JPH04231618A - 2サイクル往復動内燃機関の改良 - Google Patents

2サイクル往復動内燃機関の改良

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JPH04231618A
JPH04231618A JP3155473A JP15547391A JPH04231618A JP H04231618 A JPH04231618 A JP H04231618A JP 3155473 A JP3155473 A JP 3155473A JP 15547391 A JP15547391 A JP 15547391A JP H04231618 A JPH04231618 A JP H04231618A
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JP
Japan
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cylinder
combustion engine
internal combustion
axis
valve
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Withdrawn
Application number
JP3155473A
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English (en)
Inventor
Jean Melchior
ジャン メルシオール
Thierry Andre
ティエリ アンドレ
Henri B Edelmann
アンリ ベルナール エデルマン
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Melchior Technologie SNC
Original Assignee
Melchior Technologie SNC
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B25/00Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders
    • F02B25/14Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders using reverse-flow scavenging, e.g. with both outlet and inlet ports arranged near bottom of piston stroke
    • F02B25/145Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders using reverse-flow scavenging, e.g. with both outlet and inlet ports arranged near bottom of piston stroke with intake and exhaust valves exclusively in the cylinder head
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼予備・掃気室(予備
燃焼・掃気室)とを備えた吸気弁と排気弁で吸排気され
る2サイクル往復動内燃機関に関するものであり、点火
方式は制御点火式でも、圧縮点火式でもよい。
【0002】
【従来の技術】上記形式の内燃機関では一般に下記の点
の改良が求められている: (a) シリンダのパーミアビリティー(permea
bilite)を大きくすること。すなわち内燃機関が
必要とする空気流を吸気と排気との圧力差で通過させ、
および/または吸気弁と排気弁とが同時に開く時間を出
来る限り短くすること。 (b) シリンダ中に入る新鮮な空気の流れの方向を改
良して、吸気側から排気側へ空気が直接通過するのを防
止することによって吸気側と排気側との間の空気の短絡
