JPH04219224A - 複細胞型折畳可能シェード - Google Patents

複細胞型折畳可能シェード

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JPH04219224A
JPH04219224A JP40091290A JP40091290A JPH04219224A JP H04219224 A JPH04219224 A JP H04219224A JP 40091290 A JP40091290 A JP 40091290A JP 40091290 A JP40091290 A JP 40091290A JP H04219224 A JPH04219224 A JP H04219224A
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JP
Japan
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web
belt
blade
belt means
pleater
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JP40091290A
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English (en)
Inventor
John T Schnebly
ジョン・ティー・シュネブリ
John A Corey
ジョン・エイ・コレイ
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Original Assignee
Individual
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシェード、フェネストレ
ーション(fenestration)(窓割り、採光
用開口)部材等に係り、特に、折畳み可能な複数の細胞
質状のカーテンや平面上のカバーからなる可撓性を有す
るシート構造に関する。このような複数の細胞質からな
る構造は一般に可動ウインドシェードとして用いられ、
平面的なカバーの技術を蜂の巣構造の技術に組み合わせ
たものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
複数の細胞質からなる折畳み可能に可撓性を有するシー
ト構造を製造する装置及び方法が多数提案されている。 上記構造を作るための最近の提案のうちの一つは197
7年Rasmussen に発行された米国特許第4,
019,554 号に開示されている。Rasmuss
en の特許は複数の重畳された一方向に整列された筒
状部材と隣接する筒状部材の各対の間に共通の小割り板
(スラット)(slat) 状の隔離部材(通常のベネ
チアンブラインドのスラットに似ている)とを有してい
る。半剛性可撓ファブリックから形成することができる
上記筒状部材の各々はその二つの反対側に沿って折畳ま
れたクリース(crease)(ひだ,折り目)を有す
る。このクリースにより各筒の折畳みが可能となり、全
体の構造がベネチアンブラインド(Venetian 
blind)のように折畳み可能となる。Rasmus
sen の発明の名称は「特に温室に用いられる熱絶縁
カーテン(THERMAL INSULATING C
URTAIN,ESPECIALLY FOR USE
IN GREENHOUSE )」である。従って、R
asmussen は二つの異なる気候環境の間に断熱
層を維持するための可撓性を有する複数の細胞質からな
ると共に折畳み可能なシート構造を明らかに教示してい
る。この発明は、審美的には目に心地良いものであると
いうことができるが、本来の機能という観点からすれば
、機械的な全体論にかけている。すなわち、短期的に温
室構造に用いられるだけでなく、40年,50年使用さ
れる温室,サンルーム及びアトリウム(中庭,前庭,広
間)にも用いことができるような全体論を示していない
。Rasmussenは複数の細胞質からなる折畳み可
能且つ可撓性を有するシート構造が、特に今日のガラス
のグレイジィング・アーキテクチャ(glazing 
architecture) (取り付け・窓ガラス建
築)に見られるより入り組んだ・曲りくねったデザイン
に見られるような非垂直面に延びることができるように
する手段を示していない。
【0003】このような機械的な可撓性が本発明等で得
られる以前に、ある発展が必要であった。Rasmus
sen の発明の筒状セルはよりフレキシブルでより均
一(剛性のある小割り板(スラット)は取除かれなけれ
ばならない)でなくてはならず、より少ないコストでよ
り少ない作業によってより容易に製造できるものでなく
てはならない。この発展に付随しなければならないこと
は審美的な特徴の改善である。というのは未来のシェー
ドは可撓性や用途や環境的な実用性を高めるだけでなく
魅力的なものでなければならないからである。というの
はこれらが新しく使用される場所はオフィスであり家庭
であるからである。従って、一般に蜂の巣状シェード構
造の開発から始められた。
【0004】1965年に「農作物の苗(木)・苗種を
育てて移植するためのシリンダを製造する方法(Met
hos of Making Cylinders f
or Raising and Transplant
ing Seedlings of Farm Cro
ps) 」という名称のA.Masudaの発明に特許
が発行された(米国特許第3,164,507 号)。 Masudaの発明は蜂の巣プランター(plante
r)(栽培容器)を製造する方法を教示している。すな
わち、複数の独立した細管・小管を見栄え良く接着して
重ね合わせた筒状の六角形のシェル構造を製造する方法
を開示している。これは上下のマージンを引き離すこと
によって展開・引き延ばされたとき、天然の蜂の巣構造
と略同じ複数の細胞質構造・配列を形成する。この場合
、その折畳み可能という特徴は失われていない。Mas
udaは適当なファブリック(組織・織地)からなる長
細い条片から始め、この条片の長手方向の側端(側部エ
ッヂ)を中央の長手方向軸方向に折り畳んだ。この折畳
みは条片の幅の3分の1より少し大きいところで行われ
、これにより長手方向中央部に向けて折畳まれると側部
マージンが少しオーバーラップする。オーバーラップし
た部分では、最初に折り畳まれたパネルの外側マージン
に接着剤が塗布され次に折り畳まれるパネルがその接着
剤が塗布されたマージンに重ねられる。したがって、開
かれたとき、看者にとっては1つのシンプルなペーパー
チューブとして見える。その後、所定数のチューブが、
その折り畳まれた形で、各折畳みチューブの幅の約3分
の1のマージンのスペースをもって水平面上に平行に横
たえられる(並べられる)。接着剤付きの条片はチュー
ブの側部マージンの頂部側に沿って配される。この場合
、構造の外側マージン(予め選択されている)の上には
条片が配されないようにする。次に、折畳みチューブの
第二の層が底部層に平行に位置され、各上部チューブの
側部マージンがオーバオーバラップしそれより下部のチ
ューブ近傍の接着条片上に重畳される。これにより一連
の間隔を有する平行なチューブが一つのレベル  (高
さ)に形成され、同じ配列(配置)(アレイ)がその上
のレベル(高さ)において形成される(しかし、すぐ下
の層又はレベルからチューブ幅の3分の1程度オフセッ
トされている)。次に、その上のレベル(第3番目)が
最初のレベルの上に置かれる。この第3番目のレベルは
第2番目のレベルと平行に配される。これにより、折畳
みチューブの交互スタック(積み上げ、積み重ね)が形
成される。このスタックにおいて、各レベルは各チュー
ブの側部マージンにおいて、その上下のレベルに接続さ
れ、各側部マージンにおいて約3分の1オーバーラップ
することになる。このアレイが開かれると、きわめて多
数(あるいは無数)の隣接する六角セル(cell) 
(房)(単室)(蜂巣)から成る蜂の巣構造が得られる
。この六角形状は意図的なオーバーラップ及び各チュー
ブの3分の2の接続により得られるものである。したが
って、完全な(完成された)アレイにおいては、各六角
シェルの全側の3分の1若しくは2つの側だけが、別の
セルへの(に対し)硬化した接着剤により硬化されない
。苗を移植するためのシリンダを製造するこの方法は発
明者の目的に合致するものの、このようなアレイはフレ
キシブルすぎてシェードとしては使用できない。Mas
udaの方法の他の欠点は、光の透過率を損なうことと
、Rasmussen の特徴である1つのセル構造よ
りも多くのものを使用するという見込みのない(うまく
いきそうもない)ことに依存している点である。これら
欠点はともに過量の接着剤の使用に起因している。Ma
sudaの製品が審美的特徴に欠けるということは、多
分、発明者が農作物の苗の移植しか考えて(望んで)い
なったからだろう。
【0005】1980年代は蜂の巣型絶縁材料に関する
イノベーションの時代の先導的役割を果した。シェード
構造に関しては、(その外観と、蜂の巣構造の外方に向
けられた部分との近似性とにより)簡単なひだ付きシェ
ードが、ひだ付きシェードの付属物として蜂の巣構造あ
るいは複細胞質アレイを採用するという考えを示唆した
。Rasmussen の発明は通常のベネチアンブラ
インドに対し前後双方にひだ付きシェードを配し、ひだ
の波溝(トラフ)(troughs)をスラット(小割
り板)の前後のエッヂに接着するということで特徴付け
られることは極めて明らかである。このシンプルなひだ
付きシェードを用いてしばらく住んでみると、非常に低
額な装置であることがわかる。なぜなら、一つの連続す
るシート材から容易に作ることができるからである。し
かしながら、シンプルなひだ付きシェードは、非魅惑的
な目に見える機構(通常ひだを通るコード)をその動作
のために常に必要とする。この装置の保存モード(態様
)は非常にコンパクトである。なぜなら、ひだ付き材料
を密着して積み上げられた高密度のパイルに折り畳むこ
とができるからである。しかしながら、この装置の絶縁
値は非常に低い。なぜなら、ひだが形成されるシートは
薄くてフレキシブルでなければならないからである。し
たがって、このような材料の1つの層は望まれない天候
条件に対する伝導バリア、対流バリア、伝達バリアとな
り得ない。さらに、ひだを案内・移動するためにコード
が使用されているので、コードが通過する孔が絶縁体を
通過する直接漏洩路となる。非垂直開口部にわたるカバ
ーとしてそれらを使用することに関しては、上述のよう
なひだはそのような使用に対し要求される本来的な強度
はほとんど持ち合わせていない。
【0006】1982年9 月、L.P.Brown 
に対し米国特許第4,347,887 号が発行された
。この特許には、連続するウェッブをそれ自身に所定の
位置でボンディングする方法が開示されている。これに
よれば、これを展開すると、矩形セルの二重列(並び)
(1つの列が他の列に対し千鳥配列されている)からな
る細胞状構造が得られる。この列配置の接着隔膜(壁)
は折畳み幅の半分の約4 分の1 であり、均一の幅で
あるので、Brown により製造されるシェードの外
方に向けられたパネルは互いに平行となることが約束さ
れる。平行な外面は、これと同一平面上のセルアレイ(
cell array) の内側面とともに、トリプル
グレイジィング(glazing)タイプの絶縁アレイ
を形成する。ボンディングあるいは接着ラインはセル構
造の間にはっきりと見え、広い接着ラインを有する製品
はその平面に対して垂直方向にフレキシブルでない(可
撓性を有さない)。したがって、曲線的使用は実際には
無理である。
【0007】次に、その後に提案された構造について考
察する。この構造は本発明により近いものである。展開
可能な蜂の巣材料がそれらのエッヂに沿って接着された
複数の細胞質状チューブから構成され、折り畳み可能な
パネルを形成する。この種の発明はW.Colsonに
対し発行された米国特許第4,450,027 号に開
示されているが、この発明はMasudaの発明を思い
出させるにすぎない。Colsonの発明はRasmu
ssenに暗示されているように、事実上又は結果的に
2つのシンプルなひだ付きシェードを背中合せにしてシ
ンプルなひだ付きの構造の絶縁値を大きく改善するもの
である。結果的にできる筒状セル(構造の面同士の間に
)に空気を捕えておくことにより熱伝導や熱伝達に対し
効果的なバリアが形成される。以下の記述において読者
が本出願の図面を見たとき、図1のColsonの細胞
質状のアレイの展開(図)に注意してほしい。その際、
読者は、内部空間(細胞質構造の面同士の間の)がセル
境界線(部)においてリガメント(ligaments
)(靭帯)により効果的に分割されていることに気付く
だろう。これら「靭帯」はチューブが接触する面(これ
らの面は素材と接着材とから成る)を形成し、その発明
の作動コード類やガイドブレードが通過できる場所を提
供する。「靭帯」だけに孔をあけることにより、コード
類やガイドブレードは隠れて見えなくなる部分(Ras
mussen の小割り板隔離部材に相当)を通ること
ができ、ひだ付き面の一方あるいは両方に孔をあけるこ
