JPH04227041A - 加熱し且つ加圧した流体混合物を予備決定比率で形成するための半連続的方法及び装置 - Google Patents

加熱し且つ加圧した流体混合物を予備決定比率で形成するための半連続的方法及び装置

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JPH04227041A
JPH04227041A JP3181548A JP18154891A JPH04227041A JP H04227041 A JPH04227041 A JP H04227041A JP 3181548 A JP3181548 A JP 3181548A JP 18154891 A JP18154891 A JP 18154891A JP H04227041 A JPH04227041 A JP H04227041A
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Alex C Kuo
アレクス・チアフエイ・クオ
James A Condron
ジェイムズ・アンドルー・コンドロン
Kenneth L Hoy
ケネス・ルック・ホイ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B7/00Mixing; Kneading
    • B29B7/002Methods

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連する特許出願】この出願は、1989年10月4
日に出願され、目下、1990年5月8日に米国特許第
4,923,720号として特許が発行された米国特許
第418、820号に関する主題を含む。また、この出
願は、1988年7月14日に出願された米国特許出願
第218,896号、1988年7月14日に出願され
た第218,910号及び1989年9月27日に出願
された第413,517号に関する主題をも含む。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、その一層広い具体例に
おいて、複数の流体を、経済的で、有効で且つ容易に輸
送することができる装置を用いて、簡単且つ洗練された
方法において半連続性条件に基づき、有効に混合し、加
熱しそして加圧する分野に関する。本発明の他の具体例
において、予備決定され比率化された量の複数の流体を
、本発明の混合、加熱及び加圧の具体例に給送するため
の方法及び装置が提供される。さらに詳しくは、本発明
は、その一層好ましい具体例において、粘度低減希釈剤
として用いられる少なくとも一種の超臨界流体を実質的
に正確に比率化された量で含む、加熱され且つ加圧され
たコーティング組成混合物を形成する半連続性装置及び
方法に関する。次いで、混合され正確に比率化された流
体混合物を、塗布されるべき基板上に噴霧することがで
きる。
【0003】
【従来技術】混合物が特定の目的に調製される本質的に
全ての方法において、その混合物の構成成分を、混合物
がその意図された用途に対し有効であるよう、通常、特
定の比率化した量で存在させる必要がある。前述の関連
特許出願の根本目的は、超臨界流体、特に超臨界二酸化
炭素を用いてコーティング配合物中の有機溶媒の量を低
減することにある。理解し得るように、この目的を考慮
して、コーティング配合物と超臨界流体の液体混合物を
有効に噴霧するための能力そしてまた基板上に所望のコ
ーティングを得るための能力をなお保持しつつ、できる
だけ多くの超臨界流体を用いるのが一般に望ましい。従
って、ここでも噴霧されるべき液体コーティング混合物
中に存在する超臨界流体及びコーティング組成物の量が
規定され、比率化されていることが特に好ましい。
【0004】一般に、超臨界流体の添加量の好ましい上
限はコーティング配合物と混和できる量である。この実
際の上限は、一般に、コーティング配合物と超臨界流体
を含む混合物が1相から2相に分離するときに認識でき
る。
【0005】この現象を一層良く理解するために、図1
の相図が参照される。図1では超臨界流体は超臨界二酸
化炭素流体である。図1において、3角図の頂点は混合
したコーティング配合物の純粋な成分を示し、該配合物
はここでの議論のために水を含まない。頂点Aは溶媒、
頂点Bは二酸化炭素そして頂点Cはポリマー材料を示す
。曲線BFCは1相と2相間の相境界を示す。点Dは超
臨界二酸化炭素が加えられていないコーティング配合物
の考えられる組成を示す。点Eは超臨界二酸化炭素と混
合後の混合コーティング配合物の考えられる組成を示す
【0006】こうして、噴霧後、大部分の二酸化炭素が
蒸発して、もとのコーティング配合物の組成が実質的に
残る。基板に接触する際、ポリマーと溶媒成分との残留
混合物は流れ出て、即ち一体化して均一且つ滑らかなフ
ィルムを基板上に形成する。フィルム形成路を、図1中
、線部EE’D(噴霧及び減圧)及びDC(一体化及び
フィルム形成)により示す。
【0007】しかしながら、コーティング配合物と混合
することができる超臨界二酸化炭素のような超臨界流体
の量は、一般に図1を参照して良好に視覚化できるよう
に、超臨界流体とコーティング配合物の混和度の関数で
ある。
【0008】相図から見ることができるように、特に矢
印100により示すように、超臨界二酸化炭素がコーテ
ィング組成物に加えられる程、混合した液体コーティン
グ混合物の組成は、線BFCにより示される2相境界に
近づく。もし、多量の超臨界二酸化炭素が加られると、
2相領域に達しそして組成は相応じて2つの流体相に分
離する。ときには、2相境界を超えるまでもの量の超臨
界流体(この場合、超臨界二酸化炭素)を混合するのが
望ましいであろう。しかしながら、一般には、噴霧性能
及び/またはコーティング配合物の最適化には、この2
相境界を大きく超えない方が望ましい。
【0009】超臨界流体とコーティング配合物の2相状
態を回避することに加えて、最適な噴霧条件、例えば、
所望の混合粘度の形成、所望粒度の形成、所望の霧吹き
形状の形成等をもたらすこともまた望ましい。
【0010】従って、超臨界流体を希釈剤として含む液
体コーティング配合物を、連続的、半連続的、及び/ま
たは断続的または周期的な要求条件に基づき噴霧するた
めには、かかる液体コーティング配合物を、噴霧に応じ
て、コーティング配合物と超臨界流体の比率化した量を
正確に混合することによって調製する必要がある。しか
しながら、超臨界流体の圧縮率は液体の圧縮率よりも相
当大きい。従って、圧力または温度の小さな変化は超臨
界流体の密度の大きな変化を結果として生じる。
【0011】超臨界流体の圧縮率は、管及び/またはポ
ンプを通るそれらの材料の流れを変動させる。その結果
、コーティング配合物と混合したときに、超臨界流体の
、得られる混合したコーティング配合物中の比率もまた
、均一及び一定にならずに、相応じて変動する。さらに
、液体二酸化炭素の周囲温度での圧縮率は、十分に高く
、往復運動ポンプを用いて二酸化炭素とコーティング配
合物をポンプで送りそして比率化して混合コーティング
配合物を形成するときに流れ変動を起こす。これは、特
に、ポンプとコーティング配合物による混合点との間の
流路にある液体二酸化炭素の容積が極めて大きいときに
起こる。変動は往復運動ポンプのサイクル中に生じる任
意の圧力変化によって助長されまたは加速されることに
なる。
【0012】いくつかの前述の関連特許出願(米国特許
出願第218,896号及び218,910号)に記載
された具体例中に、非圧縮性流体、すなわち、コーティ
ング配合物と圧縮性流体である液体二酸化炭素を、ポン
プで送りそして比率化するための装置が、例えば、コー
ティング配合物と超臨界状態の二酸化炭素を含む噴霧さ
れるべき最終混合物を調製しようとして開示されている
。その具体例において、コーティング配合物流と液体二
酸化炭素流の容量による比率化が、往復運動ポンプ手段
により実施される。該ポンプは、ポンプから各々ポンプ
のポンプサイクル中にある量の流体を排出する。一の往
復運動ポンプを用いてコーティング配合物を送り、該一
のポンプは液体二酸化炭素を送るのに用いられるポンプ
に連結される。各々のポンプ用のピストンロッドは、中
央の支点に関してピボット運動するシャフトの反対側の
端部に取り付けられる。容量比は、ストローク長を変化
するシャフトに沿って一のポンプをすべらすことによっ
て変わる。
【0013】しかしながら、液体二酸化炭素は、周囲温
度、液体二酸化炭素が一般に加圧された容器中に貯蔵さ
れている温度では比較的圧縮性である。かかる圧縮性は
、噴霧されるべき混合コーティング配合物中に存在する
二酸化炭素の量を望ましくなく変動しそして振動させ得
る。これは、比較的非圧縮性のコーティング組成物及び
比較的圧縮性の液体二酸化炭素のポンプ作用特性が一致
しないことによる。コーティング配合物では、往復運動
ポンプの容積が排出されるとすぐに圧力が該ポンプ中で
発生する。液体二酸化炭素は実質的に圧縮性であるので
、同じ圧力を発生するためには一層大容積が排出される
必要がある。コーティング配合物と液体二酸化炭素の流
れが同じ圧力であるときに混合が起こるので、二酸化炭
素の流速はコーティング組成物の流速に遅れる。
【0014】もしポンプの運転駆動力が、空気圧モータ
のそのサクイル中の方向変化のように、運転サイクル中
に変動すると、上記変動は強調される。それゆえ、もし
、駆動力が衰えると、コーティング配合物流の圧力は、
その非圧縮性により、圧縮性である液体二酸化炭素流の
圧力よりもずっと急速に低下する。
【0015】従って、両方の流れ中に発生する圧力はポ
ンプ作用サイクル中に調和し得ず、それゆえ、噴霧され
るべき混合物中の二酸化炭素の割合もまた変わる。この
変動は、もし、二酸化炭素ポンプが充満された際に蒸気
の形成によりキャビテーションが該ポンプ中で生ずるな
らば、一層深刻にさえなる。
【0016】これらの変動及び問題のいくつかは、液体
二酸化炭素を、それが往復運動ポンプに入る前に、低温
度、例えば、10℃未満、そして0℃未満もの温度に冷
却することによって抑制されてきたが、それでも、所望
の混合物を形成するための、非圧縮性のコーティング配
合物と圧縮性の液体二酸化炭素の比率に存在し得る実質
的にすべての不正確さを回避する要請があった。実際に
、任意の圧縮性流体と非圧縮性流体とを正確に比率化す
る手段を提供する要請があった。
【0017】その要請は、前述の関連特許出願である1
989年9月27日に出願された米国特許出願第413
,517号において対処された。そこでは、特に重量に
よる比率化を頼りにして被覆されるべき基板上に噴霧し
て圧縮性流体及び非圧縮性流体の所望の混合物を得るこ
とに関して、非圧縮性流体及び圧縮性流体を含む比率化
された混合物を正確に且つ連続的に提供する装置及び方
法が開示さている。
【0018】米国特許出願第413,517号の装置は
、概して、(a)実質的に圧縮性の流体を供給する手段
と、(b)実質的に圧縮性の流体の重量流量を測定する
手段と、(c)測定した実質的に圧縮性の流体の重量流
量に応じて信号を発生する手段と(d)実質的に非圧縮
性の流体を供給する手段と、(e)(c)で発生した信
号に応じて実質的に非圧縮性の流体の流量を調節する手
段と、(f)測定した圧縮性流体と調節した非圧縮性流
体との混合物を形成する手段とを含む。
【0019】実質的に圧縮性の流体と実質的に非圧縮性
の流体の混合物を予定した比率で形成する上記出願に開
示された最も広い方法は、(a)実質的に圧縮性の流体
を供給し、(b)実質的に圧縮性の流体の重量流量を測
定し、(c)測定した実質的に圧縮性の流体の重量流量
に応じて信号を発生させ、(d)実質的に非圧縮性の流
体を供給し、(e)(c)で発生した信号に応じて実質
的に非圧縮性の流体の流量を調節し、そして、(f)測
定した圧縮性流体と調節した非圧縮性流体との混合物を
形成することを含む。
【0020】該出願で用いそして本文中で用いたように
、術語「圧縮性流体」は圧力の変化により密度が少なく
とも約2%の程度で影響を受ける材料を含む。
【0021】とりわけ、圧縮性流体の重量流量は連続的
に且つ瞬時に測定される。その流量がいくらかそして、
例えば、往復運動ポンプによるポンプ作用によって変動
するかどうかにかかわらず、あるいはかかる圧縮性流体
の状態にかかわらず、その重量流量の情報が連続的及び
瞬時の方法でシグナルプロセッサーに送られる。受け取
った情報に基づいて、シグナルプロセッサーは、測定さ
れた圧縮性流体の量に応じて非圧縮性流体の流量を調節
する計量装置を調節する。次いで、非圧縮性流体は、圧
縮性流体流量に対して正確に予定された比率で計量され
て、それゆえ、続いて圧縮性流体と非圧縮性流体が混合
されたときに、それらは混合されたコーティング配合物
中で正確な比率で存在する。
【0022】実質的に圧縮性流体の重量流量を測定し、
次いでそれに応じて非圧縮性流体の量を調節することに
