JPH04229522A - サーマルプロテクタ - Google Patents

サーマルプロテクタ

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JPH04229522A
JPH04229522A JP11983691A JP11983691A JPH04229522A JP H04229522 A JPH04229522 A JP H04229522A JP 11983691 A JP11983691 A JP 11983691A JP 11983691 A JP11983691 A JP 11983691A JP H04229522 A JPH04229522 A JP H04229522A
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welded
heater
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movable
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Kensaku Ueda
上田 研策
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種電気機器に用いられ
、異常時の発熱および過電流による電気機器の焼損保護
のためのサーマルプロテクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のサーマルプロテクタは可
動側電極と固定側電極とを対向させた状態でガラスビー
ドにて固定したマウント体をガラス容器内に収納し、ガ
ラスビードの下側に位置するガラス容器開口部を加熱溶
融することにより、ピンチシールを行うとともに排気,
ガス封入後、ガラス容器の頂部をチップオフした気密封
止の構造になっている(実公昭56−42912号公報
)。
【0003】このようなサーマルプロテクタは各種電気
機器の発熱部に取付けられ、何らかの異常でその部分の
温度が上昇したり、過電流が流れたりしたとき、可動側
電極のスナップアクション型熱応動素子が反転すること
により、同素子が固定側電極から離間動作して電気機器
への通電を遮断する保護機能を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種サーマルプロテ
クタにおいては各種電気機器の小型化への移行に伴い、
小型で、かつ低電流域で動作し得る動作感度の良好なサ
ーマルプロテクタの開発の要求が高まっている。
【0005】しかしながら、上記の従来構造では、ガラ
ス容器内における固定側電極および可動側電極のリード
線にニッケル−クロム系合金の抵抗線を用いても、大型
化を避けて必要とする低電流域での動作感度を向上する
には限界があった。
【0006】本発明はこのような事情にかんがみてなさ
れたもので、大型化することなく、低電流域での動作感
度を向上することのできるサーマルプロテクタを提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のサーマルプロテ
クタは、固定側電極と前記固定側電極に対向して接離す
るスナップアクション型熱応動素子を備えた可動側電極
とを一体化して容器内に収納してなるサーマルプロテク
タにおいて、前記固定側電極の一部が平板形ヒータから
なり、この平板形ヒータが前記スナップアクション型熱
応動素子と対向して位置しているものである。
【0008】
【作用】本発明によると、固定側電極の一部がジグザグ
状の平板形ヒータからなるので、通電時において同ヒー
タが十分に発熱し、このためこれと対向して位置してい
るスナップアクション型熱応動素子が低電流においても
その熱伝導によって効率よく加熱されて動作することが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0010】(実施例1)図1,図2および図3に示す
ように、本発明実施例1のサーマルプロテクタは、先端
部に可動接点1を溶接したスナップアクション型熱応動
素子2の一端部に成形金属板3の一端部を溶接し、この
成形金属板の他端部に可動側電極リード線4を溶接した
可動側電極と、可動接点1に対して所定の接触圧力で接
触するように配置された固定接点5を例えばニッケル−
クロム系合金,ニッケル−クロム−鉄系合金,鉄−クロ
ム系合金などの抵抗板よりなるジグザグ状の平板形ヒー
タ6の一端部に溶接固定し、このヒータの他端部を固定
側電極リード線7に溶接した固定側電極とを対向させ、
プレス焼結により結晶化したガラスフリットビード8に
て可動側電極と固定側電極とを一体化してマウント体を
構成している。平板形ヒータ6はスナップアクション型
熱応動素子2と対向して位置している。
【0011】ガラスフリットビード8には図4に示すよ
うに、2つの挿入穴11を有し、これらの挿入穴に各電
極リード線が挿入され、バーナなどにて溶融されること
により、挿入穴11に各電極リード線が封着されている
【0012】このようにして得られたマウント体はガラ
ス容器9内に収納され、ガラス容器9の開口部とガラス
フリットビード8との間に低融点の硼珪酸鉛系のガラス
フリットペースト(ガラスフリットと有機バインダーを
練合したもの)が充填され、温風乾燥後、このペースト
がバーナなどで加熱されて溶融されることにより、ガラ
ス容器9の開口部とガラスフリットビード8との気密封
着が行われて封着部10が形成されている。
【0013】この後、ガラス容器9内は加熱排気され、
その中に清浄な乾燥空気が封入され、ガラス容器9の先
端部がチップオフされるものである。
【0014】以上のような構成を有する本発明実施例1
のサーマルプロテクタは、可動側電極のスナップアクシ
ョン型熱応動素子2に対向して位置する固定側電極の一
部にジグザグ状の平板形ヒータ6を用いているので、こ
のジグザグ状の平板形ヒータで十分な発熱が行われ、そ
の熱伝導によりスナップアクション型熱応動素子2が十
分に加熱されるために、低電流においても、スナップア
クション型熱応動素子2の動作が可能となり、動作感度
の向上を図ることができる。また、スナップアクション
型熱応動素子2の加熱手段として、各電極とは別体に設
けずに、固定側電極の一部にジグザグ状の平板形ヒータ
6を用いて構成しているので、マウント体がかさばらず
、ガラス容器9が小さなものですむ。このため、サーマ
ルプロテクタの形状が大型化するのを回避することがで
きる。さらに、この実施例のサーマルプロテクタによれ
ば、固定側電極と可動側電極とを一体化したガラスフリ
ットビード8とガラス容器9の開口部とをガラスフリッ
トペーストにより封着して封着部10を形成しているの
で、ガラスビードより下側に位置するガラス容器の開口
部を加熱溶融させて封着した従来構造のサーマルプロテ
クタに比べて、全長を一層短くすることができ、したが
って小型化を図ることができる。
【0015】図5および図6は固定側電極の他の例を示
し、この場合はジグザグ状の平板形ヒータ6としてニク
ロムなどの抵抗材の線材を用い、これをジグザグ状に折
