JPH04252920A - 液位測定装置 - Google Patents

液位測定装置

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JPH04252920A
JPH04252920A JP924591A JP924591A JPH04252920A JP H04252920 A JPH04252920 A JP H04252920A JP 924591 A JP924591 A JP 924591A JP 924591 A JP924591 A JP 924591A JP H04252920 A JPH04252920 A JP H04252920A
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JP
Japan
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pressure
liquid level
liquid
flow rate
valve
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Pending
Application number
JP924591A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Ito
伊 藤 武 郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH04252920A publication Critical patent/JPH04252920A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるエアパージ方
式により容器内の液位や液体の密度、比重、液間の境界
等を測定するようにした液位測定装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、槽内の液位や流体の密度等を測定
する液位測定装置としては、エアパージ方式を採用した
ものが一般に知られている。
【0003】これを図4を参照して説明すると、自力式
流量調節弁1とパージ管2とを備え、この自力式流量調
整弁1及びパージ管2内を流れる空気やガス等の流体を
容器3内の液4中に放出させ、この時に発生する液位(
パージ管2の先端から液面までの高さ)hに相当する圧
力(背圧)P3 を差圧検出器5で測定して、容器3内
の液位hや液4の密度ρ等を検出するようにしたもので
ある。
【0004】ここに、上記容器3の液位hと背圧P3 
(更には液4の密度ρ)との間には、下記の式1の関係
が成立し、背圧P3 を測定することによって液位h(
または液4の密度ρ)を知ることができる。
【0005】 P3 =ρgh                  
  …(式1)ここに、gは重力加速度である。
【0006】ここで使用されている自力式流量調整弁1
の一般的な構成を図4を参照して説明すると、この自力
式流量調整弁1の内部に形成された空気通路内には、可
変の絞り機構(以下ニードル弁と呼ぶ)6が介装され、
このニードル弁6の前後にかかる圧力の差圧、即ち元圧
P1 とニードル弁6後の圧力P2との差圧(P1 −
P2 )が一定になるように受圧膜(以下ダイヤフラム
と呼ぶ)7とスプリング機構8を備えた調圧弁9を動作
させ、これによってニードル弁6を流れる空気流量が一
定となるようにしたものである。
【0007】即ち、ダイヤフラム7を境にして、このダ
イヤフラム7に作用する下向きの力F1 及び下向きの
力F2 は、下記の式2及び式3で表すことができる。
【0008】 F1 =P1 *A+P2 *a          
    …(式2)F2 =P2 *A+P3 *a+
Fs         …(式3)ここに、A;ダイヤ
フラム7の有効受圧面積a;調圧弁9の有効受圧面積 P3 ;パージ管2の出口圧力 Fs ;スプリング機構8の上向きの力自力式流量調節
弁1が釣り合っている状態では、F1 =F2 である
ので、ダイヤフラム7前後の差圧(P1 −P2 )は
、下記の式4で表すことができる。
【0009】     P1 −P2 =Fs /A−a(P2 −P
3 )/A      …(式4)ここに、Fs /A
は定数であり、A>>aに設定されているので、 a(P2 −P3 )/A=0 となり、差圧(P1 −P2 )は一定となる。
【0010】この差圧(P1 −P2 )は、ニードル
弁6の前後の差圧でもあるので、P1 圧力下の流量換
算で以下の式5で表される空気流量Q(m3 /h)が
ニードル弁6やパージ管2を流れることになる。
【0011】     Q=k*Cv *[(P1 −P2 )*(P
1 +P2 )]1/2 *1/P1        
                         
                         
   …(式5)ここで、kは定数、元圧P1 (絶対
圧表示)は一定、ダイヤフラム7前後の差圧(P1 −
P2 )は一定、Cv はニードル弁6の弁定数である
ので、この空気流量Qは、圧力P2 の圧力変化を受け
て変動することになる。
【0012】更に、パージ管2の先端部の圧力P3 に
おける空気流量Q3 に着目し、この圧力P3 におけ
る体積をV3 、元圧P1 における体積をV1 とす
ると、ガス状態式より、 P3 *V3 =P1 *V1  となり、P1 圧力下の流量換算でのこの空気流量Q3
 (m3/h)は、以下の式6で表される。
【0013】     Q3 =1/P3 *k*Cv *[(P1 
−P2 )*(P1 +P2 )]1/2      
                         
