JPH04222529A - 拡張装置 - Google Patents
拡張装置Info
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- JPH04222529A JPH04222529A JP3021034A JP2103491A JPH04222529A JP H04222529 A JPH04222529 A JP H04222529A JP 3021034 A JP3021034 A JP 3021034A JP 2103491 A JP2103491 A JP 2103491A JP H04222529 A JPH04222529 A JP H04222529A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01J—MANUFACTURE OF DAIRY PRODUCTS
- A01J5/00—Milking machines or devices
- A01J5/04—Milking machines or devices with pneumatic manipulation of teats
- A01J5/08—Teat-cups with two chambers
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、酪農用装置、特に乳牛
の搾乳装置に関する。
の搾乳装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】搾乳者を支援し、その仕事の効率を高め
るための各種の装置が開発されている。例えば、牛の搾
乳機械が周知である。
るための各種の装置が開発されている。例えば、牛の搾
乳機械が周知である。
【０００３】現代の搾乳機械の重要な構成要素は、搾乳
中、牛の乳首の上に嵌まる乳首カップである。この乳首
カップは、乳首に接触する中空で可撓性の拡張装置を備
えている。真空装置の作用下、真空力により乳を牛から
牛乳管内に送る間、該拡張装置が乳首をマッサージし、
乳の流れを維持する。
中、牛の乳首の上に嵌まる乳首カップである。この乳首
カップは、乳首に接触する中空で可撓性の拡張装置を備
えている。真空装置の作用下、真空力により乳を牛から
牛乳管内に送る間、該拡張装置が乳首をマッサージし、
乳の流れを維持する。
【０００４】従来の乳首カップ拡張装置の例は、米国特
許第４，５３０，３０７号記載されている。該米国特許
第４，５３０，３０７号の拡張装置は、牛の乳首の周囲
に力を均一に配分する襞を有する設計としてある。該拡
張装置は、乳首を締め付けずに均一にマッサージし、又
該拡張装置は、各種の寸法及び形状の乳首に対応するこ
とが出来る。その有利な性質のため、該米国特許第４，
５３０，３０７号の拡張装置は商業的に相当な成功を収
めている。
許第４，５３０，３０７号記載されている。該米国特許
第４，５３０，３０７号の拡張装置は、牛の乳首の周囲
に力を均一に配分する襞を有する設計としてある。該拡
張装置は、乳首を締め付けずに均一にマッサージし、又
該拡張装置は、各種の寸法及び形状の乳首に対応するこ
とが出来る。その有利な性質のため、該米国特許第４，
５３０，３０７号の拡張装置は商業的に相当な成功を収
めている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】それにもかかわらず、
絶えざる研究開発が行われていることは、拡張装置の更
に改良が望まれていることを示すものである。
絶えざる研究開発が行われていることは、拡張装置の更
に改良が望まれていることを示すものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によると、従来技
術の拡張装置の性能を上廻る性能に新規な乳首カップ拡
張装置が提供される。これは、拡張口金チャンバ及びバ
レルに一連の設計上の改良点を取り入れることで実現さ
れたものである。
術の拡張装置の性能を上廻る性能に新規な乳首カップ拡
張装置が提供される。これは、拡張口金チャンバ及びバ
