JPH04249207A - 光ファイバセンサー及びそれを用いたケーブル - Google Patents

光ファイバセンサー及びそれを用いたケーブル

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JPH04249207A
JPH04249207A JP3035220A JP3522091A JPH04249207A JP H04249207 A JPH04249207 A JP H04249207A JP 3035220 A JP3035220 A JP 3035220A JP 3522091 A JP3522091 A JP 3522091A JP H04249207 A JPH04249207 A JP H04249207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
cable
fiber sensor
core material
external pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP3035220A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Yoshida
吉田 俊朗
Takashi Ezure
孝 江連
Yoshihisa Katsuyama
勝山 吉久
Shigeru Nakagawa
滋 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバを使用した
センサーと、このセンサーを用いた事故点検知可能なケ
ーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】海底に布設されたケーブル、とりわけ船
舶が頻繁に航行する海峡などに布設された海底ケーブル
には船舶の錨が引っ掛かることが多々あり、このため海
底ケーブルが損傷をうけたり、最悪の場合は切断された
りする事故が発生している。従来、このような事故の発
生を検知するため種々の検討がなされてきたが、その一
つとして図5のような外圧センサー11が実用に供され
ている。これは、一対の絶縁線状体12を撚り合わせる
と共に、その両側にできる谷部に沿って一対の銅線など
からなる導電線条体13を撚り合わせたものである。つ
まりこの状態では一対の導電線状体13は絶縁された状
態にある。
【0003】このような外圧センサー11を海底ケーブ
ル内に収納しておくと、布設された海底ケーブルに船舶
の錨が引っ掛かった場合、海底ケーブルには大きな外圧
がかかるから、この外圧によりセンサー11は図6のよ
うに変形する。つまり絶縁線状体12が両側に逃げ、導
電線状体13が中央に寄って接触する。その結果、一対
の導電線状体13はその位置で電気的に導通した状態に
なるから、これを海底ケーブルの端部側で電気的に検知
すれば、錨が引っ掛かったことを検知できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のセンサーは海底
ケーブルに錨が引っ掛かったことを検知することは可能
であるが、その位置まで検知することはできない。この
ため後日、その事故を起こした船舶を特定することが難
しいという問題があった。以上は海底ケーブルの事故検
出についてであるが、異常な外圧がかかりケーブルが損
傷することは、地中ケーブルや架空ケーブルでも起こり
得ることであり、このような場合の事故点検知は重要な
課題である。
【0005】また、このような事故点検知はケーブルに
限られるものではない。例えば防犯や防災などの目的で
、ある区間内またはある経路における異常発生を監視す
る場合、異常発生の有無だけでなく、どの位置で異常が
発生したかを検知できれば、監視精度の向上に有効であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
課題を解決した光ファイバセンサーを提供するもので、
その構成は、細長い心材と、その外周にらせん状に巻き
付けられた少なくとも1本の光ファイバとを備え、心材
は外圧を受けると光ファイバに屈曲による伝送損失の増
加を発生させる程度に断面形状が変形するものからなる
ことを特徴とする。
【0007】心材としては、ゴム又はプラスチック等か
らなるパイプを使用することが好ましいが、中実線でも
ゴム弾性により径方向に変形するものであれば、使用可
能である。また光ファイバ巻付け層の外側には、心材の
外力による変形を妨げない範囲で防水などのための保護
シースを設けることが好ましい。また上記のような光フ
ァイバセンサーを、電力ケーブル、通信ケーブル、送水
ケーブル等のケーブルのコアに沿って設けると、光ファ
イバセンサー入りケーブルが構成できる。
【0008】
【作用】本発明の光ファイバセンサーは、長手方向のあ
