりも、与えられたリソグラフィ技術に対して
より多くのレイアウト面積を必要とする。
【0003】壁型エミッタは、幾つかの欠点を有してお
り、それらの中で、壁型エミッタのエッジにおけるコレ
クタ−エミッタリーク電流(「ICEO 」)がある。 ICEO は、トランジスタのベース端子が与えられた
コレクタ・エミッタ電圧にバイアスされていない場合に
、コレクタとエミッタとの間に流れる電流である。IC
EO は、通常、トランジスタがブレークダウン電圧で
動作される場合ではなく、コレクタ・エミッタ電圧が通
常の動作領域内に位置される場合に測定されるものであ
り、且つICEO は理想的には0である。
【0004】ICEO は、多数の要因により0でない
場合がある。壁型エミッタエッジは、真性ベースボロン
のフィールド酸化物内への分離によってベース幅及び/
又は可動電荷キャリア濃度において減少される場合があ
る。 このベース幅における減少は、ICEO を増加させる
場合がある。フィールド酸化物領域内に存在する酸化物
電荷も壁型エミッタのエッジにおいてP型真性ベース領
域の反転を発生させる場合があり、その際にベース幅及
び/又は可動電荷キャリア濃度を減少させる。このこと
も、ICEO を増加させることとなる。
【0005】装置が、注入され拡散されたポリシリコン
エミッタ装置で製造されている場合には、壁型エミッタ
エッジにおいてベース幅も減少される場合がある。この
ような装置においては、分離酸化物窓が真性ベース領域
を画定した窓よりも大きい場合には、該酸化物がエッチ
し且つ該ベースと該エミッタとの間の活性窓を拡大させ
る場合がある。壁型エミッタにおけるICEO リーク
を減少させるか又は制御する既知の方法は、通常、BJ
Tの性能を低下させる傾向があった。例えば、ベース幅
を増加させるか、又はベース領域内の可動電荷キャリア
濃度を増加させることの両方とも、ベース領域内の電荷
の遷移時間を増加させることにより且つBJTの寄生容
量を増加させることにより、BJTの性能を減少させる
【0006】分離ゾーンのエッジにおける「バードビー
ク(鳥の口はし)」を浸透し、且つベース幅及び壁型エ
ミッタのエッジにおける電荷を増加させる高エネルギで
低ドーズの二次的ベース注入を使用することも既知であ
る。しかしながら、この方法は、装置のベース接合深さ
及びトランジスタに対する電気的信号遷移時間の両方を
増加させ、一方寄生容量を増加させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の性能におけ
る犠牲を発生させることなしに、壁型エミッタを持った
BJTにおいてICEO 電流を制御する新規な方法が
開発されれば著しく有利である。
【0008】
【課題を解決するための手段】壁型エミッタBJTの性
能を改善する方法及びそれから得られるBJTが提供さ
れる。本発明方法は、分離酸化物及びエミッタ・ベース
領域の交差点においてボロン又は別のP型ドーパントを
選択的に組込んでいる。このボロンの選択的な組込みは
幾つかの利点を有している。ボロンは、フィールド酸化
期間中の真性ベースボロン分離を補償し、フィールド酸
化物近くの区域において反転する傾向を低下させている
。該ボロンは、更に、フィールド酸化物内の酸化物電荷
を補償し、それは、チェックされない場合には、P型ベ
ース領域の反転を発生させるか又はその発生に貢献する
【0009】真性ベースボロン分離及び酸化物電荷の両
方に対し補償することにより、所望のベース幅をエミッ
タ・分離エッジにおいて維持することが可能であり、且
つICEO を減少させることが可能である。ICEO
 が減少するとノイズマージンを増加させ、その際に信
号対雑音比を改善している。
【0010】本発明技術は、従来技術と比較して幾つか
の利点を有している。ボロンは、装置の寄生容量を僅か
に増加させるだけであり、それは、所望のBJT性能、
特にBJTのベース遷移時間を保存する。ボロン注入は
、更に、製造プロセスの複雑性を僅かに増加させるが、
例えば、米国特許第3,648,125号(Peltz
er)等のような標準的なアイソプレイナ(ISOPL
ANAR)又は関連する分離プロセス内に容易に組込む
ことが可能である。
【0011】本発明は、公知の酸化物分離プロセス内に
自己整合型反転注入ステップ及びアニーリングステップ
を組込んでいる。本発明は、エミッタとベースとの間の
「バードビーク」近傍に制御した形でボロンを配置させ
ており、そのことは活性真性ベースのバルクに影響を与
えることなしに、エミッタエッジにおけるICEO リ
ーク電流を減少させることを可能としている。本発明は
、更に、従来の垂直トレンチ(溝)分離プロセス内に組
込むことも可能である。反転注入ステップ及びアニーリ