よって、圧縮性流体の圧縮率に関する問題及び圧縮性流
体の相変化、例えば、蒸発または凝縮に関する問題が実
質的に除去される。圧縮性流体流中に存在する任意の変
動または振動が瞬時に測定され、そして非圧縮性流体の
量を調節することによって所望の混合物用に規定した比
率が提供されることが補償される。従来の技法と対比し
て、この具体例は、一の流体のみの、すなわち非圧縮性
流体を計量、すなわち流量を調節することを含む。圧縮
性流体の流量は調節されず、測定されるだけであり、そ
の測定から非圧縮性流体の規定量が相応じて調整されて
所望の比率をもたらす。これは系の全体の柔軟性を考慮
し、圧縮性及び非圧縮性流体の所望の比率化した混合物
をもたらす簡単且つ有効な手段を備える。
【0023】しかしながら、米国特許出願第413,5
17号に開示された装置及び方法は、とりわけ圧縮性及
び非圧縮性流体の所望の比率化した混合物を比較的大規
模な連続条件にて製造するのに特に有効であり且つそれ
に焦点を合わせている。その出願に開示された発明は、
相当大きな工業設備に最適であり、そこでは、被覆され
るべき基板が、典型的には、コンベア系上を運搬され、
定置式または移動式にし得る少なくとも一つのスプレー
ガンを通り過って該出願に開示された装置により噴霧さ
れる。かかる系等は、一般に、自動車部品;電気モータ
;容器;パイプ;コイル鋼、紙、繊維及び巻き直される
際に被覆される他の材料;合板;ほうろう暖炉部品;パ
ネル及びハミカム上の積層用接着剤;洗浄器、乾燥機、
冷蔵庫等のような鋼金属部品;自動車本体;家具;収納
家具;及び重機を被覆するのに用いられ得る。
【0024】しかしながら、出願番号413,517号
中にもくろまれた規模及び複雑化した連続装置は、実際
の且つ経済的な処方に対処することが出来ない。それゆ
え、例えば、自動車再仕上げ業、並びに小規模の「最終
用途」店及び野外噴霧操作等は、「規模の経済性」が低
コストな装置及び単純なモード操作を指図しており、出
願番号413,517号に開示されたタイプの装置を有
効に用いることはできない。必要なことは、単純で、半
連続性の方法及び装置であり、携帯用で且つ小規模、例
えば、約0.01〜0.2ガロン/分の流体出力であり
、噴霧系の能力全体で約0.1〜1ガロンであるが、そ
れらに限定されない。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】寸法は一層小さいなが
らも、この系は複数の流体、特に1つ以上の圧縮性流体
と1つ以上の非圧縮性流体を供給し、正確に比率配分し
、加圧し、加熱しそして混合することができ、その後、
そのように混合し、加熱しそして加圧した流体をスプレ
−ガンを通じて噴霧することができ、最も好ましくは、
このは、コーティング材料を超臨界二酸化炭素のような
超臨界流体と正確に比率配分し、加圧し、加熱しそして
混合し、次いでかかる超臨界条件の混合物を噴霧するこ
とができる比較的小規模の、半連続装置及び方法を提供
することである。更には、例えば、着色したコーティン
グ系を製造するときのように混合流体の含有物の沈殿を
回避し;着色変化が必要なときに容易に浄化され;溶媒
の環境への拡散量を最小にし;最小の空所を持ち;コー
ティング流体をスプレー系及びスプレーガンを通じて連
続的に循環して正確な温度及び圧力調節を維持すること
に備え;そして漏れが起こり得る封止部を必要とする動
作部品を最小にして持つことができる前記半連続装置及
び方法を提供することである。
【0026】
【発明の概要】ここに、本発明によって、上記要請の実
質的にすべてが対処された。複数の流体の比率化し、加
熱し、そして加圧した混合物を、比較的小規模で、正確
且つ半連続的に提供することが出来る方法及び装置が見
出された。本発明は流体の任意の組合わせとともに用い
得るが、特に非圧縮性流体及び圧縮性流体の混合物とと
もに用いるのが有利であり、基板上に噴霧される、コー
ティング配合物と超臨界二酸化炭素のような超臨界流体
との混合物を形成することに特徴がある。
【0027】本発明は小規模の装置に関するが、ここに
開示された概念は大規模な装置をも同様に製造するため
に容易に用い得そしてかかる具体例を包含することは本
発明の範囲内であることが理解される。
【0028】最も簡単な表現において、本発明は、2以
上の流体の予定した、比率化した量を2以上の加圧され
得る容器中に導入することを含み、ここに、流体は、そ
の後、一の容器から他の容器に、好ましくは同期された
形で往復動する。望ましくは、好ましい具体例において
、これらの容器はアキュミュレーターを含み、流体は一
のアキュミュレーターから他のアキュミュレーターに排
出される。流体を一の容器から他の容器に運ぶために流
体にかけられる圧力は、最終製品混合物用に予備決定さ
れた最終系圧力に達するように調節される。そうしてま
た、流体が容器中かあるいは2以上の容器を結合する往
復動ループ中で往復動されているときに、流体を加熱す
る手段を備える。流体の混合は、往復動すること自体で
達成され、そして望ましくは往復動ループ中に静的ミキ
サーを加入することによって向上され得る。循環ループ
を有するスプレーガンと往復動ループを結合することに
よって、使用者は、混合され、加熱されそして加圧され
た流体を、連続的または断続的な方法で噴霧することが
出来、その間に、流体はなお一の容器から他の容器に往
復動され、それによって、一式の予備決定された条件で
、混合、加熱そして加圧された状態に流体が望ましく維
持される。
【0029】更に詳細には、本発明は、その広い態様に
おいて、2以上の流体を混合し、加熱し、そして加圧す
る装置であって、(a)加圧されることができる少なく
とも2以上の容器と、(b)流体を上記容器の1以上の
容器から別の1以上の上記容器に運搬するための上記容
器間の連絡手段と、(c)流体を、連絡手段を通じて少
なくとも1の上記容器から少なくとも1の別の上記容器
に連続的に往復動する手段であって、上記流体の往復動
が流体の混合をもたらす上記手段と、(d)流体が容器
間を往復動されるときに流体を加圧する手段と、(e)
流体が容器間を往復動されているときに流体を加熱する
手段とを含む上記装置を含む。
【0030】また、本発明の一層広い態様において、本
発明は、2以上の流体を、混合し、加熱し、そして加圧
する方法であって、(a)加圧されることができる少な
くとも2以上の容器の少なくとも1に流体を供給し、(
b)流体を、上記容器の少なくとも一から少なくとも一
の別の上記容器に往復動し、ここに流体の往復動が流体
の混合をもたらし、(c)流体が容器間で往復動されて
いるときに流体を加圧し、(d)流体が容器間で往復動
されているときに流体を加熱すること含む方法を含む。
【0031】さらに、本発明は、また、二以上の流体の
予定した、比率化した量を上記往復動ループに提供する
ことにも注意が向けられる。それゆえ、本発明は、上記
の容量または重量により比率化するタイプの装置を用い
るのではなく、圧縮性流体のような第1の流体の既知の
予定した容量を、予定した温度及び圧力にて固定容積の
容器中に蓄積して、次いで上記流体を上記容器から往復
動混合系に運搬することに頼っている。温度、圧力及び
容積は既知であり且つ固定されているので、圧縮性であ
ろうとなかろうと、第1の流体の厳密な且つ正確に知ら
れた重量が往復動ループ工程に導入される。同様の方法
で、例えば、非圧縮性流体から構成され得る第2の流体
が測定されそして往復動混合ループ中に運搬される。従
って、ここに、往復動ループは、既知の且つ所望の、予
定した、重量比率化した量の流体、例えば、圧縮性及び
非圧縮性流体を含み、そして極めて簡単且つ洗練された
方法で混合を行う。この段階ではいずれの流体もポンプ
作用を請け負わないので、往復運動ポン作用に固有の性
質による変動現象は要因にはならず、その欠点を打破す
るための複雑化した重量測定及び比率化装置は必要でな
い。
【0032】従って、2以上の流体の加熱し且つ加圧し
た混合物を予定した比率で形成するための本発明の装置
は、好ましい具体例において、(a)2以上の流体を、
2以上の第1の容器に供給する手段であって、一の流体
が一の第1の容器にそれぞれ供給され、各々の第1の容
器は予定された圧力及び温度で既知の容積を有する上記
手段と、(b)各々の流体の少なくとも一部分をそれぞ
れの第1の容器の各々から取り出す手段と、(c)少な
くとも1以上の上記第1の容器を出る流体の重量を測定
するための、少なくとも1以上の第1の容器上に存在す
る手段と、(d)第1の容器を出る流体を受容するため
に、加圧されることができる少なくとも2以上の第2容
器と、(e)流体を、1以上の第2の容器から1以上の
別の上記第2の容器に運搬するための、上記第2の容器
間を連絡する手段と、(f)流体を連絡手段を通じて、
上記第2の容器の少なくとも1から別の上記第2容器の
少なくとも1に、連続的に往復動させる手段であって、
流体の往復動がそれらの混合をもたらす上記往復動させ
る手段と、(g)流体が第2容器間で往復動されている
ときに、流体を加圧する手段と、(h)流体が第2容器
間で往復動されているときに、流体を加熱する手段とを
含む。
【0033】これに相応じて、本発明に従い、予定され
た比率で、少なくとも二つの流体の加熱し且つ加圧した
混合物を形成する方法は、(a)2以上の流体を、2以
上の第1の容器に供給し、1の流体を第1の容器にそれ
ぞれ供給し、各々の第1の容器は予定した圧力及び温度
で既知の容積を有し、(b)1以上の流体の少なくとも
一部分を第1の容器からそれぞれ取り出し、各々の取り
出した流体の重量を測定し、そして取り出した流体を加
圧されることができる少なくとも2以上の第2容器の少
なくともひとつに導入し、(c)第1の容器中に残る1
以上の別の流体の少なくとも一部分を、工程b)で取り
出した流体量に対して、流体の重量に基づき、予定され
た比率で取り出し、取り出した別の流体を加圧されるこ
とができる少なくとも2以上の第2容器の少なくともひ
とつに導入し、(d)流体を、少なくとも1の上記第2
の容器から少なくとも1の別の上記第2の容器に往復動
させ、上記流体の往復動が流体の混合をもたらし、(e
)流体が第2の容器間で往復動されているときに流体を
加圧し、(f)流体が第2の容器間で往復動されている
ときに流体を加圧することを含む。
【0034】一層好ましい具体例において、本発明は、
実質的に非圧縮性の流体及び実質的に圧縮性の流体を、
各々、任意の順序で、往復運動するピストン、好ましく
はアキュミュレーターを含む2以上の容器に運搬し、次
いで流体を、2以上の流体の完全な混合が達成されるま
で、2以上の流体を予定したレベルに同時に加熱及び加
圧しながら、2以上の容器間を静的混合を通じて往復動
させることによって、上記実質的に非圧縮性の流体及び
実質的に圧縮性の流体を混合し、上記2以上の容器間を
往復動するループが上記混合物を基板上に噴霧するため
の噴霧手段を含む比較的小規模の装置及び方法を含む。 本発明の小規模な装置は、特に、ここで新規な方法で用
いた市販のアキュミュレータを使用できることによって
、簡単性、有効性及び携帯性を備える。それは、また、
浄化用に装置をパージすることを促進し、それゆえ、最
小の有機溶媒で足り、それによって溶媒の環境への望ま
しくない損害が最小になる。これは、コーティング配合
物が用いられているときに、装置が色彩変化のために洗
浄されるべきである場合に特に望ましい。
【0035】従来技術には、流体を比率配分し且つ混合
するための異なる装置が開示されるが、そこには、同様
に所望の度合いに加熱され且つ加圧される予備決定比率
の混合物、特に圧縮性流体及び非圧縮性流体の混合物を
、往復動ループを使用する本発明の如き簡素且つ効率的
様式で調製し得る装置は開示或いは教示されない。例え
ば、米国特許第4708088号には、ペイントスプレ
ーのための移動式の、無気噴射方法及び、ペイントを収
納するポータブルな加圧アキュミュレーターを含む装置
が開示される。ペイントは供給容器及び或は大気に開口
された開放ファンネル型デバイスから、電力駆動される
ピストンポンプによって前記加圧アキュムレーターへと
移送される。加圧アキュムレータが充満されるとその圧
力は800psigに特定され、その瞬間、圧力スイッ
チが電動ピストンポンプを止めそれにより、加圧アキュ
ムレーターへのペイント流れを遮断する。スプレーガン
を作動させることによって噴霧が開始されると、ペイン
トは加圧アキュミュレーターからスプレーガンに送達さ
れ、好適なオリフィスを通して基材に噴霧される。この
期間中、加圧アキュミュレーター内の圧力は400ps
igに低下する。その時は、圧力スイッチによってピス
トンポンプを再度駆動させ、それにより追加的なペイン
トを加圧アキュミュレーターに送達する。斯くして、ス
プレーデバイスに供給されるペイントの圧力はスプレー
継続中に、所望されざることに800psigから40
0psigの間を変動する。加圧アキュミュレーターは
