JPH04241802A - スキーブーツ - Google Patents

スキーブーツ

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Publication number
JPH04241802A
JPH04241802A JP3015864A JP1586491A JPH04241802A JP H04241802 A JPH04241802 A JP H04241802A JP 3015864 A JP3015864 A JP 3015864A JP 1586491 A JP1586491 A JP 1586491A JP H04241802 A JPH04241802 A JP H04241802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boots
ski
composite piezoelectric
signal
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP3015864A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Watabe
嘉幸 渡部
Shigeru Sadamura
定村 茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP3015864A priority Critical patent/JPH04241802A/ja
Publication of JPH04241802A publication Critical patent/JPH04241802A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモノスキー或いはスキー
板によって雪上を滑走する際に用いるスキーブーツに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばスキーの練習の際には指導
者が被指導者に対し理想的な運動の方法を言葉によって
伝えることが一般的であり、上体を低くするとか或いは
上体を前傾にする等の視覚的、かつ定性的に判断可能な
運動要素については講師がデモンストレーションを行っ
たり、VTR等の視聴覚機器を用いて被指導者に指導し
、かつ本人に自覚をもたせることは可能であり、それゆ
えに一般的な前傾姿勢、或いは外向傾姿勢等の比較的容
易に判断し易い言葉を用いた指導の効果が結果として現
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本来スキースポーツで
は、外部から視覚的、かつ定性的に判断できるいわゆる
姿勢も、運動技術要素の重要な位置を占めているが、運
動の本質はスキーヤーに印加される外力(遠心力、重力
等)に対し、いかに上手く適応して行けるかが重要な要
素であり、それはむしろVTR等、外部から視覚的に捉
えることが困難な筋肉の緊張や、微妙なバランス感覚で
あるとされ、それゆえにスキー技術の上達は何よりも経
験が大事とさえ言われている。しかし、従来の方法では
視覚的に形として現れる運動要素のみしか指導できず、
特にスキーの場合は、その運動の質に大きく依存するも
ののひとつとして上げられる足の裏の荷重感覚は、外部
から視覚的に捉えることは不可能であり、しいてはその
不的確な指導法故にスキー技術の体得に時間がかかると
いった問題点があった。
【0004】本発明の目的は、スキー技術の指導におい
て従来不可能とされていた内面的な運動要素を視覚的に
指導できる手段として、特に足の裏の荷重感覚を視覚的
にかつ定量的に被指導者に指導することが可能なスキー
ブーツを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、本発明はスキーブーツのシェル内に設
けられたインナーブーツの底面に圧力の変化に応じて電
気信号を出力する感圧素子を設け、かつ既電気信号を外
部に取り出し、送信する手段を設けたことを特徴とする
スキーブーツである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の効果を、より明確化するため
に具体的実施例を持って説明する。  発明者は、スキ
ーブーツの善し悪しを判断する技術等を持ち合わせてい
ないため一般にスキーブーツとして市販されているもの
を改造することで本発明の効果を確認した。本実施例の
スキーブーツにはラング社(輸入代理店:三井物産)の
XRi−RACINGを用いた。
【0007】まず最初に本ブーツのインナーブーツをシ
ェルから脱着しインナーブーツの底の形を採寸した。次
に感圧素子として、本実施例では第2図の様に一様な厚
さの有機物シート3中にジルコン酸チタン酸鉛(PZT
)の柱状圧電体2がマトリクス状に多数同一配置された
複合圧電体4を用いた。なお有機物材料は、柔軟性をも
たせるためポリウレタンとした。上記の複合圧電体4を
厚みを均一0.4mmのシート状に形成し、更に第3図
−(a)のように既採寸済みのインナーブーツの底の形
とほぼ同形状・同寸法になるように加工した。
【0008】次に、既加工済みの複合圧電体の一方の面
全面に、Cr−Au電極を蒸着により形成し、もう一方
の面には第3図−(b)のような5分割の電極5を同じ
くCr−Au電極で蒸着形成し、それぞれを第3図−(
b)のように1〜5チャンネルとした。図中では片足の
み表示してあるが、もう一方の足についてもお互い線対
称になるように電極のチャンネル番号をつけた。次に第
1図のようにそれぞれの電極5に個別にリード線7を導
電性接着材9にて接着し、それぞれの面上に厚み0.3
〜0.7mmのウレタン性のシート6を接着した。特に
本実施例では、個別にリード線7を取り出している面の
凹凸がスキーヤーの足の裏の感覚に違和感を与えること
が予想されたので同面上には厚み約0.7mmの厚手の
ウレタンシート6を接着した。
【0009】以上構成した感圧素子をスキーインナーブ
ーツ10の底面に両面テープではりつけそれぞれのリー
ド線7を図のようにインナーブーツ10の踵の上部を沿
うようにブーツのカフ11の部分まで取りだした。更に
スキーブーツのシェルを加工し、穴をあけて既リード線
7のコネクタを設けた。そして既コネクタに外部よりコ
ネクタを接続するだけで、ブーツ内の足裏の荷重の分布
が電気信号として定量的に取り出せる構成とした。本構
成では、足裏の面圧分布を5個の感圧素子で取り出すた
