JPH04242640A - 磁石インプラント方法及びインプラント用磁石 - Google Patents
磁石インプラント方法及びインプラント用磁石Info
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- JPH04242640A JPH04242640A JP2130709A JP13070990A JPH04242640A JP H04242640 A JPH04242640 A JP H04242640A JP 2130709 A JP2130709 A JP 2130709A JP 13070990 A JP13070990 A JP 13070990A JP H04242640 A JPH04242640 A JP H04242640A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C8/00—Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
- A61C8/0081—Magnetic dental implant retention systems
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は歯科における、磁石インプラント方法の改良と
、該磁石インプラントに用いて最適なインプラント用磁
石に関するものである。
、該磁石インプラントに用いて最適なインプラント用磁
石に関するものである。
<従来の技術>
歯科における骨内インプラント方法は、我が国には20
年余前から導入されており、第1図(a)に示す如く、
抜歯後の歯槽骨1に存在する穴2、該穴2が存在しない
時は該穴2を設け、該穴2にハイドロキシ・アパタイト
80%、Al2O320%の顆粒をプラズマ・スプレー
したチタン等の金属製又はセラミックス製のボルト3を
螺子止めし、上部に義歯床a、義歯4を固定するか、或
いは第1図(b)に示す如く、歯槽骨1が薄い時はブレ
ード5を埋設する等の金属又はセラミックス・インプラ
ント方法がある。
年余前から導入されており、第1図(a)に示す如く、
抜歯後の歯槽骨1に存在する穴2、該穴2が存在しない
時は該穴2を設け、該穴2にハイドロキシ・アパタイト
80%、Al2O320%の顆粒をプラズマ・スプレー
したチタン等の金属製又はセラミックス製のボルト3を
螺子止めし、上部に義歯床a、義歯4を固定するか、或
いは第1図(b)に示す如く、歯槽骨1が薄い時はブレ
ード5を埋設する等の金属又はセラミックス・インプラ
ント方法がある。
この方法は、歯肉6を貫通して歯槽骨1と口腔内が直接
連通するため、各種細菌による感染障害の発生、或いは
生体内安定性、生体親和性の維持が難しい等の問題があ
る。
連通するため、各種細菌による感染障害の発生、或いは
生体内安定性、生体親和性の維持が難しい等の問題があ
る。
この問題を解決する方法としてBenhermanが磁
石インプラント方法を提案している。
石インプラント方法を提案している。
この提案は、第2図に示す如く、歯槽骨1内に溝7を設
け、これに磁石8を埋設し、該磁石8をタンタルムの網
9で被覆して粘膜骨膜と縫合し、該粘膜の治癒を待って
インプラントした磁石と対となる磁石10を義歯床粘膜
面に固定して義歯の安定をはかる方法である。
け、これに磁石8を埋設し、該磁石8をタンタルムの網
9で被覆して粘膜骨膜と縫合し、該粘膜の治癒を待って
インプラントした磁石と対となる磁石10を義歯床粘膜
面に固定して義歯の安定をはかる方法である。
この方法は、歯槽骨1に埋設した磁石8の上面に骨が存
在しないため、咬合圧力が直接磁石に伝達され磁石の損
傷、減磁を招くと共に、タンタルムの網9を介して磁石
と直接接触する粘膜骨膜が炎症等の生体反応を起こす等
の問題がある。
在しないため、咬合圧力が直接磁石に伝達され磁石の損
傷、減磁を招くと共に、タンタルムの網9を介して磁石
と直接接触する粘膜骨膜が炎症等の生体反応を起こす等
の問題がある。
<発明が解決しようとする課題>
本発明は、前記した金属又はセラミックス・インプラン
ト方法が有する問題点を解消し、併せて前記従来の磁石
インプラント方法が有する問題点も解消する磁石インプ
ラント方法を提供すると共に、該磁石インプラント方法
に用いて最適なインプラント用磁石を提供する事を課題
とするものである。
ト方法が有する問題点を解消し、併せて前記従来の磁石
インプラント方法が有する問題点も解消する磁石インプ
ラント方法を提供すると共に、該磁石インプラント方法
に用いて最適なインプラント用磁石を提供する事を課題
とするものである。
<課題を解決するための手段>