、遠隔位置塗装のためにペイント供給装置から取り外さ
れた場合には勿論、加圧アキュミュレーターをただ1回
充填するだけのバッチモード送達に於て作動される。
【0036】米国特許第4708088号に記載される
装置は本発明の好ましい目的のためには使用し得ない。 先に議論されたように、超臨界二酸化炭素の如き流体が
高い圧縮性を有することから、前記米国特許に記載され
る方法を提供するのは容易ではない。本発明の好ましい
具体例に於ては、超臨界的な流体を既知の質量ベースに
於て、非圧縮性配合物を使用して正確に比率配分し、次
いで、生じた混合物を単一相にてスプレーガンに送達す
ることである。米国特許第4708088号に記載され
る装置に於て生じる如き厳しい圧力変動は、それが極く
僅かであっても超臨界二酸化炭素の所望されざる蒸発を
引き起こしその結果、スプレーガンに2相を出現させ、
それが不規則な噴霧及びコーティングの品質低下を招く
。更には、米国特許第4708088号に記載される装
置は、流体を加熱するための手段を提供しないばかりか
、流体を環境温度以上の特定の温度レベルに維持するた
めの手段を提供しない。そうした加熱手段は然し乍ら、
本発明の好ましい具体例に於ては必要である。そこでは
1つ以上の流体の温度が上昇され且つその臨界温度以上
の温度維持される。実際上、こうした圧縮性流体の多く
のもの、そして特に二酸化炭素を使用しての上記米国特
許に記載された400psigから800psigの圧
力範囲及び上限は、本発明の好ましい具体例に従って混
合物の圧力が上昇されるところの二酸化炭素の臨界圧力
である1057.4psigに接近すらするものではな
い。従って、圧力アキュミュレーターの使用を別として
、米国特許第4708088号に記載される装置は本発
明の目的を達成するためには全く異なるものである。
【0037】単一の駆動源を使用しての比率計量のため
の方策が米国特許第3967634号に記載される。そ
れによれば、2つ以上の計量シリンダーに可変レバーア
ームを介して連結された往復型駆動モーターが、そのス
トロークを通して計量シリンダーの各々を測定及び予備
決定されたストロークに於て作動せしめそれにより、ス
トローク調整による異なる容積流量を提供する。液体を
計量するための他の方策が米国特許第3107034号
に記載され、そこでは往復作動式の液圧ポンプが、電気
モーター及びポンプの組み合わせ体によって提供される
加圧作動液によって駆動される。加圧作動液は各々の液
圧ポンプ内部に弁を介して選択的に流入しそれにより、
夫々の液圧ポンプの往復作動の速度をコントロールし、
それに対応してポンプ給送される物質の容積流量をコン
トロールする。この形式のシステムでは、ポンプが”ス
トールモード”となり、プロセスシステム内に背圧が生
じた場合に電気駆動体の焼け付きを防止するために、バ
イパス弁その他保護手段が必要である。
【0038】米国特許第4505405号に記載される
改良に於ては、液体物質をポンプ給送するためのシステ
ムは往復作動ポンプを具備し、該往復作動ポンプは作動
液によって駆動される液圧作動型モーターによって駆動
される。ここでは作動液は往復作動する比率器を介して
液圧モーターを駆動するために使用される。往復作動す
る比率配分器は、予備決定空気圧下で運転される往復作
動空気モーターによって駆動される。この様式における
システムオペレーションは、システム背圧が空気モータ
ー適用圧力とバランスした時、空気モーターが”ストー
ル”し、それによって往復作動ポンプに適用される圧力
が制限され、更にポンプ給送される液体物質の出口圧力
もまた制限されるようなものである。これは、空気モー
ターを損傷から保護するための特別な保護手段を必要と
することなく達成される。米国特許第4019652号
及び4170319号には、2つの流体成分を、混合プ
ラスチックその他注型のための流体成分を大量に或いは
数ショット送達するための、予備決定流量率に於て混合
するためのシステムが記載される。1具体例に於ては別
個の成分が、各々選択された予備決定圧力に於て別個の
アキュームレーターに充填される。各アキュームレータ
ーに於ては、所望の質量流量を提供するための別個の圧
力及び混合デバイスへの入口ポートの予備決定寸法比率
が選択される。米国特許第4522789号には、2つ
の液体成分を混合及び分配するための方法及びシステム
が記載され、それによれば2つの成分は、ある比率に於
て結合された場合に化学的に反応する。このシステムに
は、反応性成分の各々を共通混合マニホルドを通して送
達し、該マニホルドから分与装置へと送達するための別
個の貯蔵容器及びポンプが含まれる。このシステムには
1方の容器に於て、弁付きの閉ループサブシステムを通
して液体を容器に戻すためのポンプが更に含まれる。閉
ループには分与装置への結合のためのエントリーポイン
トが具備される。全ての液体を分与するために使用され
るポンプは往復作動式のポンプであり、その幾つかは往
復作動し得る空気駆動体によって駆動されるものである
。米国特許第3912127号には、容積型ポンプを使
用する流体計量システムが、物理的ポンプ給送システム
に於て生じる液漏れ及び不連続性を補償するために、詳
しくはポンプピストンがシリンダー内を逆方向に移動す
る場合の、直線ポンプ位置の関数としての、ポンプスト
ロークのトップ及びボトム切り替わりの2つの位置にあ
る間の流体の損失量を補償するための、ポンプストロー
ク偏倚トランスデューサー及び電気制御回路と共に使用
されている。電気制御回路による補償はまた、ポンプス
トローク偏倚の各位置に対してもまた提供され、それが
ピストン運動の単位増分当りの流体アウトプットを低減
させ、またシステムにおける遅延評価に基く流体分与量
のエラーを低減する。これらの方法及び装置は少なくと
も2つの流体を混合デバイスに予備決定された容積率に
於て送達するために、一般に、2つの流体を所望の質量
割合に於て提供し且つ維持するための往復作動デバイス
に依存している。そうした方法及び装置は2つ以上の非
圧縮性液体を予備決定割合に於て送達するために適した
ものであり得るが、それらは全体としては、1つ以上の
流体が圧縮性流体である場合には不適当であり得る。 これは、圧力の変動によって生じ得る変動が比率配分を
不正確なものとするからである。更には、前記の各米国
特許に於て示されるような従来技術は2つ以上の容器、
好ましくはアキュームレーター間における流体の往復動
を含む本発明のそれの如き、簡単で且つ洗練された加熱
、混合及び加圧システムをも開示しない。
【0039】
【実施例の説明】以下の記載は、基材上にスプレーされ
るに適した、比率配分されたコーティング用配合物及び
二酸化炭素のような超臨界流体の混合された液体混合物
を提供することを主眼とするが、本発明はこの具体例に
制限されるものではない。以上の論議から容易に理解さ
れるように、本発明は任意の意図する爾後の用途に望ま
しい混合物を形成するために望ましい混合物を形成する
ために任意の圧縮性及び非圧縮性流体の比率配分を行う
ことを包括するものである。ここで使用するものとして
の「コーティング配合物」或いは「コーティング組成物
」とは、これまで超臨界流体と混合されることの無かっ
た、従来からの代表的なコーティング目的の組成物を意
味するものであることを理解されたい。また、「混合さ
れた液体混合物」或いは「混合されたコーティング配合
物」とは、コーティング配合物を少なくとも1種の超臨
界流体と混合したものを意味する。本発明との関連上、
超臨界現象を手短に述べる。超臨界流体現象は良く知ら
れている。フロリダ州Boca  RatonのCRC
  Press社の発行したCRC  Hancboo
k  of  Chemistry  and  Ph
ysics,  67thEditionのページF−
62−F64を参照されたい。臨界点より高い圧力にお
いて、生成する超臨界流体或いは「稠密(dense)
 ガス」は液体の密度に近い密度を得、かつ液体の性質
の内のいくつかを帯びることになる。これらの性質は流
体組成物、温度、圧力に依存する。移行点における臨界
点は、物質の液体としての性質及び気体としての性質が
互いに混じりあいそれにより或る物質に対して臨界圧力
と臨界温度との組み合わせとして定義される。臨界温度
は、それを超えると気体が圧力の増大によっても液化し
得ない温度として定義される。臨界圧力は、臨界温度に
おいて2相の出現をもたらすに丁度充分な圧力として定
義される。超臨界流体の圧縮率は、臨界温度の直上で大
きく、圧力をわずかに変えると超臨界流体の密度を大き
く変えるに至る。超臨界流体の一層高い圧力における「
液様」挙動は、「臨界未満の(sub−critica
l)」化合物に比べて可溶化容量を大きく高めることに
なり、液体に比べて拡散係数が大きくなり、有用な温度
範囲が広がる。高分子量の化合物が超臨界流体に比較的
低い温度で溶解され得ることがしばしばある。超臨界流
体に伴う興味ある現象は、高分子量溶質の溶解度につい
て「限界圧力」が生じることである。圧力を上げるにつ
れて、溶質の溶解度がほんのわずかの圧力増加で、数オ
ーダーの大きさで増大することがしばしばある。近超臨
界(near−supercritical)液もまた
超臨界流体と同様の溶解度特性及びその他の関係ある性
質を示す。溶質は、たとえ低い温度で固体だとしても、
超臨界温度で液体になり得る。加えて、流体「変性剤」
が比較的低い濃度においてさえ、超臨界流体特性を有意
に変え得ることがしばしばあり、いくつかの溶質につい
て溶解度を大きく増大させ得ることを立証した。これら
の変化は本発明に関して用いる通りの超臨界流体の概念
の範囲内であると考える。よって、本明細書において用
いる通りの「超臨界流体」なる語句は、或る化合物の臨
界温度及び臨界圧力(臨界点)における、それらより高
い或いはわずかに低い状態での化合物を表わす。超臨界
流体として使用効果を有することが知られている化合物
の例を表1に挙げる。
【0040】
【表1】
【0041】超臨界二酸化炭素流体が、コーティング配
合物において、環境への安全性があり、超臨界温度が低
く、毒性が低く、非引火性であり、キセノン或いはクリ
プトンに比べてずっと安価であることにより、好ましい
超臨界流体である。同様の理由から、超臨界亜酸化窒素
(N2 O)もコーティング配合物と混合するに望まし
い超臨界流体である。しかし、上述した超臨界流体及び
それらの混合物の内のいずれも本発明において用いるこ
とが出来る。超臨界二酸化炭素流体の溶解作用は低級脂
肪族炭化水素(例えば、ブタン、ペンタン或いはヘキサ
ン)と同様であり、その結果、超臨界二酸化炭素流体を
、慣用のコーティング配合物の炭化水素溶媒の置換物と
考えることができる。その上、低級脂肪族炭化水素はあ
まりに揮発性であり、固有の爆発及び火災の危険をもた
らすため、慣用のコーティング配合物に用いることがで
きないが、二酸化炭素は非引火性、非毒性であり、環境
上容認し得る。よって、二酸化炭素を本発明の方法にお
いて用いることから安全上の利点もまた生じる。超臨界
流体のコーティング配合物への溶解性により、エアレス
スプレー技術によりスプレーされ得るのみならず、所望
のフェザードスプレーパターンを形成する単一相液体混
合物が形成され得る。
【0042】先に論議したように、本発明は、これに制
限されるわけではないが、特に正確に比率配分された量
の超臨界流体、特に超臨界二酸化炭素とコーティング配
合物との混合液体混合物を調製するのに応用し得る。こ
こで使用するものとしての「先駆超臨界流体」とは、臨
界状態にはないが本発明の装置において処理される結果
として臨界状態に移行する二酸化炭素、亜酸化窒素等の
ような流体でありそして追加的に既に臨界状態にある物
質をも含むものである。本発明は、狭義には、配合物の
溶剤分中約30重量%未満の、好ましくは約20重量%
未満の水が存在するかぎり、コーティング配合物の種類
には特に制約されない。従って、エアレススプレー技術
を使用して従来からスプレーされている、上記の水要件
に合う実質上任意のコーティング配合物もまた本発明方
法及び装置によりスプレーされうる。そうしたコーティ
ング配合物は代表的に、塗装作業や仕上作業に対して或
いは様々の接着剤配合物の被覆その他に使用される。こ
うしたコーティング配合物はまた、農業分野で、肥料、
除草剤、殺虫剤等を散布するのに代表的に使用されるも
のをも含む。一般に、こうしたコーティング配合物は代
表的に、接着剤、塗料、ラッカー、ワニス、薬剤、潤滑
剤、保護油、非水性洗剤等いずれであれ、基材上にコー
ティングを形成することの出来る成分を少なくとも1種
含有する固形分を含んでいる。代表的に、この少なくと
も1種の成分はコーティング業界でよく知られたポリマ
ー成分である。一般に、本発明の固形分として使用され
るポリマーのような物質は、それらが少なくとも1種の
超臨界流体と最終的に混合されるときに関与する温度/
圧力に耐えることが出来ねばならない。そうした適用可