レルに一連の設計上の改良点を取り入れることで実現さ
れたものである。
【０００７】一つの設計上の改良点は、口金チャンバが
その内面にのみ襞を有し、対応する外面は截頭円錐形面
として形成される点である。この幾何学的形状の組み合
わせにより、口金チャンバは通常と異なる剛性でかつ安
定した構造が得られる。かかる改良された設計により、
口金チャンバの襞が使用中に広がり、余分な乳が拡張装
置内に入り込み、牛乳を完全に搾り出されないようにす
るのを防止出来る。
その内面にのみ襞を有し、対応する外面は截頭円錐形面
として形成される点である。この幾何学的形状の組み合
わせにより、口金チャンバは通常と異なる剛性でかつ安
定した構造が得られる。かかる改良された設計により、
口金チャンバの襞が使用中に広がり、余分な乳が拡張装
置内に入り込み、牛乳を完全に搾り出されないようにす
るのを防止出来る。
【０００８】拡張装置の更に改良点は、口金チャンバに
隣接する上方バレルにテーパーを形成する点である。こ
のテーパー付きの上方バレルは、乳が拡張装置内に浸透
するのを一層良く制御し、より完全な搾乳を行うことが
可能となる。
隣接する上方バレルにテーパーを形成する点である。こ
のテーパー付きの上方バレルは、乳が拡張装置内に浸透
するのを一層良く制御し、より完全な搾乳を行うことが
可能となる。
【０００９】本発明の特徴は、口金チャンバが拡張装置
を乳首に保持するリングに予め形成される点である。か
かる設計により、拡張装置を非応力状態でかついかなる
工具も使用せずに乳首カップ内に挿入することが可能と
なる。
を乳首に保持するリングに予め形成される点である。か
かる設計により、拡張装置を非応力状態でかついかなる
工具も使用せずに乳首カップ内に挿入することが可能と
なる。
【００１０】更に本発明によると、下方拡張バレルの下
端には、バレルの外側襞の外包体を越えて伸長する環状
突起が形成される。該環状突起は、乳首カップの溝に係
合し、搾乳作業に使用する前に各種の乳首カップ構成要
素を組み立てる間、拡張装置を適所に保持する。
端には、バレルの外側襞の外包体を越えて伸長する環状
突起が形成される。該環状突起は、乳首カップの溝に係
合し、搾乳作業に使用する前に各種の乳首カップ構成要
素を組み立てる間、拡張装置を適所に保持する。
【００１１】
【実施例】本発明のその他の利点、及び特徴は、当業者
が本発明の以下の詳細な説明を読むことにより明らかに
なるであろう。
が本発明の以下の詳細な説明を読むことにより明らかに
なるであろう。
【００１２】図１を参照すると、本発明を具体化する乳
首カップ１が図示されている。該乳首カップ１は、機械
により牛を搾乳するため牛の乳房の乳首上に位置決めす
るのに特に有用である。
首カップ１が図示されている。該乳首カップ１は、機械
により牛を搾乳するため牛の乳房の乳首上に位置決めす
るのに特に有用である。
【００１３】該乳首カップ１は、中央外殻３と、上方外
殻５と、リテーナ６と、及び端部キャップ７とを備えて
いる。該中央外殻３は、上方部分９及び下方部分１１を
有する壁８を備えた全体として管状の円筒体の形状をし
ている。中央外殻の下方部分１１は雄ねじ１３と、該雄
ねじ１３と中央外殻の下端１７との間に配置された外側
溝１５とを有している。中央外殻３は、管状壁８に接続
されかつ該壁８の内側に開放する真空管１９を更に備え
ている。壁８は、上方部分９に一連に外側環状溝２１を
画成し、及び外殻の上端２５から溝２１まで伸長するキ
ー溝２３を有している。
殻５と、リテーナ６と、及び端部キャップ７とを備えて
いる。該中央外殻３は、上方部分９及び下方部分１１を
有する壁８を備えた全体として管状の円筒体の形状をし
ている。中央外殻の下方部分１１は雄ねじ１３と、該雄
ねじ１３と中央外殻の下端１７との間に配置された外側
溝１５とを有している。中央外殻３は、管状壁８に接続
されかつ該壁８の内側に開放する真空管１９を更に備え
ている。壁８は、上方部分９に一連に外側環状溝２１を
画成し、及び外殻の上端２５から溝２１まで伸長するキ
ー溝２３を有している。
【００１４】上端外殻５は、壁２６と、その上端から半