ングステップは、トレンチ犠牲マスクエッジステップの
後で且つシリコントレンチエッジステップの前に行なう
。このように、酸化物分離プロセスにおけるのと同一の
態様で、トレンチの上部エッジにおいてボロン濃度が増
加されている。このことは、トレンチに対して活性装置
を壁型とさせることを可能としている。
【0012】
【実施例】I.概説 図1a及び1bはバイポーラトランジスタ2を示してお
り、それは、図1に示した実施例においては、NPNト
ランジスタである。図1bに示した断面は、図1aに示
したエミッタ35を介してとったものである。本装置は
、基板10上に製造されている。図1に示した実施例に
おいては、基板はP−基板であって、約1×1013乃
至1×1016/cm3 の間のドーパント濃度であっ
て、好適には2×1014乃至3×1015/cm3 
の間の範囲内のドーパント濃度を有している。この基板
の上に、減圧ドープN型エピタキシャルシリコン層を成
長させ、且つデバイス(装置)はこのエピタキシャル層
内に製造されている。
【0013】NPNトランジスタ2は高度にドープされ
た埋込み層12及びコレクタシンク13が設けられてお
り、それらは、一体となって、コレクタコンタクト36
とコレクタ21との間に低抵抗接続領域を与えている。 好適実施例においては、埋込み層12及びシンク13は
約1×1017乃至1×1020/cm3 の間のピー
クドーパント濃度であって、好適には約5×1018乃
至1×1020/cm3 の範囲内のピークドーパント
濃度にドープされている。
【0014】P+チャンネルストップ19がNPNトラ
ンジスタと隣接するデバイス(装置)との間に設けられ
ており、埋込み層12を隣接するデバイスと接続させる
ような軽度にドープした基板の表面反転を防止している
。トランジスタ2とその他のトランジスタとの間、及び
シンク12とベース15との間には、酸化物分離領域3
1が設けられており、それは、典型的には、デバイス分
離用のSiO2 である。ボロン注入23が酸化物分離
領域31とベース領域15との交差部に配置されている
。ボロン注入23は、外因的ベース領域33のドーパン
ト濃度を実質的に変化させるようなものではない。しか
しながら、フィールド酸化物領域に隣接した真性ベース
領域のエッジ(端部)において、該ボロン注入は、フィ
ールド酸化物内へのボロンの外拡散に対し実質的に補償
する。ある実施例においては、該注入は、図1bに示し
た如く、フィールド酸化物に直接隣接する領域において
ベース幅を多少増加させて、外拡散するボロンに対し完
全な補償を確保している。
【0015】本装置の表面に沿って且つ付着した多結晶
シリコン(ポリシリコン)の単一層から形成された抵抗
39、ベースコンタクト37、エミッタコンタクト35
、コレクタコンタクト36が設けられている。エミッタ
領域38は、エミッタコンタクト35から単結晶エピタ
キシャル層内に拡散して形成されている。側壁酸化物4
9は、バイポーラエミッタコンタクト35の側壁上に設
けられている。理解すべきことであるが、本明細書にお
いては、領域35はエミッタコンタクトとして言及し且
つ領域38はエミッタとして言及するが、当業者によっ
ては、領域35と38との組合わせをもって集約的に「
エミッタ」と呼ぶ場合もある。このような呼び方の違い
により意味が異なることを意図するものではない。
【0016】耐火性金属シリサイドコンタクト51が、
P+バイポーラトランジスタベースコンタクト37の上
に形成されている。別のシリサイドコンタクト53が、
側壁スペーサ酸化物領域39の間でエミッタコンタクト
35の上部部分に沿って設けられている。同様に、シリ
サイドコンタクト51がコレクタコンタクト36に対し
て設けられている。
【0017】本構成は、更に、相互接続の目的のために
使用されるメタル層57からデバイスを絶縁するための
厚い(0.8乃至1.3ミクロンで、好適には約1.3
ミクロン)の酸化物層53を有している。オプションと
して、第一メタル層と種々のシリサイド領域との間の酸
化物層59内の開口をタングステンプラグで充填させる
ことが可能である。付加的なメタル/酸化物相互接続層
61,63を設けることが可能であり、且つその上にパ
ッシベーション層69を設けることが可能である。 II.BiCMOSデバイスの製造シーケンス図2a乃
至2oは、本発明を理解する上で特に重要な図1に示し
たバイポーラ装置の製造における各ステップを示してい
る。図2aはその製造過程における第一段階でのデバイ
ス(装置)の断面を示している。この段階に到達するた
めには、P−半導体基板を前処理し(酸素を除去するた
めに加熱する)、且つ初期的な酸化物層も形成する。次
