JPH04248596A - 音声認識訂正装置 - Google Patents

音声認識訂正装置

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Publication number
JPH04248596A
JPH04248596A JP1326691A JP1326691A JPH04248596A JP H04248596 A JPH04248596 A JP H04248596A JP 1326691 A JP1326691 A JP 1326691A JP 1326691 A JP1326691 A JP 1326691A JP H04248596 A JPH04248596 A JP H04248596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
input
speech recognition
circuit
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP1326691A
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English (en)
Inventor
Kikumi Kaburagi
鏑木喜久美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04248596A publication Critical patent/JPH04248596A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】音声認識装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来の音声認識訂正装置について図9を
用いて説明する。
【0003】従来の音声認識訂正装置では、音響分析部
1において入力された音声の分析を行い、特徴を出力す
る。音響分析部1からの出力に基づいて、音声認識部2
において入力音声の認識を行う。音声認識部2にて認識
された結果は操作者が確認できるように出力される。入
力音声を分析した特徴抽出の結果は、記憶部3に記憶さ
れる。音声認識結果に変更を施す必要がない場合には次
音声入力の操作に移行する。しかし、音声認識結果を変
更したい場合には、カーソル指示部4を操作し変更する
部分の先頭部と、同じく変更部分の終了部にカーソルを
移動させてマークし変更部分を指定する。従来の音声認
識訂正装置では、操作者がカーソル指示部4を操作して
、誤認識等により変更する必要がある部分を指示するの
である。カーソル指示部4の操作によって指示された部
分を変更するため、操作者は変更部5において、キー入
力装置を用いて変更したり、音声認識結果の候補がいく
つか表示されているような場合にはその中から候補を選
ぶ等の方法によって音声認識結果を変更する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】音声による入力は、キ
ー入力操作をすることなくデータ入力を行うことができ
、キー入力装置のキー配置位置、キー操作方法等を知る
必要がなく、誰でもが簡便に使用できる入力方法である
。しかし、音声入力方法は、キー操作による入力方法と
異なり、操作者が正確に入力をしても入力データが正確
に認識される確率はやや低くなる傾向がある。そこで、
音響学会誌中の文章を構成する単語について、1単語を
構成している音素の数を調べたところ、1単語当りの平
均音素数は約9音素であった。ここで、音素認識率が9
5%以上である音声認識装置を用いても、1単語中に1
文字の認識誤りは予想される。また、音素認識率が98
%以上である音声認識装置を考えた場合でも、1単語中
に1文字の認識誤りが発生することは、そう稀なことで
はないと考えられる。また、同じく音響学会誌中文章に
ついて、1文を構成している音素数を調べたところ、1
文当りの平均音素数は約47音素であった。ここで、音
素認識率が95%以上である音声認識装置を用いても、
1文中に2〜3音素の認識誤りは避けられないことにな
る。また、音素認識率が98%以上である音声認識装置
を考えた場合でも、一文の中に1音素の認識誤りが発生