とによって生ずるであろう絶縁特性の低下を回避するこ
とができる。 このような作動手段は、他の同様な手段と同様に、当該
技術分野では良く知られており、ベネチアンブラインド
で広く採用されている。Colsonの蜂の巣構造は高
い審美性をアピールするという利点を有するが、熱的に
は中程度の効果しか有さない。また、Colsonの構
成はボンドエリア(接着部、面積)が制限され、これに
より構造的強度が制限される。つまり、非垂直開口部に
わたって延びるために必要とされるファクタが制限され
る。
【0008】本発明に関連する従来技術とそれから派生
するアイデア及び利点の検討の最後に、J.Ander
sonに発行された米国特許4,,307,768号を
挙げる。この発明は、展開可能な蜂の巣材料に関するも
ので、窓処理(窓用部材として)に真に初めて応用され
た蜂の巣構造である。 この発明は、Colsonの発明に先行するものである
が、Colsonのシングルセル技術から出発するもの
である。これは互いに付設された多数の独立したフレキ
シブルな材料からなる平らなシートがスタック状にされ
た(積み上げられた)ものであり、積み上げられたシー
ト同士の間に接着剤(例えば、にかわ)の交互のライン
をつくり、接着剤が各シートにおいて平行線状に並ぶよ
うにすることにより形成される。接着線のパターンはシ
ート一枚おきにライン間隔の半分ほどオフセットされる
。これにより、シートのスタックを通じて交互のライン
パターンが形成される(3分の1の交互間隔を用い六角
セルを形成したMasudaを思い出させる)。これに
より、スタックのトップシートとボトムシートが互いに
引き離されたとき(Masudaのように)、シートが
曲がる。この曲がりにより、多数の内部筒状セル(蜂の
巣)が形成される(図2参照)。この時点における比較
のために、図2AにはMasudaのスタック・ボンデ
ィング構造が示されている。この従来技術はMasud
aの開示から直接引用されている。Andersonの
構造は、上述の構成と比べ、シェード構造の厚さ方向を
通る複数のセルを設けることにより、いくつかの熱的利
点を提供する。しかし、Andersonの製造性には
何ら改善はみられない。なぜなら、最終製品を形成する
のには、さらに多数の独立した要素(シート)を接着し
なければならないからである。Andersonの製品
の大きな審美的欠点は、構造の面上にある無視できない
シートのむき出しのエッヂ(それにボンディングライン
)の存在である。有利には、複セル深さは、非垂直開口
部にわたるための(をつなぐための)高度な本来的強度
を提供し、内部「靭帯」(例えばColsonの発明に
見られるような)は作動手段やガイド手段が隠れるため
の場所を提供する。Andersonはガイド手段(蜂
の巣構造がその上をスライドする)となるガイドブレー
ドが「靭帯」アレイを通過するようにし、構造のエッヂ
シーリングを改善する場合に、構造が展開されたときの
「靭帯」のねじれにより、このような「靭帯」が有利で
あると主張している。 Andersonは、ある幅のスロット(溝)が「靭帯
」に切られガイドブレードがそのスロットに配されて通
過するようにされたとき、「靭帯」とブレードにより生
じるスロットエッヂコンタクトがより完全なシーリング
をもたらすと教示している。しかしながら、Ander
sonは「靭帯」とガイドブレードとの間の接触が起こ
るときに必ず生ずる接着について特に触れていない。こ
のバインディングは構成の完全且つ均一な展開(dep
loyment)を防止するおそれがあると共に、早期
損耗・摩滅及び故障・破損に結びつくおそれがある。こ
のような欠点は上記シェードの垂直方向の展開において
顕著であり、シェードを非垂直の動的な動きにもってい
くときに破滅的な効果をもたらすことが明らかになる。 展開されたシェードが非垂直の姿勢に静的に維持されな
ければならないならば、Andersonからその使用
において自己のの発明の内で予想したように、「靭帯」
エッヂの変形は、審美的な外観を損なうばかりでなく環
境に対するシールをかなり損なうという欠点を伴って生
ずるだろう。
【0009】熱的開口部(例えばビルの窓)の絶縁が必
要であるということにもはや明白で意義を唱えることは
できない。しかしながら、応用面で多数の態様があるの
で、絶縁はその都度取外し可能でなければならない。こ
れにより太陽輻射を取入れることができると共に、視界
の邪魔にならなくなる。このように取外し可能とするに
は、取外しが非常に便利でなければならず、保存の際に
もとてもコンパクトでなければならない。また、人が絶
縁(断熱)体を閉じた状態にしておく(したがって、見
られる窓割りとしての目的はなくなる)あるいは開いた
状態にしておく(したがって、所望の絶縁(断熱)とい
う目的はなくなる)ことにより、その解決策は却下され
る(無効となる)。さらに、上述のような窓割り開口部
のほとんどは、審美的な状態がみられなければならない
一般住宅や仕事場に備えられるので、絶縁(断熱)の問
題に対するいかなる解決策も開いた状態並びに閉じた状
態において外観的な美しさを与えるものでなければなら
ない。また、熱的にいかに効率が良くても、上述のよう
な解決策は絶縁(断熱)作用が所望のものである多数の
場所では実施されない。上記提案による絶縁を一時的に
使用するためには、その使用が可能な限り、低いコスト
であることと、色々な熱的環境での使用に非常に大きな
自由度を有るすこととが必要とされる。その構造は、そ
の可動性と矛盾することなく自分を自分で支える構造で
あり非垂直熱的開口部(例えば、スカイライト(天空光
,夜光)や温室構造)にも適用可能で、本発明は上述の
所望の特徴の全てを提供すると共に、従来技術の欠点を
解決し、さらに完全に折り畳まれたときに汚れる面の大
きさを出来るだけ小さくしている。
【0010】
【発明の概要】本発明は、シェード・絶縁構造を提供す
るものである。該構造は可動であると共に収納のために
折り畳み可能である。また、展開されたときは熱的に高
い効率を有する。さらに、上記構造は審美的に見る人を
心地良くさせると共に製造は安価である。加えて、垂直
または非垂直における使用において通常の作動・案内手
段に容易に応用できるものであ。最も重要な点は、適切
なガイド技術を採用することによって、実際の応用が真
垂直配置から真水平配置まで拡がり、両方の配置の構成
を合成できることである。
【0011】上記構造は、可撓性を有する材料(透明の
ものから不透明のものまで含み、以下「ウェッブ」とも
称される)からなる連続する一枚のシートから構成され
ている。ウェッブは新しい方法によりひだ付けされ、こ
れにより一定の間隔をおいて永久的な折り畳みが交互の
方向に形成され、適度に束縛されたウェッブは容易に折
り畳むことができると共に、小さなスペースに選択的に
コンパクトなスタックにすることができる(この場合、
ひだ部分は全く外にあらわれない)。次に、ひだ付きウ
ェッブの近傍の折り畳み部同士の接着が同質の手段(例
えば溶接)によりあるいは異質の手段(例えばプレフォ
ールド(pre−fold) コーティングと接着剤の
ストライプ)によりひだの両側に平行な等距離の線に沿
って(即ち、ウェッブの長手方向を横切る方向に)形成
される。 当業者には明らかだと思われるが、ストライプ状の接着
剤の場所と各フォールド(fold) (折り畳み)に
用いられる接着剤のストライプの数及び幅が出来上がる
複雑細胞質状構造を決定する。説明を簡潔にするために
、以下2つの構造だけを説明する。
【0012】ロール状にされた平面ウェッブの取り出し
から始まり、接着剤ストライプはまずウェッブの長手方
向を横切る方向(あるいは折り畳み線指標)(インデッ
クス)に平行に横たえられる(設けられる)。横たえる
場所は所定(提案された)の折り畳みの内部から外方の
路の約4分の3のところ、したがって、その近傍の反対
の折畳み(同様に指標(インデックス)が付されている
)へ向かう路の約4分の1のところである。ボンディン
グ(接着剤ストライプコンタクト)ラインが折り畳み及
びただの2つの対向する側部(これら側部は接着線(ボ
ンディングライン)で結合されている)によって区画形
成されたシリンダをクローズオフする効果を有する。次
の接着剤ストライプも同様に次の隣りの(そして反対側
の)折畳みを基準にして設けられる。このプロセスが、
薄い均一幅を有すると共にひだ・ボンドライン幅比が約
10対1の接着剤ストライプを用いて、ウェッブの延び
る方向に形成されたひだのスタックの全体にわたり両側
で繰返される。2つのストライプの間毎に、1つの折り
畳みが配されるように、1つずつストライプを変えてい
く(交互にしていくこと)(ストライプの交換)。より
的確には、一対の接着剤ストライプが一つの折畳みをま
たぐようにする。このようなスタックが最も遠いひだ2
つを引き離すことにより展開されると、複数の細胞質状
の基礎構造を有するカーテンが形成される。 このカーテンは折畳み可能な四辺形セル構造のスタック
から成り、両面に「ひだ付きファブリック(fabri
c)(組織)(編地)(構造)」外観を有する外面を備
える。
【0013】第2の構造(これは複雑細胞質状効果とし
て現われる)は、1つの接着ストライプを配するのでは
なく、2つのストライプ(ウェッブの各サイドとひだの
折畳みの間に)を配することによって得られる。第1の
構造では、1つの接着ストライプが、基準の折畳みとし
てつくられた折畳み(フォールド)からひだの幅の約4
分の3あるいはそれ以上のところに設けられた。次に、
基準の折畳みとこのストライプとの間に、もう1つのボ
ンディングラインが設けられる。パターンが次の近隣の
ひだに及び第2の基準の折畳みに移動されると、接着用
ストライプが最初のストライプと同様に設けられる。こ
のとき、第2のストライプは最初のストライプと第2の
基準の折畳みとの間の距離に相当する距離だけオフセッ
トされる。短く言えば、対になっているストライプが1
つのひだから別のひだへ(最初の例において1つのスト
ライプが1つのひだから別のひだへかわる(alter
nate)のと同じように)かわるのである。このパタ
ーンが折畳まれ、アクリーション(accretion
)(累積)プロセスにおいて積重ねられ、最終的に展開
されると出来るのは複雑細胞質構造であり、その際の外
面は、最初に述べたスタックタイプのものと同様に、カ
ーテンの両面にひだを有している。複細胞質構造の際立
った利点は、勿論、出来上がるパネルの前面および後面
の内に空気によるもう1つの層を形成することにより、
より大きな深さが本発明に与えられることと、これによ
り高い絶縁率が達成されると共に、非垂直での応用にお
けるより広い範囲にわたるより大きな構造上の強度が達
成されることである。 上述の構造は、後により詳細に示される。この際その構
造自体のみならず、その新規な人を動かさずにはおかな
い窓処理装置に用いられる術語についても説明する。
【0014】1つの連続するウェッブを様式化するよう
に・見栄えするように・文体を練るようにひだをつけて
折畳むと共にそのウェッブを所望の材料でコーティング
し(接着剤コーティングに加えて)、特定の所望の特質
(例えば反射特性)を得る方法について以下に説明する
。種々のコーティング(接着剤ストライプを含む)を設
ける方法は、複細胞質状蜂の巣パネルを1つの連続する
ウェッブ剤から製造するという1つの目的のために、本
出願人により考案された独創的な装置の使用により実施
される。色合い・色相・模様剤及び着色剤は完全に硬化
することのできるものであり(熱的硬化が利用されるが
それに限られない)、一方、接着剤あるいはボンディン
グ剤は部分的に硬化するものである(最終的な硬化はコ
ーティング処理の後に時々行われる)。
【0015】製造方法を機械化にするために、既存のウ
ェッブ処理装置が可能な限り使用される。例えば、ロー
タリースクリーンプリンターやコーティング及び接着剤
硬化機構が採用され、これら既存の装置が製造プラント
において最適化され、本発明の複細胞質状の折り畳み可
能な窓処理装置を実現化する。
【0016】まずウェッブが供給ロールから供給される
。この際、ウェッブは制御された量(割合)で供給され
る。次に、ウェッブは第1のスクリーンプリンティング
装置に入る前にテンショナ機構に移る。予めテンション
のかけられたウェッブシートが第1スクリーンプリンテ
ィング装置に案内されると、色や模様・色相また反射特
性を出すために色々なコーティング及び/またはラミネ
ーション(lamination) がウェッブの両側
又は片側に配される。その後すぐにウェッブ(web 
fabric)(ウェッブファブリック)は第1硬化ス
テーションに案内される。そこで、色、絶縁(断熱)等
を与えるコーティングが完全硬化される。これによりウ
ェッブの間隙率(多孔率)が小さくなる。1つ又は2つ
以上のコーティングステーション及び硬化ステーション
によりコーティングがなされ硬化が終ろすと、ウェッブ
は第2のあるいは最後のスクリーンプリンティングステ
ーションへ移される。 このステーションでは、接着剤ストライプがウェッブの
幅方向(横方向)にコーティング計画・組織と適度な且
つ正確な関係(登録)を保ちながら与えられる。また、
既存の技術による検知手段が設けられる。この手段は、
分離した別個の・不連続のコーティング(及び接着剤ス