いで、N+埋込み層の注入に対し本装置をマスクする。 次いで、該酸化物層をマスクしていない区域からエッチ
ング除去し、その後に、エッチングした区域において薄
い注入保護酸化物層を成長させる。次いで、N+埋込み
層注入を行なう。領域12を形成するために使用される
注入エネルギは、好適には、約50乃至200KeVの
範囲内であり、好適な範囲は約60乃至80KeVであ
って、領域12のピークドーパント濃度は、究極的には
、約5×1017乃至2×1020の間であって、好適
には約1×1014乃至1×1020/cm3 の範囲
内である。
【0018】該マスクを除去し、且つ次いで該埋込み層
をアニールし且つ更に酸化させる。このステップを図2
bに示してある。該酸化物層を剥離し、且つ薄いフィー
ルド注入保護酸化物11を成長させる。次いで、本装置
を、P+チャンネルストップ注入に対してマスクし、且
つP+チャンネルストップを注入させる。チャンネルス
トップ領域19を形成する場合に使用される注入エネル
ギは、好適には、約50乃至200KeVの間であり、
好適な範囲は、140乃至200KeVであって、P+
チャンネルストップのピークドーパント濃度は究極的に
は約1×1017乃至1×1018/cm3 の間であ
る。P+領域は、好適には、ボロンでドープする。該レ
ジストを除去し、且つ本装置をアニールさせる。
【0019】図2cに示した如く、次いで、チャンネル
ストップ及び酸化物を除去し、且つ例えば約1.1ミク
ロンの厚さをもったドープしたN型エピタキシャルシリ
コン層21を、基板の表面に亘って成長させ、且つその
上に薄い酸化物層25を形成する。熱窒化物27と酸化
物29のサンドイッチさせた層を付着形成した後に、フ
ォトレジストマスクを表面上に形成してフィールド酸化
物領域を画定する。次いで、付着形成した酸化物層と窒
化物層とをマスクしていない区域からエッチング除去す
る。窒化物層が剥離された区域においてエピタキシャル
シリコン層上に薄い酸化物層が残存する。
【0020】図2c及び2dに示した窒化物エッチに続
く3つの処理ステップは、ボロン注入を有しており、そ
れは、更なる処理ステップの後に、分離酸化物とベース
領域との交差部により一層高度にドープした領域を形成
する。該ボロンは、約1010乃至1013のドーズで
の約40乃至60KeVの間の注入エネルギで、好適に
は、約1011乃至1012のドーズで且つ約50Ke
Vの注入エネルギを使用して、窒化物層がエッチング除
去された区域内に最初に注入される。次いで、残存する
窒化物層上のマスクをエッチング除去する。最後に、該
ボロン注入をアニールする。図示した如く、該ボロンの
横方向拡散は、P+領域がマスクされている窒化物領域
下側に延在するように行なわれる。好適には、この注入
拡散からのPN接合は上側に存在するマスクのエッジか
ら数ミクロンであるようにこのアニールが行なわれる。
【0021】ボロン注入のアニーリングに続いて、酸化
物及びシリコンの両方のエッチングが行なわれ、その結
果得られるウエハの断面を図2dに示してある。ボロン
を注入したシリコンの殆どが除去され、ボロン注入は、
今や、単に小さな区域23を占有するにすぎない。これ
らの区域は、窒化物マスク下側に拡散する注入の一部、
及び非垂直エッチングから得られる注入の残存部分を有
している。
【0022】次いで、図2eに示した如く、フィールド
酸化物領域を成長させる。この酸化ステップは、高圧(
約10気圧)で蒸気中において行なわれる。このフィー
ルド酸化物領域は、残存する窒化物層27下側から押上
げ、窒化物とN−区域との間の酸化物層内に新たに成長
された酸化物層の延長部を有する「バードビーク」を形
成する。P型ボロン注入区域23は、このバードビーク
領域の直下のN−物質内に残存する。
【0023】このフィールド酸化を形成した後に、窒化
物剥離ステップを行なう。この窒化物剥離ステップに続
いて平坦化酸化ステップが行なわれ、ウエハの表面を実
質的に平坦化させる。その結果得られる構成を図2fに
示してある。レジストエッチバック及び別の薄い酸化に
よるバードビークの平坦化の後に、マスクを形成してシ
ンク領域12のみを露出させる。図2gに示した如く、
次いで、約100乃至190KeVの注入エネルギで約
1×1014乃至1×1016の間の濃度でドーパント
としてピンを使用してシンク注入を行なう。シンク領域
12内においてその結果得られるドーパント濃度は約1
×1018乃至1×1020/cm3 の間である。こ
の注入をアニールした後に、マスクせずにベース注入を
行なってベース領域15を形成する。
【0024】次いで、ポリシリコン層を付着形成し、且
つ図2hに示した如く、種々のコンタクトを形成するた
めのドーパントで選択的に注入する。窒化物層を付着形
