JPH04242118A - ロータリエンコーダおよびその製造方法 - Google Patents

ロータリエンコーダおよびその製造方法

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JPH04242118A
JPH04242118A JP1484791A JP1484791A JPH04242118A JP H04242118 A JPH04242118 A JP H04242118A JP 1484791 A JP1484791 A JP 1484791A JP 1484791 A JP1484791 A JP 1484791A JP H04242118 A JPH04242118 A JP H04242118A
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JP
Japan
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rotary disk
slit
slits
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rotary
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JP1484791A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Okuno
博行 奥野
Ikuo Takeda
郁夫 武田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被検知物の回転方向
や回転数および回転角度を光学的に検出するロ−タリエ
ンコ−ダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ロ−タリエンコ−ダは、図
10で示したように、円周上に一定のピツチ間隔で明暗
パタ−ンまたはスリツトaが形成された回転デイスク1
をシヤフト2に固定し、回転デイスク1のスリツトAと
の対向位置に投光素子3,4を配置するとともに、上記
回転デイスク1の投光素子3,4とは反対側に、スリツ
トbが形成された固定板5を介在させて受光素子6,7
を対向配置している。そして、上記シヤフト2が回転さ
れたとき、上記投光素子3,4からの光が回転デイスク
1と固定板5との各スリツトa,bを介してパルス変調
された光信号となつて上記受光素子6,7で受光され、
この受光素子6,7により電気信号に変換されて増幅器
8,9で増幅され、さらに波形整形回路10,11で波
形整形されて、A,B2相の信号が出力される。
【0003】また、図11で示したように、上記A,B
2相の信号が電気角90度の位相差を生じるように、上
記回転デイスク1に対する固定板5のスリツト位置が設
定されている。つまり、図12で示したように、上記固
定板5には上記各受光素子6,7と対向する2個1組の
スリツトb,bがそれぞれ形成され、これら各スリツト
bの孔径をpとしたとき、同図左側の受光素子6対向さ
れる右側スリツトbと、同図右側の受光素子7対向され
る左側スリツトbとのピツチ間隔が、np±p/2とな
る位置関係に上記各スリツトbが形成されている。そし
て、上記シヤフト2の回転方向により上記各受光素子6
,7で読み取られる信号に位相遅れまたは位相進みが発
生して、上記シヤフト2の回転方向が検出され、また、
出力パルス数をカウントすることにより、上記シヤフト
2に取り付けられた被検知物の回転数や回転角度が検出
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のロ−
タリエンコ−ダでは、上記シヤフト2の1回転で出力さ
せるパルス数つまり分解能ごとに、スリツト数の異なる
回転デイスク1を格別に用いる必要がある。しかしなが
ら、上記各回転デイスク1や固定板5の各スリツトa,
bは、金属板をエツチングし、また、分解能の高い場合
にはガラス板にパタ−ンを蒸着することにより形成され
るが、これらエツチングや蒸着には多数のプロセスを必
要として、上記各スリツトa,bの形成が簡単にはでき
ないため、あらかじめロ−タリエンコ−ダの分解能に対
応してスリツト数の異なる回転デイスク1や固定板5を
準備しておく必要がある。ところで、最近では、システ
ムの多様化にともない10パルス程度の低分解能のもの
から数千パルスの高分解能のものまで広範囲にわたる分
解能が要求されるため、非常に多種類の回転デイスク1
や固定板5を用意しておく必要があり、しかも、上記回
転デイスク1や固定板5は、偏心などが生じないように
、精密な位置調整を行って固定する必要があるため、簡
単に交換することも困難である。また、最近では、シス
テム機能の向上にともない、上記ロ−タリエンコ−ダに
回転位置情報以外の情報を記録させて高機能化すること
が求められているが、上記回転デイスク1の製作上情報
の追加記録は非常に困難であつた。この発明は上記課題
を解消するためになされたもので、回転デイスクに分解
能に応じた任意のスリツト数を書き込むことができて、
しかも回転情報とこれ以外の各種情報とを書き込むこと
ができるロ−タリエンコ−ダを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるロ−タリ
エンコ−ダは、回転デイスクにスリツトをレ−ザ光によ
り記録する書き込み装置を設けるとともに、回転デイス
クに記録されるスリツトの記録部を、円周上の少なくと
も1相のスリツト列からなる回転検出用の回転情報と、
