JPH04219420A - ガスタービンの排気ディフューザ - Google Patents

ガスタービンの排気ディフューザ

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Publication number
JPH04219420A
JPH04219420A JP41200990A JP41200990A JPH04219420A JP H04219420 A JPH04219420 A JP H04219420A JP 41200990 A JP41200990 A JP 41200990A JP 41200990 A JP41200990 A JP 41200990A JP H04219420 A JPH04219420 A JP H04219420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
cylinder part
exhaust
diffuser
turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP41200990A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukito Yoneda
米田 幸人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Diesel Engine Co Ltd filed Critical Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication of JPH04219420A publication Critical patent/JPH04219420A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタ−ビンケ−シングの開
口に取り付けられ、タ−ビン翼部から排出される排気ガ
スを減速して外部へと排出するガスタ−ビンの排気ディ
フュ−ザに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の排気ディフュ−ザは、タ−ビン翼
部から外部装置に至るまで一体的に形成されており、全
体を1つの形成体としてタ−ビンケ−シング等に固定さ
れている。
【0003】下流側の排気マフラ等の外部装置に接続さ
れる部位は、外部装置から振動等の不測の外力を受ける
場合が多く、この場合その外力は排気ディフュ−ザ全体
に及び。また熱膨脹あるいは収縮時には全体が伸縮する
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように外力や熱
膨脹等が排気ディフュ−ザ全体に及ぶ構造であると、タ
−ビン側軸受を支持している排気ディフュ−ザの軸芯側
壁部がずれたり変形してしまい、排気ディフュ−ザがタ
−ビン翼部に干渉したり、タ−ビン主軸の軸芯がずれた
りしてしまうおそれがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、排気ディフュ−ザをタ−ビン翼部に隣接す
る排気上流側の内筒部と、排気マフラ等の外部装置に接
続する排気下流側の外筒部に2分割し、内筒部の下流側
端部と外筒部の上流側端部とを、ガスシ−ルリングを介
して相対的に軸方向に移動自在に嵌合接続し、内筒部と
外筒部とを、それぞれ独立にタ−ビンケ−スに固定して
いる。
【0006】
【作用】外部から外力が加わったり、あるいは熱膨脹が
生じても、内筒部と外筒部が軸方向移動自在に嵌合接続
しているので、上記嵌合接続部分の軸方向の摺動により
外力等は吸収される。従って全体としての軸方向のずれ
あるいは変形を小さく抑えることができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明を実施したガスタ−ビンの排気
ディフュ−ザの縦断面図であり、排気ディフュ−ザ16
内の排気ガス下流側を仮に後側としている。この図1に
おいて、タ−ビンケ−シング1内には、タ−ビン主軸2
を取り巻くようにスクロ−ル室3が設けられ、スクロ−
ル室3の半径方向外方側の端部は図示しない燃焼器に接
続している。燃焼器内では圧縮機からの圧縮空気と燃料
とを混合して燃焼しており、そこで発生する燃焼ガスを
スクロ−ル室3に供給する。
【0008】スクロ−ル室3よりも軸芯側に燃焼ガス通
路Sが設けられ、燃焼ガス通路Sには複数のタ−ビンロ
−タ翼(動翼)7及び複数のノズル翼(静翼)8よりな
るタ−ビン翼部が配置されている。燃焼ガス通路Sの排
気ガス上流側端部(前端部)にはスクロ−ル室3の軸心
側の吐出口が開口し、該吐出口から燃焼ガスは軸方向後
方、即ち矢印A方向に供給される。
【0009】各タ−ビンロ−タ翼7はそれぞれ翼支持用
のディスク5の外周端部に固定されており、各ディスク
5は互いに噛合い部5aを介して一体回転可能に連結さ
れている。前端のディスク5はさらに噛合い部(図示せ
ず)を介して圧縮器のインペラに連結し、空気の圧縮作
用の駆動源となっている。
【0010】後端のディスク5は後端部側の噛合い部5
bを介してカップリング4に連動連結しており、該カッ
プリング4は軸受12を介して軸受ハウジング13に回
転自在に支持される。軸受ハウジング13の後端部には
ハウジングカバ−14が固着され、軸受ハウジング13
及びカバ−14内にはタ−ビン側軸受12に連通する潤
滑油通路35が形成されている。潤滑油通路35の途中
にはタ−ビン主軸2の芯振れを測定するギャップセンサ
38が設けられている。
【0011】タ−ビン主軸2は前記ディスク5の内周側
を第1図左方へと延び、圧縮機内等を通過し、動力取出
し軸として発電機等の負荷駆動用に供される。
【0012】各ノズル翼8はそれらの外周側のノズル支
持用の筒状タ−ビンケ−ス9に固定支持されており、該
タ−ビンケ−ス9の半径方向外方側にはタ−ビンロ−タ
が万一破壊した時の破片の外部飛散を防止するためのコ
ンテインメントリング(筒状隔壁)15が配置されてい
る。
【0013】排気ガスを減速するための筒状の排気ディ
フュ−ザ16は、タ−ビンケ−シング1の開口部に取り
付けられており、燃焼ガス通路Sの排気ガス出口側(後
側)に連通して排気ガスの流速を減少させる。排気ディ
フュ−ザ16は断面形状が環状の排気ガス通路を有し、
全体として下流側にゆくに従い流通断面積が拡張するよ
うに末拡がり状に形成されている。
【0014】排気ディフュ−ザ16は、前側(排気ガス
上流側)の内筒17と、後側(排気ガス下流側)の外筒
部18とに2分割されており、それぞれの筒部17、1
