JPH04227281A - レート応答ペースメーカ - Google Patents

レート応答ペースメーカ

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JPH04227281A
JPH04227281A JP3109811A JP10981191A JPH04227281A JP H04227281 A JPH04227281 A JP H04227281A JP 3109811 A JP3109811 A JP 3109811A JP 10981191 A JP10981191 A JP 10981191A JP H04227281 A JPH04227281 A JP H04227281A
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JP
Japan
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signal
rate
sensor
switch matrix
responsive pacemaker
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Application number
JP3109811A
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English (en)
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Anders Lekholm
アンデルス レクホルム
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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Publication date
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Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JPH04227281A publication Critical patent/JPH04227281A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/36Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
    • A61N1/362Heart stimulators
    • A61N1/37Monitoring; Protecting
    • A61N1/3702Physiological parameters
    • A61N1/3704Circuits specially adapted therefor, e.g. for sensitivity control
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/18Applying electric currents by contact electrodes
    • A61N1/32Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
    • A61N1/36Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
    • A61N1/362Heart stimulators
    • A61N1/365Heart stimulators controlled by a physiological parameter, e.g. heart potential
    • A61N1/36585Heart stimulators controlled by a physiological parameter, e.g. heart potential controlled by two or more physical parameters

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にレート応答心臓
ペースメーカに関し、一層詳細には、生理学的デマンド
を示す2つまたはそれ以上のセンサが、患者の生理学的
必要性に密に適合するであろう最適なペーシングレート
でペースメーカを作動させるのに使用されるレート指令
信号を与える回路内に、両センサの利点を実現するべく
設計された仕方で利用されている植え込み可能なレート
応答ペースメーカに関する。
【0002】
【従来の技術】ペースメーカは心拍を所望のレートに維
持するために患者の心臓に電気的刺激パルスを供給する
植え込み可能な医学装置である。初期のペースメーカは
70パルス毎分(ppm)のような固定されたレートま
たは周波数で刺激パルスを与え、それにより心拍をその
固定されたレートに維持した。その後に、ペースメーカ
は、心臓を刺激するだけでなく心臓のモニタもするよう
に設計された。もし自然心拍が予め定められた周期(通
常“エスケープ間隔”と呼ばれる)内に検出されるなら
ば、刺激パルスは供給されず、それにより、ペースメー
カの制限された電力を消費することなく、または心臓の
正常な作動と干渉することなく、心臓がそれ自体で拍動
することを許す。このようなペースメーカは“デマンド
ペースメーカ”と呼ばれる。なぜならば、刺激パルスが
心臓により要求されたときにのみ与えられるからである
【0003】初期のデマンドペースメーカはそれらと結
び付けられた固定されたベースレートを有した。その後
の形式では、ベースレートはプログラム可能に選択可能
とされ、またその後に一般に“プログラムドレート”と
して知られるようになった。もし心臓がベース(または
プログラムド)レートを越えるレートでそれ自体で拍動
し得たならば、刺激パルスは与えられなかった。しかし
、もし心臓がベースレートを越えるレートでそれ自体で
拍動し得なかったならば、心臓が常に少なくとも1つの
ベース(またはプログラムド)レートで拍動することを
保証するべく、刺激パルスが与えられた。このような作
動はエスケープ間隔の間の自然拍動に関して心臓を簡単
にモニタすることにより達成された。もし自然活動性が
検出されたならば、エスケープ間隔を定めたタイマーは
リセットされた。もし自然活動性が検出されなかったな
らば、エスケープ間隔がタイムアウトし終わると直ちに
刺激パルスが与えられた。ベース(またはプログラムド
)レートの変更はエスケープ間隔の継続時間を簡単に変
更することにより成就された。
【0004】近年、検出された生理学的パラメータの関
数としてペースメーカが刺激パルスを与えるレートを自
動的に変更するレート応答ペースメーカが開発されてき
た。生理学的パラメータは、ペースメーカ使用者の生理
学的必要性に関係して、心臓がより速く拍動すべきか、
またはより遅く拍動すべきかのなんらかの指示を与える
。こうして、たとえば、もし患者が休息していれば、一
般に正常よりも速い心臓レートの必要性は存在せず、従
ってレート応答ペースメーカは60パルス毎分(ppm
)のような正常値での“ベースレート”を維持する。
【0005】しかし、もし患者が運動していれば、また
はそうでなくても生理学的に活動性であれば、心臓がた
とえば100ビート毎分のようにはるかに速く拍動する
必要性が存在する。患者によっては、心臓がそれ自体で
より速く拍動し得ないので、ペースメーカが助けなけれ
ばならない。これを効率的に列うためには、心臓がより
速く拍動する生理学的必要性が先ず検出されなければな
らず、またレート応答ペースメーカの“ベースレート”
がそれに従って調節されなければならない。従って、検
出された生理学的必要性の関数として“ベースレート”
を増大または減少させるレート応答ペースメーカは従来
から知られている。
【0006】レート応答ペースメーカと共に使用するた
め多数の形式のセンサが従来から教示されている。各々
で、モニタされているパラメータの増大または減少が、
ペーシングパルスが与えられるレートを増大または減少
させる必要性を信号する。なお、ここで使用される“ペ
ーシングレート”という用語は、ペースメーカが刺激パ
ルスを与えるレート、またはデマンドペースメーカの場
合には、自然に生起する心拍の不存在時にペースメーカ
が刺激パルスを与えるレートを意味する。
【0007】一般的な形式のセンサは患者の身体活動レ
ベルを検出する活動度センサである。たとえば米国特許
第 4,140,132号明細書および第4,485,
813号明細書を参照されたい。これらの明細書によれ
ば、圧電性結晶が活動度センサとして使用されている。 このような結晶は、よく知られている原理に従って、物
理的運動および応力を受けるときに電気的信号を発生す
る。結晶により発生された電気的信号は処理され、また
ペーシングレートを変更するのに使用され得る。
【0008】従来のレート応答ペースメーカに使用され
ている他の形式のセンサは呼吸率、呼吸1分間容積、血
液酸素レベル、血液およびまたは身体温度、血圧、Q‐
T間隔の長さ、P‐R間隔の長さなどを検出するセンサ
を含んでいる。レート応答ペースメーカに使用され得る
センサのすべては特定の利点および欠点を有する。
【0009】次世代のレート応答ペースメーカはペーシ
ングレートを制御するのに同時に2つまたはそれ以上の
センサを使用するであろう。ペーシングレートを制御す
るのに使用されるべき2つまたはそれ以上のセンサから
の信号の組み合わせは困難かつ複雑な仕事であることは
当業者により理解されるであろう。
【0010】2つまたはそれ以上のセンサを使用するシ
ステムの目標は、センサの各々の最良の特性を利用する
こと、他方においてそれらの欠点を消去または最小化す
ることにある。たとえば、活動度センサは運動の開始に
非常に迅速に反応し、健康な心臓内の洞結節の応答を密
に模擬する。しかし、活動度センサは身体の真の生理学
的変数をどれも測定せず、従って仕事レベルおよび最適
心臓レートを予測する目的には劣っている。
【0011】代替的に、呼吸1分間容積または静脈血液
温度を測定するセンサは運動のより高いレベルにおいて
運動のレベルへの非常に良好な相関を与える。しかし、
呼吸1分間容積センサまたは静脈血液温度センサのセン
サ応答はSA結節の応答よりもはるかに遅く、典型的に
60ないし90秒のオーダーである。こうして、すべて
の単一のセンサシステムは有意な利点および欠点の双方
を有することが理解されよう。
【0012】理論的には、活動度センサと呼吸1分間容
積センサまたは静脈血液温度センサとの組み合わせが、
別々のセンサのいずれよりも生理学的な仕方でペーシン
グレートを制御するのに使用され得よう。しかし、組み
合わせ技術はその実列が非常に複雑であることが判明し
ている。たとえば、2つの信号の加算または平均化は下