能なポリマーとしては、熱可塑性或いは熱硬化性材料或
いは架橋性フィルム形成用材料系でありうる。特に、ポ
リマー成分としては、ビニル、アクリル、及びスチレン
系、並びにビニル、アクリル、及びスチレン系ベースの
インターポリマー;ポリエステル、油を含まないアルキ
ド、アルキド等;ポリウレタン、油改質ポリウレタン及
び熱可塑性ウレタン系;エポキシ系;フェノール系;酢
酸ブチレート、酢酸プロピオネート及びニトロセルロー
スのようなセルロース系エステル;ユリアホルムアルデ
ヒド、メラミンホルムアルデヒド及び他のアミノプラス
トポリマー及び樹脂材料のようなアミノ樹脂;天然ガム
及び樹脂;不飽和ニトリルとジエンとのコポリマーであ
るニトリルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、熱可塑性
ゴム、ネオプレン或いはポリクロロプレンゴムその他を
含むゴム基接着剤が挙げられる。固形分に含まれうるポ
リマー物質に加えて、コーティングにおいて代表的に使
用されてきた従来からの添加剤もまた使用可能である。 例えば、顔料、顔料エキステンダー、金属フレーク、充
填(増量)剤、乾燥剤、消泡剤、皮張り防止剤、湿潤剤
、紫外線吸収剤、架橋剤、並びにその混合物がすべて、
本発明の方法によりスプレーされるべきコーティング配
合物において使用出来る。上に挙げた様々の添加剤と関
連して、顔料がコーティング配合物中に存在することが
望ましい。これは、顔料がスプレーされた配合物からの
超臨界流体の放離を助成し、改善された噴霧化をもたら
すことが見出されたからである。固形分に加えて、溶剤
分が、接着剤或いは塗料であれ、ラッカーであれ、ワニ
ス等であれ或いは農業用スプレーであれ、固体分を一つ
の媒体から別の媒体並行するビヒクルとして働かせるた
めにコーティング配合物中で代表的に使用される。 ここで使用するものとしての「溶剤分」とは、実質上任
意の活性有機溶剤及び/或いは溶液、分散液或いは懸濁
液いずれかを形成するよう固形分と少なくとも部分的に
混和しうる非水性希釈剤から成る。ここで使用するもの
としての「活性溶剤」とは、固形分が少なくとも部分的
に可溶である溶剤である。エアレススプレー技術による
被覆に対して特定のコーティング配合物を形成するため
に与えられた固形分に対してどの特定の溶剤を選択する
かは従来通り決定され、当業者はそれを周知している。 一般に、約30重量%までの水、好ましくは約20重量
%までの水もまた、カップリング溶剤がまた配合物中に
存在するなら、溶剤分中に存在しうる。そうした溶剤分
のすべてが本発明において適当である。カップリング溶
剤は、固体分中に使用されるポリマー化合物が少なくと
も部分的に可溶であるような溶剤である。しかし、最も
重要なことに、そうしたカップリング溶剤はまた、少な
くとも部分的に水と混和しうる。斯くして、カップリン
グ溶剤は、配合物が最適にスプレーされそして良好なコ
ーティングが形成されるように、単一の相が望ましく維
持される程度まで固形分、溶剤分及び水の混和性を改善
することを可能ならしめる。カップリング溶剤は当業者
によく知られておりそして上述した特性、即ち固形分の
ポリマー成分が少なくとも部分的に可溶でありそして水
が少なくとも部分的に混和性であるという性質を満足し
うる任意の従来からのカップリング溶剤がすべて本発明
において使用されるに適当である。本発明において使用
されうる適用可能なカップリング溶剤の例としては、限
定されるものではないが、エチレングリコールエーテル
、プロピレングリコールエーテル、その化学的及び物理
的組合せ、ラクタム、環状ユリア等が挙げられる。特定
のカップリング溶剤としては(最も有効性が高いものか
ら有効性が最も少ないものの順に列挙すると)、ブトキ
シエタノール、プロポキシエタノール、ヘキソキシエタ
ノール、イソプロポキシ2−プロパノール、ブトキシ2
−プロパノール、プロポキシ2−プロパノール、ter
t−ブトキシ2−プロパノール、エトキシエタノール、
ブトキシエトキシエタノール、プロポキシエトキシエタ
ノール、ヘキソキシエトキシエタノール、メトキシエタ
ノール、メトキシ2−プロパノール、及びエトキシエト
キシエタノールが挙げられる。n−メチル−2−ピロリ
ドンのようなラクタム及びジメチルエチレンユリヤのよ
うな環状ユリアもまた含まれる。水がコーティング配合
物中に存在しないとき、カップリング溶剤は必要ではな
いが、しかしまだ尚使用しうる。代表的なコーティング
配合物において存在しうるそして本発明において使用さ
れうる他の種溶剤、特に活性溶剤としては、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メシチ
ルオキシド、メチルアミルケトン、シクロヘキサノン及
び他の種脂肪族ケトンのようなケトン類;メチルアセテ
ート、エチルアセテート、アルキルカルボキシリックエ
ステルのようなエステル類;メチルt−ブチルエーテル
、ジブチルエーテル、メチルフニルエーテル及び他の脂
肪族或いはアルキル芳香族エーテルのようなエーテル類
;エトキシエタノール、ブトキシエタノール、エトキシ
2−プロパノール、プロポキシエタノール、ブトキシ2
−プロパノール及び他のグリコールエーテルのようなグ
リコールエーテル類;ブトキシエトキシアセテート、エ
チル3−エトキシプロピオネートその他のようなグリコ
ールエーテルエステル類;メタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソ−プロパノール、ブタノール、イソ−
ブタノール、アミルアルコール及び他の脂肪族アルコ−
ルのようなアルコ−ル類;トルエン、キシレン及び他の
芳香族炭化水素或いは芳香族溶剤の混合物のような芳香
族炭化水素類;VM&Pナフサ及びミネラルスピリット
並びに他の脂肪族炭化水素或いはその混合物のような脂
肪族炭化水素類;2−ニトロプロパンのようなニトロア
ルカン類が挙げられる。溶剤或いは溶剤ブレンドの選択
に重要な構造関係の概説は、Ind.Emg.Che.
24,162,1985及びJ.Phys.Chem.
58,1099,1954に掲載されている。もちろん
、カップリング溶剤並びに活性溶剤を兼用して機能しう
る溶剤も存在し、そして一つの溶剤が両方の目的を達成
するのに使用されうる。そうした溶剤としては、例えば
、ブトキシエタノール、プロポキシエタノール及びプロ
ポキシ2−プロパノールが含まれる。グリコールエーテ
ルが特に好ましい。スプレー用途を意図するコーティン
グ配合物に従来から存在する適当な添加剤もまた、本発
明において使用出来、その例は硬化剤、可塑剤、表面活
性剤等である。
【0043】ここで、図2を参照すると、コーティング
配合物を二酸化炭素と共にポンプ送給、加圧、計量、比
率配分、加熱、及び混合して、いつでもスプレーしうる
態勢にある実質上正確に所望された比率で存在するコー
ティング配合物及び超臨界二酸化炭素を含む混合液体混
合物を形成することの出来る装置が示されている。上述
したように、この論議は特に二酸化炭素に焦点を合わせ
ているが、この物質に限定されるものではない。本発明
は特に圧縮性流体及び非圧縮性流体の混合物を混合し、
加熱しそして加圧するために特に適したものであるが、
本発明の装置及び方法を使用して流体の任意の混合物を
調整し得る。超臨界流体を使用してコーティング配合物
を調整する場合は、実際上表1に呈示したもののような
、特定用途に対して適当な超臨界状態に移行しうる任意
の流体もまた使用可能である。詳しくは、二酸化炭素の
如き先駆物質超臨界流体はタンク或いはシリンダー1の
ような任意の供給源から液体として供給される。好まし
くは、液体二酸化炭素が、使用される供給源を問わず、
そこから半連続バッチベースに於て供給される。その室
温での蒸気圧が(概略800−850psig)である
液体二酸化炭素が、アキュームレーター3の如き一次容
器内に導入される。同様に、圧力容器或いはポット2の
ような任意の好適な供給源からコーティング配合物が供
給される。コーティング配合物もまた、使用される供給
源を問わず、そこからバッチベースで供給される。 室温のコーティング配合物が、それがアキュームレータ
ー4の如き別の1次容器内に導入されるに際して計測さ
れる。双方の1次容器には、その内容物の少なくとも一
部分を除去しそれらを、以下に更に論議される往復動混
合ループ内の2次容器へと導入する幾つかの手段が具備
される。好ましい具体例に於ては流体は、一次容器内部
に位置付けたピストンを使用してそれら流体の全て或い
は一部分を排斥させることによって1次容器から除去さ
れる。前記ピストンは、従来のアキュームレーターに於
て見られるように、適宜の有効なシール手段を具備し且
つ容器の長手方向を往復作動によって横動し得る。以下
に議論されるように、ピストン排斥手段による排斥は、
1次容器を出る流体の量を判断するために使用され得そ
れにより、要求される混合の正しい比率配分を容易化す
る。
【0044】図2に示される具体例では夫々の流体を受
容するためにただ1つの1次容器が使用されることが示
されるが、所望であれば、追加的な流体のために一般に
1つの流体につき1つの容器であり得る追加的な1次容
器を使用し得ることを理解されたい。何れの流体も配合
物の混合物から成り立ち得、また本発明はそうした可能
性を範囲内に有するものである。コーティング配合物並
びに先駆物質超臨界流体は共に、次いで望ましくは2次
アキュームレーター16及び17である往復動混合ルー
プ内の2次容器に導入され、一方、1次容器を出る流体
の質量が、正しく比率配分された流体量が2次容器内に
導入されるように決定される。2つの2次アキュームレ
ーター16及び17及び望ましくは静的ミキサー23か
ら構成される往復動ループは次いで加圧されそれによっ
て、流体物質が前記2つの2次アキュームレーターの間
で往復動され静的ミキサー23に通されることにより、
先駆物質超臨界流体が超臨界ステージに入った場合のよ
うに、所望の度合いの加熱及び加圧が得られるまで混合
及び加熱される。顔料、金属片、充填材その他の如き不
溶性固体が存在することを除き単一相が確立された時、
完全な混合が入手され且つ熱力学的平衡が達成される。 往復動ループ内での流体の加熱は任意の従来手段によっ
て達成される。そうした手段には、往復動ループに位置
決めされた熱交換器が含まれ得る。望ましくはこの加熱
手段は蒸気ジャケットの如き2次容器上或いは内部に直
接的に位置決めされ得或いは別様には、2次的なアキュ
ームレーター容器上に設けた1つ以上の電気加熱要素2
1を含み得る。流体混合物の加圧もまた、当業者には周
知の任意の従来手段によって提供され得る。アキューム
レーターを使用することにより、そうした加圧はアキュ
ームレーターの内容物を排斥するピストンの背圧を単に
調整することによって提供され得るが、この加圧方法は
好ましいものである。
【0045】図2にはただ2つの2次容器だけが示され
るが、任意の数のそうした2次容器を使用し得ることを
理解されたい。しかしながら、2つ以上の2次容器の使
用は著しい改善結果をもたらさない。2次アキュームレ
ーター16及び17及び静的ミキサー23間での往復動
は、リザーバ35から供給される作動液を加圧するため
に使用される空気作動式の液圧ポンプ36の如き従来か
らの任意の動力源によって提供される。該液圧ポンプ3
6は2次アキュームレーター16及び17内のピストン
”A”及び”B”を夫々駆動する。斯界に周知の圧縮空
気、電気機械的駆動体その他の従来的な動力源をも使用
可能である。別様には流体は、市販入手し得る往復動ル
ープ内に位置付けたポンプ給送手段の如きその他の従来
的手段によって、2次容器間を往復動させ得る。往復動
混合、加熱そして加圧ループ内部での周期流れ方向逆転
及び制御は、液圧流体システムにおける背圧調整器33
、圧力スイッチ28及び、望ましくは4方ソレノイド弁
である4方弁32、によって為される。圧力スイッチ2
8は、ピストンが実質的にその移動の終端に到達した場
合にアキュミュレーターの1つの圧力が背圧調整器33
の背圧を超過した場合に作動し、それによって4方弁3
2が作動され所望の流れの逆転が引き起こされる。この
ようにして、1つの2次容器から他の2次容器への流体
の排斥は、一方の2次容器からの流体の排斥が止まり、
そして他方の2次容器に導入される瞬間に於て流れが逆
転されそれにより、流体を受けていた容器が今やそこか
ら流体を除去するモードとされ、またその逆の状態とさ
れるよう、所望通りに同期される。望ましくは往復動は
、アキュミュレーター、即ちピストン内の排斥手段がア
キュミュレーターの実質的に全部の内容物を排斥して他
のアキュミュレーターに移送させそれによって適正な混
合を保証するよう制御される。
【0046】図2にシンボルを使用して概略示される本
発明の方法及び装置が以下に更に詳しく説明される。好
ましくは、全ての剛性結合部は市販入手され得るシーム
レスの、溶接された、5000−psig圧力等級の、
Swagelockフィッティング或いは同等物を使用