することは充分に考えられる。以上の事実からみても、
入力された音声の認識結果を変更する必要が生じるのは
、そう稀なことではないことが分かる。音声認識装置を
考えた場合には、音声認識訂正装置の役割はきわめて大
きいと思われる。また、音声認識の誤りを正す場合だけ
ではなく、入力データの一部を変更したい場合にも音声
認識訂正装置が用いられる。
【0005】音声認識結果に変更を加える必要が生じた
場合には、まず変更部分を正しく指定することが重要で
ある。しかし、前述の従来技術を用いた音声認識訂正装
置では、操作者は自ら図9カーソル指示部4を操作し認
識誤りや変更が発生した区間の指定をしなければならな
い。このようなキー入力装置を用いたカーソル操作を頻
繁にしなければならないことは、操作者にとって非常に
負担である。このような視線が頻繁に移動する作業は、
操作者の視神経を非常に疲労させ作業効率を低下させる
ばかりか、視力の著しい低下を招く恐れがある。また、
音声による入力という優れた入力方法を用いておきなが
ら、変更部分の指定を手動でカーソルを移動することに
よってする従来技術では、音声認識装置の特徴である「
誰にでも操作が簡便に出来る。」、「キー入力やその他
の方法に比べ、データ入力スピードが速い。」という利
点を充分に発揮することが出来ないのである。つまり、
データ入力操作は速やかに行えたとしても、従来技術を
用いた音声認識訂正装置は、誰でもが簡単に迅速に変更
操作を行うことは非常に困難である。このように従来技
術を用いた音声認識訂正装置では、変更操作に非常に時
間がかかり、極めて作業効率が悪いのである。従来技術
には、以上述べてきたような問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の音声認識訂正装
置は、入力された第1の音声の特徴を出力する音響分析
部と、前記音響分析部の出力を符号列に変換する音声認
識部と、前記音響分析部の出力を記憶する記憶部と、入
力された第2の音声を前記記憶部内のデータと対比して
前記記憶部内のデータから、前記第2の音声に該当する
部分を検出する音声スポッティング部と、前記符号列の
うち前記該当する部分に対応する部分を変更する変更部
とからなることを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明について実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0008】(実施例1)図1は本発明の音声認識訂正
装置の原理ブロック図、図2は本発明の一実施例である
単語毎に区切って発声した音声認識訂正装置のブロック
図である。単語毎に区切って発声された第1の音声は、
図1音響分析部11の構成要素であるマイク、高域強調
フィルタ、AD変換器より構成される図2音声入力部2
1によって8KHz、12bitsのデジタル信号とし
てサンプリングされる。さらに同じく図1音響分析部1
1の構成要素である図2特徴抽出回路22において、デ
ジタル信号に変換された音声信号を16ms区間を1フ
レームとして1フレーム毎に周波数変換し、周波数領域
での特徴パラメータを抽出し、発声された単語の特徴パ
ラメータ列として表される。図2特徴抽出回路22で抽
出された発声単語の特徴パラメータ列は、図2特徴パラ
メータ列記憶回路27に記憶される。図2特徴パラメー
タ列記憶回路27は図1記憶部13を構成している。
【0009】図1音響分析部11で抽出された第1の音
声の特徴パラメータ列は、図1音声認識部12を構成す
る図2DPマッチング回路23において、図2音素記憶
辞書24と発声された音声の特徴パラメータ列とがマッ
チングされる。図2このDPマッチング回路23におい
て認識判定された音素ラティスは、図2音素ラティス記
憶回路32に記憶され、図2表示部制御回路25の制御
によって図2表示部26に表示される。図2表示部26
に表示された音声認識結果に誤りがあった場合、または
変更したい部分が生じた場合には、操作者は訂正キーに
触れる等の行為によって認識結果変更の必要を知らせる
。次に入力された第2の音声である音素は、第1の音声
と同様に、図2音声入力部21、図2特徴抽出回路22
を経て特徴パラメータ列に変換される。変更部分として