径方向に伸長する環状フランジ２７とを有する中空の円
筒体である。上方外殻の下端２８には、内側面取り面２
９が形成されている。上方外殻の円筒体の壁２６は又、
フランジ２７と下端２８との間に内方に伸長する突起３
０を有している。
径方向に伸長する環状フランジ２７とを有する中空の円
筒体である。上方外殻の下端２８には、内側面取り面２
９が形成されている。上方外殻の円筒体の壁２６は又、
フランジ２７と下端２８との間に内方に伸長する突起３
０を有している。
【００１５】乳首カップの端部キャップ７は、中央外殻
の雄ねじ１３にかみ合う雌ねじを有する上端を備えてい
る。該キャップ７の下端には、接続先端３３が形成され
ている。中央外殻３及びキャップ７は透明なプラスチッ
クにて形成される。上方外殻５はステンレス鋼にて形成
される。
の雄ねじ１３にかみ合う雌ねじを有する上端を備えてい
る。該キャップ７の下端には、接続先端３３が形成され
ている。中央外殻３及びキャップ７は透明なプラスチッ
クにて形成される。上方外殻５はステンレス鋼にて形成
される。
【００１６】リテーナ６は、成形したゴム材料にて製造
することが望ましい。該リテーナ６は、上方外殻５のフ
ランジ２７に適合する第１の内側溝３５を有している。 該リテーナ６は又第２の内側溝３７も有している。
することが望ましい。該リテーナ６は、上方外殻５のフ
ランジ２７に適合する第１の内側溝３５を有している。 該リテーナ６は又第２の内側溝３７も有している。
【００１７】本発明によると、改良された拡張装置３９
は乳首カップ１内に挿入され、搾乳機械装置に対して優
れた性能を提供する。拡張装置３９は、縦軸線４２を中
心として同心状の壁４０を有する全体として細長い管状
部材として形成される。拡張装置は、下方バレルＬＢ、
上方バレルＵＢ、及び口金チャンバＭＣに分割される。
は乳首カップ１内に挿入され、搾乳機械装置に対して優
れた性能を提供する。拡張装置３９は、縦軸線４２を中
心として同心状の壁４０を有する全体として細長い管状
部材として形成される。拡張装置は、下方バレルＬＢ、
上方バレルＵＢ、及び口金チャンバＭＣに分割される。
【００１８】図２を参照すると、拡張下方バレルＬＢは
拡張下端３９から略長手方向の中間点４９まで伸長して
いる。下方バレルの拡張壁４０は、外側襞４５及び内側
襞４７が交互にかつ平行に配置された連続的な帯状体の
断面に形成される。この組立前の状態において、下方バ
レルの断面は略一定であり、襞４５、４７は軸線４２に
対して平行である。
拡張下端３９から略長手方向の中間点４９まで伸長して
いる。下方バレルの拡張壁４０は、外側襞４５及び内側
襞４７が交互にかつ平行に配置された連続的な帯状体の
断面に形成される。この組立前の状態において、下方バ
レルの断面は略一定であり、襞４５、４７は軸線４２に
対して平行である。
【００１９】その中間点４９と拡張上端４３との間の拡
張部分４０は、上方バレルＵＢ及び口金チャンバＭＣに
分割される。上方バレルの長さに沿って、壁４０が、拡
張下方バレルＬＢのそれぞれの襞の連続体である襞４５
、４７により画成される。しかし、上方バレルの壁４０
は、拡張上端４３に向けて徐々に広がり上方バレルに対
してテーパーを付与する。
張部分４０は、上方バレルＵＢ及び口金チャンバＭＣに
分割される。上方バレルの長さに沿って、壁４０が、拡
張下方バレルＬＢのそれぞれの襞の連続体である襞４５
、４７により画成される。しかし、上方バレルの壁４０
は、拡張上端４３に向けて徐々に広がり上方バレルに対
してテーパーを付与する。
【００２０】拡張口金チャンバＭＣの壁４０は、上方バ
レルＵＢとの接続箇所から、拡張上端４３に向けて広が
り続ける。更に、口金チャンバにおける壁の断面は、上
方バレル及び下方バレルＬＢにおける断面と異なる。更
に、図４に図示するように、口金チャンバの長さＦに沿
った拡張壁は内側襞４７のみを備えて形成される。対応
する拡張壁の外面は外側襞がなく、截頭円錐形面５１と
して形成される。
レルＵＢとの接続箇所から、拡張上端４３に向けて広が
り続ける。更に、口金チャンバにおける壁の断面は、上
方バレル及び下方バレルＬＢにおける断面と異なる。更
