JPH0425122Y2 - - Google Patents

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JPH0425122Y2
JPH0425122Y2 JP2400888U JP2400888U JPH0425122Y2 JP H0425122 Y2 JPH0425122 Y2 JP H0425122Y2 JP 2400888 U JP2400888 U JP 2400888U JP 2400888 U JP2400888 U JP 2400888U JP H0425122 Y2 JPH0425122 Y2 JP H0425122Y2
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JP
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endoscope
arm
support
stopper member
holder
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JP2400888U
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、腹腔内深部を観察、記録するため
の内視鏡を保持する装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来の内視鏡は、第8図に示すように内視鏡1
00を患者の体内に刺し込み、内視鏡100の接
眼部101から医者が観察していた。
〔解決しようとする課題〕
このような従来の手段では、内視鏡100を医
者が保持して所望の患部にその先端を向けておか
なければならず、医者が一方の手で内視鏡を保持
しているきには各種操作は片方の手でしか行えな
かつた。そこで、患者に刺し込んだ内視鏡を所定
の位置で保持するための装置が各種開発され、内
視鏡100を挿入して所望の位置にしてから内視
鏡100を保持装置で所望の位置に固定する方法
と予め保持装置に内視鏡100を固定しておいて
患者へ挿入していく方法の2つが考えられた。こ
のような2つの方法のいずれの場合でも、接眼部
101から観察する方法とデイスプレイに映し出
して観察する方法があつた。予め内視鏡100を
保持装置に固定しておいて患者へ内視鏡100を
挿入していく方法では、内視鏡100を挿入し過
ぎて内蔵を傷つけたりする虞れがあり、内視鏡1
00を抜き出すときも容易に行うことが困難であ
つた。
そこで、この考案は、内視鏡を予め保持装置に
固定しておいて患者へ挿入していく方法において
(この場合デイスプレイに映し出す)、内視鏡を挿
入し過ぎたり、抜き出すときに困難を伴うことも
ない内視鏡保持装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、この考案は、内視
鏡を保持するホルダー部が取付けられるアームと
所望数の関節部で連結された所望数のアームさら
に支柱に上下スライド可能に連結され関節部でア
ームに連結された縦支柱を備え、内視鏡を上下ス
ライドさせることが可能な不動側の支柱・アーム
の何れか1又は2以上に突当部を設け、スライド
する側に不動側又は/及び可動側の支柱・アーム
の任意の位置で固定させることができ突当部に当
接して内視鏡の下降を阻止するストツパー部材を
設けたものである。
〔作用〕
この考案においては、可動する側の縦支柱を支
柱に沿つて又は/及びホルダー部を先端側のアー
ムに沿つて上下方向にスライドさせることがで
き、縦支柱又は/及びホルダー部を不動側の支
柱、先端側のアームに沿つて下降させていくこと
により、ホルダー部に保持された内視鏡を患者の
体内へ挿入させることができる。このとき、突当
部とストツパー部材との位置を内視鏡の最適挿入
長さに設定しておくことにより、内視鏡を挿入し
過ぎることがなくなり、安全性が高まる。また、
内視鏡を抜くときには縦支柱又は/及びホルダー
部に取付けられ支柱又は/及び先端側のアームに
沿つてスライドするストツパー部材を上昇させれ
ばよい。
〔実施例〕
以下に、この考案の好適な実施例を図面を参照
にして説明する。
第1図においては、内視鏡1はホルダー部2に
保持され、内視鏡1で観察された映像は制御部3
に送られ、デイスプレイ4に映し出されるように
なつている。ホルダー部2は先端部のアーム5に
取付部材6を介して取付けてある。このアーム5
は関節部7に一端が連結してあり、このL字型の
関節部7にはアーム8の一端が連結してある。ア
ーム8の他端は関節部9に連結してあり、このL
字型の関節部9には縦支柱10の一端が連結して
ある。この縦支柱10の下端は支柱11に挿入し
てあり、支柱11に沿つてスライドする。前記取
付部材6はアーム5の軸線方向に沿つてスライド
可能に構成してあり、アーム5の先端にはフラン
ジ部5Aが形成してある。不動側の支柱11の上
端には突当部12を設けてあり、この突当部12
に支柱11内に挿入される縦支柱10の上下スラ
イドを任意の位置で停止させる係止具13を取付
けてある。また、突当部12の上面にはゴム等の
弾性部材14を固着してある。支柱11に挿入さ
れる縦支柱10には、縦支柱10の所望の位置に
取付き突当部12に当接して縦支柱10の下降を
阻止するストツパー部材15を係止具16で取付
けてある。
係止具13を緩め縦支柱10を自由に上下スラ
イド可能な状態としたとき、縦支柱10を上昇さ
せホルダー部2に内視鏡1をセツトする。次い
で、縦支柱10を下降させながら内視鏡1の先端
部を患者へ挿入していく。このとき、ストツパー
部材15の縦支柱10への取付位置は予め収集さ
れた患者のデータに基づき内視鏡1が最適の位置
まで挿入されるように決められ、この状態で縦支
柱10を下降させていきストツパー部材15が突
当部12に当接した状態において内視鏡1が最適
の挿入位置となるようになつている。したがつ
て、ストツパー部材15が突当部12に当接した
ときには、内視鏡1がそれ以上人体へ挿入しなく
なる。この第1図及び第2図に示す実施例では、
弾性部材14にストツパー部材15が当接するこ
ととなる。この弾性部材14は緩衝作用をする。
関節部7,9の箇所において、アーム5とアーム
8は回動し、このような回動により内視鏡1の挿
入位置の調整が可能である。なお、不動側のアー
ム・支柱5,11というときの不動とは「上下ス
ライドしない」という意味であり、可動側のアー
ム10というときの可動とは「上下スライドす
る」という意味であり、関節部7,9の個所にお
ける回動は含まない。
第3図に示す実施例は、取付部材6をストツパ