入力された第2の音声の特徴パラメータ列は、図2DP
マッチング回路29において図2特徴パラメータ列記憶
回路27に記憶されている第1の音声入力の特徴パラメ
ータ列とDPマッチングされる。誤って認識されてしま
った音素、または変更を施す必要のある音素を第2の音
声として入力することによって、音声認識結果の変更部
分を確実にスポッティングしているのである。図2DP
マッチング回路29は図1音声スポッティング部14を
構成する。図2音素ラティス記憶回路32の中に変更し
たい候補が存在していれば、確定キー制御回路31に制
御されている確定キーを操作して、正しい結果を確定し
、図2音素ラティス入れ替え回路30によって、誤った
部分、或は変更したい部分を希望する結果に入れ換える
。第二、第三の候補の中に希望する音素が存在しなけれ
ば、改めて音声の入力を行い、最初に音声を入力した際
と同様な経路をにて音声認識を行う。図2音素ラティス
入れ替え回路30、図2確定キー制御回路31は図1変
更部15を構成する。
【0010】本発明について実施例に基づいて、図3、
図4を用いてさらに説明する。
【0011】図3は本発明の音声認識訂正装置の一実施
例である単語毎に区切って発生した音声認識訂正装置を
構成する図2音素ラティス記憶回路32における音素ラ
ティス構造を示す図である。
【0012】単語毎に区切って発生された音声を認識す
る音声認識訂正装置において、操作者が「電子計算機」
という単語を第1の音声として入力したと仮定する。こ
の入力を受けた際の図2音素ラティス記憶回路32に記
憶された音素ラティスは図3に示した通り、「で」の音
素ラティス構造は第一候補は「で」、第二候補は「て」
である。「ん」の音素ラティス構造は第一候補は「ん」
、第二候補は「む」、第三候補は「う」である。 「し」の音素ラティス構造は第一候補が「ち」、第二候
補は「し」である。「け」の音素ラティス構造は第一候
補が「け」、第二候補、第三候補はない。「い」の音素
ラティス構造は第一候補が「い」、第二候補は「ひ」、
第三候補は「し」である。「さ」の音素ラティス構造は
第一候補が「さ」、第二候補が「は」、第三候補が「あ
」である。「ん」の音素ラティス構造は第一候補が「ん
」、第二候補は「む」である。「き」の音素ラティス構
造は第一候補が「き」、第二候補、第三候補はない。よ
って、各音素認識結果の第一候補をつなげると、認識結
果は「でんちけいさんき」である。この場合、入力音声
は「でんきけいさんき」であるから、三番目の文字「き
」が「ち」と誤認識されてしまったことになる。 操作者は音声認識結果に変更の必要があることを、訂正
キーを用いて知らせる。図2訂正キー制御回路28は音
声認識結果に誤りがあったことを認識し、直ちに第2の
音声として変更音素の入力を求める。
【0013】図4は本発明の音声認識訂正装置の一実施
例である単語毎に区切って発生した音声を認識する音声
認識訂正装置を構成する図1音素スポッティング部14
の処理を説明する図である。
【0014】操作者は誤って認識されてしまった音素そ
のもの、ここでは「ち」を第2の音声として入力する。 これは、変更部分をカーソルなどで指定せずにスポッテ
ィングするためである。入力された「ち」は、図2音声
入力部21、図2特徴抽出部22を経て特徴パラメータ
に変換され、図2DPマッチング回路29において図2
特徴パラメータ記憶回路27に記憶されている特徴パラ
メータ列とDPマッチングされ、変更音素としてスポッ
ティングされる。図4には特徴パラメータ列として、第
1の音声パワーと第2の音声「ち」の音声パワーを示し
ている。ここに示したように、一度認識した音素「ち」
をスポッティングすることはそれほど困難なことではな
い。このようにして、誤認識部分「ち」が変更必要な音
素として検出される。幸い第二候補に正しい音素「き」
が存在するので、確定キーを用いて確定し、図2確定キ
ー制御回路31、図2音素ラティス入れ替え回路30に
より、認識結果を訂正する。以上の操作によって認識結
果の訂正を終了し、「でんしけいさんき(電子計算機)
」を得ることができる。
【0015】図8、図2、図3、図4を参照しながら本
発明の一実施例である(実施例1)の処理過程を詳細に
説明する。図8は本発明の一実施例である単語毎に区切