記の理由で最適でないであろう。運動の開始時に、活動
度センサは信号を供給するであろうが、他のセンサはま
だ反応していないであろう。こうして、心臓活動度の開
始は活動度を単独で使用する場合よりも遅いであろう。
【0013】延長された運動の間は、呼吸1分間容積セ
ンサまたは血液温度センサの良好なセンサ応答が活動度
センサのより劣った応答により平均化されるであろう。 この場合、結果は呼吸1分間容積センサまたは血液温度
センサを単独で使用する場合と同じように正確ではない
ことになろう。低レベルでの延長された運動の間は、活
動度センサは呼吸1分間容積センサまたは血液温度セン
サと同じように良好であろう。なぜならば、後二者は運
動の低レベルでは不正確であるからである。(たとえば
でこぼこの道路上で車に乗っていることにより惹起され
る)活動度センサの誤ったポジティブな活動度指示の場
合には、活動度センサの劣った応答が呼吸1分間容積セ
ンサまたは血液温度センサの良好な応答により平均化さ
れるであろう。こうして、結果は再び呼吸1分間容積セ
ンサまたは血液温度センサを単独で使用する場合と同じ
ように正確ではないことになろう。
【0014】2つのセンサからの入力を組み合わせるの
に使用され得る他の可能な技術は、2つのセンサの最高
の値をとることであろう。これは、少なくともいくつか
の場合には、上記の平均化技術よりも良好な結果を与え
る。しかし、この組み合わせは、活動度センサにより検
出される外部振動に起因するペーシングレートの誤った
増大を消去しないであろう。
【0015】こうして、この技術はいくつかの状況で運
動への良好な応答を与えるが、それはセンサの誤った応
答に起因して生起する問題を消去しないであろう。上記
の外部振動の問題に加えて、もし使用される他のセンサ
が血液温度センサであったならば、このセンサの欠点が
伝播されるであろう。たとえば、重い衣服着用または外
部温度変化がペーシングレートに誤った変化を招くであ
ろう。要約すると、各センサの欠点を急増させることな
しに各センサの利点を増すようなインテリジェントな仕
方で1つよりも多いセンサからの入力を利用することは
困難かつ複雑であることが当業者に理解されよう。
【0016】本願と同一日付で出願された同一名称の特
許出願明細書(米国特許出願第509,645 号明細
書)には、2つまたはそれ以上のセンサからの入力を組
み合わせるためのレートマトリックスのコンセプトを用
いるシステムが開示されている。その明細書に教示され
ている最も簡単な実施態様では、二次元のレートマトリ
ックスのコンセプトが用いられている。レートマトリッ
クスの座標はセンサからの処理された信号であり、処理
された信号の一方の値がレートマトリックスの一方の軸
(たとえば列)を選択するのに使用されており、また処
理された信号の他方の値がレートマトリックスの他方の
軸(たとえば行)を選択するのに使用されている。
【0017】処理されたセンサ信号はたとえば10×1
0マトリックスであってよいレートマトリックスのサイ
ズに相応する所望の数のインクレメントにディジタル化
されている。レートマトリックスはそのセルのなかに、
選択されたレート信号である値を有する。こうして、レ
ートマトリックスは本質的にルックアップテーブルであ
り、選択されたレート信号の値は独特であり、またセン
サからの処理された信号の値に関係している。この選択
されたレートは反応兼回復時間制限回路に供給されてよ
く、反応兼回復時間制限回路からの出力はセンサ指示さ
れるレート信号として、ペースメーカーのペーシングレ
ートを制御するべく、ペースメーカーの他の回路に供給
されている。
【0018】レートマトリックスのなかに記入される値
は、異なるライフスタイルに対してレートマトリックス
を合わせるべくプログラム可能であってよい。代替的に
、使用されるべき特定のレートマトリックスがプログラ
ム可能である多重レートマトリックスが設けられていて
よい。
【0019】上記の明細書に開示されている発明の好ま
しい実施態様では、システムの多面性およびインテリジ
ェンスが、複数個のレートマトリックスのどれが使用さ
れるかを選択するのに使用されるスイッチマトリックス
の使用を通じて高められている。スイッチマトリックス
のなかのセルの数だけのレートマトリックスが存在して
いる。論理回路兼タイミング回路から成る処理回路はセ
ンサからの処理された信号をモニタするのに使用されて
おり、またスイッチマトリックスのなかの行および列の
選択を可能にする入力を供給する。
【0020】処理回路からの出力は、現在センサにより
遭遇されている条件の正確な組に相応するスイッチマト
リックスのなかのセルを選択するのに使用されている。 こうして、たとえば、もしスイッチマトリックスが5×
7であれば、2つのセンサが遭遇し得る35の異なる組
が存在しており、またシステムにより使用され得る35
の相応するレートマトリックスが存在している。
【0021】スイッチマトリックスにより選択される特
定のレートマトリックスは入力としてセンサからの処理
された信号を有する。選択されたレートマトリックスは
、ペースメーカーのペーシングレートを制御するのに使
用される特定の選択されたレートを出力する。上記の例
では、35の異なるレートマトリックスが存在し、それ
らの各々がそのなかに含まれている100の異なる値を
有することは明らかである。これらの値はすべてルック
アップテーブルの形態でメモリのなかに含まれている。
【0022】このシステムが2つまたはそれ以上のセン
サからの信号を、両システムの利点を保ち、しかも各シ
ステムの欠点を大幅に消去する仕方で、組み合わせるそ
の機能を満たすのに優れていることは当業者により理解
されよう。実際には、上記特許出願明細書のシステムは
ただ1つの欠点を有する。その好ましい実施態様では、
それはペースメーカの空間制限のなかで実現するのに困
難であり得る大量のメモリを必要とすることである。
【0023】上記の例は、メモリのなかに記憶されるべ
きペースメーカのレートを表す3500の2または3デ
ィジット数に相当するメモリを必要とし、従ってレート
マトリックスのみに対して近似的に28Kのメモリを必
要とする。ペースメーカは現在のところ全体で近似的に
8Kのメモリを有するので、より大きいメモリがサイズ
を減ぜられるまで、このメモリ要求はペースメーカの空
間制限のなかで実現するのに困難であり得ることは理解
されよう。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、上記の特許出願明細書に記載されている利点を有し
、しかも大きいメモリの要求を有していないシステムを
提供することにある。このようなシステムは、ペースメ
ーカのペーシングレートを制御するセンサ指示されるレ
ート信号を与えるべく2つまたはそれ以上のセンサから
の入力を利用する。センサの各々の最良の特性を利用し
、しかもそれらの欠点を最小化または消去することは本
発明のシステムの課題である。制御ストラテジーは、出
力として健康な心臓の生理学的応答に匹敵する制御スト
ラテジーを正確にフォローする高度にフレキシブルなセ
ンサ指示されるレート信号を与えるのに十分に複雑なも
のでなければならない。
【0025】その実列が植え込み装置であるために寸法
が必然的に制限されているペースメーカ内で成就するの
に比較的簡単かつ容易であることが本発明の他の課題で
ある。本発明のシステムは少なくとも2つのセンサと共
に使用可能でなければならないが、2つよりも多いセン
サと共に動作することも可能でなければならない。本シ
ステムは消費電力の点で経済的でなければならず、他の
レート応答システムよりも大きい電力を必要としてはな
らない。最後に、前記の利点および課題のすべてが、な
んらの実質的な相対的な欠点を招くことなしに達成され
ることも本発明の課題である。
【0026】
【課題を解決するための手段】この課題は刺激パルスを
発生し、また選択されたレート信号に応答して患者の心
臓に供給するためのパルス発生手段と、患者の第1の生
理学的パラメータを検出し、またそれに応答して第1の
信号を発生するための第1のセンサ手段と、患者の第2
の生理学的パラメータを検出し、またそれに応答して第
2の信号を発生するための第2のセンサ手段と、前記第
1の信号の1つまたはそれ以上の特性を示す第1のスイ
ッチマトリックス入力信号を与えるべく前記第1の信号
を処理するための第1の処理手段と、前記第2の信号の
1つまたはそれ以上の特性を示す第2のスイッチマトリ
ックス入力信号を与えるべく前記第2の信号を処理する
ための第2の処理手段と、入力として前記第1および第
2のスイッチマトリックス入力信号を有し、また出力と
して前記第1および第2のスイッチマトリックス入力信
号の値により指示される数値係数の独特の組を有するア
ドレス指定可能なスイッチマトリックスと、前記第1お
よび第2の信号および前記の数値係数の独特の組に基づ
いて選択されるレート信号を計算するための手段とを含
んでおり、前記の選択されたレート信号が前記パルス発
生手段に供給されていることにより解決される。
【0027】
【作用】上記の従来技術の欠点および制限は本発明によ
り克服される。本発明によれば、2つまたはそれ以上の
センサが、各センサからの重要な情報を抽出し、またこ
れらの信号を、パルス発生器出力のレートを制御する信
号を生ずるように最適な仕方で組み合わせる回路に入力
を供給するのに使用される。この回路は以下ではレート
応答プロセッサと呼ばれる。好ましい実施態様では、2
つのセンサが使用され、それらの一方は(速く応答する
)活動度センサであり、また他方は血液温度センサまた
は呼吸1分間容積センサのように一層生理学的に応答し
得る(しかしより遅く応答する)センサである。使用さ
れ得る他のセンサは血液酸素センサ(血液酸素飽和もし
くは血液酸素分圧)、pHセンサ、pCO2 センサ、
QT間隔センサ、呼吸率センサ、脈容積センサ、QRS
形態変化センサなどを含んでいる。代替的に、システム
は、一方は運動の低レベルに対して良好な特有の応答を
有し、他方は運動の高レベルに対して良好な特有の応答
を有する2つのセンサからの信号を組み合わせるのに使
用され得る。いずれの場合にも、センサからの生信号を
処理されたセンサ信号にコンディショニングするのに処
理回路が使用されている。
【0028】上記の特許出願明細書に使用されているも
のと類似のスイッチマトリックスとスイッチマトリック
スを駆動するための組み合わされている処理回路とが本
発明により利用されている。しかし、本発明の実施態様
では、特定のペーシングレートを表す数値を含んでいる
レートマトリックスが、処理されたセンサ信号とペーシ
ングレートとの間の関係を定める計算式に対する数値係
数を含んでいるマトリックスにより置換されている。こ
れらのマトリックスは係数マトリックスと呼ばれる。こ
うしてスイッチマトリックスは、重み付け計算式に対す