めに、ややその解像度が低下するが種々のスキーの技術
文献等を参考にする限り本実施例の電極構成で充分であ
ると考えた。しかしより正確な面圧分布を知る必要があ
る場合には分割電極5の数を増加すれば良い。
【0010】次に、本実施例で構成したスキーブーツよ
り取り出される電気信号を第5図のような回路系で処理
する。ブーツ内の面圧の変化は、複合圧電体の特性上、
微分的信号として取り出される。また、複合圧電体が誘
電体であるため応答特性がその静電容量によって決定さ
れるので信号の高周波成分を増幅し、より均一な周波数
特性を達成せねばならない。それゆえに、本回路では信
号の1段目の増幅として微分増幅回路を用い、周波数特
性を補償した。次にそこで得られた信号を平滑化する為
に積分増幅回路を接続した。これにより、面圧の変化に
応じて再現性よく、電圧が変化する。更にこの電圧信号
を送信器によって外部に無線伝送した。なお、本回路で
はAM変調を行い送信したが、FM変調等他の変調方法
を行い送信しても同様の結果が得られるのは明かである
【0011】以上構成した回路を樹脂性の小型ケースに
挿入した。本実施例では、既小型ケースをスキーヤーの
衣服のポケットに入れてもらったが、小型化が実現でき
れば上記のブーツ内に装着しても良い。
【0012】次に、本ブーツを実際に人間が着用した際
の信号変化を表1に記した。表中姿勢と記してあるがこ
れはブーツ装着者に様々な姿勢を取ってもらいその際の
ブーツ内の面圧変化を確認した。Aは、比較的楽な姿勢
で立ってもらったもの。Bはやや前傾姿勢を取ってもら
ったもの。Cはやや後傾姿勢を取ってもらったものであ
り、出力信号は送信器より送られた信号を、復調し増幅
した際の電圧値である。Aの様に自然に立っている場合
には1,2,5チャンネルの出力がほぼ等しくなってお
り面圧分布が均一であることを示しているが、そのほか
の場合は明らかに、Aに比較して姿勢の変化がブーツ底
面の面圧分布に影響を与えているのが明確にわかる。
【0013】
【表1】
【0014】更に、本実施例ではその有効な活用法を見
いだすべく以下の実験を行った。まず、送信信号を第6
図のような回路系で受信した。ブーツから送信されてく
る面圧分布の信号をフィルタ−回路を通してノイズ成分
の除去を行い、次にA−D変換を行った。本回路では8
ビットのA−D変換を行ったがより高い解像度を必要と
すればビット数を増加すれば良い。次にこの変換された
信号をビデオ信号に変換する回路を通して面圧信号とし
た。この信号を信号混合回路を通してビデオカメラのビ
デオ信号に載せ同時に録画できるようにした。上記の回
路及び装置を用いて滑走するスキーヤーの撮影を行った
(第7図参照)。そして撮影後VTRを見ながら面圧信
号も同時に取り出し、実際の滑走状態における面圧の変
化を確認できた。
【0015】本実施例において今回は面圧信号を、グラ
フィック化する手法を用いなかったため、数値のみの調
査しか行わなかったが、スキーヤーの感覚に訴える手段
とすれば画面上に同時に足裏の面圧分布が色別に表示さ
れる表示されるシステムを用いることも可能となる。ま
た、同様に今回は感圧素子に複合圧電体の様ないわゆる
圧電材料を用いたが、これは例えば、歪ゲージ、静電容
量型感圧素子等の他の感圧素子を用いても同様の効果が
得られるのは明らかである。
【0016】
【発明の効果】本発明のブーツによると、スキー技術の
指導において従来不可能であった、視覚以外の内面的な
運動要素をスキーヤーにより正確に伝えることが可能に
なり、いままで全て感覚的にしか指導できなかったスキ
ーブーツの内部の足裏感覚を的確に指導できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明における実施例の感圧素子の構成
図である。
【図2】図2は複合圧電体の概略図である。
【図3】図3は複合圧電体の電極の概略図である。
【図4】図4は本実施例の装着時の概略図である。
【図5】図5は本実施例の送信回路の概略図である。
【図6】図6は本実施例の受信回路の概略図である。
【図7】図7は別の実施例の模式図である。
【符号の説明】
1  感圧シート 2  柱状圧電体 3  有機物シート 4  複合圧電体 5  分割電極 6  ウレタンシート 7  リード線 8  全面電極から取り出されるリード線9  導電性
接着材 10  インナーブーツ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雪上を、スキー或いはモノスキー等で滑走
    する際に使用するスキーブーツにおいて、スキーブーツ
    との装着感を高める為、ブーツシェル内部に設けられた
    インナーブーツの底面に圧力に応じて電圧或いは電流等
    の電気信号を発生する感圧素子をもうけ、既電気信号を
    取り出す手段と、既電気信号を外部に送信する手段を設
    けたことを特徴とするスキーブーツ。
JP3015864A 1991-01-16 1991-01-16 スキーブーツ Pending JPH04241802A (ja)

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JP3015864A JPH04241802A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 スキーブーツ

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JP3015864A JPH04241802A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 スキーブーツ

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JPH04241802A true JPH04241802A (ja) 1992-08-28

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ID=11900666

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JP3015864A Pending JPH04241802A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 スキーブーツ

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