を減らし、それによって掃気効率を改善すること。 (c) 掃気中に、1回のサイクルでシリンダ中に吸入
された新鮮な空気が、排気口を通ってシリンダから出て
くる前のサイクルの燃焼ガスと混合するのを出来る限り
防止すること。 (d) 圧縮点火方式の不均一燃焼型内燃機関の場合に
は、燃料の注入と同期させて強力な空気の運動を燃焼室
中に起すことによって、空気と燃料との混合状態を改善
すること。  アメリカ合衆国特許出願第 4,224
,905号は、遠心力による層状燃焼を行わせるために
、シリンダ中に吸入された空気が、各サイクル毎に、シ
リンダ内部でシリンダの軸線にほぼ一致した軸線を中心
とした螺旋運動を行うように空気を循環させることを提
案しているが、しかし、この特許では、空気がシリンダ
ヘッド面に接線方向から入るように燃焼予備室をシリン
ダに接線状に開口させ、中央に排気弁を設け、燃焼予備
室に直接供給するための吸気弁を設け、しかも、2つの
補助吸気弁を中央排気弁の両側に配置し且つ一般にはシ
リンダ中に開口させているため構造が複雑になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シリ
ンダ中に吸入された空気を螺旋状に循環させることにっ
て空気の短絡を減らし且つ燃焼室中に乱流を形成させる
ことにある。本発明の他の目的は、特に上記 (b)の
要求を満たすようにするために、シリンダ中に導入され
る新鮮な空気の流入軌道の方向を考慮に入れて一つまた
は複数の排気口から空気を遠避けるような弁の配置にし
た2サイクル式の往復動内燃機関を提供することにある
。本発明のさらに他の目的は、従来技術として示す19
85年12月31日に出願されたフランス国特許出願第
85−19506号(特許公開第2,592,430 
号)の2サイクル式の往復動内燃機関を改良することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の目的
は、 ──側面の光がない少なくとも一つのシリンダと、──
上記シリンダに対して固定されたシリンダヘッドと、シ
リンダ内部において交番運動により駆動されるピストン
の側面によりシリンダ中で画定される燃焼室と、──吸
気弁の弁座を備え、移動通路によって燃焼室と通じるシ
リンダヘッド中に設けられた燃焼予備・掃気室であって
、燃焼室に通じる出口におけるシリンダの軸に垂直な断
面は、シリンダの内壁と内側でほぼ接している細長い表
面である予備室と、 ──少なくともシリンダの軸とほぼ直交し、望ましくは
この軸と交わる軸の吸気弁であって、そのロッドが同吸
気弁のヘッドより軸から離れており、このヘッドが、前
記吸気弁座から離れたりこれに接近したりするため、予
備室の内部に移動できるように配置されている吸気弁と
、 ──弁座の上流に直接達する吸気導管と、──シリンダ
の軸と少なくとも平行で軸を有し、少なくともその周辺
の大部分の上に排出ガスを通過させることにより、移動
通路と反対側にシリンダヘッドの天井に設けられた弁座
と共働できるように配置された少なくとも一つの排気弁
であって、その弁座が、望ましくは、ピストンのヘッド
の横表面が、高い死点で、排気弁とシリンダヘッドに必
要な機能隙間しか残さないように配置された排気弁とを
備える二サイクル式内燃燃焼機関において、上記予備室
が、移動通路との接続の他に、吸気弁の軸と平行な、望
ましくは軸とほぼ一致する、あるいはこの軸から若干ず
れた軸を中心とする回転形をしており、上記吸気導管の
末端部分内部、しなわち、吸気弁の弁座の上流に出来る
限り直接に、偏向手段を設け、これら偏向手段は、吸気
弁が開いているとき、導管を通じて到着する多量の空気
を上記弁の軸を中心にした単一方向の偏向を生じるよう
に配置され、さらに、移動通路が、一方で、掃気段階中
に偏向手段により予備室内に行われる偏向が、シリンダ
内にほぼらせん状の渦を発生し、他方で、ピストンが再
び上昇するとき、上記のほぼらせん状渦が今度は、予備
室内に同じ方向の渦を発生するような形状をしているこ
とを特徴とする機関を提供することである。
【0005】言い換えれば、掃気中にシリンダ内に誘導