に、図４に図示するように、口金チャンバの長さＦに沿
った拡張壁は内側襞４７のみを備えて形成される。対応
する拡張壁の外面は外側襞がなく、截頭円錐形面５１と
して形成される。
【００２１】口金チャンバＭＣの長さＦの上端から、拡
張装置の壁４０は、環状の材料帯状部分５３に合流する
。該帯状部分５３は、保持リング５５の外径プラス金属
帯状体５３の寸法に等しい寸法とした内径を画成する。 内面５９を有する座金状の口金５７が口金チャンバの帯
状部分５３に接続する。
張装置の壁４０は、環状の材料帯状部分５３に合流する
。該帯状部分５３は、保持リング５５の外径プラス金属
帯状体５３の寸法に等しい寸法とした内径を画成する。 内面５９を有する座金状の口金５７が口金チャンバの帯
状部分５３に接続する。
【００２２】更に、本発明によると、拡張下端４１には
、外方向に伸長する環状突起６１が形成される。図３も
参照のこと。突起６１の外径は、拡張外側襞４５の外包
体６２より大きい。
、外方向に伸長する環状突起６１が形成される。図３も
参照のこと。突起６１の外径は、拡張外側襞４５の外包
体６２より大きい。
【００２３】拡張装置３９は、可撓性のエラストマーか
ら形成される。シリコンゴムが好適な材料ではあるが、
その他のエラストマー材料も許容し得る。拡張壁４０の
肉厚は約２．０３ミリメートルの場合、極めて良好に作
用する。
ら形成される。シリコンゴムが好適な材料ではあるが、
その他のエラストマー材料も許容し得る。拡張壁４０の
肉厚は約２．０３ミリメートルの場合、極めて良好に作
用する。
【００２４】乳首カップ１を組立てて使用するためには
、リテーナ６を上方外殻５の上に押し付け、上方外殻フ
ランジ２７がリテーナの第１の溝３５に係合するように
する。保持リング５５は、拡張帯状体５３の内径に取り
付けられる。拡張帯状体が保持リング５５の外径に合う
ように予め寸法決めされているため、従来の拡張装置の
場合に必要とされるように、保持リングを取り付ける特
別な工具は不要である。次に、上方外殻５を中央外殻の
上に押し付け、上方外殻の突起３０が中央外殻のキー溝
２３に係合するようにする。次に、拡張下方端４１を組
立られた上方外殻及びリテーナを通じて挿入し、拡張口
金チャンバ帯状体５３をリテーナの第２の溝３７内に着
座させる。拡張装置３９の下端４１は、外方に折り畳ま
れて中央外殻３の下端１７の周囲に巻き付くようにする
。拡張突起６１は、中央外殻の下端付近で溝１５内に嵌
まり得る設計としてある。キャップ７は、中央外殻のね
じ１３及び協働するキャップの雌ねじにより中央外殻の
上にねじ込まれる。
、リテーナ６を上方外殻５の上に押し付け、上方外殻フ
ランジ２７がリテーナの第１の溝３５に係合するように
する。保持リング５５は、拡張帯状体５３の内径に取り
付けられる。拡張帯状体が保持リング５５の外径に合う
ように予め寸法決めされているため、従来の拡張装置の
場合に必要とされるように、保持リングを取り付ける特
別な工具は不要である。次に、上方外殻５を中央外殻の
上に押し付け、上方外殻の突起３０が中央外殻のキー溝
２３に係合するようにする。次に、拡張下方端４１を組
立られた上方外殻及びリテーナを通じて挿入し、拡張口
金チャンバ帯状体５３をリテーナの第２の溝３７内に着
座させる。拡張装置３９の下端４１は、外方に折り畳ま
れて中央外殻３の下端１７の周囲に巻き付くようにする
。拡張突起６１は、中央外殻の下端付近で溝１５内に嵌
まり得る設計としてある。キャップ７は、中央外殻のね
じ１３及び協働するキャップの雌ねじにより中央外殻の
上にねじ込まれる。
【００２５】上方外殻は、中央外殻の上に押し付けて拡
張装置を延伸させ、密封リング６３は中央外殻３の選択
された溝２１内に取り付ける。
張装置を延伸させ、密封リング６３は中央外殻３の選択
された溝２１内に取り付ける。
【００２６】作用について説明すると、図示しない可撓
性ホースを乳首カップ先端３３に接続し、該ホースに一
定の真空力を作用させる。拡張装置３９の口金内面５９
は、牛の乳首の上に沿って滑らせ、乳首が口金チャンバ
ＭＣ及び上方バレルＵＢ内に入り得るようにする。先端