本発明は上記した課題を達成するために、(1)歯肉を
切開して抜歯後の歯槽骨凹部又は、該凹部が無い場合は
凹部を設け、該凹部にセラッミックス・コーティングし
た磁石を埋設し、該埋設上部に歯槽骨の表面レベルまで
骨補填材を填充して前記歯肉を縫合し、該縫合部の治癒
を待って前記インプラントした磁石と対となる位置に、
前記インプラントした磁石と対となる磁石又は良磁性体
を埋設した義歯床を位置せしめて該義歯床に設けた義歯
を安定保持する事を特徴とするとする磁石インプラント
方法を第1の手段とし、(2)第1の手段の磁石インプ
ラント方法に使用するセラミックスで被覆したインプラ
ント用磁石を第2の手段とするものである。
切開して抜歯後の歯槽骨凹部又は、該凹部が無い場合は
凹部を設け、該凹部にセラッミックス・コーティングし
た磁石を埋設し、該埋設上部に歯槽骨の表面レベルまで
骨補填材を填充して前記歯肉を縫合し、該縫合部の治癒
を待って前記インプラントした磁石と対となる位置に、
前記インプラントした磁石と対となる磁石又は良磁性体
を埋設した義歯床を位置せしめて該義歯床に設けた義歯
を安定保持する事を特徴とするとする磁石インプラント
方法を第1の手段とし、(2)第1の手段の磁石インプ
ラント方法に使用するセラミックスで被覆したインプラ
ント用磁石を第2の手段とするものである。
<作用>
本発明は上記した手段を用いるので、歯槽骨と口腔内の
連通が遮断され、且つ咬合圧力は歯槽骨全体に負荷され
、歯槽骨内に埋設した磁石には直接負荷されず、又歯槽
骨内に埋設した磁石は生体内安定性、生体親和性の他、
成熟骨との直接結合性の優れたセラミックスで覆われて
いるので、抜歯後の歯槽骨1に存在する凹部、又は凹部
が存在しない時に凹部として設けた埋設溝は、歯槽骨1
の成熟骨で急速に覆われ、磁石の被覆セラミックスと直
接結合して該磁石を強固に保持するばかりでなく、イン
プラントそのものが機械的係合関係等の調整を必要とし
ないので、作業性が格段に向上し、極めて迅速的確にイ
ンプラントを実施する事が出来る。
連通が遮断され、且つ咬合圧力は歯槽骨全体に負荷され
、歯槽骨内に埋設した磁石には直接負荷されず、又歯槽
骨内に埋設した磁石は生体内安定性、生体親和性の他、
成熟骨との直接結合性の優れたセラミックスで覆われて
いるので、抜歯後の歯槽骨1に存在する凹部、又は凹部
が存在しない時に凹部として設けた埋設溝は、歯槽骨1
の成熟骨で急速に覆われ、磁石の被覆セラミックスと直
接結合して該磁石を強固に保持するばかりでなく、イン
プラントそのものが機械的係合関係等の調整を必要とし
ないので、作業性が格段に向上し、極めて迅速的確にイ
ンプラントを実施する事が出来る。
<実施例>
第3図に示す本発明の一実施例をもとに、以下に説明す
る。
る。
図中1は歯槽骨、6は粘膜骨膜を含む歯肉、7はセラミ
ックス被覆磁石11を埋設する凹部を形成する埋設溝、
12はセラミックス、13はセラミックス被覆磁石11
と対をなす様に義歯4内に埋設した磁石又は良磁性体、
14は前記セラミックス被覆磁石11を前記埋設溝7に
固定するセラミックス系骨補填材である。
ックス被覆磁石11を埋設する凹部を形成する埋設溝、
12はセラミックス、13はセラミックス被覆磁石11
と対をなす様に義歯4内に埋設した磁石又は良磁性体、
14は前記セラミックス被覆磁石11を前記埋設溝7に
固定するセラミックス系骨補填材である。
本発明で使用するセラミックスは、従来から使用されて
いる、例えば、NaO−CaO−P2O5−SiO2基
礎材料とするBio−glass、更には、Alと酸素
が強固にイオン結合したα−Al2O3にZrO2−B
2Co3−Y2O3−Tio2−Y2O3を適量混入し
て出来ている生体用アルミナの単結晶体、又は、多結晶
体がある。
いる、例えば、NaO−CaO−P2O5−SiO2基
礎材料とするBio−glass、更には、Alと酸素
が強固にイオン結合したα−Al2O3にZrO2−B
2Co3−Y2O3−Tio2−Y2O3を適量混入し
て出来ている生体用アルミナの単結晶体、又は、多結晶
体がある。
セラミックスは生体内安定性、生体親和性、機械的強度
、密着性に優れ、特に機械的強度に優れており、磁石の
コーティングの他、前記骨補填材としても使用出来る。
、密着性に優れ、特に機械的強度に優れており、磁石の
コーティングの他、前記骨補填材としても使用出来る。
中でも、Al2O3の単結晶製品のバイオセラムは、機
械的強度が優れている。
械的強度が優れている。
又磁石は、サマリウム・コバルト系(Sm−Co)磁石
、又はネオジム.鉄.ホウ素系(Nd−Fe−B)磁石
等の鍛造品、熱間圧延品、焼結品或いはプラスチック結