される渦は、圧縮段階で予備室中に渦を発生すると言う
ことができる。従って、予備室「リカルド(RICAR
DO) 」のように公知の構造とは反対に、燃焼段階用
に予備室に発生され、膨張時に逆転することのない渦を
実現することができる。前述の偏向手段は、弁座の上流
における吸気導管の厳密な意味での設計により構成する
ことができるが、翼配列により構成するのが望ましい。 これらの偏向手段は、吸気導管の末端部分の内側に隙間
をあけて配置することにより吸気弁に接続する(このと
き吸気弁は、それ自体が回転するのを防ぐための案内手
段を備えている)か、あるいは、この弁のロッドを隙間
をあけて取り囲むことにより吸気弁の弁座に接続するこ
とができる。予備室は、吸気弁の行程とほぼ等しい高さ
(即ち、前記軸に平行な寸法)を有するのが望ましい。 必ずというわけではないが、予備室および移動通路全体
に、シリンダの軸と吸気弁の軸とを通過する平面に対し
てほぼ対称の形状を与え、移動通路に、掃気中のシリン
ダ内の渦の発生と、圧縮時の予備室内の渦の誘導とを容
易にする形状を与えれば有利である。前記文献アメリカ
合衆国特許出願第4,224,905 号とは違って、
シリンダへの空気の導入は、中央吸気弁と接しないが、
このようにして導入された空気の粒子は斜めに下方に向
かい、粒子の軌道をそらし、排気近傍から遠ざける。
【0006】以下、図面を用いてさらに詳しく説明する
本発明の内燃機関にようって上記の目的は達成すること
ができる。以下、添付図面を参照して本発明をさらに詳
細に説明する。
【0007】
【実施例】図1〜図3に示した内燃機関は下記の要素を
有している: (1) 側壁に開口がない少なくとも一つのシリンダ1
。 (2) シリンダ1に対して固定されたシリンダヘッド
3とシリンダ1の内部で交互に運動するピストン4の表
面5とによってシリンダ1内に区画された燃焼室2。 (3) シリンダヘッド3内に設けられた燃焼予備・掃
気室6。この燃焼予備・掃気室6は、吸気弁用の弁座7
(図2)を有し且つ移送通路8を介して燃焼室2に開口
している。この移送通路8が燃焼室2へ通じる出口9は
細長い断面を有し且つシリンダの軸線 X−Xに対して
直角になっており、また、図7に示すように、この出口
9の寸法の長い方の辺はシリンダ1の内壁とほぼ平行で
あり、この出口9の内部はシリンダ1の内壁に接線状に
接している。 (4) 少なくともシリンダ1の軸線 X−Xに対して
直角で、好ましくはこの軸線 X−Xと交わる軸線 Y
−Yを有する吸気弁10。この吸気弁10は、その弁ロ
ッド11がそ弁ヘッド12よりも軸線 X−Xから離れ
るような状態で配置されており、弁ヘッド12は燃焼予
備室6の内部を移動して、弁座7から離反・接近できる
ように配置されている。 (5) 弁座7に上流側で直接当接した吸気導管13。 (6) 少なくとも一つの排気弁15。この排気弁15
の軸線 Z−Zが、シリンダの軸線 X−Xに対して少
なくとも平行であり、この排気弁15は移送通路8とは
反対側のシリンダヘッド3の天井に設けられた弁座16
と共働して、少なくともその周辺の大部分の所で排気ガ
スを通過させるように配置されており、弁座16は、ピ
ストン4の上死点(図5)で、ピストン4の表面5と排
気弁15とシリンダヘッド3との間に必要な機能隙間し
か残らないように配置されているのが好ましく。排気弁
15または排気弁群(弁が一つ以上ある場合)は、シリ
ンダ1の軸線 X−Xと吸気弁10の軸線 Y−Yとを
通る面P(図3)に対して少なくともほぼ対称であるの
が好ましい。面Pは図2の面と一致することに留意され
たい。図面を参照して説明した上記内燃機関は前記のフ
ランス国特許出願第85−19506号で公知のもので
ある。
【0008】本発明では、燃焼予備室6が移送通路8と
連通する部分の外側の部分を、吸気弁10の軸線 Y−
Yと平行で、好ましくはこの軸線 Y−Yとほぼ一致し
ているか、この軸線 Y−Yからわずかにズレた軸線を
中心とした回転体の形状とし、且つ、吸気導管13を通
って到着した空気を吸気弁10が開いた時に軸線 Y−