って発生された音声を認識する音声認識訂正装置の処理
例を示したフローチャートである。
【0016】まず、操作者によって第1の音声が入力さ
れる。音声データの入力に係わるのは図2音声入力部2
1である。入力された音声は直ちに図2特徴抽出回路2
2において、分析、特徴抽出される。抽出された特徴は
、図2特徴パラメータ列記憶回路27に記憶される。 特徴抽出することによって得られたなんらかの形態の特
徴パラメータ列は、図2音素記憶辞書24に記述されて
いる音素の標準パラメータ列とDPマッチングされる。 このDPマッチングに係わるのは、図2DPマッチング
回路23である。また、このとき標準パタンとして用い
られる特徴パラメータ列は、図2音素記憶辞書24のも
のである。DPマッチングされた結果に基づいて認識判
定され、音声認識結果が表示される。この表示に係わる
のは図2表示制御部25、および図2表示部26である
。表示された音声認識結果の例としては、図3、図4に
示してあるとおりである。表示された音声認識結果に誤
りや変更の必要が生じた場合には、訂正キーを用いて変
更の必要があることを伝える。ここで用いられる訂正キ
ーは、図2訂正キー制御回路28によって制御されてい
るものである。変更の必要があった場合には、直ちに変
更部分を検出する必要がある。音声認識結果の中から、
変更部分をスポッティングするために第2の音声として
変更部分そのものを音声により入力する。第2の音声と
して入力された変更部分は直ちに特徴抽出され特徴パラ
メータ列となり、図2DPマッチング回路29において
、図2特徴パラメータ列記憶回路27に記憶されている
第1の音声の特徴パラメータとDPマッチングされる。 DPマッチングの結果により変更部分のスポッティング
が行われる。そのようすは図4に示すとおりである。こ
こまでの処理により変更部分が明らかになった。 ここで、操作者は音素ラティスの中に希望の認識結果を
認めたならば、その音素ラティスを正しい音声認識結果
として確定する。音素ラティス入れ替えと確定の処理に
係わるのは、図2音素ラティス入れ替え回路30と図2
確定キー制御回路31である。しかし、もしも音素ラテ
ィス中に正しい音声認識結果が存在しなかった場合には
、新たに最初の音声入力から始めることになる。
【0017】(実施例2)図5は本発明の一実施例であ
る単語毎に区切らずに連続して発声した音声を認識する
連続音声認識訂正装置のブロック図である。
【0018】第1の音声として入力された音声は、図1
音響分析部11の構成要素であるマイク、高域強調フィ
ルタ、AD変換器より構成される図5音声入力部41に
よって8KHz、12bitsのデジタル信号としてサ
ンプリングされる。更に同じく図1音響分析部11の構
成要素である図5特徴抽出回路42において、デジタル
信号に変換された音声信号を16ms区間を1フレーム
として1フレーム毎に周波数変換し、周波数領域での特
徴パラメータを抽出し、発声された単語の特徴パラメー
タ列として表される。図5特徴抽出回路42で抽出され
た入力音声の特徴パラメータ列は、図5特徴パラメータ
列記憶回路47に記憶される。図5特徴パラメータ列記
憶回路47は図1記憶部13を構成している。
【0019】図1音響分析部11で抽出された第1の音
声の特徴パラメータ列は、図1音声認識部12を構成す
る図5連続DPマッチング回路43において、図5単語
記憶辞書44と第1の音声として発声された音声の特徴
パラメータ列とがマッチングされる。この図5連続DP
マッチング回路43において認識判定された単語ラティ
スは、図5単語ラティス記憶回路52に記憶され、図5
音声合成回路53によって音声として合成され、図5音
声出力制御回路54の制御によりスピーカーから出力さ
れる。音声出力された第1の音声の認識結果に誤りがあ
った場合、または変更したい部分が生じた場合には、操
作者は訂正キーに触れる等の行為によって認識結果変更
の必要を知らせる。第2の音声として入力された単語は
、第1の音声と同様に、図5音声入力部41、図5特徴
抽出回路42を経て特徴パラメータ列に変換される。 変更が必要な部分として入力された第2の音声の特徴パ
ラメータ列は、図5連続DPマッチング回路49におい
て図5特徴パラメータ列記憶回路47に記憶されている