                         
     …(式6)このように、パージ管2の先端部
での空気流量Q3 は、圧力P2 ,P3 、特に圧力
P3 の影響を大きく受けてこれらの圧力変化で変動す
ることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、パージ管先端部の圧力は液位によって変わり、一
方自力式流量調節弁は一定流量の空気を流そうとするた
め、パージ管先端部で生じる泡の量は、液位が大きいと
きは少なく、反対に液位が小さいときは多くなるように
変化してしまい、この結果、背圧が変化して正確な液位
や液体の密度の測定に支障を来しているのが現状であっ
た。
【0015】即ち、差圧検出器は、測定精度が現状でも
十分に高いが、エアパージセットにおいては、液位や流
体の密度によりパージ管の先端から出る泡の大きさが変
化してしまうため、これに伴って背圧が変動して測定精
度を落としてしまうといった問題点があった。
【0016】本発明は上記に鑑み、従来の一般的な自力
式流量調節弁の構造を変え、パージ管先端部での圧力が
変化しても、この先端から生じる泡の量の変化を極力抑
えて正確な液位や液体の密度の測定ができるようにした
ものを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明に係る液体測定装置は、可変の絞り機構を介装
した空気通路と、この空気通路の前後の差圧を受ける受
圧膜と、この受圧膜の動きに連動して圧力を調節するス
プリング機構付調圧弁とを有する自力式流量調節弁を備
え、前記空気通路内を流れる流体を容器内の液中に放出
させ、発生する圧力により容器内の液位や液体の密度、
比重、液間の境界を測定するようにした液位測定装置に
おいて、前記自力式流量調節弁内に、前記調圧弁の出口
圧力の変化を前記可変の絞り機構に伝えて該絞り機構を
変位させる副受圧膜及び副スプリング機構を備えもので
ある。
【0018】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、調圧弁
の出口圧力、即ちパージ管の先端圧力の変化に伴って、
自力式流量調節弁の空気流路内に介装した可変の絞り機
構を、副受圧膜及び副スプリング機構を介して変位させ
てこの弁定数を変化させ、両者の比を一定となすことに
より、パージ管の先端部での空気流量、ひいてはここで
生じる泡の量をほぼ一定となすことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0020】図1は、本発明の第1の実施例を示すもの
で、本実施例は、上記図4に示す従来例に以下の構成を
付加したものである。
【0021】即ち、ニードル弁6の前後の差圧、即ち元
圧P1 とニードル弁6後の圧力P2 との差圧(P1
 −P2 )を受けるダイヤフラム7の他に、この元圧
P1 とパージ管2の背圧P3 との差圧(P1 −P
3 )を受ける副受圧膜(以下副ダイヤフラムと呼ぶ)
10を備え、この副ダイヤフラム10に上記ニードル弁
6を連結して、この副ダイヤフラム10の変位に伴って
ニードル弁6も変位するよう構成するとともに、副ダイ
ヤフラム10の変位を規制する副スプリング機構11を
備えたものである。
【0022】これによって、パージ管2の背圧P3 の
変化に伴って、副スプリング機構11の弾性力を介して
副ダイヤフラム10の変位量、ひいてはニードル弁6の
変位量を変化させて、この弁定数を変化させるようなさ
れている。
【0023】次に、上記実施例の作用について説明する
【0024】今、例えば液位hがある状態(状態1とい
う)から高くなり、パージ管2の先端で生ずる背圧P3
 が大きくなったとすると、副ダイヤフラム10に加わ
る圧力(P1 −P3 )も変化するので、ニードル弁
6は、副ダイヤフラム10を介して副スプリング機構1
1の弾性力と平衡する位置まで変位する。その位置では
、ニードル弁6の弁開度が大きくなっているため、ニー
ドル弁6の前後の差圧(P1 −P2 )が一定になる
新しい状態(状態2)で安定する。すると、ニードル弁
6を通過する上記式5で表される空気流量Qは、この弁
開度が大きくなっているので増加し、これに伴ってパー
ジ管2の先端からでる泡の量が増加して、前の液位hの
状態(状態1)の泡の量と同じになる。
【0025】即ち、上記各状態1及び2におけるニード
ル弁6の弁定数を各々Cv1,Cv2、パージ管2の先
端で生じる圧力を各々P3−1 ,P3−2 とし、両
者の間にCv1/Cv2=P3−1 /P3−2 の関
係を持たせると、上記の式6から分かるように圧力が変
わっても、パージ管2の先端から流れる流量Q3 は変
わらないことになる。
【0026】反対に液位hが小さくなった場合も同様な
動きをして、泡の量が減少して前の液位の状態の時の泡
の量と同じになる。
【0027】このように、液位hの変化に伴って背圧P
3 が変化しても、パージ管2の先端部の空気流量Q3
 、ひいてはパージ管2の先端から出る泡の量を常に一
定となすことにより、正確な液位や液体の密度を測定す
ることができる。
【0028】なお、測定対象の槽が開放槽ではなく、ミ