成し、且つ図2iに示した如く、本装置を約800乃至
900℃でアニールする。次いで、図2jに示した如く
、レジストマスクを形成し、且つ該ポリシリコンをエッ
チングし、次いで外因的ベース注入を行なう。この外因
的ベース注入に露呈される領域23の部分において、領
域23は、全体的なドーパント濃度に小さな影響を有し
ているにすぎない。
【0025】図2kに示した如く、シリサイド排除マス
クを形成し、次いで窒化物エッチングを行なう。図2l
に示した如く、次いで、本装置をアニールし且つ酸化さ
せ、次いで該窒化物及び薄い酸化物層を、図2lに示し
た如く、剥離させる。アニール期間中、ドーパントが、
上側に存在するコンタクトから拡散してエミッタ領域1
5及び外因的ベース領域の残りの部分を形成する。次い
で、窒化物剥離及び薄い酸化物剥離を行なって、図2m
に示した如き構成とさせる。次いで、図2nに示した如
く、本装置の全表面に亘ってチタンを付着形成し、且つ
加熱させて、その下側に存在するシリコンと反応させて
、図2mに示した如く、シリサイド領域51を形成する
。次いで、反応しなかったメタルを除去し、且つ次いで
、本装置を、再度、加熱して、図2oに示した如く、シ
リコンと更に反応させる。
【0026】BJTを形成するのに必要な残りの処理ス
テップは「高性能半導体装置(High  Perfo
rmamce  Semiconductor  De
vices)」という名称の米国特許出願第503,4
98号に記載されている。これらの処理ステップを行な
うと、図1a及び1bに示した装置が得られる。
【0027】以上、本発明の、具体的実施の態様につい
て詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限
定されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱
することなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1a】  本発明の一実施例に基づいて構成された
BiCMOS構成を示した概略断面図。
【図1b】  図1aに示したエミッタ35を介してと
った拡大概略断面図。
【図2a】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2b】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2c】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2d】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2e】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2f】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2g】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2h】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2i】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2j】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2k】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2l】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2m】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2n】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【図2o】  本発明の一実施例に基づいてBiCMO
S装置を製造する方法の一段階における状態を示した概
略断面図。
【符号の説明】
2  NPNトランジスタ 10  基板 15  ベース領域 23  ボロン注入 31  酸化物分離領域

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  バイポーラトランジスタ内にベース領
    域の一部を形成する方法において、前記ベース領域が酸
    化物側壁に隣接したその少なくとも一部を有しており、
    前記方法が、(a)前記ベース領域上にマスクを形成し
    、(b)同一の導電型のドーパントを前記マスクによっ