る数値係数の複数個の組のどれが使用されるかを選択す
るのに使用されている。スイッチマトリックスのなかの
セルの数と同数の数値係数の組が存在している。
【0029】好ましい実施態様で例として使用される2
センサシステムに対しては計算式または伝達関数はRa
te=X・S1 +Y・S2 +Zである。ここでX、
YおよびZは数値係数であり、S1 はセンサ1からの
処理されたセンサ信号であり、S2 はセンサ2からの
処理されたセンサ信号であり、またRateは結果とし
てのペースメーカ刺激レートを示す。こうして、Xは第
1のセンサからの出力に与えられる重み付け係数であり
、Yは第2のセンサからの出力に与えられる重み付け係
数であり、またZはオフセット係数である。スイッチマ
トリックスのなかの各セルに対して、メモリのなかに記
憶されている3つの数値係数の1つの組が存在している
。これは一例に過ぎない。計算式は非直線的な伝達関数
に適合するように一層複雑にされ得る。
【0030】その最も簡単な形態では係数マトリックス
は1×1マトリックスである。換言すれば、スイッチマ
トリックスは両センサからのすべての入力値をカバーす
る計算式に対する係数を反映する。処理回路の出力はセ
ンサにより現在遭遇されている条件の正確な組に相応す
るスイッチマトリックスのなかのセルを選択するのに使
用されている。こうして、たとえば、もしスイッチマト
リックスが5×7であれば、第1のセンサからの処理さ
れた信号が表し得る7つの異なる条件が存在し得る。同
様に、第2のセンサからの処理された信号が表し得る5
つの異なる条件が存在し得る。こうして、2つのセンサ
が遭遇し得る条件の35の異なる組が存在しており、ま
たシステムにより使用され得る数値係数の35の相応の
組が存在している。
【0031】こうして、2センサシステムに対しては、
メモリはそのなかに105の数値係数を記憶することを
要求される。これは、3500のレートが記憶されなけ
ればならない上記特許出願明細書のシステムと対照をな
し得る。こうして、本発明が上記特許出願明細書のシス
テムよりも有意義に少ないメモリを必要とすることが理
解される。
【0032】スイッチマトリックスにより選択された数
値係数の特定の組は、同じく入力としてセンサからの処
理された信号を有する計算回路に供給される。計算回路
は、ペースメーカのペーシングレートを計算するのに使
用される選択されるレートを計算するべく上記の計算式
を実列する。こうして、いったんスイッチマトリックス
が数値係数のどの組が使用されるべきかを指示すると、
選択されるレートが計算され得る。
【0033】この選択されたレートは次いで、従来技術
で通常のように、反応兼回復時間回路に供給される。反
応兼回復時間回路は、どのように速くペーシングレート
が増大または減少し得るかを制限する装置である。反応
兼回復時間回路からの出力はセンサ指示されるレート信
号としてペースメーカの他の回路に供給され、また装置
のペーシングレートを制御する。反応兼回復時間機能を
実現する代替的アプローチは、これらの機能をスイッチ
マトリックスを支配する条件に、またはシステムの出力
側ではなく入力側に含むことである。反応兼回復時間回
路はセンサ出力をマスクする傾向があるので、反応兼回
復時間回路を選択されるレートが計算される後に置くこ
とが通常有利である。
【0034】好ましい実施態様では、種々の数値係数と
して記入されている値はプログラム可能である。外部プ
ログラマーが数値係数の値をプログラムするのに使用さ
れている。数値係数はこうして、年令、活動度レベルお
よび身体的条件のような因子を種々の数値係数として記
憶される値を選択するのに使用して、各患者に対する個
々の条件およびライフスタイルに対して合わせられ得る
。外部プログラマーは医師を適切な数値係数に案内する
べくエクスパートシステムを具現し得る。スイッチマト
リックスも好ましくはプログラム可能である。
【0035】代替的に、使用されるべき数値係数の特定
のバンクがプログラミングにより選択可能である数値係
数の多重バンク(係数マトリックス)が植え込み装置の
なかに設けられ得る。外部プログラマーは、数値係数の
バンクのどれが選択されるべきかをプログラムするのに
使用される。種々の数値係数のバンクが種々のライフス
タイル、年令、活動度レベルまたは身体的条件に対して
合わせられ得る。
【0036】こうして、センサからの信号により指示さ
れる特定の状況を解析するのにスイッチマトリックスが
使用されていることは当業者に理解されよう。特定の状
況のもとに使用するために特別に設計されている数値係
数が指示されており、また選択されるレートが数値係数
の選ばれた組を使用して計算されており、またペースメ
ーカのペーシングレートを制御するのに使用されている
ことは当業者により理解されよう。2つよりも多いセン
サを使用するシステムのなかで、多次元のマトリックス
が適切な数値係数を選択するのに使用され得ることは理
解されよう。たとえば3センサのシステムでは三次元の
スイッチマトリックスが使用される。
【0037】代替的な実施態様では、センサの1つから
の処理された信号が処理回路を介してスイッチマトリッ
クスに供給されている。そのセンサからの信号により指
示される特定の状況に基づいて、数値係数の特定の組が
指示されている。選択された数値係数および両センサか
らの処理された信号は計算回路に供給されており、そこ
で選択されるレートが計算される。その選択されたレー
トは次いでペースメーカのペーシングレートを制御する
のに使用されている。
【0038】従って、本発明が、ペースメーカのペーシ
ングレートを制御するセンサ指示されるレート信号を与
えるべく2つまたはそれ以上のセンサからの入力を利用
するシステムを教示することは理解され得る。本発明の
システムはセンサの各々の最良の特性を利用し、しかも
それらの欠点を最小化または消去し得る。制御ストラテ
ジーは出力として健康な心臓の生理学的応答を模擬する
制御ストラテジーを正確にフォローする高度にフレキシ
ブルなセンサ指示されるレート信号を与えるのに十分な
複雑さである。高度にフレキシブルであることに追加し
て、本発明の好ましい実施態様の制御ストラテジーは外
部プログラマーの使用により完全にプログラム可能でも
ある。
【0039】
【実施例】本発明の好ましい実施例を図1に示されてい
るレート応答ペースメーカ20により説明する。ペース
メーカ20は第1のレート応答センサ22および第2の
レート応答センサ24を有している。本発明の好ましい
実施態様として示されているこの実態例は、図1中に破
線で示されている第Nのレート応答センサ26により示
されているように2つよりも多いセンサを利用すること
もできるが、2つのセンサを利用している。第1のレー
ト応答センサ22の出力は生信号1として、また第2の
レート応答センサ24は生信号2として識別されている
【0040】第1のレート応答センサ22および第2の
レート応答センサ24の出力、それぞれ生信号1および
生信号2はレート応答プロセッサ28に供給されている
。レート応答プロセッサ28は本発明の心臓部であり、
その作動は以下に詳細に説明される。レート応答プロセ
ッサ28はメモリ回路30にアクセスし、また出力とし
てセンサ指示されるレート信号を生ずる。センサ指示さ
れるレート信号は、第1のレート応答センサ22および
第2のレート応答センサ24からの入力に基づいて、ペ
ースメーカ20がペーシングレートとして使用すべきも
のとしてレート応答プロセッサ28が計算したレートを
指示する信号である。
【0041】ペースメーカ20は典型的には少なくとも
パルス発生器34、タイミング兼制御回路36およびテ
レメトリ回路38を含んでいる通常のペースメーカ回路
32をも含んでいる。パルス発生器34は患者の心臓4
4との電気的接触を形成する2つのリード40および4
2に電気的パルスを与える。リード40および42は単
極リード、双極リードまたは他の多極リードのいずれで
あってもよく、それらのすべては従来から知られている
。図1に示されているシステムはデュアルチャンバ‐ペ
ースメーカであるが、本発明の原理はシングルチャンバ
‐ペースメーカにも同じく容易に応用可能である。
【0042】外部プログラマー46はプログラミング信
号をテレメトリ回路38に送るのにも使用されている。 これらのプログラミング信号は図1中に波線としてシン
ボリックに示されている。信号は外部プログラマー46
からペースメーカ20へ、もしくはペースメーカ20か
ら外部プログラマー46へ送られ得る。
【0043】機能としては、パルス発生器34は、パル
ス発生器34への入力であるレート制御信号により決定
されたレートでリード40および42に供給される刺激
パルスを発生する。これらの刺激パルスは通常の仕方で
リード40および42を通じて心臓44に供給される。 第1のレート応答センサ22および第2のレート応答セ
ンサ24はペースメーカ20の内部に含まれているもの
として図1中に示されているが、第1のレート応答セン
サ22および第2のレート応答センサ24の一方または
双方はリード40および42の一方の内部に含まれてい
てもよいし、またはそれに結合されていてもよい。加え
て、第1のレート応答センサ22およびまたは第2のレ
ート応答センサ24はペースメーカ20の外部に置かれ
ていてもよい。
【0044】また、リード40および42は心臓内P波
およびR波(それぞれ心房および心室の自然心臓活動度
を明示する)のような、心臓44の内部で生起する電気
的信号をタイミング兼制御回路36に与える。従って、
たとえば、作動のデマンドモードにプログラムされてい
るとき、ペースメーカ20は通常の仕方で、自然心臓活
動度が指定された周期内に検出される時にペーシングパ
ルスの発生を禁止し得る。
【0045】ペースメーカ回路32およびその作動の一
層完全な説明はいくつかの特許に見い出され得る。たと
えば米国特許第 4,232,679号明細書、第 4
,686,988号明細書および第 4,712,55
5号明細書を参照されたい。正確に同一のペースメーカ
回路32または本発明の好ましい実施態様に使用されて
いる回路を開示してはいないけれども、これらの特許は
通常のペーシングシステムの主要な構成要素を開示し、
またその基本的作動を教示している。
【0046】作動中、レート応答ペースメーカ20はセ
ンサ‐オン‐モードまたはセンサ‐オフ‐モードで作動
し得る。所望の作動モードの選択は機能的に図1中にス
イッチとして示されているセンサ‐オン/オフ選択器4
8により制御されている。センサ‐オン/オフ選択器4
8はタイミング兼制御回路36から供給されるベースレ
ート信号もしくはレート応答プロセッサ28から供給さ
れるセンサ指示されるレート信号をレート制御信号入力
としてパルス発生器34に接続する。センサ‐オン/オ
フ選択器48の制御はタイミング兼制御回路36から得
られており、その制御は外部プログラマー46から受信