ストセパレータのように、ある差圧をもって大気に開放
されている場合も、ニードル弁6の動きは大気を基準に
しているため、液位の変動による泡の量は変動しないの
で、正確な液位や密度の測定が可能となる。
【0029】図2は第2の実施例を示すもので、上記第
1の実施例と異なる点は、パージ管2の背圧P3 を副
ダイヤフラムアム9に導くライン中に、絞りや空気溜め
等の安定化機構12を設けたものである。
【0030】図3は第3の実施例を示すもので、流れる
流体に対してスプリング機構8付調圧弁9とニードル弁
6の前後関係を上記第1の実施例と逆にした自力式流量
調節弁1により調節された空気またはガスを容器3内の
液中に放出させ、発生する圧力P3 により容器3内の
液位h等を測定するようにしたものである。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
容器内の液位の変化に伴ってパージ管先端部での圧力が
変化しても、この先端から生じる泡の量の変化を極力抑
え、これによって正確な液位や液体の密度の測定を行う
ことができる。
【0032】特に、例えば原子力発電所の再処理設備に
おける保障措置においては、測定の確かさの期待度とし
て、プルトニウムやウランの物質収支期間の移転量また
は在庫量に対してある数値を越えないことが挙げられる
が、この数値は、プルトニウムやウランを扱う量が多く
なるに従い、徐々に厳しくなると予測される。そこで、
本発明をかかる保障措置等のような内容物の量の管理の
厳正化に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す概略構成図。
【図2】同じく第2の実施例を示す概略構成図。
【図3】同じく、第3の実施例を示す概略構成図。
【図4】従来例を示す概略構成図。
【符号の説明】
1  自力式流量調節弁 2  パージ管 3  容器 4  液 5  差圧検出器 6  可変の絞り機構(ニードル弁) 7  受圧膜(ダイヤフラム) 8  スプリング機構 9  調圧弁 10  副受圧膜(副ダイヤフラム) 11  副スプリング機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可変の絞り機構を介装した空気通路と、こ
    の空気通路の前後の差圧を受ける受圧膜と、この受圧膜
    の動きに連動して圧力を調節するスプリング機構付調圧
    弁とを有する自力式流量調節弁を備え、前記空気通路内
    を流れる流体を容器内の液中に放出させ、発生する圧力
    により容器内の液位や液体の密度、比重、液間の境界を
    測定するようにした液位測定装置において、前記自力式
    流量調節弁内に、前記調圧弁の出口圧力の変化を前記可
    変の絞り機構に伝えて該絞り機構を変位させる副受圧膜
    及び副スプリング機構を備えたことを特徴とする液位測
    定装置。
JP924591A 1991-01-29 1991-01-29 液位測定装置 Pending JPH04252920A (ja)

Priority Applications (1)

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JP924591A JPH04252920A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 液位測定装置

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JP924591A JPH04252920A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 液位測定装置

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JPH04252920A true JPH04252920A (ja) 1992-09-08

Family

ID=11715027

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP924591A Pending JPH04252920A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 液位測定装置

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JP (1) JPH04252920A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003315137A (ja) * 2002-04-24 2003-11-06 Utsuki Keiki Co Ltd エアーパージ式液面遠隔監視装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003315137A (ja) * 2002-04-24 2003-11-06 Utsuki Keiki Co Ltd エアーパージ式液面遠隔監視装置

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