JPH0425438Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0425438Y2 JPH0425438Y2 JP2835887U JP2835887U JPH0425438Y2 JP H0425438 Y2 JPH0425438 Y2 JP H0425438Y2 JP 2835887 U JP2835887 U JP 2835887U JP 2835887 U JP2835887 U JP 2835887U JP H0425438 Y2 JPH0425438 Y2 JP H0425438Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parachute
- glider
- wing body
- bag
- string
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 4
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 claims description 2
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- IDCBOTIENDVCBQ-UHFFFAOYSA-N TEPP Chemical compound CCOP(=O)(OCC)OP(=O)(OCC)OCC IDCBOTIENDVCBQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920002978 Vinylon Polymers 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は風抵抗の小さいパラシユートグライダ
ーに関する。
ーに関する。
第3図に示すように、従来のパラシユートグラ
イダー10は前部に開口11が設けられた複数の
袋体12を横方向に連接した翼体13と、該翼体
13の下部にその一端が接続される複数の支持索
14と、該支持索14の下部に設けられたハーネ
ス15とを有して構成されていた。
イダー10は前部に開口11が設けられた複数の
袋体12を横方向に連接した翼体13と、該翼体
13の下部にその一端が接続される複数の支持索
14と、該支持索14の下部に設けられたハーネ
ス15とを有して構成されていた。
そして、このパラシユートグライダー10を使
用する場合には、予め人16の体にハーネス15
を装着して、適当な風のあるときに上記パラシユ
ートグライダー10の前部開口11から袋体12
内に風を入れることによつて膨張させて翼体13
を成形し、この翼体13の揚力によつて上昇ある
いは滑空させるようにしていた。
用する場合には、予め人16の体にハーネス15
を装着して、適当な風のあるときに上記パラシユ
ートグライダー10の前部開口11から袋体12
内に風を入れることによつて膨張させて翼体13
を成形し、この翼体13の揚力によつて上昇ある
いは滑空させるようにしていた。
ところが、上記従来例に係るパラシユートグラ
イダー10においては、袋体12は通常軽い布材
からなつており、風が袋体12の前部に形成され
た開口11から入るようになつているので、第4
図に示すように、袋体12の開口上下17,18
は丸みを帯びて広がり、また袋体12全体も上下
に膨らむ。このとき少なくとも上下に広がつた分
だけは風抵抗を多く受けるという問題点があつ
た。
イダー10においては、袋体12は通常軽い布材
からなつており、風が袋体12の前部に形成され
た開口11から入るようになつているので、第4
図に示すように、袋体12の開口上下17,18
は丸みを帯びて広がり、また袋体12全体も上下
に膨らむ。このとき少なくとも上下に広がつた分
だけは風抵抗を多く受けるという問題点があつ
た。
また、上記のように袋体12が上下に膨らむと
翼体13の成形が悪くなるので揚力が落ちるとい
う問題点もあつた。
翼体13の成形が悪くなるので揚力が落ちるとい
う問題点もあつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、風
の抵抗が小さくて、また翼体の成形が良いと共に
揚力が向上するパラシユートグライダーを提供す
ることを目的とする。
の抵抗が小さくて、また翼体の成形が良いと共に
揚力が向上するパラシユートグライダーを提供す
ることを目的とする。
上記問題点を解決する本考案に係るパラシユー
トグライダーは、前部に開口が設けられた複数の
袋体を横方向に連接した翼体と、該翼体の下部に
その一端が接続される複数の支持索と、該支持索
の下部に設けられたハーネスとを有してなるパラ
シユートグライダーにおいて、上記袋体の前部開
口の上下を所定長の紐体によつて連結して構成さ
れている。
トグライダーは、前部に開口が設けられた複数の
袋体を横方向に連接した翼体と、該翼体の下部に
その一端が接続される複数の支持索と、該支持索
の下部に設けられたハーネスとを有してなるパラ
シユートグライダーにおいて、上記袋体の前部開
口の上下を所定長の紐体によつて連結して構成さ
れている。
ここに、紐体はポリ塩化ビニル等の合成樹脂繊
維を使用ことが好ましく、また紐体と袋体との連
結部は補強用のシールが貼られていることが望ま
しい。