３３を通じて拡張装置内部に導入された真空力により大
気圧は拡張上方バレルを乳首に沿って僅かにへこませ、
拡張装置、従って乳首カップを適所に保持する。同様に
図示しない第２のホースを中央外殻３の真空管１９に接
続する。脈動する真空圧を真空管１９、従って中央外殻
３の内部及び拡張装置３９の外部に作用させる。その結
果、拡張上方バレルＵＢ及び下方バレルＬＢは軸線４２
を中心として半径方向に連続的に交互に拡張及びへこみ
を繰り返し、真空力により乳首は牛乳を拡張装置の内部
にかつ先端３３外に押し出し、へこむことで乳首端をマ
ッサージし、これにより、一定の真空圧に起因する組織
の傷を防止することが出来る。
性ホースを乳首カップ先端３３に接続し、該ホースに一
定の真空力を作用させる。拡張装置３９の口金内面５９
は、牛の乳首の上に沿って滑らせ、乳首が口金チャンバ
ＭＣ及び上方バレルＵＢ内に入り得るようにする。先端
３３を通じて拡張装置内部に導入された真空力により大
気圧は拡張上方バレルを乳首に沿って僅かにへこませ、
拡張装置、従って乳首カップを適所に保持する。同様に
図示しない第２のホースを中央外殻３の真空管１９に接
続する。脈動する真空圧を真空管１９、従って中央外殻
３の内部及び拡張装置３９の外部に作用させる。その結
果、拡張上方バレルＵＢ及び下方バレルＬＢは軸線４２
を中心として半径方向に連続的に交互に拡張及びへこみ
を繰り返し、真空力により乳首は牛乳を拡張装置の内部
にかつ先端３３外に押し出し、へこむことで乳首端をマ
ッサージし、これにより、一定の真空圧に起因する組織
の傷を防止することが出来る。
【００２７】長さＦに沿った口金チャンバＭＣの内側の
襞４５及び該チャンバＭＣの外側のせ截頭円錐形面５１
を組み合わせる拡張装置３９のユニークな構造の結果、
幾つかの利点が得られる。拡張壁４０は、該領域にて通
常見られない程に剛性でかつ安定している。壁が剛性で
あることにより襞が広がり、上方バレル及び口金チャン
バの有効径が増大するのを阻止する。かかる有効径の増
大があると、牛の乳首は望ましい程度以上に拡張装置内
に更に侵入し、牛の完全な搾乳を妨害する。拡張口金チ
ャンバ帯状体５３の予形成した径により、保持リング５
５は工具を使用せずに取り付けることが可能となる。更
に、予形成された拡張帯状体５３は拡張装置間で一定で
あるように口金の内面５９の径を予め定め、拡張装置を
乳首カップ１に組み付けたとき、口金チャンバが非応力
状態となるのを許容する。
襞４５及び該チャンバＭＣの外側のせ截頭円錐形面５１
を組み合わせる拡張装置３９のユニークな構造の結果、
幾つかの利点が得られる。拡張壁４０は、該領域にて通
常見られない程に剛性でかつ安定している。壁が剛性で
あることにより襞が広がり、上方バレル及び口金チャン
バの有効径が増大するのを阻止する。かかる有効径の増
大があると、牛の乳首は望ましい程度以上に拡張装置内
に更に侵入し、牛の完全な搾乳を妨害する。拡張口金チ
ャンバ帯状体５３の予形成した径により、保持リング５
５は工具を使用せずに取り付けることが可能となる。更
に、予形成された拡張帯状体５３は拡張装置間で一定で
あるように口金の内面５９の径を予め定め、拡張装置を
乳首カップ１に組み付けたとき、口金チャンバが非応力
状態となるのを許容する。
【００２８】拡張装置３９の下端４１の突起６１は、中
央外殻の溝１５とかみ合いかつ該溝１５内の適所に保持
される。この特徴により、キャップ７を乳首カップの他
の構成要素に組み付けることが簡単となる。更に、勿論
、本発明の新規な拡張装置は従来の襞付き拡張装置の全
ての利点をなおも保持するものである。
央外殻の溝１５とかみ合いかつ該溝１５内の適所に保持
される。この特徴により、キャップ７を乳首カップの他
の構成要素に組み付けることが簡単となる。更に、勿論
、本発明の新規な拡張装置は従来の襞付き拡張装置の全
ての利点をなおも保持するものである。
【００２９】このように、本発明によると、上述の目的
及び利点を完全に満足させ得る新規乳首カップ拡張装置
が提供されることが明らかである。本発明はその特別な
実施例について説明したが、当業者には、上記の説明に