された適当なプログラミング信号により選択され得る。
【0047】センサ‐オフ‐モードが選択されていると
きには、センサ‐オン/オフ選択器48はタイミング兼
制御回路36により発生されるベースレート信号をパル
ス発生器34へのレート制御信号入力として通す。この
ベースレート信号はこうして通常の仕方でペースメーカ
20のペーシングレートを制御する。
【0048】センサ‐オン‐モードが選択されていると
きには、パルス発生器34へのレート制御信号入力はセ
ンサ‐オン/オフ選択器48を経てレート応答プロセッ
サ28からのセンサ指示されるレート信号入力に接続さ
れている。(もちろん、センサ‐オン/オフ機能を成就
する他の仕方もあることは当業者により理解されよう。 )上記のようにセンサ指示されるレート信号はそれぞれ
第1のレート応答センサ22および第2のレート応答セ
ンサ24からの生信号1および生信号2から導き出され
ている。
【0049】典型的に、レート制御信号は簡単に(同じ
くタイミング兼制御回路36により発生される)エスケ
ープ間隔のタイムアウト時にトリガパルスを発生するた
めに応答可能な信号として考えられ得る。しかし、もし
自然心臓活動がエスケープ間隔の間に検出されると、ト
リガパルスがパルス発生器34により発生されず、エス
ケープ間隔の発生のために応答可能なタイミング兼制御
回路36の部分はリセットされ、それにより新しいエス
ケープ間隔を開始する。従って、レート制御信号の源(
タイミング兼制御回路36からのベースレート信号もし
くはレート応答プログラム28からのセンサ指示される
レート信号)にかかわりなく、このような信号はもしペ
ースメーカ20がそのようにプログラムされていれば自
然心臓活動の検出によりオーバーライドされ得る。
【0050】次に図2には、図1のレート応答プロセッ
サ28の1つの可能な構造が示されている。好ましい実
施例では、信号処理回路が第1のレート応答センサ22
からの生信号1および第2のレート応答センサ24から
の生信号2を処理するのに使用されている。このような
処理回路は従来から知られており、また必ずしも本発明
の不可欠の部分ではない。増幅、フィルタリングおよび
直線化は外部プログラミングユニットにより再プログラ
ミングにより変更され得る。この処理回路は広範囲に変
化し得るので、処理回路の下記の説明は単に例示である
【0051】第1の増幅器50が第1のレート応答セン
サ22からの生信号1を増幅するのに使用されている。 第1の増幅器50からの増幅された信号は、第1のレー
ト応答センサ22からの信号へのノイズの影響を最小化
するのに使用される第1のフィルタ52に供給されてい
る。第1のフィルタ52の出力は第1の直線化回路54
に供給されており、この第1の直線化回路54は、もし
第1のレート応答センサ22からの信号が非直線的に変
化するならば、それを直線化する役割をする。このよう
な直線化回路はたとえば、センサを特徴付ける非直線的
応答を補正するべく設計された非線形増幅器である。第
1の直線化回路54の出力は処理されたセンサ1信号で
ある。
【0052】同様に、第2の増幅器56が第2のレート
応答センサ24からの生信号2を増幅するのに使用され
ている。第2の増幅器56からの増幅された信号は、第
2のレート応答センサ24からの信号へのノイズの影響
を最小化するのに使用される第2のフィルタ58に供給
されている。第2のフィルタ58の出力は第2の直線化
回路60に供給されており、この第2の直線化回路60
は、もし第2のレート応答センサ24からの信号が非直
線的に変化するならば、それを直線化する役割をする。 第2の直線化回路60の出力は処理されたセンサ2信号
である。
【0053】第1の直線化回路54および第2の直線化
回路60の出力は入力として、処理されたセンサ1信号
および処理されたセンサ2信号を解析するのに使用され
る処理兼論理回路61に供給されている。処理兼論理回
路61からの出力はスイッチマトリックス62に供給さ
れており、スイッチマトリックス62は処理兼論理回路
61から供給された情報を係数マトリックス64のなか
に含まれている数値係数の特定の組を選択するのに使用
する。
【0054】本発明を説明するのにここに用いられる実
施例では、係数マトリックス64から計算論理回路66
に供給される3つの数値係数が存在する。処理されたセ
ンサ1信号および処理されたセンサ2信号も計算論理回
路66に供給されている。計算論理回路66は、計算式
、ここでの例ではRate=X・S1+Y・S2 +Z
(ここでX、YおよびZは3つの数値係数、S1 は処
理されたセンサ1信号、S2 は処理されたセンサ2信
号、またRateは結果としてのペースメーカー刺激レ
ート)に基づいて、選択されたレートを計算するのに使
用されている。
【0055】こうして、処理および論理回路61および
スイッチマトリックス62は係数マトリックス64から
3つの数値係数の独特の組を選択するのに使用されてい
る。最初の2つの数値係数XおよびYはそれぞれ処理さ
れたセンサ1信号および処理されたセンサ2信号により
乗算される重み付け係数である。第3の数値係数Zはオ
フセット係数である。第3の数値係数は零であってよい
し、または代替的に全く使用されなくてよく、このよう
なシステムは最初の2つの数値係数のみを有する。
【0056】こうして、計算論理回路66の出力は、処
理されたセンサ1信号および処理されたセンサ2信号の
双方に基づいて、また処理兼論理回路61によるこれら
の信号の解析に基づいて計算された選択されたレートで
ある。これは以下に処理兼論理回路61の例が図3と結
び付けて詳細に説明されるときに一層明らかになる。
【0057】選択されたレートは入力として反応兼回復
時間回路68に供給されている。反応兼回復時間回路6
8は、ペーシングレートが上昇を許容されるレートおよ
びペーシングレートが下降を許容されるレートの双方を
制限する役割をする。こうして、反応兼回復時間回路6
8は、どのように速くレートを変化するかを制限されて
いる健康な心臓の自然作動を模擬する。反応兼回復時間
回路68はこうして計算論理回路66からの選択された
レート出力をレート制限するのに使用されている。反応
兼回復時間回路68の出力はセンサ指示されるレート信
号である。
【0058】反応兼回復時間機能を実現する代替的なア
プローチは、ここに示されているように出力側にではな
くシステムの入力側にこれらの機能を含むことである。 反応兼回復時間機能を実現する他の方策はスイッチマト
リックスの使用によるものである。より簡単なシステム
では、反応兼回復時間機能は、レートマトリックス処理
の後に列われる代わりに、初期信号処理の部分であって
よい。このようなシステムでは、入力信号の時間的傾斜
が制限される。
【0059】どの組の数値係数が使用されるべきかを選
択するのに使用される規範はセンサ応答の種々のタイミ
ング特性または種々の論理条件の満足であってよい。好
ましい実施例では、これらの規範の組み合わせが使用さ
れている。図3を参照すると、活動度センサが第1のレ
ート応答センサ22(図1)として利用されており、ま
た温度センサが第2のレート応答センサ24(図1)と
して利用されている処理兼論理回路61の例が示されて
いる。もちろん、任意の組み合わせが本発明の作動の原
理を利用し得ることは当業者により理解されよう。
【0060】多数の処理回路が入力として処理されたセ
ンサ1信号および処理されたセンサ2信号を受けること
は容易に明らかである。これらの処理回路は、第1の優
先順位論理回路63もしくは第2の優先順位論理回路6
5に供給される出力を与える。優先順位論理回路63お
よび65は各々、スイッチマトリックス62への複数の
導線の1つに入力を与える。これらの入力は数値係数の
独特の組のスイッチマトリックス62による選択を可能
にする。スイッチマトリックス62からの出力はスイッ
チマトリックス行番号iおよびスイッチマトリックス列
番号jであり、これらは共に係数マトリックス64のな
かに含まれている数値係数の特定の組を指定する。
【0061】優先順位論理回路63および65の機能は
多数の入力を受けることであり、それらの1つよりも多
くはディジタル1であってよい。優先順位論理回路63
および65は複数の導線上に信号を出力し、優先順位論
理回路63および65の各々からのそれらのただ1つは
任意の所与の時点においてディジタル1であってよい。 従って、優先順位論理回路63および65は各々、複数
個のディジタル信号のどの1つがスイッチマトリックス
66への出力として与えられるべき入力として受けられ
るかを決定するべく機能する。
【0062】スイッチマトリックス62へ入力を供給す
る種々の処理回路を以下に説明する。第1のコンパレー
タ70はその入力として処理されたセンサ1信号を有し
、また活動が検出されていないことを処理されたセンサ
1信号が指示したか否かを決定するのに使用される。 図4では他方の入力端は接地されているが、それは小さ
いしきい信号であってもよい。もし活動が検出されてい
ないならば(またはしきい以下の活動のレベルが検出さ
れていれば)、第1のコンパレータ70は第1の優先順
位論理回路63にディジタル1信号を出力する。
【0063】第1のタイマー72はその入力として処理
されたセンサ1信号を有し、また活動がA秒よりも短い
時間にわたり検出されているか否かを決定する。もし活
動が実際にA秒よりも短い時間にわたり検出されていれ
ば、第1のタイマー72は第1の優先順位論理回路63
にディジタル1信号を出力する。第2のタイマー74は
その入力として処理されたセンサ1信号を有し、また活
動がA秒よりも長く、ただしB秒よりも短い時間にわた
り検出されているか否かを決定するのに使用されている
。ここでB秒はA秒よりも長い。もし活動が実際にA秒
よりも長く、ただしB秒よりも短い時間にわたり検出さ
れていれば、第2のタイマー74は第1の優先順位論理
回路63にディジタル1信号を出力する。
【0064】第3のタイマー76はその入力として処理
されたセンサ1信号を有し、また活動がC秒よりも長い
時間にわたり検出されているか否かを決定するのに使用
されている。ここでC秒は延長された運動を指示する時
間の考慮に入れるべき長さ、または誤ったポジティブで
ある。もし活動が実際にC秒よりも長い時間にわたり検
出されていれば、第3のタイマー76は第1の優先順位
論理回路63にディジタル1信号を出力する。
【0065】高い正の傾斜の検出器78はその入力とし
て処理されたセンサ1信号を有し、また処理されたセン
サ1信号のなかの高い正のレート変化の存在を検出する
のに使用されている。もし処理されたセンサ1信号のな
かのこの高い正のレート変化が高い正の傾斜の検出器7
8により検出されれば、またもし活動がB秒よりも長く
、ただしC秒よりも短い時間にわたり検出されていれば
、高い正の傾斜の検出器78は第1の優先順位論理回路
63にディジタル1信号を出力する。
