JPH04245993A - 多管式エルボ - Google Patents
多管式エルボInfo
- Publication number
- JPH04245993A JPH04245993A JP2780291A JP2780291A JPH04245993A JP H04245993 A JPH04245993 A JP H04245993A JP 2780291 A JP2780291 A JP 2780291A JP 2780291 A JP2780291 A JP 2780291A JP H04245993 A JPH04245993 A JP H04245993A
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- Japan
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- horizontal straight
- head box
- straight tube
- straight pipe
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- Withdrawn
Links
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Landscapes
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- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は抄紙機の入口配管のエル
ボ部に適用され、その機能向上を図るようにした多管式
エルボに関するものである。
ボ部に適用され、その機能向上を図るようにした多管式
エルボに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１３に従来の抄紙機における入口配管
からウエットエンド部にいたる構成を示す。図において
パルプ液１は立上がり配管２、エルボ３、水平直管部４
、丸角変換部５、テーパヘッダ６を経てディストリビュ
ータ７でヘッドボックス８巾方向に均一に分配される。
からウエットエンド部にいたる構成を示す。図において
パルプ液１は立上がり配管２、エルボ３、水平直管部４
、丸角変換部５、テーパヘッダ６を経てディストリビュ
ータ７でヘッドボックス８巾方向に均一に分配される。
【０００３】その後パルプ液１は均速ノズル部９で整流
され、分散部１０、合流部１１、リップ部１２を経て、
ヘッドボックス８からジェット１３としてワイヤ１４上
に噴出される。ワイヤ１４上に噴出されたパルプ液１は
、フォイルブレード１５により脱水されて紙層を形成し
、その後プレス、ドライヤ部を経て紙が作成される。
され、分散部１０、合流部１１、リップ部１２を経て、
ヘッドボックス８からジェット１３としてワイヤ１４上
に噴出される。ワイヤ１４上に噴出されたパルプ液１は
、フォイルブレード１５により脱水されて紙層を形成し
、その後プレス、ドライヤ部を経て紙が作成される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】図１１に従来の入口配
管部の詳細図を示す。入口配管部は前述したように、立
上がり配管２、エルボ３、水平直管部４で構成されてい
る。図１３において抄紙機の据付面積の節約のために、
パルプ液１の供給ポンプは、ヘッドボックス８、フォー
マ部１６の階下に位置する。従ってパルプ液１をヘッド
ボックス８に供給するには、立上がり配管２が必要で、
ヘッドボックス８の位置との関係からエルボ３も不可欠
である。。
管部の詳細図を示す。入口配管部は前述したように、立
上がり配管２、エルボ３、水平直管部４で構成されてい
る。図１３において抄紙機の据付面積の節約のために、
パルプ液１の供給ポンプは、ヘッドボックス８、フォー
マ部１６の階下に位置する。従ってパルプ液１をヘッド
ボックス８に供給するには、立上がり配管２が必要で、
ヘッドボックス８の位置との関係からエルボ３も不可欠
である。。
【０００５】図１１に示すように従来のエルボ３の前流
の立上がり配管２部では、その長さに依存するが、ほぼ
均一な流速分布、濃度分布が得られている。しかしエル
ボ３を通過すると、エルボ３の曲率のために遠心力がエ
ルボ３内を流れているパルプ液１に作用し、その結果流
れがエルボ３の外側に偏流する。従って濃度分布の偏流
が均一濃度分布になるまでに、従来は水平直管部４の長
さを５Ｄ程度（Ｄ：直管径）とっていた。
の立上がり配管２部では、その長さに依存するが、ほぼ
均一な流速分布、濃度分布が得られている。しかしエル
ボ３を通過すると、エルボ３の曲率のために遠心力がエ
ルボ３内を流れているパルプ液１に作用し、その結果流