トライプ)と幅方向の折畳み(又はひだ)(これらが所
望の製品の物理的構造・外形・形態を部分的に決定する
)との間の位相関係に対するプロセス制御データを提供
する。この位相検知手段は、最後の(接着剤ストライプ
)硬化ステーションにより与えられる部分硬化プロセス
のすぐ後につづくウェッブ処理プロセスの後に位置され
る。部分硬化プロセスにより、次のことが保障される。 即ち、接着剤が十分に硬化して装置に対し移転不可能の
ままでいるがウェッブが折畳まれると(目標)表面に接
着できるままでいる。
【0017】ウェッブは最後の硬化ステーションを通過
し要求される硬化状態に(で)コーティングを与えられ
た後、プリーティングステーション(pleating
 station) (ひだ付けステーション)へ移る
。プリーティングステーションは2つの実施例を有す。 第1の実施例ではウェッブは一対のプリーティングロー
ラ(これらは設計によりクリージィングローラ(cre
asing roller)(しわ・折り目をつけるロ
ーラ)とニップローラ(nip roller) とし
て交互に作動する)の間を通過する。第二の実施例では
、ウェッブは2つのベルト・トラックの間を通過する。 後述する手段により、これらプリーティングローラ又は
ベルト・トラックもまた位相検知手段と協動し、接着剤
パターンを有するコーティングとプリーツフォールド(
pleat folds)との間の正しい位置決めを保
障する。プリータを出ると、最初に一方向に折り畳まれ
、次の別方向に折り畳まれたウェッブは折り畳みステー
ション(folding station)(フォール
ディングステーション)に入る。フォールディングステ
ーションは、エアーナイフの対とバッチャーボックス(
batcher box)とから成る。第1のエアーナ
イフはウェッブに対し幅方向に配された1対の反対に回
転するエアーナイフの対(各サイドに1つずつ)からな
る。各エアーナイフは連続的で強力な空気流を折り畳ま
れたウェッブの幅方向に供給し、この回転において、最
初に折り畳み線(これがその特定のエアーナイフに関す
る溝(トラフ)(trough) に相当する。)の近
くのウェッブと係合する(出会う)ような位相にされて
いる。ナイフが回転すると、溝の近くで係合している空
気流が溝をバッチャボックスの遠い方のサイドの方へ強
制する。その一方で、もう一方の(反対の)ナイフは先
にある(先行する)クレスト(crest) (波の山
・波頂)を近くのサイド(上記反対のナイフの遠い方の
サイド)に強制する。両方のナイフが所定の相関関係を
保って同じように動作すると、ひだ付きウェッブがバッ
チャーボックスに入れば、ひだ付きウェッブはひだ付き
フォールドに強制される。バッチャーボックスは、次に
、部分的に負圧にされ、これによりさらに折り畳み(フ
ォールディング)が進行・強化する。即ち、折り畳まれ
たスタックをバッチャーボックスによりしっかりと引き
込むことによるプリーティングプロセスである。従って
、ウェッブ(その上に所望の部分的に硬化したボンディ
ングパターンを有している。)は、要求されたプリーツ
アレイとして物理的に折り畳まれたことになり、そして
、バッチャーボックスにスタックとして収容することに
より、以下に教示される2つの(あるいは3つ以上)の
パターンの1つになる。
【0018】一般的なプロセス及びこのプロセスを機械
化するための装置の概要を説明してきたが、まだ2つの
装置(これらにより本出願が従来の装置と異なることが
はっきりする)についての説明が必要である。その1つ
はプリータの物理的実施例であり、もう1つはエアーナ
イフ・バッチャー・モジュールを有するフォールディン
グステーションである。
【0019】プリータの第1の実施例は、互いに平行な
回転軸を有すると共に移動可能に間隔をあけることが可
能な一対のローラから構成され、各ローラの筒状周面は
互いに線接触すると共に回転的に互いに所定の位相関係
を有している。プリータローラは互いに同一であり、ウ
ェッブ処理装置内に整列配置されているので、ウェッブ
ファブリック(web fabric) は、それが位
相検知(位置決め制御)手段を通過するとすぐに2つの
ローラの間で取出される。各ローラは3つの同芯シリン
ダから成り、これらシリンダはシールされたエンドベア
リングの回りに回転する。これらはベアリング基台(ブ
ロック)に固定され、1つのローラの上の基台はさらに
スライダブロックに固定されている。各軸(アクスル)
の一端には空気圧力供給ラインがベアリングシールを介
してカップリングされており、制御された空気がローラ
アッセンブリに(軸方向に)供給される。同芯状に配さ
れたシリンダアレイの外方への動く(各ローラの特性)
のは、リジッドで小孔を有する中空内筒と、それから隔
てられた中間筒である。中間筒はフレキシブルであるめ
と共に気密性を有し、シリンダアレイの端にシールされ
ており、小孔を有する内筒と第3の筒との間にブラダー
(bladder )(貯気槽・袋)を形成する。第3
の外筒は、弾性がありエラストマーのような端が開かれ
たシリンダアレイ用カバーである。トルクカップリング
ピンは、複数の箇所において、シール状態で外筒を通っ
てブラダー(あるいは中間筒)を通って小孔を有する内
筒内に至っている。トルクカップリングピンにより生ず
るカップリングは角度的な(回転的な)カップリングで
あり、ピンは径方向にわずかに移動できる。また、これ
は外筒及び中間筒を貫いて小孔を有する硬い内筒に至っ
ている。したがって、内筒の回転運動はカップリングピ
ンにより外筒に物理的にカップリングされる。当業者に
は明らかなように、可変空気圧が内筒内に供給され、小
孔を通って中間筒即ちブラダーと接触する。ブラダーは
筒端にシールされているので、空気圧力の変化によりブ
ラダーは径方向に均一に曲がる。この曲がりは外筒に伝
達され、外筒はその弾力性故にその曲がりに応答する。 外筒は、曲がる際には回転可能な内筒とのカップリング
を維持し、またトルクカップリングピンの径方向の捕捉
(しかし可動)により径方向に自由に曲がり動くことが
できる。制御された径方向の膨張・収縮をこうむる外筒
の能力により、この機構にユニークな能力(容易に且つ
連続的にローラ周囲(面)を変更することができこれに
よって波頭(山の背、峰)同志あるいは波頭上に位置す
る他の部分同志の間の円弧状の距離(あるいは空間)を
容易に且つ連続的に変更することができるという能力)
が与えられる。このようなフレキシビリティは観察する
ことができ、疑う余地のないものである。これは従来の
技術に比べ特筆すべく効果である。上述のようなプリー
ツ(ひだ)を形成する実際の交互しわ付き(け)パター
ンを達成するために、各ローラの外周面に複数の長手方
向の突起を設けた。これら突起はクリーシィングリッジ
(creasing ridges)(しわを付ける峰
)と称される。これらリッジは、ローラの回転軸に平行
になるように位置され、したがって、必然的に、ウェッ
ブが移動する方向を横切る方向に設けられることになる
。また、リッジは本質的には三角形の形状を有し、各々
がウェッブファブリックに1つの幅方向のしわを形成す
ることができる。2つのローラの間に捕捉されたウェッ
ブは1つのローラによりニップされ(つかまれ)もう一
方のローラがリッジを有してリッジをウェッブ内に押入
れると共にニッピングローラの表面に押し当てる。これ
により、ウェッブの所望の方向にひだを形成する。リッ
ジは、ウェッブに所望の折り畳みパターンを形成すべく
、各ローラの周方向に沿って間隔があけられていると共
に所定の位置に対向して設けられている。プリータの第
2の実施例は、1対のベルト・トラック・アッセンブリ
からなる。このベルト・トラック・アッセンブリは、材
料のウェッブに折畳、折り目を位置させるための補助的
な構造を有する。各ベルト・トラック・アッセンブリは
前方アイドルローラ及び後方アイドルローラを有すると
共にこれら2つのローラに掛けられた1本のベルトを有
する。ベルトの内側の面は耳部(突起)を有し、この突
起が駆動機構に付設された外側の突起と係合する。
【0020】第2の実施例は第1の実施例と次の点で似
ている。即ち、ウェッブファブリックが2つのわすかか
に隔てられた接触する面の間を通過するようにしむけら
れている点である。これらの面は、第1の実施例のロー
ラの外側部分と第2の実施例のベルトの外側部分とから
なる。2つの実施例の最大の相違は、ウェッブが接触面
に接触している時間の長さが異なるという点である。第
2実施例では、各アッセンブリの2つのアイドルローラ
が別々になっており、したがって、ベルトが2つのアイ
ドルローラの長手方向中心軸の距離にほぼ等しいウェッ
ブ接触距離に向くだけ平らで水平な方向に移動する。こ
れにより、接触面とウェッブとの間の接触時間が非常に
長くなる。事実相対接触時間は純粋にはローラの間隔に
依存しているので、比較的小さなローラを使用すること
ができる。これにより、かなり低コストで第1の実施例
よりも長い接触時間となる。
【0021】各プリータ・ベルト・トラック・アッセン
ブリのベルトはリンク結合されたドライブチェーンのよ
うにピボット可能に接続された独立した要素からなるリ
ンク結合駆動装置からなる。各要素の中央近傍には外側
に延びるブレードがある。各要素の端部は平らな面を有
し、ピボットの近傍に位置されている。隣り合う要素の
端部の平らな面は互いに平行なときはブレードの厚さよ
りも少し大きい距離だけ互いに隔てられている。
【0022】各アッセンブリのベルトは補足的な登録状
態にあり、従って、一つのベルトアッセンブリからのブ
レードはもう一方のアッセンブリの要素の端部の間の上
述のわずかなスペースに入る。このように一つのベルト
の隣り合う要素の端部がもう一方のベルトのブレード用
に収容アンビル(ポケットアンビル又はカップアンビル
)を形成する。従って、ファブリックウェッブが二つの
ベルトの亜板を通ると、一つのベルト・トラック・アッ
センブリのブレードがウェッブの一部をもう一方のアッ
センブリの要素の端部の間のスペースに押し込み、ウェ
ッブにプリート(ひだ)を形成する。
【0023】二つのウェッブが接触するベルト面の間に
はセパレーションディスタンスがある。ベルト・トラッ
ク・アッセンブリの少なくとも一つはもう一方のアッセ
ンブリに対し可動であり、このセパレーションディスタ
ンスを変えることができる。セパレーションディスタン
スを変えると各ブレードがそのアンビルを通過する深さ
が変わる。そしてこの変化が次に(カップ)アンビル内
に押し込まれるウェッブ材料の量したがって、ひだの大
きさに影響を及ぼす。これは又、ウェッブがプリータに
供給される時のウェッブのスピードを変える。
【0024】折り目を所定の位置にセットするために各
ブレードはブレードが二つのアイドルローラの回りを通
過する時の距離の少なくとも一部で電気的に加熱される
。熱硬化性のプラスチック状のウェッブ材料が使用され
るとウェッブと接触することにより、各ブレードから放
出される熱がウェッブをその接触点で柔かくする。冷却
に伴い折り目が永久的なものとなる。
【0025】ウェッブのピッチ(ひだの深さ)を検知す
るために二つの機構が使用される。アイドルローラ軸の
一つは一端に軸方向に設けられたエンコーダ機構を有す
る。また、オプティカルセンサがベルト・トラック・ア
ッセンブリとの接触部に近い位置でウェッブの近傍に位
置される。このセンサはウェッブの目立つ印(マーキン
グ)(例えば接着ライン)を検出し、作業者(又は比較
機構)が検出されたウェッブのマーキングをエンコーダ
によって与えられたローラの位置にマッチングさせる。 ピッチを変えるために、アッセンブリの一つがセパレー
ションディスタンスを変えるように自動的に動かされ(
上述のように)アンビルの間に強制されるウェッブの量
に影響を及ぼす。これによりウェッブのマーキングに対
するひだの位置を正すと共に調整する。
【0026】第2の実施例で用いられる駆動装置もまた
トラックタイプのものであり、二つのローラに掛けられ
たベルトを有している。上述のアンビル/ブレード・ベ
ルト・トラック・アッセンブリの各々は一つの駆動シス
テムをそれぞれ有している。駆動システムベルト(駆動
ベルト)は二つのローラに掛けられた一つの連続するバ
ンドであり、ローラの一つがモータにより駆動される。 駆動ベルト及びそれに付随するローラはベルト・トラッ
ク・アッセンブリのローラの間に位置され、従って、ア
ンビル/ブレード・ベアリングベルトにより区画された
スペースの中に位置される。
【0027】駆動ベルトの外側の面は突起部を有しこれ
ら突起部がアンビル/ブレード(プリータ)ベルトピボ
ットとプリータ・ベルト・トラック・アッセンブリの依
存する突起部とに接触し、これによりプリータベルトが
縦に一列に並んで駆動ベルトと共に動く。
【0028】駆動システムのもう一つの作用はあまりは
っきりしないが、それがウェッブ制限ベルト内に位置さ
れているということから派生するものである。駆動シス
テムローラとベルトはベルトがウェッブと接触し、ウェ
ッブに折り目をつける部分でウェッブ接触ベルトの下に
延びてウェッブ接触ベルトを支持する。
【0029】折り目がつけられたウェッブがプリータの
外に移動し、フォールディングステーションのエアーナ
イフを選択的に通過した後、バッチャーボックスがひだ