照して多くの代替例、応用例及び変形例が明らかであろ
う。従って、本発明は、特許請求の広い範囲及び精神に
属するかかる代替例、応用例及び変形例を全て包含する
ことを意図するものである。
及び利点を完全に満足させ得る新規乳首カップ拡張装置
が提供されることが明らかである。本発明はその特別な
実施例について説明したが、当業者には、上記の説明に
照して多くの代替例、応用例及び変形例が明らかであろ
う。従って、本発明は、特許請求の広い範囲及び精神に
属するかかる代替例、応用例及び変形例を全て包含する
ことを意図するものである。
【図１】乳首カップ内に挿入された本発明の拡張装置の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図２】図１の線２−２に沿った拡大断面図である。
【図３】組立前の状態の拡張装置の下端の拡大図である
。
。
【図４】図１の線４−４に沿った拡大断面図である。
１ 乳首カップ
３ 中央外殻
５ 上方外殻
６ リテーナ
７ 端部キャップ
８ 壁
９ 上方部分
１１ 下方部分
１３ 雄ねじ
１５ 溝
１７ 下端
１９ 真空管
２１ 外側環状溝
２３ キー溝
２５ 上端
２６ 壁
２７ 環状フランジ
２８ 下面
２９ 面取り面
３０ 突起
３３ 接続先端
３５ 内側溝
３７ 内側溝
３９ 拡張装置
４０ 壁
４１ 拡張下端
４２ 縦軸線
４３ 拡張上端
４５ 外側襞
４７ 内側襞
４９ 中間点
５１ 截頭円錐形面
５３ 材料帯状部分
５５ 保持リング
５７ 口金
５９ 内面
６１ 環状突起
６２ 外包体
６３ 密封リング
Claims (18)
- 【請求項１】 拡張装置にして、第１及び第２の端部
を有する壁を備える長手方向軸線を有する可撓性の略管
状部材であって、前記第１の端部に隣接する下方バレル
を有する前記管状部材と、第２の端部に隣接する口金チ
ャンバと、前記下方バレル及び口金チャンバの中間にあ
る上方バレルとを備え、管状部材の上方及び下方バレル
の壁が、外側及び内側襞が交互に配置された連続的な帯
状体として形成され、前記外側襞が所定の径の外包体内
に位置し、管状部材の口金チャンバの壁の所定の長さ部
分がその内面に襞を有することを特徴とする拡張装置。 - 【請求項２】 請求項１の拡張装置にして、前記管状
部材の下方バレルの壁が長手方向軸線に対して略平行で
あり、管状部材の上方バレルの壁が該壁の第２の端部方
向に広がり、これにより、上方バレルにテーパーを形成
することを特徴とする拡張装置。 - 【請求項３】 請求項１の拡張装置にして、その第１
の端部にて管状部材から半径方向外方に伸長する突起で
あって、管状部材の下方バレルの外側襞の外包体よりも
大きい外径を有する前記突起を備えることを特徴とする
拡張装置。 - 【請求項４】 請求項１の拡張装置にして、前記拡張
装置がシリコンゴムエラストマーから形成され、上方バ
レル及び下方バレルの管状部材の肉厚が約２．０３ミリ
メートルであることを特徴とする拡張装置。 - 【請求項５】 請求項１の拡張装置にして、上方バレ
ルがテーパーを付けられ、前記管状部材の口金チャンバ
が、截頭円錐形であることを特徴とする拡張装置。 - 【請求項６】 請求項１の拡張装置にして、前記管状
部材の口金チャンバの外面が截頭円錐形であることを特
徴とする拡張装置。 - 【請求項７】 牛を搾乳する乳首カップと共に使用さ
れる拡張装置にして、 ａ．第１及び第２の端部、及び長手方向軸線を有する略
管状壁を備える下方バレルを備え、前記管状壁が内側及
び外側襞が交互に配置された連続的な帯状体として形成
され、外側襞が所定の径の外包体により境界が画成され
、 ｂ．更に、下方バレルと同心状でありかつ下方バレルの
第２の端部に接続された第１の端部、及び第２の端部を
有する管状壁を有する上方バレルであって、下方バレル
のそれぞれの襞の継続部分である内側及び外側襞の連続
的な帯状体として形成される前記上方バレルと、ｃ．上
方バレルと同心状でありかつ上方バレルの第２の端部に
接続された第１の端部、及び第２の端部を有する略管状
壁を有する口金チャンバとを備え、前記口金チャンバの
所定の長さ部分の内側に上方バレルのそれぞれの内側襞