    て露出されている領域内に注入し、(c)前記マスクの
    一部の下側を横方向に前記注入からドーパントを拡散さ
    せて酸化物拡散補償領域を形成し、(d)前記マスクに
    よって露出されている領域をエッチングし、(e)前記
    マスクによって露出されている領域内にフィールド酸化
    物領域を形成する、上記各ステップを有することを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】  請求項1において、更に、前記マスク
    を除去し、且つ前記マスクによって保護されている領域
    においてベース領域を形成する各ステップを有しており
    、前記ベース領域が前記酸化物拡散補償領域よりも低い
    ドーパント濃度を有していることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】  請求項2において、前記ドーパントが
    P型ドーパントであることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】  請求項3において、前記P型ドーパン
    トがボロンであることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】  ベース領域を持ったバイポーラトラン
    ジスタにおいて、前記ベース領域が酸化物側壁に隣接し
    た少なくともその一部を有しており、前記ベース領域が
    、(a)前記ベース領域上にマスクを形成し、(b)前
    記マスクによって露出されている領域内に同一の導電型
    のドーパントを注入し、(c)前記マスクの一部の下側
    を横方向に前記注入からドーパントを拡散させて酸化物
    拡散補償領域を形成し、(d)前記マスクによって露出
    されている領域をエッチングし、(e)前記マスクによ
    って露出されている領域内にフィールド酸化物領域を形
    成する、上記各ステップによって形成されたものである
    ことを特徴とするバイポーラトランジスタ。
  6. 【請求項6】  請求項5において、前記ドーパントが
    P型ドーパントであることを特徴とするバイポーラトラ
    ンジスタ。
  7. 【請求項7】  請求項6において、前記P型ドーパン
    トがボロンであることを特徴とするバイポーラトランジ
    スタ。
  8. 【請求項8】  半導体ウエハ上に形成したバイポーラ
    トランジスタにおいて、ベース領域と、コレクタ領域と
    、エミッタ領域とが設けられており、前記エミッタ領域
    と、ベース領域と、コレクタ領域とは分離酸化物領域に
    当接しており、前記コレクタ領域及びエミッタ領域は第
    一導電型を有すると共に、前記ベース領域は反対極性の
    第二導電型を有しており、前記ベース領域は前記コレク
    タ領域内に小さな予め定めた区域に延在しており、前記
    延在した領域は前記ベース領域と、前記コレクタ領域と
    、前記分離酸化物領域とが交差する点において形成され
    ており、前記延在する領域は前記ベース領域と同一の導
    電型であることを特徴とするバイポーラトランジスタ。
  9. 【請求項9】  請求項8において、第一電荷キャリア
    が前記コレクタ領域及びエミッタ領域内に注入されて前
    記第一導電型を形成し、且つ反対極性の第二電荷キャリ
    アが前記ベース領域内に注入されて前記第二導電型を形
    成することを特徴とするバイポーラトランジスタ。
  10. 【請求項10】  請求項9において、前記延在領域が
    前記ベース領域よりも一層高い濃度の反対極性の第二電
    荷キャリアを有していることを特徴とするバイポーラト
    ランジスタ。
  11. 【請求項11】  請求項8において、前記第一導電型
    がP型であり且つ前記第二導電型がN型であることを特
    徴とするバイポーラトランジスタ。
  12. 【請求項12】  請求項8において、前記第一導電型
    がN型であり且つ前記導電型がP型であることを特徴と
    するバイポーラトランジスタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0600596A2 (en) * 1992-11-24 1994-06-08 National Semiconductor Corporation Improved bipolar transistor
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