がつけられて折り畳まれたアレイを収容するのに用いら
れる。バッチャーボックスは細長い矩形の容器からなり
、その底部は可動プランジャプレートからなる。プラン
ジャプレートは開口マージンの近くからあるいはバッチ
ャーボックスのリップ部から制御可能に移動され得る。 またプランジャプレートはその背面又は底部が完全に窪
まされている。バッチャーの開口マージンは外方に丸み
を有している。すなわち、バッチャーの入口はシャープ
なエッジ又は角度のついたマージン(これらにひだのつ
いたウェッブが引っ掛かる恐れがある)を有さない。各
ひだがバッチャーに入ると第2のエアナイフの強制の際
、バッチャーボックスのリップ部にあるて電気的センサ
がホールドクレスト(折り畳みの峰)の存在を検知・登
録する。このとき、ホールドクレストは複細胞質状のひ
だ付きシェードのプリートクレストとなっている。電気
的センサ手段の近くおいて真空引き手段がバッチャーボ
ックスの開口部の周辺に位置される。バッチャーボック
スのこの部分では真空引き手段はエアナイフによってな
されたフォールディングプロセスを更に進行させボック
ス内により調節されて首尾一貫したスタッキング(積み
重ね)及びプリーツ(ひだ)の収容を可能とする。バッ
チャーアッセンブリには更に空気圧がプランジャプレー
ト底部(又は基部)の反対側に供給される。プランジャ
プレートの底部(又は基部)の上にはプリーツがスタッ
クされている。バッチャーボックスを最初に充填すると
きプランジャプレートの基部は完全に前方にあり、第1
あるいは基部のひだを収容する。プランジャプレートの
バッチャーボックス開口部へ向う動きはステップモータ
に接続されたケーブルによって制限・強制される。ステ
ップモータは電気的センサに応答し、従って所定の数の
ひだの折り畳み(クレスト)の存在、又はスタックの高
さが高すぎること(ボックスに対し)が電気的センサに
よって検出されるとコントローラがステップモータを作
動し、プランジャプレート制限ケーブル内に巻き取りプ
ランジャプレートがバッチャーボックスの基部に向かっ
て引かれる。
【0030】一つのバッチャーボックスの充填が終了す
ると、別のバッチャーボックスがフォールディングステ
ーションに供給される。完全に合体したシェードアレイ
を収容する充填終了後のバッチャーボックスは、次の硬
化を必要とするので硬化オーブンに移動される。
【0031】
【実施例】何年もの間、蜂の巣型絶縁シートは本明細書
に記載されたような技術分野において順調な発展を遂げ
てきた。しかしながら、蜂の巣概念の出現により糖外技
術分野においては変化が生じた。Rasmussen 
の概念(トラッピング)(trapping)はそのま
ま残っているものの複数セル型の折り畳み可能な絶縁ア
レイがパネルを所望のひだ付きの形状に折り畳むことよ
りもファブリックパネルの間で使用された接着あるいは
ボンディング技術に対しより集中するようにさせた。図
1乃至図2AにはColson,Anderson及び
Masudaによる従来技術がそれぞれ示されている。 第1図にはColsonのシングルセル絶縁シェード1
0が実物大で描かれている。この発明は、図示されるよ
うにもとの・原始的な形で使用されるとき垂直方向の使
用で常に用いられるシングルセル平面アレイである。本
明細書及び図面に示される技術の全て(本発明を含む)
は垂直方向に吊り下げられた状態で示されている(説明
及び図示を簡単にするため)。図1に戻ると、押し出さ
れたシル(土台、親枠、しきい、下縁)12から始まり
、複数の長いチューブ14が互いに積み上げられ(スタ
ックされ)ている。図1のアレイに示される一番上のチ
ューブを参照すると、チューブ14が本明細書の「発明
の概要」に説明されたように選択されたウェッブからな
る長い矩形状のパネルを二本のライン16に沿って2度
折り畳むことによって形成されている。2本のライン1
6は矩形のパネルの長い方のサイドのマージン18から
約1/4のところにある。マージン18はスタンド・ア
パート登録状態に移され、実際においては互いに接触す
る。しかしながら、マージン18は溶接されたり接続さ
れたりしてはいない。また、チューブ状の突起部を有す
るが、実際にはチューブあるいは閉じられたセルは形成
されていない。この後者の区画形成は本実施例の最終的
なアッセンブリにおいて得られる。折り畳まれたパネル
が準備されたのち、一対の長手方向に延びる(すなわち
マージン18に平行)接着剤ストライプ20がマージン
エンド18に沿って折り畳まれた「チューブ」の外側に
向いている面の上に配される。その後、アレイの完成に
向けて各「チューブ」がスタックの上に置かれ、第1の
チューブが基部12にオーバラップする。それぞれその
後に続くチューブが配置され接着剤ストライプ20が固
まると、その前にあるチューブはその次にくるチューブ
に付着する。アッセンブリが完成し、一番上のヘッダ(
基部シル12に相当する)がアレイ(array)(図
示せず)の上に置かれると硬い小割り板が引き離され、
一つのセルアレイが展開される。
【0032】術語の定義をすると、リガメント(lig
ament) (靭帯)とはプリート(ひだ)の二つの
面のうちの一つからなるプリートの一部である。本発明
を通じて「靭帯」はセルネットワークを構成するのに用
いられるファブリックの一部であり、もし折り畳み線が
メーカーによって故意に作られるならば折り畳み線に対
する接着線あるいはストライプの配置によって更に区画
形成される。
【0033】図1において、接着ライン20と折り畳み
ライン16とによって区画形成されるパネルの部分は「
靭帯」aとして表わされている。Colsonの発明の
場合、ファブリックの全ては「靭帯」aからなるプリー
ト(ひだ)面として見える。この従来技術の特徴である
装置の最後の部分はアクチュエータコード22である。 ここで、そのコードはボンディングストライプ20の間
のセルを下方に通っているように見える。このコードの
主な目的は基部小割り板12を上方に強制することによ
ってシェードアレイを制限することである。このコード
は細胞質構造の内部を通過するので使用者からは見えな
い。この構成において、Colsonの発明がウェッブ
材料からなる平らなシート(折り畳まれたシートである
にも拘らず)をスタックすることにより達成されること
がわかる。このシートには接着剤のパターンがそのマー
ジンの所に所定の位置で配されている。従って、この技
術はカット−ホールド−グルー(接着)−スタックプロ
セスと呼ぶことができる。これにより、発明者の望んだ
スタック筒状蜂の巣アレイが形成される。
【0034】図1から離れる前に、従来技術及び本発明
の両方において説明される装置の一つの最終的な定義及
び使用の態様を述べる必要がある。説明のために例えば
図1のColsonの技術を用いる。もし、ある物体が
ボンディングラインを通って基部小割り板12に平行な
面と隣りの折り目のセットを通って第2の面とを通過し
なければならないとすると第1の面はセルを切らないが
第2の面(例えば上側の面)は1つのセルを通過するこ
とになる。したがって、このパターンは0:1あるいは
1:0のセルパターンということができる。図2を簡単
に見ると共に、隣り合うボンディングストライプパター
ンを通る同様の2面通路を考えてみると第1の面が2つ
のセルを通過し、隣りの面が1つの面を通過することが
わかる。従って、図2は2:1のルパターンを示してい
ることになる。以下の説明において、セルパターンのこ
の形は本発明を従来技術に対して比較して述べるときに
用いられる。  図2を詳しく参照すると、Ander
sonの発明20´が実寸大で描かれている。蜂の巣ア
レイであるAndersonの発明はまず別々の折り畳
まれていない細長い矩形のシート22のスタックを作る
ことによって準備される。接着ライン24は所望の間隔
を於いて隔てられた第1のシートに配される。図2にお
いて図1のように接着ライン24は誇張的な厚さで描か
れている。接着ラインはウェッブファブリックに単なる
コーティングとして配されても良く、この場合、ファブ
リックをそれ自身にある程度しみ込ませる(その本質的
な間隙率・多孔性による)。Andersonの発明の
ウェッブのうちボンディング処理が施されていない部分
は「靭帯」bで示されている。 この場合シェードボディは間隔を有する平行な付着ライ
ン24と共に結合されたフレキシブルで弾性のある材料
からなる薄いシート状の層22からなる対向する壁から
なり、シェードボディに複数の連続する平行なチャネル
  (通路)を形成する。従って、シート−3本のスト
ライプ−シート−2本のストライプ等のアッセンブリパ
ターンに従うことにより図2に描かれたアレイが構成さ
れる。前述したように、平行面テストによればこのパタ
ーンは2:1の細胞質パターンとなる。この製品はセル
の数が非常に多くなるという利点を有するが、図1に描
かれた従来技術の利点を達成することはできない。第1
にこの方法は、n:(n−1)あるいはn:n(接着さ
れるシート状のストライプの数及び幅に依存する)の形
のパターンを提供するが、複数の接着ストライプを有し
て出来あがる製品は硬くなりすぎ窓処理に使うには多量
のウェッブを必要としすぎる。第2にColsonの技
術の場合、プリートエッジ16は折り畳まれたファブリ
ックからなるが、実際にAndersonのプリートク
レストに相当するものは2つのウェッブシート22の間
に挾まれた1つの接着ストライプ24である。もしAn
dersonの実施例においてColsonタイプの審
美的な外観を望むのならば、非常に高価な仕上げが図2
のプリートクレスト26に施されなければならない。ア
クチュエータコード28が見えることなくアレイを下方
に通過するということは、全く重要ではない。何故なら
、この蜂の巣型の従来技術はColsonとRasmu
ssen の審美的な基礎要因を欠いており、一方、よ
り大きな絶縁(断熱)特性を有しているからである。
【0035】従来技術の記述の最後に図2AにはMas
udaに発行された特許から直接引用された蜂の巣構造
が描かれている。MasudaはColsonの細胞質
をAndersonのスタッキング技術に組み合わせ、
ひだ/面を有する4:4構造(図2Aにおいて)を形成
する方法を教示している。この方法もまたColson
の発明及びAndersonの発明の方法論的欠点を有
している。
【0036】Andersonの絶縁特性を得る一方で
Colsonの高度なフレキシビリティ及び審美性を得
るために、本願発明者は1つの連続するウェッブから1
つのセル及び複数のセルを有する構造を作ることを選択
した。ボンディングストライプのより賢明な配置を有す
るウェッブを折り畳むことにより本発明者はn:nの細
胞パターンを得ることができる方法を開発した。
【0037】本発明の説明に入ると、図3及び図3Aに
は1つの好適実施例がその展開モード及び折り畳みモー
ドで夫々示されている。説明を簡単にするために、図3
A図5及び図5Aは図1及び図2と参照しながら説明さ
れる(特に、複細胞構造の「靭帯」及びボンディングラ
インの物理的特徴を説明する際には)。ここで、「靭帯
」というのは畳まれているいないに拘らず接着コーティ
ングから離れたウェッブの部分全てを示すということを
思い出してほしい。そして、接着ストライプが接着剤(
完全に硬化しても部分的に硬化していても)を有するウ
ェッブの各部分を区画する。1つの接着ストライプが別
の接着ストライプに或いはウェッブの他のいかなる部分
に接着するとボンドラインが形成される。「ライン」と
いう言葉は訓練されていない目には接着剤がコーティン
グ材料の(そのまま見て)識別できるライン以外の何者
にも見えないから用いられているのである。しかし、完
全に硬化したときに剛性を有することは適当な接着剤の
性質でありこれにより1つの一体的な幅方向の構造要素
がウェッブに取り付けられる。図3にその垂直断面が示
されるように本発明110 はタイプ1:1の形状を呈
している。接着ライン112 と折り目116 に仮想
水平面(上述のタイプ)を通過させると1つのセルがフ
ォールド116 を通って横方向に切断される。隣りの
接着ラインに第2の仮想面を通すと、再び折り目は1つ
のセルを横切る。従って、上述の定義によりこのタイプ
は1:1の形状である。ここで、図3を参照する。ウェ
ッブ(すなわち1つの連続的なファブリック)から始ま
り、1つの接着ストライプがフォールド用にそれぞれ前
もって設けられたインデックスの間に配される(実質的
には、提案されたフォールドのクローズドサイドよりも
オープンサイドの方に近い)。その外観から明らかなよ
うに一対の接着ストライプが折り目を挾んでいる(各ラ
インは折り目から同じ距離だけ隔てられ、ウェッブの露
出される面に設けられている)。図3Aは図3の構造が
折り畳まれた場合を示しており、実質的にはこれが第1
のフォールディングオペレーションの後の状態である。 折り畳みライン116 は最終的な製品に現われるひだ
のクレストとして識別される。「靭帯」aはボンディン
グ112 とフォールド116 との間に現われるウェ
ッブの部分である。「靭帯」bはボンディングラインの
みの間に現われるウェッブの靭帯である。図3に示され
るように、出来あがる構造が展開されると、閉じられた
筒状のセルの連続するアレイが形成される。もし、接着