【0066】低い正の傾斜の検出器80はその入力とし
て処理されたセンサ1信号を有し、また処理されたセン
サ1信号のなかの、高い正の傾斜の検出器78により検
出される正のレート変化よりも低い正のレート変化の存
在を検出するのに使用されている。もし処理されたセン
サ1信号のなかのこのより低い正のレート変化が低い正
の傾斜の検出器80により検出されれば、またもし活動
がB秒よりも長く、ただしC秒よりも短い時間にわたり
検出されていれば、低い正の傾斜の検出器80は第1の
優先順位論理回路63にディジタル1信号を出力する。 高い正の傾斜の検出器78および低い正の傾斜の検出器
80は相互に排他的なディジタル1出力を有する。負の
傾斜の検出器82はその入力として処理されたセンサ1
信号を有し、また処理されたセンサ1信号のなかの負の
レート変化の存在を検出するのに使用されている。もし
処理されたセンサ1信号のなかの負のレート変化が負の
傾斜の検出器82により検出されれば、またもし活動が
B秒よりも長く、ただしC秒よりも短い時間にわたり検
出されていれば、負の傾斜の検出器82は第1の優先順
位論理回路63にディジタル1信号を出力する。
【0067】優先順位論理回路63および65は、条件
のいくつかが同時に満足されているときに、入力信号の
相対的な優先順位を決定する。それらは優先順位を先列
の入力に関係させるシーケンシャル回路を含んでいても
よい。優先順位論理回路は完全にまたは部分的に処理回
路の部分として組み入れられていてよい。
【0068】もし第1のコンパレータ70からのディジ
タル1信号が存在すれば、第1の優先順位論理回路63
はこの信号をスイッチマトリックス66に通す。もし第
1のタイマー72からのディジタル1信号が存在すれば
、第1の優先順位論理回路63はこの信号をスイッチマ
トリックス66に通す。もし第2のタイマー74からの
ディジタル1信号が存在すれば、第1の優先順位論理回
路63はこの信号をスイッチマトリックス66に通す。 もし第3のタイマー76からのディジタル1信号が存在
すれば、第1の優先順位論理回路63はこの信号をスイ
ッチマトリックス66に通す。第1のコンパレータ70
、第1のタイマー72、第2のタイマー74および第3
のタイマー76からの信号は相互に排他的である。
【0069】もし高い正の傾斜の検出器78からのディ
ジタル1信号が存在し、また第1のコンパレータ70、
第1のタイマー72、第2のタイマー74または(活動
がB秒よりも長く、ただしC秒よりも短い時間にわたり
検出されていることを示す)第3のタイマー76からの
ディジタル1信号が存在しないならば、第1の優先順位
論理回路63は高い正の傾斜の検出器78からの信号を
スイッチマトリックス66に通す。
【0070】もし低い正の傾斜の検出器80からのディ
ジタル1信号が存在し、また第1のコンパレータ70、
第1のタイマー72、第2のタイマー74または(活動
がB秒よりも長く、ただしC秒よりも短い時間にわたり
検出されていることを示す)第3のタイマー76からの
ディジタル1信号が存在しないならば、第1の優先順位
論理回路63は低い正の傾斜の検出器80からの信号を
スイッチマトリックス66に通す。
【0071】もし負の傾斜の検出器82からのディジタ
ル1信号が存在し、また第1のコンパレータ70、第1
のタイマー72、第2のタイマー74または(活動がB
秒よりも長く、ただしC秒よりも短い時間にわたり検出
されていることを示す)第3のタイマー76からのディ
ジタル1信号が存在しないならば、第1の優先順位論理
回路63は負の傾斜の検出器82からの信号をスイッチ
マトリックス66に通す。コンパレータ70、第1のタ
イマー72、第2のタイマー74、第3のタイマー76
、高い正の傾斜の検出器78、低い正の傾斜の検出器8
0および負の傾斜の検出器82はすべて、後で図5と結
び付けての説明で明らかになるように、スイッチマトリ
ックス62の行を選択するのに使用されている。説明さ
れるべき残りの処理回路はスイッチマトリックス62の
列を選択するのに使用されている。
【0072】第2のコンパレータ84はその入力として
処理されたセンサ2信号を有し、またセンサ2の活動が
検出されていないことを処理されたセンサ2信号が指示
したか否かを決定するのに使用される。図5では他方の
入力端は接地されているが、それは小さいしきい信号で
あってもよい。もしセンサ2の活動が検出されていない
ならば(またはしきい以下の活動のレベルが検出されて
いれば)、第2のコンパレータ84は第2の優先順位論
理回路65にディジタル1信号を出力する。
【0073】第3のコンパレータ86はその入力として
処理されたセンサ1信号および処理されたセンサ2信号
を有する。もし処理されたセンサ1信号が処理されたセ
ンサ2信号よりも大きいならば、第3のコンパレータ8
6は第2の優先順位論理回路65にディジタル1信号を
出力する。(これは、もちろん、少なくともいくつかの
活動がセンサ2により検出されており、身体活動の不存
在中に体温が高いこと、もしくは第2のセンサが第1の
センサよりも高い運動レベルを指示することが指示され
るときにのみ生起する。こうして、第2のコンパレータ
84および第3のコンパレータ86は相互に排他的なデ
ィジタル1出力を有する。)
【0074】初期ディップ検出器88はその入力として
処理されたセンサ2信号を有し、また処理されたセンサ
2信号の長い周期の不活動に続く処理されたセンサ2信
号のなかの低下により特徴付けられる温度の初期ディッ
プを検出するのに使用されている。もし処理されたセン
サ2信号のなかのこの初期ディップが初期ディップ検出
器88により検出されると、初期ディップ検出器88は
第2の優先順位論理回路65にディジタル1信号を出力
する。
【0075】正の傾斜の検出器90はその入力として処
理されたセンサ2信号を有し、また処理されたセンサ2
信号のなかの正の変化レートの存在を検出するのに使用
されている。もし処理されたセンサ2信号のなかの正の
変化レートが正の傾斜の検出器90により検出されると
、正の傾斜の検出器90は第2の優先順位論理回路65
にディジタル1信号を出力する。
【0076】負の傾斜の検出器92はその入力として処
理されたセンサ2信号を有し、また処理されたセンサ2
信号のなかの負の変化レートの存在を検出するのに使用
されている。もし処理されたセンサ2信号のなかの負の
変化レートが負の傾斜の検出器92により検出されると
、負の傾斜の検出器92は第2の優先順位論理回路65
にディジタル1信号を出力する。
【0077】もし第2のコンパレータ84からのディジ
タル1信号が存在すると、第2の優先順位論理回路65
はこの信号をスイッチマトリックス66に通す。もし第
3のコンパレータ86からのディジタル1信号が存在す
ると、第2の優先順位論理回路65はこの信号をスイッ
チマトリックス66に通す。もし初期ディップ検出器8
8からのディジタル1信号が存在すると、またもし第3
のコンパレータ86からの出力がディジタル1信号でな
いと、第2の優先順位論理回路65は初期ディップ検出
器88からの信号をスイッチマトリックス66に通す。
【0078】もし正の傾斜の検出器90からのディジタ
ル1信号が存在すると、また第4のコンパレータ86か
らの出力がディジタル1信号でないと、第2の優先順位
論理回路65は正の傾斜の検出器90からの信号をスイ
ッチマトリックス66に通す。もし負の傾斜の検出器9
2からのディジタル1信号が存在すると、また初期ディ
ップ検出器88からの出力がディジタル1信号でないと
、第2の優先順位論理回路65は正の傾斜の検出器90
からの信号をスイッチマトリックス66に通す。
【0079】いま図3に追加して図4を参照してと、ス
イッチマトリックス62の動作を説明する。図4中のス
イッチマトリックスは係数マトリックス64のなかに含
まれている数値係数の特定の組を選択するのに使用され
る7×5スイッチマトリックスである。図4のレートマ
トリックスのなかのセルの選択はこうして、スイッチマ
トリックスにより指定される特定の条件に対してペース
メーカーを最適化するべく意図される数値係数の特定の
組の選択に相応する。
【0080】図4のスイッチマトリックスのなかの特定
のセルを選択するのに使用されるプロセスを以下に説明
する。もし第1のコンパレータ70が第1の優先順位論
理回路63により与えられている信号をスイッチマトリ
ックス66に出力すると、図4のスイッチマトリックス
の第1の行が選択される。もし第1のタイマー72が第
1の優先順位論理回路63により与えられている信号を
スイッチマトリックス66に出力すると、図4のスイッ
チマトリックスの第2の行が選択される。もし第2のタ
イマー74が第1の優先順位論理回路63により与えら
れている信号をスイッチマトリックス66に出力すると
、図4のスイッチマトリックスの第3の行が選択される
【0081】もし高い正の傾斜の検出器78が第1の優
先順位論理回路63により与えられている信号をスイッ
チマトリックス62に出力すると、図4のスイッチマト
リックスの第4の行が選択される。もし低い正の傾斜の
検出器80が第1の優先順位論理回路63により与えら
れている信号をスイッチマトリックス62に出力すると
、図4のスイッチマトリックスの第5の行が選択される
。もし負の傾斜の検出器82が第1の優先順位論理回路
63により与えられている信号をスイッチマトリックス
62に出力すると、図4のスイッチマトリックスの第6
の行が選択される。もし第3のタイマー76が第1の優
先順位論理回路63により与えられている信号をスイッ
チマトリックス62に出力すると、図4のスイッチマト
リックスの第7の行が選択される。
【0082】もし第2のコンパレータ84が第2の優先
順位論理回路65により与えられている信号をスイッチ
マトリックス62に出力すると、図4のスイッチマトリ
ックスの第1の列が選択される。もし初期ディップ検出
器88が第2の優先順位論理回路65により与えられて
いる信号をスイッチマトリックス62に出力すると、図
4のスイッチマトリックスの第2の列が選択される。も
し正の傾斜の検出器90が第2の優先順位論理回路65
により与えられている信号をスイッチマトリックス62
に出力すると、図4のスイッチマトリックスの第3の列
が選択される。
【0083】もし負の傾斜の検出器92が第2の優先順
位論理回路65により与えられている信号をスイッチマ
トリックス62に出力すると、図4のスイッチマトリッ
クスの第4の列が選択される。もし第3のコンパレータ
86が第2の優先順位論理回路65により与えられてい
る信号をスイッチマトリックス62に出力すると、図4
のスイッチマトリックスの第5の列が選択される。これ
はセルの選択を完了する。なぜならば、行および列の双
方が選択され終わっているからである。
【0084】この説明は例示の目的でのみされている。 現実的なシステムでは、各センサ信号のいくつかの条件
を定める個々のセンサ処理回路からの出力が、検出され