第1の音声の特徴パラメータ列と連続DPマッチングさ
れる。誤って認識されてしまった部分や、変更を施す部
分を第2の音声として入力することによって、音声認識
結果の変更部分を確実にスポッティングしているのであ
る。図5連続DPマッチング回路49は図1音声スポッ
ティング部14を構成する。図5単語ラティス記憶回路
52の中に変更したい単語が存在していれば、図5確定
キー制御回路51に制御されている確定キーを操作して
、希望する単語を確定し、図5単語ラティス入れ替え回
路50によって、誤った部分、或は変更したい部分を希
望の結果に入れ換える。第二、第三の候補の中に変更を
希望する単語が存在しなければ、改めて音声の入力を行
い、第1の音声を入力した際と同様な経路をにて音声認
識を行う。図5単語ラティス入れ替え回路50、図5確
定キー制御回路51は図1変更部15を構成する。
【0020】本発明について、本発明の(実施例2)に
基づいて、図6、図7を用いて更に説明する。
【0021】図6は本発明の音声認識訂正装置の一実施
例である単語毎に区切らずに発生した音声を認識する認
識訂正装置を構成する図5単語ラティス記憶回路52に
おける単語ラティス構造を示す図である。
【0022】操作者が第1の音声として「今日の天気は
晴れです。」という文章を入力したと仮定する。この入
力を受けた際の図5単語ラティス記憶回路52における
単語ラティス構造は図6に示したとおり、「今日」の単
語ラティス構造は第一候補「今日」、第二候補第三候補
はない。「の」の単語ラティス構造は第一候補「の」、
第二候補「も」である。「天気」の単語ラティス構造は
第一候補「天気」、第二候補「天使」である。また、「
は」の単語ラティス構造は第一候補「は」、第二候補「
あ」である。また、「晴れ」の単語ラティス構造は、第
一候補「針」、第二候補「晴れ」、第三候補「橋」であ
る。同様に「です」についての単語ラティス構造は、第
一候補「です」、第二候補「でぶ」である。この場合、
「晴れ」が「針」に誤認識されてしまったことになる。 音声認識結果は図5音声構成回路53により音声合成さ
れ、図5音声出力制御回路54の制御によりスピーカー
から出力される。操作者は音声によって伝えられる「今
日の天気は針です。」という音声認識結果を聞き、音声
認識結果に変更の必要があることを知り、訂正キーを用
いて知らせる。図5訂正キー制御回路48は音声認識結
果に変更の必要があることを認識し、直ちに第2の音声
として変更部分の入力を求める体制を整える。
【0023】図7は本発明の音声認識訂正装置の一実施
例である(実施例2)に基づき、単語毎に区切らずに発
生した音声を認識する音声認識訂正装置を構成する図1
音素スポッティング部14の処理を説明する図である。
【0024】操作者は誤って認識されてしまった単語そ
のもの、「針」を第2の音声として入力する。これは、
変更部分をスポッティングするためである。入力された
第2の音声「針」は図5音声入力部41、図5特徴抽出
部42を経て特徴パラメータ列に変換され、図5連続D
Pマッチング回路49において図5特徴パラメータ記憶
回路47に記憶されている第1の音声の特徴パラメータ
列と連続DPマッチングされ、変更部分としてスポッテ
ィングされる。図7には、特徴パラメータ列として、第
1の入力の音声パワーと第2の入力音声である「針」の
音声パワーを示している。ここで示したように、一度入
力された単語「針」をスポッティングすることは、そう
困難なことではない。このようにして、誤認識部分「針
」が変更必要な部分として検出され、幸い第二候補に正
しい単語「晴れ」が存在するので、確定キーを用いて図
5単語ラティス入れ替え回路50の制御によって、第二
候補「晴れ」を選択し、認識結果を確定する。以上の操
作によって、誤認識結果の訂正操作を終了し、正しい文
認識結果「今日の天気は晴れです。」を得ることが出来
る。
【0025】尚、(実施例1)、(実施例2)では音声
入力部として、マイク、高域強調フィルタ、AD変換器
より構成し、8KHz、12bitsのデジタル信号と
してサンプリングしたものを用いたが、迅速に入力音声
をサンプリングできるものであれば、それ以外の構成で
あってもかまわない。また、特徴抽出回路では、デジタ
ル信号に変換された音声信号を16ms区間を1フレー