り曲げ加工し、その一端部に固定接点5を溶接し、その
他端部に固定側電極リード線7を溶接したものである。
【0016】図1に示す構造であって、表1に示すとお
りの寸法を有するサーマルプロテクタ(本発明品)を製
作し、その電流動作時間を測定したところ、表2に示す
とおりの結果となった。なお、これと比較するため、先
の従来の技術で述べた構造のサーマルプロテクタ(従来
品)も製作した。ここで、本発明品におけるジグザグ状
の平板形ヒータには、厚さが0.5mmで、ニッケル−
クロム系合金板を用いた。また、従来品では固定側電極
リード線に直径0.7mmのニッケル−クロム系合金線
が用いられている。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】表1および表2から明らかなように、本発
明のサーマルプロテクタは従来のサーマルプロテクタで
動作しない2Aの低電流において約60秒程度で動作す
る高感度の動作特性を得ることができるとともに、従来
品に比して容積比で60%縮小できることがわかる。
【0020】(実施例2)図7,図8および図9に示す
ように、本発明実施例2のサーマルプロテクタは、先端
部に可動接点1を溶接したスナップアクション型熱応動
素子2の先端部に金属板12の一端部を溶接し、この金
属板の他端部を可動側電極リード線4を溶接した可動側
電極と、可動接点1に対して所定の接触圧力で接触する
ように配置された固定接点5を例えばニッケル−クロム
系合金,ニッケル−クロム−鉄系合金,鉄−クロム系合
金などの抵抗板よりなるジグザグ状の平板形ヒータ6の
一端部に溶接固定し、このヒータの他端部を固定側電極
リード線7に溶接した固定側電極とを対向させ、可動側
電極と固定側電極とをガラスビード13にて一体化して
マウント体を構成している。平板形ヒータ6はスナップ
アクション型熱応動素子2と対向して位置している。
【0021】このようにして得られたマウント体はガラ
ス容器14内に収納され、ガラス容器14の開口部を加
熱溶融することによりピンチシールを行い、封着部15
を形成するとともに排気し、清浄な乾燥空気を封入した
後、ガラス容器の頂部を丸形にチップオフした気密封止
の構造になっている。
【0022】以上のような構成を有するサーマルプロテ
クタは、ガラス容器14の開口部をピンチシールした封
着部15を有するため、ガラス容器は従来構造に近い小
形の寸法となっている。したがって、実施例1に示すよ
うにマウント体のビードとガラス容器の開口部との封着
を一体化した、より小形のサーマルプロテクタを構成す
ることはできないが、前記のとおり、固定側電極7の一
部にジグザグ状の平板形ヒータ6を設けているので、こ
のヒータ6で十分な発熱が行われ、その熱伝導により、
対向するスナップアクション型熱応動素子2が十分に加
熱されるため、低電流においてもスナップアクション型
熱応動素子2の動作が可能となり、実施例1に示すサー
マルプロテクタとほぼ同レベルの動作感度の向上が図れ
るものである。
【0023】この実施例2のサーマルプロテクタは従来
のサーマルプロテクタの取付け容器を変更することなく
、そのまま採用できる効果がある。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は固定側電
極の一部がジグザグ状の平板形ヒータからなり、この平
板形ヒータが可動側電極のスナップアクション型熱応動
素子と対向して位置しているので、通電時において平板
形ヒータが効率よく発熱するため、その熱伝導によって
、対向位置にあるスナップアクション型熱応動素子を低
電流おいても動作させることができ、大型化することな
く、低電流域での動作感度を向上することのできるサー
マルプロテクタを実現することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のサーマルプロテクタの一部
切欠正面図
【図2】同じく一部切欠側面図
【図3】同じく一部切欠背面図
【図4】ガラスフリットビードの拡大斜視図
【図5】固
定側電極の他の例を示す正面図
【図6】同じく側面図
【図7】本発明の実施例2のサーマルプロテクタの一部
切欠正面図
【図8】同じく一部切欠側面図
【図9】同じく一部切欠背面図
【符号の説明】
1  可動接点 2  スナップアクション型熱応動素子4  可動側電
極リード線 5  固定接点 6  平板形ヒータ 7  固定側電極リード線 8,13  ガラスビード 9,14  ガラス容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定側電極と前記固定側電極に対向して接
    離するスナップアクション型熱応動素子を備えた可動側
    電極とを一体化して容器内に収納してなるサーマルプロ
    テクタにおいて、前記固定側電極の一部がジグザグ状の
    平板形ヒータからなり、この平板形ヒータが前記スナッ
    プアクション型熱応動素子と対向して位置していること
    を特徴とするサーマルプロテクタ。
JP11983691A 1990-11-08 1991-05-24 サーマルプロテクタ Expired - Fee Related JP2855881B2 (ja)

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JP11983691A JP2855881B2 (ja) 1990-11-08 1991-05-24 サーマルプロテクタ
US07/887,516 US5221915A (en) 1991-05-24 1992-05-21 Thermal protector
EP92108694A EP0514931B1 (en) 1991-05-24 1992-05-22 A thermal protector
DE69206680T DE69206680T2 (de) 1991-05-24 1992-05-22 Übertemperaturschutz

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JP2-304322 1990-11-08
JP30432290 1990-11-08
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JPH04229522A true JPH04229522A (ja) 1992-08-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11120853A (ja) * 1997-10-16 1999-04-30 Nippon Technica Kk 電源用サーマルプロテクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11120853A (ja) * 1997-10-16 1999-04-30 Nippon Technica Kk 電源用サーマルプロテクタ

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