Yの回りで単一方向に偏向させるような偏向手段17を
、吸気導管13の末端部分すなわち弁座7の上流側で且
つこの弁座7に出来るだけ近い部分に配置する。さらに
、この移送通路8は、掃気時に偏向手段17によって燃
焼予備室6内で偏向された空気がシリンダ内でほぼ螺旋
状に旋回され、しかも、ピストン4が再上昇する時に、
上記のほぼ螺旋状に旋回流が、今度は燃焼予備室6内で
同じ方向の旋回流を発生させるような形状をしている。
【0009】上記偏向手段17は吸気導管13を特殊な
幾何学形状、特に螺旋状すなわち「コルク抜き器」の形
状にして構成することもできるが、一般には、翼または
フィンで構成する。この場合には、翼またはフィンを吸
気弁10に取付ける (この場合には翼またはフィンを
吸気導管13の末端部の内部に間隙を介して配置し、吸
気弁10に対して回転しないようにする手段を設ける、
この方法は図示していない)か、図2に示すように、間
隙を介して吸気弁10の弁ロッド11を取り囲んだ状態
で翼またはフィンを弁座7に取付ける。
【0010】燃焼予備6および移送通路8の全体は、シ
リンダ1の軸線 X−Xに対して平行で且つ吸気弁10
の軸線 Y−Yを通る面、好ましくは平面Pに対してほ
ぼ対称な形状をしているのが好ましい。シリンダは単一
の排気弁15のみを有しているのが好ましい。また、ピ
ストン4の表面5とシリンダヘッド3の天井の表面は平
ら(以下で説明する溝20以外の部分) で且つシリン
ダ1の軸線 X−Xに対して直角であるのが好ましい。 移送通路8のリップ (唇部) は、燃焼予備6からシ
リンダ1へ向かって出るジェット空気流がシリンダ1の
軸線 X−Xと平行で且つ吸気弁10の軸線 X−Xを
通る面に対して約30°の角度Aを成すように構成する
のが好ましい(図3を参照)。この角度Aは、偏向手段
17によって偏向された後に吸気弁10の弁座7を通っ
て出てくる空気の偏向率と、移送通路8の形状とに依存
することは明らかである。この角度Aは、ストローク/
ボア径の比と逆比例させるのが好ましい。 この角度Aが大きすぎると、空気がピストン4に向かっ
て燃焼室2内を十分に長い軌道で入らないため、排気口
の近くに残ってしまい、その結果、吸気側から排気側へ
空気が直接通過し、掃気の質が悪くなる。逆に、角度A
が小さすぎると、空気がピストン4によって排気口へ向
けて押し戻されるため、上記と同様な悪い影響がでる。 ストローク/ボア径の比が約1.25の場合の最適状態
は上記の角度が約30°の時に実現される。
【0011】図3に示すように、移送通路8はシリンダ
1へ開口する出口が収束するような形状をしているのが
望ましく、さらに好ましくは、シリンダ1の軸線 X−
Xに平行で且つ吸気弁10の軸線 Y−Yを通る前記平
面に対称であり、しかも、シリンダ1との接続部が拡大
して、断面がΩ型に成っているのが好ましい。吸気弁1
0は上記のような幾何形状をしているため、シリンダヘ
ッド3の天井に吸気弁10を配置ことはできない。従っ
て、公知のように、シリンダヘッド3を貫通(即ち、図
2では右から左に貫通)した状態で弁座7と吸気弁10
を配置し、それにフード21を組合せるのがよい。
【0012】図7に示すように、出口9まで延び且つ横
断面および/または深さが出口9から遠ざかるにつれて
小さくなる少なくとも一つの溝20を、ピストン4また
は、望ましくは、移送通路8の出口(すなわち細長い出
口)9および排気弁15の弁座16の外側にあるシリン
ダヘッド3の部分に設けるのが好ましい。一つの溝(実
線で示した)または2つの溝(実線および破線で示した
)の各々は半三日月形をしているのが好ましい。
【0013】圧縮点火式の内燃機関の場合には、噴射口
18を吸気弁10と対向させて燃焼予備室6の横壁に配
置する、さらに好ましくは、燃焼予備室6の軸線と同心
な少なくとも一つの円に沿って等間隔で配置するか、燃
焼予備室6の外周壁に取付けるのが好ましい。第1の方
法の場合には、図2に示すように、燃焼予備室の軸線と
同心な単一の環状噴射口18にするか、図5に示すよう
に、燃焼予備室の軸線と同心な円上に分布し且つ燃焼予
備室の外周部に向かって放射方を向いた複数の噴射口1