る位置で外力を受けると、その位置で心材の断面形状が
変形し(潰れ)、それに伴い光ファイバもその位置で変
形し、曲率が大きくなる。その結果、光ファイバの伝送
損失が急激に増加するから、これを光ファイバの端部に
おいてOTDRにより常時監視していれば、光ファイバ
センサーに外力が加わったこと(異常発生)と、その位
置(光ファイバ端部からの距離)を検出することが可能
となる。
【0009】また、この光ファイバセンサーをケーブル
コアに沿わせて光ファイバセンサー入りケーブルを構成
しておくと、そのケーブルが海底ケーブルであれば、例
えば錨が引っ掛かった場合、そのこととその位置を検出
でき、地中埋設ケーブルであれば、例えば地盤沈下によ
り異常な外圧がかかった場合、そのこととその位置を検
出でき、架空ケーブルであれば、例えば引っ掛かった凧
をとろうとして架空ケーブルを棒で強打した場合、その
こととその位置を検出できることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1および図2は本発明の一実施例を示す
。この光ファイバセンサー21は、FRP製のパイプ2
2の外周に、紙テープ、ゴムテープまたはプラスチック
テープ等を巻いたり、熱可塑性樹脂を押出被覆したりし
て座床23を形成した後、光ファイバ24をらせん状に
巻き付け、さらにその外周に保護シース25を被覆した
ものである。
【0011】パイプ22は一定値以上の外圧 (検出し
ようとする外圧) がかかると断面形状が大きく変形す
るような強度に設計される。パイプ22はFRP製に限
定されるものではなく、プラスチックまたはゴム製であ
ってもよい。
【0012】座床23は、パイプ22が硬い場合に、光
ファイバ24の巻付けによる伝送損失の増加を最小限に
抑えることと、巻きやすさを考慮して設けられるもので
ある。 したがってこれは省略される場合もある。光ファイバ2
4は保護被覆を有する光ファイバ心線の形態である。最
低1本あればよいが、検出精度を高めるためには複数本
用いた方がよい。また光ファイバ24は1本で巻き付け
てもよいし、複数本集合したユニットの状態で巻き付け
てもよい。
【0013】保護シース25としてはプラスチックシー
ス、金属プラスチックラミネートシースまたは鉛被など
が用いられ、特に海底ケーブル等に使用する場合は防水
性の観点から鉛被を使用することが好ましい。保護シー
ス25は心材22の外力による変形を妨げない強度に設
計される。また保護シース25は光ファイバ24の巻付
け層との間に若干の隙間ができるように形成するとよい
。このようにすると保護シース25内で、パイプ22に
巻き付けた光ファイバ24がある程度自由に動けるので
、異常発生以外の原因による伝送損失の増加を起こし難
くなる。なお保護シース25は必要に応じ設ければよく
、省略することも可能である。
【0014】この光ファイバセンサー21により異常検
出を行うには、このセンサー21を異常検出を行おうと
するルートに布設し、その端部において光ファイバ24
にOTDRを接続して、光信号を入力し、常時監視を行
う。この状態で、もし光ファイバセンサー21のいずれ
かの箇所に外圧が加わる (異常が発生する) と、そ
の位置でパイプ22が潰れ、そこに巻き付けてある光フ
ァイバ24の曲率が大きくなる。このためその位置で急
激な伝送損失の増加が起こり、OTDRではその反射波
から異常発生と、その位置を検出することができる。つ
まり、この光ファイバセンサー21は光ファイバ24を
断面が大きく変形可能なパイプ22に巻いてあるので、
外力を受けたときの光ファイバ24の曲げ量が大きくな
り、障害位置でより明確に伝送損失増加が現れる。した
がって検出感度が高い。
【0015】なお光ファイバセンサー21の検出感度を
高めるためには、図3に示すような少なくとも片面に突
起27を有する突起付きテープ28を、図1および図2
における光ファイバ24の巻付け層の外周に、突起27
を内側にして巻き付けるのも有効である。このようにす
ると光ファイバセンサー21に外圧が加わった際、光フ
ァイバ24がテープ28の突起27によっても複雑に屈
曲され、伝送損失の増加を大きくできる。また上記の突
起付きテープ28を、突起27を外側にして座床23の
代わりに又は座床23の上に巻き付けておいても同様の
効果が期待できる。
【0016】またパイプ22は外圧を受けて永久変形す
るものでもよいし、外圧を受けて変形したのち外圧が除
去されると元の断面形状に復元するものでもよい。どち
らを使用するかはセンサーの用途による。
【0017】図4は上記の光ファイバセンサー21を内
蔵させた海底電力ケーブル31を示す。32は撚り合わ
された3本のケーブルコアで、光ファイバセンサー21
はケーブルコア32の間の谷部にジュート紐やプラスチ