するタイプ304ステンレススチール製液圧チュービン
グASTM  A−269から作成される。可撓性の結
合部は、3000psig圧力等級のGracoスタチ
ック−フレ−ナイロンホースモデル#061−221或
いは5000psig圧力等級のGraco  スタチ
ック−フレーナイロン高圧ホースモデル#061−24
1である。
【0047】市販入手可能な二酸化炭素圧力シリンダー
1がアキュミュレーター3に連結される。該アキュミュ
レーター3はミルアンドマインサービスService
s,社のTobul  Accumulators  
Divisionから市販入手し得るTobul  A
ccumulator  model  3AT30−
1であり得る。コーティング配合物圧力容器2は、代表
的には例えば、Binks  Manufacturi
ng社から入手され得るモデル83−5508の如き、
市販入手可能な攪拌低圧容器であり、これがTobul
  AccumulatorModel3AT30−2
の如きアキュミュレーター4に連結される。アキュミュ
レーター4は好適な手段によってピストンロッド26を
そのピストンの面に連結することにより改変され得る。 ピストンロッド26はアキュミュレーター4のガス端部
キャップを貫いて伸延しそして好適なパッキングデバイ
スによってシールされる。ピストンロッド26には、ア
キュミュレーター4の容積に対して較正された目盛りが
刻まれる。この目盛りが、シリンダー内のコーティング
配合物の量の決定と、そこから排出されるコーティング
材料の量の監視とを可能とする。アキュミュレーター4
のガス端部キャップは好ましくは、任意の好都合な供給
源から供給される圧縮空気を、圧縮空気ヘッダー弁に連
結した電気的緊急遮断スイッチ5及びWhitey社の
モデルSS−43XF4の如き3方弁7を介して結合す
るためのフィッティングを提供するために更に改変され
る。圧縮空気供給源は、圧力ポット2及び、市販入手さ
れ得るHaskeo社のModelMLP−46シング
ルストローク往復作動ポンプの如き任意の好適なオイル
ポンプである液圧ポンプ36にもまた結合される。アキ
ュミュレーター3のピストンは、アキュミュレーター3
と液圧ポンプ36とを連結するライン内の弁14及び3
0を通してオイルリザーバ35からポンプ36によって
ポンプ給送された作動液によって駆動される。背圧調整
器34が、アキュミュレーター3からオイルリザーバ3
5への戻り流路内で作動液システムに相互結合され、圧
力調整及びリリーフを提供する。
【0048】1次アキュミュレーター3及び4が、好適
なライン及び弁9、10、11そして15によって往復
混合ループ及びスプレーガン物質を供給するための2次
アキュミュレーター16及び17に連結される。Tob
ul  Accumulatorモデル4.7A30−
4の如き任意の市販入手されるアキュミュレーターが好
適である。2次アキュミュレーター16及び17は、市
販入手し得るKenicsタイプの流体静的ミキサーモ
デル37−06−110の如き静的ミキサー23を含む
ラインによって相互結合される。このラインは、好適な
フィッティング及び弁11、24及び25を通して、完
全に混合された超臨界流体コーティング配合物混合物を
スプレーガンに、またスプレーガンから提供する。該ス
プレーガンは任意の市販入手可能なエアレスの及び或は
エアアシスト型のエアレススプレーデバイスであり得、
また選択される噴霧装置の形式によって、循環を伴って
或いは循環無しで作動され得るものである。2次アキュ
ミュレーター16及び17のピストン”A”及び”B”
は、弁29、30及び31を含むラインを通して、ポン
プ36によって供給される作動液によって駆動される。 作動液システム内のこの部分には、圧力調整及びリリー
スを提供するための、市販入手し得るBinks  M
anufacturing  社のモデル84−421
の如き背圧調整器33及び、Vikers社のモデルD
G4V−3−2A−M−W−B−40の如き、任意の市
販入手され得るソレノイド弁の如き4方弁32を作動さ
せるための、SOR社のtatic  O−リング圧力
スイッチの如き圧力スイッチ28もまた位置付けられる
。前記4方弁32は2次アキュミュレーター16及び1
7への作動液流れを逆転切替を提供する。圧力スイッチ
28及び4方弁32は、装置の過剰圧力に対する追加的
な保護を提供するための緊急遮断デバイス27によって
リンクされる。
【0049】圧力調整スイッチ及び4方弁を使用するの
に代えて、往復動ループ内部での流体の流れの方向得を
変化させるための、当業者に周知のその他の圧力検出デ
バイス、スイッチングデバイスもまた、本発明での使用
に好適である。例えば、圧力トランスデューサーを、容
器内の圧力を検知しその信号を信号プロセッサーに送る
ために使用可能である。そうした信号プロセッサーは、
結局、2つの3−サイクル弁或いは別様には、往復動ル
ープ内での流体流れ方向を適宜コントロールし且つ逆転
させるようになっている4つのオン/オフ弁を作動させ
るための電気信号を提供し得る。ヒーター21及び22
が、流体が混合される時、それら流体を運転温度へと加
熱しそしてスプレー作業中にその温度に維持するために
2次アキュミュレーター16及び17の周囲に取付けら
れる。流体への効率的な熱エネルギー移行が達成される
よう、任意の標準形式のヒーターを使用し得る。最も好
ましい形式はバンドタイプヒーター或いはケーブルタイ
プヒーターであり、それらはWatlowElectr
ic  Manufacturing社の如き供給者か
ら市販入手可能である。従来通りの蒸気ジャケットの如
き加熱手段もまた使用し得る。往復動ループ温度は、温
度制御システム18と関連作動される熱電対19及び2
0によって監視される。前記温度制御システム及び熱電
対は、標準的な市販入手され得る方法及び装置から選択
され得、本発明の範囲に対しては臨界的なものではない
。 周囲環境中に圧力を釈放する図示の如き圧力釈放弁が、
装置を過剰加圧から保護するために各々のプロセスルー
プに於て設けられる。図2には計画的に配置された圧力
インジケーター、ドレン弁及びサンプル弁もまた示され
る。
【0050】本発明の運転に際しては、3つの別個の相
が存在する。即ち、給送相と、混合及び加熱のための往
復動相とそしてスプレー相である。給送相に於ては、所
望の超臨界流体対コーティング配合物質量比率は、アキ
ュミュレーター4の如き1次容器から、容積インジケー
ター26その他任意の好適な質量測定手段を使用して給
送されるコーティング配合物を調整及び制御することに
よって達成される。斯くして、排斥される流体の容積の
みならず特定の流体の密度を知ることにより、往復動ル
ープに給送される実際の質量を引き出すのはたやすいこ
とである。二酸化炭素の質量は、アキュミュレーター3
における二酸化炭素の容積及び温度そしてそこでの圧力
によって固定されることから、プロセスに対して設置さ
れる特定の装置に対する比率方程式は一定となる。圧縮
性流体を収容する容器内の圧力及び或は温度の変化は、
標準的な及び周知のガス法則を使用することによって容
易に考慮され得る。
【0051】要求されるものではないが、本発明の好ま
しい具体例に於ては、圧縮性流体を収納するアキュミュ
レーターの実質的に全ての内容物を、既知の温度及び圧
力での容積が容易に知られるようにして移送することが
一般に所望される。従って、圧縮性流体を収容するアキ
ュミュレーターは、アキュミュレーターの容積に対して
構成されたピストンロッド26をも具備し得る。このよ
うにして、排斥される容積が容易に知られ且つ圧縮性流
体の質量が簡単に引出され得る。本発明の更に別態様に
於ては、1次容器と共にロードセル(図示せず)が使用
され得、1つ以上のアキュミュレーターを出る質量が直
接計測され得る。その他の市販入手され得且つ好適な質
量計測デバイスをも使用出来る。運転を開始させるため
にスイッチ5が賦活されそれによりヘッダエアライン弁
6が開放され、圧縮空気がコーティング配合物が予備充
填した圧縮ポット2に提供される。この圧縮ポット2で
の圧力は60及び80psigの間に調整される。次い
で、図示されない攪拌機駆動体を作動させることにより
、圧縮ポット2の内容物の攪拌が開始される。ドレン弁
8が開放されそれによって圧縮ポット2からのコーティ
ング配合物流れが開始され、給送ラインからの空気のブ
リーディングが許容される。コーティング配合物がドレ
ン弁8から自由に流動すると、ドレン弁8は閉じそして
弁9が、アキュミュレーター4からの空気を通気させる
ために位置決めされた3方弁7と共に開放されそれによ
り、コーティング配合物をしてアキュミュレーター4内
に流入可能ならしめる。測定ロッド26の目盛りによっ
てアキュミュレーター4が充満したことが示されると、
弁9が閉じそして弁7が空気供給位置に切り替えられ、
それによってアキュミュレーター4の空気圧力は約80
psigにセットされる。
【0052】次いで二酸化炭素アキュミュレーター3が
、先ず弁14及び背圧調節器34を開放し次いで弁13
を開放することによって、シリンダー1から充填される
。二酸化炭素アキュミュレーター3は望ましくは、その
ピストンがその移動の限界長さにある場合に予備決定さ
れた正確な量の液体を収納する、目盛り付けされた容器
である。これは、弁12がひび割れによって開放した場
合に急速に蒸発する液体及び或は氷の噴霧が検出された
場合に確認される。この時点に於て、二酸化炭素アキュ
ミュレーター3内の圧力は、ゲージ上に表示されるよう
に、約800乃至850psigのシリンダー圧力であ
るべきである。次いで弁13、弁14並びに背圧調節器
34が閉じられる。上記議論ではコーティング配合物即
ち、非圧縮性の流体が先ず1次容器に導入され次いで液
体二酸化炭素、即ち圧縮性流体が導入されることが論議
されたが、1次容器への導入の順序は本発明にとって臨
界的なものでは無く、何れの流体をも最初に導入し得る
ものであることを理解されたい。この時点に於て両流体
は、流体を予備決定された比率に於て往復動混合、加熱
及び加圧ループに収納された2次容器へと供給する、目
盛り付けされた1次容器3及び4に導入されている。 次ぎなるステップは、コーティング配合物並びに二酸化
炭素を、特定のスプレー用途のために所望されるコーテ
ィング混合物を提供するための所望の質量比率で移送す
ることである。
【0053】本発明の好ましい具体例に於ては、コーテ
ィング配合物は先ず往復動ループに供給される。この様
式における1つの利益は、低圧の圧縮空気を、それが室
温及び大気圧にある場合にシステムを充填するために使
用され得る限りに於て、必要とされる設備が最小限であ
る簡易性にある。従って、先ず二酸化炭素が充填される
場合(そうしても良いが)にそうであるように、高圧ポ
ンプ及び付属的設備は不要である。往復動混合ループ、
にコーティング配合物を充填するために、弁9、10及
び11が開かれそれにより2次アキュミュレーター16
及び17そしてプロセスラインが、測定ロッド26の目
盛りによって表示されるような所望のコーティング配合
物容積で充填される。移送が終わると弁9、10は閉じ
られ、弁7を通気位置に再位置決めすることによってア
キュミュレーター4から圧力が送られる。先駆物質超臨
界流体を充填するために、約40psigの圧力に調整
した状態で弁37を開くことにより、先ず液圧システム
がスタートされる。弁10及び15が開かれ、往復動ル
ープは流れが止まるまでゆっくりと充填される。この時
点で弁10は閉じられる。次いでアキュミュレーター3
内の残余の二酸化炭素がドレン弁8及び12を開くこと
によって排出され、次いで背圧調節器34を開くことに
よって液圧システム内の圧力が放出される。最後に、弁
30が閉じられそして弁8、12そして15が閉じられ
る。一般に、1つのアキュミュレーター、例えばアキュ
ミュレーター16の容積と同等の容積だけが、往復動ル
ープシステムに存在する。
【0054】加圧、加熱及び混合の第2のステージが、
弁29及び31を開きそれによって作動液の往復動ルー
プの液圧側への流入を開始させることによって開始され
る。システムが作動油で充填されると弁29が閉じられ
る。次いでシステムの圧力は背圧調節器34を調節する
ことによって所望のレベルに設定される。超臨界二酸化
炭素を入手するために、圧力は通常、1200乃至18
00psigの運転圧力範囲内に背呈される。アキュミ
ュレーターが使用されない場合は、往復動ループ内の所
望の圧力は、従来からの、例えば、往復動ループ内に位
置決めされ且つ従来からの動力源によって駆動される往
復作動ポンプによってもまた提供され得る。次いでヒー
ター21及び22が賦活されることによって、システム
に充填されていた2つの流体が加熱されそして、2次ア
キュミュレーター16及び17間での往復動が生じるに
際し、静的ミキサー23を通して混合される。2次容器
内の圧力を、そうした圧力測定に応答して信号を発生す