の継続部分である襞が形成され、ｄ．更に、口金チャン
バの壁と同心状でかつ該壁の第２の端部に接続された口
金を備えることを特徴とする拡張装置。 - 【請求項８】 請求項７の拡張装置にして、前記管状
部分の口金チャンバがその外面に截頭円錐形面を有する
ことを特徴とする拡張装置。 - 【請求項９】 請求項７の拡張装置にして、前記上方
バレルが外方及び上方にテーパーが付けられことを特徴
とする拡張装置。 - 【請求項１０】 請求項７の拡張装置にして、ａ．下
方バレルの壁が長手方向軸線に対して平行であり、 ｂ．上方バレルの壁がその第１の端部からその第２の端
部方向に広がることを特徴とする拡張装置。 - 【請求項１１】 請求項７の拡張装置にして、下方バ
レルには、その第１の端部に下方バレルの内側襞の外包
体の径を上廻る距離だけ半径方向に伸長する突起が形成
されることを特徴とする拡張装置。 - 【請求項１２】 請求項７の拡張装置にして、前記拡
張装置が、可撓性のシリコンゴムエラストマーにて形成
され、下方バレル及び上方バレルの壁が約２．０３ミリ
メートルの厚さであることを特徴とする拡張装置。 - 【請求項１３】 牛の搾乳装置にして、ａ．次のもの
を備える乳首キャップと、Ｉ．上方及び下方端を有する
と共に、前記下端に外側溝を画成する管状の中央外殻； ＩＩ．中央外殻の上端に組み付けられた管状の上方外殻
；ＩＩＩ．上方外殻に組み付けられかつ所定の径の内側
溝を有する管状リテーナ ＩＶ．中央外殻の下端に組み付けられた管状キャップ；
ｂ．乳首カップ内に挿入され、次のものを備える可撓性
の拡張装置と、 Ｉ．長手方向軸線と、下端及び上端を有する壁とを備え
る略管状の下方バレルであって、前記壁が内側及び外側
襞が交互に配置された連続的な帯状体として形成され、
前記壁が長手方向軸線に対して略平行であり、下端が乳
首カップの中央外殻の下端を越えて伸長する前記下方バ
レル； ＩＩ．前記下方バレルと同心状でかつ下方バレルの上端
に接続された下端、及び上端を有する壁を備える略管状
の上方バレルであって、連続的に下方バレルの対応する
襞に合流する内側及び外側襞が交互に配置された連続的
な帯状体として形成される前記上方バレル；ＩＩＩ．上
方バレルと同心状でかつ上方バレル壁の上端に接続され
た下端、及び第２の端部を有する所定の長さの第１の壁
部分を備える口金チャンバであって、前記口金チャンバ
の第１の壁部分が上方バレルのそれぞれの襞の継続部分
である襞が形成された内面を有し、前記口金チャンバの
第２の壁部分が第１の壁部分の上端に接続された下端を
有し、前記第２の壁部分が、乳首カップのリテーナの内
側溝に嵌まる帯状体を画成する前記口金チャンバ； ＩＶ．口金チャンバの帯状体に接続された口金；ｃ．口
金チャンバの帯状体の内側溝に取り付けられ、拡張装置
を乳首カップ内に保持する保持リングとを備えることを
特徴とする装置。 - 【請求項１４】 請求項１３の装置にして、口金チャ
ンバの帯状体が工具を使用せずに保持リングを取り付け
得るように予め寸法決めした内径を有し、前記拡張装置
が組み付け後、非応力状態にあるようにことを特徴とす
る装置。 - 【請求項１５】 請求項１３の装置にして、前記拡張
装置が、その下端にて下方バレルの外側襞から半径方向
に伸長し、中央外殻の下端の溝内に受け入れられる突起
手段を更に備え、これにより、拡張装置の下方バレルの
下端が中央外殻の下端の上に沿って折り畳まれ、突起手
段が中央外殻の下端の溝内に受け入れられ、拡張装置の
下方バレルを乳首カップ内の適所に保持することを特徴
とする装置。 - 【請求項１６】 請求項１３の装置にして、拡張装置
の上方バレルの壁が口金チャンバの方向に広がることを
特徴とする装置。 - 【請求項１７】 請求項１３の装置にして、前記管状
部材の口金チャンバがその外面に截頭円錐形面を有する
ことを特徴とする装置。 - 【請求項１８】 請求項１３の装置にして、前記拡張
装置の下端が前記中央外殻の前記下端の前記外側溝内に
着座することを特徴とする装置。
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