ラインが靭帯aが実質的に靭帯bよりも小さくなるよう
に配置されるならば、上記構造はが完全に伸ばされたと
き、靭帯a同士は互いに平行関係に近づく。このとき、
内側の靭帯bは過度に捩られない。シェードパネルの外
面、背面及び前面はその目的において、同一である。見
る人にとっては、ひだ付きシェード(審美的に目に心地
好い)しか見えない。このデザインにより、構造の面a
´(靭帯aによって区画形成される面)同士の間の空間
に動作手段及びガイド手段を収容することができる。こ
の空間にある靭帯bには孔が明けられるかもしくは溝が
切られているか又は截頭されている(すなわち、靭帯a
に対し靭帯bの幅が短くされている)。これは既存の動
作手段及びガイド手段に巻かれる危険がないようにこれ
ら手段を設けるためである。次に、このような改良或い
は截頭を代表するスロット(溝)114 について説明
する。ここでは、タング或いはフランジと呼ばれる細長
いガイドレールが切り取られていない靭帯bの部分に囲
まれている。ノッチ114 が広げられて接着剤ストラ
イプ112 の間に存在しなくなるようになるとそれは
上述した截頭靭帯として形成される。 この後114 の目的は図3及び図3Aに示されたタン
グ或いはフランジ案内手段118 を使用できるように
することである。このガイド手段は本発明を垂直及び非
垂直の展開形状に適用させるものであり、本発明で使用
される。 ある特定の据付(本質的には水平)がシェードの中に最
大のサポートを必要とする場合は、截頭されたスロット
114 はガイドタング118 に接触する主サポート
面として用いられるボンディングライン112 構造に
用いられる。 ここに開示された後114 が好適ならば、接着ストラ
イプ付設プロセスの間にマージン115 に更にコーテ
ィングが施される。これにより、ノッチ114 は硬化
された周辺を有し、硬化ボンドライン112 の所望の
硬度を有するようになる。靭帯aとbの割合に関しては
、靭帯bが構造が延びる際により多くのねじり(タング
118 に接触することによる)を受けるような割合に
靭帯a,bの大きさをセットすることができる。靭帯b
のノッチ或いはスロットの幅をガイド手段(或いは作動
手段)の厚さに一致させることにより、構造のバインデ
ィングが、ある程度限定できる程度の展開(エクスパン
ション)で起こるようにすることができる。これにより
、構造に作用する独立した外力に対向する展開(エクス
パンション)を制御できる。そして非常に重要なことに
、Andersonに教示されているようなエバーボン
ディングフィット(ever−binding fit
) あるいは完全なフリーフィッティング(free−
fitting) の場合に起こるものより、構造の全
長さにおいて、一様のエクスパンションが生じるように
なる。
【0038】図示の都合上、図4の実寸大の図はかなり
様式化されており、ウェッブ111 は、コーティング
のパターンと叩き塗りによって示された接着ストライプ
112 と単純な・平らなウェッブとしてのその他のコ
ーティング113 と共に描かれている。ウェッブはロ
ーラ115 の上を通って描かれており、実際の幅より
かなり狭い幅で描かれている。ウェッブ111は実際に
はその頂部及び底部にプリントがなされており、第4図
に示される接着ストライプ112 はその下側に示され
る接着ストライプ112 ´と共に交互に配置されてい
る。図4Aはウェッブの側立面図であり、図4のコーテ
ィングの目的をその断面で示している。大きな顎付きの
矢印の先は交互になっているパターンにおける折り畳み
点を示している。ウェッブが太い矢印の先の方向に折り
畳まれるとそこに示されている靭帯aがよく見えてくる
。これらは上述したように、フォールドとその近くにあ
る接着ストライプとの間に位置されたウェッブの一部で
ある。図4Aには靭帯bが描かれており、これは互いに
隣り合う接着ストライプ112,112 ´の間のウェ
ッブである。このコーティング・フォールディングパタ
ーンにより図3及び図3Aに示されたタイプ1:1構造
が形成される。
【0039】タイプ1:1の構造と略同じように本発明
のタイプ2:2の構造がボンディングコーティングパタ
ーンを変えることによって得られる。各フォールドの間
に配される一つのの接着ストライプを用いず、二つの接
着ストライプを用いる(両面に)。この場合、第一のス
トライプは実質的にフォールドのクローズドサイドより
もオープンサイドの方に近く(タイプ1:1の場合のよ
うに)、第2の接着ストライプは第1の接着ストライプ
とフォールド(クローズドサイド)のと間に配される。 図5及び図5Aはこの交互のコーティング状態を示して
おり、図4及び図4Aの説明で用いられたのと同様の術
語を使用される。接着ストライプは点刻されたバンドと
して開示され目に見えないボンド境界が実寸大のものの
反対側の接着ストライプを示している。その他のコーテ
ィングは正射投影法で描かれた図(図5)においてブラ
ンクとされており、断面図(図5A)において、「X´
」で示されている。ここで各フォールドの間に用いられ
る数多くの接着ストライプについて論ずる場合は、この
接着ストライプがウェッブの両側(フォールドが上方或
いは下方に作られていることに拘らず)に設けられてい
るを意味する。従って、図2において、2つの接着スト
ライプが折り畳みライン(太い矢印の先で示されている
)の間に、現われている(1つがウェッブの上にもう1
つがウェッブの下に)。図5においては、2つの接着ス
トライプが2つのフォールドの間に現われている(この
場合、両方共ウェッブの上及び下にする)。折り畳み及
び接着ストライプの配置により出来上るパターンは図5
Aの側断面図にはっきりと示されている。図5Aにおい
ては、図5と図4及び図4Aと共に参照すると、この交
互のストライプパターンが効果的に2つの別の靭帯cを
形成することがわかる。タイプ1:1のフォールドの間
の続きが見られる(図4Aからフォールド−a−b−a
−フォールド)。一方、タイプ2:2の構造ではパター
ンはフォールド−a−c−b−c−a−フォールドとな
る。フォールドが図5Aの太い矢印によって示された方
向で完了すると、部分的に硬化した接着ストライプ22
1 及び212 ´がプリーツの交互の面と接触し、図
6Aに示された折り畳み構造となる。
【0040】図6及び図6Aには実寸大のタイプ2:2
の好適実施例が展開されたモードが折り畳まれたモード
でそれぞれ示されている。ここで開示された本発明の主
な要素を復習してみると、横方向の線216 に沿って
交互に折り畳まれた(最初にある方向に次に別の方向に
)ウェッブ211 からなる複細胞状の絶縁シェード2
10 が挙げられる。折り畳むことによって形成された
プリーツの交互になるサイドには結合された接着ストラ
イプ212,212´からなるボンドラインが存在する
。ボンドラインを様式的にパターン化することにより、
プリーツaの間に細胞構造が形成される。この場合内側
のセルの壁構造はひだ面靭帯aと内側の靭帯b及びcに
よって形成される。 ノッチ214が靭帯bとc(中央の)により形成された
細胞質アレイに示されている。これらノッチ214 は
図3及び図3Aのノッチ114 と同じ作用を有する。 同様にノッチ214 の周囲の接着強化剤215 もま
た本実施例の製作者によって選ばれるだろう。タイプ1
:1構造に属する他の全てのファクターはタイプ2:2
構造に適用され、同様にタイプn:n構造のものに適用
される。タイプ1:1の実施例のこのような変形により
、より高い熱的絶縁(断熱)が得られるが、特別な付加
的な材料に対するコストが必要となる。ボンディングラ
インの間隔を適当にすることにより、靭帯タイプa、b
,cの相対的な長さを制御すると共に変えることができ
る。特に中間の靭帯cは靭帯a及びbよりも短くするこ
とができるので、靭帯cは構造が展開されるときに限界
(長さ)靭帯となり得る。これにより、中央の靭帯bは
制限された捩りしか受けない(バインディングを防止す
ると共に制御するために)。一方、靭帯aはより完全か
つより深いひだを有する外観を十分提供するために、タ
イプ1:1構造のものよりも長くすることができる。こ
れにより、最終的な製品の審美的な魅力が強められる。
【0041】ここに開示された実施例を製作するために
用いられる装置を詳細に説明する前に複細胞型のシェー
ド構造を準備する際に本発明者によって用いられる方法
の延長について簡単に説明する。いかなる数の接着スト
ライプもより多くのボンドラインを形成するために各フ
ォールドの間に適用することができ、これにより、構造
の厚さ又は深さ方向により多くのセルを形成することが
できる。しかしながら、新しい靭帯のすべては靭帯cの
中間にあるので、絶縁値を強めることはできない。しか
しながらAndersonによって示されるように、こ
のようにセルを数を増やすと、製造コストは大きく増加
するが、絶縁値においては、それに見合う増加が見られ
ない。したがって、構造の厚さ方向において、セルの数
を増やすことは経済的な面から考えると何等魅力がない
。本発明者は、タイプ3:3構造を使用しているが、そ
れ以上の審美性は見出すことができなかった(それはよ
り重く、より強くなる)。したがって、それはタイプ2
:2構造と比較して特筆すべく利点を何も有さない。
【0042】本発明に係るシェードの好適実施例の製造
は既存の技術と装置例えばスクリーンプリンタ移送制御
電気装置及び接着剤硬化装置と本発明者により考案され
た装置、例えば、後述されるプリーティング及びフォー
ルディング装置とを組合せることによって達成される。 所望の製品を作るために装置全てを一緒に使って見ると
いうことは1つの連続するファブリックを用いてスター
トする方法であり、最終的な効果なためにその連続する
ウェッブから分離されて最終的な製品となる方法である
。好ましい製品を得るために用いられる装置及び方法の
実例が図7に示されている。図7はプロダクションライ
ン300 の概略図である。この方法は、供給リール3
02 からウェッブ311 を解くことからスタートす
る。ウェッブは、テンショナステーション304 を通
過させられる。 テンショナステーションの役割は、そこで行われる第1
のプロセスの間ウェッブに適当な緊張・緊縮性を維持す
ることである。ウェッブはテンショナ304 を通過し
た後、ドリップトレイ305 とプリンタローラ307
 の間の第一スクリーンプリンティングステーション3
06 を通過する。このスクリーンプリンタは、ソース
ローラ及びテンショナ304 と同様に既存の機構から
なり、その主な作用はいろいろな所望の色・パターン或
いはコーティング(接着剤なし)でウェッブ311 の
上面および下面をプリント及び/またはコーティングす
ることである。これらのその他のコーティングは図4乃
至図5Aに示されているが、反射性あるいは絶縁性を有
する種々のコーティング、色彩、織物(組織)から構成
される。このように、第1スクリーンプリンティングス
テーション306 に適用されたコーティングを保ちな
がら次のステーションではこのコーティングされたウェ
ッブが第1硬化ステーション320 に供給される。こ
のステーションによりその前に適用されたコーティング
が完全に硬化する。すなわち、コーティングに完全に「
乾燥」させウェッブの間隙率(多孔性)を小さくする。 この時、ウェッブはその両面において、所定のコーティ
ングにより所定の場所でコーティングがなされている。 必要とあらば、各ステーションデ片方の面にしかコーテ
ィングを施さないステーションを複数採用してもよい。 これらのステーションはそれ以外の部分では、ここで説
明された両面コーティング装置と同様である。ウェッブ
は第1硬化ステーションを通り抜けると、登録検知ステ
ーション330 に移る。この検知ステーション330
 の役割はウェッブの送りに最終的に調整を加えること
であり、これによりウェッブの上面及び下面においてコ
ーティングされていない部分が接着剤を設けるために適
当な配置となる。その後すぐにウェッブは第2スクリー
ンプリンティングステーション340 に入る。ここで
は、第1スクリーンプリンティングステーションの場合
と同様にウェッブはドリップトレイ345 とスクリー
ンプリンティングローラ347 との間を通過し、所定
のボンディングライン計画に基づいてコーィングされる
。次に、その両面に接着剤を有しているウェッブ第2硬
化ステーション350 へ移る。このステーションは、
第1硬化ステーションと比べると、部分的な硬化しか起
らないという点で異なる。第1硬化ステーションで色、
反射コーティング及び絶縁コーティングを完全に乾燥さ
せるために完全硬化が必要とされる場合は、部分硬化し
かなされずこれにより「ゲル」状態となる。ボンディン
グラインを形成するためには、接着剤は同じウェッブの
別のセクションと接触するまでは、部分硬化状態になけ
ればならない。ウェッブは最後の硬化ステーション35
0 を離れた後、クリーサ(折り畳み装置)/プリータ
(400 又は800)へ移動する。ウェッブはプリー
タに移動する直前に移送リーダ360 の上を通過する
ことによって、最終的な調査・監視を受ける。作業者は
クリーサ(400 または800 )を作動してクリー
サ同士の間の距離を変えこれにより、プリーツのピッチ
とプリーツの移送をプリントパターンに対し制御する。