る圧力スイッチ28の如き圧力検出デバイスと発生され
た信号に応答する、4方弁32の如きスイッチング手段
との間における相互作用によって往復動が達成される。
【0055】一例として、2次アキュミュレーター16
内のピストン”A”の面に作動液の圧力が行使されると
、それによってピストンは下降し、混合されたコーティ
ング配合物を静的ミキサー23及び弁11を経て2次ア
キュミュレーターから排斥する。排斥された混合された
コーティング配合物は次いで、同時に2次アキュミュレ
ーター17に導入され、それによってそのピストン”B
”が、混合物が導入されるところの2次アキュミュレー
ター17の端部を離れて上昇し、結局それが作動液をし
てプロセスライン及びソレノイド弁32そして背圧調節
器33を通してオイルリザーバー35へと流動せしめそ
れにより、液圧ループ、例えばポンプからシステムを通
してオイルリザーバーに至り、そしてポンプに戻る液圧
ループを閉じる。ピストン”A”がその移動の端部に到
達すると、液圧システムの圧力は圧力スイッチ28によ
って設定された限界圧力となり、それが結局ソレノイド
弁32を作動し、圧力スイッチをしてその第2位置へと
変化せしめそれにより、液圧は2次アキュミュレーター
17のピストン”B”の面を押す状態に持来たされる。 これがピストン”B”をその液圧と反対方向に付勢し、
結局、混合されたコーティング配合物をして往復動ルー
プ内で方向を逆転せしめ、その直接的結果として、ピス
トン”A”をピストン”B”の運動と同調する状態でそ
の方向を逆転せしめ、この状態に於て作動液はプロセス
ライン及び背圧調節器33を介してオイルリザーバー3
5に戻ることとなる。
【0056】往復動ループの温度が所望の値、通常は、
超臨界二酸化炭素を入手する場合に於ては熱電対19及
び20によって表示される摂氏約55乃至60度の範囲
である前記所望の値に達し、コーティング配合物及び二
酸化炭素流体が混合(一般に往復動ループを数回、通常
15回パスさせただけで混合される)されると、プロセ
スは混合されたコーティング配合物を基材に塗布する最
終段階のための準備状態となる。最終作動のために準備
状態とされたユニットにおける温度及び圧力は所望の範
囲は、超臨界二酸化炭素を含むコーティング配合物のた
めには、夫々通常約55乃至約60℃そして約1200
乃至約1800psigである。弁11が閉じられそし
てスプレーガン(図示せず)送給弁24及び戻し弁25
が開かれる。このステージに於て、システムの背圧は背
圧調節器33を調節することによって所望の設定点に位
置決めされる。スプレーガンを引き続き作動させること
により、混合されたコーティング配合物はスプレーガン
を通して、この場合は混合されたコーティング配合物を
往復動ループを循環させることによって、コーティング
されるべき基材上に圧力噴霧される。別様には、弁11
を閉じそして弁24或いは25の何れかを閉じると、ス
プレーガンを通して単一パス流れが生じる。何れのモー
ドでの作働中に於ても、混合されたコーティング配合物
を収容する2次アキュミュレーター16及び17は、少
量とは言え、混合されたコーティング配合物は各々のア
キュミュレーター間を往復動しそれにより、所望の熱的
水準を維持するとともに所望の加圧の度合いを維持する
。この場合、顔料その他の如き不溶性成分は継続的に懸
濁され、静的ミキサー23がコーティング配合物の均一
性を提供する。
【0057】所望であれば、装置を同一のコーティング
配合物で再充填し、単一バッチでコーティング混合物が
焼尽された後にスプレー作業を継続し得る。これを達成
するためには、スプレーガンを停止し、弁11を開きそ
して弁24及び25を閉じる。次いで背圧調節器33開
きそしてヒーター21及び22を最低のセッティングに
調節することにより往復動ループ圧力が減少される。次
いでコントローラー18がオフとされる。熱電対19及
び20によって監視される温度が40℃を下回ると弁3
1及び37が閉じられる。装置へのコーティング配合物
及び二酸化炭素の再充填は、給送相に於て先に列挙した
段階を繰り返すことによって達成される。次いで往復動
相が先に説明されたように達成され、それが達成される
とスプレー作業は再度開始可能となる。
【0058】本装置は他のコーティング配合物、例えば
異なる色の顔料を含むコーティング配合物を最小の停止
時間でもって受け入れ可能である。本来、本装置は存在
するコーティング配合物を可能な限り多く弁38を介し
て好適な廃棄コンテナに排出した後にヒーターを止めそ
れによって液圧システムを停止させることによって遮断
される。アキュミュレーター4を含むコーティング配合
物給送システムは次いで、ポット2を適宜の溶剤を含む
ポットと交換し、そしてその溶剤を適切な弁及び液圧シ
ステムを操作することによって装置のこの部分に導入す
ることによって、その部分をコーティング配合物の無い
状態に浄化する。この状態は流体が好適な廃棄物質コン
テナに排出される際に観察される、流体の清浄状態によ
って表示される。その後、溶剤はパージ材料として往復
動ループに入り、等量のコーティング配合物を弁38を
介して好適な廃棄コンテナへと排出する。
【0059】この時点で、有機溶剤を使用することに関
連しての環境への影響を最小限とすることが望ましいこ
とから、亜臨界的な液体二酸化炭素をシリンダー1から
好適に充填した後、往復動循環及び噴霧ループ内に圧送
し得る。前記液体二酸化炭素はプロセスライン及び適宜
の弁15、10、24、25、及び11を通してそこを
通過し、ドレン弁38を通して好適な廃棄物コンテナへ
と排出されそれにより、装置に含まれるコーティング流
体の大半を装置からパージングする。基本的に、二酸化
炭素は流体のスラグとして作用し、コーティング配合物
を装置から押し出す。プラグ流れ状態に於て作用するプ
ロセスを使用し、溶剤を二酸化炭素及びコーティング配
合物間の干渉液として使用することで所望の単一相状態
が維持されそれにより、装置壁面からコーティング物質
を取り除くための困難さが最小限化され及び或は装置壁
面へのコーティング物質付着が防止される。この段階に
引き続き、圧力容器2からの溶剤は適宜のライン及び弁
を介して循環ループ内に移送されて該循環ループを充満
し、その時点で、液圧システムによって循環装置を貫い
ての溶剤の往復動が生じせしめられる。往復動は公称時
間、好ましくは約15分間継続され、その時間の経過後
、溶剤はスプレーガンから圧力噴射されてそこをクリー
ニングし、次いでドレン弁38を通して廃棄物コンテナ
内に廃棄される。
【0060】コーティング物質の最後の微量を完全に取
り除くのに、溶媒フラッシュが1回以上必要になり得る
。溶媒をなお一層保存するには、二酸化炭素と溶媒との
混合物を最終フラッシュのために純溶媒よりもむしろ往
復動ループに移すのがよい。一旦完了したら、装置を廃
棄用コンテナに自由に排出させ、次いで、必要な場合、
ろ過した圧縮空気で少なくとも約30分間空気パージし
て残留する微量の溶媒を取り除く。この洗浄手順の後、
今、新たにコーティングコンセントレートのバッチを装
置に導入することができる。よって、例えば、コーティ
ング着色変化は、最少の停止時間で達成することができ
、それが運転費を最少にし、かつ本発明の目的の内の一
つであるところの、有機物質が汚染物質として環境中に
逃散するのを最少化を達成できる。同様に、最終の運転
停止のために装置を清浄にする際に、環境に与える影響
を最少にすることができる。慣用のアキュミュレーター
を上述した方式で用いることにより、運搬容易な且つ特
に小規模のエンドユーザーが種々の用途に利用可能な簡
単かつ効率的な系を提供するのは勿論である。下記に例
を挙げて更に本発明を例示する。これらの例は事実上例
示する意図であり、発明の範囲を制限するものと解釈す
べきでない。
【0061】例1 下記の例は本方法のバッチ様式での実施を例示する。装
置は、図2に示す略線図に従って組み立てられる。装置
を用い、圧縮性二酸化炭素及び非圧縮性コーティング配
合物を正確に比例配分しかつ加工してコーティング配合
物を基材に吹付塗布するための、二酸化炭素を適当な濃
度で含有する混和液体混合物を形成する。撹拌された非
圧縮性コーティング配合物(下記に説明する)は、撹拌
機を取り付けた2.5ガロン圧力ポット2(MAWP1
10psig(7.7kg/cm2G)のBinks 
 Model  83−5508)(「MAWP」とは
「最大許容使用圧力」と定義される)から、これを空気
で60psig(4.2kg/cm2G)に加圧してコ
ーティングアキュミュレーター4(呼称容量1クォータ
ー及びMAWP3000psig(210kg/cm2
G)のTobul  Model  3AT30−2を
改造して検知棒26を適応させたもの)に、一杯になる
まで圧送する。80psig(5.6kg/cm2G)
に加圧した空気によって、アキュミュレーター4から循
環往復動ループに、所定のコーティング配合物対二酸化
炭素比に基づき、コーティング配合物813グラムを圧
送する。この際、アキュミュレーター4に付けた予め較
正した目盛り付き検知棒26を用い、813グラムの正
確な量が装入された時が監視された。圧縮性先駆物質二
酸化炭素を、室温及び圧力約830psig(58kg
/cm2G)でLindeサイズKシリンダー1から抜
き出しチューブにより抜き出してアキュミュレーター3
(呼称容量1パイント及びMAWP3000psigの
Tobul  Model  3AT30−1)に入れ
た。アキュミュレーター3は21℃及び830psig
の標準条件で予め較正され、かかる条件で一杯にした際
に液体二酸化炭素477グラムを含有するものであった
。この点で、アキュミュレーター3は22℃の室温及び
圧力852psig(60kg/cm2G)であった。 次いで、70psig(4.9kg/cm2G)に調節
した空気を油圧ポンプ36に供給しかつアキュミュレー
ター3にかかる圧力を、背圧調節器34(Binks 
 Model  84−421、MAWP3000ps
ig)を調節することによって1700psig(12
0kg/cm2G)に設定し、油圧ポンプ36(MAW
P2600psig(180kg/cm2G)のHas
kel  Model  MLP−46)及び圧力スイ
ッチ28(SORスタチックo−リング圧力スイッチ)
及び4方弁32(MAWP3000psigのVick
ers  Model  DG4V−3−2A−M−W
−B−40)を収容するスイッチング制御系を活動化さ
せて、二酸化炭素を依然「低圧」の往復動ループに移送
する。
【0062】一旦全ての二酸化炭素を往復動に装入した
ら、圧力調節器34にかかる圧力を下げ、1次容器につ
いての油圧系統をバルブ30を閉めて分離させる。電気
エネルギー式Glas−Col加熱マントル表面加熱器
を周囲に加えて改造したアキュミュレーター16及び1
7(呼称容量.5ガロン及びMAWP3000psig
のTobul  Model  4.7AT30−4)
及び静的ミキサー(MAWP21960psig(15
4.4kg/cm2G)のKenics  Model
37−06−110)を収容する往復動ループ系は、今
、コーティング配合物対二酸化炭素を重量%基準で正確
に63.3対36.7に比例配分したコーティング配合
物及び二酸化炭素を合計1283グラム含有する。
【0063】次いで、コーティング配合物及び二酸化炭
素を往復動ループにおいて混合して混和コーティング配
合物とする。ループの圧力レベルを、背圧調節器33(
MAWP3000psigのBinks  Model
  84−421)を調節することによって1650p
sig(116kg/cm2G)に設定した後に、往復
動ループ油圧系統を始動する。混和物を加熱しかつそれ
を60℃に保つように設定した加熱器制御により、アキ
ュミュレーター16及びアキュミュレーター17の間の
、静的ミキサー23を通る往復動を開始させる。ループ
の圧力を設定したレベル1650psigに調節した場
合、コーティング配合物を完全に均質化し且つ往復動ル
ープ熱平衡、すなわち58℃とするのに、アキュミュレ
ーター16及び17の間のパス或は往復動約20が必要
である。2次アキュミュレーター16及び17間でのコ
ーティング配合物の往復動準備状態にあるユニットを使
用して、スプレーガン(Nordson  Model
A4Bエアレスハンドガン)のトリガーを引くことによ
って噴霧が開始された。約1640psigの圧力での
(ガンの噴霧時に10乃至15psigの圧力降下が生
じる)往復動ループ温度平均値は約58℃であり、スプ
レーガン温度平均値は約50℃であった。この態様に於
て、スプレーガンのオリフィス寸法の異なる3つのスプ
レーチップ(Binks  9−0750、9−094
0及び9−1170)を使用して幾枚かの金属パネルが
コーティング配合物によってコーティングされる。どの
スプレーチップを使用した場合でもフィンガリング(f
ingering)の無い良好な噴霧が観察されそれに
より、コーティングは良好であった。
【0064】使用された非圧縮性のコーティング配合物
は、20%のメチルアミルケトン溶剤に溶解した80%
の非揮発性アクリル系ポリマーと、イソブタノールに溶
解したシメル323樹脂とを含むRohm&Haas 
 アクリロイドAT−400樹脂、Rohm&Haas
アクリロイド  AT−954樹脂を、n−ブタノール
、エチル3−エトキシプロピオネート(EEP)、メチ
ルアミルケトンそして、キシレン中に溶解したUnio
nCarbideシリコーン界面活性剤L5310から
なる溶剤と共に以下の比率で混合することによって調整
された透明アクリル系のコーティング配合物であった。   コーティング配合物は66.8%の固体留分及び3
3.12%の溶剤留分を以下の成分組成で含んでいた。
【0065】例2 例2では例1と同一のコーティング配合物、装置そして
手順が使用されたが、ヒーター21及び22は、往復動
相期間中に到達する熱平衡の割合及び最終的な噴霧温度
を改善するためにLab  Glass  社のモデル
DET−10加熱テープ、OmegaモデルSSR24
0D10ソリッドステートリレーを具備するOmega
  Engineering社のモデルCN9122マ
イクロプロセッサー温度コントローラーと交換された。 加うるに、スプレーガンはオートマチックエアレス循環
スプレーガン(Nordson  モデルA7Aオート
マチックエアレススプレーガン)に代えられた。このス
プレーガンはガンの制御調節状態での水平方向運動が可
能な横作動型装置であるSpraymmation  
オートマチックスプレヤー上に取付けられたものである
。例1で使用されるスプレーガンと異なり、例2で使用
されるスプレーガンは、スプレーブース内で離間して位
置付けられ、それにより、加熱された、しかし断熱され
た22.5フィートのガンホースの使用を必要とする。 ここで使用されるヒーターは、長いスプレーガンホース
によって熱損失がより多いにもかかわらず、ずっと効率
的であることが分かった。
【0066】攪拌された非−圧縮性のコーティング配合
物(例1で使用されたものと同じ)は、60psigに
空気加圧された2.5ガロンの圧力ポット2を具備する
攪拌器からコーティング用のアキュミュレーター4へと
圧送された。アキュミュレーター4はそれが充満される
まで表示ロッド26を収受するべく改変されている。二
酸化炭素に対して示されたコーティング配合物の割合に
基き、709.7グラムのコーティング配合物が、80
psigに空気加圧されることにより、アキュミュレー
ター4から往復動ループへと排斥された。アキュミュレ
ーター4における予備較正目盛りを付けたインジケータ
ーが、充填量を監視しそして709.7グラムが正しく
充填されたことを判断するために使用された。圧縮性の
先駆物質液体二酸化炭素が、室温の且つ約830Psi
gの圧力のエデュケーターチューブを通してLinde
  size  K  シリンダー1からアキュミュレ
ーター3に引出された。アキュミュレーター3は21℃
及び830psigの標準状況に予備較正されている。 これは、その状況に於て充満時に477グラムの液体二
酸化炭素を含むためである。この時点で、室温でアキュ
ミュレーター3は室温で約20℃及び813psigの
圧力にある。次いで二酸化炭素が、尚”低圧力”状況に
厚往復動ループに移送される。該移送は、作動液ポンプ
36及び、圧力スイッチ28及び4方弁32を含むシス
テムに、70psigに調節された空気を作動液ポンプ
36に提供することによって、またアキュミュレーター
3の圧力を背圧調節器34を調節することによって16
00psigにセットすることによってなされる。全て
の二酸化炭素が往復動ループに充填されると、背圧調節
器34の圧力は大気圧に減少され、1次容器における液
圧システムは弁30を閉じることによって隔絶される。 加熱テープ改変されたアキュミュレーター16及び17
と加熱テープ改変された静的ミキサー23とを含む往復
度システムは今や全体で1179.7グラムのコーティ
ング配合物及び二酸化炭素を含み、該コーティング配合
物及び二酸化炭素は重量パーセントベースの割合に於て
60.16対39.84に正確に比率配分されていた。
【0067】コーティング配合物及び二酸化炭素は次い
で循環式の往復動ループ内で混合され、今後コーティン
グ配合物が生成された。往復動ループ液圧システムが、
背圧調節器34を調節することによってその圧力レベル
が1550psigとされた後、始動された。ヒーター
コントローラーが混合物を60℃の温度に加熱し且つそ
の温度を維持するべく設定され、アキュミュレーター1
6及び17間での、静的ミキサー23を通しての往復動
が開始された。約20分間の内に於ける往復動ループの
温度平均値は約50℃であり、スプレーガンの温度は約
39℃であった、ヒーター温度を調節してアキュミュレ
ーター16及び17の温度と一致させそれによってスプ
レーガンの温度レベルを約50℃に上昇させるためには
、約40分を要した。この時間は、加熱テープ及び長い
ホースが初期に於て使用されることに関連する学習曲線
によるものである。しかしながら、コーティング配合物
及び超臨界二酸化炭素を完全に混合させるためには、サ
イクル毎に約1.29分での最初の約10サイクル或い
は全体で約13分を要するだけである。熱平衡が達成さ
れるた時の往復動ループ温度は約60℃であり、スプレ
ーガン温度は約51℃でありそしてループ圧力は約15
00psigであった。
【0068】2次アキュミュレーター16及び17間で
のコーティング配合物の往復動準備状態にあるユニット
を使用して、毎分300インチの速度で横作動するスプ
レーガンによって噴霧が開始された。スプレーガンはB
inks  9−0750オリフィスチップを具備して
いた。幾枚かの金属パネルをスプレーする間、ループ圧
力は約1535psig(ガンの噴霧時に10乃至15
psigの圧力降下が生じた)であり、往復動ループ温
度平均値は約60℃であり、スプレーガン温度平均値は
約50℃であった。全ての金属パネルは1時間250°
Fに焼き付けされた。全てのパネルをスプレーする間、
フィンガリングの無い良好なスプレー模様が観察された
。 最初のパネルには、横作動速度が遅過ぎたことによるク
レータリング及びドライネスが生じた。スプレーガンの
オリフィス寸法は、Binks  9−0970チップ
を使用することによって増大され、スプレーガンの横作
動速度は増分的に毎分408インチに上昇され、平均は
毎分450インチであり、この平均速度に於て良好なコ
ーティングがなされた。しかしながら、大気中の幾分か
の塵埃がパネル上に付着し、その仕上げ面を幾分損なっ
た。最後に、オリフィス寸法がBinks9−1140
チップを使用することによって再度増大された。スプレ
ーガンの横作動速度を毎分450インチ及び毎分500
インチとした場合に塗膜のたるみが観察された。しかし
ながら、横作動速度を毎分550インチとすると塗膜の
たるみは無くなり、コーティングされたパネルは全ての
基準に合致するものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】超臨界二酸化炭素流体スプレーコーティングの
相ダイヤグラムである。
【図2】基本的要素を占める本発明の概略ダイヤグラム
であり、正確に比率配分された超臨界二酸化炭素の混合
物及びコーティング配合物が噴霧のために調整される状
態が示される。
【符号の説明】
3:アキュミュレーター 4:アキュミュレーター 7:3方弁 16:アキュミュレーター 17:アキュミュレーター 23:静的ミキサー 32:4方弁 33:背圧調節器 34:背圧調節器 35:オイルリザーバ 36:ポンプ

Claims (75)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2つ以上の流体を混合し、加熱しそし
    て加圧するための装置であって、(a)加圧され得る少
    なくとも2つ以上の容器と、(b)流体を1つ以上の上
    記容器から1つ以上の別の前記容器に運搬するための前
    記容器間の連通手段と、(c)流体を、連通手段を通し
    て少なくとも1つの前記容器から少なくとも1つの他の
    前記容器に連続的に往復動させるための手段であって、
    前記流体の往復動によって流体が混合される前記往復動
    させるための手段と、(d)流体が容器間で往復動され
    る際に流体を加圧するための手段と、(e)流体が容器
    間で往復動されているときに流体を加熱するための手段
    とを含む前記装置。
  2. 【請求項2】  各々壁及び上下の端部を有する少なく
    とも2つ以上の容器が、それら容器に収納された流体を
    排斥するための往復作動する排斥手段を収容する請求項
    1の装置。
  3. 【請求項3】  排斥手段は好適なシール手段を具備す
    るピストンを含み、該ピストンは前面及び背面を有し、
    前面は容器の下方端に対面し且つ流体と、容器の壁とピ
    ストンの前面と容器の下方端によって構成される内部に
    流体が収納される状況に於て接触し、容器の下方端は(
    b)の連通手段と連通し、ピストンの背面はピストンロ
    ッド上に取付けられ、前記ピストンは容器の長手方向を
    、ピストンの前面が実質的に容器の下方端に近接し、容
    器から実質的に全ての流体を連通手段に排斥するように
    往復作動し得る請求項2の装置。
  4. 【請求項4】  ピストンロッドが圧力付勢手段と係合
    される請求項3の装置。
  5. 【請求項5】  圧力付勢手段は加圧作動液、圧縮空気
    或いは電気機械的手段を含んでいる請求項4の装置。
  6. 【請求項6】  2つ以上の容器は各々アキュミュレー
    ターを含んでいる請求項1の装置。
  7. 【請求項7】  容器間を往復動される流体を加圧する
    ための手段は、流体が排斥される際に流体に作用する排
    斥手段である請求項2の装置。
  8. 【請求項8】  排斥手段は、流体の圧力を測定し、そ
    うした圧力測定に応答して信号を発生するための信号発
    生手段を含んでいる請求項7の装置。
  9. 【請求項9】  流体における圧力を測定しそうした圧
    力測定に応答して信号を発生するための信号発生手段は
    圧力スイッチである請求項8の装置。
  10. 【請求項10】  排斥手段は、排斥手段をして1つ以
    上の容器内で停止させる一方、排斥手段をして他の1つ
    以上の容器内で流体を同期態様で排斥開始せしめるとこ
    ろの、発生された信号に応答するスイッチング手段をも
    含んでいる請求項8の装置。
  11. 【請求項11】  スイッチング手段はソレノイド弁で
    ある請求項10の装置。
  12. 【請求項12】  流体を、それらが容器間で往復動さ
    れる際に加熱するための手段が1つ以上の容器内に位置
    付けられている請求項10の装置。
  13. 【請求項13】  加熱手段は電気的加熱エレメントで
    ある請求項12の装置。
  14. 【請求項14】  流体を、それらが容器間で往復動さ
    れる際に加熱するための手段は(b)の連通手段内に位
    置付けられる請求項1の装置。
  15. 【請求項15】  加熱手段は熱交換器である請求項1
    の装置。
  16. 【請求項16】  (b)の連通手段には静的ミキサー
    が含まれる請求項1の装置。
  17. 【請求項17】  2つ以上の液体を混合し、加熱しそ
    して加圧する方法であって、(a)加圧され得る少なく
    とも2つ以上の容器の少なくとも1つに流体を供給段階
    と、(b)流体を、少なくとも1つの前記容器から少な
    くとも1つの他の前記容器に往復動させ、それによって
    流体を混合させる段階と、(c)流体が容器間で往復動
    される際に流体を加圧する段階と、(d)流体が容器間
    で往復動されている際にに流体を加熱する段階とを含む
    前記方法。
  18. 【請求項18】  1つ以上の容器中の流体を同期的に
    排出し且つ該流体を1つ以上の他の容器に導入すること
    によって流体を1つの容器から他の容器に往復動させる
    段階が含まれる請求項17の方法。
  19. 【請求項19】  流体が少なくとも1つの容器から排
    出されてそして少なくとも1つの別の容器に導入される
    ことによって流体が加圧される段階が含まれる請求項1
    8の方法。
  20. 【請求項20】  流体が容器中で加熱される段階が含
    まれる請求項17の方法。
  21. 【請求項21】  流体を、電気的に加熱された素子に
    よって容器中で加熱する段階が含まれる請求項20の方
    法。
  22. 【請求項22】  流体が少なくとも1つ以上の容器か