れがエルボ３の外側に偏流する。従って濃度分布の偏流
が均一濃度分布になるまでに、従来は水平直管部４の長
さを５Ｄ程度（Ｄ：直管径）とっていた。
【０００６】実機の立上がり配管２の径は、Ｄ＝５００
（ｍｍ）程度で、そのため水平直管部４の長さは５Ｄ＝
２５００（ｍｍ）程度になり、その長さを極力短くする
ことが、抄紙機全般の専有面積の縮小化と、配管コスト
並びに工事費の低減化にとって必要不可欠な問題であっ
た。
（ｍｍ）程度で、そのため水平直管部４の長さは５Ｄ＝
２５００（ｍｍ）程度になり、その長さを極力短くする
ことが、抄紙機全般の専有面積の縮小化と、配管コスト
並びに工事費の低減化にとって必要不可欠な問題であっ
た。
【０００７】また図１２に示すように、水平直管部４で
濃度分布に偏りがあると、テーパヘッダ６からディスト
リビュータ７で分配される際に、原料が不均一に分配さ
れる。即ち、ディストリビュータ７の入口上部が高濃度
になり、紙品質に悪影響を及ぼす問題があった。
濃度分布に偏りがあると、テーパヘッダ６からディスト
リビュータ７で分配される際に、原料が不均一に分配さ
れる。即ち、ディストリビュータ７の入口上部が高濃度
になり、紙品質に悪影響を及ぼす問題があった。
【０００８】本発明は、製紙機械のヘッドボックスにつ
ながる配管のエルボ内を複数の管路で仕切ることにより
、前記従来の課題を解決し得る多管式エルボを提供しよ
うとするものである。
ながる配管のエルボ内を複数の管路で仕切ることにより
、前記従来の課題を解決し得る多管式エルボを提供しよ
うとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、製紙
機械のヘッドボックスにつながり、水平直管部と立上が
り配管との間に配設されたエルボ内を仕切る同エルボの
中心線に平行する複数の管路を設けてなるもので、これ
を課題解決のための手段とするものである。
機械のヘッドボックスにつながり、水平直管部と立上が
り配管との間に配設されたエルボ内を仕切る同エルボの
中心線に平行する複数の管路を設けてなるもので、これ
を課題解決のための手段とするものである。
【００１０】
【作用】立上がり配管からエルボに入った流体は、エル
ボ内の複数に仕切られた管路により整流され、水平直管
部においては均一な流速分布を呈し、濃度分布も均一と
なり、均一に原料が分配される。これによりエルボに続
く水平直管部の長さを短くできる。
ボ内の複数に仕切られた管路により整流され、水平直管
部においては均一な流速分布を呈し、濃度分布も均一と
なり、均一に原料が分配される。これによりエルボに続
く水平直管部の長さを短くできる。
【００１１】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図１〜図１０は本発明の実施例を示し、立上がり配
管２と水平直管部４との間のエルボ３内に、図１〜図４
の第１実施例では多数の細管１７を集束状に収納して複
数の管路を形成している。また図５〜図６の第２実施例
では、エルボ３の中心線に平行し、エルボ３内を２分す
る１枚の案内板１８を配設して２個の管路を形成したも
のであり、図７〜図８の第３実施例は同案内板１８を２
枚配設して３個の管路を形成してなるものである。また
図９〜図１０は第４実施例を示し、互いに直交する板材
１９で、エルボ３の中心線と平行する多数の角筒体より
なる管路を形成するように仕切ってなるものである。
と、図１〜図１０は本発明の実施例を示し、立上がり配
管２と水平直管部４との間のエルボ３内に、図１〜図４
の第１実施例では多数の細管１７を集束状に収納して複
数の管路を形成している。また図５〜図６の第２実施例
では、エルボ３の中心線に平行し、エルボ３内を２分す
る１枚の案内板１８を配設して２個の管路を形成したも
のであり、図７〜図８の第３実施例は同案内板１８を２
枚配設して３個の管路を形成してなるものである。また
図９〜図１０は第４実施例を示し、互いに直交する板材
１９で、エルボ３の中心線と平行する多数の角筒体より
なる管路を形成するように仕切ってなるものである。
【００１２】図３は図１における水平直管部４内での流
速分布の状態を示すもので、エルボ３内に集束状に内蔵
された細管１７により、液体が整流となり、均一な流速
分布となった状態を示しており、これにより水平直管部
４の短配管を可能にする。
速分布の状態を示すもので、エルボ３内に集束状に内蔵
された細管１７により、液体が整流となり、均一な流速
分布となった状態を示しており、これにより水平直管部
４の短配管を可能にする。
【００１３】
【発明の効果】以上の如く本発明は、エルボの中心線に
平行する複数の管路でエルボ内を仕切ったので、エルボ
直後の水平直管部内の流速分布及び濃度分布を均一にす
ることが出来ると共に、流れの剥離を防ぐことで、脈動