維を使用ことが好ましく、また紐体と袋体との連
結部は補強用のシールが貼られていることが望ま
しい。
更に、紐体は一本でも複数本でも本考案に含ま
れるものである。
れるものである。
本考案に係るパラシユートグライダーは、翼体
を構成する複数の袋体の前部開口の上下を所定長
の紐体によつて連結しているので、滑空している
状態で開口から風が入つてきても開口が上下に広
がることはなく、更には袋体も上下に広がること
はなく風抵抗を受ける部分が小さくなる。
を構成する複数の袋体の前部開口の上下を所定長
の紐体によつて連結しているので、滑空している
状態で開口から風が入つてきても開口が上下に広
がることはなく、更には袋体も上下に広がること
はなく風抵抗を受ける部分が小さくなる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を
具体化した一実施例につき説明し、本考案の理解
に供する。
具体化した一実施例につき説明し、本考案の理解
に供する。
ここに、第1図は本考案の一実施例に係るパラ
シユートグライダーの斜視図、第2図は上記パラ
シユートグライダーを構成する袋体の部分斜視図
である。
シユートグライダーの斜視図、第2図は上記パラ
シユートグライダーを構成する袋体の部分斜視図
である。
第1図に示すように本考案の一実施例に係るパ
ラシユートグライダー20は、前部に開口21が
設けられた複数の袋体22を横方向に連接してな
る翼体23と、該翼体23の下部に取付けられた
複数の支持索24と、該支持索24の下部に設け
られたハーネス25と、上記袋体22の開口21
の上下21a,21bを連結する所定長の紐体2
6とによつて構成されている。以下、これらにつ
いて詳しく説明する。
ラシユートグライダー20は、前部に開口21が
設けられた複数の袋体22を横方向に連接してな
る翼体23と、該翼体23の下部に取付けられた
複数の支持索24と、該支持索24の下部に設け
られたハーネス25と、上記袋体22の開口21
の上下21a,21bを連結する所定長の紐体2
6とによつて構成されている。以下、これらにつ
いて詳しく説明する。
上記袋体22は合成樹脂等からなる軽い布材
(ナイロン、ビニロン、テトロン等)からなつて、
第2図にその一部分を示すように、前部に開口2
1が設けられていて、複数個横方向に連接されて
翼体23を構成している。
(ナイロン、ビニロン、テトロン等)からなつて、
第2図にその一部分を示すように、前部に開口2
1が設けられていて、複数個横方向に連接されて
翼体23を構成している。
上記翼体23には複数の合成樹脂繊維からなる
支持索24が取付けられているが、該支持索24
は翼体23に吊下される人27の荷重が分散され
るように、複数箇所に取付けられ、しかも該支持
索24は左右2系統に分割されて、下部のハーネ
ス25に連結されている。
支持索24が取付けられているが、該支持索24
は翼体23に吊下される人27の荷重が分散され
るように、複数箇所に取付けられ、しかも該支持
索24は左右2系統に分割されて、下部のハーネ
ス25に連結されている。
上記ハーネス25は周知の構造となつて、人2
7の体を吊下するベルト体からなつている。
7の体を吊下するベルト体からなつている。
上記紐体26は合成樹脂繊維からなつて、上記
袋体22の開口上下21a,21bを連結し、そ
の紐体26の長さは長くとも開口21の側部の長
さと略等しくなつているか、短くとも側部の長さ
の半分程度になつている。また、上記紐体26と
上記開口上下21a,21bとの連結部分には補
強用のシール28が貼られている。
袋体22の開口上下21a,21bを連結し、そ
の紐体26の長さは長くとも開口21の側部の長
さと略等しくなつているか、短くとも側部の長さ
の半分程度になつている。また、上記紐体26と
上記開口上下21a,21bとの連結部分には補
強用のシール28が貼られている。
続いて、上記パラシユートグライダー20の使
用方法及びその作用について詳しく説明する。
用方法及びその作用について詳しく説明する。
まず、ハーネス25を装着した状態で、該パラ
シユートグライダー20の前部を風の方向に向け
ると、空気が袋体22の前部の開口21を通つて
袋体22の内部に入るが、入つた空気は内部に停
滞するので、袋体22の全体に略均等な圧力が働
き、これによつて袋体22は膨張することにな
る。
シユートグライダー20の前部を風の方向に向け
ると、空気が袋体22の前部の開口21を通つて
袋体22の内部に入るが、入つた空気は内部に停
滞するので、袋体22の全体に略均等な圧力が働
き、これによつて袋体22は膨張することにな
る。
ところが、袋体22自体は横方向に連接されて
いるので、膨らむことによつて翼体23を成形す
ることになる。
いるので、膨らむことによつて翼体23を成形す
ることになる。
しかも、この膨張した袋体22の前部の開口2
1の上下21a,21bは所定長の紐体26によ
つて連結されているので、開口上下21a,21
bは上下に広がることはなく、従つて風抵抗を減
少させることとなる。
1の上下21a,21bは所定長の紐体26によ
つて連結されているので、開口上下21a,21
bは上下に広がることはなく、従つて風抵抗を減
少させることとなる。
これによつて、該パラシユートグライダー20
のハーネス25の部分に紐を付けて引くか、ある