8にすることができる。しかし、噴射口18と燃焼予備
室の壁との間に燃料を供給する距離を大きくするに、図
8、図9に示すように、燃焼予備室6の軸線と同心な一
つの円C(図示した場合)または複数の円に沿って、複
数の噴射口18、例えば8個の噴射口18を分布させる
のが好ましい。これら噴射口18は、図8に示すように
、回転双曲面の母線群の一つとなるように、燃焼予備室
6の外周辺へ向って開口しているのが好ましい。これら
噴射口18を単一の円Cに沿って分布させる場合(図示
した場合)には、この円の直径dを燃焼予備室6の直径
Dの約50%にするのが好ましい。
【0014】図10、図11に概念的に示した第2の方
法では、燃焼予備室6のドーム上、すなわち、移送通路
とは反対側にある燃焼予備室の外周壁部分上に、単一の
ナッペ状噴射口18(燃料噴射ノズル)のみが取付けら
れる。 この噴射口18は移送通路8に向って開口し且つ燃料の
ジェット流または層流が燃焼予備室6の軸線に対してほ
ぼ直角な平面内に来るように配置されている。いずれの
方法(図8〜11)でも、空気/燃料混合物が良く均質
化されて、燃焼予備室6の外周部で燃焼が開始され、好
ましくない高温領域が噴射口の近傍に形成されるのを防
ぐことができる。
【0015】上記の構造を有する内燃機関は以下のよう
な機能を有する。図1〜6に示す矢印は、シリンダ1の
内部とシリンダ1の入口および出口での流体の運動を示
している。掃気時(図1〜3)には、下死点近傍にあっ
たピストン4が上昇する第1段階の間、弁座7を越えて
流入した空気は偏向手段17と、吸気弁10と、燃焼予
備室6の壁とによって(投石機のように)偏向されて、
シリンダ1の軸線に対して勾配を持つジェットの形でシ
リンダ1の中に入る。シリンダは円筒形状をしているの
で、燃焼予備室6から斜めに入った空気はシリンダ1内
で螺旋状の軌道に乗って回る。従って、この時に開いて
いる排気弁15の弁座16の近傍に空気が行くのが防止
される。 すなわち、空気の短絡が無いので、空気の使用効率が高
くなり、ピストン4とシリンダ1(またはシリンダのジ
ャケット)の熱が均一になる。
【0016】圧縮時(図4)には、掃気段階でシリンダ
1内に誘導された螺旋回転運動が、ピストン4の再上昇
期にも維持され、螺旋運動のピッチは小さくなる。ピス
トン4の再上昇によって押された空気は、シリンダ1内
で回転によって誘導された接線速度を保持した状態で、
燃焼予備室6に充満する。それによって、燃焼予備室と
同心な空気の回転が燃焼予備室6内に起る。この際、掃
気時に燃焼予備室6内に誘導された回転の方向が逆転し
ないということが重要である。
【0017】燃焼時(図5)には、シリンダ1中に閉じ
込められた空気のほぼ全量が予備室6内でシリンダヘッ
ド3の天井と、ピストン4と、弁座16に当接した排気
弁15との間で圧縮されるが、燃焼予備室と同心な回転
運動は維持される。ディーゼル機関の場合には、噴射口
18から噴霧された燃料が空気の回転運動と干渉して、
空気と燃料との混合が容易に行われる。主燃焼室2から
燃焼予備室6へまたはその反対方向へガスが移動する速
度を制限するために、シリンダーヘッド3またはピスト
ン4に一つまたは複数の溝20を形成しておくのが好ま
しく、特にピストン4が図7に示すような状態の軸線を
中心として回転する可能性がある場合(特にピストン4
がボール軸受に連結されている場合)には溝20を付け
るのが好ましい。
【0018】膨張時(図6)には、圧縮とは逆の現象が
起こり、ガスは掃気時に生じた勾配と類似した勾配を成
して燃焼予備室6を出る。このメカニズムによって、空
気とガスの回転はシリンダ1内でも燃焼予備室6内でも
方向の逆転なしに維持される。掃気の各サイクルで、こ
の回転運動は吸入された新鮮な空気に作用する偏向手段
によって再度活性化される。すなわち、流れの方向の逆
転無しに各サイクルにおいて再加速が行われるため、最
小限の損失で空気力学的な上記のプロセスを行うことが
できる。
【0019】以上、単一のシリンダを備えた内燃機関に
ついて説明したが、上記の説明は2つ以上のシリンダを