【0043】接着ストライプ(プリント)配置に対して
適正な移送関係が確立された後、ウェッブはクリーサ(
400 または800 )に移される。ここで、折り目
がウェッブに図4内し図5Aに示されているものの次の
交互のパターンで形成される。交互に折り目がつけられ
たウェッブはクリーサ(creaser)(400 又
は800)を出ると、フォールディング(折り畳み)装
置500 ,600 に移される。 フォールディング装置の第1の部分は一対の反対に回転
するエアーナイフからなる。これらエアーナイフは互い
に隔てられた関係にありそれらの間に折り目を有するウ
ェッブを収容する。エアーナイフはいくつかの産業にお
いてよく知られた装置であり、所定の路に沿って安定な
強い空気流を発することができる装置からなる。本実施
例においては、2つのエアーナイフは共にウェッブの横
(幅)方向に強い空気流を直線的に噴射する。エアーナ
イフは互いに隔てられており、反対方向に回転するので
、それらの間には剪断風パターンが形成される。ウェッ
ブが回転するエアーナイフの間を通る際その存在により
バリアが形成され、もしエアーナイフ500 の正回転
及び逆回転が適当な移送を有しているならば、溝のとこ
ろのフォールドを強化することによって、空気の径方向
に動く面の剪断効果によりウェッブの折り畳みのところ
にフォールドができる。エアーナイフはこの回転パター
ンに存在し続けることにより、溝をウェッブの移動方向
に強制する(それぞれ一杯になる)。ウェッブのこの強
制はウェッブがフォールディング装置の第2のサブステ
ーション(バッチャー600)に容易に供給されるよう
に行われる。バッチャー600 は基本的には細長い矩
形の収容体(閉じ込めるための装置)であり、その内部
にエアーナイフを通過してきたウェッブを収容する。こ
のバッチャーは独創的構造を持つ製品を製作するために
本発明者らにより特に考案された装置の第2の要素であ
る。当業者にとっては、バッチャーの中に適当に収容さ
れた折り畳みシェードにはほとんど無駄なものがなく、
部分的に硬化された接着剤ストライプに最終的な硬化を
与え、ボンディングラインを形成することが容易に理解
できる。プリーツを有するファブリックが折畳まれた状
態でバッチャー600 に入る点が所望の製品の固化・
合体(接着剤による結合)及びアルゴリズム的な製造方
法の終了を知らせる。使用される接着剤の種類によるが
、バッチャー内における収容が全てのプロセスを終了を
合図することも考えられる。本発明者らの目的のために
及び後述されるような本発明の別の応用のために最終的
な硬化はバッチャーから隔てられたステーションで行わ
れる。この最終的な硬化については、適当なときに後で
説明する。
【0044】図8にはクリーサ400 が部分断側面図
で描かれている。図示されるようにプリータは2つのロ
ーラアッセンブリ402 からなっている。この2つの
ローラアッセンブリの間をウェッブ311 が通過して
おり、適当なテンションがかけられているので、プリー
ツがボンディングストライプに対し、適当な形態で形成
される。1つのローラアッセンブリ(ここでは左側に部
分的に示されているアッセンブリ)がスライダーブロッ
ク408 にその基部ブロックベアリング406 のボ
ルト404 によってしっかりとマウントされている。 スライダーブロック408 はプリータパッド410 
にしっかりとマウントされている。 図8において、第2のローラアッセンブリ(右側に描か
れているアッセンブリ)は同様に固定されたベアリング
基部ブロック406 にボルト404 によってマウン
トされている。しかしながら、第1のローラアッセンブ
リとは異なり、この第2のローラアッセンブリは調節可
能なスライダブロック408 ´ボルト結合されている
。スライダブロック408 ´が調節可能であるという
ことは、次の事実に由来する。すなわち、このアッセン
ブリ用のボルト404 の孔405 は大きめに作られ
ており、従って、調節機構412 がスライダダロック
408 ´に力を及ぼすことができ、これにより2つの
筒状の筒状ローラアッセンブリ402 の間のセンター
スペースを調節することができる。空気圧力供給ライン
414 が基部ブロックのセンターにおいてローラアッ
センブリ415 の軸方向にローラアッセンブリの中に
入っている。ローラアッセンブリの最も外側に見える要
素がクリースリッジ416 である。クリースリッジは
基本的にはV字型の突起であり、ローラの長手方向に伸
びている。又クリースリッジはローラアッセンブリの外
周面に外から見えるようにボルト結合あるいはリベット
結合(418)されている。  第8図の破断部におい
て、右側のプリータローラサブアッセンブリには、3つ
の部分からなる同心状の筒状ローラ構造がみえる。その
構造は軸中心から外方へ動くと第1のあるいは内側の強
い多孔性のシリンダからなっていることがわかる。この
シリンダはシリンダエンドプレート423 にしっかり
と固定され、シリンダベアリング部でエンドプレート4
23 と共に回転する。次に、ブラダー(bladde
r)からなる中間のシリンダも同様にシリンダエンドプ
レート423 にシールされている。このの中間シリン
ダは多孔性の内側シリンダから隔てられおり、内側の多
孔性シリンダと共に回転する。第2のシリンダ(ブラダ
ー)422 により、シーリング可能に接続されると共
に、内側のシリンダ420 により形成されたパーフォ
レーションを有する室内へシールされたベアリング41
5 を通って伸びる空気圧力供給管414 との間には
協動関係があり、膨張及び収縮する空気により制御可能
な筒状面をなし、外側のシリンダ424 の直径を僅か
に変えることができる。これにより、ボンディングライ
ンに対し、クリースピッチを調整することができる。一
番外側のシリンダ424 は弾性を有するシェルからな
り、このシリンダは中間シリンダ422 と接触してい
る。またこのシリンダは、内側のシリンダ420 をブ
ラダーシリンダ422 に接続する回転シリンダエンド
プレート423 には接続されていない。外側のシリン
ダは弾性を有する材料からなる(例えばシリコンラバー
)。また外側のシリンダは中間のシリンダ422 の曲
げに反応する。 しかしこのとき外側のシリンダは動かず、それが後に接
触する部分的に硬化した接着剤に付着しない。この図面
について最後に説明されるのはクリースリッジ416 
の曲げを外側のリシンダ424 に与えるだけでなく外
側のシリンダを多孔性の内側のシリンダ420 にカッ
プリングする装置である。クリースリッジ416 を固
定すると共に外側のシリンダ424 をカップリングす
るアッセンブリはリベット418 とトルクカップリン
グピン426 からなる。これらのリベットは図8に示
されるように、クリースリッジ416の外側のフランジ
を通過し、外側及び中間のシリンダを下降に通過する。 これらの間に設けられているトルクカップリングピン4
26 のキャップ427 である。このトルクカップリ
ングピンは内側のシリンダ420 の選択された孔42
1 の中でスライド可能である。キャップ427 はブ
ラダーシリンダ422 から空気が洩れるのを防ぐシー
ルの役割をする。従って、カップリングピンアッセンブ
リは内側のシリンダ420 の回転を外側のシリンダ4
24 に伝達し、また孔421 の中でスライド可能で
あるということから中間シリンダ(ブラダー)422 
が供給ライン414 により空気が導入され、あるいは
引き出されることによって、曲がると最も外側のシリン
ダ424 が膨張あるいは収縮することになる。接着ス
トライプ同士の間のクリースのピッチあるいは移送が不
適当な場合は空気がブラダー422 から逃げたりブラ
ダー422 へ強制されたりするので、ブラダー422
 が膨張したり収縮したりする。これによって、適切な
クリースピッチ及びクリース位相(登録)に調節される
。プリーティングオペレーションにおいては、プリーテ
ィングされるウェッブ311 が2つのローラの間に導
かれる。これらのローラは太い矢印によって示された方
向に回転する。適切な位相を有すクリースリッジ416
 がウェッブに接触すると、リッジはウェッブをそのク
レストと反対のローラとの間でつまむ・挾む。 このローラはその空間におけるその表面で硬さを有さな
い。クリースリッジ416 はウェッブをローラの弾性
のある表面に押し込みウェッブにクリース(折り目、ひ
だ)を形成する。また、折目・ひだを有するウェッブ3
11 ´が2つのプリータローラの間に存在する。この
後直ちに上述のように、折り目・ひだを有するウェッブ
はフォールディングステーション・エアーナイフ・サブ
アッセンブリ500 に入る。
【0045】プリータの第2の実施例が図11において
、断面で符号800 で示されている。図示されるよう
に、クリーサは4つの別々のベルト・トラック・アッセ
ンブリからなる。ここでは、2つの駆動ベルト・トラッ
ク・アッセンブリ812,804 と2つのウェッブ接
触ベルト・トラック・アッセンブリ806,808 で
ある。
【0046】各ウェッブ接触ベルト・トラック・アッセ
ンブリは一対のアイドルローラ812,813 に掛け
られた外ベルト810 からなる。このベルト810 
は複数の別々のリンク要素814 からなる。これらリ
ンク要素はその端部において、支点(ピボット)816
 によって互いにピボット運動可能に接続されている。 各リンク要素814 はレシーバブロック818 を有
している。レシーバブロック818 はクリーシングブ
レード820 を収容するのに用いられる。 各要素814 の底部から突出しているのは、付属突起
822 である。ピボット816 もまたベルトの下側
から下方に且つベルトに対して幅(横)方向に突出して
いる。
【0047】ローラ812,813 はアイドルローラ
であり、滑車のように外側のベルト810 を支持する
。各ローラはベルトの下側に設けられた突起を収容する
ためにその周方向に沿って間隔を明けられて設けられた
ノッチを有する(ピボット816 と突起822)。こ
れにより、ベルトとローラの間に確かな関係(登録)が
維持され、これによりベルトのスリップが防止される。
【0048】各駆動ベルト・トラック・アッセンブリは
一対のローラ824,826 及び駆動ベルト828 
からなる。図12に示されるように各駆動アッセンブリ
のローラの1つはモータ830 に接続されており、こ
のモータにより各駆動アッセンブリを動かす回転力が与
えられる。駆動ベルト・トラック・アッセンブリのもう
一方のローラはアイドルローラであり、モータによって
駆動されるローラと協動して駆動ベルト828 を支持
する。
【0049】図11に示されるように駆動ベルト828
 は、その一般に下側に突起832 を有し、これら突
起が補足的な窪みにしっかりと係合する。これら補足的
な窪みは駆動ローラの周囲に沿って周期的に位置されて
いる。 この装置はローラ上でのベルトのスリップを防止する。 駆動ベルトの外側の面は垂直に伸びる突起834 を有
している。ウェッブが接触するベルトが実際にウェッブ
と接触している場所では、駆動ベルトの突起834 が
ウェッブが接触しているベルトの下側に設けられている
ピボット/突起と接触する。これにより、ローラの回り
にウェッブが接触しているベルトを動かす駆動力が作ら
れ、ウェッブがプリータアッセンブリを通ることになる
【0050】ウェッブの実際のクリーシング(折り目・
ひだをつけること)は次のように行われる。ウェッブが
接触するベルトが動くと、1つのベルトからのクリーシ
ングブレード820 がベルトがウェッブに接触する場
所でもう一方のベルト状の隣り合う要素の端部836,
838 の間に収容される。クリーシングベルトはウェ
ッブの一部を反対のベルトの要素の端部の間に押し込み
、要素の端部が略互いに平行になる点までピボット運動
すると、僅かに隔てられた要素の端の組がブレードを囲
繞するアンビルとして作用し、ウェッブがブレードの回
りに折り畳まれひだ・折り目が形成される。
【0051】図12は実法大のプリータ機構(装置)を
示している。この図では、ベルトの詳細は示されていな
い。4つのリニアアクチュエータ840,842,84
4 及び846 のグループとこれらに付随するモータ
がベルト・トラック・アッセンブリの1つのローラに接
続されている。これらアクチュエータは1つのベルト・
トラック・アッセンブリをもう一方のベルト・トラック
・アッセンブリのウェッブ接触面に対し垂直に動かすこ
とにより、2つのベルトの間のセパレーションディスタ
ンスaを変えるために用いられる。1つのベルトのクリ
ーシングブレードはもう一方のベルトの要素端部(アン
ビル)の間に収容されるので、1つのベルト・トラック
・アッセンブリをもう一方のベルト・トラック・アッセ
ンブリの方に近づける(セパレーションディスタンスa
を短縮する)ともう一方のベルトのアンビル内で伸びる
クリーシングブレードの距離が増加する。これによりブ
レードの回りに折り畳まれたウェッブの長さが増加し、
従って、ウェッブフォールド同士の間の距離が増加する
。ブレードの回りに折り畳まれる材料の量を増加するこ
とは又、その材料がプリータに供給されるスピードを増
加させる。1つののベルト・トラック・アッセンブリの
もう一方のベルト・トラック・アッセンブリから遠ざけ
るとセパレーションディスタンスが増加し、従ってクリ
ース同士の間の距離が短くなる。  更にこれらリニア
アクチュエータはアッセンブリの1つのサイドからもう
一方のサイドのレベルを維持するのに使用することもで
き、これにより1つのベルトのウェッブ接触面がもう一
方のベルトのウェッブ接触面と平行になる。
【0052】エンコーダリング848 がアイドルロー
ラの軸の1つの一端に同軸上にマウントされている。こ
のエンコーダリングはウェッブ接触ベルトの位置を示す
ことができる。このエンコーダリングは従って、クリー
サブレードの位置を検知するのに用いることができる。 オプティカルセンサ850 がプリータアッセンブリの
近くに位置されてウェッブに位置されたはっきり判る所
定のマークを検知するのに用いられる。例えば、接着ラ
イン852 はプリータステージの前にウェッブに周期
的に設けられる。エンコーダリング及びセンサが同時に
起動されると、接着ライン或いは他のマークは正しく整
列され、クリーサブレードに対し位置される。これによ
り正しいクリースポイント(クリースの中央でありウェ
ッブがブレードの先端を覆って曲げられているところ)
を示すことができる。もしエンコーダ及びセンサ信号が
正しい位相を有していなければ、リニアアクチュエータ
が作動されセパレーションディスタンスsを変える。こ
れにより、正しい登録が得られるまで、クリース同士の
間の距離が増加或いは減少する。
【0053】図13乃至図15は、クリーシングブレー
ド及びマウンティングの詳細を示している。
【0054】図13はクリーシングブレード820 の
一部を示している。
【0055】このブレードは、その底部に切り欠かれた
キー孔状の溝854 を有している(基部のつまみ部(
タブ)856 は残されている)。また各タブは底部ア
ンカー部858を有している。これらアンカー部はブレ
ードの面から斜めに曲げ離されている。また隣り合うア
ンカー部は反対の方向に曲げられている。図14に示さ
れるように、ブレードがレシーバ818 の溝付き台形
ブロック860 に挿入されると、アンカー部はブレー
ドがブロックの頂部の外へスリップアウトしないように
する。
【0056】加熱されたブレードを使用すれば、ウェッ
ブを軟化することによりウェッブの曲げが容易になる。 また、加熱されたブレードは、クリースの揃いあるいは
耐久性を改善する。これを達成するために誘導型(電磁
型)のブレード加熱装置が用いられる。このために図1
5はこれに付設される電気コネクタユニット862 を
有するブレードのマージンを示している。このユニット
はカーボンあるいは金属のブラシ864 と適当な弾性
を有するブラシコネクタ/マウンティング要素866 
とを備えている。当業者にとっては、この加熱要素装置
がこのタイプの方法には票にユニークであるということ
が判る。ベルトのいかなる部分もアイドルローラの回り
のループ路(細長い円)に従う。そのループの1つのサ
イドだけに沿ってベルト部がウェッブと接触する。上記
ループ路の残りの部分では、ベルト部はウェッブと接触
しない。本実施例においては、ブレードの電気的加熱は
ブレードがウェッブと接触していない時に行われる。こ
れは、電気的条片868 を所望の接触路において、ブ
ラシ864 の近傍に位置させると共に、ブラシ864
 と接触させるように位置することによって達成される
。ブレードがまずウェッブに接触すると、ブレードは電
気回路から離され、その最も高い温度になる。その部分
がウェッブに接触しながらブレードと共に動き続けると
、ブレードとウェッブの両方が冷却され、従って、クリ
ースが形成(セット)される。好ましくはブレードが最
初にウェッブに接触したとき、その温度はウェッブの軟
化点よりも高い。ブレードが冷却されると(ウェッブと
接触しているが)、熱が反対のベルトのアンビル836
 と838 に伝達され、それを通って大気へ放出され
る。ウェッブがクリーサを出る前にブレードとウェッブ
の温度は理想的にはウェッブの軟化点未満に下がり、こ
れによりクリースが永久的なものとなる。
【0057】図9はより詳細な概略図である。図9には
タイプ1:1のシェード構造を得るために接着剤でコー
ティングされたクリース付きウェッブ311 ´に対し
て行われる一連のオペレーションが示されている。クリ
ース付きのファブリックエアナイフアッセンブリ500
 に入ると(プリータの第2の実施例が採用されるとき
はエアナイフアッセンブリの使用は任意である)、第1
の回転するナイフ504 が連続する空気流を下方に供
給し、クリース116 を強化し、反時計回りに回転す
る第1のエアナイフ504 は時計回りに回転する第2
のエアナイフ502 と協動してファブリックを強制す
る。この時、バッチャーボックスサブアッセンブリ60
0 の方向によりはっきりしたフォールドを形成する。 エアナイフ502 と504 が適当な位相関係にある
ときはこれらナイフにより連続的なフォールディングが
行われクリースのつけられたウェッブ311 ´をバッ
チャーサブアッセンブリ600 のマウス612 の方
向に強制する。バッチャーボックス604 のマウス収
容部602 は滑らかな径で拡げられボックス604 
の中にフォールディングウェッブをスムースに収容する
。ボックス604 の周囲の近くに適当に位置されてい
るのは、電気(電子)的フォールド検知ネットワークで
ある。このネットワークはボックス604 のマウスを
通過させられる全てのひだのクレストを検知する。検知
されたデータはバッチャーボックス充填コントローラ(
図示せず)に送られる。これにより、ウェッブ311´
がエアナイフアッセンブリ500 の動作よりバッチャ
ー604 内に折り畳まれたとき、適切な積み重ね(ス
タッキング)が行われることが保障される。折り畳まれ
たウェッブがバッチャーボックスに入ると、ウェッブが
空気圧で動かされている基部608 にまず当る。セン
サ606 の近くには一連の周方向ポート602 があ
る。これらポートは周方向質622 を通って接続され
ており、バッチャーボックス604 のマウス602 
にアキュムレートされた空気を引く。空気のオーバプレ
ッシャは通路624 を通って引かれる。同時に空気圧
が空気供給ライン610 を通って供給され続け、基部
608 を外方に強制するとセンサ606 で検知され
るデータ(図示されない適当な制御手段によって)はス
テップモータ614 を起動しケーブル612 を引き
上げ従って基部608 を収縮させる。従って、電気的
センサ606 でフォールドの数が増えていくと、圧力
で支えられている基部608 はバッチャーボックス6
04 の底部に向かって引かれ、プリート付きのファブ
リックのスタックが順次正確に形成される。 図9に示されるように、接着ストライプは実際には接着
ストライプに付着しボンディングラインを形成する。こ
れは常に行われるものではなく、部分的に硬化した接着
剤が接着剤を有さないウェッブの部分と接触するように
配置されてもよい。製造工程におけるこのような調節は
、本明細書によって教示される方法で要旨に想像するこ
とができる。同様に使用される接着剤は速度の遅い空気
硬化型の接着剤でも良いということが本明細書から判る
。従って、次の段階の硬化或いは第2の硬化技術は必要
とされず、最終的なボンディング及び硬化が全体の融合
をもってバッチャーボックス内で行われ所望の最終的な
製品を得ることができる。
【0058】プリーサアッセンブリの第2の実施例が用
いられる場合、エアナイフアッセンブリ500 の使用
は任意である。そのセットはウェップが集められて積み
上げられるバッチャーアッセンブリ600 へウェッブ
が直接進むようにされている。
【0059】本発明を完全に開示するために、本発明者
らはその装置を提供し製品の最後の或いは第2の硬化を
達成することを望む。図10には、硬化オーブン700
 の概略断面図が示されている。集められた製品(その
部分硬化段階にある)はバッチャーボックス604 か
ら取り除かれ、硬化ボックス702 内へ移される。こ
の硬化ボックスは折り畳まれたウェッブ及びひだの幅に
よりそれぞれ要求されるできるだけ長く細いものである
。スタック703 はボックス内におかれ、手動のプラ
ンジャ708 を動かすことにより圧縮される。このプ
ランジャは空気により係合されるバッチャーボックス基
部608 にいくらか似ている。この場合、プランジャ
708 は折り畳まれたウェッブのスタックを更に圧縮
するために用いられる。しかしながらスタックがボック
ス内に収容されるとプランジャ708 はは硬化ボック
スのフロントサイド705 へ完全に引かれる。この後
すぐに、硬化ボックスのふた704 が閉じられる。硬
化ボックスのふた704 はヒンジ706 によりその
後のマージンにヒンジ結合されている。固定手段710
 はふた704 をボックスにしっかりと適宜に固定す
る。その後、ハンドクランク707 がプランジャ70
8 を動かすために用いられ、圧縮によりスタックを所
定の形にし、最後の熱的硬化のためにオーブン700 
へ挿入される準備が完了する。
【0060】本発明は従来技術が有さない多くの利点を
有している。単純なひだ付きシェードにより優れる利点
は明白である。即ち、細胞質状の構造は熱的な効率を改
善する一方で動作手段及びガイド手段を見えなくするの
で、外観を改良できる。また出来上がるシェードは非垂
直設置に対してもより大きな強度を有する。さらに完全
に伸ばされた時の制御可能な充填により外観及び熱的性
能を改善することができる。加えて、少ない摩擦で作動
及びガイドができる。接着された複数のチューブ構造よ
りも勝れる点は次の通りである。オーバラップするセル
は熱的効率を強化できる。また1つの連続する全幅ウェ
ッブを使用することにより、露出されるひだ付きの面に
装飾的なパターンを容易につけることができる。シェー
ドとアクチュエータのインターフェースあるいはシェー
ドとガイドコントロールのインターフェースにおいて摩
擦が少ない。更に、従来のフリーティングおよびカッテ
ィング装置を用いる場合と比べ、連続する現在量を使う
ので、製造費がより低コストになる。最後にシート接着
型の構造より優れる点は次の通りである。完全に伸ばさ
れた状態で充填が制御可能であるので外観が改善される
。連続するシート状の材料を使うので製造がより低コス
トでできる。動作およびガイドのオペレーションにおい
てほとんど摩擦がない。原材料のままのエッジやボンデ
ィングラインが外に現われないので、外観が改善される
。更に、本発明の詳細に説明されなかった利点は次の通
りである。いかなる可撓性を有するシート材料(織物(
woven)であるとないとに拘らず)も使用できる。 用途によって完全に透明なものから完全に不透明なもの
までのシート材料を使うことにより、どんな透明度のも
のも作ることができる。両面或いは片面に製造の前後に
おいて、さらにコーティングを施し、外観を改善し或い
は熱的もしくは光学的な性能を最適にすることができる
。どんな長さのものでも製造できる(入手できるシート
材料の長さによってのみ制限される)(端同士を接着す
ることによりさらに長い連続するウェッブとなり得る)
。適当な数のセルを有するどんな厚さのものも製造でき
る(プリーティング装置及びボンディング装置の性能に
よってのみ制限される)。いかなる既存のガイド手段或
いは動作手段もこの構造に用いることができる(内部及
び外部ガイドトラックシステムを含み、自動或いは手動
に拘らない)。いかなる既存の付属シスシテムも使用で
きる(直接の機械的コネクタ、磁石・条片及びロッド・
フックを含む)。最後に本発明の製造方法はほんの少し
改良することにより、経済的に別の関連する製品を作る
ことができる。本発明者らの出願中の特許において、(
米国特許出願番号第209,090 号)にはひだ付き
シェードの溝に付設されたピボット運動可能な硬い小割
り板状のテールを有するひだ付きシェードを有するシェ
ードが開示されている。その効果的な使用は本発明の方
法によるものである。上記テールのリアエッジ同士はベ
ネチアンブラインドの従来のラダーラインによって接続
される。従来の如くラダーラインを動かすことにより、
テールが持ち上げられたり下げられたりするので、フロ
ントカーテンのひだの溝に沿ってそれらが取り付けられ
た点の回りにピボット運動する。小割り板状のテールが
回転することにより、ひだの部分が独立した筒状のセル
に収容される。折畳み深さのより大きな部分を含むため
にボンディングラインのパターンを変えて、ボンディン
グラインの幅を実質的に拡げることにより、ウェッブの
ひだのついたより狭い部分だけが硬くならずに残るよう
な構造を作ることができる。(本発明の方法を用いる)
。このような構造はすぐ前に説明された、その溝に付設
されたピボット運動可能な硬くて小割り板状の突出部或
いはテールを有するひだ付きシェードと同じものである
【0061】本発明を理解すると共に本発明の方法の関
連する応用について少し考察すれば、複細胞構造を有す
製品を色々変化修正することができるであろう。ここに
開示された原理の仮想的な応用によりシェード設計者或
いは作成者(会社)は無数の窓カバー製品を注文設計す
ることができるであろう。従って、本発明者らの教示の
範囲および広さは本明細書の請求の範囲によってのみ制