いは上記ハーネス25の付いた所定長の紐の端を
固定して上記翼体23を風に当てると、風の原理
によつて該翼体23は上昇するが、風抵抗の減少
から揚力が増加することになる。
のハーネス25の部分に紐を付けて引くか、ある
いは上記ハーネス25の付いた所定長の紐の端を
固定して上記翼体23を風に当てると、風の原理
によつて該翼体23は上昇するが、風抵抗の減少
から揚力が増加することになる。
次に、下部のハーネス25に接続された紐を外
すと、該パラシユートグライダー20は滑空する
ことになるが、従来のパラシユートグライダーと
比較して翼体23の開口上下21a、2bが紐体
26によつて連結されているので、滑空性能が向
上することになる。
すと、該パラシユートグライダー20は滑空する
ことになるが、従来のパラシユートグライダーと
比較して翼体23の開口上下21a、2bが紐体
26によつて連結されているので、滑空性能が向
上することになる。
ここで、上記実施例では一つの袋体の開口上下
を一本の紐体で連結するものについて説明した
が、該紐体は複数本でもよくそれによつてより強
固に連結することができると共に開口上下の広が
りを更に抑えることもできるようになる。
を一本の紐体で連結するものについて説明した
が、該紐体は複数本でもよくそれによつてより強
固に連結することができると共に開口上下の広が
りを更に抑えることもできるようになる。
本考案に係るパラシユートグライダーは以上の
説明からも明らかなように、翼体を構成する複数
の袋体の前部開口の上下を所定長の紐体によつて
連結しているので、滑空している状態で開口から
風が入つてきても開口が上下に広がることはな
く、更には袋体も上下に広がることはない。従つ
て、翼体全体の風抵抗が減少することとなり、更
には翼体の成形が良くなるので揚力が増加し滑空
性能が向上することとなつた。
説明からも明らかなように、翼体を構成する複数
の袋体の前部開口の上下を所定長の紐体によつて
連結しているので、滑空している状態で開口から
風が入つてきても開口が上下に広がることはな
く、更には袋体も上下に広がることはない。従つ
て、翼体全体の風抵抗が減少することとなり、更
には翼体の成形が良くなるので揚力が増加し滑空
性能が向上することとなつた。
第1図は本考案の一実施例に係るパラシユート
グライダーの斜視図、第2図は上記パラシユート
グライダーを構成する袋体の部分斜視図、第3図
は従来例に係るパラシユートグライダーの斜視
図、第4図は上記従来例に係るパラシユートグラ
イダーを構成する袋体の部分斜視図である。 符号の説明、20……パラシユートグライダ
ー、21……開口、22……袋体、23……翼
体、24……支持索、25……ハーネス、26…
…紐体。
グライダーの斜視図、第2図は上記パラシユート
グライダーを構成する袋体の部分斜視図、第3図
は従来例に係るパラシユートグライダーの斜視
図、第4図は上記従来例に係るパラシユートグラ
イダーを構成する袋体の部分斜視図である。 符号の説明、20……パラシユートグライダ
ー、21……開口、22……袋体、23……翼
体、24……支持索、25……ハーネス、26…
…紐体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前部に開口が設けられた複数の袋体を横方向
に連接した翼体と、該翼体の下部にその一端が
接続される複数の支持索と、該支持索の下部に
設けられたハーネスとを有してなるパラシユー
トグライダーにおいて、上記袋体の前部開口の
上下を所定長の紐体によつて連結したことを特
徴とするパラシユートグライダー。 (2) 紐体はポリ塩化ビニル等の合成樹脂繊維から
なる実用新案登録請求の範囲第1項記載のパラ
シユートグライダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2835887U JPH0425438Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2835887U JPH0425438Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63134899U JPS63134899U (ja) | 1988-09-05 |
JPH0425438Y2 true JPH0425438Y2 (ja) | 1992-06-17 |
Family
ID=30831240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2835887U Expired JPH0425438Y2 (ja) | 1987-02-26 | 1987-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0425438Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-26 JP JP2835887U patent/JPH0425438Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63134899U (ja) | 1988-09-05 |
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