この回転情報以外の情報とから構成していることを特徴
とする。
【0006】
【作用】上記構成のロ−タリエンコ−ダでは、従来の金
属エツチングや蒸着を行う場合のように多くのプロセス
を必要とすることなく、上記書き込み装置のオン・オフ
制御によりレ−ザ光を介して上記回転デイスクに所望の
スリツトパタ−ンが形成されるのであり、したがつて、
必要とする任意の分解能が簡単に得られて、多種類の回
転デイスクを用意することなく、1種類の未書き込み回
転デイスクを用意すれば、分解能の異なる各種のものに
対応可能となる。また、上記回転デイスクには、その組
み込み後に上記書き込み装置によるレ−ザ光でスリツト
パタ−ンが形成されるのであり、このため精密な位置調
整を行う必要がなくなり、しかも、上記回転デイスクに
は、回転検出用の回転情報と、これ以外の情報とが記録
されるため、この情報を取り出すことによりシステム機
能の向上に対応して高機能化することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面にしたがつて
説明する。図1は、この発明にかかるロ−タリエンコ−
ダを模式的に示しており、前述した従来の図10と同一
構成のものは同一符号を付して説明する。同図において
、1は被検知物に連動して回転されるシヤフト2に固定
された回転デイスクで、この回転デイスク1は、図2で
示したように、ガラス板または透明樹脂板1Aの外表面
に、レ−ザ光の熱により相変化する例えばテルルなどの
金属からなる記録膜1Bがスパツタリングなどで形成さ
れている。
【0008】また、上記回転デイスク1の外周部には、
スリツト書き込み装置12を配設するのであり、この書
き込み装置12は、移動用モ−タ13を備えたレ−ザ光
源部14と、レ−ザ光源部14に接続された発振回路1
5とから構成されている。そして、上記回転デイスク1
へのスリツト書き込み時には、この回転デイスク1が回
転されながら、上記発振回路15からの出力により上記
レ−ザ光源部14からレ−ザ光が発振され、このレ−ザ
光が上記回転デイスク1の記録膜1Bにスポツト照射さ
れ、その照射部分の記録材料が結晶状態から非晶質状態
へと変化されて、非照射部分とは光の透過率または反射
率の異なる約1μm大きさのスリツトaが形成される。 このように回転デイスク1を回転させながら、上記レ−
ザ光源部14を点滅制御することにより、分解能に対応
したスリツトaが上記回転デイスク1に簡単に形成され
、しかも、1種類の未書き込み回転デイスク1を用意し
て、これに必要なスリツトaを書き込むことにより、分
解能の異なる各種のものに対応可能となる。また、以上
のようにして、上記回転デイスク1の第1周目へのスリ
ツト書き込みが終了すると、上記モ−タ13を介して上
記レ−ザ光源部14が径方向の第2周目へと移動され、
上記場合と同様にして、第2周目へのスリツト書き込み
が行われ、以後同様に複数周にわたってスリツトの書き
込みを行うことにより、図3で示したような多数のスリ
ツトaが書き込まれた回転デイスク1が製作される。こ
の場合、回転デイスク1へのスリツト書き込み数をでき
るだけ増大させるために、上記モ−タ13によるレ−ザ
光源部14の移動量は、例えば約1.6μm程度の微小
量とすることが好ましい。また、上記回転デイスク1に
書き込む各スリツトaは、図4で示したように、長楕円
形状としてもよい。
【0009】さらに、上記回転デイスク1には、以上の
ような各スリツトa群からなる回転位置情報と、それ以
外の情報とを書き込むことが可能である。即ち、上記回
転デイスク1には図5で示したように、その原点位置を
示す基準位置16が形成されているため、この基準位置
16を中心として径方向に特定角度離れた位置で、かつ
、上記各スリツトa群から径方向内方側に離れた位置に
、複数列にわたつて3の情報源となる複数のスリツトc
を形成する。これら各スリツトcは、図6で示したよう
に、所定角度範囲にわたつて連続した円弧形状とするこ
とも可能である。
【0010】また、以上のように回転デイスク1に書き
込まれた各情報は、チエツクする必要があるが、この情
報のチエツクは、後述する読み取り装置17で行う。 尚、上記回転デイスク1の情報チエツクは、上記回転位
置情報源の各スリツトaや別情報源のスリツトcをそれ
ぞれ1個ずつ読み取りチエツクするのではなく、スリツ
ト群として読み取りチエツクするのであり、このような
チエツクを行うことにより、たとえ上記回転デイスク1
に設けた記録膜1Bなどの不良が原因でスリツト一部に
不良が発生しても、本発明では、一定レベル以上の光が
透過または反射されれば問題を発生しないために、スリ
ツト一部に不良があつても正常として使用される。
【0011】上記読み取り装置17は、1つの投光素子
18と、この投光素子18からの光を拡散して上記回転
デイスク1の各スリツトa,c側に入射させるレンズ1
8aなどを備え、上記回転デイスク1の投光素子18と
は反対側で各スリツトa,cとの対向位置に、これら各
スリツトa,cからの光を受光する複数の受光素子19
を設けるとともに、この各受光素子19の出力側には、
前述した従来の図10と同様に、増幅器8,9と波形整
形回路10,11とを接続する。そして、上記投光素子
18からの光dは、図7で示したように、上記レンズ1
8aにより各情報トラツクを跨ぐように楕円スポツト形
状に拡散されて、上記回転デイスク1の回転位置情報源
となる各スリツトaに入射され、この各スリツトaから
の光が上記各受光素子19で受光され、この各受光素子