た条件の優先順位を確立する(プログラム可能な)論理
回路網によりスイッチマトリックスに相互接続され得る
。たとえば、第1のセンサからの零信号を有する周期に
続いて、第1のタイマー72が傾斜検出器78、80お
よび82よりも高い優先順位を与えられ得る。
【0085】たとえば、もし第2のタイマー74が信号
を第1の優先順位論理回路63を通じてスイッチマトリ
ックス62に出力すると(活動が実際にA秒よりも長く
、ただしB秒よりも短い時間にわたり検出されているこ
とを指示すると)、図4のスイッチマトリックスのなか
の第3の行が選択される。もし第3のコンパレータ86
が信号を第2の優先順位論理回路65を通じてスイッチ
マトリックス62に出力すると(処理されたセンサ2信
号が処理されたセンサ1信号よりも大きいことを指示す
ると)、図4のスイッチマトリックスのなかの第5の列
が選択される。こうして数値係数の組EC35が選択さ
れている。
【0086】数値係数の組EC35は、図4のスイッチ
マトリックスのなかに示されている他のすべての数値係
数の組と同じく、図3の係数マトリックス64のなかに
含まれている。こうして、スイッチマトリックス62か
ら係数マトリックス64へ供給されるiの値は3であり
、またスイッチマトリックス62から係数マトリックス
64へ供給されるjの値は5である。
【0087】選択された数値係数の組は係数マトリック
ス64から計算論理回路66に供給されている。明らか
なように、処理されたセンサ1信号および処理されたセ
ンサ2信号も計算論理回路66に供給されている。こう
して、計算論理回路66に供給されている適切な数値係
数X、YおよびZの選択に続いて、処理されたセンサ1
信号および処理されたセンサ2信号の入力は、計算論理
回路66が選択されたレートを計算することをを可能に
する。その選択されたレートは次いで計算論理回路66
から、センサ指示されたレート信号を出力するレートマ
トリックス68を含んでいるメモリに出力される。
【0088】こうしてスイッチマトリックス62がセン
サからの信号により指示された特定の状況を解析するの
に使用されていることは当業者により理解され得る。特
定の状況のもとでの使用のために特別に設計されている
数値係数が指示されており、また係数マトリックス64
からの数値係数のその組もセンサからの処理された信号
も、選択されたレートを計算する計算論理回路66に供
給されている。選択されたレートは次いでペースメーカ
ー20のペーシングレートを制御するのに使用されてい
る。
【0089】図示されている例では、処理されたセンサ
1信号および処理されたセンサ2信号は共にアナログ信
号である。この例は、説明を簡単にするため、アナログ
表現でなされている。好ましい実施例では、処理された
センサ1信号および処理されたセンサ2信号は処理およ
び論理回路61に供給されるディジタル信号である。本
発明の制御回路の実現は、ディジタル回路が好ましいけ
れども、アナログ回路であってもディジタル回路であっ
てもよい。
【0090】スィッチマトリックス62は、数値係数を
見い出すべく係数マトリックス64(たとえばRAM)
にアクセスするルックアップメモリデバイスである。こ
うして、本発明のシステムがスィッチマトリックス62
の各独特の出力に対して数値係数の独特の組(単数また
は複数)を有することは当業者に理解されよう。これは
2つのセンサからの入力を利用する上で従来の技術では
知られていない多面性の度合を表し、また従来にくらべ
て非常に大きい改善である。
【0091】処理されたセンサ1信号および処理された
センサ2信号の値は規則的な間隔でサンプリングされ、
その後にレートマトリックス内の適切な選択される数値
係数の組のルックアップと計算論理回路66による選択
されるレートの計算とが続く。実列されるオーバーオー
ルな伝達関数が任意の所望の仕方で直線的または非直線
的であってよいことは明らかである。所望であれば、セ
ンサの一方または双方に対するしきい値がビルトインさ
れていてよく、その場合にセンサ信号は、レート変更が
実列される以前に、予め定められたレベルを超過する必
要がある。
【0092】遅い新陳代謝センサと共に活動度センサを
使用するときには、運動の開始時に検出される新陳代謝
活動の不存在中に活動度センサがより大きい影響をレー
トに有することを許すことが容易である。同様に、新陳
代謝活動が検出されるときには、新陳代謝センサは活動
度センサよりも大きい影響をレートに有することを許さ
れ得る。このシステムの多面性はこうしてその部分の和
よりも真に良好であるシステム内の各センサの利点を保
つ。
【0093】同様に、システムは2つのセンサ、一方は
運動の低いレベル(低い仕事レベル)に対して良好な特
有の応答を有するセンサ、他方は運動の高いレベル(高
い仕事レベル)に対して良好な特有の応答を有するセン
サからの信号を組み合わせるように使用され得る。運動
の低いレベルに対して良好な応答を有するセンサは主と
して運動レベルが低い状況の間の制御に用いられ、また
運動の高いレベルに対して良好な応答を有するセンサは
主として運動レベルが高い状況の間の制御に用いられる
。同様に、センサの各々の利点が保たれ、しかも欠点が
本発明のシステムにより無くされている。
【0094】この点で指摘すべきこととして、本発明の
有用性は、2つよりも多い次元を有するスイッチマトリ
ックスの使用により、2つよりも多いセンサを有するシ
ステムに拡張され得る。こうして、3つのセンサを有す
るシステムに対しては三次元のスイッチマトリックスが
使用され得る。処理されたセンサ値の各独特な組み合わ
せに対して、数値係数の相応する独特な組が存在する。
【0095】好ましい実施例では、数値係数の種々の組
の値はプログラム可能である。外部プログラマーがレー
トマトリックスのなかに記憶されている数値係数の組の
各々を選択的にプログラムするのに使用され得る。数値
係数の組はそれにより、数値係数の組の値を選択するの
に使用されている年令、活動度レベルおよび身体的条件
のような因子を有する異なるライフスタイルに対して合
わせられ得る。外部プログラマーは医師を異なる種々の
患者の質に対する適切なマトリックス値に案内するべく
ソフトウェアでエクスパートシステムを具現し得る。
【0096】加えて、スイッチマトリックスを駆動する
のに使用される論理回路は少なくとも或る範囲でプログ
ラム可能であってもよい。時間値はたとえばタイマーで
プログラム可能であってもよい。こうしてシステムは、
もし所望であれば、事実上完全にプログラム可能であり
得る。
【0097】例として、信号が最初に活動度センサから
与えられているとき、温度信号の変化の不存在中により
高い値にレートを駆動することが許され得る。こうして
、第1の(活動度)センサからの信号により乗算される
数値係数Xはこの場合に高い値を有し得る。(数値係数
Yはこの場合に低い。)たとえば、活動度信号中の最初
の45秒の活動中は、温度センサにより指示される活動
なしの活動度センサからの高信号がペースメーカーのレ
ートを高いレートに駆動するのを許され得る。
【0098】次いで、もし活動が実際に生起したならば
温度信号の変化が期待されるような時間の後に、もし活
動を指示する温度信号の変化が存在しないならば、Xの
より低い値(およびYのより高い値)を有する数値係数
の別の組がアクセスされ、選択されたレートを減少させ
る。たとえば、活動度信号の開始後の45秒と90秒と
の間の間隔中には、温度センサにより指示される活動な
しの活動度センサからの高信号がペースメーカーのレー
トを適度のレートにのみ駆動するのを許される。
【0099】次いで、もし活動が実際に生起したならば
温度信号の変化が確実に存在するような時間間隔の後に
、もし活動を指示する温度信号の変化が存在しないなら
ば、Xのさらにより低い値を有するさらに別の数値係数
の組がアクセスされ、選択されたレートをさらに減少さ
せる。たとえば、活動度信号の開始から90秒の後には
、温度センサにより指示される活動なしの活動度センサ
からの高信号がほとんど完全に放棄され、ペースメーカ
ーを休息レートにまたはそのごく少し上に駆動する。
【0100】図3の実施例と異なる代替的な実施例では
、スイッチマトリックスはシステムへの2つのセンサ入
力の1つのみと共に使用され得る。いま図5を参照する
と、図3のシステムが、第1のセンサのみがスイッチマ
トリックスを作動させるのに使用されているように変更
されて示されている。この構成は、センサが実際上アー
ティファクトなしのほぼ理想的な応答を有する時に良好
に動作する。このようなセンサの一例は酸素飽和センサ
である。図5中に使用されている例は、第1のレート応
答センサ22(図1)として利用される活動度センサお
よび第2のレート応答センサ24(図1)として利用さ
れる温度センサを有する。もちろん、センサの任意の組
み合わせが本発明の作動の原理を利用し得ることは当業
者により理解されよう。
【0101】多数の処理回路が入力として処理されたセ
ンサ1信号を受けることは容易に明らかである。これら
の処理回路は第1の優先順位論理回路63を通じて入力
としてスイッチマトリックス94に供給される出力を与
える。これらの入力はスイッチマトリックス94による
数値係数の独特の組の選択を可能にする。
【0102】第1の優先順位論理回路63に入力を供給
する種々の処理回路は第1のセンサ入力に対する図3中
に使用されているものに類似している。第1のコンパレ
ータ70、第1のタイマー72、第2のタイマー74、
第3のタイマー76、高い正の傾斜の検出器78、低い
正の傾斜の検出器80および負の傾斜の検出器82は処
理されたセンサ1信号を処理するのに、また計算論理回
路98に入力を供給するのに使用されている。これらの
構成要素の作動は図3と結び付けて先に説明されたもの
と同一である。第1の優先順位論理回路63の動作も図
3と結び付けて先に説明されたものと同一である。
【0103】いま図5に追加して図6を参照すると、ス
イッチマトリックス94の動作は明らかである。図6中
に示されているスイッチマトリックスはメモリ96のな
かに含まれている数値係数の特定の組を選択するのに使
用される7×1スイッチマトリックスである。スイッチ
マトリックス94からの出力はメモリ96のなかに含ま
れている数値係数の特定の組を指定する数値係数組番号
iである。選択された数値係数はセンサからの処理され
た信号と共に計算論理回路98に供給されている。計算
論理回路98は図3中の計算論理回路66と同じく正確
に選択されたレートの値を計算する。
【0104】図6のスイッチマトリックスのなかの特定
のセルを選択するのに使用されるプロセスは図3のシス
テムのなかの特定の行を選択するのに使用されるプロセ
スに類似している。もし第1のコンパレータ70が信号
を第1の優先順位論理回路63を通じてスイッチマトリ
ックス94に出力すると、図6のスイッチマトリックス