備えた内燃機関についても当てはまる。同様に、本発明
を単一の排気弁15のみを備えた内燃機関について説明
したが、2つ以上の排気弁を有する内燃機関にすること
もできる。図3は吸気弁10の軸線 Y−Yに一致した
軸線と同心な回転体の燃焼予備6を示しているが、この
燃焼予備室6の軸線 Y−Yから若干ずれたものにする
こともじきる。本発明は、排出ガスで駆動されるターボ
圧縮機で過給される内燃機関に特に有利に適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内燃機関のピストンおよび弁が掃気時
に占める位置を概念的に示す斜視図。
【図2】シリンダの軸線と吸気弁および排気弁の軸線を
通る平面P(図3)による図1の内燃機関の縮尺断面図
【図3】図2の断面図に直角な面での断面図。
【図4】図1と類似した圧縮時の図。
【図5】図1と類似した燃焼時の図。
【図6】図1と類似した膨張時の図。
【図7】図2の下方から見た内燃機関のシリンダヘッド
の概略図。
【図8】第一変形例の燃料供給システムの図2の一部と
類似した概念図。
【図9】図8の線IX−IXによる断面図。
【図10】第二変形例の燃料供給システムの図8と類似
の概念図。
【図11】図10の線XI−XIによる図9と類似の断
面図。
【符号の説明】

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1) 側壁に開口がない少なくとも一つ
    のシリンダ1と、(2) シリンダ1に対して固定され
    たシリンダヘッド3とシリンダ1の内部で交互に運動す
    るピストン4とによってシリンダ1内に区画された燃焼
    室2と、(3) シリンダヘッド3内に設けられた燃焼
    予備・掃気室6であって、この燃焼予備・掃気室6は、
    吸気弁用の弁座7を有し且つ移送通路8を介して燃焼室
    2に開口し、この移送通路8が燃焼室2へ通じる出口9
    は細長い断面を有し且つシリンダの軸線 X−Xに対し
    て直角になっているものと、(4) 少なくともシリン
    ダ1の軸線 X−Xに対して直角で、好ましくはこの軸
    線 X−Xと交わる軸線 Y−Yを有する吸気弁10で
    あって、この吸気弁10は、その弁ロッド11がその弁
    ヘッド12よりも軸線 X−Xから離れるような状態で
    配置されており、弁ヘッド12は燃焼予備室6の内部を
    移動して、弁座7から離反・接近できるように配置され
    ているものと、(5) 弁座7に上流側で直接当接した
    吸気導管13と、(6) 少なくとも一つの排気弁15
    であって、この排気弁15の軸線 Z−Zが、シリンダ
    の軸線 X−Xに対して少なくとも平行であり、この排
    気弁15は移送通路8とは反対側のシリンダヘッド3の
    天井に設けられた弁座16と共働して少なくともその周
    辺の大部分の所で排気ガスを通過させるように配置され
    ており、弁座16はピストン4の上死点でピストン4の
    表面5と排気弁15とシリンダヘッド3との間に必要な
    機能隙間しか残らないように配置されているものと、を
    有する2サイクル往復動内燃機関において、燃焼予備室
    6が移送通路8と連通する部分の外側の部分を、吸気弁
    10の軸線 Y−Yと平行で、好ましくはこの軸線 Y
    −Yとほぼ一致しているか、この軸線 Y−Yからわず
    かにズレた軸線を中心とした回転体の形状とし、吸気導
    管13を通って到着した空気を吸気弁10が開いた時に
    軸線 Y−Yの回りで単一方向に偏向させるような偏向
    手段17を、吸気導管13の末端部分すなわち弁座7の
    上流側で且つこの弁座7に出来るだけ近い部分に配置し
    、かつ移送通路8は、掃気時に偏向手段17によって燃
    焼予備室6内で偏向された空気がシリンダ内でほぼ螺旋
    状に旋回され、しかも、ピストン4が再上昇する時には
    上記のほぼ螺旋状の旋回流が予備室6内で同じ方向の旋
    回流を発生させるような形状をしていることをことを特