合品等が使用出来る。
、又はネオジム.鉄.ホウ素系(Nd−Fe−B)磁石
等の鍛造品、熱間圧延品、焼結品或いはプラスチック結
合品等が使用出来る。
磁石の形状は、図示の如き球状の他、円柱状、角柱状、
円錐状、角錐状、立方体状等の永久磁石を使用する事が
出来る。
円錐状、角錐状、立方体状等の永久磁石を使用する事が
出来る。
又、セラミックス被覆磁石11の形状は、前記凹部形状
に合わせて選択するか、一定の形状の製品を準備し前記
凹部の形状をセラミックス被覆磁石11の形状に合わせ
るか、何れの方法でも良い。
に合わせて選択するか、一定の形状の製品を準備し前記
凹部の形状をセラミックス被覆磁石11の形状に合わせ
るか、何れの方法でも良い。
しかしながら、磁石材料を所定の磁石形状としてセラミ
ックス被覆を施して後、着磁して製品とする事は両者共
変わらない。
ックス被覆を施して後、着磁して製品とする事は両者共
変わらない。
<発明の効果>
本発明は、以上説明した手段を用いるので、記載した作
用を発揮し、歯科におけるインプラント方法による義歯
の保持を飛躍的に安定、向上せしめ、且つ安全衛生面で
は細菌感染、生体炎症等の付帯障害の発生がなく、更に
インプラントの実施に必要な時間も短縮され、本発明が
この歯科の分野にもたらす貢献は極めて大きい。
用を発揮し、歯科におけるインプラント方法による義歯
の保持を飛躍的に安定、向上せしめ、且つ安全衛生面で
は細菌感染、生体炎症等の付帯障害の発生がなく、更に
インプラントの実施に必要な時間も短縮され、本発明が
この歯科の分野にもたらす貢献は極めて大きい。
第1図(a)及び(b)は従来の金属・セラミックスイ
ンプラント方法を説明する図で、(a)は断面図、(b
)は歯槽骨の縦断面図。第2図は従来の磁石インプラン
ト方法を説明する断面図。第3図は本発明の磁石インプ
ラント方法とインフラント用磁石を説明する断面図であ
る。 特許出願人 江藤和夫
ンプラント方法を説明する図で、(a)は断面図、(b
)は歯槽骨の縦断面図。第2図は従来の磁石インプラン
ト方法を説明する断面図。第3図は本発明の磁石インプ
ラント方法とインフラント用磁石を説明する断面図であ
る。 特許出願人 江藤和夫
Claims (2)
- 【請求項1】歯肉を切開して抜歯後の歯槽骨凹部又は、
該 凹部が無い場合は凹部を設け、該凹部にセラッミックス
・コーティングした磁石を埋設し、該埋設上部に歯槽骨
の表面レベルまで骨補填材を填充して前記歯肉を縫合し
、該縫合部の治癒を待って前記インプラントした磁石と
対となる位置に、前記インプラントした磁石と対となる
磁石又は良磁性体を埋設した義歯床を位置せしめて該義
歯床に設けた義歯を安定保持する事を特徴とする磁石イ
ンプラント方法。 - 【請求項2】請求項第1項の磁石インプラント方法に使
用する、セラミックスで被覆したインプラント用磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2130709A JPH04242640A (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 磁石インプラント方法及びインプラント用磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2130709A JPH04242640A (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 磁石インプラント方法及びインプラント用磁石 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04242640A true JPH04242640A (ja) | 1992-08-31 |
Family
ID=15040747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2130709A Pending JPH04242640A (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 磁石インプラント方法及びインプラント用磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04242640A (ja) |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP2130709A patent/JPH04242640A/ja active Pending
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