JPH0423527Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0423527Y2 JPH0423527Y2 JP1987036348U JP3634887U JPH0423527Y2 JP H0423527 Y2 JPH0423527 Y2 JP H0423527Y2 JP 1987036348 U JP1987036348 U JP 1987036348U JP 3634887 U JP3634887 U JP 3634887U JP H0423527 Y2 JPH0423527 Y2 JP H0423527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- leg
- expansion
- agcl
- electrode body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910021607 Silver chloride Inorganic materials 0.000 claims description 6
- HKZLPVFGJNLROG-UHFFFAOYSA-M silver monochloride Chemical compound [Cl-].[Ag+] HKZLPVFGJNLROG-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims description 6
- 210000000613 ear canal Anatomy 0.000 description 5
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、外耳道に装着されることにより可聴
音刺激に対する蝸電図信号を誘導させるための蝸
電図用電極に関するものである。
音刺激に対する蝸電図信号を誘導させるための蝸
電図用電極に関するものである。
この種の電極として、先ず針状のものがあるが
外耳道に刺すために被検者に対し負担となり、特
に幼児に対しては使用するのは困難であつた。ま
た、可聴音刺激に応答して振動する問題もあつ
た。そこで、最近ではＶ字形のクリツプの先端部
に電極本体を設けるのも周知となつている。しか
しながら、臨床上は雑音及び取付け操作等の点
で、種々の問題が残されていた。
外耳道に刺すために被検者に対し負担となり、特
に幼児に対しては使用するのは困難であつた。ま
た、可聴音刺激に応答して振動する問題もあつ
た。そこで、最近ではＶ字形のクリツプの先端部
に電極本体を設けるのも周知となつている。しか
しながら、臨床上は雑音及び取付け操作等の点
で、種々の問題が残されていた。
よつて、本考案は、外耳道への装着が容易で、
しかも高精度の測定を可能にするＶ字形クリツプ
式の蝸電図用電極を提供することを目的とする。
しかも高精度の測定を可能にするＶ字形クリツプ
式の蝸電図用電極を提供することを目的とする。
本考案は、この目的を達成するために、開拡方
向に弾性を呈するＶ字形脚部より構成されるクリ
ツプにおいて、脚部の先端部外面にAgCl性のほ
ぼ半球状の電極本体を取付け、脚部の後端部外面
には滑り止用の刻み目を形成した。
向に弾性を呈するＶ字形脚部より構成されるクリ
ツプにおいて、脚部の先端部外面にAgCl性のほ
ぼ半球状の電極本体を取付け、脚部の後端部外面
には滑り止用の刻み目を形成した。
電極の微動に対して電極本体が球面状であるた
めに安定した接触状態を保持する。電極材料が
AgClであるために分極現象も生じない。スリツ
プしないように刻み目部分をピンセツト等で挟ん
で位置付けできる。
めに安定した接触状態を保持する。電極材料が
AgClであるために分極現象も生じない。スリツ
プしないように刻み目部分をピンセツト等で挟ん
で位置付けできる。
第１図は本考案の一実施例による蝸電図用電極
１を示すもので、ポリカーボネート製の互に開拡
方向に弾性を呈する長さが15〜25mm程度の脚部１
０，１０ａにより、Ｖ字形のクリツプとして構成
されている。ただし、この長さは幼児用も含めて
種々用意しておくのが好都合である。一方の脚部
１０の先端部外面には、AgClを材料とする直径
が1.5mm程度のほぼ半球状の電極本体１１が突設
されている。この電極本体の裏面からは、銀コー
テイングされて絶縁被覆されたリード線１３が導
出され、脚部１０の裏面に沿つて案内され、基部
１０ｂで一旦外部に保持のために露出され、その
頂部から導出されている。さらに、脚部１０，１
０ａの後端部分の外面には、ピンセツト等で摘ま
んだ時に、スリツプしないように刻み目１２が形
成されている。
１を示すもので、ポリカーボネート製の互に開拡
方向に弾性を呈する長さが15〜25mm程度の脚部１
０，１０ａにより、Ｖ字形のクリツプとして構成