8の後端部には斜め前方へと延びるステ−26a,28
aが一体または一体的に設けられ、ステ−26a、28
aの前端部にはそれぞれフランジ26,28が形成され
ている。各フランジ26,28はそれぞれ独立してタ−
ビンケ−シング1の開口部端面1aにボルト27により
固定されている。即ち各筒部17,18はそれぞれ独立
にタ−ビンケ−シング1に取り付けられている。内筒部
17はその中に放射状配置された複数のガイド翼33を
備え、内筒部17の軸心側壁17aは前記軸受ハウジン
グ13を嵌着支持し、内筒部前端縁17bは最も下流側
のタ−ビンロ−タ翼7に近接して対向している。
【0015】外筒部18もその中に放射状配置された複
数のガイド翼32を備え、外筒部18の後側端縁18a
は例えば排気マフラ31に固定されている。ガイド翼3
2内は軸受ハウジング13内の潤滑油通路35に接続す
る潤滑油供給管34が通過している。
【0016】内筒部17と外筒部18との嵌合接続部分
Pについて説明する。内筒部17の後端部外周面にはテ
−パ−状でない、直即ち直径が一様な円筒状の摺接面2
0が形成され、一方外筒部18の前端部の内周には環状
溝21が形成され、該環状溝21内には金属製のガスシ
−ルリング(割目を有するC形リング)22が嵌着され
、該ガスシ−ルリング22は一定の縮径方向の弾性力で
摺接面20に軸方向移動可能に、かつ円周方向にも摺動
が可能に圧接している。
【0017】ガスタ−ビン運転中、スクロ−ル室3から
の燃焼ガスは燃焼ガス通路Sに供給され、タ−ビンロ−
タ翼7を回転させる。そして排気ディフュ−ザ16で減
速され、排気マフラ31へと送り込まれる。運転中、外
筒部18の後端部に排気マフラ31から振動等の不測の
外力がかかった場合、接続部分Pにおいて、摺動面20
に対してガスシ−ルリング22及び外筒部18が軸方向
に相対的に摺動することにより、外力は吸収され、内筒
部17への伝達が断ち切られる。従って軸受ハウジング
13の保持位置等による軸芯の振れ等は防止され、また
内筒部前端縁17bがタ−ビンロ−タ翼7やディスク5
に接触することもなくなる。
【0018】また排気ディフュ−ザ16に熱膨脹や収縮
があっても、接合部分Pでの相対摺動により分断され、
熱膨脹等による変形等は小さく抑えられる。
【0019】また外筒部18にねじれが生じても、ガス
シ−ルリング22と摺動面20が円周方向に相対的にず
れることにより吸収され、内筒部17へは伝達されない
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によると、
排気ディフュ−ザ16を排気ガス上流側の内筒部17と
外筒部18とに2分割し、それらをガスシ−ルリング2
2を介して軸方向移動可能に嵌合接続すると共に、独立
にタ−ビンケ−シング1に固定しているので、外部から
外力が加わったり、あるいは熱膨脹が生じても、嵌合接
続部分Bの軸方向の摺動により外力等は吸収され、全体
としての軸方向のずれあるいは変形を小さく抑えること
ができる。従って排気ディフュ−ザ16の変形によるタ
−ビン側軸受の芯ずれや、排気ディフュ−ザ16とロ−
タ翼との接触等を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したガスタ−ビンの排気ディフュ
−ザの縦断面図である。
【符号の説明】
1  タ−ビンケ−シング 7  ロ−タ翼 8  ノズル翼 16  排気ディフュ−ザ 17  内筒部 18  外筒部 20  摺動面 21  環状溝 22  ガスシ−ルリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タ−ビンケ−シングの開口に取り付けられ
    、タ−ビン翼部からの排気ガスを減速して外部へと排出
    するガスタ−ビンの排気ディフュ−ザにおいて、排気デ
    ィフュ−ザをタ−ビン翼部に隣接する排気上流側の内筒
    部と、排気マフラ等の外部装置に接続する排気下流側の
    外筒部に2分割し、内筒部の下流側端部と外筒部の上流
    側端部とを、ガスシ−ルリングを介して相対的に軸方向
    に移動自在に嵌合接続し、内筒部と外筒部とを、それぞ
    れ独立にタ−ビンケ−スに固定したことを特徴とするガ
    スタ−ビンの排気ディフュ−ザ。
JP41200990A 1990-12-18 1990-12-18 ガスタービンの排気ディフューザ Pending JPH04219420A (ja)

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JP41200990A JPH04219420A (ja) 1990-12-18 1990-12-18 ガスタービンの排気ディフューザ

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JP41200990A JPH04219420A (ja) 1990-12-18 1990-12-18 ガスタービンの排気ディフューザ

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JPH04219420A true JPH04219420A (ja) 1992-08-10

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ID=18520903

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41200990A Pending JPH04219420A (ja) 1990-12-18 1990-12-18 ガスタービンの排気ディフューザ

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JP (1) JPH04219420A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013144540A (ja) * 2012-01-11 2013-07-25 Hamilton Sundstrand Corp 環境制御システム及び該システムにおけるスピードセンサモジュール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013144540A (ja) * 2012-01-11 2013-07-25 Hamilton Sundstrand Corp 環境制御システム及び該システムにおけるスピードセンサモジュール

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