の第1の行が選ばれる。もし第1のタイマー72が信号
を第1の優先順位論理回路63を通じてスイッチマトリ
ックス94に出力すると、図6のスイッチマトリックス
の第2の行が選ばれる。もし第2のタイマー74が信号
を第1の優先順位論理回路63を通じてスイッチマトリ
ックス94に出力すると、図6のスイッチマトリックス
の第3の行が選ばれる。
【0105】もし高い正の傾斜の検出器78が信号を第
1の優先順位論理回路63を通じてスイッチマトリック
ス94に出力すると、図6のスイッチマトリックスの第
4の行が選ばれる。もし低い正の傾斜の検出器80が信
号を第1の優先順位論理回路63を通じてスイッチマト
リックス94に出力すると、図6のスイッチマトリック
スの第5の行が選ばれる。もし負の傾斜の検出器82が
信号を第1の優先順位論理回路63を通じてスイッチマ
トリックス94に出力すると、図6のスイッチマトリッ
クスの第6の行が選ばれる。もし第3のタイマー76が
信号を第1の優先順位論理回路63を通じてスイッチマ
トリックス94に出力すると、図6のスイッチマトリッ
クスの第7の行が選ばれる。これはセルの選択を完了す
る。なぜならば、図6のスイッチマトリックスに対して
は行しか選択される必要がないからである。
【0106】たとえば、もし第2のタイマー74が信号
を第1の優先順位論理回路63を通じてスイッチマトリ
ックス94に出力すると(活動が実際にA秒よりも長く
、ただしB秒よりも短い時間にわたり検出されているこ
とを指示すると)、図6のスイッチマトリックスの第3
の行が選ばれる。こうして数値係数の組EC3 が選択
されている。数値係数の組EC3 は、図5のスイッチ
マトリックスのなかに示されているすべての他の数値係
数の組と同様に、図5のメモリ96のなかに含まれてい
る。こうして、スイッチマトリックス94からメモリ9
6に供給されるiの値は3である。再び言及しておくと
、処理されたセンサ1信号および処理されたセンサ2信
号は共に、選択されたレートを計算する計算論理回路9
8に供給されている。
【0107】こうして、適切な数値係数の組X、Yおよ
びZの選択に続いて、処理されたセンサ1信号S1 お
よび処理されたセンサ2信号S2 が計算式Rate=
X・S1 +Y・S2 +Zに与えられる。その計算式
は計算論理回路98から出力される選択されたレートを
与える。 他の動作は図1および図2を参照して説明されたとおり
である。
【0108】従って、本発明の好ましい実施例の上記の
詳細な説明から、それがペースメーカーのペーシングレ
ートを制御するセンサ指示されるレート信号を与えるの
に2つまたはそれ以上のセンサからの入力を利用するシ
ステムを教示することは理解されよう。本発明のシステ
ムはセンサの各々の最良の特性を利用し、しかもそれら
の欠点を最小化または消去する。制御ストラテジーは、
出力として心臓の生理学的応答を模擬する制御ストラテ
ジーを正確にフォローする高度にフレキシブルなセンサ
指示されるレート信号を与えるのに十分に複雑なもので
ある。高度にフレキシブルであることに加えて、本発明
の好ましい実施例の制御ストラテジーは、外部プログラ
マーの使用により完全にプログラム可能でもある。
【0109】
【発明の効果】本発明の実行はペースメーカー内で成就
するのに比較的簡単かつ容易であり、ペースメーカーの
サイズを増大させない。本発明のシステムは2つのセン
サと共に使用可能であり、また2つよりも多いセンサと
共に作動させることも可能である。本システムは電力に
関して経済的であり、また他のレート応答プロセッサが
必要とする電力よりも多い電力を必要としない。最後に
、前記の利点および課題のすべてはなんらの実質的な相
対的な欠点を招くことなしに達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を組み入れたレート応答ペースメ
ーカーの機能ブロック図。
【図2】図1に示されているペースメーカーのレート応
答プロセッサの機能ブロック図。
【図3】図2のシステム中に使用され得る処理回路の例
を示す本発明の好ましい実施例の機能ブロック図。
【図4】図3に示されている処理回路により実列される
規範に従って選択される35の異なる式係数の組を示す
7×5スイッチマトリックス。
【図5】センサの1つからの入力を利用する処理回路を
有する本発明の代替的な実施例の機能ブロック図。
【図6】図5に示されている処理回路により実列される
規範に従って選択される7つの異なる式係数の組を示す
7×1スイッチマトリックス。
【符号の説明】
20    レート応答ペースメーカー22〜26  
レート応答センサ 28    レート応答プロセッサ 30    メモリ 34    パルス発生器 36    タイミング兼制御回路 38    テレメトリ回路 40、42    リード線 44    心臓 46    外部プログラマー 50、56    増幅器 52、58    フィルタ 54、60    直線化回路 61    処理兼論理回路 62    スイッチマトリックス 63、65    優先順位論理回路 64    係数マトリックス 66    計算論理回路 68    反応兼回復時間回路 70    コンパレータ 72〜76    タイマー 78    高い正の傾斜の検出器 80    低い正の傾斜の検出器 82    負の傾斜の検出器 84、86    コンパレータ 88    初期ディップ選択器 90    正の傾斜の検出器 92    負の傾斜の検出器 94    スイッチマトリックス 96    係数マトリックス 98    計算論理回路

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  患者の心臓を刺激するためのレート応
    答ペースメーカにおいて、刺激パルスを発生し、また選
    択されたレート信号に応答して患者の心臓に供給するた
    めのパルス発生手段と、患者の第1の生理学的パラメー
    タを検出し、またそれに応答して第1の信号を発生する
    ための第1のセンサ手段と、患者の第2の生理学的パラ
    メータを検出し、またそれに応答して第2の信号を発生
    するための第2のセンサ手段と、前記第1の信号の1つ
    またはそれ以上の特性を示す第1のスイッチマトリック
    ス入力信号を与えるべく前記第1の信号を処理するため
    の第1の処理手段と、前記第2の信号の1つまたはそれ
    以上の特性を示す第2のスイッチマトリックス入力信号
    を与えるべく前記第2の信号を処理するための第2の処
    理手段と、入力として前記第1および第2のスイッチマ
    トリックス入力信号を有し、また出力として前記第1お
    よび第2のスイッチマトリックス入力信号の値により指
    示される数値係数の独特の組を有するアドレス指定可能
    なスイッチマトリックスと、前記第1および第2の信号
    および前記の数値係数の独特の組に基づいて選択される
    レート信号を計算するための手段とを含んでおり、前記
    の選択されたレート信号が前記パルス発生手段に供給さ
    れていることを特徴とするレート応答ペースメーカ。
  2. 【請求項2】  前記のアドレス指定可能なスイッチマ
    トリックスが、数値係数の複数個の組を記憶するための
    メモリと、前記第1および第2のスイッチマトリックス
    入力信号の値に相応する、前記メモリのなかに記憶され
    ている数値係数の前記複数個の組の1つを選択するため
    のレートメモリ論理手段とを含んでいることを特徴とす
    る請求項1記載のレート応答ペースメーカ。
  3. 【請求項3】  前記メモリのなかに記憶されている数
    値係数の前記複数個の組の値がプログラム可能であるこ
    とを特徴とする請求項2記載のレート応答ペースメーカ
  4. 【請求項4】  数値係数の前記複数個の組の各々が2
    つの数値係数を含んでいることを特徴とする請求項2記
    載のレート応答ペースメーカ。
  5. 【請求項5】  前記数値係数が前記第1および第2の
    信号に対する重み付け係数であることを特徴とする請求
    項4記載のレート応答ペースメーカ。
  6. 【請求項6】  前記の選択されるレート信号が計算式
    X・S1 +Y・S2 (ここでXおよびYは数値係数
    の独特の組であり、S1 は第1の信号であり、またS
    2 は第2の信号である)に従って計算されることを特
    徴とする請求項4記載のレート応答ペースメーカ。
  7. 【請求項7】  数値係数の前記複数個の組の各々が3
    つの数値係数を含んでいることを特徴とする請求項2記
    載のレート応答ペースメーカ。
  8. 【請求項8】  前記数値係数の2つが前記第1および
    第2の信号に対する重み付け係数であり、また前記数値
    係数の第3がオフセット係数であるとを特徴とする請求
    項7記載のレート応答ペースメーカ。
  9. 【請求項9】  前記の選択されるレート信号が計算式
    X・S1 +Y・S2 +Z(ここでXおよびYは数値
    係数の独特の組のなかの2つの重み付け係数であり、S
    1 は第1の信号であり、S2 は第2の信号であり、
    またZは数値係数の独特の組のなかのオフセット係数で
    ある)に従って計算されることを特徴とする請求項8記
    載のレート応答ペースメーカ。
  10. 【請求項10】  前記第1のセンサ手段が活動度セン
    サを含んでいることを特徴とする請求項1記載のレート
    応答ペースメーカ。
  11. 【請求項11】  前記第2のセンサ手段が温度センサ
    を含んでいることを特徴とする請求項10記載のレート
    応答ペースメーカ。
  12. 【請求項12】  前記第2のセンサ手段が呼吸1分間
    容積センサを含んでいることを特徴とする請求項10記
    載のレート応答ペースメーカ。
  13. 【請求項13】  前記第2のセンサ手段がQT間隔セ
    ンサを含んでいることを特徴とする請求項10記載のレ
    ート応答ペースメーカ。
  14. 【請求項14】  前記第2のセンサ手段が呼吸率セン
    サを含んでいることを特徴とする請求項10記載のレー
    ト応答ペースメーカ。
  15. 【請求項15】  前記第2のセンサ手段が脈容積セン
    サを含んでいることを特徴とする請求項10記載のレー
    ト応答ペースメーカ。
  16. 【請求項16】  前記第2のセンサ手段が血圧センサ
    を含んでいることを特徴とする請求項10記載のレート
    応答ペースメーカ。
  17. 【請求項17】  前記第1および第2のセンサ手段の
    1つが血液酸素飽和センサを含んでいることを特徴とす
    る請求項1記載のレート応答ペースメーカ。
  18. 【請求項18】  前記第1および第2のセンサ手段の