されている。ただし、この長さは幼児用も含めて
種々用意しておくのが好都合である。一方の脚部
１０の先端部外面には、AgClを材料とする直径
が1.5mm程度のほぼ半球状の電極本体１１が突設
されている。この電極本体の裏面からは、銀コー
テイングされて絶縁被覆されたリード線１３が導
出され、脚部１０の裏面に沿つて案内され、基部
１０ｂで一旦外部に保持のために露出され、その
頂部から導出されている。さらに、脚部１０，１
０ａの後端部分の外面には、ピンセツト等で摘ま
んだ時に、スリツプしないように刻み目１２が形
成されている。
測定に際しては、刻み目１２をピンセツトで摘
まみ、第２図に示すように電極本体１１が鼓膜３
より例えば４mm程度手前に位置付けされるように
セツトし、脚部１０，１０ａの開拡力で外耳道２
の表面に圧接させて、位置的に安定化させる。耳
たぶに不関電極７を貼りつけ、ヘツドホーンから
のクリツク音に対する誘発反応を電極本体１１で
検出させる。
まみ、第２図に示すように電極本体１１が鼓膜３
より例えば４mm程度手前に位置付けされるように
セツトし、脚部１０，１０ａの開拡力で外耳道２
の表面に圧接させて、位置的に安定化させる。耳
たぶに不関電極７を貼りつけ、ヘツドホーンから
のクリツク音に対する誘発反応を電極本体１１で
検出させる。
この際、電極本体１１が球面状であるために、
電極１が微動したとしても接触状態が不安定にな
らず、ノイズ発生が抑制され、かつ電極材料が
AgClであるために分極による雑音も生じない。
そして、周知のように複数回の刺激音に対する蝸
電図信号の加算平均により、高精度の蝸電図測定
が行われる。
電極１が微動したとしても接触状態が不安定にな
らず、ノイズ発生が抑制され、かつ電極材料が
AgClであるために分極による雑音も生じない。
そして、周知のように複数回の刺激音に対する蝸
電図信号の加算平均により、高精度の蝸電図測定
が行われる。
尚、前述の実施例において、脚部１０，１０ａ
の後端部分の外面には、例えば２mm間隔で寸法目
盛を付加することにより、電極１の位置付けをよ
り正確に行えるようにすることもできる。
の後端部分の外面には、例えば２mm間隔で寸法目
盛を付加することにより、電極１の位置付けをよ
り正確に行えるようにすることもできる。
以上、本考案によれば、電極としてAgCl性の
ボール状電球本体を採用することにより、雑音特
性が改善され、またクリツプ後端部の刻み目によ
り、電極の装着も容易、かつ正確に行える。
ボール状電球本体を採用することにより、雑音特
性が改善され、またクリツプ後端部の刻み目によ
り、電極の装着も容易、かつ正確に行える。
第１図は本考案の一実施例による電極の斜視図
及び第２図はその使用状態を示す断面図である。 １……蝸電図用電極、２……外耳道、１０，１
０ａ……脚部、１１……電極本体、１２……刻み
目。
及び第２図はその使用状態を示す断面図である。 １……蝸電図用電極、２……外耳道、１０，１
０ａ……脚部、１１……電極本体、１２……刻み
目。
Claims (1)
- 開拡方向に弾性を呈するＶ字形脚部より構成さ
れるクリツプ構造であり、前記脚部の先端部外面
にAgCl性のほぼ半球状の電極本体が取付けられ、
前記脚部の後端部外面には滑り止用の刻み目が形
成されて成る蝸電図用電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987036348U JPH0423527Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987036348U JPH0423527Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63143305U JPS63143305U (ja) | 1988-09-21 |
| JPH0423527Y2 true JPH0423527Y2 (ja) | 1992-06-02 |
Family
ID=30846668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987036348U Expired JPH0423527Y2 (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0423527Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-12 JP JP1987036348U patent/JPH0423527Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63143305U (ja) | 1988-09-21 |
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