並びに不安定な流れを抑えることが出来る。従って製紙
機械のテーパヘッダからディストリビュータに分配され
る際に流速分布、濃度分布が均一なため、ほぼ均一に原
料が分配される。従って本発明によると、エルボ内を仕
切る複数の管路により水平直管部内の流速分布が均一に
なるため、水平直管部の短配管が可能になり、配管コス
ト並びに工事費の低減化を図ることができると共に、抄
紙機の専有面積の縮小化を図ることができる。
平行する複数の管路でエルボ内を仕切ったので、エルボ
直後の水平直管部内の流速分布及び濃度分布を均一にす
ることが出来ると共に、流れの剥離を防ぐことで、脈動
並びに不安定な流れを抑えることが出来る。従って製紙
機械のテーパヘッダからディストリビュータに分配され
る際に流速分布、濃度分布が均一なため、ほぼ均一に原
料が分配される。従って本発明によると、エルボ内を仕
切る複数の管路により水平直管部内の流速分布が均一に
なるため、水平直管部の短配管が可能になり、配管コス
ト並びに工事費の低減化を図ることができると共に、抄
紙機の専有面積の縮小化を図ることができる。
【図１】本発明の第１実施例の多管式エルボを有する配
管の側断面図である。
管の側断面図である。
【図２】図１のＡ〜Ａ断面図である。
【図３】図１の流速分布を示す説明図である。
【図４】図３のＢ〜Ｂ断面図である。
【図５】本発明の第２実施例を示す配管の側断面図であ
る。
る。
【図６】図５のＣ〜Ｃ断面図である。
【図７】本発明の第３実施例を示す配管の側断面図であ
る。
る。
【図８】図７のＤ〜Ｄ断面図である。
【図９】本発明の第４実施例を示す配管の側断面図であ
る。
る。
【図１０】図９のＥ〜Ｅ断面図である。
【図１１】従来のエルボを用いた配管内の流速分布を示
す説明図である。
す説明図である。
【図１２】従来の図１１と異なる配管の流速分布を示す
説明図である。
説明図である。
【図１３】従来の抄紙機におけるヘッドボックス回りを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
１ パルプ液
２ 立上がり配管
３ エルボ
４ 水平直管部
６ テーパヘッダ
７ ディストリビュータ
８ ヘッドボックス
１７ 細管
１８ 案内板
１９ 板材
Claims (1)
- 【請求項１】 製紙機械のヘッドボックスにつながり
、水平直管部と立上がり配管との間に配設されたエルボ
内を仕切る同エルボの中心線に平行する複数の管路を設
けたことを特徴とする多管式エルボ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2780291A JPH04245993A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 多管式エルボ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2780291A JPH04245993A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 多管式エルボ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04245993A true JPH04245993A (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=12231109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2780291A Withdrawn JPH04245993A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | 多管式エルボ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04245993A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113236892A (zh) * | 2021-04-29 | 2021-08-10 | 中国煤炭科工集团太原研究院有限公司 | 接头块组件 |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP2780291A patent/JPH04245993A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113236892A (zh) * | 2021-04-29 | 2021-08-10 | 中国煤炭科工集团太原研究院有限公司 | 接头块组件 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |