JPH04223229A - 光パワーメーター及びそれを用いた光カプラ製造装置 - Google Patents
光パワーメーター及びそれを用いた光カプラ製造装置Info
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- JPH04223229A JPH04223229A JP41371790A JP41371790A JPH04223229A JP H04223229 A JPH04223229 A JP H04223229A JP 41371790 A JP41371790 A JP 41371790A JP 41371790 A JP41371790 A JP 41371790A JP H04223229 A JPH04223229 A JP H04223229A
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- Japan
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- optical
- power meter
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- optical power
- circuit
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims abstract description 25
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims abstract description 25
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 46
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 19
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 17
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 abstract description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000530 Gallium indium arsenide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
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- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光パワーメーター及び
その光パワーメーターを用いて構成される光カプラ製造
装置に関する。
その光パワーメーターを用いて構成される光カプラ製造
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光パワーメーターでは通常図1に
示すように、入射した光のパワーに対応する電流信号を
生じるフォトダイオードなどの光検出素子1と、電流電
圧変換回路2と、増幅回路3と、信号処理回路4と、A
/Dコンバータ5とにより構成される一つの系で、光パ
ワーの測定を行っており、制御回路6によって電流電圧
変換回路2あるいは及び増幅回路3を制御増幅率等を切
り換えることによりレンジ切換を行い、広い範囲の光パ
ワーを測定し、表示器7で表示するとともにそのデータ
を出力するようにしている。
示すように、入射した光のパワーに対応する電流信号を
生じるフォトダイオードなどの光検出素子1と、電流電
圧変換回路2と、増幅回路3と、信号処理回路4と、A
/Dコンバータ5とにより構成される一つの系で、光パ
ワーの測定を行っており、制御回路6によって電流電圧
変換回路2あるいは及び増幅回路3を制御増幅率等を切
り換えることによりレンジ切換を行い、広い範囲の光パ
ワーを測定し、表示器7で表示するとともにそのデータ
を出力するようにしている。
【0003】ここで、光検出素子1はフォトダイオード
などの入射した光パワーに比例した電流出力を生じるも
のである。電流電圧変換回路2はその出力電流を電圧に
変換するものであって、Iを入力電流、Eを出力電流と
したとき、E=kIの変換を行う。なお、kは変換係数
である。この変換係数kを変更することによりレンジの
切換が行われる。増幅回路3は電圧増幅を行うもので、
その増幅率を切り換えればレンジ切換ができる。信号処
理回路4は雑音等の変動要因を取り除くためなどの種々
の信号処理を行うものである。A/Dコンバータ5によ
り、信号処理回路4の出力電圧がデジタル信号に変換さ
れる。制御回路6は通常、マイクロコンピュータで構成
され、A/Dコンバータ5からの信号を読み取ってレン
ジが適当かどうかを判断し、適当でなければレンジ切換
信号を発してレンジを切り換え、適当であればその信号
から相当する光パワーを算出してそのデータを出力する
とともに、表示器7で表示する。
などの入射した光パワーに比例した電流出力を生じるも
のである。電流電圧変換回路2はその出力電流を電圧に
変換するものであって、Iを入力電流、Eを出力電流と
したとき、E=kIの変換を行う。なお、kは変換係数
である。この変換係数kを変更することによりレンジの
切換が行われる。増幅回路3は電圧増幅を行うもので、
その増幅率を切り換えればレンジ切換ができる。信号処
理回路4は雑音等の変動要因を取り除くためなどの種々
の信号処理を行うものである。A/Dコンバータ5によ
り、信号処理回路4の出力電圧がデジタル信号に変換さ
れる。制御回路6は通常、マイクロコンピュータで構成
され、A/Dコンバータ5からの信号を読み取ってレン
ジが適当かどうかを判断し、適当でなければレンジ切換
信号を発してレンジを切り換え、適当であればその信号
から相当する光パワーを算出してそのデータを出力する
とともに、表示器7で表示する。
【0004】A/Dコンバータ5は、そのビット数に対
応した分解能を有しており、判別できる最小電圧の差が
、フルスケール電圧に対して決まっている。そのため、
ビット数の多い、高分解能のA/Dコンバータを用いれ
ば、小さい電圧から大きい電圧まで広い範囲を細かく測
定できると考えられるが、実際には、そのようなA/D
コンバータは高価であるばかりでなく、A/Dコンバー
タの入力系のダイナミックレンジを広くし且つ安定させ
ることは難しく、ノイズ等に影響され易くなって、高い
精度が得られない。
応した分解能を有しており、判別できる最小電圧の差が
、フルスケール電圧に対して決まっている。そのため、
ビット数の多い、高分解能のA/Dコンバータを用いれ
ば、小さい電圧から大きい電圧まで広い範囲を細かく測
定できると考えられるが、実際には、そのようなA/D
コンバータは高価であるばかりでなく、A/Dコンバー
タの入力系のダイナミックレンジを広くし且つ安定させ
ることは難しく、ノイズ等に影響され易くなって、高い
精度が得られない。
【0005】そのため、従来では上記のようにA/Dコ
ンバータ5の入力系での増幅率を切り換えることにより
、入射光パワーの広いダイナミックレンジにおいて精度
の高い測定を実現するよう構成していた。
ンバータ5の入力系での増幅率を切り換えることにより
、入射光パワーの広いダイナミックレンジにおいて精度
の高い測定を実現するよう構成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにA/Dコンバータの入力系での増幅率を切り換える
場合、その切換から出力電圧が安定するまで時間がかか
るので、入射光パワーが変動してそのような切換を行う
とき、測定データが得られるまで非常に長い時間が必要
であるという問題がある。とくに光パワーが変化すると
き、その変化に追従した測定ができないので、問題が大
きい。
うにA/Dコンバータの入力系での増幅率を切り換える
場合、その切換から出力電圧が安定するまで時間がかか
るので、入射光パワーが変動してそのような切換を行う
とき、測定データが得られるまで非常に長い時間が必要
であるという問題がある。とくに光パワーが変化すると
き、その変化に追従した測定ができないので、問題が大
きい。
【0007】この発明は、上記に鑑み、入射光パワーが
大きく変動する場合でも測定時間がかからないように改
善した、広ダイナミックレンジの光パワーメーターを提
供することを目的とする。
大きく変動する場合でも測定時間がかからないように改
善した、広ダイナミックレンジの光パワーメーターを提
供することを目的とする。
【0008】また、この発明は、この測定時間が短く且
つダイナミックレンジが広い光パワーメーターを使用す
ることにより光カプラを容易に製造できるよう改善した
、光カプラ製造装置を提供することを目的とする。
つダイナミックレンジが広い光パワーメーターを使用す
ることにより光カプラを容易に製造できるよう改善した
、光カプラ製造装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による光パワー
メーターでは、入射光パワーに対応する電気信号を生じ
る光電気変換手段と、該電気信号を増幅するそれぞれ増
幅率が異なる複数の増幅手段と、それら増幅手段の出力
をデジタル信号に変換する手段とが備えられており、デ
ジタル信号に変換する手段の入力側の増幅手段で増幅率
を変更することがないため、増幅手段が安定するまで待
つ必要がなくなり、入射光パワーが変化しても、それに
直ちに追従して測定することができる。
メーターでは、入射光パワーに対応する電気信号を生じ
る光電気変換手段と、該電気信号を増幅するそれぞれ増
幅率が異なる複数の増幅手段と、それら増幅手段の出力
をデジタル信号に変換する手段とが備えられており、デ
ジタル信号に変換する手段の入力側の増幅手段で増幅率
を変更することがないため、増幅手段が安定するまで待
つ必要がなくなり、入射光パワーが変化しても、それに
直ちに追従して測定することができる。
【0010】さらに、この発明による光カプラ製造装置
では、あらかじめ並列させられて相互に側面が接触させ
られた複数本の光ファイバを加熱する手段と、該複数本
の光ファイバを長さ方向に延伸する手段と、該複数本の
光ファイバのうちの1本の光ファイバの一方の端面から
光を入射する光入射手段と、該複数本の光ファイバの各
光ファイバの他方の端面から出射する光のパワーを測定
する上記の光パワーメーターと、この光パワーメーター
の出力に応じて上記延伸手段を制御する手段とが備えら
れており、この光パワーメーターは上記のごとく広ダイ
ナミックレンジで即応性があるため、延伸具合いに応じ
た光パワー測定値をただちに延伸手段にフィードバック
して延伸具合いを定めることができ、容易に光カプラを
製造することができるようになる。
では、あらかじめ並列させられて相互に側面が接触させ
られた複数本の光ファイバを加熱する手段と、該複数本
の光ファイバを長さ方向に延伸する手段と、該複数本の
光ファイバのうちの1本の光ファイバの一方の端面から
光を入射する光入射手段と、該複数本の光ファイバの各
光ファイバの他方の端面から出射する光のパワーを測定
する上記の光パワーメーターと、この光パワーメーター
の出力に応じて上記延伸手段を制御する手段とが備えら
れており、この光パワーメーターは上記のごとく広ダイ
ナミックレンジで即応性があるため、延伸具合いに応じ
た光パワー測定値をただちに延伸手段にフィードバック
して延伸具合いを定めることができ、容易に光カプラを
製造することができるようになる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図2はこの発明の一実施例
にかかる光パワーメーターを示すブロック図で、この図
に示すように、入射した光のパワーに対応する電流信号
を生じるフォトダイオードなどの光検出素子1と、電流
電圧変換回路2と、複数(この実施例では4個)の増幅
回路31〜34と、複数(この実施例では4個)の信号
処理回路41〜44と、複数(この実施例では4個)の
A/Dコンバータ51〜54と、制御回路6と、表示器
7により構成されている。
照しながら詳細に説明する。図2はこの発明の一実施例
にかかる光パワーメーターを示すブロック図で、この図
に示すように、入射した光のパワーに対応する電流信号
を生じるフォトダイオードなどの光検出素子1と、電流
電圧変換回路2と、複数(この実施例では4個)の増幅
回路31〜34と、複数(この実施例では4個)の信号
処理回路41〜44と、複数(この実施例では4個)の
A/Dコンバータ51〜54と、制御回路6と、表示器
7により構成されている。
【0012】ここでは光ファイバからの入射光を測定す
るものとし、光検出素子1としてFCコネクタ付の受光
径300μm、InGaAs3元系PINフォトダイオ
ードを使用している。電流電圧変換回路2及び増幅回路
31〜34はオペアンプICを使用して構成しており、
4つの増幅回路31〜34は増幅率をそれぞれ1倍、1
0倍、100倍、1000倍としている。制御回路6と
しては市販のパーソナルコンピュータを用い、A/Dコ
ンバータ51〜54はパーソナルコンピュータ内蔵用の
16ビットの分解能のものを使用している。表示器7は
CRT表示装置を用いた。
るものとし、光検出素子1としてFCコネクタ付の受光
径300μm、InGaAs3元系PINフォトダイオ
ードを使用している。電流電圧変換回路2及び増幅回路
31〜34はオペアンプICを使用して構成しており、
4つの増幅回路31〜34は増幅率をそれぞれ1倍、1
0倍、100倍、1000倍としている。制御回路6と
しては市販のパーソナルコンピュータを用い、A/Dコ
ンバータ51〜54はパーソナルコンピュータ内蔵用の
16ビットの分解能のものを使用している。表示器7は
CRT表示装置を用いた。
【0013】このように光検出素子1、電流電圧変換回
路2の後において、増幅回路31〜34、信号処理回路
41〜44、A/Dコンバータ51〜54により4つの
並列的な系を設けているため、1倍の増幅率の増幅回路
31を含む系で0dBm〜−10dBm、10倍の増幅
率の増幅回路32を含む系で−10dBm〜−20dB
m、100倍の増幅率の増幅回路33を含む系で−20
dBm〜−30dBm、1000倍の増幅率の増幅回路
34を含む系で−30dBm〜−40dBmをそれぞれ
並列的に受け持たせることができる。そのため、電流電
圧変換回路2や増幅回路31〜34において増幅率を切
り換えることがないので、切換後安定するまでの待ち時
間が不要となり、0dBm〜−40dBmの範囲であれ
ばどのように光パワーが変動したとしてもただちに制御
回路6よりその光パワーの測定データを出力することが
できるとともに、それを表示器7で表示することができ
る。
路2の後において、増幅回路31〜34、信号処理回路
41〜44、A/Dコンバータ51〜54により4つの
並列的な系を設けているため、1倍の増幅率の増幅回路
31を含む系で0dBm〜−10dBm、10倍の増幅
率の増幅回路32を含む系で−10dBm〜−20dB
m、100倍の増幅率の増幅回路33を含む系で−20
dBm〜−30dBm、1000倍の増幅率の増幅回路
34を含む系で−30dBm〜−40dBmをそれぞれ
並列的に受け持たせることができる。そのため、電流電
圧変換回路2や増幅回路31〜34において増幅率を切
り換えることがないので、切換後安定するまでの待ち時
間が不要となり、0dBm〜−40dBmの範囲であれ
ばどのように光パワーが変動したとしてもただちに制御
回路6よりその光パワーの測定データを出力することが
できるとともに、それを表示器7で表示することができ
る。
【0014】図3は第2の実施例を示すブロック図であ
る。この図に示す実施例では、A/Dコンバータ5は1
個とし、4つの信号処理回路41〜44の各出力を切換
回路8で切り換えるようにしている。この切換器8とし
てはマルチプレクサを用いた。制御回路6でA/Dコン
バータ5の出力を読み取り、制御回路6が適当であると
判断した一つの入力についてのA/Dコンバータ5の出
力を選択する。すなわち、切換回路8を順次切り換えて
4つの信号処理回路41〜44の出力をそれぞれ順にA
/Dコンバータ5に送り、各々デジタル信号を得る。こ
れにより、A/Dコンバータ5の入力がオーバーフロー
していないもののうち、最も大きなデジタル値を選択す
ることができる。制御回路6は、この選択したデジタル
値に対応する系の重み付けを用いて、そのデジタル値を
光パワーに変換するための演算を行う。
る。この図に示す実施例では、A/Dコンバータ5は1
個とし、4つの信号処理回路41〜44の各出力を切換
回路8で切り換えるようにしている。この切換器8とし
てはマルチプレクサを用いた。制御回路6でA/Dコン
バータ5の出力を読み取り、制御回路6が適当であると
判断した一つの入力についてのA/Dコンバータ5の出
力を選択する。すなわち、切換回路8を順次切り換えて
4つの信号処理回路41〜44の出力をそれぞれ順にA
/Dコンバータ5に送り、各々デジタル信号を得る。こ
れにより、A/Dコンバータ5の入力がオーバーフロー
していないもののうち、最も大きなデジタル値を選択す
ることができる。制御回路6は、この選択したデジタル
値に対応する系の重み付けを用いて、そのデジタル値を
光パワーに変換するための演算を行う。
【0015】この場合、1回の変換時間、つまり切換回
路8の切換時間+A/Dコンバータ5の変換時間は25
μsec程度とすることができるため、0dBm〜−4
0dBmのレンジの光パワーを、表示分解能0.01d
Bmで100回/秒の測定が可能となる。すなわち、切
換回路8の切換時間とA/Dコンバータ5の変換時間は
、電流電圧変換回路2や増幅回路3の増幅率の切換後の
安定時間に比べると、桁違いに速く、応答性の点でまっ
たく問題なく切換を行うことができる。
路8の切換時間+A/Dコンバータ5の変換時間は25
μsec程度とすることができるため、0dBm〜−4
0dBmのレンジの光パワーを、表示分解能0.01d
Bmで100回/秒の測定が可能となる。すなわち、切
換回路8の切換時間とA/Dコンバータ5の変換時間は
、電流電圧変換回路2や増幅回路3の増幅率の切換後の
安定時間に比べると、桁違いに速く、応答性の点でまっ
たく問題なく切換を行うことができる。
【0016】図4は、これら図2または図3で示した光
パワーメーターを使用した光カプラの製造装置を示して
いる。この図において、2本の石英系ガラスの光ファイ
バ11、12があらかじめ並列させられ、相互に側面が
接触させられた上でクランパ13、14により把持され
、延伸機15でそれらクランパ13、14の間が長さ方
向に延伸される。このクランパ13、14間において光
ファイバ11、12が側面よりバーナ16によって加熱
される。すなわち、2本の光ファイバ11、12をその
側面において融着することによって融着延伸型光ファイ
バカプラを製造する。バーナ16の位置はバーナ位置制
御装置17により制御される。
パワーメーターを使用した光カプラの製造装置を示して
いる。この図において、2本の石英系ガラスの光ファイ
バ11、12があらかじめ並列させられ、相互に側面が
接触させられた上でクランパ13、14により把持され
、延伸機15でそれらクランパ13、14の間が長さ方
向に延伸される。このクランパ13、14間において光
ファイバ11、12が側面よりバーナ16によって加熱
される。すなわち、2本の光ファイバ11、12をその
側面において融着することによって融着延伸型光ファイ
バカプラを製造する。バーナ16の位置はバーナ位置制
御装置17により制御される。
【0017】このような光カプラ製造装置において、光
の分岐比は延伸量に依存する。そこで、光源18を用い
て一方の光ファイバ11の一端から光を入射し、2本の
光ファイバ11、12の他端から出射する光のパワーを
監視しながら延伸量を制御することが必要となる。光フ
ァイバ11、12の他端からの出射光を、上記の図2ま
たは図3の光パワーメーター21、22で測定する。そ
して、その測定光パワーデータをコントローラ23に送
って延伸機15及びバーナ位置制御装置17をコントロ
ールする。光パワーメーター21、22は上記の通り応
答性が速く、光パワーの変動に追従して測定することが
できるため、バーナ16の位置を最適なものとすること
ができるとともに、徐々に延伸していったときの、その
時々刻々変化する分岐比を直ちに捉えて延伸量に反映さ
せることができる。こうして、所望の分岐比となったと
ころで、延伸機15を停止させ、且つバーナ16を後退
させることにより、所望の分岐比の光カプラを得ること
ができる。
の分岐比は延伸量に依存する。そこで、光源18を用い
て一方の光ファイバ11の一端から光を入射し、2本の
光ファイバ11、12の他端から出射する光のパワーを
監視しながら延伸量を制御することが必要となる。光フ
ァイバ11、12の他端からの出射光を、上記の図2ま
たは図3の光パワーメーター21、22で測定する。そ
して、その測定光パワーデータをコントローラ23に送
って延伸機15及びバーナ位置制御装置17をコントロ
ールする。光パワーメーター21、22は上記の通り応
答性が速く、光パワーの変動に追従して測定することが
できるため、バーナ16の位置を最適なものとすること
ができるとともに、徐々に延伸していったときの、その
時々刻々変化する分岐比を直ちに捉えて延伸量に反映さ
せることができる。こうして、所望の分岐比となったと
ころで、延伸機15を停止させ、且つバーナ16を後退
させることにより、所望の分岐比の光カプラを得ること
ができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の光パワ
ーメーターによれば、応答性の良好な、光パワーのダイ
ナミックレンジの広い測定を行うことができる。そのた
め入射光パワーが広い範囲で大きく変動したとしても、
それに時間的に遅れることなくただちに追従して測定デ
ータを得ることができる。
ーメーターによれば、応答性の良好な、光パワーのダイ
ナミックレンジの広い測定を行うことができる。そのた
め入射光パワーが広い範囲で大きく変動したとしても、
それに時間的に遅れることなくただちに追従して測定デ
ータを得ることができる。
【0019】また、この発明の光カプラ製造装置によれ
ば、このように応答性の良好な、且つダイナミックレン
ジの広い光パワーメーターを用いているため、所望の特
性の光カプラを容易に製造することができる。
ば、このように応答性の良好な、且つダイナミックレン
ジの広い光パワーメーターを用いているため、所望の特
性の光カプラを容易に製造することができる。
【図1】従来例のブロック図。
【図2】この発明による光パワーメーターの第1の実施
例のブロック図。
例のブロック図。
【図3】この発明による光パワーメーターの第2の実施
例のブロック図。
例のブロック図。
【図4】この発明による光カプラ製造装置の実施例のブ
ロック図。
ロック図。
1 光検出素子2
電流電圧変換回路3、3
1〜34 増幅回路 4、41〜44 信号処理回路 5、51〜55 A/Dコンバータ6
制御回路7
表示器8
切換回路11、12 光ファイバ1
3、14 クランパ
電流電圧変換回路3、3
1〜34 増幅回路 4、41〜44 信号処理回路 5、51〜55 A/Dコンバータ6
制御回路7
表示器8
切換回路11、12 光ファイバ1
3、14 クランパ
Claims (2)
- 【請求項1】 入射光パワーに対応する電気信号を生
じる光電気変換手段と、該電気信号を増幅するそれぞれ
増幅率が異なる複数の増幅手段と、それら増幅手段の出
力をデジタル信号に変換する手段とを備えることを特徴
とする光パワーメーター。 - 【請求項2】 あらかじめ並列させられて相互に側面
が接触させられた複数本の光ファイバを加熱する手段と
、該複数本の光ファイバを長さ方向に延伸する手段と、
該複数本の光ファイバのうちの1本の光ファイバの一方
の端面から光を入射する光入射手段と、該複数本の光フ
ァイバの各光ファイバの他方の端面から出射する光のパ
ワーを測定する請求項1記載の光パワーメーターと、該
光パワーメーターの出力に応じて上記延伸手段を制御す
る手段とを備えることを特徴とする光カプラ製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41371790A JPH04223229A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 光パワーメーター及びそれを用いた光カプラ製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41371790A JPH04223229A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 光パワーメーター及びそれを用いた光カプラ製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04223229A true JPH04223229A (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=18522294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41371790A Pending JPH04223229A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 光パワーメーター及びそれを用いた光カプラ製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04223229A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005291777A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Nohmi Bosai Ltd | 炎感知器 |
JP2007116514A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 瞬時応答振幅制限増幅回路 |
WO2008111186A1 (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-18 | Fujitsu Limited | 光検出回路、光伝送装置および光検出方法 |
-
1990
- 1990-12-25 JP JP41371790A patent/JPH04223229A/ja active Pending
Cited By (4)
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