ック紐等の介在紐33と共に撚り合わされている。34
はその外側に設けたプラスチック紐等からなる座床、3
5は鋼線などからなる外装、36は最外層に設けたプラ
スチック紐等からなる座床である。
【0018】このようなケーブル31を海底に布設し、
その端部において光ファイバセンサー21内の光ファイ
バにOTDRを接続して常時監視を行えば、ケーブル3
1に船舶の錨が引っ掛かった場合、その外圧に基づく光
ファイバの伝送損失の増加により、事故の発生と、その
位置を検出することが可能となる。
【0019】光ファイバセンサー21はケーブル31内
に1本入れておけば一応事故検出は可能であるが、図示
のように周方向に間隔をあけて複数本入れておけば、い
ずれの方向からの外力に対しても感度よく検出が可能で
ある。また光ファイバセンサー21のパイプ22内に通
信用の光ファイバを収納することもできる。このように
するとケーブル全体の外径を大きくすることなく、すな
わち占積率よく、しかも外圧から保護された状態で通信
用光ファイバの収納が可能となる。
【0020】上記実施例は海底電力ケーブルについて述
べたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば
海底通信ケーブル、地中ケーブル(電力、通信)、架空
ケーブル(電力、通信)等にも同様に適用できるもので
ある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る光ファ
イバセンサーは、外圧を受けると心材の断面形状が変形
し、それによって心材に巻き付けられた光ファイバが屈
曲されるため、光ファイバの局部的な伝送損失の増加に
より、異常発生とその位置を確実に検出することができ
る。またこの光ファイバセンサーをケーブルに収納して
おけば、ケーブルの外圧による事故の発生とその位置を
確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明に係る光ファイバセンサーの一実施
例を示す横断面図。
【図2】  図1の光ファイバセンサーの縦断面図。
【図3】  本発明の光ファイバセンサーに用いること
のできる突起付きテープの斜視図。
【図4】  本発明に係る光ファイバセンサー入りケー
ブルの一実施例を示す断面図。
【図5】  従来の外圧センサーの外圧検出前の断面図
【図6】  図5の外圧センサーの外圧検出後の断面図
【符号の説明】
21:光ファイバセンサー    22:パイプ (心
材)  23 :座床     24:光ファイバ      25:保護シース   
 31:海底電力ケーブル 32:ケーブルコア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  細長い心材と、その外周にらせん状に
    巻き付けられた少なくとも1本の光ファイバとを備え、
    心材は外圧を受けると光ファイバに屈曲による伝送損失
    の増加を発生させる程度に断面形状が変形するものから
    なることを特徴とする光ファイバセンサー。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の光ファイバセンサーで
    あって、心材がパイプであるもの。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の光ファイバセンサーで
    あって、心材がゴム弾性を有する中実線であるもの。
  4. 【請求項4】  請求項1ないし3のいずれかに記載の
    光ファイバセンサーであって、光ファイバ巻付け層の外
    側に保護シースが設けられているもの。
  5. 【請求項5】  請求項1ないし4のいずれかに記載の
    光ファイバセンサーをケーブルコアに沿わせて収納した
    ことを特徴とする光ファイバセンサー入りケーブル。
JP3035220A 1991-02-05 1991-02-05 光ファイバセンサー及びそれを用いたケーブル Pending JPH04249207A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020003896A (ko) * 2000-06-22 2002-01-16 조문수 센싱기능을 갖는 유리섬유강화 플라스틱 파이프와 그의제조방법 및 유지보수 방법
JP2010014953A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The 光ケーブル用識別表示具
CN112268687A (zh) * 2020-11-06 2021-01-26 国网四川省电力公司泸州供电公司 一种基于光纤传感的层绞式光缆及其应用方法

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