JPH0424905A - 超電導コイル励磁方法 - Google Patents

超電導コイル励磁方法

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Publication number
JPH0424905A
JPH0424905A JP12603290A JP12603290A JPH0424905A JP H0424905 A JPH0424905 A JP H0424905A JP 12603290 A JP12603290 A JP 12603290A JP 12603290 A JP12603290 A JP 12603290A JP H0424905 A JPH0424905 A JP H0424905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
superconducting coil
current
capacitor
superconducting
Prior art date
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Pending
Application number
JP12603290A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shimohata
賢司 下畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0424905A publication Critical patent/JPH0424905A/ja
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  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、超電導コイルを励磁する方法に関するもの
である。
[従来の技術] 第3図は1例えば刊行物(昭和63年度春期低温工学会
予稿集P127)に示された従来の超電導コイル励磁方
法を示す特性図である。
負荷線はコイルの形状が決まれば一意的に決まる。電流
を増加させていくと、短尺特性に達する前に超電導コイ
ルは、超電導破壊(クエンチ)を起こしてしまう、これ
は、コイル自身が作る電磁力に対する機械的強度が弱い
場所の超電導線がわずかに動いてしまい、そのための摩
擦熱によってその部分の温度が上昇し、超電導線が動い
て安定な状態に落ち着くと、次に弱い場所に移り、1回
目よりクエンチ電流は上昇する。(トレーニング効果)
これを繰り返すことにより、クエンチ電流は徐々に上昇
し、短尺特性線と、負荷線の交点である臨界点へ近づい
ていく。
第4図(A)、(B)はそれぞれ従来例を示す構成図お
よび動作説明図であり、第4図(B)に第4図(^)の
超電導コイル(1)の各点A−Cにおける負荷線を示す
、なお、図中(1)〜(9)はクエンチを起こす順番で
ある。
[発明が解決しようとする課題] 従来の超電導コイルの励磁は以上のようになされていた
ので、線材が動きやすい箇所が各励磁毎に移っていくた
め、何回もクエンチさせ特性を向上させる必要があると
共に、トレーニングを行ってもIc(臨界電流)まで達
しないという課題があった。また、トレーニングを繰り
返すため、高価な液体ヘリウムを多量に消費してしまう
、クエンチして温度が上昇した超電導コイルを冷却する
のに時間がかかるという課題があった。
この発明は、かかる課題を解決するためになされたもの
で、液体ヘリウムを用いなくてもよく、より短時間の励
磁でトレーニングを完了できる超電導コイル励磁方法を
得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明の超電導コイル励磁方法は、超電導コイルに、
臨界電流を通電させた時に働く電磁力よりも高い電磁力
を加えて超電導コイルを励磁するものである。
[作用コ この発明において、@界電流よりも高い電流を涜すこと
により、超電導コイルは臨界電流値の電流壱流した時に
発生する電磁力よりも強い電磁力を経験することにより
所期目的を達成する。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例の超電導コイル励佃方法に
用いる励磁装置の回路図であり、(1)は超電導コイル
のインダクタンス、(2)はコイルの抵抗。
(3)は配線抵抗、(4)はコンデンサ、(5)はスイ
ッチ、(6)は超電導コイルであり、直列に接続してい
る。
第1図の回路の場合、コンデンサを充電してスイッチを
閉じると、抵抗R,rが時間的に一定とすると、コイル
には d”I             clI      
 IL  −+  (R+r)  −+ −:0dt2
          dt      C(R+r) 1 = A−exp (−−・t)  sin ((L
C)  ”・5・tJL の電流が流れる。^は定数、Lはコイルの抵抗、rは配
線抵抗、Cはコンデンサの容量であり、Aはコンデンサ
の充電電圧により決定される。ピークの電流値をIp、
コイルの臨界電流をI9とすると、■ρ≧19とすると
、コイルに臨界電流通電よりも高い電磁力を経験させる
ことができ、トレーニングは完了する。電流がコイルの
発熱を抑えるため、電流は急速に減少させることが望ま
しい6例えばパルス幅10m5ecとすると導線を液体
窒素(77K)に冷却した場合、はとんど温度上昇を伴
わず(はぼ30に以下)、Ip −500OA/mm2
の電流を流すことができ、この値は現在の超電導コイル
の臨界電流密度の代表値500A/nm2に比べ、充分
高い、コイルの発熱が許容できれば室温でトレーニング
を完了させることもできる。なお、第2図(A)はこの
発明の一実施例の超電導コイル励磁方法に係わるコイル
に通電する電流の時間による変化を示す特性図、第2図
(B)はこの発明の一実施例の超電導コイル励磁方法の
動作説明図である。
この発明では、コンデンサによりパルス電流をコイルに
供給したが5コイルの臨界電流よりも高い電流を瞬間的
(コイルの発熱による損傷が防げる程度)に流せる電流
供給方法であれば供給方法によらない、また電流波形も
正弦波状に限らず、く形波状や三角波状でもよい。
また、超電導コイルに一定電流を通電しておき、コイル
外部からパルス磁界を加え、線材にかかる電磁力(電流
X磁界)をコイル単体の臨界電流通電時の電磁力より大
きくすることもできる。
[発明の効果] 以上説明した通り、この発明は超電導コイルに、臨界電
流を通電させた時に働く電磁力よりも高い電磁力を加え
て超電導コイルを励磁することにより、液体ヘリウムを
用いなくてもよく、より短時間の励磁でもトレーニング
を完了できる超電導コイル励磁方法を得ることができる
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例の超電導コイル励磁方法に
用いる励磁装置の回路図、第2図(A)はこの発明の一
実施例の超電導コイル励磁方法に係わるコイルに通電す
る電流の時間による変化を示す特性図、第2図(B)は
この発明の一実施例の超電導コイル励磁方法の動作説明
図、第3図は従来の超電導コイル励磁方法を示す特性図
、第4図(A)、 (B)はそれぞれ従来例を示す構成
図および動作説明図である。 図において、(1)は超電導コイルのインダクタンス、
(2)はコイルの抵抗、(3)は配線抵抗、(4)はコ
ンデンサ、(5)はスイッチ、(6)は超電導コイルで
ある。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 超電導コイルに、臨界電流を通電させた時に働く電磁力
    よりも高い電磁力を加えて超電導コイルを励磁する超電
    導コイル励磁方法。
JP12603290A 1990-05-15 1990-05-15 超電導コイル励磁方法 Pending JPH0424905A (ja)

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JPH0424905A true JPH0424905A (ja) 1992-01-28

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