限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】Colsonにより開示された従来技術の図で
ある。
【図2】Andersonにより開示された従来技術の
図である。
【図2A】Masudaにより開示された従来技術の図
である。
【図2B】Masudaにより開示された従来技術の図
である。
【図3】本発明に係る単セル構造が展開された場合の実
寸図である。
【図3A】図3の構造が折り畳まれた場合を示している
【図4】図3の構造用の接着ストライプパターンを実寸
大で示している。
【図4A】図4のコーティングパターンの概略断面図で
ある。
【図5】図6の装置用の接着ストライプパターンの実寸
図である。
【図5A】図5のパターンの概略断面図である。
【図6】本発明に係る複セル構造が展開された場合の実
寸図である。
【図6A】図6の構造が折畳まれた状態を示す。
【図7】本発明の装置のレイアウトを概略的に示してい
る。
【図8】本発明で採用されたローラタイプのプリータの
部分断面立面図である。
【図9】図7の装置に採用されたフォールディングステ
ーションの概略断面図である。
【図10】本発明の最後のサブプロセスで用いられる硬
化オーブンの概略断面図である。
【図11】プリータ装置の第2の実施例の断面図である
【図12】プリータ装置の第2の実施例の実寸図である
【図13】ブレードの部分的実寸図である。
【図14】マウントを含むブレードの断面図である。
【図15】ブレード及びブレードに付設された電気接触
アッセンブリの平面図である。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  細長いウエッブにひだ(プリーツ)を
    つけるためのプリータ装置であり、第1及び第2のエン
    ドレスループ・ウェッブ包含ベルト手段と、該第1及び
    第2のベルト手段用の駆動手段と、上記ベルト手段の各
    々がベルト手段ループの外側に外面をまたベルト手段ル
    ープの内側に内面を有し、上記第1及び第2のベルト手
    段がそれぞれのベルト手段の上記外側の面のわずかに隔
    てられた対向部分の間に細長いウェッブ収容空間を区画
    形成し、上記ベルト手段がひだが形成されるウェッブの
    幅以上の幅を有し、該幅が上記ウェッブの長手方向の長
    さに対し横切る方向に計測されたものであり、上記空間
    が一般には平面状であり、該ウェッブがそれにアライメ
    ント且つ登録された上記対向部分の間を通る際に、上記
    空間が長手方向に動くウェッブを収容し、  上記ベル
    ト手段の各々が、複数の長手方向に隔てられて横(幅)
    方向に向けられたブレード手段と、複数の長手方向に隔
    てられて横(幅)方向に向けられたブレード収容手段と
    を有し、上記ブレード手段が上記ベルト手段の上記外側
    の面から外方に突出し、上記ブレード収容手段が幅の狭
    い窪まされたギャップを上記ベルト手段の上記外側の面
    に有し、上記ブレード手段の1つが上記ベルト手段の各
    々の長手方向に沿って上記ブレード収容手段の各々の間
    に位置され、上記駆動手段により上記第1及び第2ベル
    ト手段が固定された路による軌道に通常乗り、ウェッブ
    がそこを通ると上記対向部分が同じ速度に且つ同じ方向
    に動き、上記ブレード手段と上記ブレード収容手段とが
    、上記対向部分同志が上記ウェッブ収容空間内で接近す
    ると各ブレード手段が上記ベルト手段の他方のブレード
    収容手段に登録されてその内に入るような大きさに形成
    されて配置され、したがって、ウェッブの一部が反対の
    ベルト手段の上記ブレード手段により上記ベルト手段の
    上記ブレード収容手段内へ強制され、それによってひだ
    が形成されることを特徴とするプリータ装置。
  2. 【請求項2】  スペース調整手段と制御手段とをさら
    に備える請求項1記載のプリータ装置であり、上記スペ
    ース調整手段が上記ウェッブ接触ベルト手段の少なくと
    も1つの軌道路の位置を変え、これにより上記ベルト手
    段の上記対向部分の間隔が変化し、上記制御手段が上記
    スペース調整手段に接続されると共に、上記ブレード手
    段と以前に形成された(設けられた)部分とのウェッブ
    の長手方向のおける相対位置を示す信号に反応・応答し
    、ウェッブがプリータ装置を通過する際に、上記ブレー
    ド手段と上記部分との間の所定の長手方向の関係が形成
    されるまで、上記ベルト手段の上記対向部分の間の距離
    を調節することを特徴とするプリータ装置。
  3. 【請求項3】  上記軌道路の上記位置変えにより、上
    記距離が減少されるとより長いウェッブが各ブレード収
    容手段内に強制され、また上記距離が増加されるとより
    短いウェッブが各ブレード収容手段内に強制され、これ
    によりプリーツ(ひだ)の深さが変化し、上記ブレード
    手段により形成されたプリーツと上記部分との間の長手
    方向の関係が修正されることを特徴とする請求項2記載
    のプリータ装置。
  4. 【請求項4】  上記ベルト手段がピボット運動可能に
    接続されて長手方向に隔てられた一連の要素からなり、
    各要素が上記ブレード手段の1つを携え、上記ブレード
    収容手段の各々が隣り合う上記要素の間のギャップによ
    り区画形成されることを特徴とする請求項2記載のプリ
    ータ装置。
  5. 【請求項5】  上記ブレード手段の軌道の1部だけで
    しか上記ブレード手段の各々を選択的に加熱しない加熱
    手段をさらに備え、これによりウェッブの変形をウェッ
    ブの変形を促進しそのプリーティングの耐久性を向上す
    ることを特徴とする請求項1記載のプリータ装置。
  6. 【請求項6】  上記加熱手段が上記ブレード手段の各
    々に固定された誘導性加熱要素から成り、上記ベルト手
    段の各々の軌道路の近くに位置された固定電流通過条片
    に接触するように配されたことを特徴とする請求項5記
    載のプリータ装置。
  7. 【請求項7】  上記軌道の所定区間では上記電流通過
    条片が上記加熱要素の各々と接触しないように位置され
    る一方で、それに付随する上記ブレード手段の1つはウ
    ェッブと接触をし、したがって加熱されたブレード手段
    の各々が上記ブレード手段がウェッブと接触している軌
    道の部分の間に冷却されることを特徴とする請求項6記
    載のプリータ装置。
  8. 【請求項8】  細長いウェッブひだ(プリーツ)をつ
    けるためのプリータ装置であり、第1及び第2のエンド
    レスループ・ウェッブ包含ベルト手段と、該第1及び第
    2のベルト手段用の駆動手段と、スペース調整手段と、
    制御手段と、加熱手段とを備え、上記ベルト手段の各々
    がベルト手段ループの外側に外面をまたベルト手段ルー
    プの内側に内面を有し、上記第1及び第2のベルト手段
    がそれぞれのベルト手段の上記外側の面のわずかに隔て
    られた対向部分の間に細長いウェッブ収容空間を区画形
    成し、上記ベルト手段がひだが形成されるウェッブの幅
    以上の幅を有し、該幅が上記ウェッブの長手方向の長さ
    に対し横切る方向に計測されたものであり、上記空間が
    一般には平面上であり、該ウェッブがそれにアライメン
    ト且つ登録された上記対向部分の間を通る際に、上記空
    間が長手方向に動くウェッブを収容し、  上記駆動手
    段により上記第1及び第2ベルト手段が固定された路に
    よる軌道に通常乗り、ウェッブがそこを通ると上記対向
    部分が同じ速度に且つ同じ方向に動き、上記ベルト手段
    の各々が一連のピボット運動可能に接続されて長手方向
    に隔てられた要素から成り、各要素が上記ベルト手段の
    上記外側の面から外方に突出して横(幅)方向に向けら
    れたブレードを携え、隣り合うこれら要素の間のピボッ
    ト接続が横(幅)方向に方向けられた狭いギャップをさ
    らに区画形成し、該ギャップが、上記ベルト手段同志が
    わずかに隔てられて対向するときの上記ベルト手段の軌
    道の部の間、対向するベルト手段の上記ブレードの1つ
    の外側部分を一時的に収容するように構成され、上記ス
    ペース調整手段が上記ウェッブ接触ベルト手段の少なく
    とも1つの軌道路の位置を変え、これにより上記ベルト
    手段の上記対向部分の間隔が変化し、上記制御手段が上
    記スペース調整手段に接続されると共に、上記ブレード
    手段と以前に形成された(設けられた)部分とのウェッ
    ブの長手方向のおける相対位置を示す信号に反応・応答
    し、ウェッブがプリータ装置を通過する際に、上記ブレ
    ード手段と上記部分との間の所定の長手方向の関係が形
    成されるまで、上記ベルト手段の上記対向部分の間の距
    離を調節し、上記加熱手段が、上記ブレードがそれらの
    対向するブレード収容ギャップに入るすぐ前におけるそ
    れらの軌道の間、上記ブレードの各々を加熱する一方、
    上記加熱手段が上記ブレードがウェッブと接触している
    ときのそれらの軌道の部分の少なくとも一部においては
    上記ブレードが冷却されることを許容することを特徴と
    するプリータ装置。
  9. 【請求項9】  細長いウェッブを横(幅)方向にプリ
    ーティングする方法であって、長手方向に動くウェッブ
    をわずかに隔てられたエンドレスループベルトの一対の
    対向する部分の間に通過させ、該ベルトが、上記対向す
    る部分をウェッブに接触させると共にウェッブと同じ方
    向に同じ速度で動かす軌道スピードで駆動され、  上
    記ベルトの各々の上に長手方向に隔てられて横(幅)方
    向に向けられた生成物をしてウェッブの隣り合う部分を
    上記ベルトの他方の対向する部分の生成物収容窪み内に
    強制することによりウェッブにプリーツを形成し、上記
    生成物収容窪み内に強制されたウェッブの長さを選択的
    に変えることにより、ウェッブ上の以前に形成された(
    設けられた)部分に対する上記プリーツの相対位置を制
    御することを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】  上記プリーツ位置制御ステップにお
    いて、上記ウェッブ面と上記ベルト生成物の相対位置を
    検知し、上記ベルトの対向する部分の間の距離を制御し
    、これにより上記窪へ入る上記生成物の深さを変更し、
    この深さが上記窪み内へ強制されるウェッブの長さとで
    きあがるプリーツの深さとを制御する請求項9記載の方
    法。
  11. 【請求項11】  上記ウェッブ生成物がウェッブと接
    触する前の軌道の部分の間上記ウェッブ生成物を加熱す
    る一方、ウェッブと接触する間の部分の少なくとも一部
    においては上記生成物を冷却する請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】  請求項9記載の方法により形成され
    るプリーツ付製品。
  13. 【請求項13】  請求項10記載の方法により形成さ
    れるプリーツ付製品。
  14. 【請求項14】  請求項11記載の方法により形成さ
    れるプリーツ付製品。
JP40091290A 1989-12-07 1990-12-07 複細胞型折畳可能シェード Pending JPH04219224A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/447,202 US5135461A (en) 1988-12-22 1989-12-07 Method and apparatus for creasing a web to form a multi-cellular collapsible shade
US447,202 1989-12-07

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9666547B2 (en) 2002-10-08 2017-05-30 Honeywell International Inc. Method of refining solder materials
KR20180021239A (ko) * 2008-09-17 2018-02-28 컴포텍스 코포레이션 폐기물이 없는 윈도우 덮개 제조 방법

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US9666547B2 (en) 2002-10-08 2017-05-30 Honeywell International Inc. Method of refining solder materials
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