    徴とする内燃機関。
  2. 【請求項2】上記偏向手段17が吸気弁10の弁ロッド
    11の回りに設けたフィンで構成されている請求項1記
    載の内燃機関。
  3. 【請求項3】フィン17が吸気導管13の末端部分の内
    部に間隙を介して配置され且つ吸気弁10に接続され、
    このフィンの回転を防止する案内手段を備えた請求項2
    記載の内燃機関。
  4. 【請求項4】フィン17が吸気弁10を間隙を介して取
    り囲んでおり且つ吸気弁10の弁座7に接続されている
    請求項2記載の内燃機関。
  5. 【請求項5】燃焼予備室6が、吸気弁10のストローク
    とほぼ等しい高さを有する請求項1〜4のいずれか一項
    に記載の内燃機関。
  6. 【請求項6】移送通路8が、シリンダ1と連通する出口
    に向かって収束しており、望ましくはシリンダ1の軸線
     X−Xと平行且つ吸気弁10の軸線Y−Yを通る面に
    対してほぼ対称である請求項1〜5のいずれか一項に記
    載の内燃機関。
  7. 【請求項7】燃焼予備室6と移送通路8の全体が、シリ
    ンダ1の軸線 X−Xと平行で且つ吸気弁10の軸線 
    Y−Yを通る平面に対してほぼ対称な形状をしている請
    求項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関。
  8. 【請求項8】シリンダが単一の排気弁15を有する請求
    項1〜6のいずれか一項に記載の内燃機関。
  9. 【請求項9】一つまたは複数の噴射口18が、望ましく
    は吸気弁10と同軸状に吸気弁10とは反対側の燃焼予
    備6の側壁に設けられている請求項1〜8のいずれか一
    項に記載の燃焼予備6へ通じる少なくとも一つの燃料噴
    射口18を有する内燃機関。
  10. 【請求項10】一つまたは複数の噴射口18が燃焼予備
    6の外周に配置されている請求項9記載の内燃機関。
  11. 【請求項11】燃焼予備室6の軸線を中心とした円Cに
    沿って分布した複数の噴射口18を有する請求項10記
    載の内燃機関。
  12. 【請求項12】複数の噴射口18が燃焼予備室6の直径
    Dの約50%の直径dを有する単一の円Cに沿って分布
    している請求項10記載の内燃機関。
  13. 【請求項13】噴射口18が移送通路8とは反対側で、
    望ましくは移送通路8に対向した燃焼予備6の外周の壁
    に配置されている請求項1〜8のいずれか一項に記載の
    燃焼予備6と連通した一つの噴射口18から燃料を供給
    する内燃機関。
  14. 【請求項14】ピストン4の表面5とシリンダヘッド3
    の天井がほぼ平らで、シリンダ1の軸X−X に対して
    直角である請求項1〜12のいずれか一項に記載の内燃
    機関。
  15. 【請求項15】ストロークとシリンダ内径との比が約1
    .25の場合、燃焼予備6から出てシリンダ1に向かう
    空気ジェットが、シリンダ1の軸線 X−Xと平行で且
    つ吸気弁10の軸線 Y−Yを通る平面に対して約30
    °の角度を成している請求項1〜14のいずれか一項に
    記載の内燃機関。
  16. 【請求項16】ピストン4または、望ましくは移送通路
    8の出口および排気弁15の弁座16の外側にあるシリ
    ンダヘッド3の部分に、出口9に達し、横断面および/
    または深さがこの出口9から遠ざかるにつれて小さくな
    る少なくとも一つの溝20を有する請求項1〜15のい
    ずれか一項に記載の内燃機関。
  17. 【請求項17】吸気弁10およびその弁座7にフード2
    1を有する請求項1〜16のいずれか一項に記載の内燃
    機関。
  18. 【請求項18】過給機用の内燃機関である請求項1〜1
    7のいずれか一項に記載の内燃機関。
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