    ら少なくとも1つ以上の別の容器に往復動されていると
    きに、流体を熱交換器により加熱する段階が含まれる請
    求項17の方法。
  23. 【請求項23】  少なくとも2つ以上の容器が各々、
    アキュムレータを含む請求項17の方法。
  24. 【請求項24】  少なくとも1つの流体が圧縮性流体
    であり、そして少なくとも1つの他の流体が非圧縮性流
    体である請求項17の方法。
  25. 【請求項25】  2つ以上の流体を加熱し且つ加圧し
    て成る混合物を予備決定比率で形成するための装置であ
    って、(a)2つ以上の流体を、1つの流体が1つの第
    1の容器にそれぞれ供給される状態で、予備決定圧力及
    び温度で既知の容積を有する2つ以上の第1の容器に供
    給するための手段と、(b)各々の流体の少なくとも一
    部分をそれぞれの第1の容器の各々から取り出すための
    手段と、(c)少なくとも1つ以上の前記第1の容器を
    出る流体の重量を測定するための、少なくとも1つ以上
    の第1の容器上に設けた手段と、(d)第1の容器を出
    る流体を受容するための、加圧され得る少なくとも2つ
    以上の第2容器と、(e)流体を、1つ以上の第2の容
    器から1つ以上の他の前記第2の容器に搬送するための
    、前記第2の容器間の連通手段と、(f)流体を、連通
    手段を通して、少なくとも1つの前記第2の容器から少
    なくとも1つの他の前記第2の容器へと連続的に往復動
    させ、それによって流体を混合させるための手段と、(
    g)流体が第2の容器間で往復動されているとき流体を
    加圧するための手段と、(h)流体が第2の容器間で往
    復動されているときに流体を加熱するための手段とを含
    む前記装置。
  26. 【請求項26】  各々壁及び上下の端部を有する少な
    くとも2つ以上の1次容器が、それら容器に収納された
    流体を排斥するための往復作動する排斥手段を含み、そ
    れによって流体が除去されるようになっている請求項2
    5の装置。
  27. 【請求項27】  排斥手段は好適なシール手段を具備
    するピストンを含み、該ピストンは前面及び背面を有し
    、前面は1次容器の下方端に対面し且つ流体と、容器の
    壁内部とピストンの前面と1次容器の下方端とによって
    構成される内部に流体が収納される状態に於て接触し、
    ピストンの背面がピストンロッド上に取付けられ、前記
    ピストンは容器の長手方向を、ピストンの前面が実質的
    に容器の下方端に近接し、容器から実質的に全ての流体
    を連通手段に排斥するように往復作動し得る請求項26
    の装置。
  28. 【請求項28】  1次容器を出る流体の質量を計測す
    るための手段は、排斥手段に設けた排斥計測手段である
    請求項27の装置。
  29. 【請求項29】  排斥計測手段はピストンロッドを較
    正することによって提供される請求項28の装置。
  30. 【請求項30】  ピストンロッドは圧力付勢手段と係
    合される請求項27の装置。
  31. 【請求項31】  圧力付勢手段は加圧された作動液と
    、圧縮空気或いは電気機械的手段を含んでいる請求項3
    0の装置。
  32. 【請求項32】  2つ以上の1次容器は各々アキュミ
    ュレーターを含んでいる請求項25の装置。
  33. 【請求項33】  1次容器を出る流体の質量を計測す
    るための手段はロードセルである請求項25の装置。
  34. 【請求項34】  各々壁及び上下端部を具備する少な
    くとも2つ以上の2次容器が、それらの2次容器に収納
    された流体を排斥するための往復作動する排斥手段を含
    んでいる請求項25の装置。
  35. 【請求項35】  排斥手段は好適なシール手段を具備
    するピストンを含み、該ピストンは前面及び背面を有し
    、前面は2次容器の下方端に対面し且つ流体と、容器の
    壁内部とピストンの前面と(e)の連通手段と連通する
    2次容器の下方端とによって構成される内部に流体が収
    納される状態に於て接触し、ピストンの背面がピストン
    ロッド上に取付けられ、前記ピストンは容器の長手方向
    を、ピストンの前面が実質的に2次容器の下方端に近接
    し、容器から実質的に全ての流体を(e)の連通手段に
    排斥すように往復作動し得る請求項34の装置。
  36. 【請求項36】  ピストンロッドは圧力付勢手段と係
    合される請求項35の装置。
  37. 【請求項37】  圧力付勢手段は加圧された作動液と
    、圧縮空気或いは電気機械的手段を含んでいる請求項3
    6の装置。
  38. 【請求項38】  2つ以上の2次容器が各々アキュミ
    ュレーターを含んでいる請求項25の装置。
  39. 【請求項39】  容器間を往復動される流体を加圧す
    るための手段は、流体が排斥される際に流体に作用する
    排斥手段である請求項34の装置。
  40. 【請求項40】  排斥手段は、流体における圧力を測
    定しそしてそうした圧力測定に応答して信号を発生する
    手段を含んでいる請求項39の装置。
  41. 【請求項41】  流体における圧力を測定しそしてそ
    うした圧力測定に応答して信号を発生する手段は圧力ス
    イッチである請求項40の装置。
  42. 【請求項42】  排斥手段は、排斥手段をして1つ以
    上の2次容器内で停止させる一方、排斥手段をして他の
    1つ以上の2次容器内で流体を同期態様で排斥開始せし
    めるところの、発生された信号に応答するスイッチング
    手段をも含んでいる請求項40の装置。
  43. 【請求項43】  スイッチング手段はソレノイド弁で
    ある請求項42の装置。
  44. 【請求項44】  流体を、それらが2次容器間で往復
    動される際に加熱するための手段が1つ以上の2次容器
    内に位置付けられている請求項25の装置。
  45. 【請求項45】  加熱手段は電気的加熱エレメントで
    ある請求項44の装置。
  46. 【請求項46】  流体を、それらが容器間で往復動さ
    れる際に加熱するための手段は(e)の連通手段内に位
    置付けられる請求項25の装置。
  47. 【請求項47】  加熱手段は熱交換器である請求項4
    6の装置。
  48. 【請求項48】  (e)の連通手段には静的ミキサー
    が含まれる請求項25の装置。
  49. 【請求項49】  (e)の連通手段に位置付けられた
    スプレー手段を追加的に含んでいる請求項25の装置。
  50. 【請求項50】  加圧手段は噴霧作動の有無にかかわ
    らず、流体の予備決定圧力を維持するようになっている
    請求項49の装置。
  51. 【請求項51】  2つ以上の流体を加熱し且つ加圧し
    て成る混合物を予備決定比率で形成する方法であって、
    (a)2つ以上の流体を、各々予備決定圧力及び温度で
    既知の容積を有する2つ以上の第1の容器に、1つの流
    体が1つの第1の容器にそれぞれ供給される状態に於て
    供給する段階と、(b)1つ以上の流体の少なくとも一
    部分を第1の容器からそれぞれ取り出し、取り出した流
    体の各々の重量を測定し、そして取り出した流体を、加
    圧され得る少なくとも2つ以上の第2の容器の少なくと
    も1つに導入する段階と、(c)第1の容器中に残留す
    る1つ以上の他の流体の少なくとも一部分を、段階(b
    )で取り出した流体量に対し、流体の重量に基づき、予
    備決定比率に於て取り出し、取り出した他の流体を、加
    圧され得る少なくとも2つ以上の第2容器の少なくとも
    1つに導入する段階と、(d)流体を、少なくとも1つ
    の前記第2の容器から少なくとも1つの他の前記第2の
    容器に往復動させそれによって流体を混合する段階と、
    (e)流体が第2の容器間で往復動されている際に流体
    を加圧する段階と、(f)流体が第2の容器間で往復動
    されている際に流体を加圧する段階とを含む前記方法。
  52. 【請求項52】  第1の容器に供給された1以上の流
    体が圧縮性流体である請求項51の方法。
  53. 【請求項53】  圧縮性流体が二酸化炭素である請求
    項52の方法。
  54. 【請求項54】  二酸化炭素が、室温及び635から
    1057psigの圧力範囲に維持された1次容器に供
    給される段階が含まれる請求項53の方法。
  55. 【請求項55】  1次容器は810から915psi
    gの圧力範囲に維持される請求項54の方法。
  56. 【請求項56】  1次容器から取り出される圧縮性流
    体の質量が、該1次容器の既知の圧力及び温度に基き、
    該1次容器の容積から決定される段階を含む請求項52
    の方法。
  57. 【請求項57】  1次容器から除去される圧縮性流体
    の質量がロードセルを使用することによって決定される
    段階を含む請求項52の方法。
  58. 【請求項58】  1次容器に供給される1つ以上の流
    体が非圧縮性流体である請求項51の方法。
  59. 【請求項59】  1次容器に供給される1つ以上の流
    体が非圧縮性のコーティング複合物である請求項51の
    方法。
  60. 【請求項60】  非圧縮性流体の質量が、非圧縮性流
    体の既知の密度に基き、それを含む1次容器から除去さ
    れた非圧縮性流体の容積から決定される段階を含む請求
    項58の方法。
  61. 【請求項61】  1次容器から除去された非圧縮性流
    体の質量がロードセルを使用することによって決定され
    る請求項58の方法。
  62. 【請求項62】  1次容器に供給される1つ以上の流
    体が、圧縮性流体であり、1次容器に供給される他の流
    体は非圧縮性流体である請求項51の方法。
  63. 【請求項63】  1つ以上の圧縮性流体の実質的に全
    てが1次容器から除去されそして2次容器に導入され、
    次いで、1つ以上の非圧縮性流体の少なくとも予備決定
    比率の量が1次容器から除去されそして2次容器に導入
    される請求項62の方法。
  64. 【請求項64】  非圧縮性流体の少なくとも1部分が
    1次容器から除去されそして2次容器に導入され、次い
    で1つ以上の圧縮性流体の、少なくとも予備決定比率の
    量が1次容器から除去されそして2次容器に導入される
    請求項62の方法。
  65. 【請求項65】  流体が1次容器内に位置付けられた
    排斥手段によって1次容器から除去される請求項51の
    方法。
  66. 【請求項66】  排斥手段には、1次容器を出る流体
    の質量を判断するための排斥量測定デバイスが設けられ
    る請求項65の方法。
  67. 【請求項67】  排斥量測定手段はピストンロッドの
    構成によって提供される請求項65の方法。
  68. 【請求項68】  流体は、1つ以上の2次容器内から
    の流体の排斥及び1つ以上の他方の2次容器内への流体
    の導入を同期的に行うことによって、一方の2次容器か
    ら他方の2次容器へと往復動される請求項51の方法。
  69. 【請求項69】  流体はそれが少なくとも1つの2次
    容器から排斥されそして少なくとも1つの他方の2次容
    器に導入されることによって加圧される請求項68の方
    法。
  70. 【請求項70】  流体が2次容器内で加熱される請求
    項51の方法。
  71. 【請求項71】  流体が2次容器内で電気的加熱エレ
    メントによって加熱される請求項70の方法。
  72. 【請求項72】  流体が、少なくとも1つの2次容器
    から排斥されそして少なくとも1つの他方の2次容器に
    導入される際の熱交換によって加熱される請求項51の
    方法。
  73. 【請求項73】  少なくとも2つ以上の容器が各々ア
    キュミュレーターを有している請求項51の方法。
  74. 【請求項74】  流体は圧縮性流体が超臨界状態とな
    るような温度及び圧力に加熱及び加圧される請求項62
    の方法。
  75. 【請求項75】  圧縮性流体は二酸化炭素であり、流
    体は少なくとも31.3℃の温度に加熱され及び少なく
    とも1057psigの圧力に加圧される請求項74の
    方法。
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