19により電気信号に変換されて上記増幅器8,9で増
幅され、さらに波形整形回路10,11で波形整形され
て、前述したA,B2相の信号が出力される。また、上
記回転デイスク1に形成した別情報源となるスリツトc
からの光が上記各受光素子19で受光されたときも、以
上の場合と同様に信号処理されて外部に取出されるので
あり、したがつて、上記スリツトcからの別情報を被検
知物の回転制御用などとして利用することが可能となる
。上記回転デイスク1に形成される各スリツトa,cは
、前述したようにμm単位の微小径であるため、上記読
み取り装置17にサ−ボ機構やその制御回路などを設け
ることが望ましい。また、以上のように、各種情報源を
微小径の各スリツト群で形成するときには、各スリツト
からの透過または反射光が加算されるためにSN比が向
上することになる。
【0012】また、本発明では、上記書き込み装置12
として、図8で示したように、ポリゴンミラ−20を利
用して、上記回転デイスク1の記録膜1Bにレ−ザ光を
照射させて、図9で示したようなスリツトa群を形成す
ることも可能である。更に、上記実施例では、レ−ザ光
源部13から発振されるレ−ザ光の熱により上記回転デ
イスク1の記録膜1Bを相変化させるようにしたが、本
発明では、上記回転デイスク1に光磁気形の記録膜を形
成して、この記録膜の磁化状態を変化させるようにして
もよい。また、上記回転デイスク1の各種情報は、書き
換え可能とすることもでき、このようにするときには、
ユ−ザサイドにおいてシステムに合わせて任意に特定の
情報に書き換えができるため便利となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のロ−タ
リエンコ−ダによれば、回転デイスクにスリツトをレ−
ザ光により記録する書き込み装置を設けるとともに、回
転デイスクに記録されるスリツトの記録部を、円周上の
少なくとも1相のスリツト列からなる回転検出用の回転
情報と、この回転情報以外の情報とから構成しているた
め、上記書き込み装置で上記回転デイスクに任意のスリ
ツト数を書き込み得て、必要とする任意の分解能を簡単
に得ることができ、したがつて多種類の回転デイスクを
用意することなく、1種類の未書き込み回転デイスクを
用意すれば、分解能の異なる各種のロ−タリエンコ−ダ
に対応可能となる。また、上記回転デイスクには、その
組み込み後に上記書き込み装置によるレ−ザ光でスリツ
トパタ−ンが形成されるために、精密な位置調整を行う
必要がなくなり、しかも、上記回転デイスクには、回転
検出用の回転位置情報と、これ以外の情報とが記録され
るため、この情報を取り出すことによりシステム機能の
向上に対応して高機能化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるロ−タリエンコ−ダを示す模
式図である。
【図2】回転デイスクの断面図である。
【図3】同回転デイスクの一実施例を示す正面図である
【図4】同回転デイスクの他実施例を示す正面図である
【図5】同回転デイスクの他実施例を示す正面図である
【図6】同回転デイスクの他実施例を示す正面図である
【図7】各スリツトへの投光状態を説明する説明図であ
る。
【図8】書き込み装置の他実施例を示す図である。
【図9】書き込み装置でスリツトを設けた回転デイスク
の正面図である。
【図10】従来のロ−タリエンコ−ダを説明する説明図
である。
【図11】同ロ−タリエンコ−ダから出力される出力信
号を示す図面である。
【図12】回転デイスクと固定板へのスリツト形成状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
1  回転デイスク 12  書き込み装置 17  読み取り装置 a,c  スリツト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被検知物に連動して回転する回転デイ
    スクと、回転デイスクに形成されたスリツトを光学的に
    読み取る読み取り装置とを備えたロ−タリエンコ−ダに
    おいて、上記回転デイスクにスリツトをレ−ザ光により
    記録する書き込み装置を設けるとともに、回転デイスク
    に記録するスリツトの記録部を、円周上の少なくとも1
    相のスリツト列からなる回転検出用の回転情報と、この
    回転情報以外の情報とから構成していることを特徴とす
    るロ−タリエンコ−ダ。
JP1484791A 1991-01-14 1991-01-14 ロータリエンコーダおよびその製造方法 Pending JPH04242118A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0937964A1 (en) * 1997-06-12 1999-08-25 Fanuc Ltd Method of fabricating graduated plate

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0937964A1 (en) * 1997-06-12 1999-08-25 Fanuc Ltd Method of fabricating graduated plate
EP0937964A4 (en) * 1997-06-12 2000-08-30 Fanuc Ltd METHOD FOR PRODUCING A SCALE PLATE

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