    1つが血液酸素分圧センサを含んでいることを特徴とす
    る請求項1記載のレート応答ペースメーカ。
  19. 【請求項19】  前記第1のセンサ手段が比較的速い
    応答を有し、また前記第2のセンサ手段が比較的遅い応
    答を有することを特徴とする請求項1記載のレート応答
    ペースメーカ。
  20. 【請求項20】  前記第1のセンサ手段が活動度セン
    サ、血液酸素飽和センサ、血液酸素分圧センサおよびp
    CO2 センサから成る群からのセンサの1つを含んで
    いることを特徴とする請求項19記載のレート応答ペー
    スメーカ。
  21. 【請求項21】  前記第2のセンサ手段が呼吸1分間
    容積センサ、温度センサ、pHセンサおよび呼吸率セン
    サから成る群からのセンサの1つを含んでいることを特
    徴とする請求項19記載のレート応答ペースメーカ。
  22. 【請求項22】  前記第1のセンサ手段が運動の低レ
    ベルに対して高度に正確な応答を有し、また前記第2の
    センサ手段が運動の高レベルに対して高度に正確な応答
    を有することを特徴とする請求項1記載のレート応答ペ
    ースメーカ。
  23. 【請求項23】  前記第1のセンサ手段が活動度セン
    サ、血液酸素飽和センサ、血液酸素分圧センサおよびp
    CO2 センサから成る群からのセンサの1つを含んで
    いることを特徴とする請求項22記載のレート応答ペー
    スメーカ。
  24. 【請求項24】  前記第2のセンサ手段が呼吸1分間
    容積センサ、pHセンサおよび温度センサから成る群か
    らのセンサの1つを含んでいることを特徴とする請求項
    22記載のレート応答ペースメーカ。
  25. 【請求項25】  前記第1の変換手段が、前記第1の
    信号を増幅するための、第1の増幅器出力を有する第1
    の増幅器と、前記第1の増幅器出力をフィルタするため
    の、第1のフィルタ出力を有する第1のフィルタと、前
    記第1のフィルタ出力を直線化するための第1の直線化
    手段とを含んでいることを特徴とする請求項1記載のレ
    ート応答ペースメーカ。
  26. 【請求項26】  前記第2の変換手段が、前記第2の
    信号を増幅するための、第2の増幅器出力を有する第2
    の増幅器と、前記第2の増幅器出力をフィルタするため
    の、第2のフィルタ出力を有する第2のフィルタと、前
    記第2のフィルタ出力を直線化するための第2の直線化
    手段とを含んでいることを特徴とする請求項1記載のレ
    ート応答ペースメーカ。
  27. 【請求項27】  反応兼回復時間回路が前記のアドレ
    ス指定可能なレートマトリックスと前記パルス発生手段
    との間に設けられており、前記パルス発生手段に供給さ
    れる前記の選択されたレート信号が上昇および下降する
    のを許されるレートを制限することを特徴とする請求項
    1記載のレート応答ペースメーカ。
  28. 【請求項28】  患者の心臓を刺激するためのレート
    応答ペースメーカにおいて、刺激パルスを発生し、また
    選択されたレート信号に応答して患者の心臓に供給する
    ためのパルス発生手段と、患者の第1の生理学的パラメ
    ータを検出し、またそれに応答して第1の信号を発生す
    るための第1のセンサ手段と、患者の第2の生理学的パ
    ラメータを検出し、またそれに応答して第2の信号を発
    生するための第2のセンサ手段と、前記第1の信号の1
    つまたはそれ以上の特性を示す第1のスイッチマトリッ
    クス入力信号を与えるべく前記第1の信号を処理するた
    めの第1の処理手段と、前記第2の信号の1つまたはそ
    れ以上の特性を示す第2のスイッチマトリックス入力信
    号を与えるべく前記第2の信号を処理するための第2の
    処理手段と、入力として前記第1および第2のスイッチ
    マトリックス入力信号を有し、数値係数の複数個の組を
    含んでおり、また出力として前記第1および第2のスイ
    ッチマトリックス入力信号の値により指示される数値係
    数の特定の組を有するアドレス指定可能なスイッチマト
    リックスと、第1に前記2つの数値係数の一方および前
    記第1の信号の積を計算し、第2に前記2つの数値係数
    の他方および前記第2の信号の積を計算し、また第3に
    これらの積を互いに加算することにより、選択されるレ
    ート信号を計算するための手段とを含んでおり、前記の
    選択されたレート信号が前記パルス発生手段に供給され
    ていることを特徴とするレート応答ペースメーカ。
  29. 【請求項29】  患者の心臓を刺激するためのレート
    応答ペースメーカにおいて、刺激パルスを発生し、また
    選択されたレート信号に応答して患者の心臓に供給する
    ためのパルス発生手段と、患者の第1の生理学的パラメ
    ータを検出し、またそれに応答して第1の信号を発生す
    るための第1のセンサ手段と、患者の第2の生理学的パ
    ラメータを検出し、またそれに応答して第2の信号を発
    生するための第2のセンサ手段と、患者の第3の生理学
    的パラメータを検出し、またそれに応答して第3の信号
    を発生するための第3のセンサ手段と、前記第1の信号
    の1つまたはそれ以上の特性を示す第1のスイッチマト
    リックス入力信号を与えるべく前記第1の信号を処理す
    るための第1の処理手段と、前記第2の信号の1つまた
    はそれ以上の特性を示す第2のスイッチマトリックス入
    力信号を与えるべく前記第2の信号を処理するための第
    2の処理手段と、前記第3の信号の1つまたはそれ以上
    の特性を示す第3のスイッチマトリックス入力信号を与
    えるべく前記第3の信号を処理するための第3の処理手
    段と、入力として前記第1、第2および第3のスイッチ
    マトリックス入力信号を有し、また出力として前記第1
    、第2および第3のスイッチマトリックス入力信号の値
    により指示される数値係数の独特の組を有するアドレス
    指定可能なスイッチマトリックスと、前記第1、第2お
    よび第3の信号および前記数値係数に基づいて選択され
    るレート信号を計算するための手段とを含んでおり、前
    記の選択されたレート信号が前記パルス発生手段に供給
    されていることを特徴とするレート応答ペースメーカ。
  30. 【請求項30】  患者の心臓を刺激するためのレート
    応答ペースメーカにおいて、刺激パルスを発生し、また
    選択されたレート信号に応答して患者の心臓に供給する
    ためのパルス発生手段と、患者の第1の生理学的パラメ
    ータを検出し、またそれに応答して第1の信号を発生す
    るための第1のセンサ手段と、患者の第2の生理学的パ
    ラメータを検出し、またそれに応答して第2の信号を発
    生するための第2のセンサ手段と、前記第1の信号の1
    つまたはそれ以上の特性を示す第1のスイッチマトリッ
    クス入力信号を与えるべく前記第1の信号を処理するた
    めの第1の処理手段と、入力として前記第1のスイッチ
    マトリックス入力信号を有し、また出力として前記第1
    のスイッチマトリックス入力信号の値により指示される
    数値係数の独特の組を有するアドレス指定可能なスイッ
    チマトリックスと、前記第1および第2の信号および前
    記数値係数に基づいて選択されるレート信号を計算する
    ための手段とを含んでおり、前記の選択されたレート信
    号が前記パルス発生手段に供給されていることを特徴と
    するレート応答ペースメーカ。
  31. 【請求項31】  患者の心臓を刺激するためのレート
    応答ペースメーカにおいて、刺激パルスを発生し、また
    選択されたレート信号に応答して患者の心臓に供給する
    ためのパルス発生手段と、患者の第1の生理学的パラメ
    ータを検出し、またそれに応答して第1の信号を発生す
    るための第1のセンサ手段と、患者の第2の生理学的パ
    ラメータを検出し、またそれに応答して第2の信号を発
    生するための第2のセンサ手段と、前記第1の信号の1
    つまたはそれ以上の特性を示す第1の特性信号を与える
    べく前記第1の信号を処理するための第1の処理手段と
    、前記第2の信号の1つまたはそれ以上の特性を示す第
    2の特性信号を与えるべく前記第2の信号を処理するた
    めの第2の処理手段と、入力として前記第1および第2
    の特性信号を有し、また出力として前記第1および第2
    の特性入力信号の値により指示される重み付け係数の独
    特の組を有する計算手段と、前記第1および第2の信号
    および前記重み付け係数に基づいて選択されるレート信
    号を計算するための手段とを含んでおり、前記の選択さ
    れたレート信号が前記パルス発生手段に供給されている
    ことを特徴とするレート応答ペースメーカ。
  32. 【請求項32】  患者の心臓を刺激するためのレート
    応答ペースメーカの刺激レートを選択する方法において
    、刺激パルスを発生し、また選択されたレート信号に応
    答して患者の心臓に供給する過程と、患者の第1の生理
    学的パラメータを検出し、またそれに応答して第1の信
    号を発生する過程と、患者の第2の生理学的パラメータ
    を検出し、またそれに応答して第2の信号を発生する過
    程と、前記第1の信号の1つまたはそれ以上の特性を示
    す第1のスイッチマトリックス入力信号を与えるべく前
    記第1の信号を処理する過程と、前記第2の信号の1つ
    またはそれ以上の特性を示す第2のスイッチマトリック
    ス入力信号を与えるべく前記第2の信号を処理する過程
    と、前記第1および第2のスイッチマトリックス入力信
    号を入力としてアドレス指定可能なスイッチマトリック
    スに与え、前記第1および第2のスイッチマトリックス
    入力信号の値により指示される数値係数の独特の組を前
    記アドレス指定可能なスイッチマトリックスから出力さ
    せる過程と、前記第1および第2の信号および前記数値
    係数に基づいて選択されるレート信号を計算する過程と
    を含んでおり、前記の選択されたレート信号が前記パル
    ス発生手段に供給されていることを特徴とするレート応
    答ペースメーカの刺激レートの選択方法。
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