ー部材15′としたものを示す。このストツパー
部材15′にはホルダー部2が取付けてあり、ホ
ルダー部2の蓋体2Aはホルダー本体2Bに蝶番
2Cで取付けてあり、蓋体2Aを開いて内視鏡1
をホルダー本体2Aにセツトし、蓋体2Aを閉じ
てネジ2Dで蓋体2Aをホルダー本体2Bに固定
すれば内視鏡1を保持することができるようにな
つている。また、ストツパー部材15′を兼ねる
取付部材6には係止具16′が取付けてあると共
に、このストツパー部材15′をアーム5の軸線
上に沿つてスライドさせるための把手17を設け
てある。また、アーム5の先端部には突当部1
2′を係止具13′で取付けてあり、この突当部1
2′にも弾性部材14′を固着してある。さらにフ
ランジ部5Aにも弾性部材14′を固着してある。
取付部材6を兼ねるストツパー部材15′の詳細
は、第4図に示す通りである。即ち、係止具1
6′の先端には摩擦係止部材18を設けてあり、
この摩擦係止部材18がアーム5に圧接した状態
で内視鏡1の重量ではストツパー部材15′,6
がアーム5の軸線方向に沿つて下降しない程度に
保持され、把手17を医者が握つて上下動させる
場合にはスライド可能になつている。したがつ
て、把手17を握つてストツパー部材15′,6
を上下動させれば、内視鏡1も上下動し、把手1
7を静止させれば、その位置でストツパー部材1
5′,6及びホルダー部2に保持された内視鏡1
が摩擦係止部材18の摩擦力により静止するよう
になつている。アーム5に取付く突当部12′の
取付位置は、予め収集された患者のデータに基づ
き内視鏡1が最適位置まで挿入される位置に位置
決め取付けられる。
第1図及び第2図に示すストツパー部材15と
突当部12並びに第3図及び第4図に示すストツ
パー部材15′と突当部12′とは、併用してもよ
いし一方のみを使用してもよい。
第5図に示すものは、支柱11をスライダ19
に固着したものを示し、このスライダ19はベツ
ト側面のレール部20に沿つてスライドするよう
になつている。その詳細は第6図及び第7図に示
す通りである。このようにスライダ19がレール
部20をスライドすれば、ベツトに横たわつた患
者の最適位置に内視鏡1を挿入することが容易と
なる。また、このような支柱11の取付け手段で
は、スタンドタイプにしたもののように保持装置
が転倒する虞れもなくなる。
〔効果〕
以上説明したように、この考案によれば、内視
鏡を保持するホルダー部が取付けられるアームと
所望数の関節部で連結された所望数のアームさら
に支柱に上下スライド可能に連結され関節部でア
ームに連結された縦支柱を備え、内視鏡を上下ス
ライドさせることが可能な不動側の支柱・アーム
の何れか1又は2以上に突当部を設け、スライド
する側に不動側又は/及び可動側の支柱・アーム
の任意の位置で固定させることができ突当部に当
接して内視鏡の下降を阻止するストツパー部材を
設けたので、ストツパー部材と突当部とが当接す
る位置を予め収集した患者のデータから割り出し
て決めておけば、縦支柱或いはホルダー部を下降
させて患者の体内に内視鏡を差し込んでいつても
挿入し過ぎて患者を傷つける虞れがなくなり、安
全性が高いものとなる。また、医者はこのような
保持装置を使用することにより作業が容易とな
る。さらに、内視鏡を抜き出すときにも挿入した
方向と同一方向に沿つて容易に内視鏡を患者の体
内から抜き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の好適な実施例を示す斜視
図、第2図は縦支柱と支柱の箇所の断面図、第3
図はホルダー部が取付く取付部材をストツパー部
材とした実施例を示す斜視図、第4図はその断面
図、第5図は保持装置をベツドに沿つてスライド
可能に構成した斜視図、第6図は第5図の支柱取
付部分の斜視図、第7図はスライダとレール部と
の関係を示す図、第8図は従来例を示す斜視図で
ある。 1……内視鏡、2……ホルダー部、5……アー
ム、6……取付部材、7,9……関節部、8……
アーム、10……縦支柱、11……支柱、12,
12′……突当部、13,13′……係止部材、1
5,15′……ストツパー部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内視鏡を保持するホルダー部が取付けられるア
    ームと所望数の関節部で連結された所望数のアー
    ムさらに支柱に上下スライド可能に連結され関節
    部でアームに連結された縦支柱を備え、 内視鏡を上下スライドさせることが可能な不動
    側の支柱・アームの何れか1又は2以上に突当部
    を設け、 スライドする側に不動側又は/及び可動側の支
    柱・アームの任意の位置で固定させることができ
    突当部に当接して内視鏡の下降を阻止するストツ
    パー部材を設けたことを特徴とする内視鏡保持装
    置。
JP2400888U 1988-02-25 1988-02-25 Expired JPH0425122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2400888U JPH0425122Y2 (ja) 1988-02-25 1988-02-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2400888U JPH0425122Y2 (ja) 1988-02-25 1988-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01130301U JPH01130301U (ja) 1989-09-05
JPH0425122Y2 true JPH0425122Y2 (ja) 1992-06-16

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ID=31243486

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JP2400888U Expired JPH0425122Y2 (ja) 1988-02-25 1988-02-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2533703Y2 (ja) * 1990-09-21 1997-04-23 富士写真光機株式会社 内視鏡保持装置

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JPH01130301U (ja) 1989-09-05

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