ムとして、1フレーム毎に周波数変換し、周波数領域で
の特徴パラメータを抽出し、発声された単語の特徴パラ
メータ列として表す方法を用いたが、これ以外の方法で
あっても特徴を的確に抽出できる方法であればかまわな
い。また、音声認識結果を操作者に知らせる手段として
、(実施例1)では表示部に音声認識結果を表示する方
法を用いた。また、(実施例2)では音声認識結果を音
声合成により生成し、合成音声として出力し操作者に知
らせる方法を用いたが、これら以外の方法であっても、
音声認識結果を迅速に操作者に知らせることが出来る方
法であれば構わない。
【0026】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明の音声認識
訂正装置は、入力された音声認識結果の変更にあたって
、カーソルを移動して変更部分の指定をする必要がなく
、音声により変更部分を再入力することによって、極め
て速やかに変更部分の指定を行い変更することが出来る
。そのため、雑音等による音声認識装置の使用環境の悪
化や、音声認識装置に入力を行う操作者の体調等により
、音声認識結果に頻繁に誤認識が生じ得るような場合に
も、音声認識訂正のための特別な操作や知識を必要とせ
ず、音声入力操作と同様な操作で訂正が可能となり、操
作者への負担が軽減され作業効率も著しく改善された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声認識訂正装置の原理ブロック図で
ある。
【図2】本発明の一実施例のブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の音素ラティス記憶回路にお
ける音素ラティス構造を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の変更処理を説明する図であ
る。
【図5】本発明の一実施例のブロック図である。
【図6】本発明の一実施例の単語ラティス記憶回路にお
ける単語ラティス構造を示す図である。
【図7】本発明の一実施例の変更処理を説明する図であ
る。
【図8】本発明の一実施例の処理を説明する図である。
【図9】従来の音声認識訂正装置のブロック図である。
【符号の説明】
1  音響分析部 2  音声認識部 3  記憶部 4  カーソル指示部 5  変更部 11  音響分析部 12  音声認識部 13  記憶部 14  音声スポッティング部 15  変更部 21  音声入力部 22  特徴抽出回路 23  DPマッチング回路 24  音素記憶辞書 25  表示部制御回路 26  表示部 27  特徴パラメータ列記憶回路 28  訂正キー制御回路 29  DPマッチング回路 30  音素ラティス入れ替え回路 31  確定キー制御回路 32  音素ラティス記憶回路 41  音声入力部 42  特徴抽回路 43  連続DPマッチング回路 44  単語記憶辞書 47  特徴パラメータ列記憶回路 48  訂正キー制御回路 49  連続DPマッチング回路 50  単語ラティス入れ替え回路 51  確定キー制御回路 52  単語ラティス記憶回路 53  音声合成回路 54  音声出力制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力された第1の音声の特徴を出力す
    る音響分析部と、前記音響分析部の出力を符号列に変換
    する音声認識部と、前記音響分析部の出力を記憶する記
    憶部と、入力された第2の音声を前記記憶部内のデータ
    と対比して前記記憶部内のデータから、前記第2の音声
    に該当する部分を検出する音声スポッティング部と、前
    記符号列のうち前記該当する部分に対応する部分を変更
    する変更部とからなることを特徴とする音声認識訂正装
    置。
JP1326691A 1991-02-04 1991-02-04 音声認識訂正装置 Pending JPH04248596A (ja)

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Cited By (9)

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